誇りを取り戻すための復帰試合までもう間もなく…最後の仕上げにかかるほのかと女天狗の2人は前回の試合でウンコまみれにしてしまい、敗北の象徴となってしまった衣装を改め、リングコスチュームを新調した。
黒と赤の二色が用意された身体全体を包み込むエナメル調のボディスーツは一見すると着るのも脱ぐのも難儀な造りになっており、トイレのトラブルを何度も発生させている2人には適さないのではと考えられていた。
「いつまでも私たちの事を子供扱いしないでください!この前バスの中でお腹痛くなった時…ちゃんとお漏らししないでバスから降りれたんですよ!」
(結局、降りた瞬間バス停で全部出しちゃったけどね…)
「そ、そうじゃ!わらわもコンビニでやってしまったのは子供にトイレを譲ったからで…」
(正直あのままトイレに入っていても服を脱ぐ前に全漏らししていたと思うけど…)
先日街中で催した際の結末は、確かに試合中にリングの上で排便しながら命乞いをした日よりはマシだった。もちろん異臭や一緒に撒き散らされていた小便の雫から周囲の人間は彼女達がいい年こいてウンコを漏らす寸前でその後どうなるだろうかは察していた。
そもそも、漏らす場所や状況が変わっただけで身体の中に溜め込んだ特盛の排泄物を全部着衣のままに出し切っているの時点でどう考えても大惨事ではある…。
しかし、例えどれだけのブツをひり出し、どれだけ衣服を汚したとしても彼女達にとっては、ギリギリのところまでウンチを我慢し『間に合った』と感じた奇跡にも等しい成功体験なのである。
前回の経験によってウンコ我慢に幾ばくかの自信を取り戻したほのかと女天狗は、今度こそ生活の中で突如便意を催しても大人の女性としてしっかりトイレまで我慢し、衣服を脱いで便に座って排便を済まし、誰にも『漏らした』と文句を言わせない決意を決めていた。
そしてその覚悟を試すかのように一度着てしまえば中々脱ぐことは出来ないとされている新しいリングコスチューム着用し、前日の晩と朝にもしっかりと食事を摂り、敢えてこれまでのような窮地に陥るやもしれない状態で外に出て二人で電車に乗り、閉鎖空間でトイレを我慢する訓練を開始した。
「あの女の人達、凄い恰好してる…」
「あれ、あの二人何かの動画でみたような…」
(うう…やっぱり…周りの人の目が気になる…)
(人の噂も七十五日と言うが…まだわらわ達の粗相の事は忘れ去られてはいないようじゃな…)
試合中にウンコを漏らすというショッキングな事件が周囲に与えた強烈なイメージはそうそう消えることは無く、裏ではクソ漏らしコンビやうんこ垂れシスターズ等、信じられないような蔑称で呼ばれ指をさされている現状で、更にここでも便意を堪えきれずウンコを漏らしでもすれば、どんな恥辱が待っていることか…一度トイレの失敗をしてしまった彼女達の頭の中を常によぎる最悪の展開が緊張感を高め、2人の排泄欲を一気に高めた。
あの時スパッツとレオタードの中にモリモリと出したときのような、鈍くそして時より刺すような強烈な便意に思わず眉をしかめたほのかと女天狗だったが、目的地に着くまでトイレを我慢するなんて容易いと息巻いた以上簡単に弱音を吐くことは出来ず、そもそも例え負けを認めたとしてもここはある程度他の乗客も乗り込んだ電車の中でトイレも無く、必然的に彼女達にはこれまで同様の厳しい試練が待っていた。
しかし、つい先日存分にウンコを漏らした常習犯であるはずの二人には余裕の表情が見られた。紅潮する頬ににじみ出る脂汗…便意そのものを耐え忍んでいるわけでは無い。ほのかと女天狗には肛門に押し寄せ出かかったガチガチの一本糞の頭を衣服の上から指でねじ込み、物理的にお尻の穴を塞ぐ手段を取ろうと画策していたのだ。
(あの時と同じ…お尻の穴に指をねじ込めば…!)
(硬めのウンコならいくらでも我慢出来る…ご飯をたくさん食べてお腹をパンパンにしたのも、柔らかウンチだとこの作戦が使えないからじゃ…!)
ぐぐぐぐぐぐぐ…!!ぐぐぐぐぐぐぐぐぐグギュルルルルルルルルルウウウゥゥゥ!!!
ブッブスススウゥーーーーー!!ムッ!!ムムムムッ!!!ブム、ミ、ヂイィッ…!!!
「~~~~~~~~~~!!!」
(き、来たぁ…!!最初の『出ちゃいそうな』…この、感じ…!でもここで…しっかり抑え込んで最初の勢いを殺せば…)
(硬めのウンコなら…一回漏れるのを防げば少し楽になる…わらわ達は何回も一本糞をお漏らしておるのじゃ!対処法は誰よりも知っておるわ…!!)
ブズチチッ…!!ず、ずももも…!ブ、ブ…!!!
((さあ、お尻の穴を指で思いっきり押し込んで…え、あれ?))
しかし、ほのかと女天狗の作戦は一つの判断ミスによって完全に瓦解した。彼女達が身に纏っているコスチュームの素材の厚さはこれまで一応の成功を収めて来たケツ穴指ねじ込み作戦の際に着用していたパンティ+スパッツやレオタード+タイツの二枚重ねのような薄手の生地の二枚重ねではなく、お尻とパンティの上を覆っているのはエナメル質のボディスーツ…、ただでさえボリューム感のあるほのかと女天狗の身体は食事とトレーニングの成果により更に厚みを増していた。そんな2人の大きめのヒップを覆う生地は固く張っており、とてもではないが肛門を着衣越しに指で抑え込むのは不可能だった。
メリ…メリメリ…
(!!!!!…あ、待って…お願い…もうちょっと…あ、あ…)
メリメリメリメリ…ぬぢぢぢぢぢ…
(あぁー…あぁーっ駄目、止められな…)
ずりりりりりり…ムヂンッ…
「!!…あ、あぁ…あっ…」
(ふ、普通に…漏れちゃった…いつもの…我慢できなかった時みたいに…)
ぶぶぶぶぶ…ムリムリムリムリムリムリムリムリ…
予想外の事態に焦る2人を嘲笑うように宿便は肛門をゆっくりと開きにかかる。ケツに指を突っ込んで栓をする事を頼りにしていた2人の作戦は崩れ、指で抑える事が出来ないのであれば、せめて括約筋に力を込め、お尻の穴を閉じて少しでも決壊を長引かせようと挑戦したが、ただでさえ油断していたうえ、度重なる脱糞お漏らしによってすっかりと『負け癖』のついてしまった2人の肛門ではほんの数秒すらも宿便の暴発を制御する門番の仕事を全うする事は出来ず、その場でバナナのような形の良い一本糞をスルスル、またスルスルと漏らしてしまった。
ズモモモモモモモモッ!!!ブブブブムムムムリムリムリムリ…!!
(ああ、駄目だぁ…お尻全然言う事聞かないよぉ…止めたくてもずっとブリブリブリブリ出ちゃってる…もう…おトイレで普通にウンチしてる時と変わらない…)
(我慢したウンチ最後にちゃんとおトイレで出来たのっていつだったかなあ…もう身体がお漏らしに慣れてきちゃってるよぉ…)
(っ!…う、うごぉ…駄目じゃあ…せっかくの新しいコスチュームに…マキグソひり出しちゃうぅ…!)
みぢみぢみぢみぢみぢみぢみぢ…!ズリュリュリュリュリュリュリュリュッ…!
なんとかお漏らしを止めたい。被害を最小限に抑えたいさんて…そう願ってはいるが、つい最近試合でボロ負けして肛門を全開きにして命乞いをし、夢の中で勝ち試合も負け試合も思い出しながらいつのまにか寝糞を垂らしているような情けない尻穴では、排便の際に独特の破裂音が鳴らないよう漏らす速度を少し弱めるくらいしか出来ず、2人はものの数分で十数本の宿便をボディスーツの中に漏らし、お尻の部分では一本一本が長く、太くて固い健康的なウンコが渦を巻いてスーツの外見をこんもりと盛り上がらせてしまっていた。
「あふーっ…ふうぅーっ…!」
(昨日の夜…それに朝もしっかり食べて…それより前の日からもずっしりとお腹の中に留まっていた便秘糞を…も、漏らす度に…ぶっといガチガチウンコが肛門を通り抜けて…!頭の中が気持ちよくなって……!)
じょおおおおおおーーーーっ!ジョバババババババーーーーーッ…!
(ああああぁぁぁ…結局…オシッコもぜーんぶ、やっちゃった…)
そしてあろうことか、羞恥心や屈辱の感情などを排除した排便の純粋な快感に負け、ほのかと女天狗は便意とは本来関係ないはずの小便すら当たり前のようにその場で漏らしてしまった。普段からひり出すウンコがとにかく硬めの2人はパンツの中に脱糞をしてしまっても、周囲に影響が出る速度が軟便のソレに比べて遅いという利点を認識していた。大小どちらかのお漏らしがより大惨事になるのかと聞かれれば、ある意味臀部で強烈な悪臭を放つ『だけ』のウンコよりも、あっという間に床面を汚し一目で大失態を犯したと判断できる液体の小便であると答えるほどだった。
(わらわは…どこまで行っても…何を着ててもウンコもオシッコも我慢できない無様なお漏らし女なのじゃ…)
(どうしよう…せっかく用意したこの衣装…着たその日にお漏らしで汚しちゃうなんて…周りの人達も…幻滅してるだろうな…)
「ねえ…誰かここで…オナラした…?」
「そうだよな…なんかちょっとだけ…ウンコの臭いがするような…」
(え…?もしかして…?)
(コスチュームの素材のおかげで…ウンコ漏らしたことが…バレてない…?)
ボディスーツの中で起きたほのかと女天狗の失禁脱糞ショーは終わった…。取り戻しかけていた自尊心は再度ズタズタに傷つけられ、とりわけ油断が原因となって肛門に侵攻した宿便に全く対抗できなかった悔しさは相当なものがあった。だが、人間が身体に取り込んだエネルギーの素が巡り巡って異臭を放つ汚物となり、体外に解き放たれるという排泄行為を行う生き物と定義付けた神が、一生懸命に便意を我慢した2人の女性に赦しを与えたかのような奇跡が起きた。2人が漏らした排泄物は全て水分を遮断する素材のコスチュームの中に納まり、外の空気には触れなかった。もちろん常人の数倍のクソとションベンをぶちまけた2人のブツが放つ悪臭を全て封じ込めることは出来なかったが、周囲の人間は誰かがすかした程度なのかと疑う程度で、尻の異常な膨らみや過去の失態からある程度察している人間もいたが、2人が漏らした犯人だとは決めつけていない様子だった。そして無論、これこそが彼女達の新たなる戦いを支えるサポーターやセコンドと呼ばれるような立場になった者が、満員の観客の前でお漏らしをしたというトラウマから彼女達を救う為に、身体全体を覆うボディスーツを導入した決め手だった。
この日、確かにほのかと女天狗はウンコは漏らした。無様に、人前で、戦いに敗れたわけでもなく、ただただ催した便意を我慢出来ずに着衣のまま肛門をかっ開いてブリブリと漏らした。しかし、今回の結果からほのかと女天狗は新しい希望を見出した。どうしても我慢出来ないというのなら、お漏らしをてもそれが目立たないコスチュームにすればいい…。逆転の発想により気が楽になり、ウンコ漏らしの常習犯であることを受け入れた2人はこれまでの情けない試合により信頼を失い、ブーイングと嘲笑で溢れるリングに上がった。もうこれまでの名誉は一切無い。試合中、電車の中、ベッドの上…寝ても覚めてもウンコを垂れ流し続けたほのかと女天狗のお漏らし上等の逆襲劇が始まる…。
続く