ブッ!ブブブブブウウウウウゥッ!ブススススススッブブブブブビビブビブビブブブウゥーーッ!!
(あ、ああぁっ!漏れるうっ!も、漏れちゃうのじゃあぁっ!)
ブプスゥーーーーッ…!!…ぶびびびびびびびっ!!ぶりりりりっぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶううううぅぅぅぅ!!!
ほのかがバスの中で便意との死闘を繰り広げたその裏で、女天狗もまた一瞬でも油断すれば茶褐色のしめ縄ウンコがケツの穴から噴き出す程の便意をガニ股でどうにか堪えながら町中を走り回り、なんとか見つけたコンビニエンスストアに駆け込んだ。ゆっくりと開く自動ドアに手をかけ隙間を縫うように必死に入店する姿はそれだけで店員や客の度肝を抜き、便意を堪えながらトイレの使用を懇願する無様な姿は笑いを誘った。
(あともうちょっと…あと…もうちょっとじゃあ…!)
ぶっぷぷうぷぷぷうぅーっ!!!ブブブブブブウウウゥゥゥーーーーー…!!
(!!先客…!なんでこんな時に限ってぇ…!)
「ここで…ウンコ漏らすくらいなら…ふ、ふうっ…!んんぎぎいぃ…!」
ぎゅむ…!ぎゅううぅぅぅぅぅぅーーーー…!!
「あの女の人…ケツに指突っ込んで屁こきながらウンコ我慢してる…」
「あんなみっともない姿晒して…もう漏らしてる様なもんだろ…」
よろよろと通路を歩きどうにか女子トイレの前に立った。しかし公衆の面前での脱糞という事態を目前にしている女天狗を嘲笑うかのようにトイレには先客がいた…。いつもの彼女であればここで諦め、タイツを履いているから漏らしたウンコが床に落ちて迷惑をかけることはない…などと身勝手な言い訳をつけてその場で『始めて』しまっていたかもしれない。
女としてこれ以上の失態は許されないという決意、トイレの中から聞こえてくるチリ紙を巻き取る希望の音、そして肛門の出口で完全に詰まり、しっかりと流出を塞いでいる熟成に熟成を重ねたガチガチの硬質便がすんでのところで決壊を堰き止めていた。
あともう少しでこの便意を思い切り解放出来る時が来る…!ロングブーツにレオタード…複雑な造りの衣装ではトイレまでたどり着いてもいざ脱ぐことが出来ずに漏らしてしまうかもしれない…ただ、個室にさえ入ってしまえばウンコを漏らしたとしてもその瞬間を見られることは無い…。最悪の、本当に最悪の事態だけは避けられるだろうと半ば諦め、そして半ば安堵の気持ちでケツの穴を抑えながらドアが開くその瞬間を迎えようとする女天狗…しかし、そんな彼女に重大な選択を迫るように、後ろからトイレを我慢し、女天狗と同じように今にも漏れそうな様子でトイレに歩いてくる小さな女の子が現れた。
(そ…そんなぁ…もし、もしここでこの娘に便所を譲ったら…わらわは確実にここで『尽き果て』る…)
もちろん、心の奥底では他者の尊厳のことなど気にもせず、我先にとトイレに入って誰にも見られずにウンコを思い切りひり出してやりたかった。前回の試合で大衆の面前でウンコを漏らす失態を犯しこれ以上の恥の上塗りはあり得ないと使命感に近い感情も抱いていた。
ただ、女天狗はこれまでの経験からもし個室に入ったとしても、便意我慢で汗ばんだ身体にピッタリと張り付いた複雑な構造のコスチュームを漏らす前に脱ぐ事など出来るワケがないと分かっていた。
ぎゅぐるるるるっるるるるっるるうううううぅぅぅぅぅーーーーーー!!!ブブブブブブッ!ぶびびびびびびびびいいいぃぃっ…!!ブッ…!ニヂッ!…にゅぢぢぢぢぢぢぢいいいいいぃぃぃ…!!
(!!!!!???あああああああぁぁぁっ…!ヤバ…出ちゃ…出…出ちゃっ、たぁ…!!!)
(も、もう…これで…何がどうなっても…無理じゃな…ここまで来て…今更トイレに…行っても…ふふ…)
そして思わぬ事態に狼狽する女天狗はさっきまで懸命に押しとどめていた菊門の警護を解いてしまい、彼女の腹の中に溜まっていた茶色い大蛇は肛門を通り抜けレオタードの中にもったりととぐろを巻いた。途轍もない臭気、臀部に残る生暖かい感触、そしてウンコを漏らしてしまったという最悪の気分を全て上書きする宿便の一部をひねり出した排泄の快感…。
結果はどうあれ、地獄にいるとも思えるような便意との死闘に決着のついた女天狗の頭は妙に冴え、人前でウンコやオシッコを漏らすこの恥ずかしさを解消できる唯一の手段である女子トイレに入るべきなのは、先に並んではいたが既に糞尿の失敗が多い女と認知され現に今も一本グソという尻尾をケツからぶら下げている自分よりも、眼の前で粗相の瀬戸際に立たされている少女に譲るべきだと決意した。
「う、ふうぅん…!わ、妾は…大丈夫なのじゃ!あ、あぁっ…!先に入って…う、うぁ…は、早くぅ…!」
(こ、これでいいのじゃ…あぁ…ちょうど、お尻も限界…これだったら、わらわがトイレに入ってもおんなじ事だったのじゃ…)
ずもももももももももももももも!!!…ブリブリブリブリブリイィ!!!モリモリモリモリッ!!モリモリモリモリぶぶぶぶぶぶぶぶぶりいいいいいぃぃぃ!!!!
周りからの嘲笑を一身に受ける覚悟を決め、トイレの順番を譲った女天狗は、肛門から指を離しその瞬間からタイツの中にモリモリと脱糞をはじめた。
むむむむむむむっ!メリメリメリメリ…!!ブブブッ、みぢみぢみぢみぢみぢみぢみぢみぢ…ヌチヌチヌチッ!ヌチヌチヌチヌチヌチ…!
ミチ…ッ!!ブチッ…!ピチィッ…!!
女天狗が産み落とした糞の硬さと量は常軌を遥かに超えていた。その証明として彼女の脚を纏うタイツは漏らしたウンコの体積を捉えきれず、やがてはその繊維を突き破っていった。破けたタイツの隙間からぬめりと光沢を放つ大便が強烈な悪臭と共に外界に現れた。
じょおおおぉぉぉぉーーーーっ…ジョジョジョジョジョジョ…
(あーあ…結局ウンチもオシッコも全漏らしじゃ…この前の試合に続いてまたしてもこの体たらく…これで…いよいよわらわの評価も完全に地に落ちた…)
「んぁ…んっ…んん…よかった…間に合ったようじゃな…いや、よいのだ…妾は…その、そ、粗相は慣れておるのでな…あっ、ああっ…」
もしコンビニへ向かうまでの道中で尻穴に指を突っ込むほどの粘り腰を見せずにいたら、お尻を膨らませた状態で入店する羽目になっており、もしそうであればおそらくトイレを譲る譲らない以前の大惨事になっていただろう。
はたから見れば、女天狗はトイレの前で糞と小便を完全に漏らしきった無様な失禁脱糞女である…。しかし、他者にトイレを譲る姿を見せその直後に極太のウンコを漏らしてしまった女天狗の姿を、周りの人間は自分が恥をかいてでも周囲に気を遣う事のできる大人の女性だと讃え、結果としては女天狗の評価を大きく改善させ、認識を改めることになった。
続く