注意:当記事では3Dソフトやフォトバッシュにおいて様々な素材を使用しています。
ご自身でこれらの手法をとられる際は、ご自身の責任の上で各素材の権利等の確認を忘れず行ってください。
●方針決め
これからしばらくの創作は2月末のコミティアに向けたものとなります。
なので方針としては「コミティアの原稿描く」が一番にありますね。
それと同時に2日で1枚、1ヶ月で10枚描くチャレンジもしてます。
まあこの記事書いてる時点で10枚はあきらめてるんですが。
とにかくこの作品に具体的な制作目標があるとすれば、「できるだけクオリティを保ったまま速く描く」ということになります。
●シチュエーション設定
コミティアで出す本は世界観を統一する予定です。
これはその中でも、前回公開した「栄えれば滅びる」の続きですね。
谷の最奥をイメージして描きました。なのでライティングが黄色いです。
●ラフ
コミティア原稿シリーズは時間重視なので、ラフは基本1案、たまに2案でいきます。その代わり制作中に迷子にならないようにある程度ラフ段階で方針を掘り下げておきます。
左上で大雑把なイメージをつかみ、写真素材を使って右上のようにイメージを補強します。その後左下のように3Dでイメージを形にしたら、それを下地にラフが完成します。
手前の人に背後から光を当てつつ、ケーブルの先にある謎の装置に視線を向かわせることを想定しています。
●清書
とりあえず3Dで出力、パース線を引きました。今回写真を結構がっつり使うので、3Dは上の通り最低限です。
・全体的な地形
写真素材を配置したら
色味を合わせていきます。色調補正とカラーバランス、あとは必要に応じて効果レイヤーを使えば大体なんとかなります。とはいえもちろんこれで十全ってわけではないので、細かい加筆は前提ですが。
空いたスペースを塗りつぶしたり、3Dで作った素材をライティングになじませました。ここまではっきり黄色のライティングってそうそうないので、慣れないです。面白いけど。
水面に岩を追加しました。シンプルに川の写真素材をもとにしたフォトバッシュです。
ちなみに3Dで作った水面は年末のセールで買ったblenderのアドオンでボタン一つでした。超便利。
需要がありそうならそのうち買ってよかったアドオン集とかするかも。
・建造物
建造物は半ば谷に埋もれて廃墟と化している設定なので、年季の入った工場的な施設の素材を持ってきました。
これをこうして
こう!
素材を持ってきて適当に切り抜き、自由変形でパースに合わせエアブラシで境界をあいまいにして写真同士をくっつけ、最後に色味を調整。です。
手前の部分はいい感じですが、奥の方はぶっちゃけ妥協しました。いやほんと、素材収集から仕上げまで2日で収めようとしたら大変なんですよ。正直に言えばこういう適度に抜くことを覚えたいというのもあります。
ある程度写真の馴染ませが進んだら加筆です。
もとになった写真素材やなじませ方、明部か暗部かなどで変わりはしますが、今回はシンプルに不当明度50%前後のデフォルトペンで加筆しました。
情報量を適度につぶしつつ、写真と写真の境界をある程度なじませ、周囲のライティングを反映させます。いったんこれで落ち着きましたが、この後もちょくちょく加筆を重ねています。
色々描き込みました。
・3D部分⇒金属光沢を強調しつつ、さびなどの描写・上から垂れているケーブルの追加
・壁面⇒両側にパイプや細かい凹凸など人工物要素を追加。
全体的に軽く加筆して、完成形が見えてきました。
フォグと背後からの光の追加。フォグは後で微調整します。
フォトショからクリスタに移り、キャラを描きました。
フォグのせいで見づらかったので修正しつつ、ひとまず完成。
谷底ということでかなり暗いです。みんなに見てもらうにはちょっと良くない。
ので、ここでいつものCameraraw
ちょっと黄色が強すぎて毒々しいかも。私は嫌いじゃないですが、海外コンセプトアートっぽいというか、ちょっとなじみが薄い感がありますね。
目標通りの日程で描けたし、ケーブルで画面置くから手前への視線誘導も楽しかったのでまあOKです。
何はともあれこれで完成になります。
psdデータは別途投稿にて配布しますので、お手数ですがそちらからご確認ください。
最後までご覧くださりありがとうございました。
それではまた次回の記事にて。