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【全体公開版】筋肉をつければつけるほどマンコが敏感になる世界~淫獣動物園中層騒動~

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 淫獣動物園、そこは筋肉マンコたちが『動物』として展示されている楽園。

 天を突く高層ビルにはちんぽを狙う淫獣たちがひしめき、来場者たちと盛りあっていた。


 上層、中層、下層と区切られた展示スペースは職業で分けられており、下から『町』エリア、『運動場』エリア、『ホテル』エリアと名付けられている。


 さらに、客からの人気が高い筋肉マンコ上位十名――俗称十ケツは最上階の特別展示室での展示を許される。

 彼らは淫獣ひしめくこの動物園でも特に貪欲で、化け物のような存在だ。彼らは筋肉マンコという被食者のレッテルを打破する者であり、ちんぽを従えるマンコとして動物園に君臨している。


 その名誉は動物園内にとどまらず、巷でもその威光はゆるぎない。世間での人気は当然として、彼らが乞えばどんな男も肉ディルドと化すだろう。

 淫獣動物園という蟲毒の中で確固たる地位を築くのは、そういうことなのである。


 そして、そんな淫獄に一人の男がスカウトされてくるという情報が動物園をめぐることで、とある騒動へと発展するのであった。


「プロレスラー熊橋 柔手(くまんばし やわて)がスカウトされてくるってのは本当なのかよ?」


 最上階にある特別展示室、そこの自室でティラノサウルスの男が控えている虎に問う。

 恐竜はカーキの分厚い生地で作られた軍服を着た筋骨隆々の偉丈夫であり、オレンジの艶やかな肌にベージュの内皮がむっちりと膨らんでいた。


「おそらく本当かと」


 応えるのは自身も『特別展示動物』の一人にして、『執事長』として展示されている虎の男、虎城 虎白(こじょう こはく)だ。

 虎城は執事として甲斐甲斐しく世話を焼きながら、豊満な肉でムチムチとオノマトペを鳴らす。


「飼育員本部もそのせいで大忙しですよ。なにせ、『特別展示動物』入り確実と言われている逸材ですから」


 熊橋 柔手は現プロレス王者にして、度を超えた淫乱として知られている熊の男だ。自身が優勝した際には必ずファンを集め、数日にわたってちんぽを貪り続ける乱交会を開いている。

 人によっては淫魔の生まれ変わりなのではとささやかれるほど、彼に傾倒するファンは多い。ちんぽに対する抜群の包容力は、どんな相手でもとろかすともっぱらの噂だった。


「ふーん」恐竜はさして興味もないと言わんばかりにクッキーを貪りながら。「それなら俺らの誰か一人が落ちるわけだ。お前の見立てでは誰だと思う? あの医者ウサギか? あいつは毎日ここにいるわけじゃねえからな」

「確かに卯ノ花様は外部からいらしていて、票を稼ぐ時間は我らほど多くはありません。ですがこの前行われた病院ブースでのイベントは大変好評でしたから、おそらく当分の間はその地位を維持し続けると愚考いたします」

「んなのあったな。なら、順当にいけば『俺ら中層動物』で入れ替わりか」

「その説が濃厚かと存じます」


 クッキーを噛み砕きながら、『軍人』戦語 平和(いくさがたり へいわ)は攻撃的に歯を光らせた。軍服の胸部を大きくたわませながら、太い尻尾を揺らす。


「がははっ! まあこれは順当にいけば、の話だ。お前も知っての通り、大前のやつが企んでるからな。このままいけば俺はそれに便乗して楽に地位を維持出来ちまう。やっぱ持つべきは権力だよな」

「戦語様、『特別展示動物』の地位は訓練をさぼるためのものではありませんからね。上官の命令に逆らうたびにマンコで口封じされては、動物園の秩序によくありません」

「いいだろ別に。俺以外の雄なんて全員ちんぽ立たせときゃいいんだからよ。そうすりゃ俺が気持ち良くしてやる❤❤」


 恵まれた体格は筋肉を限界まで詰め込んで、動くたびに小さな爆発が起こっているかのように隆起がうごめいている。生地の分厚い軍服ですら隠し切れない起伏は、恐竜をより凶悪に見せていた。


 戦語は立ち上がり、平均より頭二つ以上高い背丈で虎へと近づいていく。だが虎城も『特別展示動物』の名を冠するほどにたくましい雄であり、二人が並ぶと遠近感が狂ってしまう。

 肉薄すれば突き出したでかい胸がぶつかり、隙間を肉で埋めていく。雄々しさのぶつかり合いが行われていたとしても、彼らは表情を崩さない。


「だから俺は楽しみなわけ❤てめえらが十ケツから落ちて俺の肉ディルドになるのがよ❤」

「別に私でなくとも、ここには優秀な飼育員がいるではないですか」

「あいつらつまんねえんだよなぁ。ちんぽとして自惚れてるくせにちょっとマンコ締めてやったらピーピー泣きわめくのダルすぎ。雑魚に興味ねえっての」


 もともと『軍人』として『特別展示動物』入りしていたのは戦語の上官だったのだが、この恐竜がマンコひとつで黙らせた結果、地位が逆転してしまった。『特別展示動物』という地位も合わさり、この恐竜は上下関係が厳しい軍人という展示ブースの中で、好き勝手なふるまいを許容されていた。

 

「お前らみてえな強い雄じゃねえと、俺の肉ディルドは務まらねえ❤やっぱちんぽを使って調子乗ってる雄より、マンコで快楽慣れてしてる奴の方が楽しいんだわ❤❤その方が相手を屈服させてる感じもあって、たまんねえしな❤」

「……それが、戦語様が大前様に協力する理由ですか?」

「別に協力ってほど大したことはしてねえよ❤ただ、てめえのお得意様を何人か俺のケツマンコの虜にしただけ❤それで票を取られるんだったら、そりゃてめえのケツが緩マンだってことだろ❤❤」


 戦語に与えられた個室の床には、幾人かの雄が横たわっていた。そのちんぽからは透明な汁が漏れるだけであり、精魂搾り取られたようだった。

 誰もが幸せそうに顔を緩ませたまま気絶しており、この恐竜がくれる快楽に浸っているのは間違いない。


 虎城は彼らをよく知っていた、というよりかは、虎城に票をくれるファンを狙ったのだろう。彼らはお試しのつもりかもしれないが、『特別展示動物』との一夜は蟻地獄のようなものなのだ。


 両手の指でも余るほどの雄を相手にしたというのに、戦語は涼しい顔で牙を舐め上げた。筋肉とマンコの感度が比例する世界では、体力と精力は相関関係にある。


「私を呼びつけたので何かと思ったら、わざわざ見せつけたかったわけですか。まったく、お戯れもほどほどにしてください」

「いやーこのままだと大前の目論見通りになっちまうだろ。それはそれとして、つまんねえんだわ。俺はもっと楽しませてほしいわけ。お遊びもセックスも、な❤」

「それで私に発破をかけようと? はあ、どうして私なのでしょうか」

「てめえが一番まともだからな。下層のやつらはくそつまんねえから嫌いなんだ。あいつらはそもそも『特別展示動物』に興味がないから、戦いがいがねえ。上層のやつらは何考えてんのかわかんねえしなぁ」


 それに関しては虎城も否定しなかった。下層の『特別展示動物』たちは化け物マンコではあるが、全員が温厚だ。上層にいたっては争うという概念もない。

 スポーツに明け暮れる猛獣マンコたちがひしめく場所。それが中層『運動場』エリアだ。


「つまり、私と遊んでほしい。そういうことでしょうか?」

「ああ、そうだ。大前の野郎の企みを指咥えて見てるのも面白くねえし。それに、そうなったら動物園にとっても迷惑だろ? ――すべての『特別展示動物』を中層の『動物』にするなんてよ」


 果たしてそれが可能なのだろうか。虎城はいぶかるが、『インストラクター』大前 犬吾郎(おおまえ いぬごろう)が本気なのも知っていた。

 筋肉マンコとしての確かな実力と、インストラクターとしてのマンコを鍛える能力。この二つを持つゴールデンレトリバーが、中層のマンコたちを鍛え上げている。

 それがどのくらい功を奏すのか虎には判断つかないが、成功すれば動物園史上類を見ないことになるのは確かだった。


「『プロレスラー』熊橋 柔手は確実にここでもタイトルホルダーになる。そうすれば中層は最低でも五人の『特別展示動物』がいることになる。だったらあと半分、それくらいならなんとかできる。それが大前の言い分だ」


 すでに『軍人』『インストラクター』を始め、中層は四人の『特別展示動物』を抱えている。これを増やすことが、大前の目的らしい。


「大前様はなぜそのようなことを……」

「あいつ曰く『できそうだから』だとよ。インストラクターの腕の見せ所だとでも思ったんじゃねえの?」

「はあ……おとなしくしていてほしかったのですが……」

「ははっ、お上品な『特別展示動物』なんて、それこそ下層だけだろ」


 闘争心の塊である戦語は虎の頬を舐め上げ、挑発の意を示す。普段飼育員を弄ぶこの男は、向かってくる相手を下すことにマンコの高ぶりを覚える淫獣だ。

 この恐竜の快楽主義も困ったものだと、虎城はため息が漏れる。ただ座ってさえいれば確約されている地位を、脅かしてほしいと頼むのだから。


「はあ、ご自身が落ちることは考えないのですか?」

「んなわけねえだろ。それに、落ちたら落ちたで構わねえよ❤そのほうがいいエッチできるだろ?❤下剋上とか俺の大好物なんだわ❤」

「私、たまに貴方様が被虐趣味なのではないかと思う時があります」

「間違ってねえよ❤俺は気持ち良いセックスができるなら、SでもMでもどっちでもいいんだ❤❤強い雄を組み敷くのも好きだし、組み敷かれるのもだーい好き❤❤」


 鋭い牙の隙間から舌を出して、戦語は恍惚と笑う。下剋上が好きとは両方の意味があったのだと、遅まきながら虎は気が付いた。


 それに、落ちたとしてもすぐにのし上がれる。戦語の態度にはゆるぎない自信が透けて見えている。

 いかに気持ちが良いセックスをするか。それしか頭にない淫獣ではあるが、だからこそ快楽のためならなんの努力も厭わない。仲間の妨害を平気で頼むことも、快楽の前では罪悪感すら抱かないだろう。

 それが淫獣たちの頂点が一人、戦語 平和という男だった。


「わかりました。それがご依頼でしたら受理いたしましょう。私は『執事長』虎城 虎白。この動物園の皆様にお仕えする、執事でございますから」


 その答えを聞いた戦語は満足そうにうなずき、服を脱ぎ払った。窮屈な軍服からはじけるように筋肉が飛び出して、この雄の雄々しさを見せつける。訓練はめんどくさがるくせに、エッチのための筋トレは大好物なのだ。


「うーし、じゃあ頼んだぜ❤いい戦いをしような❤」

「戦語様、報酬をお忘れです。私は確かに執事ではありますが、このようなご依頼に何の報酬もなしとは、いささか人使いが荒すぎるのではありませんか?」

「おっとそれもそうだ❤なら、もし大前の企みを阻止出来たら、俺が動物園外で作ったセフレのちんぽ共を飼育員に紹介してやるよ❤人手不足、困ってるんだろ?❤」

「かしこまりました。それなら文句はありません。戦語様とっておきのちんぽ、私も今から楽しみです❤」

「じゃ、交渉成立ってことで❤」


 裸になった恐竜は床に倒れていた雄に飛び掛かり、色香で性欲を奮い起こしていく。

 すぐに四方から伸びた手が戦語を撫でまわし、舌も合わせてすべらかな肌を愛撫する。彼らは虎城など眼中にないようで、その票はすでに囲われているようだった。


 いくら温厚な虎城とはいえ、目の前で自分のちんぽを奪われて良しとするはずがない。奉仕を主体に動く虎は、彼らのちんぽの感触をマンコで覚えている。それがもう手に入らないことにうねる尻尾は、十分に感情を表していた。


「おいおい、ちんぽ共よぉ❤俺が好きだからってがっつきすぎだろ❤犬の方がまだ分別あるぜ❤❤」

「……」

「あーあ、誰のちんぽから食ってやろうかなぁ❤待てのできねえちんぽにくれてやるマンコはねえぞ❤❤」

「…………ぶっ潰します」


 笑顔な仮面の下に確かな憤怒をたぎらせて、執事は革靴の音を響かせて去っていく。

 それは確かに、開戦の合図であった。


****


「はあ……それで、おれらに声がかかったというわけか」


 戦いを受けた虎城はある程度準備を整えてから、下層の『特別展示動物』たちを訪れた。理由は簡単、上層より扱いやすいからだ。


 駐在所の一角に呼ばれた樽のような体を持つウサギ、『医師』卯ノ花 散(うのはな ちらす)は腕組しながら胸を揺らした。

 特盛どんぶりのような胸は筋肉マンコが集まる動物園でも一級品であり、筋肉と脂肪が織りなす芸術品だと、園内外で評判だった。黒いラウンド髭に黒ぶち眼鏡と、ウサギの持つ可愛らしさを一片残さず雄臭さに変えたウサギに白衣は良く似合っていた。


「大前のやつが何をしようとしてるのかは知らんが、おれに医者以上の仕事を求めるな」

「本官も同様です。本官はお巡りさんですから。地域の安全を守る以外は管轄外です」


 群青の制服を着たドーベルマン、『警察官』錠前 緘(じょうまえ とじる)もウサギに続いて乗り気ではなさそうだ。

 といっても、制服なのは胸から上だけであり、紋様を付けたビキニパンツには巨躯にふさわしいもっこりがある。

 全身筋肉の鎧で構成されており、戦語と出会った後でも見劣りしない肉体美を持っている。むしろ、破廉恥な制服を着ている分、ドーベルマンの方がスケベに見えるだろう。


「うーん、僕もそうだな。そろそろお遊戯の時間だから、戻ってもいいかい?」

「煌々夜様。もう少しお時間をいただければと存じます」


 下層最後の『特別展示動物』、『保育士』煌々夜 雪洞(こうこうや ぼんぼり)は狸の顔にのほほんとした表情をしていた。

 卯ノ花と似たような丸みの強い体型だが、狸の方が腹がでかい。銅鑼を思わせるベージュの腹は山のように大きく、登って眠る客が後を絶たないことでも有名だ。

 表情や口調のわりに体は雄味が強く、ワッペンのついたエプロンからのぞく二の腕や脛には、茶色の毛皮に混じった黒い体毛が目立っている。さらに凹凸が強い筋肉の起伏は、この雄が筋肉マンコだということを雄弁に知らしめていた。


 飼育員が見たら青ざめて逃走すること間違いなしの会合だが、他の『特別展示動物』に比べれば彼らはかなりおとなしい。虎城は帰りたそうにしている三人に構うことなく、話を進めることにした。


「つきましては、皆様に中層で囲っているお客様の誘惑をお願いしたいのです」

「話聞けよ。そもそも病院は予約制だ。誘惑なんざ、おれが一番向いてねえ作戦だろ」

「僕の保育園も子どもが増えすぎたら喧嘩になっちゃうからなあ。それに、今だって入園希望者の子が多すぎて、さばききれないんだよー」


 卯ノ花と煌々夜が担当する施設は無差別に人を呼べるものではない。そしてもちろん、虎城も理解している。


「わかっております。ですので、三人には中層まで足を運んでいただいて、直接搾り取っていただければと存じます」

「はぁ?! まじで中層と全面戦争する気かよ」

「それはさすがに警察官として、本官は認めるわけにはいきません!」

「飼育員本部も今回のことは重く見ています。『特別展示動物』の独占は園の運営にかかわることですから」


 『動物』がスケベに進化するのは問題ないが、いきすぎても困る。そういう見解だ。

 加えて、戦語が抱え込んでいるちんぽを飼育員にできるとなれば、飼育員本部が虎城の手助けをするのは当然のことだろう。

 

「ですので、作戦はこうです。まず飼育員を中層へと大量に送りだし、そこの『動物』たちを満足させます。もともと中層は食い意地の張った方が多く、下層から飼育員の応援は何度もありました」


 『特別展示動物』相手では手玉に取られるものの、ここの飼育員は世間一般で見れば十分強いちんぽが多い。物量で攻めれば、ある程度抑えられるはずだ。


「そして、浮いたお客様を篭絡し、票を奪い取ってください。そうすればあなた方の『特別展示動物』としての地位も安泰のはずです」

「んなもん別に興味はねえんだが……。それに、一回やった程度で揺らぐとは思えんぞ。人気投票の結果が出るのは、まだ先の話だ」

「何度か行う予定です。さすがに固定客を揺るがせれば、向こうも今後おとなしくなるでしょう」


 というのは虎城の希望的観測にすぎない。スポーツマンたちは闘争心が強く、一度負けたくらいじゃへこたれないだろう。それにあの戦語の性格を考えれば、負け確実な戦いも喜び勇んで飛び込むはずだ。


「卯ノ花様はスポーツドクターとして、錠前様は見回りとして、煌々夜様は遠足として。すでに飼育員本部へのイベント申請は受理されておりますから、いつでも中層へ行くことができます」


 本来であれば、『特別展示動物』たちは特別展示室のある最上階か自分の担当階にいることがほとんどであり、それによって自然と縄張りが生まれている。これまで不可侵だった領域に足を踏み込むための言い訳を、虎城はしっかりと完備させていた。


「はあ……」それでも卯ノ花はジト目でため息をつく。「めんどくさすぎるだろ。そもそもおれは外部のバイト医師。権力争いなんて、勝手にしてくれってところだ」

「本官も争いのために行くのはお断りです。むしろ本官の仕事は争いをいさめることですから」

「僕もかわいい子どもたちと遠足に行くなら公園や劇場でいいし、それなら下層にそろってるんだよねえ」


 三者三様の理由に戦語が嫌う原因が如実に表れている。確かに自分に依頼が来るわけだと、虎城は納得せざるを得なかった。

 だから、そのための対策も万全に準備していた。


「そういえば、卯ノ花様は可愛らしいちんぽを囲っているのでしたね、確か卯ノ花 紅咲(うのはな こうさく)様でしたか」

「……あいつに何かあったらおれは本気できれるぞ?」

「おや、聞いてらっしゃらないのですか?」

「ちぃ、最近ここでのイベントをしたりで忙しかったし、あいつの授業予定もあってそこまで時間が取れてねえんだよ」

「今日は飼育員の仕事体験のために来ておりますよ。今は担当階層を決めるため、下層から順に昇級試験に挑んでいるところです」

「…………てめぇ」


 大前 犬吾郎の弟がインストラクターとして、紅咲の通っているジムに努めているのは幸運だった。おかげで虎城が調べた時に目に留まったのだから。

 そこで紅咲に接触し、お試しとして淫獣動物園にバイトの斡旋をしたのだ。


 卯ノ花 散は甥の紅咲を目に入れても痛くないほどかわいがっている。紅咲は小さい頃から散のお婿になると言い、そのまま大人になってくれた可愛い可愛い甥なのだ。

 そんな世界で一番愛している甥がこの淫獣ひしめく場所にいる。童貞をもらってからちんぽとして手塩にかけて育てた宝物がむさぼられると聞いて、青筋浮かべてぶちぎれてしまうのも無理ないことだろう。


「想像以上の溺愛ぶりですね。まさかここまで怒るとは想定外でした。ご無礼の程、お許しください」

「許すわけねえだろ。だが、ここで言い争っても仕方ねえ。中層に行く。それでいいんだろ」

「感謝いたします。では、紅咲様の昇級試験は下層止まりにするよう通達しておきます」


 散が丹念に育てたこともあり、紅咲はちんぽとしてはかなり優秀な部類だ。身内の欲目を抜きにしても、この動物園の上層まであっさり到達するだろうと散は見ている。

 だが、上層には本物の化け物がいる。

 可愛い可愛い甥がもし心を折られたら、ましてや、インポにでもなってしまったら……。そう考えると、居ても立っても居られなくなってしまう。


 それに中層のマンコもつわものぞろいのくせに、礼儀をわきまえない貪欲さでも知られている。可愛い甥に変な虫がつくことも、散は許せなかった。


「あれ?」


 剣呑な空気の中、間延びした声がする。煌々夜は首をかしげて、爆弾を放り投げた。


「紅咲君ってあんまり君に似てないふくよかなウサギの子かな?」

「おそらくそれだ。あいつはおれに似ず、ものすごく可愛い」


 しれっとのろける散。本人が目の前にいないと、彼は大抵こんな感じだ。


「その子だったら、下層の昇級試験を速攻で突破したはずだよ。担当したのが僕の園の職員で……あれはすごかったねえ、子どもの相手は得意なはずなのに、すぐドロドロにされちゃったんだから。僕も次遊んでほしかったんだけど、ここに呼び出し食らっちゃったんだよねぇ」

「待て、待て待て、下層の昇級試験を突破ってことは……」

「うん、もう中層にいるんじゃないかな。ちょうど下層の飼育員呼び出しもあったから、この前入社したえっと……門(もんがまえ)くんだったかな、に連れられて上がっていったよ」

「ヒノさんも一緒なんですか!」


 少し前に飼育員として入ってきた門 閘(もんがまえ ひのくち)を錠前はいたく気に入っている。まだ彼に中層は早い、それがこのドーベルマンの見解だ。

 飼育員として中層へのヘルプがあることは理解しているが、それはそれとして、気がかりではあった。なにせ中層は今、大前の指導によって鍛えられた筋肉マンコが跋扈しているのだ。彼らの力量を確かめなければ、錠前は安心できない。


「仕方ありません。本官も様子を見に行くしかなさそうです。ヒノさんに何かあれば、華水がむくれるでしょうし……虎城さんの策にはまっておきましょう」

「いえ、私もまさか紅咲様がこんなに早く突破するとは全く思っていませんでした……卯ノ花様が育てただけはありますね。完全に想定外です。門様については、弁解のしようもありませんが」

「当然、おれの紅咲だぞ」

「うーん、だったら二人を足止めしておけばよかったね。一応僕も『特別展示動物』だから、餌やりをしてれば招集は免れたのに。申し訳ないから、僕も行こうかな。遠足の下見もかねてね」


 これで下層の『特別展示動物』が全員参加することが決定し、虎城はホッと胸をなでおろす。温和な彼らを引っ張り出すことが大前提だったため、第一関門突破というところだろう。

 彼らほど強いマンコになるとちんぽの方から勝手に寄ってくるため、争う必要がないのだ。『特別展示動物』という地位にこだわりがなければ、首を突っ込むこともしないのは当然。だから虎城は策を弄する必要に駆られ、手を回していた。


 虎城の掌の上であることが気に食わない散だが、可愛い甥がいる以上取れる選択肢は多くない。白衣をなびかせて怒気を放つ姿はさすがの威圧感があった。


「せめてあいつが中層の『特別展示動物』に当たる前に連れ戻すぞ。あいつらに目を付けられたらたまったもんじゃねえ」


 中層の『特別展示動物』たちは特に強いちんぽに対する愛着が深い。お気に入りの飼育員を取り合っての3Pで、結局飼育員の精魂絞り尽くす、なんてことが日常茶飯事なのだ。


 やる気のある散を見て頼もしさを感じる虎城だが、安堵は笑顔の仮面の下に隠しておいた。

 終わった後の散の対応など考えることはまだ多いが、これで戦力は整った。

 暴君の票を根こそぎ奪うため、四人の淫獣は中層へと足を運ぶのであった。


****


 下層を支配する淫獣の王たちが結託している間、件の二人は中層にいた。


「門先輩、おれはまだ昇級試験の最中なんですけど、試験マンコって誰なんですか?」

「さあー? おれも中層に来たことはあるけど、働いたことはねえんだ。とりあえず、そこらで餌やりが必要な『動物』を見つけたら、犯してみるといいんじゃねえかな」

「雑すぎる……まあお試しだしいいけど。はーあ、おじさんに会えると思ったんだけどなぁ」

「あー、お前の叔父って卯ノ花先生だろ。あの人マジでやばいマンコだよな。この前ストレスチェックで受診したけど、むさぼられたわ……おかげであの後仕事にならなかった……」


 騎乗位しながら顔をデカぱいで揉まれたことを思い出し、獅子はげっそりとしながらもどこか嬉しそうに尻尾を揺らす。


「おじさんはセックスだと容赦ないから……。でも強いマンコだとは思ってたけど、まさか『特別展示動物』に選ばれるくらいだとはさすがに思わなかったですよ」

「下層の『特別展示動物』が優しいのはわかったけど、それでも搾り取られないとは言ってねえんだよなぁ。あーくそ、もっと強いちんぽになって気持ちいいセックスがしてぇ!」


 ふくよかなウサギとヘアバンドでおでこを出した獅子、彼らが卯ノ花 紅咲と門 閘だ。

 下層の昇級試験を突破した紅咲は道案内もかねて門と共に中層を歩いている。

 中層は客の安全のため、ネットやガラスで展示スペースが確保されており、その中で様々な筋肉マンコがスポーツに明け暮れていた。高層マンションとはいえ天井は高く、敷地も広い。そのため、大体のスポーツは網羅されていた。


「……っとそうだ、案内だったな。この階は道場エリアだけど、他の階には『スケーター』なんかがいる氷上ブースや、『サッカー』や『ラグビー』とかの野外ブース、あと『スイマー』とかがいるプールブースとかがあるぞ」

「噂通り、本当に広いですね。ビルの中とは思えないです」

「おれも初めて見た時びっくりしたぜ。ここも町中でしかねえよな」


 道場エリアは街路樹や道場の壁で彩られたエリアであり、古風な印象を受ける。たまにフィットネスやレスリング用の空間がガラスで隔てられている程度で、この階層では様々な道着を羽織った雄が客のちんぽを貪っていた。


 だが、下層の街エリアに比べればセックスがはびこっていないようだと、紅咲は気づく。『動物』たちは熱心に練習しており、健全な汗がライトをきらびやかに反射している。

 おかげで空気が下層ほど汚れておらず、どこか清涼な気すら感じられた。


「基本的な筋トレ用に、どの階にもトレーニング室は設置されてる。……まあこれは『町』エリアでも一緒だけど、セックスしたかったらそこがねらい目だって話だ」

「筋肉マンコの筋トレは発情アピでもありますしね。そのほうが昇級しやすそうだなあ」

「一応聞くが、『特別展示動物』とやりたいか? 当たったらまず昇級は無理だぞ」

「その時はその時で、しょうがないかなあと。おれもちんぽとして立派になりたいですし、経験は積みたいです」

「よし、よく言った! なら『特別展示動物』にぶつかって爆散しようぜ! おれみたいに!」

「ひょっとして、おれが下層の昇級を突破したの妬んでます?」

「……おれだって緘のやつに当たらなかったら突破できてたんだよ!」

「やっぱり!」


 ちなみに散とやったときも下層が妥当だと評価されたが、都合の悪いことなので言及はしなかった。


 そんなにぎやかな二人はとある道場までやってきた。門の言葉から、ここに『特別展示動物』がいるのだろうと紅咲は身構える。

 塀の中には小さな庭もあり、ますますここがビルの中だとは思えなくなってしまった。

 道場は外の喧騒とは無関係と言わんばかりに沈黙が張り詰めていて、足音がやたらと脳裏に響くほど。まだドアを開けてすらいないが、この奥に誰かがいると肌で感じさせる威風が滲み出していた。


(この人、最初からここに来るつもりだったな……)

「ごめんくださーい」


 なんて紅咲が呆れていることにも気づかず、獅子は格子戸を開け放ち静謐な空気を切り裂いた。職場ゆえに慣れているのもあるだろうが、単にこの獅子が図太いだけだとウサギはあたりを付けた。


 あっけなくドアが開くと、目の前に広がる畳の草原に一人、龍が座禅を組んでいるのが視界に映った。

 緑の鱗は少しのくすみがあり、年季を感じさせる。だが決して年老いているなどと口が裂けても言えないほど覇気がみなぎっており、真っ赤なたてがみがつややかに光を照り返す。

 シンプルな白い道着からのぞく胸元は茂った体毛で赤く、胸板を見ることはできない。だが、隙間からうかがえる筋肉はこの龍こそが人類の極致だと納得させるだけの分厚さを持っていた。

 様々な筋肉マンコを見てきた紅咲からしても、この龍が別次元だというのが一目でわかる。ボディビルダーである知り合いのトカゲとは筋肉の性質が違う。それはばねのように太く、鋭利なきれをもつ、戦うための筋肉だった。


「……何用だ。この時間のわしは客を取らないと知っているだろうが」


 低い声は少しの不機嫌さをはらんでいるが、獅子はまるで気にしない。


「昇級試験に挑みたいって飼育員がいるんすよ。『特別展示動物』で空いてそうなのって拳(こぶし)さんしか思いつかなくって」

「門先輩! 飼育員は動物優先だから、迷惑をかけちゃ駄目だって聞いてますけど?! しかも『特別展示動物』なんてもってのほかじゃないですか!」

「いいのいいの、この人強いちんぽ大好きだから。ねえ拳さん、なんとこいつあの卯ノ花先生の甥なんですよ!」

「……ほう」


 興味をそそられた龍の片目が開き、ウサギへと向けられる。

 すべて見透かされそうな視線を前に、紅咲が贅肉を震わせた。


「しかも卯ノ花先生直々にちんぽ教育してて、さっき下層の昇級試験を爆速で突破してきたつわものです!」

「それはさすがに誇大広告がすぎる……確かにおれはおじさんに鍛えられてるけど、まだまだだし……」

「なるほど、謙遜も兼ね備えていると……よいな。お主、名前は?」

「えっと、卯ノ花 紅咲と言います……」

「紅咲、わしの名は徒手空 拳(あだてから こぶし)、ここでは『空手家』として檻に入れられた『動物』であり、『特別展示動物』の一席を担う者だ」


 龍が立ち上がるとその視線はウサギや獅子よりはるかに高い。硬い体も相まって、二人はまるで石の壁が立ちふさがっているかのような威圧感を受けた。


「本来なら今は瞑想の時間であり、己が内へと目を向けるものだったというのに……」


 相貌は鋭く、威風は堂々と。龍という種に恥じない凛々しさを持つ眼は耳の先から足先までウサギを眺めると。


「――――強いちんぽの気配にマンコのうずきが止まらなくなってしもうたわ❤❤」


 でろりと好色に表情をゆだらせた。


 どれだけ武を極めようとも、ここは筋肉をつければつけるほどマンコが敏感になる世界。鍛錬は淫乱性へと直結し、この龍を強くドスケベに変えていく。

 いくら強くなるために鍛えたところで、すべては筋肉マンコとしての高みへとつながっている。強さと淫乱性が切っても切り離せない世界で、この龍の見た目は雄のちんぽをイラつかせるセックスアピールでしかなかった。


「わしもまだまだ未熟ということ。お主、卯ノ花先生に鍛えられてなお、何故わしで昇級試験をしようとする? 『特別展示動物』の強さを知らんわけではあるまい?」

「えっとぉ……」


 嫉妬した先輩に連れられて、とはとてもではないが言い出せない雰囲気に、紅咲は耳を折って悩む。


「おれ、おじさんを満足させるちんぽになりたくて……虎城さんって人に、ここなら特訓にいいって教えてもらったから、バイトがてらに来たんです」

「なるほど、あのウサギを満足させるには骨が折れるだろう。わしでよければ試練として、お主の前に立ちはだかろうではないか」


 拳は道着のズボンを下ろすと、手を後ろにまわして尻の谷間にあるものをつかむ。それを勢いよく抜き去っていくと、陰毛で隠されたスリットからすぐさまちんぽが勃起する。


「ふんおおぉおぉおぉぉぉ❤❤❤❤❤」


 快楽に背中をそり、龍ちんぽから潮が噴く。拳の尻からは巨大なイボ付きディルドの排泄音がぶぴゅぴゅと響き、静謐だった道場を雄のフェロモンで埋めていく。

 どれほど長い間ディルドを入れていたのか、ずりずりと排出されるショッキングピンクの玩具は龍のおマンコ汁でぬれぬれだった。


「んっふぅ❤❤」


 体液まみれでマン汁臭いディルドを投げ捨て、後ろを向いた龍は股を開く。すると、いろいろと使い込まれたマンコを見てきた紅咲でもわかるほど年季の入った火山口盛りマンがくぱぁ❤と開花した。鱗のくすみなど比べ物にならないくらいに色素沈着したそこは、ビッチとして拳の人生を凝縮した結果だった。


「瞑想中はこれを入れていないとすぐちんぽのことしか考えられなくなるからな❤だが、お主が埋めてくれるのだろう?」

「あ、はい……」

「試練とは言ったが、手を抜くつもりなど毛頭ない❤わしのドスケベマンコは生半可な行為では満足せんから、そのつもりでこい❤❤」

「わかりました」


 生唾を飲んだ紅咲はマンコに目を奪われながらかすれた声で頷いた。最上位である散のマンコを見慣れているとはいえ、拳から漂う芬々とした色香にたぶらかされてしまう。

 夢遊病者のようにおぼつかない手つきでちんぽをさらけ出せば、龍の鼻面が下品に伸びる。


「おっほぉ❤さすが卯ノ花先生の教え子か❤ちんぽのでかさは合格だな❤❤」


 そこから何が起こったのか、紅咲にはまるで見えなかった。

 一瞬拳の姿がぶれたかと思えば、ウサギは畳に倒れ、目の前には龍のデカケツが迫っていたのだから。


「……え? え?」

「はぁ……よいちんぽだ❤しっかりマンコを食った証が見えるぞ❤どうやら卯ノ花先生にしっかり鍛えられているようだ❤❤」

「ええぇ……?」


 顔面騎乗位した拳が体を倒し、ウサギちんぽに鼻面を埋めている。過程はわからないが、現状だけは理解できた。

 それは門も同じだったようで、先ほどまで拳がいた場所とウサギにのしかかっている今を何度も見比べては、目をぱちくりと瞬かせていた。


「すげえ……何も見えなかった」

「ふふふっ❤たわいもないパフォーマンスにすぎんよ❤ただ、三発寸止めしてから体芯をずらして崩し、こうしてのしかかったというわけだ❤卯ノ花先生の教え子ということで、少しばかり奮発してみたが❤❤お気に召してもらえたかな❤お主が今から犯す筋肉マンコは、このような雄だということをちんぽの芯まで理解しておけ❤」

「やっば……」


 それしか言えなくなった門だが、紅咲も似たような気分だった。

 卯ノ花 散は筋肉とメンタルこそ最上位だが、戦う雄というわけではない。持ち前の頭脳で大抵のことはそつなくこなせるが、ここまでの動きはできないだろう。

 むしろこんな動きを誰ができるというのか。筋肉とマンコの感度が比例するということは、ドスケベ度と強さも比例する可能性があるということ。

 紅咲はそのことを今、身をもって知ったのだ。


「あ……」そこでようやく門が我に返って。「これで昇級試験開始ってことでいいな。んじゃ、おれは中層での仕事があるし、後は頑張れよ! 駄目だったら慰めてやるから!」

「お主、確か門といったか。錠前が見どころのあるちんぽだと褒めておったなぁ❤」

「……へ?」


 特大の嫌な予感が獅子の背中を駆け抜けた。龍の目は獲物を定めた獣のようであり、無理難題を吹っ掛ける師としての側面が如実に表れている。


「お主もここで鍛えてやろう❤お前たち、相手をしてやりなさい❤」

『はい、師範っ!』


 道場のふすまが開いたかと思えば、門下らしき雄たちが獅子をつかんで奥へと引きずり込んでいく。どれも筋骨隆々な雄であり、獅子に逃げ道などない。されるがまま、絡めとられて消えていった。


「なんだっ……! ちょ、まって……さすがのおれも、この人数は死ぬって!」

「それでは師範、後はお楽しみください」


 門下の代表が頭を下げてからふすまを締めると、またも静寂が舞い降りる。あまりにすべてが刹那で過ぎていったため、紅咲は目を瞬かせるだけだった。


「今のは……?」

「わしの教え子たちよ❤どいつもこいつも強さと快楽にしか興味がない筋肉マンコたちだ❤これが終わったら味見してみるといい❤もっとも、わしを相手にした後でちんぽが立てばの話だがなぁ❤❤」


 視界いっぱい拳のグロマンで占められていながらも、その声音を聞いた紅咲は自分が貪り食われる未来を確かに幻視した。被食者でありながら捕食者。ちんぽを貪る淫獣の王。この龍はその域の達人だ。


 ディルドを咥えていたマンコからは愛液がぼたぼたと零れ、ウサギの顔に降りかかる。影になっているにもかかわらず縁肉は淫靡な光をまとい、禁断の果実さながらの抗いがたい魅力で紅咲をひきつけた。

 そんな尻を鼻面間近でゆすって、龍は甘さと硬さを混ぜ合わせた声音をささやく。


「さて、好きにするといい❤指導者なんぞやっていると、相手の出方をうかがう癖がついてしまってな❤まずはお主のやりたいようにわしを攻めてみろ❤」


 顔面騎乗位の体勢を取っておいて、拳は主導権をあっけなく投げ渡す。紅咲が望めば、すぐにどいてくれるだろうことも察しがついた。

 ウサギは快楽にのぼせそうになる頭を必死にまわして、最適解を探そうと苦心していた。散との経験のおかげで、どれだけ素晴らしい雄が目の前にいたとしても、どうやって悦ばせたらいいのかを考える癖がついている。


 まずは委縮していないことを示すためにも、白い両手は翠のデカケツをわしづかみにした。


「んっおおぉおぉん❤❤さすがに瞠目するばかりのひよっこではないようだな❤いやらしい手で揉むではないか❤」

「でっか……」


 当然のように掌に収まりきらないデカ尻。体重を乗せまいと踏ん張っていることもあり、巌のような硬さで指の食い込む気配がまるでない。

 普段揉んでいる散のガチムチな尻も規格外のでかさだが、これはすべて筋肉だけで構成された鋼の尻だった。


「わしは武を極めるかセックスするかしか能のない雄だからな❤肉体の研鑽は怠っておらんよ❤ほーれ、デカケツのマンコ揺らしだ❤マン汁で溺れないように気を付けろよ❤」


 甘えるように尻をゆすっても、肉が揺れることはない。ただ筋肉から糸を引くマン汁が振り子運動をしながら顔に降りかかるだけ。だが、それだけが狂おしいほどにウサギを高ぶらせていく。


 拳のマン汁は止まる様子が見えず、マンコの収縮に合わせてぷぴゅっと鳴いては落ちていく。ちんぽを前に発情しているためか、むせかえるような色気に窒息してしまいそうだった。


「すごいスケベですね……もっと眺めていたいです」

「ふふっ、丁寧に褒めるのだな❤礼儀正しい若者だ❤お前からはマンコへの敬意が見える❤卯ノ花先生がさぞかしいい教育をされたのだろう❤がっつくこともせず、わしの体を堪能しようとする気概は良い心がけだと言うしかあるまい❤」


 間近でスケベマンコをさらして相手の行動を制限した拳だが、紅咲は乗ってこなかった。飲まれることもなく丹念に前座を行い、拳から心を開くように努めている。

 エロさに負けて即クンニや手マンをしようものなら、拳のペースだっただろう。そんなものはオナニーと変わりないということを、このウサギはよく知っていた。


 『特別展示動物』という肩書ではなく、徒手空 拳という雄が相手だということを忘れない。龍はそんな健気なウサギを高く評価した。


「ただ、わしにここまでドスケベおマンコダンスをさせておいて、クンニのひとつもないのはいただけんぞ❤眺めていたいのはわかるが、わしに恥をかかせることも本意ではあるまい?❤」


 だから自分のしてほしいことを言わされてしまう。拳が少し力を抜けばマンコで窒息してしまいそうな状況でも、紅咲はゆるぎなく龍をその気にさせる方法を取ったのだ。


(わしが尻を押し付けても、それも本望だと思っておるのだろうな❤まったく、卯ノ花先生もとんだドスケベちんぽを囲っておるものだ❤最近は骨のない相手ばかりだったせいか、昂っていかんなぁ❤❤)

「わかりました。では……」


 許可をもらったウサギは禁断の果実にかぶりつき、思い切り吸いしゃぶる。


「ぶじゅるるるるぅ~~❤❤❤」

「お゛んっっほおおぉおぉぉおぉぉ~~~~❤❤❤❤」


 強い快楽を浴びて、道場中に拳の嬌声が響き渡る。

 紅咲は舌で舐めるなどという生易しいことはしなかった。火山口のような盛りマンをすべて頬張って、おしゃぶりのように吸ったのだ。

 あふれるマン汁の全部を飲みほそうとする好き者の精神は、拳にとって予想外すぎた。


「じゅぱっ❤じゅるううぅぅ❤❤❤ちゅうぅ❤」

「ふほおぉ❤なんという、ドスケベっ❤わしの盛りマンがっ、おっほぉ❤さらに伸びてしまううぅぅ❤❤たまらんっ❤まさかこんなことをっほぉ❤されるとはなぁあぁ❤❤」


 口を封じたため、ウサギは鼻で息をするしかない。だが、突っ込んでいるせいで尻の谷間で蒸れた雄の臭気を吸うためになり、呼吸するたびにちんぽがはちきれんばかりに震えてしまう。


 そして、顔騎している拳はウサギちんぽがのたうっている様子がよく見えていた。腹肉に埋もれてもなおでかさを知らしめる巨根に、蛇のような血管が絡みついている。マンコの入り口だけをなぶられている龍は、それを胎に収めたいと強く願った。


「お゛っおぉぉおぉ❤よいではないかっ❤❤貪欲で淫乱❤恥知らずこそ快楽よっ❤❤おかげで、おしゃぶりだけでいってしもうたわっ❤❤」

「じゅぱっ❤じゅぱっ❤」

「っほぉん❤❤飼育員によってはクンニすら拒むものもおるというのにっ❤まさかしゃぶられるとはなぁ❤❤ふほっ❤マンコに飢えたケダモノは好きだぞぉ❤❤❤……気が変わった❤❤」


 拳はさらに腰を下ろし、紅咲の顔にマンコを押し付ける。筋肉をつけた巨躯の体重は当然重く、ウサギの鼻面にかなりの圧がかかった。

 視界が闇に染まり呼吸すら満足に行えない中、龍のマンコだけが鼻面に噛みついて催促している。顔を逸らそうにも尻がでかすぎて、首を振るのも困難だった。


「んっぶうぅぅ?!」

「卯ノ花先生の教え子だからと最初は少し加減しとったが❤もう遠慮はいらんだろ❤さて紅咲、このままわしのおマンコで溺れ死ぬかぁ?❤❤❤」

「んーっ!❤ んんっ!❤❤」


 圧死ではなく溺死。その理由は拳のマンコからあふれるマン汁のせいだ。飲んでも飲んでも漏れ出す汁によって、ウサギの体内を埋めていく。もはや、紅咲の顔はマン汁によって毛皮がべとべとになっていた。


「ほれほれ❤おしゃぶりが止まっとるぞ❤わしの弱点に噛みついとるんだ❤抵抗しようと思えばできるだろうに❤❤」

「んっんんんっ❤❤んぅむうううぅぅ~❤❤……ペロっ❤」

「おおぉぉぉん❤舌を入れてくるかっ❤良きかな良きかな❤❤お主は芯までマンコ好きよな❤」


 尻を揉んでいる手は抵抗らしい抵抗をせず、一心にマンコへ舌を差し入れていく。犬が水を飲んでいるような音が龍マンコから響き、そのたびに低くも茹った嬌声が飛ぶ。どっしりと構えていたはずの尻が、舌ちんぽの愛撫によってもどかし気に揺れてしまっていた。


「んふぅ❤んっふぅ❤❤良いぞ良いぞおおぉっほぉ❤❤❤ここまで来てもマンコを優先するかっ❤❤これは久々に、食いでのあるちんぽだ❤❤」


 紅咲のちんぽは萎えておらず、それどころか先走りすら垂らしている。時折腰を上げて空気を犯すようなしぐさをするたびに、拳の奥が切なくうずいてたまらない。

 だが、決して我を忘れてむさぼっているわけでもないことは、舌使いの丁寧さからも感じられる。紅咲は溺れかけてもマンコを悦ばせるために必死だった。


「ふははっ❤卯ノ花先生め、よくここまでの淫獣を飼いならしていたものよ❤おかげでわしのほうがちんぽに負けてむさぼってしまいそうではないか❤❤それもまた一興だが、これは昇級試験❤残念ながらわしも心を鬼にするしかあるまいなぁ❤❤」


 心底愉悦の表情を浮かべながら言ったところで説得力などあるわけがないが、それを指摘できる紅咲は視界が尻に埋められている。強いちんぽが大好きな龍は全力でのぶつかり合いを所望していた。


「さすがに頃合いか❤ここで気絶されでもしたら、わしのマンコが欲求不満で暴れてしまいそうだ❤今はただでさえ、大前のせいで飼育員不足だというのに❤食い散らかしては申し訳ない❤」


 『特別展示動物』が欲求不満で暴れることがあれば、かなりの数の飼育員が必要になる。人手不足な現在、この龍が満足するにはどれほどの時間がかかるのか本人にすらわからないのだ。

 だから拳は理性を総動員してデカケツを上げ、ウサギの視界に光を与えることにした。


「――――ぷはぁ!❤はぁ、はぁ……❤」

 

 限界まで膨らんだ水風船のような尻に、唾液とマン汁で光る盛りマン。紅咲にはマンコの縁を彩る赤い体毛が縮れて張り付いているところもよく見えた。


 拳がマンコに力を込めると、くぱぁ❤と笑う。もはや唾液のせいで零れる汁も増えており、ウサギを捕らえて離さない。

 呆然とした紅咲を見た龍は目を弧に歪ませ、尻尾の先で頬を撫でる。


「もっとふやけるまで舐めたかったか?❤そこまで名残を惜しまれては、わしもおマンコ冥利に尽きるというもの❤」

「はい……すごかったです……❤」

「ふははっ❤かわいいものよ❤せっかくだ、サービスしてやろう❤❤」

「え?」


 またも龍のデカ尻が落ちてきて、ウサギのすべてを雄マンコで覆う。だが今度はそのまま体をずらし、スリットを顔面に近づけた。

 そのせいで拳の体勢も変わり、シックスナインとなる。ウサギの腹が出ているとはいえ、圧倒的身長差のせいで龍の顔は金玉を超える程度まで伸びていた。


「うおおぉ……!❤」


 先ほどのマンコ責めとは違い、肉ではなく陰毛がウサギの顔を包み込む。尻の谷間とは違って雄そのものの匂いが強く、スリットから伸びる見事な巨根が頬に当たって熱を伝えていた。


「ちんぽなど舐めずともよいぞ❤わしの興味はもっぱらおマンコゆえな❤❤縦割れマンコもかゆくてたまらんのだ❤しゃぶってくれるか?❤」

「はいっ❤❤」


 紅咲はマンコを悦ばせることに重点を置くセックスをするため、乞われれば二つ返事で了承する。そういうところにも散の教育がうかがえて、龍はにんまりと笑うのだった。


 ウサギは陰毛をかき分けてスリットに舌先を当てる。鼻にちくりとした感覚があるものの、毛皮を持つ種をずっと相手にしているためかそこまで気にならなかった。むしろ、ごわついた感触に興奮を覚えるくらいだ。

 そこは勃起によって内壁が盛り上がっており、陰毛とは違う肉の赤が隙間からのぞいている。差し込んだ舌で舐めると、愛液が滲み出してきた。


「んはぁ❤巧みな舌使いだ❤マンコを舐めて生きてきたのだな❤まったく、よく躾けられておるわ❤それならわしもご褒美を与えんとなぁ❤❤」


 拳は鼻面をウサギちんぽの根元に突っ込んで、下からてっぺんまで舐め上げる。舌で感じる硬さや熱にマンコが震え、表情に陶酔が混ざりだす。

 先端までたどり着けば、亀頭の上部だけをはんでからお返しとばかりに舌先で鈴口をこじ開ける。先走りを味わいながらもっと寄こせとせっつくと、ウサギの腹が大きく震えた。


「うおぁ!❤んああぁ!❤❤フェラ、うますぎる……❤すごいぃっ❤❤」

「だてに長年筋肉マンコをやっておらんのでな❤❤しゃぶったちんぽの本数は、お主のオナニー回数より多いかもしれんな❤❤」


 その言葉が嘘ではないことを、紅咲はちんぽで感じている。直腸より硬い粘膜だというのに、ちんぽをとろかさんばかりの優しさで包み込んでくれるのだから。


 先端ですらこの快楽。龍の長い口唇ですべてを頬張れば、どうなってしまうのか。

 その答えはすぐに訪れようとしていた。


「さて、サービスだとは言ったが、フェラで射精してくれるなよ❤下層でどれだけ出したかは知らんが、薄いザーメンでマンコを孕ませるのは礼儀知らずであろう?❤❤」

「んっ……それは、多分大丈夫です❤休みの日とかは、おじさんに一日中絞られたりもするので……❤」


 夏休みの一週間を散とひたすらセックスして過ごすという、天国でもあり地獄のようなイベントを毎年しているウサギだ。種切れにはまだまだ余裕があった。


「ははっ❤杞憂であったか❤そこらのちんぽと同列に考えるのは、お主にとっては無礼であったかもしれん❤」

「いや、それは別に……❤おじさんを満足させるにはまだまだなので……❤」

「謙遜もいきすぎれば嫌味よ❤あの卯ノ花先生を相手にし続けておれば、無理ないことかもしれんがな❤」


 話しながらも紅咲はそばにあった巨根が萎えていくのを感じていた。だが決してこの龍が行為に対して飽いているわけではない。


「人生の半分をセックスに捧げていれば、勃起を操る程度造作もない❤もちろん、もう半分は鍛錬だぞ❤」


 散のような外付けちんぽとは違い、スリット持ちにとって勃起を操作できるかは快楽に直結する。歴戦の筋肉マンコの中には、そういった雄が存在することを紅咲は知っていた。


 そしてスリットクンニを妨げるものは何もなくなった。拳は勇んで陰毛豊かな縦割れをウサギの鼻に押し付け、続きを急かす。

 紅咲が再度舌を差し入れると、今度はぴったり閉じた割れ目によってきゅぅっと挟まれた。勃起がないことによって貪欲さが浮き彫りになっており、うごめいては奥へと誘いこんでくる。


「んっうぅ❤ペロっ❤んっんっ❤❤」

「ほおおぉ❤❤スリットの舐め方も心得ておるのかっ❤んおおぉぉ……❤マンコがキュンっとして、たまらんなぁ❤❤さて、それではわしも……❤」


 そう言いながら、拳はウサギの巨根を一気にすべて飲みこんだ。


「お゛っ❤んおおおおぉぉっ❤ん、ぢゅうぅぅ❤❤」

「うわぁああぁっ!❤❤」


 龍のディープフェラによってさすがの紅咲もクンニする口が止まってしまった。

 それはフェラというには優しすぎ、口というには柔らかすぎ、まるで極上のオナホに吸引されているようだった。牙に当たらないようにするのは当然として、舌がいたるところを愛撫してくれる。


 先ほど下層で味わったものとはまるで違う、淫獣の王がなせる技だった。


「じゅぷっじゅぽぽっ❤❤んまっ❤んまっ❤ん~~~~❤❤❤」

「すごいっ❤あ、これっ❤ちんぽ溶けるっ❤❤❤」

「ふふっ❤まだ本命のおマンコ前だぞ❤ぬぼぉ❤ちんぽが溶けるのはこれからよっ❤❤んちゅぷっ❤ずろおぉ❤❤❤こんなものは準備運動にすぎん❤」

「あっあっああぁぁあ~❤待って❤こんなのすぐ、出ちゃうっ❤うあっ❤そこだめっ❤❤❤」


 人生の大半をセックスに費やしてきただけはあり、拳の口技は巧みだった。紅咲の弱いところをすぐさま把握して、重点的に攻め立てる。おかげでウサギの腰は龍に支配されてしまい、口を引き抜こうとするたびに勝手に上がって追いすがってしまう。


「ぢゅろろろろろっ❤❤❤おぉおおん❤一発くらい出させてやろう❤こんなデカ金玉だっ❤確かに一発程度誤差だろうて❤❤」


 フェラしながらウサギのふかふかででっぷりとした金玉を揉み、拳はマン汁を増やした。興奮によって緑の肢体は汗ばんでおり、上だけの道着が帯を緩ませ、艶めかしい肉体が肌面積を増やしていく。

 もし門がそばで見ていたら思わずちんぽを差し出したくなる程度には、拳はエロティックだった。


 だが紅咲はそれどころではない。あまりにちんぽが気持ち良すぎて、射精しないようにするだけで精いっぱいなのだ。

 こうなるとクンニどころではなく、赤い陰毛からマン汁の滴る様を眺めるだけ。だが、それが許されるほど甘い教育をされてきたわけではない。紅咲は震える舌を伸ばし、縦割れへと食らいつく。


「ふんむうぅ❤れろっれろっ❤❤❤」

「んんんん~っ❤まだ耐えるか❤愛い奴め❤普通なら三往復程度で射精しているというのに❤❤こんな熟れた金玉から出るザーメンを味わうのも悪くはないが……ふむ❤ほーれ、先端をちゅぱちゅぱしてやろう❤❤ちゅっちゅっ❤❤」

「あ、ううぅぅ❤❤」

「次に全部一気に飲みこんで……ずろろろろろぉ❤❤❤❤❤」

「うああぁぁぁっ!❤❤すごい、あぁ❤」


 それでもウサギは舌を止めない。たどたどしい動きではあるが、スリットの奥に横たわるちんぽまで到達している。

 拳の股座はかなり雄臭く、先のマンコしゃぶりと合わせて紅咲の脳が酔ってきていた。肺から興奮を染みこませ、このマンコを悦ばせることより、自身の興奮を優先していくようになる。


 それが龍のたくらみだとしても、あらがえる雄などそう居るはずもない。紅咲は龍の口マンを犯しながら、精神を犯され始めていた。


「ふふっ❤舌使いが雑になってきとるぞ❤射精を前にケダモノに落ちたか❤❤わしとしてはそのほうが楽でいいのだが、つまらんなぁ❤❤そんなもの肉ディルドと変わらんだろ❤❤」

「まだ、です……❤我慢できます❤」

「よく言った❤ならあと十往復ほど、しゃぶってやろうかの❤ジュルルルル❤❤❤❤」

「んんっあああぁぁっ❤❤❤❤」


 ちんぽをしゃぶりながら、一発目をどこで受け取ろうかと拳は思案している。

 このまま口で受け取ってザーメンに舌鼓を打つか。

 それとも茹った金玉からの興奮をすべてマンコで受けるか。


(まあ、それもお主が十往復耐えれたらの話だがな❤❤)


 雄臭で呼吸を封じながらの超絶技巧のフェラによって、紅咲の体は我を忘れて暴れてしまう。射精したくてたまらない本能が喉奥を穿つが、拳はあっさりと受け流して再度飲みこんでいく。

 

「うあっ❤あっああぁ❤ちんぽすごいいいぃいぃ❤❤これ、やぁばいいいぃ❤❤」

「卯ノ花先生はフェラをしてくれんかったのか?❤❤んちゅっ❤んーま❤それとも、しゃぶられすぎて敏感になりすぎたのか❤❤」

「わかっ、んないですけどっ❤❤おじさんは、あううぅ❤髭が濃いからっ❤フェラより、パイズリの方が多くってぇ❤❤フェラも気持ちが良いけどっ❤ここまでじゃなっ……んあっ❤❤」

「ああ❤確かに卯ノ花先生はフェラには向かんか❤なら存分に堪能するといい❤❤」


 髭だけではなく口唇の長さの問題もあり、今紅咲がされているようなちんぽすべてをしゃぶりあげるようなフェラではない。

 その代わり喉奥の締め付けを使ったフェラを得意としており、さらにチクチクとした感覚が好きな客もいる。なので、実はこの動物園でもかなりの人気を博していた。


「うあ、うああぁっ❤もう、もううぅうぅぅ……❤❤」

「……だが、これで十往復終わりだ❤よく耐えたな❤」


 暴発寸前でようやく解放された紅咲のちんぽは限界まで硬く張りつめていた。指で突けばそれだけで爆発してしまいそうだ。

 まさに雄々しさの象徴。拳はうっとりと眺めながら、自身のスリットを撫でまわしていた。


 龍の尻が上がれば、より無様になったウサギの顔に光が当たる。

 毛皮が淫液でドロドロになったことに加えて、赤い毛が数本散っていることが拍車をかけている。口周りはよだれで汚れているだけでなく、マン汁との混合物が端からこぼれて垂れていた。

 

「お、わった……?❤」

「うむ❤わしのおしゃぶりをここまで耐えるちんぽはなかなかおらんぞ❤卯ノ花先生に感謝するがいい❤」


 拳は中腰で止まり、ケツマンコとスリットマンコの両方が見えるようしている。そのどちらもがウサギの唾液と愛液によってとろけきっており、前後からいくつもの糸をぶら下げていた。

 射精間近の雄がこんな淫靡なものを見てしまえば、ちんぽが痛いほど張り詰めるのは当然のこと。ウサギのぎらついた相貌を確認して、龍は唇を舐め上げた。


「頑張ったのなら、ご褒美をやらんとな❤どこで射精するか選ばせてやろう❤❤さて、お主はどうやって射精したい?❤このままフェラがいいか❤スリットマンコでちんぽの兜合わせがいいか❤雌マンコで着床妊娠セックスがいいか❤望むなら、手こきやパイズリでもいいぞ❤」

「はあ……はあ……❤」


 膨大な快楽から急に切り離されて、紅咲の視野が狭まっていく。射精したいとびくつくちんぽから脳を守ろうと、何度も呼吸するのだが、火照った体は一向に冷める気配がなかった。

 なにせ、目の前で二つの淫乱マンコがちんぽを求めて揺れているのだ。健全な男子なら今すぐにでも襲い掛かっていても不思議ではない。

 

 エロさがそこらの筋肉マンコとは圧倒的に違う、まさに淫獣の王が一角にふさわしい佇まい。紅咲は改めて、ここが魔境と言われる理由を思い知る。


「だったら……」


 瞬きすら忘れて、ウサギは乞う。

 昇級試験はここからが本番だった。


【続きは来月の支援者限定公開となります】



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POSTEDJan 29, 2024
ARCHIVEDJun 10, 2026