「さて、これで全てのパーツが出揃いましたねぇ。それで先生にどちらのパーツを使ってもらうか、と言うことになるんですがぁ。残念ながら決定権は先生にはないんですねぇ。希望を出した生徒さんたちに決めて頂きましょうかぁ。はい、皆さん拍手~。」
生徒たちの拍手と歓声が鳴り響く。
「それでは順番に選んでいきましょうかねぇ。紹介したのとは逆になりますがぁ、積み重ねていく関係上足の方から聞いていきましょうかぁ。まずは足ですねぇ。それではぁ、先生に使っていただきたい方を選んで挙手をお願いしますねぇ。あぁ。折角ですからぁ、先生にはどちらが選ばれたか分からないように顔の箱は蓋を閉じさせていただきましょうかぁ。全てが決まってから一気に味わって頂きますねぇ。」
顔の前が閉じられ視界が遮られる。これじゃあどっちが選ばれたのか分からない……つまり心の準備も出来ないってことだ。
「それではぁ、皆さんは先生に浸かって欲しい方に手を挙げて下さいねぇ。あぁ、余り声は出さないようにしてくださいよぉ。せっかく先生には後ろを向いてもらっているのにバレてしまうかも知れませんからねぇ。それでは快感を感じる足が良い方は手をあげてくださぁい。ふぅむ、なるほどなるほどぉ。では次にぃ、水虫足が良い方は手を挙げて下さいねぇ。」
一体どっちが選ばれているんだろう。
「では次は下半身、腰回りですよぉ。巨大クリトリスが生えた方が良い方は手を挙げて下さいねぇ。次に生えたおちんちんに貞操帯を着けた下半身が良い方は挙手をどうぞぉ。はぁ、こうなりましたかぁ。」
うぅ、どうなっているの?
「それから上半身、おっぱいですねぇ。巨大なおっぱいが良い方ぁ。 う~ん。なるほどですねぇ。では真っ平らなおっぱいが良い方はどれくらいいますかぁ?」
これさ、元の身体を選択肢に入れたりはしないの? ううん。どうせ入れたって選んでは貰えないか。
「では選択肢は次で最後ですねぇ。常にオナニーをする腕が良い方はどれくらいいますかぁ? 逆に決して自分では気持ちよくなれない腕が良い方はぁ?」
このままだと、とんでもない身体にされてしまう。いっそのこと、このまま時間が止まってしまえばいいのに。
「はい、全てが決まりましたのでぇ、先生の新たな身体の入った箱を積み終わりましたよぉ。聞こえてますよねぇ。箱のサイズでどちらが選ばれたか分かるものもありますからぁ、このまま頭の箱も積ませて貰いますよぉ。」
うぅ。これまでは1つずつ味わわされてきたけれど全ての感覚が同時に襲ってきたら一体どうなってしまうのか……
「それではぁ、身体の合体までカウントダウンをしましょうかぁ。生徒の皆さんにはこれまで黙って貰ていましたけれどぉ、一緒にカウントをしていって下さいねぇ。」
再び歓声が上がる。
「それではカウント10からいきましょうかぁ。10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、ゼロぉ!!」
「んひっ!?」
全身から強烈な違和感が襲ってくる。感覚が混ざり合ってしまって、一体どっちが選ばれているのかはっきりと認識することが出来ない。
「それではぁ、まず顔の箱を開けて説明をしていきましょうかぁ。まず胸に関しましてはぁ、7割以上の圧倒的な支持を得て巨乳のおっぱいが選ばれていますねぇ。おっぱいの中に母乳がギチギチに溜まっていましてぇ、吸い出して貰わないといけない身体になったってわけですねぇ。」
うぅ。これからは人に頼んで母乳を吸い出して貰わなくちゃならないんだ……
「次に腰回りですがぁ、こちらは比較的支持の差は少なかったんですけどねぇ。それでも6割近くの生徒さんが選んだ永遠に射精の出来ない貞操帯付きふたなりの身体が選ばれていますねぇ。おっぱいにしてもおちんちんにしても、簡単に自由に出来ないのが皆さんの好みなんでしょうかぁ。」
ふたなりって……私、女なのに、おちんちんが生えちゃったんだ……
「そして足ですねぇ。こちらはおっぱいより更に圧倒的、9割以上の支持を取り付けまして歩くだけで快感を受け取る性感帯足になってますよぉ。」
まともに歩くことも出来なくされたなんて……
「最後に腕ですがぁ、これはもっとも評価が分かれたんですよぉ。ほぼほぼ同数に近かったんですがぁ、どちらが選ばれたかは既に分かっていますよねぇ。」
言われるまでもなく、私の腕は勝手に動き身体を振れようと箱の内側を引っ掻き続けている。これはつまり、オナニーをしたがる腕が選ばれたってことだ。
「それでは箱から出て全身を披露して頂きましょうかぁ。」
「あ……」
私を閉じ込めていた箱が開かれる。これまでは映像越しだったり箱の中に入っているのを見たりで現実感が薄かったけれど、こうして箱から出てしまうと本当に自分の身体が変わってしまったのだとどうしても実感してしまう。
「さてさて。それではぁ、最後の選択ですねぇ。一番最初にぃ、状況によっては元の身体に戻れるとお話したのは覚えてますかぁ?」
「それ、は……」
言われてみればそんなことを説明された気がする。でも状況って? 一体何をすれば許して貰えるの?
「それではぁ、ここで後ろでセンパイ顔をしているもうひとかたの先生……えぇと安達先生でしたっけぇ? にも、前に出てきて頂きましょうかぁ。」
呼び出されたのは私をここに連れてきた先輩教師だ。途中で止めてくれないかと期待もしたけれど結局最後まで見ているだけだった。今更呼び出して何をするんだろう。
「さて、先生は……っとぉ、呼び方を変えないと紛らわしいですねぇ。確か先生のお名前は高瀬でしたっけぇ。ではここからは高瀬先生と及びしますねぇ。」
名乗った覚えはないのだけれど、どこで知ったんだろう。いや、事前にアンケートを取ってる位だし生徒たちから教えられてても不思議はないのか。
「改めましてぇ、高瀬先生は安達先生の身体を見てどう思いますかぁ?」
「どうって……普通にスタイルがいいと思います、けど……」
「はい、そうですねぇ。そう感じているのが当然なんですよぉ。何しろぉ、昨年以前のマジックショーに参加していない方には何もおかしなところのない身体だと感じるようになっていますからねぇ。」
え……どういうこと?
「うふふふふ。実感は出来ないかも知れませんけれどぉ、実は安達先生もかつてのマジックショーに参加して常識では考えられない身体と化しているんですよぉ。」
「え……」
改めてまじまじと先輩の身体を見る。けれどもやっぱりどこにもおかしなところは感じられない。
「逆に言いますとぉ、このマジックショーに参加していない方からしてみると高瀬先生の身体も何も異常がないように受け取られるってことでもあるんですけどねぇ。」
そう、なの? こんな身体にされたら人前になんて出られないと思っていたけれど……誰にも気づかれないってこと? ううん。誰にもじゃなくてここに居る子達以外には、ってことか。
「それではここからが本題なのですがぁ、今から観客の生徒さんたちに最後の投票をして頂きますねぇ。内容としましてはぁ、安達先生と高瀬先生。この2の内、どちらが今の身体のままでいて欲しいか。ですよぉ。」
「は?」
「分かりませんかぁ? 選ばれた方は明日からも今の身体のままで過ごして頂きます。そしてぇ、選ばれなかった方にはそこに置いてある高瀬先生の元の身体を使って頂くことになるんですよぉ。」