「おっぱいの中に大量の母乳が詰まっているのは間違いありませんよぉ。ただですねぇ、母乳を外に出すには搾るだけじゃダメなんですねぇ。」
「ダメって……どうすればいいかを教えては、貰えるんですか?」
「当然じゃないですかぁ。ちゃあんと体験付きで説明しますからねぇ。」
うぅ……その体験って言うのがとても怖い。ただ母乳を出すってだけじゃないってことよね?
「ちなみにぃ、説明を拒否することも出来ますよぉ。その場合はこの身体が選ばれても母乳を出す方法は分からないままですけどねぇ。」
「それは……困ります。」
そんなことを言われたら体験ってのを受け入れるしかないじゃない。
「ではですねぇ……はい、そこの一番前に座っているアナタ。前に出てきて貰えますかぁ?」
「え、はい。」
指名をされたのは随分と小柄な子だった。私の受け持っている授業で見た覚えはないからはっきり分からないけれど1年生だろうか。
「では簡単に自己紹介をして貰えますかぁ?」
「あの、1年B組の、吹田です。」
「はぁい、よく出来ましたぁ。吹田くん? 先生のために協力してあげてくださいねぇ。」
質問形式ではあるけれど有無を言わさない圧力が感じられる。
「それじゃぁ先生、この子に乳首を咥えて思い切り吸い込むようにお願いして下さいねぇ。」
「はえっ!?」
思わず変な声が出た。
「咥えてって……冗談ですよね!?」
「いいえぇ。至って本気ですよぉ。そうしないと母乳を出すことが出来ないんですから仕方ないじゃないですかぁ。」
なんだってそんな……
「あの、ひょっとしてそれもアンケートで?」
「はい。勿論ですよぉ。この場にいる誰かの発案ですねぇ。」
顔を見回してみたけれどそれが誰なのかなんて分かるわけがない。
「もうちょっと説明をしますとぉ、このおっぱいは常に母乳を作り続けるんですねぇ。幼女のおっぱいの方でもそれは同じだったんですけれどぉ、向こうは溜めておけるタンクがありませんので作られた端から垂れ流しになっていたじゃないですかぁ。」
それはさっきも聞いた説明だ。
「ですがぁ、こちらは巨大なタンクがありますのでたっぷりと母乳を溜めておけるってわけなんですねぇ。ちなみに注意点としましてぇ、作り出された母乳は全部タンクに溜まっていくんですよぉ。ですのでいつまでも搾り出さずにいるとぉ、どんどんとおっぱいが大きく育っていきますから覚えておいてくださいねぇ。」
「大きくって……これ以上!?」
今でさえバスケットボール以上のサイズなのに? しかも既にパンパンに張っている感覚がある。すぐにでも母乳を出してしまわないと更に大きくなってしまうってことなの?
「母乳というのはぁ、乳首周辺に存在する乳管口と呼ばれる穴から流れ出すんですねぇ。ですがぁ、この身体は基本的に乳管口が閉じていて母乳が堰き止められているんですよぉ。母乳を出すためにはぁ、まず乳管口を開いてあげる必要があるんですねぇ。」
「開くって……」
一体どうすればいいの?
「その為に協力を要請したんですねぇ。閉じた乳管口を唾液で湿らせてぇ、ふやかしてしまえばいいんですよぉ。ただ気を付けなければならないのはぁ、先生本人の唾液では効果がないんですよぉ。あくまで他の方の唾液を使う必要があるんですねぇ。」
さっき言ってた乳首を咥えて吸い出すって、そうしないと母乳が出せないからってことなの?
「それとぉ、もう1つ気を付けなければならないことがあるんですねぇ。唾液は新鮮なものでなければならないんですよぉ。なのでぇ、唾液を容器に集めておいても母乳を出すためには役に立ちませんからねぇ。」
そんな……
「後はですねぇ。乳管口が開いた状態でも外からおっぱいに圧力をかけるだけじゃあ母乳は出せないんですねぇ。あくまで吸い出す必要があるんですよぉ。」
うぅ。逃げ場を塞がれている。
「と言うわけでぇ、吹田くんにお願いをしてみましょうかぁ?」
「うぅ……吹田くん、お願い。」
「ダメですよぉ、それじゃあ何をお願いされているか全くわからないじゃないですかぁ。ちゃあんと具体的に、何のために何をして欲しいのかを説明しなくちゃ伝わりませんよぉ?」
これまで散々してきた説明は吹田くんだって聞いているハズなのに……わざわざ私の口から言わなくちゃダメなの?
ううん。ダメ、と言うか言わせたいんだ。私を貶めるために。
「吹田くん、あのね。先生、おっぱいの中に溜まった母乳を出すためには乳首を咥えて吸い出して貰わなくちゃならないの。お願い、出来ないかしら……」
頭の中ではこれは自分の身体じゃないと分かっている。あくまで一時的に感覚を繋げられた偽物の身体だ。
けれども、その『感覚が繋がっている』と言う状況のせいでどうしても他人の身体と感じることが出来ない。自分の身体じゃないと割り切ってしまうことなんて出来やしない。
「じゃ、じゃあ吸いますね。」
「ええ。お願い。」
吹田くんが身体をかがめ、箱から飛び出した乳首に口をつける。母乳を吸い出すために口に含もうとしているけれど、大きすぎてそれすら出来ていない。一体どれだけ異常な大きさなんだろう。
「苦戦しているようですねぇ。無理に口に含もうとせず吸い付いてみればいいんじゃないでしょうかねぇ。幸い乳管口は乳首のあちこちにありますからねぇ。」
「こ、こうですか?」
右の乳首に唇が当てられる。唾液を塗り付けるように舐められて居るのが分かる。
「はぁい、お上手ですねぇ。これまでもやったこと、あるんですかぁ?」
そんなの、健全な男子生徒にあるわけ無いじゃない。……ない、のよね?
「ひんっ。」
経験がないのは私もだ。これまで胸を舐められたことなんてない。そりゃあ一人で自分を慰める時に乳首を弄ることはあるけれど、指と舌の感覚じゃまるで違う。
こんなことで気持ちよくなっちゃいけないのに。おかしいのに。
「はぁい。そろそろ唾液のお陰で乳管口も開いたんじゃありませんかねぇ。そのまま思い切り吸い出してみましょうかぁ。」
「んんっ!!」
私の声だったか、吹田くんの声だったのか。嬌声と同時に母乳の流れ出す感覚があった。
「なっ、何……コレ?」
気持ちいい……の? いきなり頭が熱くなって真っ白になったり、かと思ったら急に頭の芯に氷を流し込まれたみたいに冷静な気分になったり。何だか感覚に理解が追い付かない。
「うふふふふ。同じ母乳が出る状況でもぉ、こちらのおっぱいは設定が少々異なっているんですよぉ。」
「異なる、って?」
「はい。先ほどは母乳が流れ出すことで気持ち良さを感じてましたよねぇ?」
そうだ。そのせいでずっと気持ちよくなってしまっていた。
「こちらのおっぱいはぁ、母乳が出ている間はイき続けるおっぱいなんですよぉ。」
「……は?」
イくって……あの、絶頂とかエクスタシーとかオーガズムとかそういう表現をするあのイく?
「普通はイくためには快感を高めていく必要がありますよねぇ。でもそんな面倒な工程は一切不要なんですよぉ。単純明快にぃ、母乳が出ている間はイく。そういう身体なんですねぇ。逆に母乳が止まればぁ、当然イくだってお終いですよぉ。母乳が出る前の状態に戻るんですねぇ。」
「じゃあさっき、から……イったりそうじゃなかったりが続いてるのって……」
「はい。母乳を吸い出すと言いましてもぉ、息継ぎだってありますからずうっと吸い続けるわけにはいきませんよねぇ。なのでぇ、母乳を吸っている間だけイって、息継ぎをしたり口の中の母乳を飲み込んでいる間は元の状態へと戻っているんですねぇ。」
うぅ。こんなの、普通だったら絶対に有り得ない。イくのとそうじゃないのが何度も何度も切り替わって頭がおかしくなりそう。
「ちなみにぃ、母乳を出すのを中断するのを元の状態に戻ると言いましたよねぇ? ですのでぇ、先にイってから母乳を出すようにすれば切り替わりはなくずっとイき続けるだけになりますからねぇ。」
それはそれで、私が休めるタイミングが無いってことじゃない。