「せんせいと、ふたりきり」
___キミにはまだ早かったかな…?
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わたしは幼稚園の外に連れ出されていた。
魔界の空気が心地悪い、はしゃぎ回る園児たちを避けるように物陰に隠れながらわたしは辟易していた。
『ウィルくん、ここで何をしているのかな?』
不意に声をかけられる。
わたしは何度もおむつを濡らしてしまうために先生1人が付き添うことになっていた。
彼の名前は「モグ」
三毛猫のような模様と悪魔特有の鋭いツノ、見た目はかなりDQNだが、そんな見た目とは裏腹にかなり真面目だ。
2000歳の青年(人年齢20歳ほど)
初めての自己紹介の時からずっとわたしは彼に付き添われている。
『みんないじわるしてくるから一緒に遊びたくないのかなぁ?』
「…ちがっ…ぼ…わ、わたしは静かなところが好き…な、の…」
ああ、舌も頭も回らない
時間が経つにつれてマオの幼児化の呪いが強まっているのか言葉も幼児のようになっていく。
『う〜ん…、
じゃあさ、僕と2人でお散歩いかない?』
…逆らえない…
わたしは渋々ついていくことにした。
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ぼく、すなあそびだいすき!!!
モグせんせいとこうえんにいっしょにいったよ。
おやつおいしい!じゅーすおいしい!
すなばみつけたしゅんかん、とびついちゃった!!
『ちょちょ!!ウィルくん!砂まみれだよ!』
「せんせー!!ぼくここだいすき!」
天界のすなば…だいすき…だい…すき…?
だ……だいすき?ここは、魔界だぞ。
またもや子供の思考に囚われたわたしは体に張り付く砂と思考を振り払った。
モグは急に砂遊びを辞めたわたしを見て不思議に思ったのか
『飽きちゃったかな?そろそろお昼寝の時間だし、散歩して戻ろっか?』
とわたしの手を引いて歩き始めた。
…トイレに行きたい…
わたしの貧弱な膀胱はすぐに悲鳴を上げ始める。
園まで我慢できると腹を括っていたが、尿が溜まるのが異常に早いように感じる…
「…っ……ぅ」
わたしはおとなだ。
そんなプライドが邪魔をして
「先生、トイレ」と訴えるとこができない。
結局、園に戻るまでの道で我慢できず何度もわたしはおむつを濡らしてしまった。
歩き方がどんどんぎこちなくなっていくわたしに先生は気づいたらしく、
『おしっこしちゃったかな?帰ったらすぐ替えようね』
「…は、う、、うん」
幼稚園まであと少し。
またもわたしは強烈な尿意に襲われていた。
先ほど浴びるように飲んだジュースのせいだろう。
薬でも盛られているのか?と疑うほど膀胱の容量は貧弱なようだ。
「せんせ…といれ…!!」
わたしは餌を求める獣のように彼にしがみついていた。
うあ……………間に合わな……
しゅいぃぃぃい………じょぉぉおおお……
ついにおむつは決壊し、またもやズボンを汚してしまった。
耐えきれなくなり涙がポロポロと溢れてくる。
まるで幼児のような言い訳しか出てこない。
ズボンを下げられおむつを丸出しにされる。
『ウィルくん、今度ズボン汚したらテープおむつって言ったよね?』
なに?テープだけはいやだ!!!わたしはあかちゃんじゃない!!
続く…
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