雨の人ごみの中、豪は薄いレインコート一枚の姿で、肩を縮めながら歩いていた。年末の繁華街は人で溢れ、雨が容赦なく降り注いでいる。すぐ後ろに、男がぴったりとついてきていた。
傘を共有するふりをして、豪の肩に手を置き、低い声で耳元に囁く。
「豪、いいか? 今すぐコートを脱げ。今日は霧っぽいし、ささっとやればバレねぇよ。脱いだら俺が写真撮ってやる。烈の新しい動画、上げたられたくなかったらな。」
豪の体がびくっと震えた。男の息が首筋にかかり、吐き気がする。兄の烈は、自分以上にひどい暴力や強姦で、何度も壊されかけている。あの動画の続きを、豪は絶対に見たくなかった。
「……いやだ……もう、オレやだ……」
小声で懇願するが、男は笑みを浮かべて肩を強く握る。
「声出すなよ。周りに聞こえたら終わりだ。烈の顔、ネット中に晒すぞ。お前が泣きながら見てたあの続き、ちゃんと公開してやる。」
人ごみの流れに逆らわず、ゆっくり歩きながら、豪は震える手で上着を脱ぎ始めた。男の傘が低く構えられ、周囲の視線を少しでも遮る。雨が肌を叩き、冷たい。
動きが遅くなると、男の手が触れてきて、豪は必死で声を抑えた。
ついに全裸になった豪の体。雨がびしょ濡れにしていく。人ごみがすぐ横を通り過ぎる。誰かが気づけば一巻の終わりだ。
男がスマホを構え、満足げに写真を撮る。
「いいぞ、ガキ。次は放尿だ。その場でしろ。俺が見てる前で、ちゃんと地面に出せ。烈の命がかかってると思え。」
豪の目から涙が溢れたが、それは雨に混じって、頬を熱くする間もなく落ちる。
「……へ、へっぽこぴー……!」
嗚咽を噛み殺しながら、豪は膝を軽く曲げた。
じょ……と温かいものが足元に落ち、雨に混じってアスファルトに広がる。男が低く笑う声が聞こえた。
「はは、いい顔してるぞ豪。もっと出せよ、最後まで。」
「お………おおお……ッ♡」
恥や痛みで興奮する体に作り替えられていて、小便を流しながらも豪はだんだんと勃起していく。垂れしずくだった小便は、噴水のように勢いよく、天に噴射。
人ごみがすぐそばを通り抜けていく中、豪は震えながら出し切った。終わると、男が豪の肩を叩く。
「よくやったな。また面白いことさせてやるよ。烈にも、お前の頑張り見せてやろうな。」