将馬の体は日々の過酷なトレーニングのおかげで、一年生とは思えないほどに締まっていた。腹筋はくっきりと割れ、胸板は厚くなり、腕も脚も筋肉が張っている。見た目は完全に体育会系のガチムチ体型だ。
だけど、この強豪校では、彼の低身長ではレギュラーになりえるわけもなく、完全なお荷物……補欠でしかなく。
対して、有名選手として活躍している先輩たちはこの部活の中では支配者であり、王である。
一年補欠部員である将馬なんて、玩具でしかなかった。
どんないびりをされようと、周りの教師も部員も、口出しなんて出来ない。
入部から二か月間、将馬は、毎日のように部室に残ることが命令され、全裸で点検されることがルーチン化していた。上下関係は絶対であり、先輩の命令には即座に従う。それが野球部の掟だ。
いつか獲得するレギュラーのためにも、将馬は耐え忍ぶしか道はなく。
その日も練習が終わると、先輩部員の声がグラウンドに響いた。
「将馬、部室集合!」
「うっす…… 了解っス、先輩!」
将馬は大きな声で返事し、足早に部室へ向かった。ドアを開けると、いつものメンバー…先輩や、中には有望株とされてる同学年選手……が、ベンチに座って待ち構えている。将馬は自然と部屋の中央に立ち、背筋を伸ばした。
「遅えぞ、将馬。さっさと脱げ」
「くっ! うっす!」
尻を叩かれ急かされた将馬は、素早くユニフォームを脱ぎ捨てた。もとより、下着は身に着けていない。ノーパン練習が命じられている。
全裸になり、胸を張って直立……には、さすがに抵抗がある。少しだけ縮こまる背中。その頭を、20センチ近い差がある先輩部員が撫でる。
「今日もちゃんと剃ってあるな。ツルツルだ。偉いぞ、将馬」
「あ、ありがとうございます!」
補欠にチン毛なんて生意気だと、両手足をつかまれ無理やり剃られた入部初日。そこから、毎日、自分で処理するように命令されていて、もともと薄かった毛はノーパン練習で摺りこすられ、毛根ごと削られて無毛状態。わずかに生え始めたものも、自分の手で落とさなければいけない。小学生のものと大差のない、みっともない包茎チンポが、鍛えられた腹筋の下で情けなくプラプラ揺れる。
別の男が近づき、将馬の陰茎を指で軽く持ち上げた。
「臭いチェックだ……おお、くせーくせーw 2ヶ月洗ってねえだけある。カスちびの匂いが染みついてるぜ」
「う……ううう……あ、あざっす……!」
将馬の声はしっかりしていたが、顔はわずかに赤らんだ。洗うことを禁じられている陰茎からは、汗と皮脂、そして先輩たちの残した体液の匂いが混じり、確かに濃厚な男臭を放っていた。まだ勃起はしていないものの、先輩の指が触れただけで、わずかに反応し始めていた。
後ろから尻の肉も掴まれる。
「筋肉ついてきたなあ、将馬。尻もプリプリだ。触り心地いいぜ」
「ありがとうございまス!!先輩たちのおかげッす!!」
将馬は内心で苛立ちを覚えていた。先輩たちに一発殴ってやりたいと思う瞬間は今でもある。だが、許されない。口答えなど絶対に出来ない。どんな目にあおうと、レギュラーを取れるその日まで、心までは屈服させまいと自分に言い聞かせていた。
「オナ禁チェックだ。触らずに勃たせろ。」
「はいっ!オナ禁補欠部員、沢村将馬!勃起させていただきます!」
恥ずかしい台詞だったが、命令された通りに口にした。2ヶ月前は言えなかった言葉が、今では先輩たちの言う通りの音量で出せる。
「早く勃てろ。ちゃんと命令どおりに出来たら、久しぶりにお前もイカせてやるよ。ほら、想像したらすぐ勃起できるだろ。ケツオナホ、大好きだもんな、お前。」
「……ハハハ、ちっちぇーチンポ固くしやがって。んじゃ、その勃起チンポ、腰ピストンで揺らつかせてみろ。今度はお前が俺たちを勃起させる番だ!チン媚びスライディング芸、やってみな!!」
これが補欠部員・将馬の日常だった。
逃げる術はない。野球部に所属する限り、この調教は続く。