森へと逃げた少女達を追って巨人たちの声が遠のいてゆく
代りに掴まったクラスメイトを嬲る巨人だけが残り
辺りには捕まった少女の悲鳴とその身体がきしむ音が響いていた
褐色子はバスのトイレにいた
用足し中だった褐色子はなにか大変なことが起こっている外の様子に
トイレから出れずにいた
バスが急に激しく揺れる
そしてメキメキと轟音を立ててトイレに日の光が差す
森の少女を追いかけていかなかった巨人がバスから匂う雌の香りを嗅ぎつけたのだ
トイレの壁をはがされ巨人と対面する褐色子
この世のものではない化け物の顔だが自分を見て笑みを浮かべているのがわかる
壊れたドアに掴まって抵抗したが簡単に外につまみ出されてしまう
外では悲鳴だけ聞こえていたクラスメイトの状態が目に入った
近くにいたのは格闘子で
彼女は自分の身体よりも大きい巨人のペニスを出し入れされていた
激しく上下に揺さぶられるたびにバルーンアートの風船のように
腹が膨張させられている
「ご、ごきげんよう・・」
巨人に捕まり品定めのように観察される褐色子が振り絞って出した言葉が挨拶だった
こういう時は相手を刺激しないようにすること、そう教えられている
実際、セレブな彼女たちは誘拐の危険と隣り合わせだ
しかし、相手は人間ではなく、
ついさっきまでバス旅行を楽しんでいたクラスメイトは
いまはボロ布のように扱われている
刺激しなくとも目的がこっちの身体なのならもう詰んだ状態である
恐怖で途中だった排尿が勝手に再開される
自分では止めることができず下着を濡らす
巨人は褐色子のスカートを捲り股間を確認する
恐怖と恥かしさと絶望が頂点に達する
それでもまだ発狂せず褐色子が耐えれているのは
あまりにも現実離れしているこの状態だからだろう
極限の恐怖で作った笑顔のまま表情が固まった褐色子は
それでも巨人をなだめることができたら助かるかもしれないと
望みをかける
「お願い、優しくして。」