DESCRIPTION
日々探究心満たしている聡明な実験参加者の皆様におかれては、コピ・ルアクと呼ばれるコーヒーについてきっと既知の概念かもしれない。
コピ・ルアクとはジャコウネコの糞から採取できる未消化のコーヒー豆のことであり、このコーヒー豆は独特の香りを持ち、高値で取引されるほどの高品質で希少なものであるとされる。
未消化ということから、熟したコーヒーの果実が一度食され、果肉が栄養分、種子にあたる所謂コーヒー豆が昇華されずに排泄物とともに外へ出るという仕組みだ。ジャコウネコの腸内の消化酵素や腸内細菌の発酵によりその独特な香味が加わるそうだ。糞の中にあるその豆を取り出し、洗浄して乾燥、そして焙煎されてようやくコーヒーが飲めるというわけである。
とてつもない手間がかかるとともに、まるで合法的・健康的に排泄物の持つ魅力や自然の神秘、奇跡を感じるのにはとてもよい好例であることは間違いない。
私も研究者の端くれとして、いずれは体感したいと思っているところではあるが、まだ味わうには至っていない。コーヒーは好きなので、いずれ叶える夢として胸に秘めておこうと思う。
排泄物中の未消化物描写を好むという話もあると思うので、それらが好きな方々には今回のイラストはどう映るだろうか。本物であればある意味たかが知れる程度の量しか採取できないかもしれないが、ニスのイラスト想定で考えると、一回の排泄から何倍ものコーヒーが楽しめるほどかもしれない。それを店員自らが排泄するところを見られるという工程から楽しめるなら、最高の幸せと呼べるのではないだろうか。
常に実験である。