1月に公開予定だった作品のひとつである。
今年は午年であるということで、毎年欠かさず描いているその年の干支にまつわる絵なのだが、私が干支の中で描けない又は描かないとする動物がふたつあり、それが馬と猿である。
これらの2種は私の中では他の動物種と比較して格段に性癖と枠から外れてしまいがちなものなので、基本的に私が手掛けることはない(生物そのものが嫌いというわけではないので悪しからず)。
ただ、かなりギリギリになった段階でこの機会に試してみたいと思ったアイデアが浮かんだので、それを簡単に形にしてみることにした。
ユニコーンと言えば、額に一角を携えた伝説上の生物で有名だ。この角の隠喩として、どうしても股間の一物の例えになりがちであり、様々な作品において、本来の性別問わずに股間に大きな角を生やしている姿が散見される。あまりに擦られすぎているネタではあるが、創作者として通らずにいるのは勿体ないと考えたのだ。
そして馬といえば、そのきれいな尻と肉厚の肛門が特徴的であり、その予備動作のない自然な脱糞は動物のなかでもかなり魅惑的なのではないだろうか。そのシーンについて描写するにあたり、私は今回原宿などでよく取り上げられるユニコーンカラー(俗に言うゆめかわいい系)というものを活かしてみようと考えたのだ。
ユニコーンのような清浄なイメージが強い生物が、通常の大便のような汚いものを出すことなど無く、ゆめかわいいブツを出すものだという発想はどうだろうかと思い、この絵ができたのである。
当然、そんなイメージの生物がイメージにそぐわない汚いモノを出すというのもギャップ萌えとして素晴らしいと考えている。これは股間にある一物と同様の考えだろう。
このイラストや発想を通し、私の馬に対する苦手意識はちょっとは薄らいだような気がしている。やはり物事の新しい面を見出し、良い点を積極的に見つけ出すことは喜びを増加させるのに役に立つものである。新しい発見をこれからもしていきたいものだ。
常に実験である。