お久しぶりです、ネイト二世です。
今回の記事は昨晩(Pixivでは一昨日)投稿したダイドーちゃんの制作過程です。
4/12以降、SNSに投稿するイラストを一枚も描いていなかった中で手法を恐る恐る思い出しながらの描画となりましたが思いの外の好評を頂き、拡散してくださった方々には大変感謝しております。
久々の投稿ということでシンプルな構図かつ、斜め顔よりも個人の癖が出にくい(と感じている)正面顔のポーズを選びました。
初めは線ラフのまま線画に取り掛かろうとしていましたが、軽く目安程度に陰影を付けておこうか、と下地の色を置いて光源ラフを描いたところ一気に「量感」が見え、線だけで完成図をイメージしてはならないと改めて実感しました。
さらにふとした思い付きで、グリザイユ画法の手順で色を付けてみると短時間で完成図のイメージに近づくのに驚きました。
少し前の投稿では色ラフから整えてそのまま塗りにするという手法を取っていましたが、今考えてみると色ラフの陰影、色彩に引っ張られてしまい却って一から塗るよりも時間が掛かってしまっていた面がありました。色ラフは短時間でパパっとイメージだけを掴み、完成図の目安程度にするのが自分に一番合っていると理解しました。
線画のちに髪と服だけ色ラフを仮置きし、顔の描き込みから最初に始めました。線画同じでも、目のメイクによって印象が大幅に変わるのがわかるでしょうか……?
髪・肌・服を行ったり来たりして少しずつ陰影を深めるように塗り進めました。
作業工程的には既に80%は過ぎているのですが、完成版を100点をして見比べると見かけの印象的にはこの時点で50点程度になるのではないかと感じます。
ここ数カ月、Youtubeで様々な絵師の方々のメイキングを見て感じたのは、上手い人ほど仕上げ作業に時間を割いて綿密に確認・加工しているということです。
以前の私は評価されているイラストは「素材が良いから」と考えていましたが、今では「素材もいいが、それ以上に盛り付けが美しく、考えられている」という認識へと変わりました。「これでいいか」と安易に終わらせるのはいけませんね。
だいぶ後になってから「濡れ透けにしよう!」と天啓が降り透け感を追加しました。
さらに線画上からの髪のエクステを追加し、ハードライトで色味が単調な部分を豊かにした後に無彩色のオーバーレイで全体の光バランスを調整し、完成しました!
FANBOXを開設してからこれまで、あまりにも物臭な不定期投稿となっておりましたが、今後はメイキングだけでなく以前から個人的に資料にしてきた様々なノウハウや絵で考えていることなどを積極的に発信していけたらと考えています。
そして、このような状態であったにもかかわらず長期間に渡ってご支援していただいている方々には本当に感謝しております。まだまだ模索中の身ではありますが、今後とも宜しくお願い致します。