Previous Post

ユヅカの原寸、過程、制作秘話

Next Post
ユヅカの原寸、過程、制作秘話
1 / 8
DESCRIPTION

昨晩、Skebに納品した私デザインのVtuber「珈茶ユヅカ」の原寸イラストです!


1月にSkebを開始するにあたっておまかせ金額を基準としたクオリティの基準を簡易的に設定しており、今回のご依頼では初めはもっと”引き”の構図で背景や情景描写といった全体的な緻密さに凝るべきかと思っていたのですが、ご依頼文でクライアント様が重視されているのは描かれる人物の感情だろうという結論に達し、”寄り”の構図で心情を色や雰囲気を含めて表現する方針にしました。



色ラフです。この時点では立体感を掴む程度にしているのでテーマである「希望・嬉しさ・再会」よりもどこか儚げな印象になっていますね。ユヅカの顔の向きを余白側・右向きにすることによって彼女が「未来」を向いていることを表現しました。(多くのグラフや図も、右方向に行くほど新しくなりますよね)

色ラフからそのまま整える手法は辞めたので、線画が終わった直後が一番モチベが下がり、気合の入れ所となっています。


↑の段階で「なんか……顔が気に入らん!」となって一旦中断しました。その後、工程を進めるより統合上から描き足して理想に近づけてみようと描き進め、なんとか感情のある顔に直せました。完成形よりも少し「哀」が強め?

彩色を進め、背景を描いたのちに色調補正して完成です!


暖かな橙色の日差し、水色の清々しい空気で出会いの季節である春を表現しており、背後から来る光と風によって、希望に優しく背中を押されているイメージを表現しました。……もっともこれは今だからこそ冷静に分析できることで、当時はそこまで深い考えはなくもっとフィーリングの領域で描いていました。


今回、クライアント様をかなりお待たせしてしまいましたが、ここのところ絵に対する考えが技術偏重になっていて、つい最近まで表現のうえで最も大切な「共感」「感情」「主題」を疎かにしていたので、今だからこそご依頼に沿った納得の行く作品に仕上げられたのかもしれません。


これからも、表面的な絵柄や技法だけを考えるのではなく、自分が表現したい心情と閲覧者様が感じる印象を一致させられるような絵を描いていきたいですね。










ネイト二世 PIXIV FANBOX 64 favs
VIEWS1
FILES8 files
POSTEDMay 11, 2022
ARCHIVEDJun 10, 2026