【ラストシーン飲尿】旧姓 杜野凛世さんがプロデューサーに排卵誘発剤服用絶対危険日托卵セックスをお願いしたら、マゾ本能を暴かれてザーメンコキ捨て穴にされるお話
「凛世を……抱いて……ほしいのです……」
そう言われた時のことを、元アイドルである旧姓杜野凛世――そのプロデューサーを勤めていた彼は思い出していた。
■ ■ ■ ■ ■
「それでは……失礼いたします……♡」
そう一言断ってから、じじじ……とズボンのファスナーが下ろされる。そうして、むわりと湯気の出るような熱さのまま取り出される肉棒。その肉棒を見て小さく微笑むと、凛世は大きく口を開けた。
淑やかで慎み深い彼女らしくない大口。おおよそ大和撫子という言葉が鼻で笑えてしまうような下品さ。赤くてらてらと光る口内が向けられている。見ているほうが少し困惑するような大胆さ。
「あむっ……♡ んっ……♡ んちゅる……♡」
しかし、そんなどうでもいい思考は凛世の目の前に立つ男性――プロデューサーの脳内から蹴り出される。彼の肉棒が、凛世の小さな口の中へと飲み込まれていったからだ。
ここはラブホテルの一室。とある目的のために病院へと二人で寄った帰り、杜野凛世とプロデューサーはふたりでこの建物へと足を踏み入れていた。
世間的に見ればスキャンダルだろう。だが、今のふたりの関係性は“アイドルとプロデューサー”ではない。それでも、こんな場所に踏み入るどころか、ふたりだけで会っていることすら不貞と言われかねない立場に二人はいる。だが、今この瞬間に至ってはそんなことどうでもよかった。
じゅぶっ……♡ じゅっ……♡ ぢゅる……♡ じゅず……♡ ぢゅるれる……♡
凛世の口淫を前にして、プロデューサーは狼狽えることしかできない。凛世の性格や所作を思えば、まずは肉棒を舐め上げたりとか、先端を舐める程度から始まると予想していた。
けれど実際に襲ってきたのは、肉棒全部を咥え込む熱烈なフェラチオ。凛世の小さな口内で肉棒全体にバキュームをかけられながら、先端の亀頭は喉輪で締め付けられる、娼婦も真っ青な口マンコ奉仕。
「ん゛っ……♡♡♡ んぢゅっ♡ ぢゅず……♡ ん、っふぅ……♡♡♡ んぢゅる……♡♡♡」
プロデューサーが思わず視線を下に落とすと、凛世と目があった。下品にチンポをしゃぶっているくせに崩れきらない造形美を誇る凛世の顔。彼女は最後にプロデューサーと会った時から幾分大人びたその顔で、ちゃんと気持ちいいか逐一探るように彼を見上げている。
悔しさがプロデューサーの心に芽生える。何も知らなかった凛世がこんな下品な奉仕をするようになって、それを教えた人間に対する理不尽な怒りが彼の中へ渦巻く。
けれど、そんなプロデューサーの怒りもすぐに押し流されてしまう。彼の表情を見てまだ奉仕が足りないのだと勘違いした凛世が、フェラチオの勢いを強めたのだ。
じゅぶっ♡ じゅっ♡ じゅずるろろろろろ……♡♡♡ じゅるっ♡ ぢゅっ♡ じぅぅぅ~~~……♡♡♡
唾液と吸引を最大限に使って繰り出されるフェラを前にして、プロデューサーは腰が抜けないように必死だ。そんな彼の踏ん張りを助けるように、凛世が両腕で下半身へ絡みつくように抱きついてくる。
「んっ……♡ んっ……♡ んぅ……♡ ん、っふぅ……♡♡♡」
快感に翻弄されるプロデューサーに対し、凛世はフェラチオの勢いを弱めることはない。今では最早、“元プロデューサー”という肩書き程度の関係性しか無くなった男の肉棒を舐めしゃぶり、舌を絡め、スーツのファスナーから顔を出す陰毛に鼻先を埋めることも厭わずに愛撫を続ける。
じゅぢゅるるるるるる……♡♡♡
どぷっ……♡ どぷっ……♡ どぷっ……♡
唾液をたっぷりと絡めたまま肉棒を吸い尽くすばかりに刺激すれば、プロデューサーの前立腺は否応なしに疼いて次々とカウパーを吐き出す。
とぷんっ……♡ とぽんっ……♡
(プロデューサーさまのが……落ちてくる……♡)
これから向かう射精という快楽の絶頂へ向けて準備を整えるカウパー液は、ダマになって凛世の胃袋へと落ちていった。凛世の身体の中では、ぽちゃん、ぼちょん、とカウパー液の落着する音が響く。
じゅろろろろろぉぉぉ~~~……♡♡♡ ……ちゅぽんっ♡♡♡
「ぷはっ……♡ ……ふふっ♡ プロデューサーさま……♡ とても気持ちよさそうな……♡ お顔です……♡」
ちゅこちゅこと小さな手でプロデューサーの肉棒をあやすようにシゴきながら、凛世は微笑んだ。口元にはプロデューサーの股間から抜けたと思しき縮れ毛が付いているが、プロデューサーがそれを指摘する余裕も無い。
…………ちろっ♡
陰毛は、舌なめずりをするように唇を一周した凛世自身の舌によって拭き取られて、彼女の口内へと消えていった。
ちゅく♡ ちゅく♡ ちゅく♡ ちゅく♡
すりすり……♡ すりすり……♡
凛世は手の動きも見事だった。プロデューサーの竿全体を右手でシゴいて刺激しながら、真っ赤に膨らんで破裂しそうな亀頭を優しく左の手のひらで包み込む。そうしてガマン汁と凛世の唾液でぬるぬるになった亀頭を丁寧に撫で回すと、たまらない刺激がプロデューサーを襲った。
けれど、その刺激は凛世の口淫に比べればまだ緩くて、先ほどまで散々に責め立てられたプロデューサーの肉棒にとっては甘ったるい刺激にしかならない。
「ふふっ……♡ とても愛らしい……お顔です……♡ 凛世の手で……♡ 子種汁を……♡ ぐつぐつと……♡ 煮詰めてください……♡」
ぬちぬち……♡ ぬちぬち……♡ ぐちゅぐちゅ……♡♡♡
「プロデューサーさま……?♡ 気持ちよいでしょうか……?♡」
凛世に微笑みながら見上げられると、プロデューサーは自身の思考が茹だってくるのを感じる。彼が知っているときよりも少しだけ大人びた凛世。髪は伸び、少女らしい頬の丸みがとれて、大人の芳香に近い雰囲気が漂っている。
ちゅこちゅこちゅこちゅこ……♡♡♡
「プロデューサーさまは……ここの出っ張っている部分が、お好きなのですね……♡」
凛世は細い指で輪っかを作ると、それをプロデューサーのカリ首に巻き付ける。そのままくりくりと凛世が手首を捻ると、先ほどの比ではないくらいのカウパーがあふれ出してくる。
凛世を――今や、プロデューサーにとっては触れてはいけない、“他人のモノ”になった凛世をホテルに連れ込んで、こんなことをしている。
アイドルを辞めてから覚えたのであろう手管を使って気持ちよくされている。その事実が、プロデューサーの背徳感を加速させる。――アルコールすらお互いに酌み交わせるようになったプロデューサーと凛世にとっては、背徳感などは性感を加速させるスパイスにしかならないのだけれど。
「そろそろ……限界でしょうか……?♡ お顔が、つらそうでございます……♡ では…………♡♡♡ んっ……♡ ちゅる……♡」
凛世がモゴモゴと口の中で唾液を混ぜ合わせる。凛世という女性には全く相応しくない下品な動作だが、むしろそれが倒錯感を増幅させる。
んれぇ……♡♡♡と音をさせながら、凛世が大きく口を開けた。よく練られた唾液がローションのように糸を引いていて、赤い凛世の口内を彩っている。
それを見てプロデューサーは、これから襲ってくる快感を予見して少しだけ身震いした。
ぢゅぶぢゅぢゅぢゅぢゅぢゅ~~~…………♡♡♡ ぢゅずっ♡ ぢゅっ♡ ぢゅるるるっ♡♡♡ じゅるろぉぉぉ……♡♡♡ じゅりゅっ♡ じゅじゅじゅ~~~……♡♡♡
凛世の口淫が再び始まる。小さな口をすぼめて、一気に息を吸い込んでのバキューム。チンポまるごと吸い尽くされそうな勢いのまま、舌先はぬとぬとと動いて亀頭を刺激する。
プロデューサーの口から思わず悲鳴に近い音が漏れた。これが凛世なのか。これが、本当に自分の知っている元アイドルの凛世なのか。そんな疑問は、凛世のバキュームに合わせて吸い尽くされていく。
「んっ……♡ んっ……♡ んっ……♡ んっ……♡」
じゅぼっ♡ じゅぼっ♡ じゅぶっ♡ ぐっぷっ♡ ぐぽっ♡ ぐぽっ♡
凛世の小さなうめき声と、それとは対照的に繰り出される下品な水音。それらがひとつになって、プロデューサーの射精感を高めていく――
じゅるろろろろろろ……♡♡♡
凛世がトドメと言わんばかりにプロデューサーの肉棒を吸引した瞬間、溜まりに溜まった快感が弾け飛んだ。
ぼどびゅりゅッッッ♡♡♡
「ん、っむぅ…………♡♡♡」
どぼびゅるるるるるるるるッッッ♡♡♡ ぶぢゅびゅるるるるるるる~~~ッッッ♡♡♡ どぼびゅうるるるるるるるぅぅぅぅぅッッッ♡♡♡ びゅぐびゅりゅりゅりゅりゅ~~~♡♡♡
凛世の喉奥へぶちまけられる精液。その瀑布のような勢いを前にして、凛世は狼狽えるわけでもなく、プロデューサーの肉棒を更に深くくわえ込む。
どぼびゅるるるるるる~~~……♡♡♡ ぶどびゅるるるるるるる~~~……♡♡♡ ぶぢゅびゅるるるるるるるるる~~~……♡♡♡
「んっ……♡♡♡ んぅ……♡♡♡ んふっ……♡ ふっ……♡♡♡ んんっ……♡♡♡ んん~~~……♡♡♡」
凛世はプロデューサーの射精を受け止めて、しかも放たれる精液を飲み下さずに口の中へ溜めている。多量の精液は凛世の小さな頬をぷっくりと膨らませて、間抜けなリス顔にしてしまっていた。
びゅりゅりゅりゅ……♡♡♡ どびゅるっ……♡♡♡ びゅるっ……♡ びゅっ……♡ ……びゅる♡
そうして凛世の小さな鼻から精液が逆流してきそうな直前で、ようやくプロデューサーの射精は終わる。
「ふー……ッ♡ ふー……ッ♡」
じゅるっ……♡ じゅる……♡ じゅっ……♡ じゅるっ……♡ じゅっぽん……♡♡♡
凛世は鼻で一生懸命に呼吸しながらも唇をすぼめ、一滴の精液もこぼさないままで肉棒を口から引き抜いた。
「んっ……んぅ……♡ んれぇ……♡♡♡」
そうして凛世は上を向きながら、口を開いてみせる。こぼれないようにバランスを取らないといけないほどのたぷたぷの精液。湯気と一緒にニオイまであがってきそうな濃厚さで、殆ど固形に近いくらいだ。
ぐっちゅ……♡ くちゃっ……♡ くちゅっ……♡ くちゃっ……♡
それどころか、口の中ではしたなく精液を咀嚼して、自分の唾液と混ぜ合わせながら味と臭いを口内に染み込ませているくらいだ。
そして、凛世はまるで精液を溜めておくためのグラスのような体勢のまま、細い指先ですぐ傍らにある鞄を持った。
その鞄は、プロデューサーへと差し出される。何を求められているか。プロデューサーにはハッキリわかっている。このホテルで情事を始める前に、凛世自身から頼まれたのだから。
本当にいいのか?と問うプロデューサーの視線。それに応えるように、凛世は精液をなみなみ注がれたままの顔で微笑んだ。
覚悟を決めたように、プロデューサーは凛世の鞄を開ける。その中から取り出したのは小さな紙袋だ。表面には写真や文字が踊っている――つい先ほど凛世とプロデューサーが病院でもらってきたばかりの薬袋。
その中には、二種類の錠剤。共に一個ずつ。一個だけで、その用を果たすのだ。
プロデューサーは錠剤を手にとって、先ほど医者に説明された薬の効能を思い出す。
――――これは、卵子の生成を促進する薬。
――――そしてこれは、排卵を促す薬。だいたい36時間後くらいに効果が出始める。
ぽとり、ぽとり……♡
二種類の錠剤が凛世の口の中、精液の海へと落とされる。すると凛世はようやく口を閉じると――
ぐちゅっ……♡ ぐちゅっ……♡ ぐちっ……♡ ぐちゅっ……♡
口の中で、錠剤と精液を丹念に混ぜ始めた。プロデューサーの方をみて、微笑みながら、まるでこうすると男性が喜ぶと知っているかのように。
ごく……♡ ごくっ……♡ ごくっ……♡
「…………はあ……♡ んぇ……♡♡♡」
そうして最後に精液ごと錠剤を飲み下すと、凛世はプロデューサーへ向かって再び口を開いた。口の中には、もう一滴の精液も残っていない。錠剤もそうだ。一緒に飲み下されてしまった。
「これで……♡ 準備完了で、ございます……♡」
そう言うと、凛世は“ここにあなたの精液は収まりましたよ”と言いたげに帯の下あたりを撫でてみせる。
――これだけの情事をしておきながら、凛世とプロデューサーはこのままラブホテルを出ていく。煮えたぎるような性欲を抱えながら、今にでもお互いに抱き合って時間も忘れて性交に耽りたい欲を押さえて。
本番は今日ではない。本番は、先ほどプロデューサーが凛世に飲ませた排卵誘発剤の効果が出てから。
――――プロデューサーと、彼の元担当アイドルである旧姓杜野凛世は、二日後の週末にふたりきりで温泉旅行に出かける予定になっていた。
なぜこんなことになったのか。
キッカケは、凛世からプロデューサーへの呼び出しだった。
■ ■ ■ ■ ■
「――久しぶりだな、凛世」
プロデューサーは開口一番そう言った。“綺麗になった”と言おうとしたが、今や人妻になった女性にそれを言うのは不適切な気がして引っ込める。
凛世が、“旧姓 杜野凛世”となったのは、二年ほど前のこと。アイドルとして活動を重ねていた凛世に舞い込んだ――というよりも、本人にすら告げられていなかった婚姻話。元々、凛世が生まれたときから家同士で決められていた相手だった。
愛の力は何でも解決できる、なんて御伽噺だ。凛世一人の希望など省みられることもなく話は進み、そして何より凛世も、途中からは“それが家のためになるのなら”と諦めていた節があった。
むしろ、一番衝撃を受けたのはプロデューサーだったかもしれない。凛世の婚姻話にも、そしてそれを案外にあっさり受け入れた凛世にも。驕りがあったわけではない。けれど、それでも――凛世は、誰のものにもならないと、勝手に思っていた。
だが、凛世本人の気持ちすら省みられなかった中で、端から見ればただの仕事相手であり彼女にとっては何者でもない男の気持ちが考慮されるわけもない。
結局、凛世は20歳を区切りとしてアイドル活動を全て辞め、事務所のみんなに祝福されながら引退を迎えた。凛世のことを祝福していたアイドルたちも、彼女の旦那になる男が、倍も年齢の違うと知っていれば反応を変えただろうか。
そうして、凛世とプロデューサーの物語は終わりを告げた。
定期的に近況報告めいた連絡は来るけれども、形式ばった会話が二、三回続いて終わってしまう。凛世は家庭に入り、プロデューサーはアイドルたちをプロデュースし……。ふたりの関係性は分かたれた。
――――はずだったのに。
凛世から会いたいと言われ、プロデューサーは少し迷った後にそれを承諾した。昼間の喫茶店で待っていると、西洋風にコーディネートされた店内と不似合いな和装の美人が現れた。22歳という年齢よりも遙かに大人びて見える、凛世という女性だった。
しばらくは他愛もない話をした。何となく漂う距離感を感じさせないくらい、凛世は大人になっていた。
しかし、一瞬凛世が押し黙る瞬間がある。その沈黙が気になって、ついプロデューサーは自分が凛世のプロデューサーだった時のように、どうしたのかと一言問いかける。
「…………お耳を……」
そう言って顔を近づけてくる凛世に対して、プロデューサーは自分でも意外なほどすんなりと反応を示す。差し出されたプロデューサーの耳へ向かって、凛世は小さく囁いた。
「……………………凛世を……抱いて、ほしいのです……」
プロデューサーは飛び退くほど驚いた。何かいけないことを聞いた気がして、冷静を装いながら周囲を見渡す。誰もが自分たちの歓談に夢中になっていることにひとまず安心してから、凛世の方を向き直った。
凛世は綺麗な顔をしていた。恥じらいに顔を赤らめるわけでもなく、不貞に血の気を失うわけでもない。人形のような、綺麗な顔をしていた。
不意を打たれたプロデューサーは凛世の発言を首を振って否定する。けれど、凛世はそれで諦めるわけでもなく、とつとつと声を潜めながら語り始めた。
旦那とは仲睦まじく暮らしていること。しかし、二年経っても子供を授かれないこと。旦那は気にはしていないが、両家からのプレッシャーは日に日に強くなっていくこと。自分は不妊検査を受けたが、異常がなかったこと。まるで凛世の口から語られているとは思えないようなことが、次々と流れ出てくる。
そして最後に。
「凛世は……プロデューサーのやや子を……授かりたいのです……」
そう言った。
当然ながら、プロデューサーは激怒するべきである。凛世がそんなことを言うことに、そして何より不貞の相手に自分を選んだことに。
けれど、凛世の赤い目に見つめられて、女性としてあまりにも魅力的な凛世の姿に魅入って――数年前、少しだけ運命が違えばすぐに自分のモノにできた女性が、更に魅力的になって舞い戻ってきた。本来自分が手に入れるべき女性が、戻ってきた。それも、アイドルとプロデューサーという檻の外で。
――凛世からの頼みという事実を免罪符として、プロデューサーは、小さく頷いていた。
そうして予定を合わせ、凛世とプロデューサーは逢い引きを重ねた。子を仕込むためではない。その準備として。
ふたりで一緒に行き先を選んだ。自分たちのことを誰も知らない場所がいい。凛世もアイドルを引退してから間も無いし、やはり人目は気になる。温泉がいいと話して、以前プロデューサーがロケでアイドルと行ったことのある温泉宿を選んだ。
プロデューサーも凛世も互いの生活で忙しい中、それでも一泊二日分の旅行ができる時間を捻出した。
確実に妊娠したいと凛世が望んで、夫婦と偽って二人で病院へも行った。お似合いのご夫婦ですね、なんて言いながら、凛世のことをを知らないであろう老医者は排卵誘発剤を処方してくれた。
そうして薬を受け取ったその足で場末の――学生でも使わないようなラブホテルに入り、プロデューサーの月収よりも遙かに高いであろう着物を着た凛世をひざまずかせて、精液を口に流し込み、排卵誘発剤を飲ませた。
――――そして、ホテルでの排卵誘発剤投与から二日後。
脳の下垂体を人類の叡智の結晶によって刺激され、本人の事情など一切関係無しに排卵させられている凛世は、プロデューサーと共に遠い駅へと降り立った。
■ ■ ■ ■ ■
「――失礼……致します……」
背後からの呼びかけにプロデューサーは湯船に浸かりながら返事をする。からりからりと戸の開く音がして、ヒタヒタと小さな足音。
なんだかすぐにそちらの方を見るのは悪い気がして、プロデューサーはわざと視線を風景の方へ固定したままだった。
「プロデューサーさま……?」
そんなプロデューサーに対して、少し心配そうな問いかけ。彼に対してその呼び方をする女性は、この世に一人しかいない。どんな立場になっても、プロデューサーは凛世にとってプロデューサーなのだ。
ああ、という努めて冷静な返事と共にプロデューサーは声の方向を振り向く。けれど、その直後に言葉を失ってしまった。
プロデューサーの視線の先に立っているのは、杜野凛世という少女ではない。プロデューサーがよく知る頃よりも成長した――そして、今や杜野という姓では無くなった女性だった。
現役のアイドルだった頃より少しだけふくよかさを増した身体や長く伸ばしているが故にまとめられた黒髪が、彼女の重ねた年齢を感じさせる。真っ白く透くような肌は外気に触れて赤く火照り、プロデューサーがその様子を心配そうに見つめると、凛世は恥じらうようにタオルで肢体を隠した。
「そのように……見つめられると……」
凛世にそう言われると、プロデューサーは途端に自分が下卑た行為をしているような気がして視線を逸らした。けれど凛世は、むしろそうして視線を逸らすプロデューサーのことを咎めるように小さく微笑む。
「いえ……よいのです……。今ここでは……どれだけ……凛世のことを、ご覧になっても……」
はらり、と本当に微かな音がする。その音が凛世の身体を隠していたタオルが取り払われた音だとわかって、プロデューサーは一瞬の逡巡の後に誘惑にあらがいきれず、再び凛世の方を向き直った。
「ふふっ……」
薄く微笑む凛世。夜空をバックに立つその裸体は見事という他無かった。薄い肩からするすると延びていく細い腕。同じく肉付きの薄い胴に、それでも小さく存在を主張する乳房。内臓の有無を疑いたくなるほどコンパクトにまとまったお腹と、恥じらうようにすり合わされた両脚の間に顔を見せる秘所。
決して肉感的ではない。生の感触を感じさせない、人形じみた凛世の肢体。けれど、それだけの造形美を誇る身体が、触れれば温かく、鼓動を返してくる生の肉体だとすれば、プロデューサーは頭を揺さぶられるような倒錯感を覚えずにはいられない。
「ご一緒しても……よろしいでしょうか……?」
凛世に問われて、プロデューサーは慌てて湯船の中へ凛世を招き入れる。日中は暑いとは言え、山の中の夜は冷え込む。風に当たって少し身体の冷えた凛世は、湯の熱さに小さく声を漏らした。
「ふぅ……。……よい、湯加減で……ございます……」
肩まで湯の中に沈めると、凛世はそう言ってプロデューサーへ微笑みかけた。ふたりの間には、人間ひとり分の距離。本来であれば凛世をこのまま傍らに抱き寄せたいのに、プロデューサーにはどうしてもその一言が出せなかった。
「…………お側に行っても……よろしい、でしょうか……?」
そんなプロデューサーの心を知ってか知らずか、凛世自身から問いが投げかけられる。それを拒否できるはずもなく、プロデューサーは頷いた。
するするとお湯の波と共に凛世はプロデューサーの側へと寄ってくる。部屋付きの露天風呂ともなれば、当然タオルを巻いたまま入浴するなんて無粋は無い。ふたりとも全裸のままで、凛世がひしとプロデューサーの傍らに侍った。
湯の中でもハッキリとわかる凛世の体温、肌のきめ細やかさ。それがプロデューサーの脳をグラグラと揺さぶる。
「プロデューサーさま……いえ…………ここでは、あなたさま、でございますね……」
そう言って凛世は微笑んだ。こてん、とプロデューサーの肩に小さな頭を預けて、まるで彼のニオイを感じ取ろうとするように小さな鼻を動かす。
「あなたさま……凛世を……抱いて、ほしいのです……♡」
そこまで言われて、もうプロデューサーも限界だった。
■ ■ ■ ■ ■
「んっ……♡」
ぐるん、とプロデューサーの腕が凛世の肩に回る。彼の腕が簡単に一周できてしまうくらい細くて薄い凛世の肩。そうして掌握してしまえば、そのまま抱き留めることなど苦も無い話だった。
湯の中で普段よりさらに軽くなった凛世は、簡単にプロデューサーの腕の中へ収まってしまう。細く骨ばっているように感じる凛世の身体だが、実際に抱いてみればその全身が女性的な柔らかさにあふれていることが正しく手に取るようにわかった。
「んっ……♡ あなた、さま……♡」
プロデューサーの腕の中で苦しそうな声を上げる凛世。力が強すぎたかと思ってプロデューサーは一瞬抱きしめる力を弱めるが、凛世はまるで抗議するように
自らプロデューサーの胸へ顔と身体を密着させてくる。
「もっと強く……抱いてくださいませ……♡」
凛世にそう言われては最早手加減する理由もなく、それこそ彼女の痩身が軋むような勢いでプロデューサーは凛世を抱きしめる。そして彼の指先は徐々に男性的なわがままさを発揮して、凛世の細い腰の感触や、案外にもちもちと肉のついたお尻の柔らかさを堪能し始めるのだ。
「んっ……♡ ふっ……♡」
プロデューサーの指先の動きひとつひとつに対して、凛世は過剰なほどにリアクションを返してくる。ビクリビクリと身体を震わせて、まるで生娘のような初々しさで小さく呻くのだ。
「あっ…………♡♡♡」
そんな凛世が、ひときわ大きな声を出した。声を聞かれるのではないかと、飛び出た声を取り戻すように凛世は息を呑む。そんな彼女にはお構いなしで、プロデューサーは凛世のうなじや肩に顔を埋めては、その何とも言えない甘い香りを堪能し始める。
「あ、あなた……さま……♡ そ、その、ような……♡♡♡」
そうして凛世のうなじに降らされる無数の口付け。手管でなら負けぬと言わんばかりに、プロデューサーは指先と口で凛世を愛撫していく。
「お、お待ち……を……♡ ひゃっ……♡♡♡ り、凛世が……♡ あなた、さま、をっ……♡♡♡」
プロデューサーの一挙手一投足に対してビクビク愛らしく敏感に反応する凛世。そうやって彼女が反応する度に、プロデューサーの心には愛おしさと獣欲があふれてくる。
プロデューサーと抱擁しに行ったのは凛世の失敗だ。遠慮がちなプロデューサーをその気にさせたのはいいものの、その気になったプロデューサーに本気で抱きすくめられてしまえば逃げ場は無い。
「ま、待って……♡ 身体、だけ……では……♡ さび、し……♡ んっ……♡ あむっ……♡」
自分の中の切なさが押さえきれなくなって、凛世はプロデューサーの肩口に小さく口付けをする。それでも足らずに、今度は少しだけ口を大きく開いて、控えめにしかし大胆にプロデューサーの肩口へ甘噛みを始めた。
「んっ……♡ はあ……♡ ん、ちゅ……♡ っぅ……♡♡♡」
そうして湯の熱さに絆されるようにして絡み合う二人。先ほどからプロデューサーに抱きしめられている凛世の下腹部には、固く屹立した彼の肉棒が無遠慮に押し当てられていて、凛世の薄い腹部の肉などなんの役にも立たないまま、彼女の子宮をぐいぐいと押している。
「はあ……♡ はあ……♡ はあ……♡」
そんなことをしている内に、お互いに愛撫を止めるタイミングが重なった。それは愛撫に飽きたと言うよりも、言いようの無い物足りなさがそうさせたのだ。
プロデューサーも凛世も、無言でお互いを見つめる。凛世の真っ赤な、少しだけ憂いを帯びた瞳に、プロデューサーは吸い込まれそうな錯覚を覚えた。
「はぁ……♡ ふぅ……♡ あ、あなた……さま……♡ んっ……♡♡♡」
凛世がプロデューサーの顔を見て少し躊躇いながら“あなたさま”と言うのと、彼女の唇がプロデューサーによって奪われるのは殆ど同じタイミングだった。プロデューサーに抱きすくめられて、唇を奪われて、凛世の頭は多幸感で膨らみ、今にでも爆発してしまいそうだ。
「んっ……♡ んむぅ♡ ぅ、はあ……♡♡♡ はあ……♡ はあ……♡ んっ……♡ んちゅる……♡ んっ……♡ んれる……♡♡♡」
二人が唇同士で触れ合っていた時間なんてほんの一瞬。すぐに舌同士を絡め合う口付けへと変容していく。凛世の小さな舌など、ほとんどプロデューサーの舌と獣欲に蹂躙されるような有様。口の端から泡だった唾液を垂らしつつ、それでも凛世は必死になってプロデューサーとのディープキスに耽る。
「んちゅる……♡ ちゅっ……♡ ぷはっ……♡ ふぅ……♡ はぁ……♡ あっ……♡ す、すこし、だけ……♡ 時間、を……♡ んっ……♡♡♡」
凛世の懇願などどこ吹く風。もう辛抱できないと言わんばかりにプロデューサーの口付けは続く。凛世も翻弄されたような雰囲気を出しつつ、しっかりと両腕はプロデューサーの背中に回ったまま。分厚い彼の身体を細腕でしっかりと抱きしめて、離すまいとしがみつく。
「んっ……♡ んっ……♡ んちゅる……♡ ちゅっ……♡ んれる……♡ ちゅる……♡」
ちゃぷ……ちゃぷ……。
夜の山中に響くのは、プロデューサーと凛世の口付けの音。そして、揺れるお湯の音だけ。
「――――はあ……♡ はあ……♡」
しかし、やがてその音も止む。プロデューサーの息も続かなくなり、凛世もプロデューサーも荒い息のまま、お互いを見つめ合う。ふたりともだらしなくダラリと舌を垂らしたまま、互いの舌先から延びている唾液の糸をしばらく見つめていた。
“本当にいいのか”とプロデューサーは言おうとした。けれど、それを聡く察した凛世は、彼の口が開く前にその言葉を細い人差し指で制する。
「よいのです……あなたさま……♡ 凛世は……あなたさまの……やや子が、ほしいのです……♡」
その言葉が最後の一線を崩した。
■ ■ ■ ■ ■
「あっ……♡ こ、このような……♡」
プロデューサーだけが湯船のフチに腰掛ける。そうすると、それまで湯の中に隠れていたプロデューサーの剛直が凛世の眼前に姿を現すのだ。
「先日よりも……さらに……♡ 立派で……たくましく……♡」
凛世は恐る恐るといった様子でプロデューサーの肉棒へ触れる。それと呼応するように、パンパンに張りつめた肉棒はビクリと震えてみせる。
「あっ……♡ ふふっ……♡ 少し、やんちゃで……ございます……♡」
こらえ性がないように動く肉棒を前にして、凛世は愛おしそうに微笑んだ。
「こうして……♡ すりすり、と……♡ いかがでしょう……?♡」
凛世は肉棒が驚かないように優しく手を添えると、ゆっくりと自分の頬へと肉棒を近づける。そうしてぴったりと頬に肉棒を密着させると、頬と手のひらで肉棒を上下にシゴいて刺激し始めた。
ビクッ……!♡ ビクッ……!♡
プロデューサーの肉棒が大きく震える。頬と手のひらに挟まれての、本来であれば取るに足らない刺激だというのにも関わらず、肉棒は過敏に反応して見せた。
それは肉棒に与えられる刺激による快感と言うよりも、視覚的な快感に因るところが大きい。
グロテスクで血管の浮き出ている肉棒と、凛世の整っている小さな顔の対比。肉棒の方が凛世の顔よりもやや大きく、これからこのモノが凛世のナカに入るのだと思えば、興奮しない方が無理と言うものだ。
「すり……♡ すり……♡ すり……♡ ……ふふっ♡ けれど、これでは……♡ 物足りないのでしょう……?♡」
プロデューサーの心を見透かしたような凛世の言葉。すでに少し嬉しそうな表情の凛世だが、プロデューサーが彼女の問いかけに対して素直に頷くと更に小さく微笑んだ。
「では、失礼して……♡ すぅぅ……♡♡♡」
先ほどまで擦り付けていた頬を外して、凛世は鼻先を埋めるように肉棒へ密着させる。そのまま、凛世は大きく鼻から息を吸い込んだ。鼻息の感触がプロデューサーにも少しこそばゆい。
「はああ……♡♡♡ ああ……♡ 気が、遠くなって……しまいそうです……♡」
凛世は、うっとりとした表情で呟いた。深呼吸する度に凛世の頭に流れ込んでくるプロデューサーの濃いニオイ。先ほどまで湯船に浸かっていたにも関わらずとれない、濃すぎる雄の臭気。それを全力で吸い込むと、凛世は脳味噌を丸ごと捕まれて揺さぶられるような感覚に襲われる。
「すぅぅぅ……♡♡♡ はあ……♡♡♡ すんっ……♡ すんっ……♡ すぅ……♡♡♡」
凛世はしきりに鼻を動かす。小さな鼻をグロテスクでビクビクと痙攣する肉棒に密着させて、そのニオイで頭を中を満たそうとするように。
「す~~~……♡♡♡ はあ……♡♡♡」
わずかに鼻での呼吸による刺激。けれど、それですら今の状況ではプロデューサーの背筋を痺れさせる刺激だ。小さく漏れる吐息。プロデューサーの出した反応に対して、凛世は満足そうに微笑んだ。
その微笑みが、微かにプロデューサーの癇に障る。まるでそうすると男が喜ぶと知っているかのよう。まるで、それを他の誰かにやっていたかのよう。まるでそれを、誰かに仕込まれたかのよう。
べちんっ……!
プロデューサーは自分の不満さをぶつけるように、自分でも意図しないまま腰を軽く振った。勃起した肉棒が、凛世の柔らかい頬を叩く。
彼が、自分のアイドルには決して見せない攻撃性。アイドルどころではない。本来であれば、ふつうの女性にすらこんなことはしない。
――けれど、いま彼の目の前にいるのは普通の女ではない。子供ほしさに旦那以外の胤を欲しがる、狂った女なのだ。
「ぁぅ……♡」
凛世は肉棒の先端で頬を叩かれて、小さく声を挙げる。その愛らしさというか、年齢に似合わない少女性は、昔の凛世のままにも思えた。自分がこんなことしても、凛世は嫌がらない。その現実が、プロデューサーの熱を加速させた。
プロデューサーは凛世の頭に手を添える。腹の中では、というよりもへその下ではぐつぐつと劣情が煮えたぎっているが、それを無理やり凛世にぶつけるようなことはしない。
凛世の顔をそっと引き寄せると、べったりと肉棒へ密着させる。
「あ、あなた……さま……♡ り、凛世は……♡ ニオイで……♡ くらくら……します……♡」
凛としていた瞳をトロンと垂らして、凛世はプロデューサーへ抗議する。けれどその抗議などは表向きの形式的なもので、凛世の鼻は更にしきりに動き、肉棒と手のひらに頭をサンドイッチにされながらも懸命にそのニオイを堪能しようとしている。
「す~~~……♡♡♡ はあ……♡♡♡ すう~~~……♡♡♡ はあ……♡♡♡」
少し強引な仕草をしたにも関わらず、動じないまま肉棒のニオイを嗅ぎ回る凛世を前にして、さらにプロデューサーの獣欲は加速していく。
舐めろ、とプロデューサーは命じた。再会してからはおろか、アイドル時代にすら使ったことのない強い言葉。そんな台詞が出てきたことに、プロデューサー自身ですら内心驚いている。
痛いのは嫌だろう? だから、舐めて痛くないようにしろ。これから子供を仕込んでもらうペニスに挨拶しろ。
そんなことをプロデューサーから言われて、凛世は混乱することもなく、肉棒を顔に添えられたまま小さく頷いた。
「はい……♡ あなたさま……♡ では、まず……ご挨拶から……♡ んちゅ……♡ ちゅっ……♡ ちゅっ……♡」
凛世はまず、肉棒へのキスから始めた。凛世風に言えば、口吸いとでも言うのだろうか。小さな唇で、何度も何度も肉棒へ挨拶をする。
「ちゅっ……♡ ちぅ……♡ ちゅっ……♡ ちゅっ……♡」
肉棒だけではない。ゆっくりとキスの場所を下ろしていって、プロデューサーの睾丸へ。少し毛の生えている二つの玉袋へ、丁寧にキスを一回ずつ。そして勃起した肉棒の付け根――汚れが溜まって、一番ニオイの濃い場所にも、一切の躊躇無く唇を密着させた。
「ちゅっ……♡ れろ……♡ ちゅる……♡ ちゅっ……♡ ちゅっ……♡ 次は……頭にも……♡」
キスだけでも痺れるような快感。けれど、男の意地としてそれを見せないように隠そうとするプロデューサー。そんな彼を少しあざ笑うように――実際、凛世にそういう意図が無くても、プロデューサーにはそう見えた――微笑んだ凛世は、今度は肉棒の先端へ向けてキスを見舞っていく。
「ちゅぅ♡ ちゅっ♡ ちゅっ……♡ ちゅっ……♡ ちぅ……♡ ちゅっ……♡ ちゅぅぅ……♡♡♡ ちゅっ……れるれる……♡♡♡」
裏筋をなぞるようにキスを続けて、カリ首には左右からも挟み込むように。そして亀頭までたどり着くと、尿道口を本当の口に見立てて、深くキスをしながら舌先で舐め回して見せる。
「ちゅるれろ……♡♡♡ れろれろ……♡♡♡ ちゅっ……♡♡♡ ちゅれろ……♡♡♡」
そうして不快にさせない程度に舌先で尿道をほじくった後、凛世は更に亀頭だけをくっぽりとくわえて舐め回す。プロデューサーの方を見上げて、挑発的にも、気持ちいいのか確かめる献身的にも見える視線で彼を見つめる。
その淫らさにプロデューサーが言葉を失っていると、凛世は小さく微笑んで――
ぢゅりゅるるるるるる……っ♡♡♡
一気にプロデューサーの肉棒を喉奥まで飲み込んだ。
ぐっ、っとプロデューサーの手に力がこもる。凛世の頭に添えている手ではなく、湯船のフチに置いている方の手。凛世には悟られないように、必死に快感を逃がしているのだ。
「んぢゅる……♡ んれろ……♡ ぢゅれる……♡ ぢゅっ……♡ ぢゅるっ……♡ じゅじゅる……♡♡♡」
そんなプロデューサーの様子を知ってか知らずか、凛世は丹念にプロデューサーの肉棒を舐め回し、唾液を絡ませていく。
そしてたっぷりと唾液を絡ませると、口をすぼめながらゆっくりと肉棒を引き抜いていき――
ぢゅっっっぽん♡♡♡
下品な音と共に、プロデューサーの肉棒をぬくとろに柔らかく温かい凛世自身の口内から解放した。
プロデューサーの肉棒は、泡立つくらいに凛世の口内で練られた唾液でコーティングされている、まるでローションを塗りたくられたようにドロドロで、今まさに挿入されるのを待っているかのようだ。
「あなたさま……よろしいでしょうか……?♡」
凛世の問いかけにプロデューサーは応えない。ただ、仕草で凛世に立ち上がって自分の腰へ跨がるよう指示する。
「はい……♡ かしこまりました……♡」
不貞の瞬間を前にして、凛世の心臓は高鳴っていていた。湯から出ても、火照った身体ではそれほど寒くはない。立ち上がり、プロデューサーへ向けて一歩近づく。
そして淑女らしからぬ大股を広げてプロデューサーの腰の上に跨がり、その肉棒を自身の女陰へ招き入れようとした次の瞬間――
「えっ……?」
凛世は、ひょいと持ち上げられていた。
まるで“高い高い”をされる赤子のよう。当然ながらそんなに高くまでは上がっていないが、それでも凛世のつま先は明らかに湯船の底から浮いている。
彼女を持ち上げているのは、当然ながらプロデューサーだ。両手で一周してしまえるくらい細い凛世の腰を持って、二頭筋を隆起させながら持ち上げている。
「あ、あの……? プロデューサー……さま……?」
凛世は思わず素の口調に戻ってプロデューサーへ問いかける。しかし、プロデューサーは一言も応えない。凛世の位置からでは、少しうつむいているプロデューサーの表情も伺い知れない。
もしかして、彼は怖じ気付いてしまったのだろうか。そんな不安が凛世の心をよぎった直後――
ずっっっっっっぶ♡♡♡っっっん♡♡♡
「ほぐ……ッ!?!?♡♡♡」
凛世はプロデューサーによって一気に“振り下ろされ”て、肉棒を膣穴深くまで一気に挿し込まれることになった。
「ぁ……ぉ……?♡」
凛世は何が起きたかわかっていない、挿入の衝撃で、先ほどプロデューサーと食べた夕食が体内を遡ってこないよう、押さえるのに必死だった。
けれど、プロデューサーの顔だけは見えた。今まで見たこともない、こわい顔。プロデューサー自身はおろか、凛世のファンも、彼女の旦那ですら見せたことのない、男としての獣欲が振り切れた顔だった。
「プ……あ、あなた……さま……♡ な、なに……を……おっ……♡♡♡ おぉぉ゛……ッ♡♡♡」
凛世が言い終わるより前に、突き上げるようなピストンが始まった。プロデューサーは湯船に座ったまま、下半身の筋肉全てを使って跳ね上げるように肉棒を注挿する。
「お、おまちっ……♡ をっ……♡ ほ、おぉぉぉ……♡♡♡ く、っふぅぅ……♡♡♡ ま、まって……♡♡♡ そ、そんなのっ……♡♡♡ お、おかしっ……っくうぅぅぅぅ……♡♡♡」
凛世の言葉など一切聞き入れられない。性交というよりは暴力的なレイプに近い。交わりではなく、一方的な獣欲の叩き付けだ。
プロデューサーが凛世のことを貞淑な妻として生きていると勘違いしていたように、凛世も勘違いしていた。自分に向けられていたプロデューサーの思いとか、自分の旦那よりも遙かに若い彼の体力とか。
ごりゅっ……♡ ごっ……♡ ごりっ……♡ ぐっ……ぐっにぃぃいぃ……♡♡♡
「っごおおおお……♡♡♡ そこ、はぁあぁ……♡♡♡ ふ、ふか、いいぃぃぃ……ッッッ♡♡♡」
先ほどまでの余裕ぶりはどこへやら。プロデューサーのピストン一回ごとに、凛世は乱れる。痩身が軋むくらいに仰け反り、だらしなく舌を放り出して、口の端から唾液を垂らす。
凛世が、倍以上も年齢の異なる旦那を興奮させるために覚えてきた性技。それらは全て、若いプロデューサーには過剰なのだ。貞淑な凛世のイメージを壊して、ただただ怒りとも獣欲とも区別の出来ない感情を加速させるだけ。
どちゅっ♡ どちゅっ♡ どちゅっ♡ どちゅっ♡ どちゅっ♡ どちゅっ♡ どちゅっ♡ どちゅっ♡ どちゅっ♡ どちゅっ♡ どちゅっ♡ どちゅっ♡
プロデューサーの腰はリズミカルに凛世を突き上げる。猛り狂った肉棒は凛世の子宮口まで簡単に達して、ぶっちゅりと口付けを交わすように密着する。そして、凛世が先ほど“煽った”ことによって普段以上の張りを見せるカリは、彼女のGスポットを執拗に撫で回して、ビリビリと背筋の痺れる快感を与えていった。
「あがっ……♡♡♡ あ、っくぅぅう……ッッッ♡♡♡ はっ♡♡♡ んっ、ううぅぅぅ……♡♡♡」
襲いかかってくる快感に、凛世は目を白黒させる。今の旦那との性交では決して得られない若い性欲。それは、プロデューサーが持つ凛世に対する嫉妬や劣情に後押しされて、更に激しさを増していく。
対するプロデューサーも、本能のままに全身を動かしながらも狼狽えていた。今までに感じたことの無い快感。凛世の膣内は温泉の湯など比にならないくらいに温かく、しかも絡みつくようなヒダが、吸い付くような子宮口が、プロデューサーの肉棒を刺激する。
けれど、一番信じがたいのは自分の暴力性。こんなことをしていいはずはない。けれど、もう止まらない。この数週間のことではない。凛世と歩んできた積年が彼を狂わせている。
肉付きが薄く、女性的な柔らかさに乏しいような印象を受ける凛世の身体は、実際には温かさと弾力に富んだ肉棒の楽園だった。ふにふにとした脇腹や、もっちりとしたお尻。そんな色々な部位を触って、揉んで、これが他人のモノになったという事実でプロデューサーは更に動きの烈しさを加速させる。
――――嫉妬。そう、嫉妬だ。今さらながらにプロデューサーは自認した。彼は、凛世を“奪われた”嫉妬に狂っている。
ごちゅっ♡ ぐりっ♡ ぐりっ♡ ぐちゅっ♡ ぐちゅっ♡ どちゅっ♡ どちゅっ♡ どちゅっ♡
「ッッッ……♡♡♡ ッ~~~……♡♡♡ あ、あなた、さまっ……♡ り、りんぜはっ……♡ りんぜ、は、ぁあぁぁ……ッ♡♡♡」
凛世もプロデューサーも声を抑える余裕が無くなってきている。凛世は特に世間体を気にして何とか小さな声で喘ごうと試みているが、それでも不意に襲いかかってくる快感には敵わない。
凛世の細い絶叫の後、プロデューサーの下腹部にひときわ温かい感覚が広がる。凛世が絶頂に達して、盛大にイキ潮を吹いてしまったのだ。
プロデューサーにも余裕は無いが、それでも凛世ほどは乱れていない。ここに至ってついに、プロデューサーと凛世の力関係が逆転した。
先ほどまでプロデューサーを妖艶に誘う人妻だった凛世は、まるで少女のように快感に流されて喘ぐ女性に。
自分を慕っていた少女の変貌ぶりに戸惑っていたプロデューサーは、ただ目の前の女体を貪り、快感を得ようとするケダモノに。
ある意味、元の鞘に収まったとも言える。決して埋まらない時間の差を埋めるように、ifの可能性を慰めるように、二人は性交に耽溺していく。
「ぅぅぅぅ……♡♡♡ ふ、、っぐぅぅぅ……♡♡♡」
凛世が少し苦しそうな声を出した。彼女の膣内で、プロデューサーの肉棒が暴れたのだ。Gスポットを抉られて、失神しそうになる。脳味噌全部を揺さぶられて、身体が浮き上がり、自分の意思が希薄になっていくような感覚だ。
けれど、凛世がそんな壊滅的な快感を一身に受け止めていられる時間はそう長くなかった。彼女の小さくて細い身体が、プロデューサーに思いっきり抱き留められてしまったのだ。
「ん、っぐぅ……♡♡♡」
凛世の全身が圧迫される。骨が軋むようだ。凛世が本気で暴れ回ったところで、絶対に抜け出すことなど出来ないプロデューサーの抱擁。それが幸せとも、人妻のみで背徳だとも感じる余裕は凛世にはない。
ごチュッ♡ ごチュッ♡ ごチュッ♡ ごチュッ♡ ごチュッ♡ ごチュッ♡ ごチュッ♡ ごチュッ♡ ごチュッ♡ ごチュッ♡ ごチュッ♡ ごチュッ♡
プロデューサーの腰の動きが烈しさを増す。凛世は抱きしめられたまま、小さく呻くだけ。息が苦しい。ピストンの勢いでも抱きしめられた身体は一切動かず、結局衝撃も快感も凛世に集中する。
「ふぐぐうぅうっぅうぅぅ……ッッッ♡♡♡」
凛世の全身がプロデューサーの肉棒によって突き上げられ、けれど身体はどこにも逃げることが出来ずに、全身で快感を受け止めるしかない。子宮口を抉られて、抱きしめられているせいで腹部を外から圧迫されて、快感は何倍にも膨らんでいる。
(プロデューサーさま……♡ すごい……♡ すごい……♡ たくましい……♡ ひどい……♡ 乱暴をされて……♡ おかしくされる……♡ 気持ちいいことばかり……♡ 植え付けられる……♡♡♡ 気持ちいい……♡♡♡ 気持ちいい……♡♡♡ お腹、ぐちゃぐちゃにされるの……気持ちいい……♡♡♡)
凛世の思考もぼやけてくる。快感しか感じられない。プロデューサーの息づかいしか感じられない。どんなに非力でも、プロデューサーにしがみ付くことしかできない。プロデューサーの背中に無遠慮に爪を立てて、人妻のくせに他の男にマーキングするような真似しかできない。
ドッ♡ ドッ♡ ドッ♡ ドッ♡ ドッ♡ ドッ♡ ドッ♡ ドッ♡ ドッ♡ ドッ♡ ドッ♡ ドッ♡ ドッ♡ ドッ♡
プロデューサーの腰の動きがさらに小刻みになる。それでも深さは変わらず、吹き出る汗がどれほどプロデューサーが無理な動きをしているかを物語る。
「あっ……♡ あなたっ……♡ さまっ……♡ あな、たっ……♡ さまっ……♡♡♡」
それでも凛世には何もできない。非力な凛世に出来ることなんて、本当にほとんど存在しない。プロデューサーにしがみつき、快感で意識を流されないように必死に息を吸い、そして――
「き、てっ……♡ くださ、い……っ♡ あ、あなたっ……♡♡♡ さまぁ……♡♡♡」
プロデューサーの耳元で、最後にして最大の免罪符を与えることくらいしか出来ないのだ。
ぼッッッ♡♡♡どびゅるッッッ♡♡♡
「ふぐぅぅぅ……ッッッ♡♡♡」
そして、凛世の中でプロデューサーが迸った。
ぼびゅるるるるるるる~~~~ッッッ♡♡♡ どぼびゅるるるるるるる~~~……ッッッ♡♡♡ ぶどびゅるるるるるるるる~~~……ッッッ♡♡♡
「ハ……っ、あっっうぅぅぅ……っっ♡♡♡ っくぅうぅぅぅ……♡♡♡」
凛世は、膣内射精の瞬間に身体が浮かび上がるような錯覚を感じた。噴水のように吹き出すプロデューサーの精液。それは、一分の隙間もなく凛世の子宮口へ密着していて、この日この瞬間のために準備された子宮へと殺到していく。
ぶぢゅるるるるるるる~~~♡♡♡ どぼびゅるるるるるるるる~~~♡♡♡ ぶどびゅうるるるるるうるるる♡♡♡
「あッッッ、っくああああ……ッッッ♡♡♡ っくぅぅぅぅぅ……♡♡♡ ふぅ、ふっ……ふぅぅぅ……♡♡♡」
凛世の口から、彼女自身も訳の分からない吐息が漏れる。まるで獣だ。これからはらむ。この精液ではらまされる。その直感が、凛世の快感を増幅させていく。
二日前に、凛世はプロデューサーの射精で排卵誘発剤を飲み下した。あのタイミングでの射精は悪手かと考えていたが、杞憂だった。プロデューサーの精液はドロドロの半固体で、凛世の子宮を内側から圧迫する形すらわかるほど。
ぶぢょりゅるるるるるるる……♡♡♡ びゅるるるるるるるる……♡♡♡ どごびゅるるるるう……♡♡♡ びゅるるるるっ……♡♡♡ びゅっ……♡♡♡ ぼどびゅっ……♡♡♡ びゅぐりゅ……♡♡♡ びゅっ……♡♡♡ びゅるっ……♡♡♡
「っ~…………ッッッ!♡♡♡ か、ハッ……♡♡♡」
圧迫される下腹部に翻弄されるようにしながら、必死に息を吸う凛世。それですらプロデューサーの全力の腕力で抱きしめられている最中では難しいが、懸命に呼吸をしなければ凛世は気絶してしまいかねない。
それに対して、プロデューサーは一言も発さない。腕の中で響く凛世の嗚咽にも、軋む彼女の身体に対しても興味を示さず、きつくきつく彼女を抱きしめたまま。胎内の奥の奥まで肉棒を差し込んで、子宮まで抉らんばかりの勢いで、射精の最後の一滴を注ぎ込んだ。
「あ゛……っ、なた……っ……さま……♡」
苦しい吐息の中、それでも甘ったるい声で凛世はプロデューサーに語りかける。脳が麻痺してくる。温泉の湯気ではなく、本当に視界がぼやけてくる感じがした。身動きがとれないまま、自分がこのままプロデューサーによって抱き砕かれて、湯に溶け、風にさらわれてしまうのではないかと、凛世は本気で心配した。
「くっ……っ……る……し、い……♡」
凛世は両腕をプロデューサーの身体に押しつけて、彼の腕の中から必死に逃げ出そうとする。
けれど、そんなことで男性の本気の拘束から逃れられるわけもない。むしろその様子は、プロデューサーの苛立ちを加速させるだけだ。あの日のようにまたいなくなるのかと、自分のモノですらなかった少女に対して嫉妬心を燃やして、プロデューサーはさらに腕の力を強める。
それだけではない。
ぐいっ……♡ ぐにっ……♡ ぐりぐり~~~……♡♡♡
「い……っ♡♡♡ ひぅッ……♡♡♡ お、おなか……♡♡♡ か、かき、まわして……はっ……♡♡♡」
凛世が悲鳴を挙げる。プロデューサーが、肉棒で凛世の膣内を揉みほぐすように刺激したのだ。凛世が知るよりも、プロデューサーの肉棒はずっと凶悪だった。
凛世の膣穴という環境では射精後でもその固さを失わず、まるでこのままもう一度射精でも出来そうな勢い。その固さのまま、凛世の膣内をほじくり回す。子宮をつぶし、こね回し、まるで粘土で手遊びしているかのよう。
ぐちゅっ♡ ぐちっ♡ ぐちっ♡ ぐっちゅん♡♡♡
「ッ……♡♡♡ い゛ッ……♡♡♡ ひぎぃ……♡♡♡」
凛世は最早声も出せない。子宮をこねられる度に快感が加速する。もう何度達してしまったか、愛液と潮でどれほどお湯を汚してしまったか想像もつかない。
凛世の子宮はプロデューサーの精液でまるで水風船のように膨らんでいる。当然、押しつぶされれば子宮内の精液も暴れる。しかし、プロデューサーの弾力に富んだ亀頭がしっかりと子宮口へ密着して栓をしているせいで、凛世の子宮からは一滴の精液もこぼれてこない。
(ね、ねりこまれ……てる……ッ♡ 子宮に、精液……♡ 練り込まれて、しまってる……♡ お腹の中、ぜんぶ……♡ プロデューサー、さま……の……♡)
結局、凛世が自力でプロデューサーの拘束から抜け出すことは叶わなかった。彼女はそのまま、彼の嫉妬心と性欲が満足するまで、まるでペニスケースのように扱われたのだった。
■ ■ ■ ■ ■
――しばらくのち。
プロデューサーは小さくため息をつきながら部屋に戻ってきた。部屋付きの露天風呂からあがったのは少し前で、今は旅館の中にある自販機へ飲み物を買いに行っていた。
「ぅ゛~~~……ッッッ♡♡♡ ウうぅぅゥ~~~……♡♡♡」
部屋に凛世一人を残して。
凛世は、布団の上で呻き声を挙げている。正確には、呻き声を挙げることしかできない。浴衣は翼のようにはだけて、細い手首は後ろ手に縛られている。旅館の帯を使った簡単な拘束でも、凛世の力では抜け出すことなど出来るわけがない。
そんな状態で四つん這いにされた凛世は、膣穴にピンク色の器具を突っ込まれていた。これ自体は、凛世がこの旅に持参してきたものだ。プロデューサーを興奮させるつもりなのか、或いは挑発するつもりだったのか、本当に使うつもりだったのか。意図は定かではないが、凛世の持ってきた性玩具――ピンク色のディルドはしっかりと凛世本人に使われている。
ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ…………♡♡♡
先ほどのプロデューサーと違い、無慈悲に、一定のリズムで振動し続けるディルド。凛世の薄い腹部を中身ごと全部揺らすような、最大パワーの振動。プロデューサーの肉棒とちょうど同じくらいのサイズのディルドを、凛世の下半身はしっかりと咥えこんだまま離すことがなかった。もっとも、実際には先ほど温泉で散々絶頂させられたせいで凛世の下半身は痙攣が収まらず、挿入されたディルドを勝手に咥えこんでしまうだけなのだが。
「ウッ…………ッッッ!♡♡♡ う、ッグゥぅぅぅぅ……ッッッ♡♡♡」
プロデューサーがゆっくりと服を着て、館内を少し見て回り、飲み物を買って部屋に戻ってくるまで。その間だけで、凛世は両手の指では足りない位の回数絶頂した。口には温泉へ入る前に凛世が着用していた下着が押し込まれていて、人間らしい言葉を発することもできない。布団をびしょびしょに濡らしながら、凛世は必死にプロデューサーが戻ってくるのを待つことしか出来なかった。
ビクッ……!♡♡♡ ビクビクビク……ッッッ!!!♡♡♡ ぶしっ……♡ ぶしゅっ……♡ ぶしゅっ……♡♡♡
そうして何回目かもわからない絶頂を迎えた凛世を見ながら、プロデューサーは買ってきた水を一口飲む。まるで、目の前で乱れて咲く女体を楽しむように。
そう。プロデューサーには権利があった。温泉で散々に抱いた凛世をそのまま抱え上げ、部屋に連れ込み、塗れた身体のままで何度も何度も種付けをする権利があった。彼にはそれが可能だった。
けれど、プロデューサーはそれをしなかった。それは、彼がこの不貞行為を前にして怖じ気付いたわけでも、凛世を思いやったわけでもない。
プロデューサーには、ただ余裕があったのだ。今晩、凛世をどれだけ滅茶苦茶にしても良いという余裕。それを堪能するように、あえて彼は凛世を放置した。絶頂続きで足腰も立たず抵抗も出来ない彼女を縛り、飾りたて、そして自らの精液が漏れ出さないようにディルドで栓をする。そうして出来上がった人妻のオブジェを慣らすようにしばらく放置して、咲き誇る痴態を眺めている。
それはまさしく、持つ者の余裕というべき姿だ。
けれど、それも限界。凛世は花や景色ではなく、贄だ。菓子であり、絢爛な御馳走だ。目で見て、香りと音を楽しんで――そうなれば後は、味わう他無い。
声を出しちゃだめだぞ、と一言前置きしてから、プロデューサーは凛世の小さな口に手を伸ばす。そして少しだけ飛び出ているレースの飾りを摘むと、凛世が穿いていた黒い下着を彼女の口から引っ張り出した。
唾液が糸を引き、下着はすっかり重たくなっている。本当にこれが下着になるのかという小ささのショーツ。けれど、凛世の小さな口はそれですら塞ぐのに充分すぎる大きさだった。
「カハッ……♡♡♡ ハッ……♡ っくぅぅぅぅ……♡♡♡ うっ……♡♡♡ うぅぅぅ……♡♡♡」
凛世は、プロデューサーからの言いつけをよく守った。口の中で唾液まみれになった自分のショーツを抜き取られた後でも、必死に歯を食いしばって声を出さないように耐える。
そんな凛世を、プロデューサーは優しく褒めた。まるで現役アイドルの頃のように、人妻には馴れ馴れしすぎる手つきで彼女の頭を撫でる。
ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ……♡♡♡♡♡
「ぷっ……ろ、でぅぅぅ……♡♡♡ さあぁぁあぁ……♡♡♡ さ、さまあああ……♡♡♡」
それが嬉しいのかどうかもわからず、凛世はただ彼のことを呼ぶ。昔の懐かしい呼び名で。
――――それが、彼の琴線に触れるとも知らずに。
ぐっ……♡♡♡ ぐぐぐぐぐっ……♡♡♡
「ほ、っっごぉぉ゛ぉぉ、お゛ぉぉおぉぉ……!?!?♡♡♡」
汚い濁音混じりの声を漏らしながら、凛世は身体を大きくくねらせた。痩身が軋むくらいに大きく揺れる。小さな乳房はそれでも柔らかい乳肉の存在を誇示するようにフルフルと揺れて、つま先は赤子のようにピンと緊張する。
プロデューサーが凛世の頭を撫でながら、懐かしさで弛緩した彼女の身体に思いっきりディルドを挿し込んだのだ。手の平でディルドの底面を押すようにして、凛世を串刺しにするようにして。
当然、凛世の胎内にだって“果て”はある。子宮口をこね回され、子宮を圧迫され、先ほどからずっと胎内に溜まったままの精液に圧が加わり卵管まで流し込まれながら、凛世は悶えることしかできない。そんな凛世を見て、プロデューサーは彼女をおもんばかるのではなく、人差し指を鼻先に当てて“静かに”と小さく息を吐き出すだけ。
「ふッッッ……♡♡♡ っぐぅぅぅぅ……♡♡♡ ん゛っぎ、ぃぃぃ……♡♡♡ ギッ……♡♡♡」
もはや彼の言うことに従う義理もないだろうに、凛世は必死に声を抑える。背中を丸めて嬌声を身体の中へ押し戻そうとすると、彼女の背中には艶めかしく背骨の輪郭が浮かび上がった。
プロデューサーは満足そうに微笑みながら凛世の背骨を撫でる。痛みは最も激しいものしか感じられない。けれど、同じ痛覚でも性感は異なる。性感は、複数の箇所を同時に知覚し、さらに増幅し合う。まるで共鳴する音や、重なり合う生地のように。
ぐっ……♡♡♡ ぐぐぐぐぐ~~~……ッッッ♡♡♡
ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ……♡♡♡
「はガッ……ッッッ♡♡♡ す、すびば……せ゛ん……ッッッ♡♡♡ お、おゆるし゛……ッ♡♡♡ くだッ……♡♡♡ ゆ、ゆる、し゛……て゛……ッ!!♡♡♡」
いつもまでも終わらない責めを前にして、凛世は訳も分からず詫びることしかできない。何が悪いのか、何を謝っているかなんて凛世には皆目見当もつかない。けれど、とにかく自分の意識が飛んでしまう前にこの責め苦を終わらせてほしくて、凛世は必死にプロデューサーへ謝罪を繰り返すのだ。
ここに至って、プロデューサーと凛世の“上下関係”は完全に確立された。プロデューサーとアイドルなんていう、縛られながら生きていた関係とは違う。托卵を望んでいる我が儘で非道な女と、それを受け入れている堕落した男。であれば、これくらいの激しく倒錯したプレイは何ら違和感がないのだ。
ぶしゅっ……♡♡♡ ぶしゅっ……♡♡♡
何度目かわからない凛世の潮吹き。最初はまるで放尿かと見紛うばかりの勢いで長い時間吹き出していた凛世の潮も、今では脱水にでもなったかのように小刻みに吹き出すだけ。
そうして情けなく潮を噴いた凛世を見届けた後、プロデューサーはようやく彼女から手を離した。ディルドは刺さったままだが、それでも刺激が弱まったことは確か。凛世は力尽きるように布団へうつ伏せに倒れる。自分のマゾ潮で濡れた布団が生ぬるいが、そんなことを気にしている余裕も、もう一度下半身を起きあがらせる余力も凛世には残っていない。
そして、それこそがプロデューサーの目的――というよりも、凛世の“下拵え”だった。
ぐいっ…………!♡
「あっ……っくぅ……♡ い、いけま……せん……♡ ぷろ……あ、あなた……さま……♡」
プロデューサーが凛世の身体からわずかに飛び出しているディルドを手で握ると、その様子は凛世の身体にもダイレクトに伝わった。
ディルドは太いが、それだけではない。施された装飾は無数のイボイボに先端のかえし。それで膣壁を削りながらディルドを引き抜かれれば、自分がどうなるかなんて凛世には明白だった。
「あ、あなた……さ、ま……♡ ど、どう……か……♡ ゆ、ゆっくり……♡ ゆっくり、と……♡」
今さらそんな懇願に意味が無いことを感じながら、凛世はそれでも本能的に許しを乞う。けれど、それはプロデューサーに弱点を伝えていることにほかならない。
プロデューサーは凛世の望みに答えるように、最初は少しだけディルドを動かす。凛世の子宮とは反対方向に。
そして次の瞬間――
ずるるるりゅりゅりゅりゅるるる……っ♡♡♡
「あ゛…………っ♡♡♡ っぐうぅぅぅぅ……♡♡♡」
凛世の膣壁にディルドの装飾を擦り付けるようにしながら一気に引き抜いた。
凛世は身体を大きく震わせて絶頂する。もう噴く潮もないのに、身体だけは快感を感じ続けている。がくがくと痙攣が大きくなり、まるで未成熟なまま生まれた草食動物だ。もっとも、これからプロデューサーに散々手込めにされるという意味では、被捕食者である草食動物であることには間違いがない。
ごぶっ……♡♡♡
痙攣する凛世の膣穴から、わずかにプロデューサーの精液が漏れ出してきた。大部分は、凛世の子宮や卵管、卵巣まで付着してまるで練り込まれたかのよう。凛世の胎内では、薬剤によって強制的に作られ、生まれた卵子が、精子による陵辱を受けているのは間違いない。
それでも……ほんのわずかでも、精液をこぼしたという事実がプロデューサーの琴線に触れる。
凛世が抱いてくれ、孕ませてくれって……言ってきたんだよな? すでに痙攣で前後不覚、寝ている地面すら揺れている感覚に陥っている凛世の背後から、そんな言葉が投げかけられた。
「ひっ…………♡」
凛世はその声の主を知っている。人となり、好きなもの、笑った顔、ふたりだけの秘密。全部を知っている。けれど、それと同時に、凛世の火照った思考がこれから彼女自身の身に降りかかると予期する出来事は、彼と似ても似つかない行為。
ぐいっ……と凛世の背後に重み。まるで背中から重い布団を掛けられたようで――実際に間違ってはいない。彼が、凛世の背後から覆い被さったのだ。
「あっ…………あぁ……♡♡♡」
凛世にとっては未知の重さ。けれど、敷き布団のおかげで痛くは無い。けれど、重い。全身が圧迫される感覚。
(に、逃げられない……♡ ぜ、絶対に……♡ 逃げられない……♡)
凛世はそう直感した。俗に言う“寝バック”という体位。女性に主導権など無く、ただ男性に肉棒を差し込まれて快感を貪られる、オナホのような体位。
凛世もそのご多分に漏れない。こぼれ出てきている精液に栓をするように、彼の肉棒が凛世の女陰に添えられる。
「ふっ……♡♡♡ ふぅ……♡♡♡ ふぅ……♡♡♡
」
凛世に出来ることはもう何もない。彼からの挿入を待つだけ。挿入されて、肉棒をシゴかれて、精液を吐き捨てるためだけの穴にされるだけ。挿入の瞬間に舌を噛まないように、ピストン一発目で気絶しないように、必死に呼吸を整えることしかできない。
それは、凛世が彼に使われるだけの存在だから。性の場で刻み込まれた上下関係は、決して覆らないのだ。
――――けれど。
「ふっ……♡ ……うぅ……?♡ うぅ……?♡」
来ない。いつまでも、凛世が待ちかまえている“瞬間”はやってこない。鉄の棒のように熱いプロデューサーの肉棒は、凛世の膣穴に密着して照準を定めているが、そこから先に動こうとしない。
「ど、どうし……て……?♡ あ、あなた……さま……?♡」
不思議がって、プロデューサーに押しつぶされたまま尋ねる凛世。その態度――自分から托卵を懇願しているくせに、まるでセックスしてもらえるのが当たり前だと思っている凛世の態度が、またプロデューサーの癇を逆撫でする。
“おい”と。まるでプロデューサーではないような声の低さ、口調の乱暴さをした声を凛世は背後から聞いた。
凛世を背面から押し潰して、今すぐにでも寝バックで滅茶苦茶に出来る体勢のまま、彼は凛世の耳元でささやく。
――なんで気持ちよくなってるんだよ? 托卵、されてんだぞ?
彼にそう言われると、凛世の背中をゾクゾクとした寒気が走る。彼から不貞を指摘されて、背徳感が首をもたげる。
――凛世が……お前が望んだことだからな? この変態女……。ちゃんと自分で育てろよ……?
ぐぐぐ……っと、凛世の背後からかかる重さが増す。凛世の腹部は押しつぶされて、敏感な子宮はそれだけで達してしまいそうだ。
「は、はい……♡ か、かしこまり……ました……♡ この……♡ この……やや子がほしいためだけに……♡ あ、あなたさまを……♡ 利用する……♡ 最低の、女に……♡ …………ば……罰、を……♡♡♡」
ずぶっ……♡♡♡ ずぶぶぶぶぶぶぶ……ッッッ♡♡♡
「はグぅ……ッッッ♡♡♡」
凛世の腹部に“めりこんでくる”肉棒。ゴボゴボと逆流しかかかっていた精液が押し戻され、再び凛世の子宮を圧迫する。
ぐりっ……♡♡♡ ぐっ……♡♡♡ ぐりっ……♡♡♡
「あ゛……っ♡♡♡ っくぅぅぅ……♡♡♡ くふっ……♡♡♡ よ、よわい……とこ……ろ……♡♡♡ さ、探さない……で……くだ……♡♡♡」
挿入された彼の肉棒は、凛世の子宮をすぐにピストンで虐待しない。ぐりぐりと奥底をかきまわし、彼女の胎内で敏感な、弱い部分を徹底的に探し出そうとする。
凛世は思わず声を漏らすが、彼女のそんな抗議は、彼の“口答えするな”という一言で封じられてしまう。
(ぜ、全部……♡ ぜんぶ、バレてしまう……♡ 凛世の、弱い部分が……♡ 全部、プロデューサーさまに……♡ バレる……♡ 思い通りにされる……♡ プロデューサーさまの、思い通りに……♡)
夫婦でもない男性に好き勝手膣内をほじくり回されて、まるで衣装箪笥を荒らされるように、敏感な部分を詳らかに明らかにされる。絶対に抵抗の出来ない、雌として完全に躾られる。それは、凛世にとっては間違いのない恐怖であり、悦びの予感でもあった。
「あぐっ……♡♡♡ ふっ……♡♡♡ ふキュッ!?!?♡♡♡」
凛世の口から素っ頓狂な声が漏れる。彼が、凛世の弱点を掘り当てたのだ。必死に声を漏らさないようにしていた凛世だが意味など無い。不意に漏れた、本能を握りつぶされたような声で、“凛世の弱点はそこでございます”とあっさり明らかにしてしまう。
(だ、だめ……♡ いけない……♡ バレてしまった……♡ 凛世の、弱い部分……♡ バレてしまった……♡ 好きにされてしまう……♡ ただ気持ちよくしてもらうため、だけに……♡ プロデューサーさまに……抱かれたくなる……♡)
困惑する凛世の耳元に、彼が口元を近づける。
凛世はココが弱いんだな、なんて。まるで、昔の――プロデューサーだった頃のような口調で、彼は言った。
「へ…………?」
そんな彼の変化についていけず、凛世が一瞬わけのわからない反応を示した次の瞬間――
…………ぐリュッッッッ♡♡♡
「はぎっ……!?♡♡♡」
彼の肉棒が、先ほど見つけたばかりの凛世の弱点を思い切り押し潰した。
「あぐっ……♡♡♡ ふ、ふぅぅぅ……うっ!?!?♡♡♡」
ドッ♡♡♡ ドッ♡♡♡ ドッ♡♡♡ ドッ♡♡♡ ドッ♡♡♡ ドッ♡♡♡ ドッ♡♡♡ ドッ♡♡♡
まるでアスファルトでも掘削するような勢いでピストンが始まる。凛世はもはや隣の部屋に聞こえないようにとか、恥じらいとか、そんなものを気にする余裕もなく情けない嬌声を挙げた。
「あ゛ッ……♡♡♡ お、おおおおお……ッッッ♡♡♡ お、まんこ……ッッッ♡♡♡ こ゛われ、る゛……ッッッ♡♡♡」
ブシュッ♡♡♡ ブシッ♡♡♡ ぶしッ♡♡♡
凛世の股間から小刻みにあふれ出す潮。寝バックの状態では、全部が背後の彼にかかるか、布団を汚すかのニ択だ。
ゴリュッ!♡♡♡ グッ!♡♡♡ ゴッ!♡♡♡ ぐにぃぃいぃ……♡♡♡
彼の肉棒が深く凛世の子宮を抉る。凛世の子宮にも、気持ちいい部分にも、逃げ場はない。彼女の薄い腹部は敷き布団に密着していて、けれどもう布団のクッション性などなんら期待は出来ず、部屋の床と彼の肉棒に挟まれてすりつぶされているような状態だ。
(つぶれる……♡♡♡ 凛世の、おなか……♡♡♡ つぶさ、れる……ッッッ♡♡♡)
「お゛っ♡ おっ♡♡♡ お゛♡、おおぉぉぉおぉ…………?♡♡♡」
自分に何が起きているかわからず、ただ呻くことしかできない凛世。けれど、彼に抱き潰されている彼女には、自由に呻き喘ぐ権利すら与えられていない。
ぐいっ…………。
「あ゛……ッ…………ッ…………?♡♡♡」
凛世の細い首に、彼の太い腕が回された。それだけでも凛世の顎は固定され、呼吸は阻害される。けれど、それだけではなく、彼はゆっくり、ゆっくりと腕に力を込め始めた。
「ッ…………っ!♡♡♡ っ…………♡♡♡ っ~~~……♡♡♡」
凛世の呼吸が徐々に苦しくなる。血流が阻害されて、視界がボヤけてくる。彼女の身体は本能的に反応して、首に絡みつく彼の腕を握る。けれど、そんな抵抗には一分の意味も無い。
ぐぐぐ…………ッッッ♡♡♡
むしろ、抵抗を咎めるように、彼の腕はさらに力を増した。
「あ……がッ……♡♡♡ カッ…………♡♡♡ ッッッ…………♡♡♡」
凛世の脳が麻痺してくる。恍惚とともに、快感が増してくる。自分の身体が膠着して、彼の肉棒をよりいっそう強く締め付けるのがわかる。彼の肉棒のカタチが鮮明にわかって、さらにそこへ弱点をすり付けるように膣穴が収縮していく。
「っ――――――――――――……………………♡♡♡」
ドチュッ!!♡♡♡ ドチュッ!!♡♡♡ ぐりっ♡♡♡ ごりっ♡♡♡ ぐぶぢゅっ♡♡♡
だんだんと、凛世の意識は本当に遠くなっていく。もう、気持ちいいしかわからなくなってくる。
ビキッ……♡♡♡ ビキビキッ……♡♡♡
凛世の膣内で肉棒が震えるのがわかる。それが射精の前触れだと、凛世は理解している。けれど、もう彼女自身に出来ることはない。膣穴は勝手に絞まるし、吹き出る潮を止める術もない。声も出ず、ただ大きくて暖かいだけのオナホールだ。
そんな最中で、凛世は理解した。彼女は、大切にされていたのだ。家族にも、そして今の夫にも。倍以上も年齢の離れた夫だが、優しくされていた。大切にされていた。それは、プロデューサーも例外ではない。アイドルとしての彼女は、彼から大切にされていた。
けれど、それら全てを、自分から捨ててしまった。唾棄してしまった。そして、唾棄したが故に――これほど気持ちよくなれている。
「ッ……………………♡♡♡」
そう思って、凛世は苦しさと快感の中で、確かに微笑んでいた。
――――どぼびゅりゅ♡♡♡
凛世の膣内で、精液が迸った感覚がする。射精の快感で、彼の腕がいっそう強く凛世の首に食い込んだ。骨が軋んで、折れてしまいそう。けれど、それも悪くない気がした。
ぶびゅりゅるるるるるる~~~……♡♡♡ どぼびゅりゅるるるるるる~~~……♡♡♡ びゅぶりゅるるるるるる~~~……♡♡♡
子宮の中に精液がなだれ込んでくる。すでに先ほどの射精で子宮は満杯だけれど、そんなことを考慮してくれるわけもない。ぐいぐいと子宮は圧迫され、膨張し、卵管まで精液で埋め尽くされている。
びくっ……♡♡♡ びくっ……♡♡♡
凛世の全身もガクガクと震える。膣穴が収縮し、何度も何度も絶頂を繰り返す。精液がいちど吐き出され度に絶頂は深くなり、最初の絶頂の余韻が終わらない間に次の絶頂がくる。
ぼどびゅるるるるるる……♡♡♡ ぶどびゅるるるるる……♡♡♡ どびゅるるるるる~~~……♡♡♡
けれど、そんな凛世の絶頂など考慮しないと言わんばかりに、次から次へと精液は注がれてくるのだ。
――――ぶちゅっ……♡♡♡ ぶっちゅ……♡♡♡ ぶちゅんっ……♡♡♡ どぶっ……♡♡♡
(音……聞こえる……♡ 卵子……犯され……♡♡♡)
朦朧とする意識の中で、凛世は自分の卵子が彼の精子によって陵辱され、身体に杭を打ち込まれ、受精卵へと変貌し、そのまま柔らかな子宮内膜へと叩きつけられる音を――――自分が新しい命を孕む音を、幻聴した。
「――――――――カハッ……!♡♡♡」
そうして本当に意識を手放してしまう直前で、ようやく凛世の首は解放された。
「がはっ……♡♡♡ ごほっ……♡ ごほっ……♡♡♡ ぉぇ……♡♡♡ はぁ……♡ ハァ……♡ ハァ……♡♡♡」
急激に回復した呼吸に戸惑いながらも、凛世は何度もむせかえりながら息を吸う。
「はひっ……♡♡♡ ひぅ……♡♡♡ ふっ……♡♡♡ ふぅ……♡♡♡」
凛世の身体を急激な寒気が襲う。このまま彼が腕を解いてくれなかったら死んでしまっていたかもしれない恐怖。それと同時に、死ぬまで犯されたらどうなるのだろう、という期待も首をもたげる。
けれどそんな凛世に彼が構うわけもない。
ずりゅりゅ……♡♡♡ ずる……♡ ずる……♡ じゅっぽん……♡♡♡
「はぅ……♡♡♡」
肉棒を引き抜かれて、凛世は小さく声を挙げた。彼はのしのしと歩きながら布団に倒れ伏す凛世の前にしゃがむと、精液と愛液でどろどろに汚れた肉棒を差し出す。
「あむ……♡ んちゅる……♡ んっ……♡ んれろ……♡ んちゅっるれろ……♡♡♡」
凛世は素直に、何も言われないままに、彼の肉棒を口でくわえて掃除を始める。
――時間は日付を少し越えたところ。夜はまだ、始まったばかり。
■ ■ ■ ■ ■
そうして、しばらく後。
あの日から季節が一周くらいして、凛世とプロデューサーは再び会っていた。
「…………はい。ふたりとも、健やかで……ございます……」
凛世はスマートフォンでプロデューサーに写真を見せている。画面の中の写真では、ふたりの赤子が穏やかに微睡んでいた。
プロデューサーはその写真を微笑みながら見ていたが、すぐに凛世の方へと向き直る。凛世はバツが悪そうにしながら、プロデューサーの視線から顔を背けた。
――で、今日は?
プロデューサーに尋ねられて、凛世は少しだけ逡巡した。けれど、だめ押しのようにもう一度“凛世”と名前を呼ばれて、観念したかのように鞄から何かを取り出した。
「今日は……これを飲んだ……凛世と…………いえ、凛世を……滅茶苦茶にして……いただきたいのです……♡」
凛世の手にあるのは、避妊薬――ピルだ。
プロデューサーはニヤリと笑う。事務所では誰も見たことのない、嗜虐心にあふれた笑みだ。
双子を妊娠してるときも散々セックスしてたのに……これからは避妊するのか、とプロデューサーに問われて、凛世は小さく頷いた。
双子を育てるのには専念したい。けれど、身体の火照りは収まらない。矛盾を抱えた凛世が導き出したのは、卑しく淫らな回答だった。
しばらくの沈黙の後、プロデューサーは凛世の申し出を受け入れる。凛世は嬉しくなって、小さく微笑んだ。こうなれば、凛世はプロデューサーの情婦――というよりも奴隷に等しい。
マゾ女、と呼ばれれば健気に返事をする。服を脱げと言われれば、高価な着物を惜しげもなく床へ脱ぎ捨てる。ピルを飲ませてやる、と言われれば、凛世自ら脱いだ着物の上に乗ってしゃがんでみせる。
出産を経て少し肉の付いて女性らしさを増した凛世の乳房も体つきも、プロデューサーにとっては見慣れた光景であり、大して興味をそそるものではない。
プロデューサーはまるで公衆便所でそうするように感慨もなく服から肉棒を取り出すと、凛世の顔へ向けた。これから何が起きるのか。それを理解している凛世は、頬を紅潮させながらだらしなく大きな口を開いてみせる。
プロデューサーは凛世の開かれた口の中――そこに鎮座する彼女の赤い舌に肉棒を乗せた。
こぼしたら着物が汚れるからな、小便まみれで帰りたくないだろ。そうプロデューサーに言われると、凛世は小さく頷く。そんな凛世の様子に満足したようにプロデューサーは笑みを浮かべると――
じょぼっ……じょぼぼぼぼぼ…………♡♡♡
凛世の口内めがけて、放尿を始めた。
「んっ……♡ んっ……♡ んっ……♡ んっ……♡」
ごくっ……♡ ごくっ……♡ んくっ……♡ ごくっ……♡
口の中に流し込まれるアンモニア臭を放つ液体。それを咄嗟に吐き出すこともなく、凛世は飲み干していく。“ちゃんと残しておけよ”なんていうプロデューサーの忠告もお構いなしに、細い喉を動かしながら、汚物を躊躇い無く飲み下していくのだ。
ぢょぼぼぼぼぼぼぼぼぼ……♡♡♡
凛世の小さな口の中に尿が溜まっては消え、溜まっては消えを繰り返す。しかし、徐々に尿の勢いが弱くなってくると、凛世はあえて尿をすぐには飲み下さなくなった。
ぢょろろろろろ……♡♡♡ ぢょろろろ……♡♡♡ ぢょぼっ……♡♡♡ ちょろっ……♡
そうして出来上がったのは口の中いっぱいに尿をためた凛世の姿。決して人間がしていい姿ではない。けれど凛世は嬉しそうに股間から愛液を垂らして、せっかく尿の汚れから守った着物を濡らしてしまっている。
そんな凛世の口の中めがけて、プロデューサーは先ほど彼女から受け取ったピルを落とす。ぽちゃん、という音を聞くと、凛世は口を閉じてー
ごきゅっ……♡ ごくっ……♡ ごくっ……♡ ごくっ……♡
口の中に溜まっていた尿と一緒にピルを接種して見せた。
そうして凛世は軽く口元を拭うと、着物の上で正座する。三つ指をつき、見ほれるような動きの美しさで頭を下げる。
あの日から何度と無く繰り返してきた――凛世からプロデューサーへの挨拶だ。
「どうか、今夜も……♡ 凛世を……♡ 抱いて、くださいませ……♡」