「――う……うぅ……。や、めて……」
「い、家に……帰して……」
真っ暗な空間。洞窟のような無骨な岩の壁に囲まれた通路、その奥から――か細く弱々しい声が響く。それを聞いただけで、普通の人間であれば踏み込むのを躊躇ってしまうような声だ。
その声に心を折られずに更に踏み入ると、今度はひどい悪臭が鼻を突いた。悪臭といっても、腐臭や汚物のそれとは違う。強烈な獣臭さと、甘ったるいニオイ。それらの濃いニオイが混ざり合って、人間の脳を混乱させる悪臭になっていた。
そんな悪臭にもめげずに更に踏み入ると――そこはあった。
洞窟の奥に作られたような空間。袋小路になっているそこは、祭壇だった。巨大な空間はただの呼吸音ですら反響してしまいそうだが、目の前の異様を見ては誰もが呼吸すら忘れてしまう。
空間の奥に、二頭の異形が鎮座している。姿形は形容するに難しいが、あえて言うのであれば狗と猿である。しかし、二頭とも普通に見かけるそれら動物よりも遙かに巨大だ。人間より、一回りも二回りも大きい。輪郭は狗と猿だが、身体の細部は異なる。腕の本数は過不足ばかりだし、目はない。
そんな異形の化け物に気を取られていて気がつくのが遅れたが、鎮座している二頭の獣の足下に、先ほど洞窟の奥から漏れてきた声の主がいた。
「やだよぉ……。もう、はーのこと、犯さないで……」
「やめて……薬は、やめるのです……」
鎮座している二頭の前にいる二人の少女は、一目すればまるで生け贄だった。白い肌に白い髪。粗末な木の台に仰向けで寝かされ、手首と足首を金属の枷で固定されている。拘束されている部分には血がにじんでいて、彼女たちが相当な時間拘束されたままであることが見て取れた。
服は全てはぎ取られ、瑞々しい素肌も、愛らしい乳房も、毛の一本も生えていない秘所も、全部が露わになっている。
二人の姿に見覚えのある人間もいるだろう。世間では今人気を博しているアイドルである、久川凪と久川颯の姉妹である。
しかし、彼女たちがアイドルだということは、この洞窟の中では何の意味も為さなかった。
彼女たちに与えられた役目は孕み袋。それ以外存在しないのだ。
洞窟の暗闇の中から、数人の男が現れる。皆、顔を布で隠し、同じ誂えの白装束をまとっている。これは颯と凪に顔を知られないためではなく、彼らが二頭の異形の前に姿を見せる際の正装なのである。
白装束のうち一人が恭しく異形二頭を招く。それに促されるように、狗と猿は岩を削りだして作られただけの無骨な祭壇から降りてきた。
その間、他の男たちは、洞窟の中に置かれていた壷から蜜のような液体をすくい取る。見た目は蜂蜜や水飴のようであるが、これはそれほど生やさしいモノではない。
「や、やめて……! それ嫌なの! やだ!」
「やめなさい……それは、おかしく、なってしまうから……」
凪と颯は、その液体を非常に恐れていた。無理もない。これは、身体に塗り込むタイプの強烈な媚薬だった。何か化学的に作られたモノではなく、この空間で用いられるためだけに想像もできない昔から存在する媚薬。故に効き目は抜群であり、抜群であるが故にまだ14歳の二人にとっては激しすぎる責め苦であった。
男たちは、久川姉妹と言葉を交わすことはない。そうするのが禁じられているとでも言わんばかりに無言のまま、二人の身体に媚薬を塗り込んでいく。
しかし、その手つきは執拗で、まるでふたりの身体を弄んでいるようだった
「んっ……♡ っくぅ……♡ っふぅ……♡」
「や、やめ……てぇ……♥ それ、やだぁ……♥」
必死に声を抑えようとする凪と、懇願する颯。反応はお互いに異なるが、瞬く間に湿っぽさを帯びてくる口調と、無意識のうちに浮かび上がってくる腰は同じだった。
男たちの大きな手が凪と颯の乳房に媚薬を塗り込んでいく。凪の方は乳房は大きくないものの、ピンと勃起して存在を主張する乳首がターゲットになった。
「っく……っふぅ……♡ うぅぅ……♡ はぅ……ぅぅ……♡」
――感じ始めているな。
――流石は―――様に選ばれただけのことはある。
凪の反応を見て、男たちは言葉を交わす。凪に語りかけているわけではないものの、自分の反応が彼らにつぶさに見られているという事実は、彼女の中の羞恥心を加速させた。
ギュムッ……♡
「あ、ンッ……♡♡♡」
強引に乳首を摘まれる。そうすると、凪の口から普段であれば決して聞こえないであろう色っぽい声が漏れだしてきた。
男の口元がニヤリと歪んだのが凪からもわかった。彼らは決して凪たちと言葉を交わすことはない。しかしその代わり、男同士で“淫乱”と凪のことを指しては笑うのだ。
しかし、凪自身にも身体の火照りは抑えられない。全身が内側からじゅくじゅくと腐ってきて、自分が溶けて出て行くような錯覚に襲われていた。
「や、やだっ♥ おっぱいで遊ばないでよぉ……♥」
凪が乳首にたっぷりと媚薬を塗り込まれている間。颯も身体に媚薬を塗り込まれていた。颯の場合は、凪よりもボリュームがあり、仰向けに寝てもしっかりと存在感を示す乳房がターゲットになる。
乳肉の形は、男たちの指の動きに合わせて奔放に変わる。その変化を楽しむように、男たちは手にたっぷりと媚薬をまとわせた後に、颯の乳房を揉みしだいているのだ。
「んっ♥ やだぁ♥ はー、ヘンになるの、やだって……!♥」
颯は懸命に訴えるが、その願いが届くことはない。むしろ口を開く度に声色には甘ったるさが乗り、乳房のうちでも“善い”部分に触れられると、声の跳ね方でバレてしまう。
それでも、この媚薬を身体の表面へと塗り込まれた後になにが起きるかを知っている颯にとっては、懸命に抵抗しながら許しを乞う以外に残された道は無かったともいえる。
――そろそろ良いだろう。
ふたりの身体に媚薬を塗り込んでいた男のうち、恐らくリーダー格と思われる男がそう言った。乳首や乳房を弄んでいた男たちは名残惜しそうに手を離すが、しかしそれだけで終わるわけではない。
彼らは再びたっぷりと媚薬を指と手にまとわせると、大の字に拘束されている凪と颯、二人の少女の脚の間――膣穴へ向けて手を伸ばしていくのだ。
「や、やめて!♥ やめてよぉ!♥」
「は、はー……ちゃん……♡」
自分たちに無情にも迫ってくる男たちの手。それをどれだけ拒否したくても、逃げる手段すら凪と颯には残されていなかった。
ヌヂュッ……♡
「んぃ……ッ♡」
「っぅぅぅ……ッ♥」
男の指が無遠慮に凪と颯の膣穴に侵入していく。成熟しつつある身体とは裏腹に未発達な匂いを醸す肉厚の大陰唇。それをかき分けると現れるピンク色の粘膜めがけて、ゆっくりと男の指が押し込まれていくのだ。
ふたりとも、これが初めてではない。もう何度目、何十度目かの媚薬塗り込みだ。膣穴は狭いが、抵抗することもなく男の指を受け入れてしまう。そうして、指にたっぷりとまとわりついた媚薬を塗り込まれていくのだ。
――媚薬無しで儀式をして、死んでしまっては困るからな。しっかりと塗り込むんだ。
膣穴をかき回される感覚に、凪と颯は必死に耐えていた。歯を食いしばり、懸命に声を抑える。しかし、全身を丸ごと舐め回されているような感覚と、増していく快感。脊髄がまるごと溶けてしまうような錯覚に、どんどんと絆されていく。
(どうして、はーのカラダ……♥ こんなに、気持ちいいの……っ!?♥)
(い、嫌だ……♡ おかしくなりたくない……♡ おかしく、なりたくない……♡)
そうして心の中で必死に拒否の言葉を並べつつも、着々と“準備”を整えられている凪と颯を前にして、二頭の異形にも変化が現れていた。
体毛に満ちた身体から、ある器官が首をもたげる。ゆっくりと、しかしまるで木の生える様子を早送りにして見ているような一定の速度で、肉棒が姿を現したのだ。
「あっ♥ だ、だめっ♥ おねがい、やだ♥ やめて♥ おかしくなる♥ 種付けされるの、本当におかしくなっちゃうから♥」
「んっ♡ こ、これ以上、はっ♡ こ、壊れて、しまうっ……♡」
勃起した肉棒の臭気に気がついた凪と颯の声が恐怖に染まる。しかし、甘ったるい色は隠せない。むしろ今か今かと挿入を懇願しているようにすら思える。
そう。凪と颯は、今からのこの異形と交尾をするのである。
異形は、肉棒までも異形だった。太さは凪と颯の腕くらいどころか、脚くらいもある。長さも尋常ではない。その証拠に――
ズンッ……♥♥♥
「ぅぇ……♥ ああぁ……♥」
狗の方が我慢できないと言わんばかりに、早くも颯に覆い被さった。そうすると、巨大な肉棒が仰向けに寝かされている颯の身体の上に乗せられる。
その大きさが凄まじい。颯の股間に肉棒の付け根を密着させれば、亀頭は簡単に彼女の口元近くまで届いてしまう。つまりは、身体を串刺しにしてしまえるようなサイズだ。
「ぅぁ……ぁ……くさい、よぉ……♥♥♥」
颯は目の前に置かれた亀頭の臭気に目を白黒させる。しかし、媚薬で恍惚を操られた颯にとってはこれもまた甘美な匂いに変わりなく、声の甘ったるさは加速するばかりだ。
「ん、ぉぉ……♡♡♡」
狗よりも少し遅れて、凪の身体にも猿の肉棒が添えられる。その重さと臭気を前にして、凪は低くうなり声を上げることしかできなかった。
もっとも、頭の中は快感で脳の容量が数倍になったような錯覚に襲われている。凪は度重なる交尾で子宮近くのポルチオが開発されてしまい、下腹部に重い物を乗せられるだけで性感を得るようになってしまったのだ。
そうしてそんな二人に対して、ゆっくりと挿入が始まるのである。
ヌブッ……ヌヂュブブ……♥♥♥
「っくぅぅ……!♥ ん、っくぁ……ッ!♥」
最初に肉棒を差し込み始めたのは狗の方である。大きく開かれた颯の膣穴にめがけて、器用に亀頭をあてがってみせる。そうしてそのまま、ゆっくりと腰を前に出していくのだ。
その動きの緩慢さは、決して颯を思いやっているのではない。颯の小さな膣穴に対して、太すぎる肉棒が簡単には挿入できないのだ。それは正しく、針の穴へ強引に指を通すような行為。破壊的で不可逆な、不可能な行為に思えた。
しかし――
ミチッ……ミチミチ……ッ♥ メリメリ……ッ♥
「ん゛……ぃぃ……ッ♥♥♥ っく、ぁぁあ……ッ!♥♥♥」
決して不可能な行為ではないのだ。
ゆっくり、ゆっくりと。颯の膣穴に肉棒が押し込まれていく。最初の挿入の時は颯は泣き叫びながら受け入れていた肉棒を、今では嬌声と共に受け入れられるようになってしまった。
メリメリッ……ミチッ……ミチッ……♥♥♥
「や゛、めてぇ……♥ はー、裂けちゃう、からっ……ぁぁ……!♥♥♥」
颯の言葉とは裏腹に、狗の肉棒はゆっくりとだが確実に颯の膣穴を埋め尽くしていく。狗は歓喜するように何度も吠え、幼くも甘美な膣穴の感触を楽しんでいるようだ。
そして、最後には――
メリメリメリッ……!♥♥♥
「かふっ……!?♥ ふ、ぅぁ……♥ ぁあ……♥」
狗の肉棒が、完全に颯の膣穴を抉ってしまった。
肉棒は颯の子宮口まで到達して、そのまま子宮をほとんどぺっちゃんこになるまで押しつぶしている。それでも満足せずに肉棒を颯の更に深くへ挿入しようとして、ぐいぐいと腰を押しつけて、無理やり颯の内臓をかき分け、まるでオナホールのようにしていく。
しかし、元々颯の胴体くらいの長さがある肉棒だ。どれだけ深く挿入されても、狗の肉棒は半分程度までしか挿入できない。ボッコリと肉棒の陰が浮かび上がった腹部は、まるで人間の物とは思えなかった。
「うぁ……ぁあ……♥ く、るし……♥ おなか、くるし……♥」
ちょろろろろろろ……♥♥♥
「あっ……や、だぁ……♥ おしっこ、みないで……よぉ……♥」
肉棒を身体の深くにまで挿入され、颯はまともに呼吸もできない。それと同時に股間は無理やり押し広げられたせいで緩み、膀胱は尿を垂れ流しにしてしまっていた。
しかし、狗にとってその程度はお構いなし。むしろ、自分がこれから交尾する雌の尿は、発情を促すフェロモンでもあった。
ドズッ♥ ドズッ♥ ドズッ♥ ドズッ♥
「ぁ、ぁう♥ うぁ♥ んっ♥ ぉぇ……♥ ぃぇ……♥」
狗は一心不乱に腰を降り始めた。半分しか入っていない肉棒をどん欲に刺激するように、獣の激しさで動く。颯は身体から無理やりに息を吐かされては吸わされ、吐かされては吸わされ、それを繰り返して苦しそうに声を出すだけだ。
「や、やめて……はーちゃんが死んでしまう…………ひっ♡」
その様子を心配そうに見つめていた凪だが、そんな悠長なことも言っていられない。彼女自身の腰が、巨大な手によって掴まれたからだ。
「や、やめて……♡ そ、そんなの、本当に……無理ですから……♡」
普段の特徴的で飄々とした口調はどこへやら。怯えて切羽詰まった様子で凪が助けを乞うのは、猿に対してだ。猿の手は巨大で、凪の腰をすっぽりと覆い、決して逃がさないと言わんばかり。その状態で肉棒を膣穴にあてがい、軽く腰を前後させている。
「んぉ……♡ おっ……♡ や、やめ……その、動き……♡ おぉぉ……?♡」
猿は凪と何度も身体を重ねるうちに、彼女を楽しませる動きを何となく理解したようだった。彼女の膣穴の入り口を肉棒で愛でるようにしながら、腰を前後に揺らす。そうすると、媚薬が更に塗り込まれていって、凪は自分でも感じたことの無い快感で理性を溶かされていくのだ。
ミチッ……♡
「んぃ……ッ!♡♡♡」
そして、凪にも挿入が始まる。狗より少しだけ短いものの、太さは狗以上である猿の肉棒。それが凪の膣穴に少しだけ押し込まれた後――
ズブッ……♡♡♡ ズブブブブブブ……ッッッ♡♡♡
「んお゛……おぉぉぉ……ッッッ!?!?♡♡♡」
まるで凪の反応を見て楽しみ弄ぶように、猿が肉棒を思いっきり彼女の膣穴に挿入した。
「おぉ……んぉ……♡♡♡」
ここに監禁されてから凪はずっと颯のことを心配していたが、身体の開発され具合だけ見れば凪の方が深刻だった。
媚薬を塗り込まれているだけでも絶頂するようになってしまった身体。そこにこんな極太の肉棒が挿入されてしまえば、どうなるかは火を見るより明らかである。
ズブッ♡ ズブッ♡ ズブッ♡ ズブッ♡
「おッ♡ んぉ゛ッ♡ おっ♡ おっ♡」
狗とは違い、猿は小刻みな腰の動きで凪を責め立てる。凪はされるがまま、濁音混じりの声を漏らしながら猿に犯されるだけ。凪が知る由もないが、猿の動きはやはり人間の性交のそれに近く、狗のような豪快さはなくとも、凪を犯そうという執拗さを感じる動きだった。
ズヌッ♡ ズチュッ♡ ズチュッ♡ ズチュッ♡
ヌヂュッ♥ ズブッ……ズッチュンッ♥ ドスッ♥ ドスッ♥
「や、だっ♥ やめっ♥ おなか、くるし♥ おかしくなるっ♥ やだ♥ たす、けてっ♥ Pちゃん、たすけっ、んぁッ♥♥♥」
「お゛♡ おぉぉ♡ んぉっ♡ んっ♡ んぉ゛♡ お゛っ♡ おッ♡ お゛ッ♡」
挿入が終われば、あとは凪と颯が犯されるだけだ。狗も猿も一心不乱に腰を振り、目の前の小さな人間をオナホ代わりに性感を高めていく。
本来、こんな獣とのセックスなどは気持ちよくなれるはずがない。肉棒は規格外のサイズであるし、拘束された状態でただ使われるだけ。
しかし、塗り込まれた媚薬が二人を狂わせていた。そして、それだけではない。
白装束の男たちが手に注射器を持ち、それぞれ凪と颯のそばへと寄っていく。それの意味するところを知っている二人は、犯されながらも顔面を蒼白にした。
「や、やだっ!♥ それだけはやだ!♥ やめてっ!♥ お願いだからっ♥」
「や、やめっ……ぉぉお゛……♡ やめ、ろぉ……っ……ぉぉ……♡♡♡」
しかし、二人の懇願が受け入れられる訳もなく、その細い首筋へめがけて注射針が刺された。
台に固定されている二人の身体は思った以上に動かず、激しい性交の最中でも問題なく注射器の中に満ちてる薬剤を投与することができた。
――これだけの排卵誘発剤を打ったんだ。そろそろ孕むだろうさ。
男の言葉が、荒々しい異形たちの息づかいの中でも凪と颯にはハッキリと聞こえていた。
「やだっ♥ 赤ちゃんなんてやだっっ!♥♥♥」
「お゛ッ♡ お、んっ……ぁ♡ やめ……♡ やだっ……ぉぉぉぉ……♡♡♡」
凪と颯は必死に拒否の声を上げるが、彼女たちの身体の中の営みは変えられない。投与された薬のせいで二人の胎内では、すでに排卵が始まろうとしていた。
そしてそれを知ってか知らずか、異形たちの肉棒が強烈に膨張し、射精への準備を整え始める。
「んぎぃ……ッ!?♥ や、やだっ!♥ 中ヤダ……ッ♥ 赤ちゃん妊娠したく、ないぃ……ッ!♥」
「んぉ゛……ッッッ♡♡♡ やめ゛……て♡ ナカ、出さない、でぇ……ぉっ♡ ぉぉお゛……!?♡」
凪も颯も二人共懸命に中出しを拒否するが、それが受け入れられる訳もない。それどころか、この異形たちには人間の言葉が通じているかすら定かではなかった。
ビキビキ……ッッッ! ビクッ……! ビキビキ……ッッッ!
二人の膣内で暴れ回る肉棒。颯は狗に押しつぶされるように覆い被されて身動きすらとれない。凪の方は何とか身体を動かして中出しを避けようとしているが、無駄な抵抗だった。
ドビュッ……ビュッ……ビュルルルル……ッッッ!!!♡♡♡
ブビュルルルルル……ッッッ♥♥♥ ビュビュビュルルルル……ッッッ!!!♥♥♥
「んぃぃぃ……ッッッ!♥♥♥」
「ふぐァ……ぉぉ……ッ♡♡♡」
そうして狗と猿は同時に達した。凪と颯の子宮は巨大な肉棒を押し込められたせいで無理やりに押しつぶされ、しかし子宮口に密着した亀頭から流れ込んでくる精液の波によって無理やり膨張させられていく。
ドビュビュルルルルルッッッ♡♡♡ ビュビュビュルルルルルッッッ♥♥♥ ドビュルルルルルルッッッ♡♡♡
「あガッ……♥ あぁ……あっ、っくぅぅ……ぅぇ……♥」
「ごふっ……お゛ぉぉ……♡♡♡ おぇっ……♡ えぇ……♡ ぅぇ……♡」
凪と颯の小さな子宮めがけて大量の精液が注ぎ込まれていく。人間では到底再現不可能な射精量だ。重く熱い精液が、まるで子宮口の場所がしっかりとわかっているとでも言わんばかりに正確無比に侵入してくる。
(や、やだ♥ やだよぅ♥ はー、嫌なのに♥ こんなのの赤ちゃん、妊娠したくないのに、どうしてこんなに気持ちいいの……!?♥♥♥)
颯は、射精の熱さと勢い、そして媚薬のせいで言うことを聞かないままに絶頂を繰り返す自分の身体に狼狽えていた。
(おなか、えぐれてっ♡ おかしくなるっ♡ 気持ちいい部分潰されて、押されて、頭がヘンに、なる♡)
凪は快感の波に対して懸命に抵抗しようと試みるが、膨張する子宮によって押しつぶされるポルチオがそれを許さない。体外のみならず胎内から急所を圧迫され、情けなく白目を剥きながらアクメをしてしまう。
ビュビュビュルルルルル~~~♡♡♡ ドボビュルルルルルルル♥♥♥ ビュルルルルルルルルル♡♡♡ ビュビュビュルルルルル♥♥♥
異形たちは、凪と颯のことなどお構いなしに精液を注ぎ込み続ける。それは、少女たちがその握り拳程度の大きさの子宮で受け止めるには到底多すぎる量の精液だ。
凪も颯も、膨張する子宮によって追い立てられるようにしてその他の内臓を圧迫される。そのせいで嘔吐してしまうが、口から流れ出てくる液体もまた、男たちによって栄養補給として飲まされた異形たちの精液と媚薬のカクテルだけであった。
ビュビュッ……♥ ビュルル……♡ ビュッ……ドブッ……ドブッ……♥ ゴボッ……♡
そうして、数分間にも及ぶ長い射精が終わった。狗も猿も気持ちよさそうに短く吠え、そして大きく息を吐く。
ズッ……ズルル……ズルル……。
そうしてゆっくり、凪と颯の膣穴から肉棒が引き抜かれていく。巨大な異物が抜けていく感覚は、二人にとって内臓をそのまま引き抜かれていくような錯覚であった。
「うっ……ぅぁ……ぉぇ……♥」
「お゛……!?♡♡♡ ぬ、かない……で……♡」
身体の中身全て抜き取られるような錯覚に震えている凪と颯などお構いなしで、すでに射精を終えた異形たちは、肉の穴など興味はないと言わんばかりに腰を引き、ゆっくりと肉棒を引き抜いた。
「んぃ……ッ♥♥♥」
「お゛ッ……ふんっ……♡♡♡」
その抜けた瞬間の快感だけでも、二人は軽く絶頂に達してしまった。
大の字に拘束された二人の脚の間、膣穴は先ほどまでの挿入で半ば無惨なくらいに拡張されてしまっている。しかし、ここへ連れてこられた直後に施された“施術”のおかげで、膣穴が裂けてはいない。
ゴボォ……♥♥♥
ドボッ……ドブッ……♡♡♡
大きく開かれた膣穴からこぼれ出てくる精液。しかし、それはあくまで一部だ。子宮口へ入りきらずにあふれていた余剰分であり、子宮へ詰め込まれた精液はその粘度のせいでふたりの膣穴から一向に出てくる気配が無い。
(はーのタマゴ……ヒドいことされてる……♥)
(凪の卵子、食い散らかさないで……♡)
媚薬のせいか、それとも異形たちの精液の効果なのか。原因は定かではないが、凪と颯は自分たちの卵子の感覚をしっかりと感じ取っていた。排卵誘発剤で無理やりに卵巣から放り出された卵子が、人間のとは明らかに異なる精子たちによって輪姦されているのがわかってしまう。
しかし、その受精した卵子が着床するか否かは別問題である。通常の人間が犬やサルと交尾をしても、卵子の受精自体は発生する。だが、着床をしないために妊娠しないのだ。
しかし、そんな人体の道理など関係ない。凪と颯は母胎として選ばれた。この異形たちの子を孕めるまで、決して解放などはされないのである。
■ ■ ■ ■ ■
――ここで行われているのは、儀式だった。
この洞窟が存在するのは、いわゆる“秘境”と呼ばれる島である。秘境などと呼ばれてはいるが、ちゃんと人は住んでいる。郵便物も通販も届くし、電気もガスも通っている。ただ、昔から人が住んでいたというだけの島だ。
だからこそ、凪と颯もこの島へロケに訪れたのである。秘境探検と言うよりは、島の人々とのふれあいをメインにしたハートフルな番組であり、若者のいない島で凪と颯はたいそう可愛がられた。
そうして二泊三日の滞在が終わり、いざ帰京となったとき島の天気が急に崩れて、それから全てが変わった。島から出るための船が欠航になってしまったため、凪と颯は仕方なくもう一泊滞在することになり――そして、目が覚めるとこの洞窟で大の字に拘束されていた。
彼女たちが知る由もない。この島ではずっと昔から、とある土着の神が祀られていたことを。
それだけならまだよくある話だが、問題はその神が実在しているということだった。
それが、狗と猿、異形の二柱。
この島では遙か昔から、訪れた旅人を監禁しては土着神の生け贄――慰み物として捧げる風習が残っていたのである。
天候が急に悪化したのは二柱が凪と颯を見初めたのだと、洞窟で二人を取り囲んだ男たちはそう言った。
同行していたプロデューサーの、そしてスタッフたちの安否は凪と颯には知らされていない。教えてももらえない。それは単に“生け贄が知るべきことではない”からだ。
プロデューサー含む一行のうち、男性は全員既に処分されたし、女性は島の男性たちにあてがわれたとしても、それを生け贄が知ってどうするというのか。
そうして数日間投与と塗布双方の媚薬で快感と恍惚を制御され、さらに身体にも改造を加えられた凪と颯は、異形たちの肉穴として奉仕を始めることになったのである。
二人に求められているのはただ一つ。この異形たちの赤子を孕むこと。今まで少なくとも数十年間挑戦が続けられてきたが、おおかたの女は壊れるか壊されてしまった。
しかし、凪と颯は若いながらも存外に長持ちしており、島の男たちを期待させていた。そして――
――おお、こちらの娘が孕んだぞ。
ある日、絶望の言葉が男たちの間で交わされているのを、凪と颯は聞いてしまった。ふたりとも、犯されている間以外は目隠しに猿轡で視界と言葉を奪われている。拘束されたまま垂れ流しにする尿で、勝手に妊娠検査をされたのだ。
――なるほど。こちらの方が正解だったのか。
男たちの視線は二人のうち片割れ――凪の方へと注がれていた。
■ ■ ■ ■ ■
(おなか……くるしい……重たい……)
ここ最近、久川凪の思考の半分は腹部の重たさと苦しさが占めていた。
妊娠が発覚してまだ数週間しか経っていないというのに、凪の腹部は臨月の妊婦が如く――いや、それ以上に膨らんでいた。肉付きの薄い凪の腹には青い血管が浮かんでおり、少しでも乱雑に突けばそのまま破裂してしまいそうでもある。
しかし、凪の腹部は破裂することもなく、さりとて腹部に蠢く胎児を外へ産み出すこともできず、ただじっと膨張に耐えることしか許されなかった。
(はーちゃん……どこ……へ……?)
そして、凪の思考を占めるもう一つの不安事。颯がどこかへと連れて行かれてしまったのだ。ある日目隠しをとられると、いつも隣にいた颯がいなかった。そのことに狼狽え、必死に問いただす凪に対して一人の男が“あの娘はハズレだったから外に出した”とだけ告げた。
それならばいい。颯が解放されたのなら、良いのだが……。
(無事……なのかな……)
凪にとってはそれだけが気がかりだった。
ゴンッ……!
「ほひ゛……ッ!?♡♡♡」
しかし、そんな姉妹愛に満ちた思考が一瞬で消え去る。凪の腹部に詰まった胎児が、彼女のお腹を内側から思い切り蹴ったのだ。普通の胎児とは膂力が違う。蹴られた凪は腹部を揺さぶられ、その衝撃で開発され切ってただの弱点と化したポルチオを揺らされ、軽くアクメしてしまったのだ。
文字通り、姉妹を思いやる心を蹴散らされて、凪は頭の中を真っ白にしながら失禁する。最近は膀胱も胃の容量も小さくなり、ほとんど潮と小便を垂れ流す水風船のようになってしまっていった。
ゴンッ……ゴンッ……!
「ん゛ぃ……ッ!?!?♡♡♡ な、なにっ……ぃぃ……ッ!?♡♡♡」
しかし、今日は違った、いつもは一度動くと大人しくなる胎児が、今日は収まらない。まるで突然この場にいるのがイヤになったとでも言わんばかりに、何度も何度も子宮を内側から蹴り、凪のポルチオを責め立てる。
――おお、産まれそうだぞ。
凪の情けない濁音混じりの嬌声。それを聞きつけて、男たちがぞろぞろと祭壇の周りへとやってきた。異形たちは苦しんでいる凪に全く興味がないように、安穏とくつろいでいるだけだ。
「んぐぉぉぉ……ッ゛♡♡♡ お゛っ……♡ んぉ゛……♡♡♡ く、く゛るしっ……♡ なに゛か……でてっ……くるっ……!?♡」
凪の身体の状況は目まぐるしく変わっていく。先ほどまでは内側から叩かれるような衝撃でポルチオアクメをキメさせられていただけだが、今は違う。
(お腹の中から、何か這いだしてくる!?♡ 子宮、がりがりひっかいて、押し広げて……!?♡)
恐ろしいことに、凪には自分の胎内がどういう状況になっているのかが何となく感じ取れてしまっていた。胎内で今まで悠然と羊水に浮かんでいるだけだった胎児が、ゆっくりと外界に出ようとしているのだ。
グチッ……ブチッ……♡
ぶしゃあああああああああああ~……♡♡♡
「かふっ……ふぅぅ……!?♡」
凪の股間から大量の液体があふれ出る。血液混じりのそれは羊水だ。子宮口が開いた――いや、開かれたのである。
「あガ……ッ!♡ い、っだ……いっ……!♡」
普段は比較的ポーカーフェイスである凪の口から、聞いたことのない悲鳴が漏れる。
本来出産とは、陣痛が始まってゆっくりと子宮口が開き、母体が息んで胎児を産み出すもの。しかし、今の凪に出産の決定権はない。胎児が無理やり子宮口をこじ開けて、這い出ようとしているのだ。
しかし、子宮口を無理に開かれる激痛を味わってもなお、凪の脳はその痛みを強烈な快感に変えてしまっていた。重い腹部などお構いなしに腰を浮かせ、出産アクメを繰り返す凪。そんな彼女のことを、男たちは口々に“すばらしい母体だ”ともてはやすのだ。
ズッ……ズズッ……♡ ズリッ……カリッ……♡
「んひぃぃぃ……ッッッ!?!?♡♡♡」
胎児の身体が子宮口から這い出てきた。そうしてそのまま、その手で凪の膣壁を引っかくようにしながら更に先へ先へと出口を目指す。
敏感になっている膣壁。まさに性感帯であるその部分を乱雑に引っかかれて、凪は情けない声を上げることしかできない。隣に颯がいる間は懸命に堪えていたタガが外れてしまったのだ。
「んぎッ……いぃぃ……ッ!♡ んお゛っ……おぉぉ……♡♡♡」
胎児が膣壁に指をかける感覚、膣の中を這って動く感覚。それらすべてが凪をおかしくしていく。感じたことのない快感に脳を焼かれて、それ以外を考えられなくなってくるのだ。
(う、産みたくない……!♡ 産みたくない!♡ 産みたくない!♡ 産みたくない!♡)
しかし、最後に残った理性は懸命に出産を拒否していた。得体の知れない化け物の胤を植え付けられ、それを産み落とす。そのことは恐怖でしかない。
(ま、負けない♡ 負けない♡ 絶対に負けない♡ 絶対に産まない♡ 耐えて、耐えて、はーちゃんを助けて、それで――)
ガリッ!♡
「お゛ッッッ……!?!?♡♡♡」
ぶしゃあああああああああ……♡♡♡
必死に脳内で唱え続けていた言葉は、胎児の爪が膣壁のヒダに引っかかった衝撃ですべて飛んでいってしまった。仰け反りながら潮を噴く凪の様子からは、抵抗の意志も、出産に臨む神聖さも感じられない。
「んぉっ♡ お゛ぉぉ♡ んぃッ!?!?♡♡♡」
母体のことなど一切気遣うことのない胎児が、ついに出口である膣穴に手を見せた。
――産まれるぞ。
――お手を引け。
胎児は、凪よりもずっと丁重な扱われ方をしていた。まるで珠でも守るよう、膣穴から出てきた手を男たちに掴まれ、ゆっくりと引き出されていく。その手は赤ん坊と呼ぶにはあまりに大きく、三歳児くらいの大きさはあるように思えた。
ズル……ズルズル……♡
「いギッ!♡♡♡ イク゛ッ♡♡♡ またイク゛ッ!♡♡♡」
そうしている間にも、凪のアクメは止まらない。巨大な異物が膣内を通っている感覚だけでも凄まじい快感が襲ってくるのだ。それだけに留まらず、胎児はまるで壁を蹴るように凪の膣内を蹴り、外へ出ようとしている。
そして――
「ッッッ……~~~~……ぁ……ッッッ……!!!♡♡♡」
自分でも声にならない声を上げて、凪は今まで一番大きなアクメに達した。背骨が軋むくらいに仰け反り、イキ潮で放物線を描く。そして凪の嬌声から一歩遅れて、胎児の産声がしたのだ。
「あ……あぁ……ぁ……」
アクメの余韻から醒め、身体の上に乗せられた胎児を見て凪は絶望する。既に目も開き、歯も生えている口で凪の乳首に吸いついて母乳を貪る胎児は、どうみても猿のソレだったのである。
猿の胎児が凪の母乳を飲んだのはほんの一瞬だった。すでに歯のあるソレは、食いちぎらんばかりの勢いで凪の乳首に噛みついてしまうからだ。
凪が不意の乳首噛みでアクメしている間に、胎児は凪から引き離される。まだ母体として使う以上、ここで壊されてしまっては困るからだ。
遊び道具から引き剥がされて不満そうな様子の胎児だったが、すぐに機嫌を改める。目の前に、後産で凪の膣穴から産み落とされた胎盤を見つけたからだ。
胎児は凪の胎盤を旨そうに食べ始め、男たちはその様子を口々にほめたたえている。異様な光景だった。
しかし、そんな異様さにも少しばかり凪は慣れてしまっていた。というよりも、繰り返し与えられるアクメと薬品と苦痛と恐怖によって、既に正気を失い始めてしまっている。
そして正気を失いこの場の狂気に染まると、自分の身にはこの後なにが起きるのかということが、何となく凪にもわかるようになっていた。
――では次もがんばってもらうよ。
その言葉は凪に投げかけられたのか。定かではない。だがその言葉を合図にして、祭壇からゆっくりと狗が降りてきたのである。
(あぁ……今度は、あれに孕まされる……。はーちゃん……どうか……無事で……早く、にげて……)
凪は、微かに残った正気でそう願った。
■ ■ ■ ■ ■
「んっ♥ んっ♥ やだっ♥ やめてよっ♥ もう帰してよっ♥」
凪が今まさに異形を産み落とし孕まされているころ。
「んむっ……♥ んっ……♥ んぇ……♥」
(やだ♥ もうおチンポやだぁ……♥)
颯は別の場所で犯されていた。
洞窟ではなく、島の中。島の住民の中でも一番の有力者、その家の中で。
――いいから口開けろ!
――くっそ、14歳のくせにこんなにデケえ乳しやがって。
――こんな上物、久しぶりだ! 儀式の時から犯したくて仕方なかったんだ。
颯を犯しているのは異形たちではない。男たちだ。島の男たち、撮影の時はまるで親族のように笑って颯と凪を可愛がってくれた男たちが、別人のごとく豹変して颯の小さな身体へと群がっている。
ビュビュビュルッ……♥♥♥
「や、やだっ……!♥ 中に出さないで……♥ はー、赤ちゃんデキちゃうから……!♥」
――へへ、赤ん坊がデキても安心しな。お嬢ちゃん、どうせこの島から出られないんだからよ……!
「や、やだぁぁぁ……!♥♥♥」
どれだけ言葉で拒否をしても、声の甘ったるさが抜けない。三日三晩容赦なく犯され、尊厳を踏みにじられるようにしながら身体を弄ばれているというのに、颯を襲う快感は止めどない。
異形の赤子を妊娠できなかった颯は、いわば“ハズレ”と見なされたのだ。凪が妊娠できたのであれば、それで事足りる。であれば、残り物の颯が島の住民たちに下賜されるのは自然な流れであった。
気が付かない間に颯が洞窟から移動してきた先は座敷牢だった。牢とは思えないほどに大きいが、しかし壁にかけられた無数の淫具と、決して内側からは開けられないように扉に施錠された鍵が、この部屋の用途を物語っている。
――へへっ……今度はこっちだ。このデカ乳、一回使ってみたかったぜ……!
「んっ……お、重い……!」
先ほどまで騎乗位で腰を振らされつつ、両側から差し出された肉棒に対して口と手で奉仕することを強要されていた颯。遠慮なく膣内に精液をぶちまけられ、そのまま休む間もなく仰向けにされる。
住人の一人が颯に馬乗りになり、むっちりとしたその乳房を犯すように肉棒を挿入して腰を振り始めたのだ。
「お、おっぱいっ……握らないで……!♥」
ムギュッ……!♥♥♥
「んひぃ……ッ!?!?♥♥♥」
颯の懇願は、自分の弱点を吐露していくようだった。男は颯の乳房を、まるで砂の山でも弄ぶかのように握りしめる。颯の乳房は簡単に形を変え、男の大きな手を包み込んでしまうほどに柔らかい。
本来であればある程度苦痛を伴うはずの行為。けれど――
(や、やだ……♥ はーの身体、おかしくなってる……♥ こんなことされるの、気持ちよく……なってる……!♥)
既に媚薬漬けにされている颯の身体は、苦痛ですら快感に変換できるほどになってしまっていたのだ。
パチュッ!♥ パチュッ!♥ パチュッ!♥
男の腰が乳房に当たる度、瑞々しい肌が揺れる。汗と精液と媚薬で汚れた颯の白い肌が躍動する様は、男たちの劣情を更に煽った。
――ああ、たまんねえ! こっちもらうぞ!
――おい、手なら使えるだろ。こうやって握って……ああ、柔らかいなぁ……。
乳房を犯されている颯の様子に興奮した男たちは、我先にと颯に群がる。
勝手に膣穴を使い始める者は、前に残った男の精液をイヤそうに指で掻きだし始めた。その感触だけで颯は絶頂してしまったが、そんな颯にはお構いなしで、他の男たちは彼女の手を使って肉棒をシゴき始める。
ばちゅっ♥ ばちゅっ♥ ばちゅっ♥ ばちゅっ♥
「やめて……ゆるして、よぉ……♥ なーと一緒に、帰らせて……♥」
身体の上に乗った男の体重のせいで、颯はまともに呼吸も出来ない。しかしそれでも案じるのは凪のことだった。
――へっ、安心しな。あっちのお嬢ちゃんも、今頃きっと善くなってるぜ。
――なんてったって、この薬の効果は強烈だからな……!
「やめてっ!♥ もうお薬やめてよぉ!♥ 抵抗しないから……!♥ これ以上はもう本当に、はー壊れちゃうから……!♥」
颯の懇願が聞き届けられることもなく、押さえつけられて動けない彼女の首筋へ注射器の針が刺さる。塗布するタイプではなく、直接投与する方の媚薬。これまで何度も“選ばれた”女たちを壊してきた魔の薬品だ。
「ん、いぃぃ……ッ♥♥♥」
颯の身体も既に調教が進みすぎている。注射を打たれただけで、身体が勝手に反応して発情し始める。肉棒を包み込んでいる乳房が熱くなる。
ズブッ……ズニュブブブブ……♥♥♥
(ッッッ~~~……!♥♥♥ おチンポ、きたッ……!♥♥♥)
更に、指で無粋に精液を掻き出し終わった後、颯の膣穴へ侵入してきた肉棒が追い討ちをかけた。
この島でのみ作られている媚薬。製法は門外不出であるが、女を狂わせる効果だけは間違いなく一線級だった。島にいる女性たち、そのほぼ全員がこの媚薬の犠牲者である。
かつてこの島を訪れ、そして異形たちに“選ばれた”と判断された女性たちは、皆この媚薬で身体を狂わされた。結果的にはこの薬品無しでは生きられなくなり、島の男に娶られて子をなして暮らしているのである。
パンッ♥ パンッ♥ パンッ♥ パンッ♥
「んっ♥ んっ♥ ん、ぁあぁ……♥♥♥ や、やだっ♥ やだぁ!♥」
――くぅ……! もうザーメンが上ってきやがった……! この乳、本当にたまらねえ!
――こんな若い娘を犯せるなんて久しぶりだからな! チンポも喜んでやがるぜ!
ビクビクビクッ……!
「っ、うぁ…!?♥♥♥ おチンポ、動いたっ♥ やめて♥ 出さないで♥ はーにこれ以上出さないでよ!♥♥♥ やめてっ♥ やめてっ♥」
――ここまで来たら、壊れちまった方が楽だぜ、お嬢ちゃん!
――ほれ、全部受け止めな! ガキを孕んでも、この島で飼ってやるからよぉ!
「い、いやぁぁぁぁぁああ……っ!♥♥♥」
ビュッ……ビュビュビュルルルルルル……ッッッ!!!♥♥♥
ドビュッ♥ ドビュビュリュッ♥ ゴビュッ!♥
ドビュルルルルルルル♥♥♥ ビュビュビュルルルルルルルルル♥♥♥
射精を拒否する颯のことなどお構いなしに、乳内に、膣内に、そして強制的な手コキから颯の顔へぶちまけられる精液。颯の小さな顔も髪の毛も、膣穴も乳房も全部が黄ばんだ他人の精液で汚されていく。
「ッッッ……っくぁ……♥♥♥ あぁぁ……ッッッ♥♥♥ ――や、やだぁ……♥ 熱い……♥ 熱いので、イっちゃった……よぉ……♥」
(精液、熱すぎる……♥ 頭、おかしくなっちゃうよ……♥ 精液出されて、イヤなのに……♥ はー、イっちゃった……♥ はー、壊れちゃった、よ……♥)
――へへへ、ザーメンをかけられただけでイきやがった。流石は孕み袋の候補になるだけはあるぜ。
――ほれ、次はお前たちの番だぜ。
男たちはまだまだいる。というより、この小さな島に住む全員が集まっていると仮定しても問題ないくらいの人数がこの座敷牢にはいた。
彼らは颯を犯しては退き、犯しては退き、そうして何度も何度も彼女を犯すのだ。射精後に一瞬だけ萎えた肉棒も、瑞々しい颯の身体が犯されている様子を見ているだけで、すぐさま勃起を復活してしまう。
(た、たすけて……♥ 誰か、お願い……♥ たすけ、て……♥)
颯の願いはもはや声にもならない。口が開くよりも早く、小さな唇に肉棒が押し当てられてフェラチオ奉仕を強要されたからだ。
そうして今夜も、颯の長い陵辱の夜が続くのである。
■ ■ ■ ■ ■
「はぁ……♡ はぁ……♡ ふ……はぁ……♡」
――こりゃあ驚いたな。
祭壇のある洞窟の中で、凪が感じる時間の感覚はひどく曖昧だった。この場に監禁されている凪にとって、自分がこんな状態になってから既にどれくらいの時間が経ったかなど、想像も出来ないことだった。
凪の様子を見て、白装束の男たちは感嘆している。すでに出産した異形の赤子は七体目。いくら胎児の生育が早いとはいえ、恐るべきハイペースだ。
「ふっ……うぅぅぅ……♡ んお゛……おぉぉぉ……♡♡♡」
八体目の赤子が産まれようとしている。やはり大きく膨らんだ凪の腹部が波打って、それがもたらす快感で凪は声を上げながら、アクメ潮をまき散らせた。
(ど、どうして♡ どうして、こんなに苦しいのに……!♡ き、気持ちいいの、ぉぉぉぉ……っっ♡♡♡ふっかつs)
――これだけ産んでまだ壊れないとは驚きだ。
――久しぶりの当たりかもしれないなぁ。
白装束の男たちが驚嘆しているのは、凪の耐久性だった。これまでの女たちは、大方三種類に分けられる。ひとつは、異形との交尾に耐えられなかったもの。ふたつは、ハランだものの出産に耐えきれなかったもの。最後に、子を出産してもその子が不完全だったもの。
しかし、凪はそのどれにも当てはまっていない。既に七回の出産を経ても母体に問題は見られないし、この洞窟内で産み落とされた赤子たちはみんな壮健そのものだ。
その証拠に――
「んぎッッッ♡♡♡ やめっ♡ 乳首、吸わないでっ♡ んぷっ♡ んれりゅ♡ んちゅっ♡ ちゅっ♡」
最初の方に産み落とされた赤子たちは、既に目の前にある母体に対して“雌”としての興味を持ちだしていた。
狗の子は凪の乳首にしゃぶりつき、牙と呼んでも差し支えのないその歯を立てて反応を楽しんでいる。既に母乳による生育が終わっている段階であり、彼が凪の乳首を弄ぶのはひとえに彼女の反応が楽しいからに他ならない。
猿の子は、狗よりも更に直接的に快感を追い求めている。既に凪よりも大きな体格に成長した彼は、勃起した肉棒を母親の口の中へと押し込んでいるのだ。
「んちゅっ♡ ちゅぱっ♡ ちゅっ♡ ちゅっ♡ んれろ♡ ちゅれろれる♡」
媚薬で脳をとろかされ、恍惚と快感しか感じられなくなっている凪。そんな彼女は、口の中に押し込まれた獣臭い肉棒に対して当然のように奉仕をしていく。
舌を絡め、唾液をまとわせ、フェラチオで息子の肉棒を愛でていくのだ。
「ちゅぱっ♡ ちゅっ♡ ちゅっ♡ んむぅ……!?♡」
しかし、そうやって肉棒しゃぶりに夢中に鳴っている間も、陣痛が止まることはない。今度ハラんでいるのは、恐らく順番的に狗の子だ。
狗の子は、猿と比べて出産が難しい。動かせる手足の自由度が異なるから当然である。鼻先を子宮口に押しつけ、無理やり押し広げながら産道を降りてくるのである。
グイッ……!
「んぷッッッ!?♡♡♡ んちゅっ♡ ぢゅぷっ♡ ん゛ッッッ♡ ん゛っ♡」
しかし、凪が陣痛と出産の感覚に目を白黒させて混乱することを、他ならない息子である猿の子が許さなかった。もっと口まんこを使わせろと言わんばかりに凪の頭に手を添えて、その喉奥まで肉棒を挿入する。
(喉、くるし……♡ い、息、できない……♡)
出産という、最も呼吸をするべき行為の最中でも凪にその自由は与えられていなかった。
ゴリュッ♡ ズップッ♡ ズップッ♡ ゴチュッ♡
容赦なく喉奥を抉る肉棒。人間のソレと似ているのか否か、男性の肉棒を見たことが無い凪には判別が付かなかった。しかし、明らかにサイズは過剰であり、その大きさのせいで自分の気道が潰され、ロクに息も出来ない状態にされているのだけは理解できた。
酸素が足りないまま、しかし赤子は産まれようとしてくる。そして、鼻先で子宮口を無理やり押し広げられる感覚、爪でガリガリと子宮内膜や膣壁を引っかかれる感覚。それら全てが強烈な快感になって凪の脳をかき乱すのだ。
(壊れる……♡ おかしくなる……♡ 息できない……♡ 死んじゃう、死んじゃう……♡)
酸素が足りないまま快感を加えられ、脳細胞が一個ずつ死にながら性感のみを感じるように改造されていく。その感覚は、言葉にし難いレベルでの変化だった。
ズリッ……ずる……ズル……♡
ズチュッ♡ ズチュッ♡ ズチュッ♡ ズチュッ♡
狗の赤子が産道を這ってくる感覚。それを感じると、凪の喉が自然に絞まった。猿の子は嬉しそうに吠え声を上げながら、凪の頭を押さえて更に乱雑に前後させ、口での奉仕を要求し続ける。
「ん゛っ♡ んぐっ♡ ん゛♡ んっ♡ んぅ♡ んっ♡ んっ♡」
拘束されたままの凪に抵抗できる訳もなく、ただ使われるだけ。そうして使われているうちに、自分が本当にただ肉穴を使われては出産を繰り返すだけの存在に思えてくる。
だが、そんな思考も些末だ。呼吸の苦しさのせいでだんだんと凪の意識は遠のき、喉まんこと膣穴の感触だけが鮮明になってくる。毛むくじゃらの下腹部に視界を覆われながら口で奉仕を行い、既に膣穴から鼻先だけ出している赤子の重さに身を震わせ、酸素不足のせいで死んでいく脳細胞と置換するようにその快感を刻み込まれていき、そして――
ビュルルルルルッッッ♡♡♡ ビュッ、ビュルルルルルルッッッ♡♡♡ ブビュルルルルルルルッッッ♡♡♡
ズルッ……ズルルルルル……♡♡♡
「ん゛……ぉぉ……ご……ぉぉぉ……ッッッ♡♡♡」
凪の喉奥に猿の子が射精するのと、狗の子が膣穴から押し出されてくるの。それはほとんど同時だった。射精された瞬間に凪が絶頂し、そのせいで膣穴が絞まって、ほとんど身体の出ていた狗の子を最後に絞り出したのだ。
ビュルルルルルル~……♡♡♡ ボビュルルルルゥゥゥゥ……♡♡♡ ビュビュッ……ビュビュルルル……♡♡♡
猿の子の動作は日に日に人間じみてきている。凪の頭を押さえつけ、気持ちよさそうに吐息を漏らし、喉奥に大量の精液を叩きつけていくのだ。
獣臭さと生臭さが入り交じった猿の精液は、決して人間が口にしてよいものではない。凪の直感はそう告げていた。
しかし、同時に彼女に拒否権がないのも事実。喉奥に差し込まれた肉棒から送り出される精液は、ボトボトと音を立てながら彼女の胃袋へと落ちていくのだ。
ビュビュビュルルルルルル~~~……♡♡♡ ビュルルルルルルゥゥゥ……♡♡♡ ブビュルルルル……♡♡♡ ビュビュビュルルルル……♡♡♡
長い長い猿の射精は終わる気配がない。凪は射精されながらも、酸素不足でゆっくりと意識を手放してしまう。
そしてそんな様子を見つめながら、他の子たちも“なるほどそうすれば気持ちよいのか”とでも言わんばかりに肉棒を勃起させ、次に母親を犯すのは自分だと言わんばかりに虎視眈々と目を光らせているのだった。
■ ■ ■ ■ ■
「んい゛ぃぃぃぃ゛ぃ……ッッッ!!!♥♥♥ やめ゛……てぇぇぇ゛……♥♥♥ とめ、とととと、とめ……とめてぇぇぇぇ……ッッッ♥♥♥」
座敷牢で犯されていた颯は、しかし徐々に飽きられつつあった。
既に何度も犯され、身体の全部を、膣穴だけでなく口もアナルも汚され、さらに投与され続ける媚薬。それによって、颯は段々と壊れてきてしまっていた。
しかし、島に訪れた久方ぶりの娯楽である颯をただ壊れただけで許すわけもなく、住人たちはさらに悪辣な方法で彼女を苛む。
そのうちの一つが、今行われている電気責めである。
「いぃぃぃぃぃいぃぃぃ……ッッッ!?!?♥♥♥」
ブシュッ!♥ ブシュッ!♥ ぶしゃあああああああああ……♥♥♥
颯の乳首とクリトリスに繋がれた金属製のクリップ。そこから強烈な電気が流れ込み、颯の全身を駆けめぐっているのである。
普通であれば拷問で行われるような行為だが、既に媚薬で脳を快楽以外感じないように改造されている颯にとっては、苦痛も全て快感だった。
しかも颯は、拘束された状態で三角木馬に乗せられていた。全体重が股間にかかり、颯の秘所を苛む三角木馬。両腕と両足首を背面で拘束する、まるで足をもがれた蟹のような格好にさせられ、颯は逃げることも出来ない。
そして電気が流されれば颯の身体は勝手に跳ね回り、そのせいで秘所は三角木馬の頂点で潰され、それらの快感が全て颯に襲いかかって、彼女は失禁ともアクメ潮とも判別できない液体を垂れ流すのだ。
バチッ……。
「ッッッ……ハァ……♥ はぁ……♥ はひっ……ひっ……♥ やめっ……♥ やめへ……♥ はー……ひん……ひゃう……♥ おかひ……く……♥」
ずっと電撃が流れ続けては颯の身体が持たないのは誰もがわかること、時折電気が止められては――
――バチッ……ヂヂヂヂヂヂヂヂ……ッッッ!!!
「いぎぃぃぃぃぃぃぃ……ッッッ!!!♥♥♥」
再び強烈な電気が颯の全身を駆けめぐるのである。
別に自分たちが気持ちよくなるわけでもないのに、住人たちは颯が電気責めでイキ狂う様子を一心不乱に眺めていた。
それはもはや、颯が犯す対象ではなく、一種の娯楽になってきている証左であった。それは、ある意味アイドル然としている。見て楽しませて、そして消費されていく存在。今の颯は、この島のアイドルになっていると言っても過言ではなかった。
「ハァ……♥ は、ぁ……♥ ひっ……ぅ……♥ うぅ……♥」
しばらくの電気責めを受けた後、ようやく颯が三角木馬から下ろされる。拘束を解かれても暴れる元気はなく、しかし全身の快感はずっと増幅されていて、少しだけでも乳首を弾かれればそれだけで絶頂してしまう、そんな状態だ。
しかし、ここからがある意味の本番である。
――ほれ嬢ちゃん、腹減っただろう。
――今日も用意してやったからなぁ。
住人たちがそう言いながら何かを差し出してくる。最初にロケをしたとき、島の名産と言っておいしい料理を差し出してくれた時と同じ声色と手つきで颯の目の前に出されたのは――
「あっ……あぁぅ……♥」
強烈な臭気を放つザーメンがなみなみと注がれた大ジョッキだった。
居酒屋でも恐らくなかなか見ないサイズのジョッキ。その中に、泡が立つほどのこってりとした精液がたっぷりと注がれている。
これが、最近の颯にとっての食事だった。
――嬢ちゃんのためにみんなで用意したからなぁ。
――残すでねえぞ。
「はぁ……ぁぁ……ぅ……ぅう……」
颯は言葉もロクに話せない。しかし、快感で壊されていない残り少ない脳の部分では“彼らに嫌われたらなにをされるかわからない”とだけ理解していた。
「は、はい……。わかり、ました……」
そして普段通り、本当は顔を近づけるのも嫌うくらいの臭気を放つ物体を手に取る。颯の細腕では、両手で持たないと到底持ちきれないくらいの重量。本来はビールやウーロン茶、とにかく滑らかな液体で満ちているはずの大ジョッキは、ぬるぬるギトギトとした精液で一杯に満たされていた。
「んっ……うぇ……」
ジョッキへ顔を近づける。鼻で息することを止めていても襲ってくる強烈な臭気に、颯は思わず顔をしかめた。疲れ切った身体の奥底から吐き気がこみ上げてくる。しかし、嘔吐したところでこぼれてくるのはどうせ昨日や一昨日と飲まされた精液だけだと思って、懸命に堪えた。
「い、いただき、ます……」
ぐち……。
ジョッキに口を付けると、すぐに精液が唇に触れる。それくらいなみなみと精液が注がれているのだ。
自分たちがぶちまけた精液――汚物を、颯という美少女が今から口に含もうとしている。その様子を周囲を囲みながら見ている男たちは、肉棒を一心不乱に刺激していた。
既に颯の身体を味わい尽くし、こんな極上の身体はいくら抱いても絶対に飽きないと思っていても、いつか飽きはくるのである。こうした倒錯的な方法でしか、彼らは快感を得ることが出来なくなっていた。
「んっ……んっ……」
ごくっ……ごくっ……。
ゆっくりと大ジョッキを傾け、颯は粘液を喉へと流し込んでいく。喉越しなど最悪の一言で、おおよそ人間が口にする物とは思えない。ただ肉棒からの射精を口で受け止めるのとは全く異なる、既に腐敗の進んでいるような生臭さが颯を襲った。
――よく噛むんだぞ。
――口の中で味わってやがる。淫乱な女だ。
男たちは口々に好き勝手なことを言う。颯が口の中で精液を咀嚼していることを指しているのだ。
確かに颯は、舌で触れるのもおぞましい精液を口の中で何度も噛んでいる。実際には、精液の粘度が凄まじくてそのまま飲み込めないだけ。ザーメンに溺れて溺死などは絶対にしたくないと、懸命に咀嚼しているのだ。
しかし――
「んっ……♥ んっ……♥ んっく……♥ んっ……♥」
ごくっ……♥ ごくん……♥ ごくっ……♥
颯の身体に変化が現れる。全身が熱い。先ほどまで責められていた乳首とクリトリスが疼いてくる。さらに責めてほしい、もっとひどいことをされたいと訴えるように。
(なんで……なんで、こんなひどいことされてるのに……はーの身体、気持ちよく……なっちゃってるの……?♥♥♥)
それ自体が颯にとっては恐怖だった。自分の意図しないことで快感を感じる身体。しかし、颯の恐怖心とは裏腹に、ザー汁を飲み下す速度はどんどん上がっていく。喉を鳴らし、咀嚼の完了していない精液を無理やりに飲み込み、そのせいで喉奥を押し広げられる感覚すら気持ちいい。そう言わんばかりだ。
実際、精液には少しばかりの媚薬が混ぜ込まれている。いわばザーメンカクテルだ。しかし、それでもここまで快感を感じる道理はない。度重なる調教と媚薬投与で、颯の身体は既に異常を来しているのであった。
「んっく……♥ んっく♥ んっく♥ ごくっ……♥ んっ……♥ んっ……♥ っく……♥」
ボトッ……♥ ボトボト……♥ ボトッ……♥
颯の豊かな胸が大きく動く。そのたびに、飲み下した精液が胃袋の中へと落ちていくのだ。その音は、颯だけにしか聞こえない音。精液と“もう一つの液体”以外に何も入っていない胃袋めがけて、ダマになった新しい精液が落下していく音だ。
その音を頭の中で聞くだけで、颯は軽く絶頂してしまいそうだった。
――いい飲みっぷりだな。
――淫乱女、ザーメン飲みながらまんこ濡らしてやがる。
口々に罵られながらも、颯がザーメンを飲み下す動きは止まらない。息継ぎも無しに、半分窒息しそうになりながらもジョッキを傾け、こぼれたザーメンで顔を汚されながらも一心不乱に喉を鳴らす。
(ザーメン飲むの気持ちいい……♥ 喉開いて、苦しくて、お腹どんどん重くなるの気持ちいい……♥ ザーメンおいしい……♥ マッズくて臭いザーメン、大好き……♥ 大好き……♥)
そんな颯の様子を見ていると、男たちからも軽口が出てこなくなる。発射した自分たちですら顔をしかめてしまうような臭いザーメンを、颯のような美少女が顔を火照らせながら飲んでいるのだ。その様子に興奮しない男がいるはずがない。
彼らはいつしか無言になり、ただ肉棒をシゴくだけ。前のめりになり、各々が颯の好きな部位――髪や顔、乳房に狙いを定める。
「んっ……♥ んっ……♥ んっ……♥ んぅ……♥ んっく……♥ ――――ぷはっ……♥ はぁ……はぁ……♥ ご、ごちそう……さまでしたぁ……♥」
そして颯がジョッキの中身を飲みきり、口を離し、これまで躾られた通りに笑顔でお礼を言った瞬間――
ブビュルルルルルッッッ♥♥♥
ビュルルルルルルルッッッ♥♥♥
ビュ~~~ビュ~~~ビュ~~~♥♥♥
ドビュルルルルルッッッ♥♥♥ ビュビュビュルルルルルッッッ♥♥♥
男たちの肉棒から、新鮮な精液が迸った。
颯の全身がザーメンで汚されていく。生ぬるく、臭く、気持ち悪い液体。本来は膣内に出してこそ意味のある液体を全身にかけられ、戯れに身体を汚されていく。
「ッッッ…………つ、ぅぅ……♥♥♥」
しかし、颯は全身に精液をかけられるその感触だけでも簡単に絶頂まで達してしまった。女の子座りのまま全身で精液を受け止め、口元についた精液は舐め取り、ブラも何もつけていないのにしっかりとした谷間のある乳房には精液溜まりまで出来ている。
しかし、これだけで颯の“食事”が終わるわけではない。まだもう一つの段階があるのだ。
――ほら嬢ちゃん、喉も乾いただろ?
――たっぷり溜めてきてやったからな。
颯に精液をかけ終わった男たちが、今度は少し萎えつつある肉棒を握り直し、颯の全身に再び狙いを定める。
対する颯は、今から何が起きるのかわかっているとでも言わんばかりに少しだけ姿勢を低くして、大きく口を開けた。
じょぼっ……じょろろろろろろろろろ……♥♥♥
男たちの肉棒の先端からあふれ出てくる黄色い液体。彼らはあろうことか、颯に向かって放尿をし始めたのだ。
颯の顔、身体、髪の毛。それらに向けて降り注ぐ汚物。しかし颯はそれらを泣き叫びながらかわすわけでもなく、むしろ進んで口に入れようと大きく顎を開き、舌を垂らし、両手で受け皿まで作っている。
――ザーメンひり出した後だからたっぷり出るぜ。
――ほれ嬢ちゃん、喉が乾いただろうから飲ませてやるよ。
じょぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼ……♥♥♥
「ふぁひっ……ふぁひらふぉ……ふぉらいふぁふ……♥ んっく……♥ んっく……♥ んく……♥」
ごくっ♥ ごくっ♥ ごくっ♥
口に向けて注がれる小便を飲み下していく颯。身体に当たる小便の勢い、熱さ。敏感になっている颯の身体にとってそれは強烈すぎる刺激であり、自分の身体を放尿の的にされているというのに、颯は何度も軽い絶頂を繰り返してしまった。
じょろろろろ……じょろろろ……じょぼっ……じょろ……じょろろ……♥
そうして放尿が終わると、男たちは小便の滴を颯に振りかけたり、彼女の髪の毛で肉棒を拭いたりと思い思いだ。
流石にこのまま置いておいては臭くなる一方なので、この後颯は入浴を許される。しかしその間も勝手に入り込んできた男たちに犯され、風呂から出ても寝る間もなく犯され――こうして、輪姦と陵辱に染め上げられて、颯の一日は過ぎていくのだ。いつか彼女が自分の名前も、帰る家も、姉妹のことすらも忘れてしまう時まで。
■ ■ ■ ■ ■
「お゛っ♡ お゛っ♡ お゛っ♡ んぉぉぉぉ……♡♡♡」
いつしか、凪は成長した赤子たちによって輪姦されるようになっていた。一番年長である猿の子が他の兄弟たちに凪の犯し方を教えて、皆がソレを真似していく。凪は自分の産んだ子供に犯され孕まされ、孫にあたる赤子を自分自身で産むことを強いられていた。
普段のポーカーフェイスは最早見る影もない。媚薬によって増幅された快感によって脳はとろけ切り、ただ気持ちいいことだけを追い求める肉の塊と化している。
「そっちのおチンポも……んっ……♡ んちゅれろ……♡ ちゅぱっ♡ ちゅっ♡ ちゅっ♡」
凪はそばに寄ってきた狗の肉棒にしゃぶりつく。人間のソレとは形の異なる肉棒を器用に口に含んで、そのまま喉奥まで迎え入れると、狗は気持ちよさそうに吠えた。
既に凪は祭壇の前で拘束されていない。最早快楽に堕ちきった彼女には逃亡の心配もないし、母体兼雌穴である彼女の逃亡を、この空間に満ちている赤子たちが許すはずもなかったからだ。
期待通り、凪は赤子たちの肉便器として立派に役目を果たしていた。今も巨大な腹を抱えつつ、肉棒をしゃぶりながら両手で別々の赤子に手コキで奉仕している。膣穴は当然のように猿の子に犯されていた。
「んお゛♡♡♡ う、うまれ……産まれる♡」
そうして、もう何度目かも忘れた陣痛が始まる。子宮口が開き、出産を経験しすぎてほぐれてきた産道も赤子を生む準備は万端と言った様子。
グッ……ズブブブ……っ♡♡♡
「んひぃ……!?!?♡♡♡」
しかし、凪の膣穴を犯している猿の子がくせ者だった。他の子供たちと比べても体格が大きく育ち、しかし好奇心旺盛ないたずらっ子。彼が、自分の肉棒の先端で、子宮口から出てこようとする赤子を押し戻したのだ。
「そ、それは、まずっ、い♡ 赤ちゃん、戻さないでっ♡」
あまりの出来事に、散々陵辱されてきた凪ですらも驚いた。今まさに子宮口を押し広げて外に出ようとしていた赤子が子宮内に押し返され、混乱した赤子は子宮内で大暴れしているからだ。
「んぉぉぉ……っ゛♡♡♡ だめっ♡ それは、だめっ♡ お、おかし゛♡ おかし゛く、なるっ♡」
しかし、凪の訴えが聞き入れられることもない。猿の子は産まれて二週間ほどだが、体格も力も全てが凪より上。最早彼女は好き勝手犯されている以外に選択肢はないのである。
ズップ……ズップ……♡♡♡
這い出ようとする兄弟を意地悪に押し返す猿の肉棒。凪はジタバタと悶えているが、しかしそんな間にも乳房や口を狙って他の兄弟たちがやってくる。
「んぉ♡ お゛♡ おん♡ んっ♡ んっ♡ ふひっ♡ んおぉぉ♡♡♡ お腹、やぶけるっ♡ おかしくなるっ♡ んひいぃぃぃ……ッッッ!!♡♡♡」
聞いたこともない声を漏らしながら潮吹きアクメをキメる凪。彼女が潮を吹く行為は、気持ちいい証拠だというのは既に赤子たちの間では周知の事実。それであるが故に、猿の子はさらに執拗に産まれてくる胎児を押し戻そうと試みるのである。
しかし、産まれようとする赤子も見事な物だった。
ズッ……ズッ……ズッ……♡♡♡
押し返してくる肉棒の圧に負けず、子宮口から這いだして、凪の膣内に指を引っかけて這いながら一歩ずつ確実に身体を動かしているのである。
「ひぎぃぃぃぃ……ッッッ!♡♡♡」
ぶしゃああああああああああああああ……♡♡♡
当然ながら、そのぶん凪に走る快感の波は相当なもの。けれど今まさに産まれようとしている胎児にとっては些末な問題であった。
ずるっ……ずるっ……♡
ゆっくりゆっくりと前進してくる胎児に気圧されるように、猿の子も肉棒を引き抜く。射精を迎えずに性交をやめるなど、この空間においては非常に珍しい光景であった。
しかしそれと同時に、凪はある違和感を抱いていた。
「んお゛ッ♡♡♡ んひっ♡ ひーッ♡ ひーッ♡ ひ、うぅぅぅ……♡♡♡」
(お、おかしい……おかしい……♡ この感覚、猿の赤ちゃんが産まれてくるっ……♡)
そう。何度も何度も異形たちによって犯されてきた凪は、既に産まれてくるときの感触で何が産まれてくるのかをわかるようになっていた。それだけ膣壁が刺激に対して敏感になっていた証拠なのだ。
(で、でも……♡ さっきの♡ さっきの子宮口を押し広げる感触、かんぜんにっ……狗だった……!♡)
子宮口を押し広げて産まれてくる感覚。猿は自分の指で穴をこじ開け、狗は鼻先で掘り進むように出てくる。先ほど猿の子の肉棒に押し返された胎児の感触は、明らかに狗のソレだった。しかし――
ガリッ……!♡♡♡
「ほひ゛っ!?!?!?♡♡♡」
そんな凪の思考などは一瞬で掻き消えてしまう。膣壁の弱い部分、奥にあるポルチオを勢いよく胎児が蹴飛ばしたのだ。それだけで目の前が真っ白になり、仰け反りながら潮吹きアクメを吹き散らかす。
どうやら胎児は、今までの兄弟たちと比べてもさらに大きい状態で産まれてくるらしい。散々出産を繰り返して緩くなった凪の膣穴でも狭いと言わんばかりに足をバタつかせ、勢いよく飛び出ようとしている。
「んひッ♡♡♡ ひっ♡♡♡ ほひッ!?♡♡♡ いく゛♡♡♡ またイく゛♡♡♡ クる♡♡♡」
正気を失うくらいに膣穴をかき乱されながら出産アクメを繰り返している凪の膣穴から、ゆっくりと胎児が姿を現す。その鼻先の造形は間違いなく狗であり、出てくる頭も狗であり、しかし――
――ま、まさか!
――おい、早く来い!
念のため監視役として残されていた白装束たちが色めき立つ。
そうしている間にも胎児はゆっくりと這いだしてくる。狭い膣穴をこじ開ける手は器用に動き、五本の指がハッキリと見て取れる。それはつまり、あることを意味していた。
――なんてこった! 混血だ!
――狗と猿の混ざった胎児を産んだぞ!
凪の子宮から這い出てきたのは、狗の頭を持つ猿だった。もしくは、猿の身体を持つ狗か。とにかく、今まで産み落としてきた異形とは明らかに異なる、完璧なる化け物だった。
他の赤子たちも驚いたように距離をとる。既に十分すぎるくらいに生育している混血の赤子はゆっくりと立ち上がると、二本の手で、凪の腹につながるへその緒を無理やり引っ張る。
「ほひッ♡♡♡」
後産を強引に始めたのである。凪の子宮にへばりついている胎盤。それを引きずり出そうとしているのだ。
「や、やめ゛てぇ……♡♡♡ それ、だめっ♡ 無理に、出せない、からっ♡♡♡」
本来後産など無理にするものではない。人体の流れに沿って自然に行うもの。しかし混血の赤子は容赦なく胎盤を子宮から引き剥がしていく。
ベリベリベリベリ……♡♡♡
「いぎぃぃぃ……ッ!!!♡♡♡」
凪の願いなど虚しく、つい先ほどまで身体の一部だった部位が強引に引き剥がされる感覚がする。胎盤自体は、胎児と比べれば大した大きさではない。既に出産で緩んだ産道をずるずると引きずり出されてしまった。
(あっ……たべ、てる……。胎盤……たべられ……てる……)
そして異形の赤子は、引きずり出した胎盤を食し始めた。その視線は母体である凪に注がれていて、股間の肉棒は今にも破裂寸前と言わんばかりに勃起している。
凪は、自分が一生ここから逃れられないことを、心の奥底で悟ってしまった。
■ ■ ■ ■ ■
グチュ……♡ ズリュッ……♡ グチュッ……♡
「うぅ……ぅあ……♡ ぁ……ん……ん……♡ も、う……やだ……♡ やめ……て……♡」
異形と何日も何夜も交わり続けた凪と違い、人間に陵辱と輪姦の限りを尽くされていたはずの颯。しかし今彼女は、姉とまるで同じように異形に犯されていた。
ズリュッ……ズリュッ……♡
「ひぅ……!?♡ や、やだぁ……♡ もう、やだぁ……♥」
媚薬のせいで全身の感覚がぼやけ、定かにならない中、それでも颯は懸命に抵抗の意志を見せる。しかし、それが意味を為さないことは颯もわかっていた。
颯の細い四肢は埋め込まれていた。まるで壁のように一面を埋め尽くす肉の中に。
ネリュネリュ……♥ レリュ……♥
「んひっ……♥♥♥」
壁を覆う肉は蠢いていた。肉壁の中で舌を思わせる無数のヒダが暴れ回り、颯の素肌を、指先を愛撫していく。薬で感覚を鋭敏にされた颯にとっては過度な快感に違いない。鼓動が速くなり、必死に身体を捻って逃げだそうとする。
グッ……ズズズ……♥
「んっ……っくうぅ……♥」
しかし、肉の壁がソレを許さない。颯が微かにでも抵抗の意志を見せると、彼女の細い四肢などへし折ってしまえると言わんばかりに拘束を強めるのだ。
グチュッ……グチュッ……♥ ゴクッ……♥ ゴクッ……♥
「ふぃぃい……♥♥♥ お、おっぱい……飲まない、でぇ……♥」
颯を苛むのはそれだけではない。胸元に延びてきている異物。それは生物の体を為していなかった。
言うなれば、触手だ。部屋全体が生きていて、その感覚器官であるところの触手。それが颯の乳房に延びて、ぷっくりと肥大化した乳首に吸いついている。
颯の乳房は、元の豊満さからさらにボリュームを増していた。颯の小さな顔と同じくらいの大きさはある。いや、それよりも大きいかもしれない。
そうして肥大化した乳房は重力への抵抗を早々に諦めてたゆんとぶら下がり、触手によって好き勝手に弄ばれている。
そう。颯は、触手生物の蠢く肉の部屋へと放り込まれていたのだ。
島民たちは颯を散々に弄び楽しんでいたが――それが邪魔になる時が来た。東京から、凪と颯、そしてスタッフたちを捜索するために警察たちがやってきたのだ。
世間的には、颯たちは帰路の嵐に巻き込まれて船ごと行方不明になったことにされている。しかし、大昔ならばいざ知らず、今の世の中においてそれだけで事が済むはずもない。だいぶ遅ればせながら、この孤島へ外の公権力がやってくることになった。
凪が“祀られている”場所は、どうあっても発見できないようになっている。島民の協力があって初めて進入できる祭壇だが、そもそもこの島の人間がそれを明かすはずもない。
プロデューサーたちスタッフは“処理”されてから時間も経っており、痕跡も見つからないだろう。
そして問題になったのは颯の処遇だった。
結局颯は、島に存在するとある蔵へと隠されることになった。これもまた、島民の協力無くしては見つけることも出来ない、暗部と呼ぶにふさわしい場所。
そこには、かつて産まれた異形の失敗作たちが無限に詰め込まれていたのだ。
長年狭い蔵に押し込められていた失敗作たちはいつの間にか一つになり、蠢く触手生命体になっていた。壁一面を覆い尽くす肉は内臓を思わせ、おおよそ哺乳類らしい感覚器官はひとつも持たず、ただ様々な行動を多様な触手で完結させる。
そんな、まるで一個の生き物の体内、内臓の中のような空間で颯は延々と犯されていた。
ズルルル……♥ ズルルル……♥
「やだっ……♥ 入んない、よぉ……♥ はーの、おなか……もう一杯だから……♥」
颯の腹部、そこは既にボッコリと膨らんでいた。臨月にはまだほど遠いが、島に来たばかりの時の均整のとれたスタイルなどは見る影もなく、デカ乳にボテ腹。おおよそ肉便器と呼ぶに相応しい状態。
そんな状態で颯は肉壁に四肢を埋め込まれ、磔のような状態にされている。まるで奇怪なオブジェだ。
触手は既に颯の肛門にその身体を埋め込み、使い込まれたアナルの感触を楽しんでいる。同時に颯の体内に直接体液を流し込み、栄養補給をさせる役目も担っていた。
触手自体にも凹凸やヒダがふんだんに存在していて、軽く注挿されるだけでも颯は潮を吹き散らかしてしまう。
しかし、膣穴と子宮はそうもいかなかった。
グッ……グググッ……♥
「ぅぇ……♥ ぉぇ……♥ お、押さない、でぇ……♥ お腹、くるし……♥」
触手は恨めしそうに颯の腹部を圧迫する。彼女の身体に巻き付いて、まるで獲物を捕らえた蛇のように締め付けるのだ。
颯の胎内にいるのは、間違いなくこの触手生物の赤子だ。この蔵に放り込まれた時点で颯は島民の子を妊娠していたが、その子供はすぐに触手によって貪り食われてしまった。まるで犯すついでと言わんばかりに、子宮口へ捻り込まれた触手が中絶まで行ってしまったのだ。
それからまた時間を忘れるくらい犯されて、生育の早い触手の赤子を何度も孕まされた。どうやら触手といえど、同族を食すことはないらしい。妊娠する度に腹部に巻き付き、強引に“出産”をさせられて、犯すための膣穴と子宮を明け渡すように迫られるのだ。
グリッ……グッ……グリグリ……♥
「ぅぇ……♥ ご、ぉおぉ……♥ む、りぃ……♥ おお、きく……なり、すぎてて……♥ で、でない……よぉ……♥」
しかし、今度の胎児は今までよりも大きすぎた。ただ単に腹部を外側から圧迫するだけでは産まれてこないサイズにまですでに成長している。
颯はまるでオナホールのように身体全体を締め付けられては呻き、許しを乞い、誰にもその声を聞き遂げてもらえないということを繰り返していたのだ。
ズブッ……♥ ズブブブブ……♥♥♥
「んぃ……!?!?♥♥♥ む、むりっ……!♥ お腹、いっぱいだからぁ……!♥」
痺れを切らした触手が颯の膣内に侵入する。今までの触手よりは細い。が、それでも颯の腕くらいの太さは優にある。
そんな触手が、胎児を納めた腹部に侵入してくる。颯にとっての圧迫感は相当なものだった。何も残っていない胃袋の中身がせり上がってきて、反吐を撒いてしまう。しかし、ほとんど胃液だけのようなそれですら触手たちは貪欲に栄養として吸収していった。
膣穴に侵入した触手は慣れ親しんだ道を歩くように我が物顔で奥深くまで潜り込み、そして颯の子宮口へと先端を密着させる。
グンッ……!♥ ツンッ……!♥ グンッ……!♥
「んィッ!?♥♥♥ ひギッ!?♥♥♥ い゛ッ!?♥♥♥」
触手は苛立たしげに子宮口をノックする。普段であれば簡単に侵入できる颯の一番奥の部分。しかし、その入り口は胎児によって占拠されていて、まるで蓋をされているようだ。
「むり、だってぇ……!♥ 入んない!♥ 入んない、から!♥ んぃ゛……ッ!?♥♥♥ し、んじゃう……!♥ はー、し、んじゃうぅぅ……!♥」
颯の叫び声が触手たちに届くわけもなく、ただ彼らは颯の子宮に侵入することにご執心だ。
ニュル……ニュッ……ズニュル……♥
「……!?!?」
颯からは当然膣内の様子は分からない。自分の胎内で何が行われているかなんて知らないし、そんな恐ろしいことは知りたくもない。
(お、お腹のナカ、細いの入ってくる……!??♥)
しかし、散々に犯され尽くした颯の身体は、自分のナカで何が起きているのか、事細かに宿主に対してフィードバックをしてしまうのだった。
膣内の触手の先端が開く。そしてそこから、まるでイソギンチャクのように、細い触手が何本も何本も延びてきた。
細い触手は子宮口の隙間から侵入していく。いくら胎児によって蓋をされていても、弾力に富んでいるそれらの侵入を防ぐことは出来なかった。
そうして侵入した極細の触手は、颯の胎内を占拠する胎児に絡みついていく。何重にも、何重にも。
異変を察した胎児は必死に触手から逃れようと暴れ回った。颯の子宮を内側から蹴り、叩き、母親をアクメ地獄に突き落とす。
しかしそんな抵抗も実らず、胎児は触手によって雁字搦めにされてしまった。
そしてそのまま――
グッッッ……!!!♥
(おなか……引きずり出される……!?!?♥)
颯はすぐにわかってしまった。触手は、胎児を無理やりに引きずり出そうとしているのだ。
「やめ゛て……ッ!♥♥♥ ほんと、に……!♥♥♥ 壊れちゃう……!♥♥♥」
颯の悲鳴も届かない。子宮を内側から虐待されても気持ちよくなる自分の身体が恐ろしくなっても、そんなことに触手たちが理解を示してくれるわけもなかった。
ズル……ズルズル……♥
ゆっくりと胎児は引きずり出されていく。子宮口を無理やりに拡張し、限界まで押し広げられた子宮から、まるで収穫のように胎児を引きずり出していく。
「んぎッ!?!?♥ い゛ぎッ!♥♥♥ ご、ぁぁぁあぁぁあぁッッッ♥♥♥」
ブシュッ♥♥♥ ビュッ♥♥♥ ブシッ♥♥♥
獣のような雄叫びを上げながら絶頂を繰り返す颯。仮にも自分の胎内で育てた赤子を引きずり出されているにも関わらずアクメと潮吹きを繰り返すその姿は、最早浅ましさすら感じる。
胎児を引き抜く触手の動きはまだ緩やかだ。それは子宮口に胎児が引っかかっているせいである。
(お腹のなか、爪が、引っかかってる……!?!?♥)
胎児は最後の抵抗として颯の子宮口に身体を引っかけて触手に抵抗していた。母体がどうなろうが知ったことはないと言わんばかりの生存本能。敏感に改造された生殖器を暴行されてアクメに沈んでいく颯だが、余りに強すぎる刺激が気絶を許さない。
しかし、胎児の抵抗も虚しく、触手は一度力を緩めるとそのまま――
グンッ……!
ズリュッ……! ズヌリュルルルルル……!
「かは……ッ♥♥♥」
颯の子宮から一息に胎児を抜き去ってしまった。
膣穴に爪を引っかけながらも、最早抵抗できずに引きずり出される失敗作の胎児。それはそのまま外気に触れると、労られることもなく床に打ち捨てられた。
(あ……あ……。はーの、あかちゃん……)
愛着などあるはずもないが、それでも床に捨てられた胎児を見れば去来する思いもある。
だが触手たちは、そんな颯に思いやりをかけることもなく、新たな生殖器をのばしてくるのだ。
「や、やめて……。おねがい、たすけて……」
颯の願いは届かない。なぜ陵辱されるのか。孕まされ、犯され続けるのか。その理由すらわからないまま、颯はここで“飼われて”いくしかないのだった。