PPC
正式名称は恒久平和共同事業体(Parmanent Peaceable Consortium)。国際連合の後継として設立された組織であり、平和の維持、人類の守護、発展のためにあらゆる分野で研究・開発を行っている。千葉県房総半島沖に建設された人工島に本部を置いている。
GATS
General Analysis Task Squad(総合分析班)の略称。PPC極東本部に所属する特別捜査チーム。世界で多発する怪現象の解析、解明を主任務としている。通常時は極東本部がある日本を中心に活動しているが、要請があれば世界各地に派遣され、PPCの関連組織と連携して任務にあたる。
モンゴル平原で正体不明の移動性地震が観測された際はキタガワ・ヒトミ、ミツカタ・ツバサ両名がガッツウイング1号で現地に急行し、人類初となる怪獣(ゴルザ)との邂逅を果たした。以来怪獣対策の最前線として機能するようになり、高度な防衛力をもって人類を守護するために様々な武装が開発、配備されることになる。これらはあくまで怪獣、宇宙からの侵略者に対抗するためのものであり、人間同士の争いに用いてはならないことが決められている。
北川瞳 キタガワ・ヒトミ
PPC大学出身。23歳。元は研究職を希望していたが、優れた美貌を買われてアイドル紛いの広報活動をさせられそうになったため、PPCの宣伝を兼ねた最前線での多目的活動と言う名目でGATS入隊を志願した。
超古代人の遺伝子を色濃く受け継いだ「光であり、人である」稀有な存在であり、「ティオの地」に調査に訪れた際に巨人像に宿る力の器として見初められ、ティオに変身する能力を得る。
就職当初の経験から美人は損だという信条を掲げており、普段はあえてずぼらな態度をとって周囲から過度な期待を掛けられないように過ごしている。しかし、元の素材の良さと無防備さが相まって周囲の男性に要らぬ刺激を与えてしまう。特に善良で面倒見のいいツバサのお節介を助長してしまうことが多く、彼を慕うレイナからは警戒されている。
入間愛美 イリマ・マナミ
特別捜査チームGATSを率いる女性隊長。36歳。一児の母。夫とは死別している。
優れた観察眼と洞察力を持つ部隊の長。かつてムナミヤを窮地から救い、それ以来全幅の信頼を寄せられている。GATSの女性制服のデザインに異議を申し立てたが、開発を担当した親友のカジワラ・リョウコの手によって懐柔された上層部に押し切られてしまった。デスクワークで体が鈍らないようトレーニングに励んでおり、隊長業務の傍らで防衛軍時代と変わらぬ訓練メニューを熟している。
宗宮誠二 ムナミヤ・セイジ
GATS副隊長。33歳。GATS設立以前からの上司であるイリマに全幅の信頼を寄せている。異性としてのイリマに特別な感情を抱いているが、表に出すことはせずに副官としての立場を貫こうと努めている。実直さと茶目っ気を併せ持っており、隊員たちからも尊敬され、親しまれている。ガッツハイパーの精密射撃では右に出る者のいない部隊屈指のガンマン。
三方翼 ミツカタ・ツバサ
隊員養成所出身、23歳のエースパイロット。ガッツウイングの操縦の他、ガッツライフルを得意とする狙撃の名手でもある。稀にティオと似て非なる光の気配を感じることがある。
新城哲也 アラシロ・テツヤ
隊員養成所出身の26歳。沖縄出身の元宇宙飛行士であり、重度のシスコン。大経口レーザーガンDUNKショットの火力を活かした制圧射撃に定評があり、銃剣術、近接格闘術においては部隊一の強さを誇る屈強な青年。ヒトミとバディを組んで出撃するとなぜか高確率でガッツウイングを墜落させる。
堀江正樹 ホリエ・マサキ
GATSの頭脳と称される開発担当隊員。大阪出身の28歳。科学開発局の博士たちに勝るとも劣らない知識と技術を持ち、様々なサポートアイテムを開発する。機械いじりや科学的分析にはめっぽう強い。小男という訳ではないが、GATSの男性陣では最も身長が低く、太めの体形と共に若干気にしている。ダイエット感覚でアズミの筋トレに付き合い初日で挫折した過去を持つ。
柳ヶ瀬玲奈 ヤナガセ・レイナ
ツバサを慕う後輩。22歳。隊員養成所を主席卒業した次代のエース候補。養成所時代からツバサを狙っているが、当の本人からはパイロットとして信頼されているものの女性としては扱ってもらえず、不満を募らせている。アズミから積極的なアプローチを駆けられているが、ジョークだと思って相手にしていない。
安住ジョン アズミ・ジョン
日米ハーフ。筋肉モリモリマッチョマンの18歳。190㎝の長身を折り畳み、ゴツイ両手で器用にコンソールを操作する姿には妙な愛嬌がある。様々な電子機器に精通しており、プログラミングの天才。どんな膨大な情報の処理、解析もこなす後方支援のエキスパートだが、その役目故に現場にはなかなか出させてもらえない。それならば自分なりに体を鍛えようとトレーニングに励み続けた結果、さらに二回りほど大きくなった。
梶原涼子 カジワラ・リョウコ
イリマの親友であり、科学研究局局長を務める女性博士。ティオの地で発見されたタイムカプセルの解析や、GATSのライドメカの戦闘仕様への改造、制服のデザインも手掛けた。制服の件でイリマにクレームをつけられたが、事前に上層部のエロオヤジ(参謀)たちに根回しをしていたため無事正式採用されることになった。
シンジ
アラシロの従弟。GATSに憧れる少年。レイビーク星人の誘拐現場を目撃してGATSに通報し、単独で尾行するも逆に捕らえられてしまう。年の離れたアラシロをおじさんと呼ぶが、ヒトミやイリマのことはお姉さんと呼ぶ。
レイビーク星人
P413星雲のレイビーク星の住人。カラスに似た鳥類を起源に持つ種族であり、ヒトとよく似た種族を奴隷として使役している。酷使し続けた奴隷種が絶滅の危機に瀕したことで新たな労働資源を求めて地球に調査隊を送った。稀に優れた身体能力と知能を有する統括種が誕生する。統括種はより人間に近い形質を持っており、ヒトとの交配も可能になっている。戦闘時にはパワータイプのティオに伍する力を発揮し、赤い両目から怪光線を放つ。