Previous Post

巨大メイドとご主人様

Next Post
no preview
DESCRIPTION

1.プロローグ

 どこかおかしなところはないだろうか?

 鏡の前に立つ少女、イリーナは何度も身体をひねって確認する。黒色を基調にしつつ、白のレースで飾ったメイド服は彼女によく似合っている。背中の中程まで伸びた銀色の髪もツヤツヤと光沢感を放ち、緋色の瞳をした彼女の美貌をより際立たせていた。


「……うん、大丈夫」


 鏡の前でくるりと一回転。スカートがフワリと浮き上がり、黒いスカートから覗く白い脚が艶めかしい。

 やはりスカートで正解だった、とイリーナは改めて思う。ズボンではこの肌の白さと髪の綺麗さを十分に引き出し切れていなかったかもしれない。

 ただ、ある一点だけを除いて……。


「……ん……」


 視線を下に向けてやる。そこにある確かな膨らみを見て、イリーナは深く溜め息を吐いた。


「スタイルに合わせて、デザインしたとは言え、この格好……」


 下着の中で息苦しくしている大きな胸を指で持ち上げると、たわむように揺れて形を変えていく。

 メイド服で隠れて見えないが、白いショーツもいつものものとは違うレースの装飾を施したモノ。それにショーツと同色のガーターベルトを着用していた。

 ネイビーカラーのストッキングを留めるガーターベルトは、彼女の白い太ももの上から、大きなお尻に流れ、白い肌に軽く食い込んでいた。


「これもお仕事の内だから……。ちゃんとしないと」


 割り切らなければ、と自分の中で言い聞かせたその時……。


「イリーナ、準備できたのか?」


 突然背後から声をかけられ、イリーナの心臓がドキンと跳ねる。

 声を掛けてきたのは、クリスという名の青年。まだあどけなさを残す顔立ちに、すらりとした身体はどこか中性的な雰囲気をまとっている。


「あ……、は、はい。こちらは準備できました」


 クリスに向き直りつつ、自分の腹部で両手を重ねながら答える。すると、彼はイリーナの近くに寄り、正面から上から下までじっくりと眺める。


「ふむ、なかなか似合ってるぞ。お前の白い肌がよく映える」

「あ、ありがとうございます……ク、ご主人様……」


 視線に胸を高鳴らせながら、イリーナはスカートをぎゅっと掴む。クリスの視線に舐め回されているような気がして、自然と頬が赤くなった。


「……よし。それじゃ、早速始めるか」

「も、もう始めるのですか……?」

「当たり前だろ。今日はそのために準備してきたんだ。お前だってその気があってその服を着たんだろ?」

「は、はい。ですが……ご、ご主人様の方は……?」

「問題ない。すぐ始めるぞ」


 クリスの言葉と共にイリーナの肩を軽くつかむ。彼は少女とも思える見た目だが、その手は男のモノだと実感するくらいには力強さを兼ね備えている。


 彼女は肩に乗せられた手にびくんと身体を震わせるも、すぐに身体をクリスに預け部屋の外へと出た。


 そして二人は屋敷の地下室へと入っていく。その部屋はちょっとした教室ほどの面積があり、大きな本棚とベッドが部屋の面積の多くを占めている。


「さ、こっちだ」


 部屋に入ったところで、クリスはイリーナの手を引き寄せて、本棚に囲まれた祭壇の前に彼女を立たせる。

 そこには様々な儀式に使われる道具が並べられている。

魔法陣、水晶玉、蝋燭など……。どれも彼女にとっては見慣れた品々だ。


「それじゃ、早速始めるぞ」


 クリスの指示に従って、彼女はその場で跪く。そうすると、クリスは水晶玉に手を乗せ、反対の手でイリーナの額にも手を被せた。


「あ、あの……ご主人様……」

「何も考えなくてもいい。ただ、言われた通りに行動すればいい……」


 クリスに言われるまま、イリーナは己の身体を彼に委ねる。そして、ゆっくり目を閉じる。

 それを確認したクリスは小さく頷く。


「先に行って楽しんでこい。私も後で行く」


 クリスのその言葉が彼女の耳に届いたかどうかと言うタイミングで、彼女の身体が光に包まれ、そのまま霧のように消えてしまった。

 クリスは消えた彼女を確認すると、大きなため息を一つ吐いた。

2.巨大メイドの大蹂躙

 ある昼下がり、この日も大勢の人々が経済活動に勤しんでいた。

 街には高さを競うようにビルが乱立し、道路には忙しそうに車が走り回り、狭い路地裏にも人の姿は途切れる様子がない。

 臨海地区にある広大な敷地では、多くの工場が稼働しており、その工場から排出された煙が空高く立ち上る。

 その煙は、空に浮かぶ雲に覆いかぶさるように広がり、やがて空が黒くなる。

 そして、そんな黒煙の空が晴れると、そこには見慣れない巨大な影が現れた。


「お、おい……あれ……」

「え?」

「あ、あれって……まさか……」


 街の人々は上空を見上げ、その巨大な影に指を向ける。

 黒く染まった雲と煙で覆われた空から現れたのは、高層ビルよりも巨大なメイド服を着た少女。その巨大少女はゆっくりと地上へと降り立ち、そして街の中心にそびえ立つビルを優に超える高さで街を見下ろしていた。


 人々は突然現れた巨大少女を見上げて、恐怖に震え上がる。

 だが、そんな彼らの様子を気にすることなく、巨人となったイリーナは地上に降り立つと、この世界の様子を観察してみた。

 彼女の眼下に広がるのは、まさに巨大都市。道路は広く、所狭しと建物が並んでいる。彼女は街の臨海地区と思しきところに立っており、足元には倉庫や工場といった工業エリアが広がり、海上には大小様々なサイズの船舶が浮かんでいる。

 だが、どれもイリーナの足元には及ばず、彼女の膝の高さにも満たない建造物しかない。


「これが今回の世界なのね……」


 イリーナはそう呟きつつ、街の様子をさらに見渡す。

 地面に這うように張り巡らされた交通網を走る車や列車の大きさからして、イリーナは300倍に巨大化したことになる。

 彼女の黒いストラップシューズの前では、小さな車など玩具のように見えてしまう。


「あっつ……」


 降り注ぐ日差しの暖かさはどの世界でも共通だ。しかも今日は、分厚いメイド服ということもあり、季節外れの服装による熱がこもる暑さが、彼女にじりじりと押し寄せていた。


「この服、やっぱり暑いわね……」


 彼女は自分の着ているメイド服を改めて見下ろすと、胸元のリボンやスカートの裾などを軽く引っ張ってみる。

 空いた服の隙間からむわっとした熱気が抜け出ていくが、やっぱり暑いものは暑い。


「早く終わらせましょう……」


 イリーナは汗が出る前に仕事を終わらせようと決心すると、足早に街の中へと歩きはじめた。


 ズドン!黒光りした75メートルのストラップシューズが、港湾地区に敷き詰められた灰色のコンクリートを踏みつぶす。

 道路の上を走っていた車は、踏みつぶされて爆発炎上し、同時に爆風が工業地帯を焼いていく。

炎が立ち上る中、巨大な少女の影は炎をなんともせず、悠々と工業地帯を闊歩していく。


 踏みつぶした跡には靴底の形がはっきりと残り、靴底の溝に挟まった車や工場の設備が、その重量に耐えきれず地面と同化するまでに圧縮された残骸がへばり付いている。


 巨大メイドとなったイリーナは、歩くたびに道路を陥没させ、工場やコンビナートをことごとく薙ぎ倒し、踏み潰し、辺りを火の海に変えていく。

 産業道路では渋滞しており、乗り捨てられたトラックや車の間を人々が縫うように走り抜けようとしている。

 その中をイリーナは、足元を全く気にすることもなく、むしろ小さな人間達を逃がさないといわんばかりに、逃げる人々の真上に巨大な靴底を翳し、そのまま巨大な足を道路に振り下ろす。


ズドォン!!


 イリーナの巨大な足が道路を踏みつけ、その振動が街全体に響き渡る。

 人々はその振動で足元をすくわれ、転倒したり、転んだり、中には車と車の間に挟まれて圧死した者も少なくない。

 巨人の容赦ない歩みに小さな人間達が泣き叫ぶ中、イリーナは堂々と歩き続ける。


「この大きさになるのは久しぶりかも……」


 工業地帯の先には巨大な高層ビルが建ち並び、道路が縦横無尽に走る街の様子も、遠くまで見通せる今のイリーナの大きさなら、はっきりと分かる。


「……こんなにたくさんの人がいるんだ」


 彼女が歩いている道路では、多くの人々が巨人から遠ざかろうと逃げ回っており、その数は膨大だ。

 ある人は後ろも振り返らずに急いで走り去り、またある人はイリーナの巨大な姿を携帯で撮影しているようだ。

 中には彼女の足元で撮影する輩までおり、その小さな機械のレンズが彼女のスカートの中を覗く形となる。


「この期に及んで覗きだなんて……」


 ズドオオオオンン!!

 イリーナはスカートを手で押さえ、スカートの中を撮影する小人に不快感を露にしながら、その痕跡を残さないよう靴底で徹底的に踏みつぶしてやる。


「全く……」


 足元の害虫を踏みつぶしたイリーナは周囲を見渡しながら、街の中心に向かって歩く。

 だが、その巨大な靴を下ろして無事な場所があるはずがない。

 道路を歩けば、車や小人を巻き込んで靴裏の形が残るように抉れて陥没し、その跡がくっきりと残る。線路を歩けば、レールを踏みつぶし、小人を満載した列車も地面と同化するまで圧縮して潰れてしまう。

 街にある建物も例外なく、彼女の靴に擦りつぶされ、瓦礫の山と化す。彼女が歩く度に街並みは変わり、人々の生命は確実に奪われ、そして足の下で無残な姿に変えられていく。


(あぁ、こんなに沢山の人達が、可哀想に……)


 そんな街の様子を見ながら、イリーナは心のなかで、小さな人々を憐れんでいる。だが、彼女が小人の世界の蹂躙を止めたいと願っても、それは叶わぬ願いなのである。


「皆さん、ごめんなさい……。でも、私はただ歩いているだけなの……」


 そう小さく呟きつつも、彼女は街の中心に向かって歩き続ける。そして、ある交差点に差し掛かった時、イリーナは足を止めた。


「あ……」


 彼女が見つけたのは、渋滞に巻き込まれたバスであった。

 大型バスの側面部には「臨海地区ホテル行き」と書かれた表示があり、きっとホテルの宿泊客を運ぶ途中でこの渋滞に巻き込まれてしまったのだろう。

 そんな不運なバスが、今彼女の目の前にある。


(ほぉ……面白そうな玩具を見つけたじゃないか)

「っ!?」


 イリーナの頭の中に響いたのは、クリスの声であった。辺りを見渡すも、彼の姿は見えない。しかし、遠くの方から彼の視線と強い感情が感じられる。


「ご主人様……」

(そのゴミみたいなバスを拾え)

「え、でも……」


 いきなりの命令に戸惑うイリーナ。しかし、クリスはそんな彼女の戸惑いなどお構いなしに言葉を続ける。


(私の命令が聞けないのか?)

「い、いえ、そういうわけでは……」

(ならさっさとしろ。お前も興味があったんだろ?)


 クリスの声からは強い感情と欲望が感じられた。すでに興奮し、あのバスをどう料理しようかと頭の中で考えているに違いない。


「わ、わかりました……」


 イリーナは小さく頷くと、その巨大な足をバスにゆっくりと近づけた。

 ズゥゥン……。

 ゆっくり歩いてもその巨体の重量から来る振動は地上に伝わり、車や建物が怯えるように震えてしまう。

 そして、巨大な足が道路を踏みつければ、その衝撃がバスの車体を大きく揺らし、バスの中の乗客達が騒ぎ始めるのがよくわかる。


(かわいそうに……怖いでしょう?)


 イリーナは、バスの車体を憐れむように見つめる。だが、すぐにその気持ちに蓋を閉める。

 それはこのバスがただ可哀そうだからというわけじゃない。これから自分が行うことに対して、自分を正当化したいという気持ちもあったからだ。


「皆さん……ごめんなさい……」


 クリスの命令とはいえ、イリーナには罪悪感が押し寄せてくる。しかし、彼女にはどうすることも出来ない。まずはクリスを満足させねばならないからだ。

 そして、彼女はバスにその巨大な足を近づけ、バスの退路を完全に断ち、そのままゆっくりと膝を折ってしゃがんだ。


 彼女のような巨人から見たら、そのバスはまさに小さな玩具だ。

 完全にしゃがんだところで、手を伸ばしバスの側面を潰さないよう、そっと触れた。

 そして、そのままバスを優しく持ち上げ、中の様子が見えるよう顔の前まで持ち上げる。バスの小さな窓を覗いてみると、中では乗客達が恐怖に怯えているのが見えた。

 突然現れた巨大なメイドにバスを持ち上げられ、巨大な瞳が覗き込んでくれば、それは当然の反応だ。


(よし、まずはそのバスをゆっくりと握り締めて、乗客を脅かしてやれ)


 クリスの興奮が、彼女の中に流れ込んでくる。


(はい……)


 イリーナは言われるがまま、その巨大な手をバスに近づけ、その大きな手の平でバス全体を包み込み、5本の指でバスをがっちりと握ってみせる。

 バス全体が軋むように震えるが、それでも潰れないギリギリの力加減だ。


(いいぞ、お前の力でそのバスがどう壊れるか、乗客たちに見せつけてやれ)


 クリスの言葉の一つ一つに、イリーナは自分の中で"してはいけないことをしている"という意識が積み重なっていき、主人の命令と罪悪感の狭間で揺れ動いている。

 そして、そんなイリーナの葛藤をよそに、バスの中はパニック状態となっていく。乗客達は泣き叫び、窓から飛び降りようとする者まで現れる。


「ごめんなさい……でも、これが私の仕事なんです」


 イリーナはそう呟きながら、その巨大な手でバスをさらに強く握り締める。

 ミシミシとバスに亀裂が入っていく。そして、その亀裂はバス全体に広がり、やがてバキバキと音を立てて、ひしゃげていくのを掌の中で感じていく。

 イリーナの圧倒的な力の前に小さなバスが耐えられるはずもなく、バスはあっという間にその形を失い、イリーナの手の隙間から粉々の破片と化して地上に落ちていった。


「あっ……」


 一部始終を見届けた彼女は、思わずそう呟いた。

 彼女の手の中にあったのは、もはやバスの残骸ではなく、ただの鉄屑に成り下がってしまった。


「あ、ああ……ごめんなさい……」


 罪悪感がさらに重くなる。


(いいぞ、その調子だ。次はそこにいる車や小人も潰して見せろ)


 クリスが興奮した様子でそう告げる。


(……はい、わかりました)


 イリーナはクリスからの命令を実行するため、一旦立ち上がり、心を落ち着かせるため深呼吸をすると、足元に犇めく小人達に声をかける。


「……い、今からこの道路をめちゃくちゃにします。巻き込まれたくなければ、逃げてください……」


 イリーナは足元でパニック状態になっている小人達に声をかける。

 小人達はイリーナの声を聞いて一瞬立ち止まったが、その巨大なメイドが自分達に危害を加えようとしているのは、彼らの小さな頭でも理解できたのだろう。

 すぐに、蜘蛛の子を散らすように逃げ去っていく。

 だが、その小さな小人達の足並みは驚くほどに遅い。イリーナからすれば、ゆったりと歩いても充分に追い付いてしまうレベルだ。


「あなた達には悪いけど、これも仕事なので……」


 そうつぶやくと、彼女は足を振り上げ、車と小人で溢れた道路に容赦なく振り下ろされる。


 ドォォーーーーーォオンッッ!!!

 そのたった一歩が、目の前の道路を一瞬で数メートル以上も陥没させて車やガードレールも判別不能なまでに圧縮する。


 そして、さらにもう一歩踏み出せば、その足の下には逃げ遅れた小人達と共に放置された車が何台も踏み潰されていく。


「ごめんなさい……でも、こうしないと私は……」


 イリーナは道路や車の残骸、さらには渋滞に巻き込まれて動けない人々を尻目に、ゆっくりと歩きだす。


(いいぞ……その調子だ)


 クリスの声が聞こえてくる。だが、その声は興奮に満ちている。

 命令のままに街を蹂躙していくイリーナの姿は、彼の目にどのように映っているのだろうか。

 イリーナはそんな思いを振り払い、大通りを踏み残しがないよう練り歩く。


 その巨大なストラップシューズで、ビルを、道路を、車を踏みつぶし、逃げ遅れた小人達を蹂躙していく。

 ズドォン!ズドォン!と、一歩歩くごとに街は揺れ動き、彼女の70メートルサイズの足跡が地面に刻み込まれる。


(だいぶ怪獣らしくなってきたじゃないか……?)

「いや……そんな、怪獣みたいだなんて、私……」

(歩くだけで小人を踏み潰すなんて、怪獣じゃなければ出来ないだろう?)


 彼の言う通り、小人を踏み潰さずに歩く事など、出来るはずもない。道路にはアリと同等程度のサイズの小人が道路に溢れかえり、小さな車やバスも多数存在している。この道路に、彼女の足の踏み場は何処にもないのだ。


(ごめんなさい……私は、ただ歩いているだけなの……)


 そう心の中で呟きながら、彼女は足元の車や小人を巨大な靴底で容赦なく踏み潰していく。

 その足の下では、車がひしゃげて潰れる音や、小人達の悲鳴が聞こえてくるが、イリーナはそれを無視して歩き続けた。


 イリーナの巨大な足が小さな小人達を押しつぶし、肉塊へと変えていく。道路に溢れんばかりに走って逃げていた小人達を容赦なく踏み潰し、さらに道路からはみ出た巨大なストラップシューズが道路沿いの建物まで踏み潰してしまう。

 その様子を見た人々からは悲鳴が上がり、街は大パニックへと陥っていく。そんな様子に興奮を隠しきれないのがクリスだ。彼はイリーナの視覚を通してその街の様子を見て、さらに興奮していく。


(いいぞ、イリーナ。もっとだ……もっとやれ)

「はい……」


 クリスの命令に従順に従うイリーナは道路を歩き、逃げ遅れた小人達を容赦なく踏み潰していると、周辺の町並みが変わり始めていたことに気付いた。

 どうやら住宅街に到着したようだ。工場や倉庫の代わりに小さな家が密集した住宅地やマンションが目に付くようになっていく。

 住宅以外にも、街路樹や公園と言った緑豊かな場所が多く見られ、住みやすそうな郊外エリアの雰囲気を漂わせる。

 そんな住宅街の先には、多くの人々が集まる繁華街であろう、高層ビルが立ち並んでいるのが見えている。


(イリーナ……繁華街に向かってくれ。そこにある高層ビルを潰す姿が見てみたい)

「はい……分かりました……」


 命令通り、繁華街へ歩みを進めるイリーナ。しかし、今まで通りに道路沿いに歩こうとしたところで、クリスに呼び止められてしまう。


(何処を歩いているんだ、街までまっすぐ歩け)

「えっ、でも、そうしたら沢山のお家を……」

(いいから歩け。俺の命令が聞けないのか?)


 クリスの怒りを含んだ声に、イリーナはビクッと体を震わせ、そして小さく「はい……」と返事をすると、彼女はそのまま繁華街まで一直線に歩いて行く事にした。


 しかし、彼女の言う通り、繁華街までの直線上には無数の住宅が広がっており、500メートル近い巨人のイリーナがそこを歩けば、それだけで多くの住宅が踏みつぶされてしまうのは明白であった。


「皆さん、ごめんなさい……でも……命令なんです……」


 彼女はそう呟きつつ、足元に広がる住宅街を見下ろす。彼女の靴よりも小さな一軒家やマンションがずらりと並んで、彼女の足を置く場所はなさそうだ。

 イリーナは、その住宅地を見下ろしながら、ゆっくりと足を下ろしていく……。


 ズドォオンッ!!彼女の巨大な足が密集した住宅地の中に踏み入る。

 彼女の足が上がれば、靴底の泥と瓦礫が巻き上がり、上空に土煙が舞い上がる。

 そして、足が下ろされると、巨大な靴の下で多くの家がひしゃげて潰れていく。その靴底の下でクシャッという卵でも踏みつぶしたような感触が彼女に伝わっていく。


(ごめんなさい……)


 イリーナは心の中でそう呟きながら、巨大な足をゆっくりと上に持ち上げて、そしてそのまま歩みを進める。

 住宅地から見上げたその巨大な脚は、まるで巨塔のような威圧感を誇り、小さな家々にその巨大な影を落としていた。

 

 自分たちの住処に巨大メイドが近づいたことで、家の中に隠れていた小人が慌てて飛び出してきた。

 しかし、小さな小人が逃げる場所などどこにも無い。

 彼女は「ごめんなさい」と小さく呟きつつ、家々の並ぶ住宅地をその巨大な足で踏み潰しながら歩き続ける。

 そして、イリーナが歩くたびに、彼女の足の下で多くの家が潰れていき、逃げ惑う小さな人々が、まるで虫のようにプチッと踏み潰される。

 イリーナの巨大な靴底は住宅地の道路を蹂躙し、その足跡を道路や建物に刻み込んでいく。


(待て、そこにあるのは学校か?)


 突然、クリスがそう呟いた。その校舎はまるでミニチュアのように小さく、多くの小人達が避難していた。


(よし……イリーナ。その学校を潰せ)


 クリスはそう命令する。


「で、でも、そんなこと……」


 イリーナは、小さな学校を前にして躊躇してしまう。学校には、たくさんの避難してきた小人がいるはずだ。そして、その学校を潰せば大勢の小人を巻き込むことになる。


「で、できません……私には……」

(命令だ。やれ)

「う、うぅ……はい」


 きつい口調で命令されたイリーナは、仕方なく、その学校を踏みつぶすべく、学校の前に立つと、巨大な足をゆっくりと上げていく……。


(いや、足での踏み潰しは、もう十分だ。それよりも、そのデカイ尻でその学校を押し潰してみせろ)

「え……?」


 クリスの思いがけない命令にイリーナは戸惑ってしまう。


(やれ)


 クリスは冷たい口調でそう告げる。


「わ、わかりました……」


 イリーナは覚悟を決め、巨大な足をゆっくりと折り曲げて、学校の敷地がお尻の真下に来るように調整する。

 黒いロングスカートに包まれた巨大なお尻が、学校の敷地に影を落とす。学校の規模は決して小さくはなく、数多くの生徒を収容してもおかしくない立派な校舎を持つ。


 だが、そんな校舎よりもずっと大きいのがイリーナの臀部だ。空一面に広がる巨大なヒップの迫力に学校の中に避難していた小人達はパニック状態になり、我先にと逃げ出そうとする。


 ズシ……。

 鈍い轟音と共にイリーナの巨大なお尻が学校の校舎の屋上にゆっくりと降ろされた。

 メキメキ……と、その巨大なお尻が学校の校舎にのしかかると、その重量で校舎が悲鳴を上げながら、お尻に押しつぶされて潰れされていく。

 

 さらにイリーナは、ゆっくり、慎重にお尻を下ろしていく……。

 そのお尻の下では、逃げ遅れた小人達が悲鳴を上げながら崩壊する校舎に巻き込まれ、瓦礫と共に押し潰されていく。

 校舎にいる小人を数百人単位で押し潰しながら、イリーナは校舎に腰かけ、己の体重を校舎に預けた。

 そして、一瞬だけ、その巨大な尻を支えたかと思ったが、すぐに頑丈なはずの建屋は巨大な臀部に屈服して崩れ始めた。


 ズドォーーーンンッ!!と大きな振動と共に彼女のお尻が地面に叩きつけられた。


「はぁ……はぁ……」


 イリーナは荒い息を吐きながら、自分のお尻の下敷きになった学校を見下ろす。彼女のお尻の下では瓦礫や残骸、そして小人の死骸で溢れかえっている。


「うぅ……ごめんなさい……」


 そう呟きながらも、彼女は巨大なお尻をもじもじと動かし、完全に瓦礫や死骸を押し潰し、尻の下で逃げられない小人達をすり潰してゆく。


「んんっ……」

(ハハハッ!素晴らしいぞイリーナ!その調子でどんどん潰してくれ)


 クリスが興奮気味にそう命じてくる。


(はい……)


 イリーナは小さく返事をすると、巨大なお尻をゆっくりと動かし、学校の敷地を蹂躙していく。


「はぁ……はぁ……」


 イリーナは息を荒げながら、巨大なお尻をゆっくりと動かして学校をすり潰していく。


(もっと強くだ)


 クリスがさらにそう命令する。


(はい……)


 イリーナはそう返事すると、生き残りが出ないよう、臀部を前後左右に動かして、破壊範囲を広げていく。


「ん……はぁ……」


 イリーナは、ゆっくりと巨大なお尻を動かし、その重量で学校をすり潰していく。

 グラウンドでは彼女の巨大な尻に抵抗しようと大勢の人々が両手を上げて押し返そうとしているが、そんな抵抗など無意味に等しく、彼女の巨大な尻の質量の前ではびくともしない。


(おいイリーナ、お尻の下で小人がお前の尻を押し返そうとしているぞ?わかるか?)


 クリスが、イリーナにそう問いかける。


「はい……わかります……うっ……」


 そう答えた瞬間、お尻の下で無数の小さな手が彼女の巨大な尻を押し返している、その感触をイリーナは感じ取った。


「はぁ……はぁ……」


 イリーナは、その小さな手の感触に興奮してしまう。

 彼らは命がけでイリーナの巨大な尻を押し返そうと、必死になって抵抗しているのだ。


「はぁ……はぁ……はぁ……」


 その感触に興奮し、彼女の息が荒くなる。こんなにも沢山の人たちが、自分の巨大なお尻に抵抗しているのにもかかわらず、全くびくともしないのだ。

 自分と臀部の下にいる小人達との力の差に、イリーナの興奮はさらに高まっていく。


(イリーナ、一度お尻を少しだけ上げて、あいつらに押し返せたと一瞬だけ希望を持たせてから、トドメを刺せ)

(……はい)


 クリスのいう通りに、イリーナはゆっくりとお尻を持ち上げていく。

 ズズズッ……という音と共に巨大なお尻が持ち上がっていく。その動きに小人達は、自分達の努力が実ったと思い、希望に満ちた表情と歓声を上げて見せるが……。


(……ごめんなさい!)


 イリーナは、その巨大なお尻をそのまま下ろし、小人達の手を恐るべき質量で押し戻す。

 臀部の下の小人達は慌てて押し潰されまいと逃げ出すが、時既に遅く彼女の巨大で重いお尻に潰されてしまう……。


 ドスン……。と、イリーナはお尻を地面に下ろした。

 その衝撃で地面が大きく揺れ動き、彼女の巨大な尻の重量を物語っている。もう、グラウンドにいた小人達は、彼女の巨大な尻に押し潰されて全滅しているだろう。小人達のわずかな抵抗も、その圧倒的な質量差によって容易く踏み潰されてしまったのだ。

 

「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……」


 荒い息を吐きながら、イリーナは巨大なお尻を持ち上げた。

 ゴゴゴゴ……と、巨大なお尻を持ち上げると、潰された瓦礫や残骸、小人の死体がスカートのお尻部分から剥がれ落ち、土煙を立てる。


 学校があった場所は完全に崩壊しており、巨大なクレーターが広がっていた。


(おぉ、中々の破壊ぶりだな。どうだ、気持ちよかったか?)

「はい……とても気持ちよかったです」


 イリーナはそう素直に答える。


(ハハッ、それはよかった。じゃあ次は、もっと大きくて立派な建物を壊そう。その街の代表みたいな奴らが集まっている場所をだ)

「……わかりました」


 クリスは次の目的地の座標を示す。


「はい……」


 そしてイリーナは、クリスの指示に従いながら、繁華街に向かって地鳴りを響かせながら歩いて行く……。

 ズシン……ズシンッ!と、地鳴りと共に、イリーナの巨大な足が市街地を踏み潰していく。


「はぁ……はぁ……はぁ……」


 イリーナは、巨大なお尻を揺らしながら市街地を蹂躙していく。

 彼女の足元には、大勢の小人達が逃げ惑い、彼女の巨大なストラップシューズに押し潰されまいと必死に逃げ惑うが、そんな小人の群れを嘲笑うように彼女の巨大な靴は容赦なく踏み潰していった。

 イリーナも始めは罪もない小人を踏みつぶすことに罪悪感を覚えていた。だが、今ではそんな感情も麻痺してしまい、ただ小人の悲鳴や嗚咽を耳にすると興奮が収まらなくなるようになっていた。

 そんな彼女にクリスは、次なる指示を出す。


(イリーナ、次はその公園に向かってくれ)

「はい……わかりました」


 そして、イリーナは次の目的地である公園に向かって歩き出す。


「ん……はぁ……」


 イリーナは荒い息を吐きつつ、巨大なお尻を左右に揺らしながら市街地の中を歩いて行く。その足元では大勢の小人達が、自分の命を守ろうと逃げ惑っている。

 その光景を見下ろしながら歩いていると、イリーナの心の加虐的な部分が満たされていく感覚があった。

 ズシン……ズシン……という地鳴りと共に、巨大で重そうな靴底が市街地の地面に叩きつけられ、細かい振動が足元から伝わってくる。

 イリーナはその振動を楽しみながら、公園の敷地の前までたどり着いた。


「はぁ……はぁ……はぁ……」


 公園には、大勢の小人達が身を寄せ合って恐怖に震えている。


(あぁ……みんな怖がってる……)


 イリーナは、巨大な自分が小人達の命を脅かしているのだと思うと、言い知れぬ高揚感で心がいっぱいになってしまう。

 そんな彼女にクリスはさらなる指示を出す。


(さてイリーナ、あの小人達が蠢いている場所を覆う様に、四つん這いになれ)

「はい……わかりました」


 イリーナはクリスの指示に従い、公園を跨いで四つん這いになる。


 ズゥウン……。


「ん……」


 四つん這いになった瞬間、イリーナの巨大な上半身が小人達の頭上に影を落とす。

 彼女の身体の下の小人たちは、巨体が頭上に迫り、空を覆い尽くす威圧感に驚愕し、混乱状態に陥った。

 ある者は悲鳴を上げ、ある者は泣きじゃくり、またある者はイリーナに向かって呪詛めいた言葉を投げかけている。

 しかし、イリーナはそんな小人達の行動など気にも留めず、四つん這いのまま公園のすべての敷地を胸部と腹部で覆いつくしていく……。

 イリーナの巨大な身体が公園の敷地内を覆っていく光景は圧巻であり、小人達を絶望させるには十分な迫力であった。

 そして、それと同時にイリーナの興奮も最高潮に達していた……。


「はぁ……はぁ……」


 イリーナは、ゴクリと喉を鳴らしながら小人達を見下している。


(次はどうすればよろしいでしょうか……)


 イリーナは四つん這いのまま、クリスにそう問いかけると、クリスは嬉しそうな声で答える。


(イリーナ、そのまま胸で奴らを潰してやれ)

(えっ……!?胸で、ですか……?)


 イリーナは戸惑う。今まで様々な方法で小人を虐殺してきたが、胸で潰せなどと言われたことはなかった。


(そうだ、胸だ。お前のその胸の破壊力を見せてくれ)

(……わ、わかりました)


 イリーナは恐る恐るクリスの指示に従うことにした。

 四つん這いの状態からお尻を突き出して、胸で公園を潰せる姿勢に変え、イリーナの胸が、ゆっくりと公園の敷地に影を落としていく……。

 公園の小人たちは、ずっしりと垂れさがるイリーナの巨大な胸を見上げて恐怖に震えている。彼らの視界は黒色のメイド服に覆われた巨大な胸の膨らみに埋め尽くされ、その圧迫感と恐怖で身動き一つ取ることが出来ない……。

 そして、そんな小人達の気持ちなどお構いなく、イリーナは胸の位置を調整しながら、ゆっくりと胸を下に下ろした……。


 ズシィイイン……。

 公園が丸ごと、彼女の胸で潰れる音がする。

 イリーナの胸は、まるで柔らかいクッションの様に広がり、公園の芝生や木々を押し潰してしまう。


「ん……♡はぁ……♡」


 ズシィイイン……。ズシィイイン……。

 イリーナは何度か位置を変えて胸で公園を圧縮していく。

 その度に、イリーナの胸の下で大勢の小人が悲鳴を上げながら潰されていく。

 服越しでもわかる、彼女の胸の重さと圧力で潰されていく小人達。


 公園の敷地の半分が潰れた頃には、小人達の叫び声や鳴き声も聞こえなくなっていた。

 そして、イリーナは最後に残った公園の敷地を、念入りに押し潰すように胸で圧迫していく。


「はぁ……はぁ……はぁ……」


 イリーナは興奮しながら胸を地面に下ろし、公園の全ての敷地を胸で潰しきる。

 彼女の胸で地面は陥没し、その巨大な胸によって押し潰された小人達の亡骸が辺りに散乱していた……。

 しかしイリーナは、その凄惨な光景を前にして、あれだけいた小人がすべて自分の胸で潰されてしまったことに、言い知れぬ興奮を覚えていた。


「はぁ……はぁ……はぁ……」


 ゴゴゴゴ……と、彼女は四つん這いの姿勢に直り、胸を揺らしながら呼吸を整える。

 まだ少し物足りないといった表情をしながら、クリスの次の指示を待つ。


(上出来だイリーナ。そろそろ気分が昂ってきたんじゃないか?)

「そんな事……ない……です」

(そうか?なら次の場所に移動するぞ。次こそは、お前が満足できる相手を用意してやる。

だから、さっさとその興奮を発散させてしまえ)


 クリスはそう言うと、次の目的地に座標を示す。

 イリーナは立ち上がり、いよいよ街の中心部である高層ビルが立ち並ぶ繁華街に迫ろうとしていた。

3.繁華街を蹂躙する巨大メイド

 高層ビルが立ち並ぶ繁華街には多くの人たちが取り残されていた。迫りくる巨人から逃れようと、鉄道やバスなどの交通機関を利用しようとしたが、多すぎる人数によって交通マヒが発生してしまい、ほとんどの人が逃げられない状況に陥っていた。

 彼らは皆、巨大な怪物が接近していることに恐怖しながら、何とか脱出の手段を探している。

 しかし、そんな彼らの努力は無に帰し、巨大な怪物は彼らに向かって確実に迫ってきている……。


 一方のイリーナはクリスの指示に従い、繁華街の高層ビル群へと向かっていた。彼女はその巨大な足をズシンッ!ズシンッ!と轟かせながら街の中を練り歩く。


「ん……はぁ……♡」


 片側3車線の幹線道路に沿って、イリーナは街の中を進んでいく。周りのビルも高くなり、体長500メートルある彼女の膝より少し高い程度のビルも散見してきた。

 そんな街の中を、巨大な彼女が歩くとどうなるか。

 まず片側3車線の幹線道路には、放置された車と巨人から多くの人間たちが逃げ惑っている。

 対して彼女のストラップシューズは長さが70メートルもあり、幅も25メートルを超えているのだ。そんな彼女が歩けば、道路に放置されていた自動車と走っている人間たちは、まとめて巨大な彼女のストラップシューズの下に沈み込むことになる。

 イリーナの靴の裏には、自動車や人間たちが踏み潰された残骸や肉片がこびりつき、道路は赤く染まっていた。


「はぁ……はぁ……」


 そして、そんな巨大な彼女の歩みで、多くの建物が破壊されてしまう。

 ドシンッ!ドシンッ!と、その足が巻き起こす振動はすさまじく、周囲の高層ビルも揺れ動くほどだ。振動するだけならまだいいが、道路が狭くなったり、曲がりくねったりしていると、どうしてもイリーナの巨大な身体よりも狭くなり、彼女の巨大なスカートが道路沿いのビルにぶつかってしまうのだ。

 巨大なスカートに直撃されたビルは粉々になり、その破片は周囲のビルに飛び散ってしまう。

 

 そして、その巨大な足で追い討ちをかけるように屋上に足を乗せて、グシャァ!という音と共にビルは崩落し、黒光りするストラップシューズがビルがあった場所を完全に踏み潰す。

 だが、イリーナはそれを気にする様子もなく、そのまま街を蹂躙していくのだった。


「はぁ……♡はぁ……♡」

(イリーナ、疲れただろう……。ちょうどあそこに座れそうな高さのビルがある。そこに座って休め)


 クリスは、イリーナが腰かけるのに丁度よさそうな高さの高層ビルを見つけて、彼女にそう指示を出した。


「はい……」


 イリーナは、クリスの指示に従い、そのビルに向かって歩いていく……。

 ズシンッ!ズシンッ!と大きな足音を響かせ、高層ビルまでの距離を徐々に縮めていく。

 

「……着きました」


 イリーナは、そのビルの前に立ち、落ち着くために大きく息を吐いた。

 確かに高層ビルは巨人の彼女から見たら、椅子の座面くらいの高さだ。

 だが、その屋上の広さと彼女の臀部の大きさを比較すると、ビルの屋上は座面としては少々心もとない気がする。


 確かに高層ビルは見た目からすれば頑丈そうな構造をしているが、300倍の巨人を支えられるかどうかはわからない。

 もし、このまま腰かけたりしたら、イリーナの重さに耐えかねてビルの屋上が崩落するかもしれない。


(でも、命令だから仕方ないよね……)


 イリーナはそう心の中で割り切ると、ビルの屋上を跨ぎながら、ゆっくりと膝を曲げて腰をビルの屋上に下ろそうとした……。


(待て、スカートが邪魔だ。スカートをたくしあげてから座れ)

(……はい)


 クリスに言われ、イリーナはゆっくりとスカートをたくし上げる。スカートの中からは彼女の巨大なお尻の形がくっきりと浮かび上がった白い下着が姿を現した。

 そして、スカートの中が見えるまでたくし上げると、ビルの屋上に腰を下ろした。


 ズシン!という大きな音と共に、イリーナの体重でビルの屋上が沈んでしまう。屋上にあった室外機やエレベーター室などはイリーナの巨大なお尻に潰れてしまったが、彼女は少しむずむずっとした感触を覚えただけで、特に痛みは感じていなかった。


「んん……♡」


 むしろ、彼女のお尻に下敷きにされたもの達がクシャクシャと潰れる感触が気持ちよくて、イリーナは思わず声を出してしまう。


(まだ、きちんと座ってないだろ。もっと体重を乗せるんだ)

「んっ……、はい……」


 クリスにそう言われ、イリーナは改めて膝の力を抜いていく。今度はより深くビルの屋上に体重をかけ、お尻が屋上にずっしりと乗るように座ると、屋上からはみ出たデカ尻が地上からでもよく見えた。


「はぁ……♡」


 イリーナは、ビルに座りながら甘い吐息を漏らす。

 反対にビルの方は膨大な質量がのし掛かったことで、ベキバキとコンクリートと鉄筋が崩壊する音を立てながら、彼女のお尻の形に沿って屋上が沈み込む。

 その感触に彼女は快感を覚え、思わず腰をくねらせてしまう。


「うっ……♡うん……♡」


 彼女は、快感で腰をくねらせる度にお尻がむずむずし、ショーツを濡らしてしまう。

 さらに、その巨大なお尻の圧力により、ビルは崩れ落ち、屋上の天井部が抜けてしまい、ビルの上層フロア内部にめり込んでいく。

 フロア内にあったスチール机やキャビネットなどは、イリーナの巨大なお尻に潰されてぺしゃんこになってしまう。


「あ……♡あぁ……♡」


 イリーナは、ビルの屋上に座って快感に悶える。そんなイリーナの巨大なお尻の下では、彼女の体重とお尻の圧力によって、ビルがグラグラと揺さぶられているのが地上からでもよくわかる。


(イリーナ何をしている、私は座れと指示したんだぞ?なのにその格好は何だ。それじゃ中腰じゃないか。イリーナ、もっとお尻を落とすんだ!)

「でも、そしたらビルが……」

(そんなのはどうでもいい。イリーナ、これは命令だ)

「はい……」


 イリーナはクリスに命令され、崩壊しているビルの上部にお尻をゆっくりと下ろしていく。


「んっ……♡はぁ……♡」


 そして、その巨大なお尻がビルの上部にのし掛かると、グシャァ!という音と共に、彼女のお尻の形に合わせてビル2フロア分がひしゃげて潰れた。


「あっ……♡」


 イリーナはその快感で、またもや声が出てしまう。

 潰されたフロアにはまだ多くの人間達が取り残されている。彼女のドーム施設の屋根のように大きく押し広げられたショーツが逃げ場のない人間達を容赦なく押しつぶすと、ショーツ越しにプチプチと小さなものが弾けとんだ感触が伝わってきた。


「んっ……♡あぁ……♡」


 イリーナは、快感でさらに腰をくねらせてしまう。その巨大なお尻はビルの上層フロア内部にめり込んでいく。

 そして、そんなイリーナの巨大なお尻の下では、ビルの上層部に取り残された人々の叫び声やうめき声が聞こえてくる。

 しかし、彼女はそんなことを気にせずに、自分が楽しむために腰を動かし、ビルの上層フロアに彼女のお尻の圧力をゆっくりとかけ続けた……。


 バキッ……バキバキッ!と、彼女のお尻の圧力で、ビルがさらにひしゃげていく。


「あぁ……♡はぁ……ん♡」


 イリーナは、その快感で甘い吐息を漏らしてしまう。

 そして、その巨大なお尻の下ではビルの上層部に残された人々が彼女のお尻の下敷きになって、どんどん潰されて死んでいく。

 しかし、イリーナのお尻はそんな犠牲程度では止まる様子はない。彼女はまだ全体重の半分もかけていないからだ。


「んっ……♡はぁ……♡あぁ……ごめんなさい……でも……止められないんです……」


 イリーナは、腰をくねらせながら、ビルの上層部に押し潰されている人々に同情しつつも、さらに腰を押し付けていく……。

 当然だが、ビルは巨人が腰かけるようには設計されていない。

 300倍の巨大メイドの体重を受け、高層ビルの外壁には無数の亀裂が走る。


「あぁ……♡ん……♡はぁ……♡」


 そして、ついに彼女はビルの屋上に完全に腰を下ろし、そのままビルを完膚なきまでに崩壊させてしまう。


 グシャァ!!という鈍い音と共に、ついに高層ビルは彼女のお尻に耐えきれなくなり、中間層から粉塵を巻き上げながら3つ折りになって崩壊してしまった。


 ズズウウゥゥンン……!!

 イリーナの巨尻が瓦礫の山となった高層ビルの跡地に追い打ちをかける。


 巨大なお尻が、ビルの残骸をさらに押しつぶし、彼女のお尻の形に合わせて瓦礫の山はひしゃげていく。

 そして、その巨大なお尻の下では、イリーナのお尻の圧力によって、ビルに取り残された人々が無残にも圧死していた……。


「あぁ……♡はぁ……♡」


 イリーナは、言い様のない背徳的な快感と罪悪感で、思わず甘い吐息を漏らしてしまう。


(小人のビルはイスもならなかったな……?)

「うぅ……」

(それともイリーナが重すぎたのか?いやらしい身体をしているからなぁ……)

「そんなこと……っ!」


 クリスに恥ずかしいところを突かれて赤面するイリーナだったが、実際に臀部の下に沈んだビルの質量よりも彼女の方が遥かに重かったため、言い返す事ができなかった。


(さあ、立ってもっとこの街を破壊するんだ)


 イリーナはビルの瓦礫からお尻を上げ、そこから立ち上がって次の獲物へと向かった……。


「はぁ……♡はぁ……♡」


 イリーナはビルを完膚なきまでに破壊した事で、快感の誘惑にすっかりハマってしまったようだ。彼女の目には、小人の街など、その飽くなき欲求を満たすだけの玩具にしか見えなくなっていた……。


***


「んっ……♡」


 ズシンッ!ズシンッ!という大きな足音を立てながら巨人イリーナは街を闊歩する。

 大通りに建ち並ぶビルの数々をスカートから見え隠れするネイビーカラーのタイツに包まれた足でなぎ倒しながら歩くその姿は、まさに破壊の権化だ。


 その圧倒的な質量と、300倍という巨大な身体から生み出されるパワーで、彼女は次々と建物を粉砕していく。

 ビルは勿論、地上にもまだ逃げ遅れた人々が沢山おり、彼らはその規格外の大きさを持つ少女の足から逃げ惑っている。


 ズシンッ!!

 イリーナが足を踏み下ろしただけで、その一帯は彼女の足跡に踏み潰されてしまう……。

 そして、その足跡からは、多くの人々が無残にも踏み潰された跡がくっきりと残っていた。


(こんなに暴れてるのに、まだ逃げていないなんて……)


 イリーナは、逃げ遅れた人々をかわいそうに思いつつも、次の獲物を探すべく歩き続けた。


 彼女の進行方向には交差点にまで溢れた人混みの集団が蠢いている。その人混みを目で追うと、先には大型のターミナル駅が見えた。今この瞬間にも大量の人々が駅の中に流れ込んでいる。


(あの駅に集まって、この街から避難しようとしているのね……)


 だが、巨大少女が暴れまわり、電車のほとんどが動いていない状況では、もうこの駅から出る列車はないだろう。


(イリーナ、駅へ向かうんだ)

「……はい」


 クリスにそう言われ、イリーナは駅へと向かって行った……。

 ズシンッ!ズシンッ!ズシンッ!街の大通りをイリーナが歩いていく、それだけで地面が大きく揺れ動き、大通りにいた小人を容赦なく踏み荒らしながら、駅のロータリーで立ち止まる。


(イリーナ、駅に到着したな)

「はい……」


 イリーナはクリスにそう答えつつ、目の前に広がる光景を見下ろしてみる。駅の中にある列車はすべて止まり、地上では大勢の小人達が止まった列車を見限り、徒歩での避難を急いでいたようだ。

 だが、そんな彼らの行く手を阻むかのように、巨大なイリーナが仁王立ちしているのだ。


「はぁ……♡んっ……♡」

(あぁ……そんな目で見ないで……)


 イリーナは、自分に怯える小人達の目線を浴びて、己の圧倒的な存在と嗜虐心に思わず興奮してしまう。そして、その興奮が彼女の身体を熱くして、彼女のショーツを濡らしていく……。


(イリーナ、駅の中の列車を引きずり出せ)

「はい……」


 イリーナはクリスの命令に従い、駅の屋根に手をかける。そしてそのまま力任せに屋根を引き剥がすと、駅の中が丸見えになった。


「うわっ……」


 中には小人達が溢れ返っており、皆、恐怖の表情を浮かべて、イリーナを見ている。そんな彼らと目線が合った瞬間、イリーナの身体がぶるっと震える……。


(どうした?)

「すみません……何でもありません……」


 300倍に巨大化したイリーナは、今まで感じたことのないような圧倒的な快感に包まれていた。

 そして、その巨大な身体で人々を見下ろすと、まるで自分が神になったかのような錯覚を覚える。

 そして、その圧倒的な力に酔ってしまいそうになるのだ。


(なんだかんだでイリーナも楽しんでいるみたいだな)


 クリスの薄ら笑いが聞こえてくる。


「……っ♡」


 イリーナは恥ずかしさから否定したい気持ちに包まれるが、内心ドキドキしていた。

 そして、そんな自分に更に興奮してくる……。


(ほら、早く電車を引きづり出せ)

「はい……」


 イリーナは手にしていた屋根を後方に投げ捨てると、駅の内部へ腕を突っ込んだ……。

 ズンッ!!という音と共に、イリーナの巨指が駅構内に侵入して、中にいた小人ごと、駅の構造物をめちゃくちゃに破壊しながら奥に進んでいく。

 そして、そのまま彼女は中の小人達を次々と押し潰して、駅のプラットホームまで到達した。


「ふん……んっ……♡」


 ホームには動けなくなった列車がいくつも並んでおり、イリーナはその列車の一つを指で挟むと、そのまま駅から引きずり出して、自分の胸の目の前まで持ってくる……。

 列車の窓から見える車内には、大勢の小人が乗り込んだままだ。

 大量に小人を乗せられる列車も、イリーナからすれば10センチ前後の模型のようなものにしか感じられなかった。


(イリーナ、今度はその列車を胸で潰してみろ)

「はい……」


 クリスの指示に従って、イリーナはメイド服の胸元のボタンに手をかける。そして、その巨大なブラジャーに包まれた胸を開き、列車まるごと胸の谷間で包み込んでしまった。


「はぁ……♡んっ……♡」

(さぁ、その胸で列車を潰すところを見せてくれ)


 イリーナはクリスの言葉に従い、両手を自分の胸に当てると、ゆっくりと力を入れ始めた。


「はぁ……♡んっ……♡」


 イリーナの大きな胸が形を変えながら、列車を押し潰そうと圧力をかけていく……。

 数百人の人間を載せることが可能な列車も300倍の巨人が誇る胸の圧力の前には、まるで歯が立たない。やがて、べキッ!という音と共に、列車の窓ガラスが粉々に砕け始めた。


「はぁ……♡んっ……♡」


 そして、イリーナの胸の谷間にかかる圧力が上昇して、列車の後ろ半分が完全に埋没してしまう。

 胸の圧力で潰れた列車からは小人達の断末魔が聞こえる。


「はぁ……♡んっ……♡あぁ……♡」

(イリーナ、もっと強くだ)

「はい……♡」


 イリーナはクリスに言われるがまま更に力を込める。すると、列車から聞こえる悲鳴はさらに大きくなり、列車の大きさは半分以下にまで縮小していた。


「あぁ……♡んっ……♡はぁ……♡」

(いいぞイリーナ、その調子で小人をもっと苦しめてやれ)

「はい……♡んっ……♡あぁっ……♡」


 胸で押し潰される列車から聞こえてくる小人の悲鳴はイリーナの快感に変わり、彼女のショーツから太ももを透明な液体が流れていく……。そして彼女は恍惚とした表情を浮かべながら、さらに胸を強く押し付けた……。


 グシャッ!!イリーナは胸の谷間に挟み込んだ列車を押し潰すと、その余韻を味わうかのように、しばらく放心状態になっていた。


(イリーナ、満足か?)

(はい……♡とっても気持ちよかったです……♡)

「ふぅ……」


 イリーナは、先程まで自分の胸の中で揉みくちゃにされていた列車の残骸の山を見やる。この残骸を見て、彼女は改めて自分が破壊衝動を抑えられない猛獣であることを実感させられた……。

4.巨大なご主人様に奉仕して……

「ふぅ……あの、次は何を……?」


 イリーナはクリスに次の指示を求めた。

 今度はどんなことをさせられるのか、不安と期待が入り混じった感情に支配される……。


(少し待っていろ)


 すると、クリスの声が聞こえなくなると同時に、突然後ろの方でズシンッ、と重量感のあるものが動く音がした。

 イリーナがその方向に振り向くと、そこにはイリーナと同じ300倍に巨大化しているクリスが立っていた。


「あ、ご主人様……」


 イリーナはクリスの姿を思わず見惚れてしまう。そして、これから起こるであろうことを想像して身体が熱くなってくるのがわかった……。


 ズシンッ、ズシンッという巨大な足音が近づいてくる。そして、イリーナの目の前でクリスは立ち止まる。


「ご主人様……♡」


 イリーナは、自分の目の前にいるクリスに思わず呟く。


「ああ……待たせたな、イリーナ」


 クリスもそう言うと、彼女の銀色の髪を優しく撫でる。


「い、いえ……」


 イリーナは恥ずかしそうにしながらも、その行為を喜んで受け入れた。


「さっき潰した列車はどうなっている?」

「あっ……そこは……」


 クリスはイリーナのはだけている胸元を手繰り寄せ、露わになっている谷間を覗き込んだ。

 そこには、列車の残骸が胸の谷間に張り付いており、その中には列車の残骸に混じった小人達の死体が散乱していた。


「これはまた派手にやったな……」

「すみません……つい……」

「相変わらず、イリーナの胸は凶暴だな」

「……///」


 イリーナは、クリスの言葉に顔を赤くしながら俯いた。


「今度はこのデカ尻で残った列車を一纏めに潰してみろ」

「はい……♡」


 クリスの命令に従い、イリーナはスカートの裾を手に持ち、広げるようにして巨大なお尻を駅に向かって突き出した。


「小人の皆さん……見えますか?」


 イリーナは駅に向かって、スカートの中に隠れているパンツを見せつけるようにしながら、お尻を振って揺すって見せた。


「今から私、このお尻で小人の皆さんが乗っていた列車を一纏めに叩き潰して壊しちゃいます……♡」


 そう言って彼女はお尻を突き出したまま、上半身を反らせて巨大な胸を大きく強調した。

 そしてその豊満な胸をクリスに見せつけながら、ゆっくりとお尻を下ろし始める……。


「んっ……♡」


 イリーナは、自分の巨大なお尻が駅のホームに近づいていくにつれ、駅に残った小人の悲鳴が強くなるのを感じて、興奮を抑えきれなくなっていた……。


 小人達の頭上にはガーターベルトに包まれた巨大な太ももが露出しており、その太もも越しにイリーナの可愛らしい白色のショーツが見えていた。

 彼女の腰の動きに合わせて、ガーターベルトとパンツに包まれた巨大なお尻も揺れ動き、その振動が小人達にも伝わる。

 そして、その巨大な尻が駅に近づいてくるにつれて、小人の悲鳴もピークに達する……。


「はぁ……♡んんっ……♡」


 イリーナは、自分の行為によって小人達を恐怖させていることに興奮しながら、お尻を下ろした。


 ズドオォーーーォンンン!!!

 大地を激震させるような凄まじい音と共に、巨大なお尻が駅のホームを直撃した。

 そして、その衝撃によって小人を乗せた多くの列車共々、駅全体がイリーナの巨大なお尻によって丸ごと押し潰されてしまったのだ……。


「はぁ……♡んっ……♡」


 ズシンッ、ズシンッとイリーナは駅のホームをお尻で踏み潰しながら、ゆっくりと腰を動かし、お尻を左右に振りながら上下させる。

 その度、小人の悲鳴が聞こえては、消えて行く。それがイリーナの興奮をさらに高めてしまう……。


「んっ……♡いかがでしたか?私のお尻は……」


 小人達の乗った列車が山ほど圧縮され、潰れた肉と瓦礫の砂漠と化した駅の上で、イリーナは惜しげも無くクリスの前にその巨大なお尻を突き出し、クリスに感想を求めた。


「ああ、最高だったぞイリーナ」


 クリスはそう答えながら、その巨大な巨尻を撫で回す……。


「んっ……♡ありがとうございます……あっ♡」

「しかし、この尻に潰された小人は哀れだな。こんなデカい尻だと、かなり重いだろうからな?」


 クリスは、そう言いながらイリーナの巨大な尻を撫で回して、肉厚の尻たぶに指を食い込ませ、その感触を堪能する。


「そ、そんなこと……」

「それにこのシミは何だ?口では否定しながら、興奮していたんじゃないのか?」

「そ、それは……んっ……♡ご主人様が……はぁ……♡私のお尻を触るから……んあっ……♡」


 イリーナはクリスに反論しようとするが、その言葉を遮るようにして、クリスはイリーナのお尻をペチン、と叩いて見せた。


「んっ……♡ご主人様……♡だめっ……♡」


 イリーナは、クリスの愛撫によって、ショーツをさらに湿らせてしまう……。


「小人を潰して興奮するなんて、イリーナも立派な変態だな」

「ち、違います……♡んっ……♡私は変態なんかじゃ……♡あっ……♡はぁ……♡」

「ん?なんだ、もう我慢できないのか?」

「あぅ……申し訳ございません、ご主人様♡」


 イリーナは、もはやクリスに反論する余裕もなく、ただクリスの愛撫に身を委ねるだけだった……。


「この変態で馬鹿デカい身体に、きたんと教育をしてやらんとな」


 クリスはそう言って、イリーナの巨大なお尻を思いっきり掴み上げ、そのまま乱暴に揉んでいく。


「んっ……♡あぁっ……♡はぁ……♡」


 お尻を揉まれる度に感じる快感で、イリーナは身体をビクンッ!と跳ねさせる……。


「イリーナ、行くぞ。まだ沢山の小人がいる場所に移って、そこでこの変態な身体を隅々まで教育してやる」


 クリスはそう言い付けるように、イリーナの巨大なお尻を叩く。


「はい……♡ご主人様♡」


 イリーナは、恍惚とした表情を浮かべながら、クリスの命令通り、巨大な主人に手を引かれながら、臀部でグシャグシャに轢き潰された駅を尻目に歩いていく。


 そして、次の獲物がまっているビル街に向かっていくのだった……。


***


 ズシンッ!ズシンッ!と巨大な足音を響かせて、イリーナはクリスに手を引かれながら、邪魔なビルをなぎ倒しながら歩いていく。

 目指すは、500メートル級の巨人二人が性欲を発散せまわるのに最適な場所。

 やがて、二人は超高層ビルが立ち並ぶ一角にたどり着くと、立ち止まり周囲を見渡す。


「よし、この辺りでいいだろう」

「はい、ご主人様……♡」


 イリーナは、クリスの言葉にうっとりとした表情を浮かべると、巨大な胸を揺らし、上目遣いでクリスを見つめた。


「ご主人様……♡私の身体……教育してくださいませ……♡」

「ああ、もちろんだ」


 クリスはそう言って、イリーナの巨大な胸に手を伸ばし、その豊満な胸を揉みしだき始める。


「あっ……♡はぁ……♡」


 イリーナはクリスに胸を揉まれる度に、甘い吐息を漏らす。

 そして、クリスはそのままイリーナの胸を鷲掴みにして激しく揉み始めた。


「あっ……♡はぁ……♡んっ……♡」


 イリーナはその快感に身を委ね、さらに甘い吐息を漏らし続ける。


「イリーナ、お本当に可愛い奴だな」

「はい……♡ありがとうございます……♡」


 クリスの言葉に、イリーナは嬉しそうに答える。


「イリーナ……服を脱いで、私にお前の全てを見せてみろ」

「はい……♡」


 イリーナはそう言うと、メイド服のボタンを一つずつ外していく。

 そして、メイド服の前を開くと、そこには白色の下着に包まれた巨大な胸が現れる。イリーナはそのまま、メイド服を脱いでいく……。


「んっ……♡」


 そして、メイド服を脱ぎ終え下着姿になると、脱いだ服を丁寧に畳んで、200メートルサイズのビルの上に置く。

 高層ビルはイリーナ達巨人からしたらスツールほどの大きさになるので、そのビルの上に服を置くのは丁度良かった。


「ご主人様、脱ぎました……」


 イリーナはその大きな胸を包むブラと、パンツに食い込むほど巨大なお尻に、白いストッキングを引っ張る白色のガーターベルトだけの姿をクリスの前にさらけ出した……。


「んっ……♡」


 イリーナは恥ずかしさで顔を真っ赤に染めながら、クリスに自分の全てを見せる。


「お前は本当に良い身体をしてるな……」


 クリスはそう言うと、イリーナの身体を優しく撫で回してやる。


「んっ……♡あぁっ……♡」


 イリーナはクリスの愛撫に反応して、甘い吐息を漏らす。


「イリーナ、さっき電車でしていたみたいに、私のを挟んでくれ」

「はい……承知しました……♡」


 イリーナはクリスの前に跪き、たどたどしい手付きで彼のベルトを外そうとする。


「どうした、早くしろ」

「はい……♡申し訳ございません……♡」


 イリーナは謝りながらも、なんとかクリスのズボンを脱がせることに成功して、彼の巨大な肉棒が姿を現した。


「はぁ……♡すごい……♡」


 イリーナは、その大きさを見て、思わず息を荒げてしまう。

 それは彼女がさっき駅で捕まえた列車よりもずっと太くて長い立派なものだった。


「ご主人様……♡失礼します……♡」


 イリーナはそう言うと、白いブラを下げ、その豊満な胸を外気に晒した。そして、その巨大な胸を両手で持ち、クリスの大きな肉棒を挟み込もうとした、その時……。


「おいまさか、そのままでやるのか?」

「えっ……?」


 クリスの言葉を聞いて、イリーナは動きを止める。


「せっかく小人の街にいるんだから、こいつらを使わないでどうする」


 クリスはそう言って、隣に建っているビルの壁に腕を突っ込むと、そのまま乱雑に腕を動かし、中にいた小人を鷲掴みにして、イリーナの胸の谷間に放り投げた。


「きゃっ!」


 イリーナはその小人の悲鳴を聞いて一瞬驚くが、すぐにその小人を使ってやるべきことを理解した。


「ご主人様……」

「さあイリーナ、その小人ごとお前の胸で挟んでみろ」

「はい……♡承知しました……♡」


 イリーナはそう言うと、小人を胸の間にいれたまま、クリスの怒張を自分の胸に挟み込んだ。


「んっ……♡」

「くっ……いいぞ……」


 クリスは自分のものを挟んだイリーナの胸の柔らかさと温かさを感じて満足そうに笑う。彼女の胸の谷間に入れられた小人は100人くらいはいそうだ。どれも1センチに満たない大きさで、イリーナの巨大な豊満な胸に挟まれて、逃げ場を失い、矮小な悲鳴を上げて恐怖におののくことしか出来ないでいる。


 そんな隙間に、巨人の肉棒をねじ込んで見せると、イリーナの胸の谷間はうねり、小人ごとクリスのモノを圧迫した。


「あっ……♡やっ……♡んっ……♡」


 イリーナは、クリスが胸の中で暴れる度に、甘い吐息を漏らしてしまう。

 電車を挟んだ時とは全く違う。少しでも力を入れたら潰れてしまいそうな小人の電車の柔い感触と違い、太くて逞しいクリスのモノはイリーナの胸を押し返すような弾力を持ち、胸の間に蔓延る害虫のような小人を替わりに駆除してくれているような感覚を覚えた……。

 そして、イリーナが胸を動かし始めると、その乳圧によって小人達は押し潰れていく……。


「んっ……♡はぁ……♡」


 イリーナは自分の胸の中で、小人達が肉棒との間で潰される感触を感じながら、徐々に快感を覚え始めていた……。


「ああ、いいぞイリーナ……もっとしてくれ」

「はい……♡承知しました……♡」


 イリーナはそう答えると、さらに刺激を与えられるよう、胸の間に自分の唾液を垂らしてみる。

 彼女の舌を伝って滴り落ちる唾液は、ほんの少しの量であったが、イリーナの胸の谷間に沿って垂れ落ちると、そこにいた無数の小人が唾液の波に飲み込まれ、騒がしかった悲鳴が一瞬で聞こえなくなる。


(ごめんなさい……でも、こうしないとあの人は終わらせてくれないから……)


 イリーナは心の中で言い訳めいた謝罪すると、さらに激しく胸を上下に揺らし始めた……。


「んっ……♡はぁ……♡」


 イリーナはクリスのモノを胸で圧迫しながら、自分の唾液によって小人達が溺れていく様子に興奮を覚え始めていた……。


「イリーナ、そろそろ出すぞ……」

「はい……♡」


 イリーナはそう返事をすると、ラストスパートをかけるかのように、さらに胸を強く押し当てる。

 ずちゅん、ずちゅん……、と小人達を巻き込みながら激しく上下に動くパイズリ音が、小人達の街の中心街で鳴り響く。

 そして、クリスのモノが一際大きく膨らんだかと思うと、その先端から大量の白濁液が吐き出され、イリーナの胸の中にぶちまけられた。


「あっ……♡あぁ……♡」


 イリーナは、自分の胸の中で暴れ回るクリスの熱い欲望を感じ取り、甘い声を上げる……。


(すごい量……)


 イリーナはそう思いながらも、クリスのものをしっかりと胸で押さえ込み続ける。そして、小人達を潰しながら射精を続ける肉棒に刺激を与えるように、自ら胸を圧迫し続けていた……。

 そして、しばらく経つとクリスの射精も終わりを迎える。彼のモノはイリーナの胸にみっちりとはまり込んだまま、その先端から吐き出した精液は胸から溢れて白濁液がイリーナの顔にもかかり汚していた。


「はぁ……♡んっ……♡」


 イリーナはその青臭さと熱さを感じながら、甘い吐息を漏らす……。

 そして、長い射精が終わりを迎えた頃には、彼女の胸の間には小人の姿は見えず、代わりに大量の精液が溜まっていた……。


「はぁ……♡ご主人様……♡」


 イリーナは、自分の胸で吐き出されたクリスの欲望の塊を見て、うっとりとした表情を浮かべる。

 良く見てみれば、クリスの精液の中に小さな小人が動いているのが確認できる。

 どうやら、クリスのペニスと胸の間で圧迫されずに、生き延びた小人達のようだ。しかし、イリーナの胸の谷底から脱出する術はなく、ただその小さな身体を必死に動かして、精液の中を踠き続けるしかない。


(ああ、可哀想に……せめてこれ以上苦しまない様にしてあげる……)


 イリーナはその小人達を見て、心の中で哀れみの情を向けながら、その小人達と一緒に胸の精液を指で掬い取り、口元に運んだ。


「あむっ……♡」


 そして、その指に舌を這わせて舐めとると、口の中に広がる苦味を感じながらも飲み込んでいった。


(美味しい……♡)


 イリーナはそう心の中で呟きながら、自分の胸の中で溺れている小人達を見下ろしながら微笑んだ……。


「イリーナ……」


 クリスは自分のものをイリーナの口元に近づける。差し出された肉棒には彼の精液とイリーナの唾液の粘液に混じって、圧縮されて潰された小人達の残骸が張り付いている。


「はい……♡」


 イリーナは、その巨大な肉棒を愛おしそうに見つめると、その先端を口に含んだ。

 そして、口の中で舌を動かしながら、クリスのモノに付いた精液を舐め取っていく……。


(ああ……あの人のに混じって、小人の味がする……♡)


 イリーナは彼の精液の苦味の中に、小人が弾けて付着した塩気のようなものを感じ取っていた。

 その味を堪能しながら、さらに強く吸い上げた。するとクリスのモノは再び大きくなり始める……。


「んっ……♡」


 イリーナはそれに気付くと同時に、一旦口を離し、クリスの竿にも付着している小人達の残骸をキレイに舐めとっていく……。


「イリーナ……もう良いぞ……」

「はい……♡」


 クリスはイリーナにそう促すと、彼女は最後にその先端をチロっと舐めてから口を離した。

 彼女の唾液にまみれたそれは、未だに大きくそそり立っていた……。


「イリーナ……今日はもっと楽しませてもらうぞ」

「はい……♡ご主人様……」


 イリーナは、クリスの言葉に嬉しそうに返事をすると、彼の体に寄り添いながら立ち上がり、彼の厚い胸板に抱きつき、その大きな胸を押し当てて、お互いの体温と鼓動を感じあった。


「イリーナ、今日はお前の全てを見せてもらうからな」

「はい……♡ご主人様……♡」


 そして、二人は唇を重ね合わせ、お互いの舌を絡ませて、唾液を交換し合うような濃厚な口づけを始める。


「んっんっ……♡」


 イリーナはクリスの舌と自分の舌を絡ませながら、自分の中に入ってくるクリスの唾液を飲み込む度に、身体が熱くなっていくのを感じている……。


「んっ……♡ちゅっ……れろっ……♡んむっ……♡」


 二人の口元からは、唾液の混ざり合ったものが垂れ落ちて、ひび割れたアスファルトを濡らしていく。

 しかし、それでもなお二人は唇を離さず、むしろさらに強く押し付け合い、相手の口内に自分の舌を侵入させて、相手の唾液を貪るように味わい続ける……。


「んっ……♡はぁ……♡」


 イリーナは自分の口内に入ってくるクリスの舌と自分の舌が絡み合う感覚に酔いしれていた。


(あぁ……気持ちいい……♡)


 クリスの方も、イリーナの口から送り込まれる甘い味を感じながら、彼女の身体を抱き寄せ熱い抱擁でお互いの早くなった鼓動を感じ取る。

 ただのキスではここまで感じることはない。自分達が巨人になって、小人街を傍若無人の有り様で破壊し尽くして、挙げ句の果てに白昼堂々、無数の衆目の面前ではしたない情事を繰り広げていることへの優越感と背徳感が二人を盛り上げているのだろう。


 クリスの勃起しきった巨大なモノがイリーナのお腹に押し付けられ、その怒張は彼女の身体に熱く逞しい肉棒の存在を主張しているようだ。


「あっ……♡すごい……♡」


 イリーナはその大きさを感じ取りながら、さらに強く彼の身体を抱きしめると、自分の胸を彼の体に擦り付け始めた……。


「ふふ、イリーナ、今日は随分と積極的だな……」

「はい……♡だって、こんなに大きなモノが目の前にあるんですもの……それに、小人さんのおかげでご主人様のがいつもよりも大きい気がしますし……♡」


 イリーナはそう言うと、さらに強く彼の体に抱きつき、その巨大な胸でクリスの胸部を包み込んでいった。

 そして、自分の胸を上下に動かして、その柔らかな感触を彼に伝えようとする……。


(ああ……すごい……♡)


 イリーナの圧倒的な大きさと質量を誇るボリューム満点のバストはこの小人の街に匹敵するものがない位くらいの迫力を備え持っている。

 そんなおっぱいが動く度に、ぶるんっ、たぷんっ、と波打ちながら揺れ動き、クリスの胸を刺激する……。


「はぁ……♡んっ……♡」


 イリーナはその快楽に夢中になっていた……。そしてそのまま身体を上下左右に動かすことで自分の胸を彼の身体に擦り付けていく……。

 胸が激しく揺れ動き、その度に柔らかな感触と人肌の体温が肌と肌に伝わる。そしてそれが更なる快感へと繋がっていった……。


「イリーナ、そろそろ……」


 クリスもイリーナも、もう我慢の限界だった。


「はい……♡来て下さい……♡」


 イリーナはクリスに微笑みかけて後ろを向き、尻をクリスの方へと突き出した……。


「イリーナ、行くぞ……」


 クリスはその巨大な尻を掴むと自分の腰の位置まで持ち上げて、そのまま一気に彼女の秘部に突き入れようとした、その時……。


 ぼっ、ぼっ、ぼっ……。

 突然、二人の体の至る所から無数の煙や炎が上がった。


「!?」


 イリーナは慌てて振り返ると、上空から複数のミサイルが飛来してくるのが見えた。


(これは小人の攻撃かしら?)


 500メートル級の巨人二人が暴れ回り街の破壊を楽しんだ結果、小人達はこの二人の暴虐を止めるべく軍隊を繰り出してきたのだ。

 巨人に比べ、小さな蚊のような戦闘機たちは、抱き合う巨人たちに向けミサイルを発射してくる。

白い航跡を描いたミサイルが巨人の肌にあたると、ボンっという音と共に黒い煙が上がる……。だがしかし、二人の身体には傷一つ付かない。


「ふっ……」


 クリスは小さく笑うと、さらに力強くイリーナの身体を抱きしめた。そしてそのまま、彼女を後ろから羽交い締めにして、小人の戦闘機の前に立たせたのだ。


「あっ……♡」


 イリーナはクリスの力強い腕に雁字搦めにされ、反射的に逃げるように体をくねらせた。


(勝手に動くなよ?)


 クリスはイリーナの耳元でそっとささやく。

 そして、後ろから彼女のずっしりとした乳房に手を当て、上空にいる戦闘機たちに見せつけるように、ゆっくりと揉み始めた。


「あっ……♡はぁっ……んっ……♡」


 イリーナはその快感に思わず声を上げたが、そのままクリスに身体を委ねる……。


「ほら小人ども、この女の弱点はここだぞ?もっと良く狙って撃ってこい」


 クリスはそう言うと、イリーナの乳房を下から持ち上げて、支えたままふるふると揺らしてみせる。


「あっ……♡あぁっ……♡」


 その圧倒的な質量を誇る胸を無遠慮にもみくちゃにされながら、イリーナはその快感に酔い痴れるように体をくねらせた……。

 対して小人の戦闘機達は、彼の台詞を認識したのかしていないのかは定かではないが、イリーナの胸に向かって攻撃を始めた。

 彼女の巨大な胸から覗く先端に狙いを定めて、ミサイルを放つ。その狙いは正確で、イリーナの乳輪付近に着弾した。


「んっ……♡あぁっ……♡」


 ボンッ、ボンッ、とイリーナの乳房から、閃光か瞬き、煙が上がり始める……。


「あっ……♡あぁっ……♡」


 小人の攻撃は殆ど痛みを感じない、それどころか、ミサイルが乳房の先で爆ぜる度、こそばゆい刺激が背筋を走り抜ける。

 まるで、小人の軍隊に焦らしプレイをされているような感覚に、イリーナは思わず吐息を漏らしてしまう……。


「ああっ……♡あっ……♡」


 それでもなお、小人の攻撃は止まらない。今度は複数の戦闘機がイリーナの両乳に狙いを定めて、一斉にミサイルを発射した。

 ボンッという爆発音と共に、巨大な乳房がプルンと小さく揺れ動く。


「んっ……♡あぁっ……♡あんっ……♡」


 その爆煙に焦らされるのはもどかしい。本当はくすぐられる胸を手で押さえたかった。

 しかし、今自分の両腕はクリスの大きな手によって、しっかりと固定されているので、それが叶わない……。


「あっ……♡んっ……♡」


 イリーナはじれったさを感じながらも、その微細な刺激に身体をさらし続ける。そして徐々に身体は熱を帯び始めていき、秘部からは愛液が溢れ始める……。


「はぁ……はぁ……♡」


 小人達の攻撃によってイリーナの身体はどんどん敏感になっていった……。


「ほらどうした?お前達の攻撃はそんなものか?それではこの巨獣は倒せないぞ?もっと強く撃ってこい」


 クリスが小人を煽るように言う。そして、その言葉通りに小人の戦闘機達はさらに攻撃を強めた。


「んっ……♡あぁっ……♡あっ……♡やめて……」


 イリーナに狙いを定めて複数のミサイルが同時に発射される……。

 ボンッ、ボンッという爆音と共に、イリーナの巨大な胸の先端だけでなく、彼女の白いお腹、そして股間までが閃光に包まれ、小さな爆発音が響く。


「んっ……♡あぁっ……♡」


 その刺激は絶妙な力加減で、イリーナは思わず甘い吐息を漏らしてしまう……。小人軍の決死の攻撃も、巨人を悦ばせる程度の刺激しか与えられない。


「イリーナ、ずいぶんと感じているみたいだな?」


 クリスの右手がイリーナの股間に伸ばされる。


「あっ……そこは……あんっ……♡」


 クリスの手がイリーナの秘所に触れた瞬間、彼女はビクッと身体を震わせた。そこは既にぐっしょりと濡れており、彼女が快楽を感じていることを物語っている。


「いやらしい娘だ……」


 クリスはそう言いながら、イリーナの膣内に指を入れていく……。そして彼女の一番感じる部分を探り当てると、そこを中心に責め立て始めた……。


「あぁっ……♡あっ……♡だめっ♡おかしくなっちゃいますぅっ♡」


 イリーナは今までずっと焦らされていた分、その快楽に抗うことはできなかった……。

 クリスの太い指が、イリーナの膣壁を擦る度、彼女の口からは甘い吐息が漏れ出す……。


「んっ……♡あっ……♡だめです、そんな……♡」


 イリーナはその快感を享受しながら身悶えし続けている……。

 ボンッ!ボンッ!と、自分達の攻撃など眼中にない様子の巨人たちに苛立ちを覚えたのか、小人の戦闘機達はさらに攻撃を強めてくる。


 小人達の攻撃をその身に受けているのに、全く動じることなく、高層ビルの倍はあろう巨体を捩らせ、弄り合う二人の巨人の姿は、まさしく神話に出てくる怪物そのものの姿だった。


「あんっ……♡あぁっ……♡」


 イリーナは小人達の戦闘機の攻撃による刺激による、何とも言えない絶妙なくすぐったさで、何度も絶頂を迎えそうになる……。

 だが、小人の攻撃だけでは、弱すぎて物足りないのだ……。

 胸やお腹、お尻への刺激は十分感じている。

 しかし、クリスの与えてくれる快楽には遠く及ばない……。


「はぁっ……♡あぁっ……♡」


 小人軍の無数のミサイルや機銃なんかよりも、クリスの力強い愛撫の方が何百倍も強くて、気持ちがいい。


「んん……♡ふぁ……♡」


 イリーナは小人の非力な攻撃とクリスの力強い刺激に挟まれながら、今のこの状態が愛しくて仕方がなかった。だから小人の攻撃に耐え続ける……。

 そうしている内に、とうとうミサイルの攻撃は終わりを迎えようとして、小人の戦闘機たちは、帰投し始めてその数を減らしつつある。


「はぁ……♡あっ……♡んんっ……♡」


 もう既に胸や股間を中心に爆撃され続け、身も心も限界寸前のイリーナは、もう我慢が出来なかった。


「ご主人様のが、欲しいです……♡」


 クリスの耳に入るようにそう囁きながら、体を捻って振り向く。そして彼の顔を見つめながら微笑みかけた。

 彼女の目は潤み、頰は紅潮し、口の端からは一筋のよだれが垂れている。それは普段の姿とはかけ離れた妖艶な姿そのものだった……。

 そんな表情を見せられて、興奮しない男などいないだろう……。


「しょうがないな……淫乱女め……」


 クリスはそう言ってニヤリと笑うと、イリーナの唇を奪い、そのまま舌を入れ込み、彼女の舌と絡ませる……。


「んっ……♡」


 イリーナも突然の出来事に驚いたものの、すぐに受け入れて、口蓋、歯茎、内頬……口内全ての粘膜がクリスの舌に蹂躙され尽くされる。

 二人の唾液が混じり合い、お互いの体温を伝え合ったのち、口唇を離すと銀の糸を引くようにそれが伸びて切れた。


「よし、残っている下着も脱ぎ捨てて、そのビルに手ついて尻を突き出せ」

「はい……♡」


 クリスはイリーナの白い下着を脱がせると、高層ビルの屋上に手をつかせた。

 高層ビルも巨人達が隣に建つと、太ももほどの高さしかないが、それでも地上200メートル近くはある立派な高層建築なのだ。

 そんな高層建築物に、イリーナは窮屈そうに両手をつき、尻を突きだして屈んだ。


「はぁっ……♡」


 イリーナの美しい巨大なヒップが露わとなった。そしてそのお尻には、彼女の愛液が滴り落ちており、まるでよだれを垂らしているかのように見えてしまう……。


「良い眺めだ……」


 クリスは満足そうに言うと、その巨大な尻に手を伸ばすと、優しく撫で始めた……。


「んっ……♡あっ……♡」


 イリーナはその優しい感触に酔いしれるように身体をくねらせながら甘い吐息を漏らす……。


「こんなに濡らして、いけない娘だ」


 クリスはそう言うと、彼女の秘所を優しく指で撫で上げた。そしてそのまま何度も往復させるように刺激を与えると、今度は中へと指を侵入させていく。


「……っ♡あぁっ……♡」


 膣内に侵入してきた太い指がゆっくりと動き始め、イリーナの弱い部分を責め立てる。その快感に耐えかねた彼女の口からは、甘い吐息が漏れ始めた。


「どうだ?気持ち良いだろう?」


 クリスの言葉にイリーナは小さく頷く。そして指の動きは、彼女の中を探るように指を折り曲げ、中の愛液を掻き出すような動きに変わる。

 その動きに合わせて、イリーナが体を震わせて大きな胸が揺れている……。 


「はぁっ……♡あぁっ……♡」


 徐々に息が荒くなる彼女を見て、クリスはさらに強く刺激を与え始める……。


 ぬちゅ……。


「っ!!?」


 イリーナの膣内掻き分け手入り込むクリスの2本の指。だが、それだけではない、指以外に小さな異物の存在を感じ取った。


(あっ……!)


 それが何かを認識した途端、イリーナの表情が変わった。

 間違いない、この感触は小人だ。それも1人や2人ではなく、数百はいるだろう。


「ご主人様……♡これは……」


 イリーナは不安そうな声で尋ねる……。


「ああ、どうだ?気持ちいいだろ?」

「いやっ……♡だめです、こんな……かわいそうです」


 ねじ込まれた小人達は巨大なまんこに潰されたくない思いで、小さな体を必死に動かしてイリーナの敏感な部分から逃れようと暴れている。だが、その刺激がイリーナに強烈な刺激を与える結果になり、肉壁がきゅうっと狭まり、小人達をさらに圧迫する形となってしまう。


「あぁっ♡だめっ……♡」


 しかし、それでもなお、クリスの手の動きは止まらない。それどころか、また再びどこからか捕まえてきた小人をイリーナの中に追加してくる。


「んっ!あぁっ……♡」


 イリーナの膣には大量の小人達が詰め込まれて、その快感から愛液がさらに溢れ出し、太腿を伝って流れ落ちていく……。


「ふふっ、可愛いな……」


 クリスは笑いながらそう言うと、膣内に指を入れて、中に入っている小人を追いたてるようにゆっくりと回していく。


「いやぁ……♡」


 小人達は狭い膣内を必死になって無理やり動き回る。それだけでも気持ちが良いのに、クリスの指が逃げ回る彼らを追いかけて、捕まえるとイリーナの膣壁に押し付け回して、彼女のヒダに擦っていく。


「あぁっ♡あぁっ……♡」


 イリーナはその快楽に悶え、無意識に腰を振ってしまう……。クリスの手から逃れようと必死の小人達は巨大な性器と指の間で潰れるか、大量の愛液の海に溺れて、どんどんその数を減らしてしまう。


「ふふ、イリーナ、だいぶ感じてきたみたいだな?」

「はい……♡すごいです……こんな……」


 膣内に詰め込まれた小人達の数は数百を超えている。それらが暴れるようにイリーナの敏感な部分を責め立てるのだ。並大抵の刺激ではない。

 やがて限界が近づいてきたのだろう。イリーナは体を仰け反らせながら絶頂を迎えようとしていた。しかし、それでもなおクリスの手の動きが止まることはない……。


「あぁっ♡だめっ♡もうイッちゃう……♡」


 そしてついにその時が訪れると……。


「はぁっ……♡あぁぁっ〜〜♡♡♡」


 全身を痙攣させながら潮を吹いて絶頂を迎えた……。

 イリーナは脱力してしまったのか、その場に膝をついてしまいそうになるが、クリスはそれを許さない。


「おいおい、まだこれからだぞ?」


 クリスは倒れかけていたイリーナを立たせると、その大きなおっぱいを鷲掴みにして揉みしだいていく。


「あっ……♡あぁっ……♡」


 イリーナは快感に悶えながらもクリスの首に腕を巻きつけ、自ら彼の唇を奪う……。そしてそのまま舌を入れ込み、お互いを求め合った。


「んっ……♡はぁっ……♡」


 イリーナはもう完全に蕩けきった表情をしてクリスとのキスに夢中になっている……。そんな彼女にトドメをさすようにクリスはいきり立つ剛直をイリーナの秘所に当てがい、一気に貫いた。


「んんっ!?!♡♡♡♡」


 突然の衝撃にイリーナは目を白黒させる。彼女の膣内で生き残っていた小人は当初の10分の1にまで減っていたが、クリスの剛直が入り込んできたことで、その生き残りも巨人のペニスと膣壁の間で跡形もなくすり潰されてしまう。

 だが、クリスはそんな小さな存在達の最後など構わず抽送を始め、腰を振り始めた……。


 ずぅうううんんん!!ずぅうううんんん!!ずぅうううんんん……!!


 激しい水音と肉同士がぶつかり合う音が廃墟とかした繁華街に響き渡る。音だけではない、巨人達が動くたびに発生する振動で周りの高層ビルは大きく揺れ動き、地震のような衝撃が何度も起こっている。


「あぁっ……♡あぁんっ♡はぁんっ♡」


 イリーナはもはや理性を失いつつあった。ただひたすらに快楽を求め合うために腰を動かし続ける。そしてクリスもまた限界が近かった……。


「ぐっ……!イリーナ、出すぞ……!」

「はいっ……♡中に出してくださいっ♡♡」


 次の瞬間、熱い液体が大量に流れ込んできた。それはイリーナの膣内を埋め尽くし、それでもなお止まらず外に溢れ出すと、巨大な足で踏み荒らしたアスファルトの上にぼちゃぼちゃと音を立てて落ちてゆく。


「あぁ……♡熱い……♡」


 イリーナは体を痙攣させながらクリスの精液を受け止める。激しすぎる抽送と全身を貫く絶頂に、イリーナは立てずに崩れ落ちそうになり、手をついている高層ビルにもたれかかるように倒れ込んでしまう……。

 だが、ビルは巨人の体重を支えることは出来ない。ビルは根元からボキりと折れてしまい、イリーナはそのビルの残骸を抱いた形でその場に倒れてしまった。


 ズズウウンンっ!という重厚感のある地響きとともに、瓦礫と砂埃が舞い上がり、周囲の街並みは無残にも破壊された。


「ふぅ……気持ち良かったぞ……」


 イリーナの膣からずるりとペニスを引き抜くと、その先端から粘度の高い精液が流れ、イリーナがなぎ倒したビルの残骸の山に垂れ落ちる。


 あれ程出したのにも関わらず、クリスのペニスは萎える様子もなく勃起したままだった。


「ふふ、相変わらず凄いですね……」


 イリーナはそう言って微笑むとクリスに近付いてくる。そして彼の足元に跪くと、右手でクリスのモノを包み、愛おしそうに口元を近づけた。


「んっ……ちゅっ……♡」


 イリーナは亀頭に口付けをすると、そのまま口に含んで、舌を使って舐め始める……。


「んっ……♡」


 クリスの剛直はイリーナの唾液と自らの出したもので濡れており、それを綺麗にするように丁寧に舌を這わせる。その快感によってさらに大きさを増す巨人の肉棒。


 無数の小人と、ビルを粉砕して、交わり合っても、巨人の性欲は収まることはない。

 イリーナが口から離すと、唾液まみれになったクリスの剛直は、その大きさを増していた……。


「ふふっ、まだまだ元気みたいですね……♡」

「ああ……まだまだ物足りない……」


 クリスはそう言って、再びイリーナを押し倒した。


「あんっ♡」


 倒れ込む主人とメイドの巨体の先には、道路を逃げ惑う人々や数百台の車が立ち往生していた。

 巨人達からしたら虫けらに等しい存在であるこの街の住人たち。

 そんな彼らに遠慮する必要はないと、クリスとイリーナはベッドにでも横たわるかの如く、街の人々と車を踏み潰しながら、倒れ込んだ。


 ズウウンン……。

 イリーナの体重によって、無数の小人とビルが潰される。地面が大きく陥没し、巨大な亀裂が入る。

 運良く巨人の下敷きにならなかった小人が悲鳴を上げながら逃げ惑う。


 しかし、そんな悲鳴もクリスの巨大な肉棒を再び挿入した瞬間、止んでしまう。

 ズンッ!と重い衝撃がイリーナの身体を通して街の人々に伝わり、走っているものも、転んでいるものも、身体が浮いてしまうほどだった。


「あぁっ……♡」


 イリーナは歓喜の声を上げると自ら腰を振り始める。それに合わせてクリスも腰を動かし始めた……。

 ずぅううんん!!ずぅううんん!!ずぅううんん!!500メートル近くある巨体を誇る巨人達による壮絶な交尾が再開された……。

 巨体同士がぶつかり合う衝撃は遥かに離れた遠くの町まで、低重音と共に響き渡る。


 イリーナの膣からは愛液が止めどなく流れ出ており、クリスはそれを潤滑油にして更に動きを早める……。


 ズドォオオオンン!!! 激しい衝突音が鳴り響き、イリーナの秘所からは愛液が吹き出し、周囲の車を押し流してしまう。しかしそれでもなお、二人の行為は止まらない……。


「あぁっ……♡お腹、熱いっ……♡」


 イリーナの膣内では、クリスの剛直が暴れ回り、子宮口を何度もノックする。その度に彼女の口からは甘い吐息が漏れだし、快感のあまり暴れる巨人の手足が回りのビルに襲い掛かり、次々と倒壊させていく。


「んあああっ!!、ああっ♡♡!!」


 半壊した繁華街のなかで銀色の長い髪が建物の瓦礫や車に絡み乱れて、 何度も絶叫するように叫ぶイリーナ。

 小人ビルをなぎ倒しながらピストン運動を行う姿に人々は震え上がった。そして同時に絶望して、巨人達の行為によって街が破壊されていく様を、ただ眺めることしかできなかった……。


「ああぁっ!!、あっ……♡んっ……♡」


 イリーナの嬌声とクリスの腰使いが重なる……。二人が激しく動く度に地響きが起こり、 窓ガラスは弾けて、道路や建物が崩れていく。既にこの街は巨人達の精力によって壊滅状態になっていたのだ……。


「あぁっ!、お腹の中、ご主人様ので、いっぱいに……っ!♡」


 イリーナはクリスに抱きつきながら、そう呟く。小人の乗り物や建物では物足りなかったイリーナは、クリスの巨大な肉棒によって蹂躙されるこの状況に興奮していた。


「ふふっ、イリーナ、もっと欲しいのか?」

「はい……♡もっとください……!もっとぉ!!♡」


 イリーナがそう答えると、クリスは答えるように彼女の太ももを掴んで、より深く、より激しく動いた。

 ずぅううんん!!ずぅううんん!! イリーナのお尻とクリスの大きな股間がぶつかり合い、ビルをなぎ倒すような衝撃が起こる。

 その衝撃は凄まじく、街全体が揺れ動き、巨人の嬌声が街全体を揺さぶりにかかるほどだった。そして巨大な肉棒が何度もイリーナの膣壁を擦り上げながら出入りを繰り返す……。その度に彼女は身体を仰け反らせながら絶頂した……。


「あぁんっ!♡ああぁっ!♡♡ああぁぁっ!!♡♡♡」


 イリーナの秘所は愛液で溢れ、クリスが腰を動かす度に水音と肉同士がぶつかり合う音が響く。そして同時に小人のビルや車を押し潰しながらピストンを続ける……。


「あぁっ!♡♡すごいっ!♡あぁんっ!♡♡イクッ!♡♡イッちゃうぅううっ!!!♡♡♡♡♡」


 そんな激しい交尾に、イリーナは何度も絶頂を迎える。二人の性行為によって街全体が圧し潰される人々の悲鳴や叫び声が何処からも上がっていたが、 イリーナたちにとってはそれも快楽の一つに過ぎない。


「あぁっ!♡んぁっ!♡♡ああぁぁああぁああぁあああっ!!♡♡♡♡」


 絶頂を迎えたイリーナはクリスの体にしがみつき、嬌声を上げながら絶頂した……。

 その拍子に膣がきゅううっと締まり、クリスも限界を迎える。そして彼女の一番深いところまでずっぽりと差し込んだところで、熱い大量の精液を注ぎ込んだ……。


「あぁ……♡熱い……♡」


 子宮の中にまで入り込んでくる熱を感じながら、イリーナは満足そうな笑みを浮かべた。

 そして、ゆっくりとクリスの剛直が引き抜かれると、大量の精液が溢れ出してきた……。


「あぁ……♡すごい量……♡」


 イリーナはそう言いながら、自分に注ぎ込まれた大量の精液を見て、恍惚とした表情を浮かべる。


「ああ、こんなに出したのは久しぶりだな……」


 クリスはそう言いながら、イリーナの秘所に手を伸ばし、まだ興奮覚め止まぬ女性器の口を優しく広げてみた。

 するとそこから大量の白濁液が流れ出し、地面に大きな染みを作った。


「あん……♡」


 イリーナは恥ずかしそうな表情を浮かべるが、その表情には喜びも含まれていた……。

 彼女の股間からは、未だに注ぎ込まれた白い精液が流れ出ている。よく見ればその中に無数の赤黒い粒が浮いているのが見える。

 それらは超巨大カップルのHのために使われた人間の成れの果てであった。


 クリスはそんな光景に興奮を覚えつつも、イリーナにキスをした。


「んっ……♡ちゅっ……♡」


 舌を入れ込み、お互いの唾液を交換し合う濃厚なディープキス……。その間もイリーナはクリスのモノを愛おしそうに握り続けている……。

 やがて唇を離すと、二人の間に銀色の糸が引かれた。そして二人は見つめ合うと再び唇を重ねるのだった……。


***


 それから一時間ほどの間、疲れ果てた二人は廃墟となった繁華街の中で身体を横たえながら、行為の余韻に浸っていた。

 その一方で、ビルの瓦礫の陰で生き残った小人達は戦慄していた。自分たちを見下ろす巨人が行為を終えた後だとはいえ、その威圧感は凄まじいものがあったからだ。

 そんな彼らは恐怖で身体が震え上がりながらも、なんとか逃げ出すべく、巨人たちに見つからないよう、ネズミのように瓦礫の陰を移動して巨人たちから離れていった。


「はぁ……♡気持ちよかったです……♡」

「ああ、最高だった……」


 二人はビルの瓦礫の上で横になり、幸せそうな表情を浮かべて抱き合うようにして寝ている周囲には無残な姿のビルや車が散乱しており、二人の大量の汗や愛液といった液体が作りだしたシミと巨大なクレーターがいくつもできている。

 幾つもの建物を破壊し、数万人の小人を虐殺して、ようやく満足した巨人たちは、性行為後の余韻にひたり、このまま眠ってしまおうとしていた……。


 そんな中、二人の身体に再び爆炎が上がる。

 燃料弾薬を補充した戦闘機による攻撃が開始されたのだ。


「無駄なのに、また攻撃してくるなんて……」


 イリーナは気だるげに起き上がり、髪や身体に着いた煤や瓦礫を払いながら言う。


「まあ、仕方ないさ……そういう任務なんだからな……」


 クリスもまた上半身を起こして答える。


「でも、鬱陶しい……」


 行為中の攻撃は、快感によって支配されていたため特に気にならなかったし、身体中に攻撃を受けてもかすり傷一つ付かない自分達の圧倒的な優越感を実感しながら、快感に浸っていたが今は違う……。


 セックスの後の気だるい余韻と、全身に感じる疲労感によって思考が鈍ってしまっているせいか、今は攻撃をしてくる小人たちがとても鬱陶しく思えたのだ。


「そうだな、そろそろ帰るか」

「はい」


 二人の巨人は軽く返事をすると、ゆっくりと立ち上がる。そして来た時同様、雲のような濃い煙が二人を包み、その巨体が消えていく……。

 そして次の瞬間、クリスとイリーナは小人の街から姿を消していた。


 あとに残されたのは、無残に破壊された街と、残骸と化した小人の都市だった。

5.エピローグ

 開放感のある高い天井、豪華な装飾を施した家具、ふかふかの赤い絨毯、そして大きな天蓋付きのキングサイズベッドがあっても狭さを全く感じさせない広々とした空間……。

 まさに王侯貴族が使うような、そんな部屋に湯浴みを終えたバスローブ姿のイリーナが入ってくる。


「ふう……気持ちよかった……」


 濡れた髪をタオルで拭きながらベッドに腰掛け、サイドテーブルにおかれた水差しからコップに水を注いで一気に飲み干す。


「い、いかがでしたでしょうか、イリーナお嬢様……?」


 どこからか、クリスの声が聞こえてくる。

 だが、その姿はどこにも見えない。


「まあまあかしら?」


 イリーナはサイドボードの上に視線を向けて答える。

 彼女の視線を辿った先を良く見てみると、クリスがそこにいた。

 たがしかし、その大きさはイリーナに比べて100 分の1の小人サイズであった。


「そ、そんな……お嬢様に言われた通りに演技したつもりなんですが……」


 クリスはイリーナの評価に肩を落とす。

 そんな、クリスの反応をよそにイリーナはさらに畳み掛ける。


「主人に命令されて、仕方なく街を破壊する巨大メイド……。設定は面白そうだと思ったけれど……。でも、結局いつもどおりの締め方で、しかもあなたの演技もイマイチ……」

「ええ、そんな……。脚本はお嬢様が書いたのに……」


 そんなやり取りを重ねる二人。小人の街で大暴れしていた時とは全く逆の平身低頭なクリスと、高圧的なイリーナ。

 だが、これが彼らの本来の姿。小人の街で見せた二人の態度は演技にすぎない。

 良家の令嬢であるイリーナと小人の従者クリス。それが二人の本来の関係なのであり、イリーナは主人として小人のクリスを退屈しのぎのオモチャにし、クリスはそんな主人が満足するまで彼女の命令に忠実に従う従者である。


「はぁ、あなた……私に口答えする気?」

「いえっ!!滅相もございません、イリーナお嬢様……」


 ため息混じりに言うイリーナに対して、クリスは震え声で答える。


「そう、なら良いけれど……。でも、こんなチビに相手にご主人様だなんて、可笑しくって何度も笑いそうになったわ」


 クリスを見つめる彼女の瞳は怪しく光り輝き、その口元に浮かぶ笑みはとても蠱惑的であった。

 そして彼女はゆっくりとサイドボードに立つ小人のクリスに近づいていく。


「お、お嬢様……何を……」


 クリスは恐怖に怯えながら後ずさりするが、イリーナは止まらない。

 さっきまでの小人の世界で見せた態度が嘘のように、クリスは巨大な姿のイリーナに怯えていた。


「そういえば、あなた私に『重い』って言ったわね?」

「い、いえいえ……あ、あれは……小人目線で言ったのであって、私の役柄的にも言った方がよろしいかと、思いまして……」


 クリスはしどろもどろになりながら答える。

 確かに彼は言った。イリーナの豊満なヒップで小人のビルや駅を潰した時、思わず彼女を指して『重い』などと口走ってしまったのだ。だがしかし、それはあくまで演出の一環であったはずで、彼自身が本心でイリーナのことを重いと言ったわけではない。

 しかし、そんな彼の弁明など、イリーナにとっては全く無意味だった。


「……生意気ね」

「そんな、お嬢様!私はただ、脚本通りに演じただけなんです!」


 クリスは必死に弁明するが、イリーナは全く聞く耳を持たない。そして、彼女はクリスの小さな身体を摘み上げ、ベッドの上に放り投げた。


「あぅっ!」


 クリスは小さい悲鳴をあげて、ベッドの上に落下する。シーツの上はとても柔らかく、痛みはないのだが、それでもクリスは恐怖に震えていた。


「お、お嬢様……何を……」

「何って、『お仕置き』よ」


 イリーナはそう言って微笑むと、そのままベッドに乗り込み、小人のクリスの真上に跨った。


「ま、まさか……」


 クリスの顔が青ざめた。彼はこれから行われるであろうことを察してしまったようだった。


「や、やめてください……お願いします……」


 しかし、イリーナはその反応を楽しむかのように微笑むだけで何も答えない。


 クリスは目に涙を浮かべながら何度も止めるよう懇願するが、イリーナはそれを無視して巨大なお尻を下ろし始めた。


「さあ、私が重いのかどうか……しっかり味わって貰うわよ……」

「た、助けて!誰か!」


 クリスは悲鳴をあげるが、その声は誰にも届かない。

 そして、主人の巨大なお尻がシーツに下ろされると、小人の従者の叫び声も聞こえなくなった。

 お尻の下で必死に踠いているクリスを感じながら、イリーナはさらなる快感を求めてお尻を動かし続ける。


「あぁ、気持ち良いぃ……」


 イリーナの口から艶っぽい吐息が漏れる。その声からは快楽と弑虐の感情が入り混じっている。

 こうして、今日もまた巨人の主人に弄ばれ、玩具にされる小人の従者の1日が過ぎていくのであった……。


七重山吹 PIXIV FANBOX 125 favs
VIEWS1
FILES1 file
POSTEDJun 7, 2024
ARCHIVEDJun 10, 2026