いつもご支援ありがとうございます!✨
お正月気分を味わう余裕もないままに1月が過ぎ去ろうとしているのでビビります…!
今月は絵はおろか、ほとんどTwitterにも浮上できず、ずっと新連載に向けた準備でひっしになっていました。
その辺のお話を今月の記事では可能な限りお伝えできればと思います!(言いたいだけ説)
というワケで、2024年はじまりの月、1月のご報告記事、はりきって参ります!!
①新連載(雑草JK)の話(ボロ泣き)
②マス恋の話
③注目している漫画の紹介
④来月の話
それでは順を追ってまいります!✨
今回も、長文ゴメンナサイ💦
①新連載(雑草JK)の話(ボロ泣き)
改めての紹介にはなりますが、2023年12月1日にPASH!文庫から発売されたラノベ「今宵も俺は女子高生と雑草(晩餐)を探す」のコミカライズを私が担当することが同日にアナウンスされました✨
現時点で私から出せている情報としては、
・PASH! UP で連載予定 (ニコニコなどにも配信されるはず…)
・2024年春頃スタート予定
・主要なキャラクターデザイン
といった情報が出し済みかと思います。
<ボロ泣きした話>
で、ここからは恐らくFANBOXでのみお話する内容です。
以前から記事では色々とにおわせ続けてきましたが、この雑草JKという作品と私が出会ったきっかけは、「とあるコミカライズ連載獲得コンペの落選」でした。
去年の夏、コンペに落ちたんです。
かなり頑張って挑んだんですが、最終選考で選ばれず落選となりました。
ただ、漫画スキルがダメだったのではなく、落選したのは「より作品に合う作家を選んだ」という経緯だったようで、理由についても非常に納得ができました。
ここで想定外のミラクルが!
応募コンペには落選したものの、「別でピッタリな作品がある」(要約)ということで同編集部からオファーをいただいたのです…!(コンペなし)
それが雑草JKでした。
落選した作品はジャンルが未経験だったんですが、雑草JKは現代ラブコメであり、経験的にいっても私が最も力を発揮できるジャンル。
概要を聞いて即答でお受けし、今に至ります。
ただラッキーだから受けたのではなく、本作では私が漫画で描きたいテーマ(家族など)と共通点が多く、そういった事情からも本気で挑もうと思いました。
これが2023年7月の話です。
当時はまだマス恋連載の真っ最中だったので、合間に進めていこうということになり、実際のところキャラクターデザインに着手したのが10月末から、各話分割プロットに着手し始めたのはそのあと。
続いて原作ラノベが12月1日に発売されると同時に、私がコミカライズ担当であることが発表されました。
そしてこの1月、マス恋の原稿作業が無くなったので本格的に雑草JKへの取り組みがスタートしました。
まずは1話ネーム。
とても重要な最初の回です。
三が日から1話ネームに取り掛かりました。
マス恋で18回ネームを通してきたので、ノウハウを活かしつつ新しい原作である雑草JKのネームに集中しました。
連日ずっとネームネームネームネーム…。
担当さんやその編集部の皆様も真剣にネームと向き合ってくださって、満足のいく出来になるまで何度もリテイクや修正を繰り返しました。
マス恋は流れができていたので、ネームの戻し(リテイク)は1~2回でした。
それが、新作ということもあって なかなか勝手がつかめず、何度修正しても赤字赤字赤字(編集が入れる修正指示)
根気強く修正に付き合ってくれる担当さんには感謝するばかりで、申し訳ないと思う気持ちになりながら、何度も修正しました。
ネームの修正の最中、あることにようやく気が付きました。
きっかけは、担当さんが別の編集さんにネームを見てもらって意見をもらったときでした。
もちろん私の担当ではないので、あくまでご意見を頂戴するという形だったのですが、そのご意見にこんな感じの一文がありました。
「一生懸命で真面目なネームだと思います」
その真面目さが活かされている点も挙げてくださっていました。
ただ、真面目であっても面白くはないということを文章から感じ取りました。
さらに別の編集者からのご意見で
「読者を置いてってる。ご都合主義に見える」
というのもありました。
お二人のご意見をまとめて要約すると、
「原作を真面目に漫画化しようとするあまり、キャラがセリフをしゃべらされて芝居をしている感じがあって白けてしまう。丁寧だが無駄に間延びしているシーンが多く、逆に感情の流れや重要なシーンがしっかり描かれていないので、読者に感動が伝わらない。原作への割り切りと演出が必要」といった感じです(間違ってるかも)
(※もちろんこの後、私の担当者さんはご意見を取りまとめた上で、担当としてしっかりお仕事してくださいました)
真面目に一生懸命やるというのは、私の個性のようなもので、とにかくその点については自覚があります。
ただ、「面白い漫画にするためにメリハリと演出を加えていこう」という挑戦的な考えは持てずにいました。
今まで2年かけてやってきた自分の中での漫画の文法が、売れるためには不十分すぎると気づきました。
「面白い」
漫画にとって何よりも大事なこの点を、ないがしろにしていたとすら言えます。
雑草JK1話のネームを通じて、面白い漫画にするためにどうすればいいのか、どう描けば漫画で面白さを伝えられるのか、そういったステージでの戦いが始まりました。
そこからまたさらに連日ネームネームネーム...
そして、ネームに着手してから3週間が経過。
満身創痍で何度目かわからない修正ネームを担当さんに送ったところ、こんな返事がきました。
「だいたいOKで、面白くなってきていると思います!」
...まだ完全にOKじゃないし、面白いではなく、なってきていると思います、というお返事でした。
でも、この返事が届いた瞬間、
ポロポロと泣いてしました。
色んな感情が入り混じった涙でした。
ただ嬉しい涙であることは間違いなかったです。
初稿からほぼ大半に修正が入り、面白くなるように何度も修正を重ねてきたネームが、面白くなってきたと言われた瞬間、私の感情が溢れてしまいました。
もちろん、ほとんどの修正箇所は担当さんの赤字によるもので、どこまでが私の漫画か もはや分からないのですが、それでも、です。
年のせいで前頭葉が弱ってますから、涙腺が弱いのは今に始まったことではないのですが、この瞬間はいつもよりたくさん涙が出ました。
このネームが突破できなかったら、もう漫画家は能力的に無理なのかもとすら思っていました。
そして、細かい修正をいくつかしたのち、ネームは無事に通りました。
その後、通話で担当さんが言いました。
「このネーム、お気に入りです!」
通話でまた泣きそうになりましたが、さすがにみっともないのでグッとこらえて笑いました。
とはいえこれで終わりではありません。
連載開始するためには、まずネームを3話分用意しなくちゃいけません。
早速2話のネームに取り掛かりました。
1話のネームで学んだこと、経験したこと、しっかりと2話のネームに活かすぞ…!!
そんな意気込みで!
そして1話ネームが通ってから1週間後、2話のネームができました。
「これは…面白いはず…!!!」
1話ネームの初稿では全くダメだった部分を、2話ネーム初稿ではかなり改善したので、意気揚々と担当さんにネームを送りました。
そして緊張しながら返事を待つこと数時間...
さっそく連絡が来ました!緊張の瞬間です。
2話のネーム…いい感じって言ってもらえるかも…!
「全然ダメです!」(超要約)
\(^o^)/ワァ
↑ 昨日の話
...来月に続きます _:(´ཀ`」 ∠):
②マス恋の話
1月は、3日に16話(2)、17日に17話(1)が配信スタートになりました✨
※16話(2)より
※17話(1)より
16~17話にかけて、文化祭でのお話となり、いよいよ物語が佳境を迎えます…!
真守と紗綾は無事に互いの気持ちが通じ合うのか…!?
璃子と藤崎の関係はどう決着がつくのか…!?
未読の方は是非! → https://piccoma.com/web/product/109960?etype=episode
18話にかけて、この物語の「答え」を、どうぞお楽しみください✨
で、色々こちらも語りたいのですが、①の雑草JKの話がやたら長文になってしまったので、マス恋のウラ話はまた改めてお話できればと思います💦
あ!今は単行本作業をしているので、無事に終われば3巻出せると思いますので、こちらも発表された折にはよろしくお願いします(*´▽`*)
③注目している漫画の紹介
最近私が色々な意味で注目している漫画があります👀
その作品は「描くなるうえは」という、いわゆるギャル×陰キャオタクのラブコメです。
なので、マス恋とベクトルはちょびっと似ています。
が!注目しているのはそういった点ではないんです。
私は漫画のコマ割り(特にめくり)に魅了されています。
詳しくはわからないのですが、この「描くなるうえは」。原作が高畑弓先生、漫画が蒲タニ先生とのことです。
前作の「人類を滅亡させてはいけません」でもこのお二人はタッグを組まれており、同コンビでの2作品のようです。
高畑弓先生自身も、以前に「死なないで!明日川さん」で漫画連載されており、この「描くなるうえは」では原作・ネーム担当をされているとのことです。(プロフ参考)
作画は蒲タニ先生がされているということで、私が魅了されているコマ割りをどういった役割分担、もしくは相乗効果で生み出されているのかは定かではないですが、この漫画でしか体験できない感覚が確かにあります。
こちら、蒲タニ先生がご自身でツイートされた漫画のツリーツイートです。
↓
私は現在、ラノベを漫画にすることで連載しているワケですが、ラノベはラノベに最適化された文章構成をしていて、それを漫画にするとなると意外と難しく、いつもコマ割りに苦労しています。
この「描くなるうえは」から、学ぶことがたくさんあると感じていて、目が離せません。
もちろんストーリーもすごく面白いです!
ギャルとオタクが漫画家を目指す物語なので、私自身が共感する部分がとても多く(漫画の苦労とか…)、そういった感情移入もあってか何度も泣いてしまいました。
そして、忘れちゃいけないラブコメ要素があります。
そう。ラッキースケベです(ドン!)
マス恋ではなかなかそういったシーンがなかったので、お色気関係については不勉強なところが多く、今後ラブコメを描いていきたいと思う私にとって大きな課題でもありました。
そういった課題についても、この「描くなるうえは」は私にとってひとつの導きの光のように感じています。
ストーリーの構成についても魅力に感じていて、以前の記事で紹介した「黒岩メダカに私の可愛いが通じない」も、ギャルと陰キャ(寺の息子)の凸凹ラブコメですが、こちらはあくまで「様々なタイプのライバルに負けずに主人公との恋愛を成就させる」ことが本筋になっていて、「描くなるうえは」のような「漫画家になりたい + 疑似恋愛から恋愛へ」 のように、表のストーリーと裏のストーリーが明確に分かれていません。(もちろん黒岩~の漫画も表裏ちゃんとあります)
「それでも歩寄せてくる」は「将棋+恋愛」ですし、「その着せ替え人形は恋をする」では、「コスプレ製作+恋愛」といった感じです。
いずれ結ばれるであろう二人が、何かを目指して、そこに向かう道中で通じ合ったりすれ違ったり、時には大喧嘩をしたり、そういった構成のお話。
そういう表と裏のかけあいが「描くなるうえは」では私好みに描かれていて、先日発売された単行本2巻では、より面白さが加速していました…!
思うまま書き散らかしてしまいましたが、「描くなるうえは」は、色々な視点から私が注目していて、楽しく読ませていただいている漫画です。
もしご興味持っていただけたようでしたら、是非読んでみてください!✨
↓ ヤングアニマルwebで連載中のページはコチラ
④来月の話
ずっとネーム漬けで終わってしまった1月でしたが、2月も…ネームですね…_:(´ཀ`」 ∠):
ここが通らないと前に進めないので、2月の早い段階でなんとしてもネームを通して、作画に入りたいです。
作画に入れば、私のスケジュール次第になってくるので、ツイッター浮上率もグンと上がるハズ。
今はとにかくネームの直しを繰り返している状況なので、担当さんにもかなりご迷惑をおかけしている手前、別の事やりづらいんですよね💦(担当さんは休みましょう!といつも言ってくれますお優しい!)
今、ネームで悪戦苦闘していますが、これって自分がオリジナルの漫画描く際にはめちゃくちゃ重要で、今この試練を乗り越えることこそが、面白い漫画を皆さまにお届けするために必要だって感じています。
また来月も長文記事書くとは思うんですが、少しでも進歩したお姿をお見せできるように頑張ってきます!!!!💨