卒服という謎のファッションがいつの間にか出現し、そのまま定着したので一回調べてみようと思って調べました。女児服の歴史本とかいつか作りたいものですね。
1998-2000年ごろ
雑誌『小学六年生』の卒業式のファッション記事をみると「ジャケット+チェック柄スカート+リボン」といった現代的な卒服は見当たらない。
2007~2008年ごろ この頃に卒服が誕生???
2007年の産経朝刊(2/20)にジャケット+チェック柄スカート+リボンの卒業式用の服が流行と記載される。同年のニコラ3月号をみると確かにそういった柄の卒業式用の服が記載されている。またニコプチ2008年冬号にも「ジャケット+チェック柄スカート+リボン」の女子学生的な卒業式用の服が記載されている。
2011~2013ごろ AKB風の卒服のピーク
2011年の読売大阪朝刊(1/13)にAKB的卒業式用の服(女子学生制服を装飾したもの)が流行とある。また2013年の東京新聞には「一昨年前にAKB風のものが流行」とある。2017年の毎日新聞東京朝刊(2/27)には「5年ほど前にAKB的なものが流行」とある。なので2011-2013年頃にAKB的な装飾が多めの卒服が流行していたと考えられる。
2015年ごろ 小学生の卒業式に袴をはくことが流行り始める
2015年朝日新聞夕刊(3/6)に卒業式に袴をはくことが流行していることが記載されている。東北地方で袴姿の多かったのが、震災後にテレビで紹介されたのがキッカケとある。ただし袴の流行の原因としては「ちはやふる」(映画化2016年)の影響説もある(日経新聞夕刊2018/3/22)。またニコプチ2017年2月号に袴人気が急上昇とある。なお2017年以前のニコプチでは卒業式に袴をはくことはほとんど取り上げられていない。一方でAKB的だった洋装卒服は、シックなものに変化していく。
2017年以降 卒服における袴の流行と、学校による袴自粛の呼びかけ
2017年毎日新聞地方版愛知(3/17)に袴自粛の記事が載る。華美で動きにくいことが主な理由。同様の記事は日経夕刊(2018/3/22)、産経大阪版夕刊(2019/3/18)、東京新聞(2019/3/7)等にもみられる。