『聖なる少女たちの昭和』、とら&メロンに入荷しています。
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とら
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メロン
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「昭和ってエロい、みたいな幻想があるけど、どうなんですか」
「まあわからんね。なんもわからん。というのが感想」
「いや、もう少し真面目に」
「まず、現代もエロいんだよ。だってみんなスマホ持っているから。盗撮も自撮りもやりたい放題でしょ。昭和の人が聞いたら卒倒するよ。で、昭和後期の性行動って今よりは大人しいよ。一番やばいのは平成。2000年代前後が一番性的に早熟。」
「少女写真とかありましたよね。児ポ規制もなかったし」
「でも、わいせつ物規制の枠内で、児ポは当時から刺されている。『児童の性器は性的ではないから、わいせつ物ではない』って論理がエロ本界隈にはあったと思うけど、裁判所はそんなこと当時から認めていない」
「でも児童の人権はなかったでしょ」
「今よりはうるさくないよ。けど昭和後期の乾布摩擦授業とか、女子だけ別室でさせたりね。裸や裸足で学校生活を送らせることもしていたところもあるけど、高学年女子にはシャツぐらいは着せている。修学旅行に男女同室で宿泊させるのも非難の声はあったみたいだし」
「健康優良児検査とか」
「あれは朝日新聞が昭和52年で終わらせている。いろいろ問題だしね」
「じゃあなんで昭和はエロいんですか」
「女子の体格の向上と早熟化が進んだから。初潮とか約2年は早くなった。昭和後期の少女はいまの子となんも変わらない体型をしてる。昭和初期だと小6はいまの小3なみの幼女体型です。しかも、着衣動向の調査みたけど、薄着でブラジャーもしてない」
「なんで薄着だったんでしょうかね」
「そういう流行りだったんだよ。薄着の逆の概念は『コルセット』。コルセット的なヴィクトリアなやり方への反撃が、薄着。身体を締め付けるのは健康にわるい。薄着は、肌の呼吸を妨げない。薄着すると日光に触れて健康になる。みたいな。反コルなんだよ薄着は。70年代にノーブラ運動とかもあったでしょ。」
「今からは考えられない」
「まあ薄着も児童のことを考えてのことでしょ。農村に宿泊させたり。歪んでいるけど、子どものことを考えているという点では児童の人権はあったと。で、昭和後期って子どもの時代なんだよ。団塊の世代が郊外に引っ越して子どもを産みまくる。子どもに教育を施す。子ども部屋を作る。みたいな。あと当時のドラマとか見たけど、ファミリーものや子供向けのものがめちゃくちゃ多い。純粋に子どもが多いんですよ昭和は。」
「でも、まあそういう企ては失敗したと」
「エビデンスはないけど、直観的には大失敗ですよ。だからみんな子どもを産まない」
「昭和はエロいというのはルサンチマンだと」
「たぶんそうなんじゃね。怒られるけど。昭和後期のリバイバルが、キレイなだけで迫真さが無いのは、ルサンチマンから自由だからだと思いますよ。本当に昭和をリバイバルしたかったら、子どもを産めと。子どもだらけの社会を再興しろと。でも、そんなことは絶対に無理です」
「最後になにか一言」
「自分のルサンチマンに向き合えて良かったです。今回も頑張ります。」