■ ヒトイヌ公園が冬季に行っている、ヒトイヌ勉強会。それに参加することを決めたある一組のカップル。結果、彼女たちはとんでもないことになっていきます0w0クワッ!
■ 年末年始で間が空いてしまいましたが、ヒトイヌのすゝめの続きを書いていきます! あと2~3回くらいで〆る予定です。今年もマイペースに自分の性癖に忠実な作品を書いて行きますので、ご支援のほどよろしくお願いいたしますーw-ペコリ
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海咲ちゃんとヒトイヌプレイについて学ぶために来たヒトイヌ公園の勉強会。
本当なら私が海咲ちゃんをヒトイヌにする予定だったのだけど――ヒトイヌになる側の感覚や状態を学ぶために、今回は私がヒトイヌになることになってしまった。
そしてそれはすでにほぼ完成していた。
首から下の全身を覆うラバースーツ。
両手両足をそれぞれ個別に固定するヒトイヌらしい拘束具。
そして、首を常に緩く締め付けてくる首輪。
それらの装飾品を身に着けた私は、自分の小柄な体格も相成って、とてもヒトイヌらしい姿になっていることが想像出来る。
思っていたより、かなり恥ずかしかった。
(四つん這いのせいで、胸が揺れるのがハッキリ感じられて……っ、はうっ……!)
いまの私の胸はラバースーツ以外で支えられていない。ラバースーツだけを身につけていた時は普通に立っていたから気づかなかったけど。
ラバースーツが薄手であることもあって、四つん這いになるとすごく揺れる。
痛むほどは揺れなかったけれど、ブラジャーで抑えている普段に比べると、少しの動きですごく揺れてしまう。
とても恥ずかしいし、揺れることによる刺激が襲いかかってきて、なんだか変な気分にもなってしまう。
(うぅ……っ、もう、十分なくらい味わったんだけど……!)
恥ずかしさのあまり身体が震えて、一層胸の揺れが強まってしまう。
そんな状況にある中、職員さんはさらに拘束具を取り出してきた。
「それでは次はこの開口具を取り付けてみましょう」
職員さんが手に取って見せてくれたのは、特殊な形をした開口具だった。
外見的には、犬の鼻先というか、口元あたりだ。その開口具は大きな分類としてはマスクのような形状であり、装着すると鼻から顔の下半分を覆う形になっている。
開口具らしく、口に咥える部分があるのだけど、その噛みしめる部分には特別な仕組みがあった。
「…………」
海咲ちゃんが無言のまま、私に向けてその口枷の咥える部分を差し出してくる。
私は口の前に突き出されたそれに対し、素直に口を開いて咥えてしまった。
「ぅっ……んっ……!」
その口枷の咥える部分は、マウスピースのように、しっかり口に嵌まるように出来ていた。
しっかりと口に嵌まったことで、舌を抑えて声を発し難くする効果もあるようだ。
いまの私はひたすら呻くことしか出来なくなった。
「んぅ……んっ、んぅぅ……っ」
試しに何か喋ってみようとしたが、声が全然形にならない。
舌を抑えられていることもあるけれど、顎が広がり切っているせいで、うまく声をあげることが出来なかった。
「いま枷を強く噛みしめると、外の顎が開きます。試してみてください」
私は職員さんに言われるまま、噛まされた口枷を強く噛みしめた。
すると、口枷の全体が稼働して、犬っぽい口元が開く。
本来の口を閉じると、外側の口が開くようになっているわけだ。噛み締める力を緩めると、今度は口が閉じる。
「専用の口枷であれば、元々の口と連動して稼働するような仕掛けになっているのですが、レンタル品である簡易型はそういう仕組みになっています。感覚的なものなので、利用者の中にはあえて簡易型を選ぶ方もいらっしゃいますが……」
職員さんの説明になるほどと思わされる。人によってこの口枷をどう感じるかはそれぞれということなのだろう。
私としては、確かに連動して動いてくれる方がわかりやすいような気もするけど、いま身に着けているものも、これはこれでやりやすいかもしれない。
「フーっ……フーっ……」
(それに、しても……)
口が覆われているからか、少し息が苦しい。鼻まで覆うタイプだから仕方ないといえば仕方ないのかもしれない。
私は噛まされた口枷を強く噛み締め、外側の口を開かせた。
そうすると鼻呼吸が少し楽になる。マスクの外の新鮮な空気が吸えるようになって、熱が籠ってぼんやりしかけていた頭がハッキリするようになった。
「次に犬の耳飾り付きのヘッドセットを着けます。こちらにも色々種類がありますが、今回はオーソドックスな、音が聞こえる向きを犬耳からにするものですね」
その犬耳付きのヘッドセットを被せられると、その職員の言葉の意味がわかるようになる。
本来、音は頭の横で聞いている感覚なのだけど、そのヘッドセットを身に着けた途端、頭の上の方にある犬耳飾りで音を聞いているような、そんな感覚になった。
立体音響の技術とか、そういうものを応用しているのかもしれないけれど、なんだかすごく奇妙な感じだ。
ヒトイヌという存在にされている感覚が強まっている感じがする。
そんなことを考えている間に、海咲ちゃんと職員さんの姿が見えなくなっていることに気付く。
部屋から出て行ったわけじゃない。私の背後に回り込んだようだ。
「ンァウ……? ……ンゥっ!?」
私が振り返ろうとしたところで、横から伸びて来た職員さんの手が私の腰を掴む。
決して強い力ではなかったけれど、肘と膝で体を支える四つん這いの状態ではその力にも抗うことなど出来なかった。
「それでは最後に……尻尾を取り付けましょう」
その職員さんの宣言に、わかっていたはずなのに体がびくりと反応してしまった。
そういえばそうだった。ヒトイヌの装着品の中に尻尾飾り付きのアナルプラグも存在しているのだ。
(い、いや、でも、さすがにそれは……っ、あんまり、準備出来てないし……!)
出来ていないのは主に心の準備だ。私は普段、そこを弄ることがない。
海咲ちゃんを責めるときに、海咲ちゃんのを弄ったことはあっても、自分の物を弄られることには慣れていない。
「ンゥウッッ……ンゥッ……!」
必死に体をくねらせて、精一杯の抵抗を示す。
そんな私の反応を見て、職員さんは優しく笑っていた。
「大丈夫ですよ。今回使用するアナルプラグはいくつかある中で最も細く、短いものですから」
それなら大丈夫、とはならないと思う。
アナルプラグを職員さんに渡された海咲ちゃんが、それを持って私の背後、というかお尻のすぐ傍に膝を突く。
ジジジ、と股間のジッパーがずり下げられる感覚があった。
「…………!」
私はそうやって開いた股間の窓に、海咲ちゃんの視線が集中してくるのを感じる。
じっと見つめる彼女の視線が、私にむず痒く感じさせてくる。
「…………ん」
私のそこを見て、海咲ちゃんも何も感じられずにはいられなかったようだ。
私くらいにしかわからない感覚だったけど、かなり興奮した様子でその場所に集中しているのがわかる。
そんな海咲ちゃんの手が動き、私の股間に、肛門にひんやりとするものが触れてくる。
「ン、フッ……っ!」
ぞわぞわ、と例えようのない感覚が背筋を這いあがっていく。
軽い力で肛門が押されているのがわかる。頭では力を抜かないといけないとわかっているのに、自然と体に力が入ってしまう。
そんな私に、職員さんが和やかに声をかけてきた。
「大丈夫です。力を抜いてください。潤滑油も塗ってありますから、傷つける心配は全くありませんよ」
(そう、言われても……っ)
いくら口で説明されても、反射的に力が入ってしまうのは止められない。
すると職員さんは私の腰を抑えていた手を動かし、ラバースーツ越しに背中を撫で挙げて来た。
「ンぅっ……!」
私が身に纏ったラバースーツの上を、温かく柔らかいものが移動していくのがわかる。
つつつ、と程よい刺激が背筋を走った。
「ハフッ……んっ、んんっ……!」
力が抜ける。その瞬間を、海咲ちゃんは見逃さなかった。
ずぶりと私の中に固いものが一気に入ってくる。
「ンひぃっ!」
体全体が跳ねたけれど、その時にはすでにアナルプラグは深々と私の中へと潜り込んでいた。
海咲ちゃんが尻尾飾り全体を掴んで捻ると、カチカチという音がするのと共に体の中に入り込んだアナルプラグが膨らんでいくのがわかる。
体の中から圧迫感を覚えて、形容しようのない感覚に心が震える。
「フーっ……フーっ……!」
「それくらいでいいでしょう。あまり膨らませすぎると、異物感から排泄欲求が生じてしまって、かなり苦しいことになりますから。調教する際にはそれを活用することもありますけれど……」
「…………」
海咲ちゃんが職員さんの話をこの上なく真剣に聞いているのがわかる。
今回は特別で、今度は私が海咲ちゃんをこうしてあげることになるはずなのだけど。
(海咲ちゃん……?)
わずかに不安のようなものが胸の中に生じるのを感じる。
それはそれとして、私はお尻から垂れさがっているものがある感覚にどうにもなれなかった。
(うぅ……変な感じ……っ。お尻に自然と力が入って……んっ……!)
思わず肛門に力を入れてしまった結果、お尻に刺さっているそれが動くのがわかった。
ぴょこん、とアナルプラグに取り付けられている尻尾飾りが立ち上がって、尻尾を立てているような状態になる。
それ自体はアナルプラグ内に仕込まれた機械が動いて動かしているのだけど、大きな尻尾飾りが動くことで、自然とそれが繋がっているアナルプラグ全体にも影響を及ぼす。
尻尾飾りが動く度に、体内に入り込んでいるアナルプラグがぐりぐりと揺らされているように感じた。
(くぅうう……っ! 体の中、弄り回されてるみたいで……っ、変な、感じ……っ)
そこに集中しなければいいのかもしれないけれど、どうしても異物感が強くてそこを意識せざるを得ない。
そうなるとますます動く感覚が感じられてしまい、余計にそれを意識して――と無限ループが発生していた。
ぷるぷる震えていると、私の首に職員さんが触れて来て、カチリという音と共に、私の首輪にリードが繋げられた。
「それではこれで装着は終了です。お疲れさまでした。次ですが……」
職員さんは私ではなく、海咲ちゃんに向かって説明をしていた。
いまの私はヒトイヌで、ご主人様である海咲ちゃんに従うことしか出来ないから、それはある意味当然だ。
初めてそんな状態になった私は、惨めさや情けなさを感じていたけれど、それと同じくらい、不思議な高揚感も覚えていた。
自分の全部を人に委ねる感覚。普通なら不安になるところだけど、相手が海咲ちゃんというだけで、全然違う感想になる。
「……では、お気をつけて」
私が不思議な感覚に浸っている間に、説明が終わったようだ。
首輪に繋げられたリードの先は、海咲ちゃんの手に渡っている。
職員さんが出て行ったあとは、私と海咲ちゃんだけが残された。
私が海咲ちゃんを見上げると、彼女は握ったリードをじっと見つめていた。
行先はいまいちよくわからないけれど、とにかく部屋から出ないことには始まらないだろう。
「ンゥッ、ンウゥッ」
海咲ちゃんを見上げたまま、私は軽く唸ってみた。
すると海咲ちゃんが私の方を見て、膝を突いて視線を下げてくれる。
おかげで首が痛くなるほど上を見なくてもよくなった。
「…………」
海咲ちゃんは相変わらず表情の読みにくい顔をしつつ、その手を伸ばして私の頭を撫でて来た。
撫で慣れていないから撫でる力が少々強く感じたけれど、温かい手に頭を撫でられるのは純粋に気持ちがいい。
「んっ……んんっ……」
思えば、性格的なものもあるとはいえ、海咲ちゃんとやり取りする時、いつも私が上の立場で、彼女の頭を撫でたりすることが大半だった。
実は海咲ちゃん自身も私を撫でたいとか、そういう気持ちがあったのかもしれない。
まあ、普段だとそれがわかっても中々実行には移せなかっただろう。自分でいうのもなんだけど、私のプライドは無駄に高いからだ。
そういう意味では、こうやって無理やりでも上下関係を作るのは、悪いことではないのかもしれない。
「んっ……」
私は海咲ちゃんの気が済むまで思う存分撫でてもらおうと、少し海咲ちゃんによって頭を彼女の体にこすり付ける。
海咲ちゃんも私の思惑は理解出来たのか、ひと際強く撫でてくる。
(くぅ……! な、なんだか変な気分になっちゃ、う……っ!)
海咲ちゃんはいつのまにか両手を使って私を撫で摩って来ていた。
まるで大型犬を初めて撫でるかのように、どこかおっかなびっくりではあったけれど。
「んんん……っ!」
(ラバースーツ越しの感覚が……っ、強く……っ! はぅ……っ!)
ぶるぶると体が震える。
初めての感覚に打ち震えていると、不意に海咲ちゃんが立ち上がった。
改めてリードを手に、私をじっと見つめて来る。
(そうだ……まだ、次があるんだった、わね……)
私は腰砕けになりそうな感覚を堪えて、海咲ちゃんの傍について動き出す。
まだまだ慣れない四つん這いで、更衣室から廊下へと出るのだった。
つづく