■ ヒトイヌ公園が冬季に行っている、ヒトイヌ勉強会。それに参加することを決めたある一組のカップル。結果、彼女たちはとんでもないことになっていきます0w0クワッ!
■ 遊技場の構造を覚えている方はお気づきでしょうが、遊技場の二階は観覧席になっております。勉強会の日程は当然公開されておりますので……あとは御察しーw-フフフ……
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地下に張り巡らされているトロッコでやって来た、ヒトイヌ公園の施設の一つ『遊技場』。
そこはヒトイヌ拘束を施されたまま動いても大丈夫なような施設になっていて、暑くもなければ寒くもない、適切な室温に保たれていた。
(ヒトイヌ拘束をしたままでも楽しめる施設って、こういう感じだったのね……)
デパートなどにあるキッズスペースのように、程よい弾力と柔らかさを兼ね揃えた床と壁。仮に転倒したとしても、致命的な怪我はまずしないであろうと確信できる。
そんな遊技場に海咲ちゃんと一緒に足を踏み入れた私は、クッションが積み上げられた一角に近づいた。
(子供ならここに飛び込んで遊ぶのだろうけど……?)
どうすればいいのだろうか。
そんな風に考えていると、海咲ちゃんが動いて積み重ねられたクッションを一つ手に取って持ち上げた。結構大きなクッションだけど、海咲ちゃんが軽く持ち上げているくらいだし、軽くはあるのだろう。
そして、持ち上げたそれを無言のまま私に差し出してくる。
説明こそなかったけれど、彼女がどういうつもりでそれを差し出して来たのかは大体わかった。
(乗ればいいのね?)
クッションに近づき、その上に伸し掛かるように体を乗せる。
すると、一気に体が楽になった。
(んん……っ! これは……! なるほど、クッションはこういう役割で……ふぅ……)
クッションは程よい大きさと柔らかさで、私の胴をしっかり支えてくれている。
その結果、折り畳まれた四肢に体重をかけなくてもよくなり、肩や足の付け根がすごく楽になった。
拘束具が優秀だったから感じにくかっただけで、どうやらそれなりに負荷はかかってしまっていたようだ。
「ンっ……っ、んんっ……」
常にかかっていた負荷が軽減され、血流が手足にじわじわと伝わっていくのを感じる。
例えるなら、長い時間正座をした後に、足を楽にして伸ばした時の感覚だろうか。
自然と手足が暖かくなってくるのを感じて、少し気持ちよくすらあった。
(ふぅ……普通、クッションに胸を押し付けてうつ伏せになったりしたら、息苦しく感じるはずなんだけど……)
そんな感じがしない。クッションの絶妙な柔らかさがそれを成しているようだ。
正確には、腰やお腹の辺りにそれなりの圧がかかって、胸の辺りはその圧が弱まっている。
一見するとただのクッションだけど、ヒトイヌが休むための構造をしているということだった。
折り曲げられた手足をここぞとばかりに震わせる。
(くぅぅう……っ! ん、ふぅ……あー、想像以上に、筋力を使ってたみたいね……)
そう思いながら、脱力してクッションに身を預ける。
体力を回復させるべく、そうやってじっとしていたのだけど――海咲ちゃんはいつの間にか、玩具を手にしていた。
クッションに体を預け、脱力していた私の横に座った海咲ちゃんが、片手で私の腰を抑えつつ、もう片方の手に持っていたそれを近づける。
細かく振動するそれはマッサージ器であったけれど、それを持ち出した目的は明らかに単なるマッサージではなかった。
――ブブブ。
僅かな振動音が私の耳に、収音機である犬耳に捉えられ、耳元で増幅されて届けられる。
その振動の正体を察した私は、思わず体を硬直させた。
「ンゥッ、んぅっ!?」
(え……っ、ちょっと、待っ――!)
咄嗟に止めようとする言葉が出かけたけれど、それは全て口枷に吸われてしまう。
私は体を捻って後ろを必死に向こうとしたけれど、無意味だった。
振動音がさらに近づいて来て――私のお尻にそれが押し付けられる。
マッサージ機の振動が、私のお尻を震わせ、体全体が思わずびくりと跳ねてしまう。
(はうっっ!!)
普段なら、それくらいで動揺したりしない。
でもいまは、色々な意味で自分の姿を意識してしまっているし、感じる振動もひと際強く感じてしまう。
(んくうううっ……!)
いままでの普通の犬のような扱いから一変して、いきなり性的なプレイとしてのヒトイヌらしい扱いを受けてしまい、感情が追いつかない。
ただ、振動は確実に私の体の奥まで響いて来て、それによって体が疼いてしまっているのを感じる。
ただでさえ、いつもと違う姿格好で、感じやすくなっているのに。
「フーっ……ッ、フーっ……!」
口枷を自然と強く噛み締めてしまい、犬の口の形をしているマスクがパカパカ開いてしまった。垂れた涎が一部飛び散って、本物の犬のようでみっともなく感じる。
ある意味では、与えられている刺激に対して相応しい反応といえなくもない。
ただ、海咲ちゃんはそんな私の様子を見ながらも、特にこれといった反応は見せず――黙々とマッサージ器を私に押し付け、振動による刺激を与えて来た。
「フグッ、ンゥゥッ……!」
与えられる刺激が、徐々にその向いている場所をずらして来る。
それが目指している場所がどこかを理解した私は、動揺と興奮が同時に沸き上がった。
「……っ!」
(そ、そこは……ッ、あ、ああっ……!)
押し付けられているマッサージ器の感触がゆっくりと移動して来て、ついにその場所に到達する。
股間にマッサージ器の振動がダイレクトに襲い掛かって来て、背中を仰け反らせて大きく反応してしまった。
「――んぶぅっ!!」
マッサージ器が当たっている場所は、私の股間の丁度ど真ん中。正確にいうなら、前の割れ目と肛門の間の空間だ。
お尻に挿入されているアナルプラグが、押し付けられたマッサージ器の振動を体の奥まで伝えてくる。
腸内への強烈な刺激に、一瞬息が出来なくなった。
意識が飛びかけるのを、口枷を強く噛むことでなんとか堪える。
「フーッ……フーッ……フーッ……!」
連続で押しつけられ続けていたら危なかったかもしれない。
海咲ちゃんは私が身体を仰け反らせた段階で、一度そのマッサージ器を離していた。
おかげで呼吸する間が出来て、なんとか意識を保つことに成功する。
(み、海咲ちゃ……んっ……! んぅっ!)
私は一度海咲ちゃんに止まってもらおうとしたのだけど、どうにかして訴えかける前に海咲ちゃんの手は再びそのマッサージ器を押しつけて来ていた。
もっとも、訴えかける方法がない以上、そうしてこなかったとしても、どうにもならなかったような気はする。
海咲ちゃんは今度は少しずらしたところに刺激を加えて来ていた。
私の股間の一番柔らかいところ――盛り上がった恥丘をマッサージ器のヘッドが押し潰してくる。
ラバースーツ越しとはいえ、マッサージ器は私の恥丘を強く刺激していた。
普通に考えれば明らかに過剰な刺激なのに、私の身体はそれを快感として感じてしまう。
(ふぐぅ……っ! ぐ、ぅうっ……! なん、で……っ!)
こんな風に自分の身体が反応するなんて思ってもみなかった。
自分で自分の身体が信じられない。
なんでこんなに気持ちよくなってしまっているのだろう。
海咲ちゃんとのプレイの時は、自分が攻める立場だった。海咲ちゃんを喘がせ、気持ちよくさせることが私にとっての快楽でもあった。
それなのに今、私は海咲ちゃんに一方的に責め立てられ、それで気持ちよくなってしまっている。
実は自分はそういうタイプの人間だったのだろうか。不自由な状態で責め立てられて気持ちよくなってしまうような。
自分で自分がわからなくなってくる。
「ンゥッ……っ、ン……っ、ンフゥゥ……!」
自問自答を繰り返している間にも、海咲ちゃんによる刺激は止まらない。
マッサージ器はゆっくりと、しかし力強く私の股間を撫で上げる。
手前側からお尻の方に向けて、何度も擦りあげてきた。
ゾワゾワと背筋を快感が駆け抜け、腰が勝手に痙攣してしまう。
「ンンンンンッ……!!」
頭の中が真っ白に塗り潰される。思考が快楽に塗り潰されて、もう何も考えられない。
そのとき、海咲ちゃんの手によって、マッサージ器の狙いが少し変わる。
狙いは私の割れ目の少し上、ラバースーツの中で固くなっている小さな豆――クリトリス。
それを狙ってマッサージ器は強く押しつけられ、固くなったクリトリスを押し潰す。
瞬間、股間に雷が落ちたみたいな衝撃が突き抜け、私の身体は激しく痙攣した。
「ンゥウウウウウゥッ!!!♡♡♡」
甘い喘ぎ声が漏れ出るのを、止められなかった。
意識が真っ白になって、気持ちいいことしかわからない。
いまだかつてない強さの快感に振り回されて、思考が蕩けた。
しばらくの間、その快感の余韻は続き――私は酩酊しているのと変わらない状態になっていた。
「んぅ……んぅう……んぁ……ぁ……っ」
噛みしめる力が入らなかったため、犬のマスクは閉じている。
そのマスクの中に、垂れ流しになってしまった唾液が溜まっていた。
マスクの隙間からその唾液は少しずつ漏れ、だらだらとよだれを垂らす犬のようなみっともない状態になっているのが、鏡を見なくてもわかった。
そもそも正体を無くし、焦点が合わない目は隠れていない。
海咲ちゃんからも私が快楽に振り回され、いまにも意識が飛びそうになっているのはわかるのだろう。
いつもの無表情な顔でありながら、その目に確かな興奮の光が宿っていた。
私の姿を見て、いずれ自分がそういう風に扱われることに対する羨望を抱いている、という面はあるのだろう。
ただ、いまの海咲ちゃんが昂っている理由の大半は、私という存在をヒトイヌにして弄んでいるからのようだ。
隠れサディスト、というわけではないと思うのだけど、海咲ちゃんがこの体験を通じてそういう楽しみを見いだしていることは間違いなさそうだ。
表情は相変わらずだったけれど、その目の輝きが明らかに興奮している時の海咲ちゃんだった。
いつもと同じ――いや、いつもよりも興奮しているかもしれない。
「フーッ……フーッ……フーッ……」
一方でこちらはかなり余裕がなくなってしまっている。
鼻でしか呼吸が出来ない息苦しさに加え、マスク内の空気が薄くなってしまっている。
「ンゥウゥ……ッ、んっ……!」
噛まされている口枷を強く噛んだ。
そうすると犬のマスクが開き、滞っていたマスク内の空気が新鮮なものと入れ替わる。
それで少しは頭が楽になったけれど、快感に振り回されていることに変わりない。
まだ絶頂の余韻は強く残っていたし、私はどうにか意識を繋ぎ留めている状態だった。
海咲ちゃんはそんな私をさらに責め立てるべく、両手を使って横から力を加え、仰向けに寝転がらせて来る。
拘束された両手両足が勝手に開いてしまい、いままで以上に恥ずかしい格好になる。
「ンぅっ……ッ、んっ……!」
(ひゃぅ……っ! は、恥ずかしい……!)
体を起こそうと手足をばたつかせて藻掻いたけれど、自力でどうにかするのは不可能だった。
仰向けにひっくり返ってもがくことしか出来ない私の上に、海咲ちゃんが覆いかぶさってくる。
海咲ちゃんの両足が私の両足を抑え込んで来て、開いたままの状態で固められた。
「んぅうっ……!」
(さ、さすがにこの状態は……! 恥ずかしすぎる……!)
咄嗟に抵抗して足を閉じようとしたけれど、ただでさえ海咲ちゃんとは体格差があるのに、その上ヒトイヌ拘束をされた状態ではどうにもならない。
口で言って止めようにも、いまの私は不明瞭な呻き声しか上げられない。
それでも、海咲ちゃんなら私の目から意志をくみ取るくらい出来るはずだったけれど――海咲ちゃんは私を組み伏せた状態のまま動かず、じっと見つめてくるばかり。
そんな海咲ちゃんの視線に体が熱くなるのを感じていると、彼女はその手に持ったマッサージ器を、私の急所目掛けて突き付けてくる。
散々刺激され、敏感になっている私の性器は、まだ振動していないマッサージ器を押し付けられただけで、強い快感を生じさせてしまうのだった。
つづく