■ 思い付きで書いた『ムネハズセール』の短編から派生した応用編改め『アソコハズセール』編です。ネーミングそのまんまの機能を持つ道具を手にした主人公が、それを用いて色んな意味で楽しんでいきます0w0クワッ
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ムネハズセールという、胸から乳房を取り外すことが出来る特殊な道具により、巨乳の煩わしさから解放された私。
長年の問題が解決したことで、私はかなり生きやすくなった。以前のように大きすぎる胸に振り回されることもなくなり、快適な暮らしを手に入れた。
そのはずだった。
だけど、その暮らしにも慣れてしまうと、今度は別の煩わしいことが気になってしまうようになった。
「我ながら……強欲よねぇ」
はぁ、と大きなため息を吐いてしまう。
そんな私の前には、届いたばかりの荷物が置かれていた。
カッターで蓋を開いて、中から新しい道具を取り出す。
道具の名前は『アソコハズセール』。
名前からわかるように、私が愛用している『ムネハズセール』のシリーズのひとつだ。
直接的な言い方を避けているけれど、胸が乳房なのだからアソコはあそこに決まっている。
「……ムネハズセールもそうだったけど……これもまたずいぶん小さいわね……」
ムネハズセールの外見は二つの輪っかが大きくずれた形で重なっているもので、非常に薄く、入っていた箱もかなり小さかった。
アソコハズセールはそれにも増して小さな箱に収められているようだ。
「……えーと。これ、かぁ……」
形としては、歪んだ楕円の輪っか、という感じだった。股の形に合わせて全体的に歪曲していて、股間にぴったり密着する形となっている。
「ムネハズセールもそうだったけど……アソコハズセールもただの輪っかにしか見えないわね……」
これがとんでもない機能を有し、体の一部を分離してしまうというのだから驚きだ。
一体どんな仕組みなのかもわからない。
ともあれ私は、さっそくその『アソコハズセール』を試してみることにした。
躊躇いなく全裸になって、少し蟹股気味に足を開いて腰を落とし、自分の股間を露わにする。
すっごく間抜けで卑猥な格好で、人にはとても見せられない姿をしているだろう。
(気にしない、気にしない……! さあ、いくぞ……!)
誰に見せているわけでもないのに、恥ずかしくなってしまいつつ、私はその『アソコハズセール』を自分の股間へと近付けていく。
ひんやりとした輪っかの感触が、私の股間を襲った。
「んっ……!」
丁度性器周りを取り囲むように、金属の輪っかが密着する。周囲を輪っかに押されて、私の股間はぷっくりと盛り上がっているような状態となった。
「……っ」
手を離してみる。すると不思議なことにその輪っかは私の股間にぴったり張り付いて、離れなくなっていた。
「……っ、はぁ、やっぱり、すごいなぁ……」
ムネハズセールも同様の状態になるので、輪っかが柔軟に形を変えていることに驚きはない。でも、胸よりもさらに不思議な感じがした。
足を閉じると、金属の輪っかがそれに合わせて絶妙に曲がってくれる。
輪っかが足の付け根に食い込んで痛い、ということもない。
「……っ、よ、よし……!」
いよいよ取り外しの時だ。
私はドキドキしながら、『アソコハズセール』を起動した。
胸の時のような失敗はしまいと手を翳していたから、その掌にぺたり、と生々しい感触が走る。
見れば、私の股間がスライスされたかのように私から分離し、手のひらに乗っていた。
「っ……!」
自分の手で股間を抑えているような感触が生じる。
平べったくて生々しい温かさを持つパーツが――アソコが、私の掌に乗っていた。
「くぅうう……っ!」
私の股間に私の掌が宛がわれているような、そんな感触。
実際の股間からは離れている場所でその感触が生じているという事実に、私は混乱しながらも、気持ちよさを感じてしまう。
「はっ、はっ……はぁっ……っ」
恐る恐る自分の股間を覗き込む。
『アソコハズセール』に取り囲まれた場所には、何もなくなっていた。
膣はもちろん、クリトリスや尿道といったものすらそこにはない。ただのっぺりとした肌のような、無機質で特徴のない状態の股間になっている。
試しにそこにもう片方の手で触れてみても、そこからは何も感じない。相当分厚いパンツかデニムか何かを履いているような感じで、触れてもそこに触れられているという感覚はなかった。
ムネハズセールの時とほとんど同じ状態だったから、私が焦ることはない。
「うん……こっちは何も感じない。それは想定通りとして……」
私は体勢を元に戻しながら改めて自分の掌の上に乗っているものに目を向ける。
取り外されたそれを手のひらで受け止めた状態にあるため、いまは裏面が見えている。
平べったいそのパーツは、裏面はのっぺりとしたものになっていた。本来なら膣道とか尿道とかの穴が空いているはずだけど、裏面には何の影響もない。
「ほんと、どういう仕組みなんだか……」
そう呟きつつ、私はその掌に載せていたアソコを――股間のパーツを表返す。
改めてそうやって客観的にみると、とてもグロテスクなものに見えた。
別に私の女性器が特にグロテスクな形をしている、というわけではないのだけど、やっぱりどうしても生々しいものに見えてしまう。
過度に濃いとかではないとはいえ年相応に生えている陰毛に、小さく口を開いたかのように柔らかくなって、開きつつあるラビア。その中心にある割れ目のような膣口。
そして、その割れ目の少し上の辺りにある、クリトリスの存在。
自分の体についているときはそこまで気にならなかったけど、改めて傍からみるとすごく生々しく見える。
私は掌に載せたそれを――アソコをじっと見つめる。
「うーん……この角度で見る自分のここって……なんか、変な感じね……」
普通なら真上から、ほぼ見下ろすような形でしか見られないアソコ。
それを真正面から、それも顔の正面に持ってきた状態で見れている。
思わずまじまじと見つめてしまっていると、むずむずする感覚が股間に生まれた。
「んっ……くぅ……っ」
視線がそこに集中するような――というか、実際に自分で向けているのだから当然なのだけど――無性にむず痒い感覚がそこから走ってくる。
じっと自分の股間を見つめていると、自然と体が熱くなってくる。
ひくっ、ひくっ、と目の前にあるそれが動き出して、どきりとさせられた。
(う……っ、こ、こんな動いてる……! まだ、見ているだけなのに……っ、触ってすら、いないのに……っ)
ぶるぶると体が震えてきてしまう。
見つめている先で、私の股間はたらりと透明な雫を垂らし始めた。
まだ見ているだけなのに、その反応の良さに、恥ずかしくなってしまう。
恐る恐るアソコを支えているのとは逆の手を、入り口が柔らかく開きつつある膣へと伸ばす。
オナニーするときにそこを弄るのはよくあることで、その気持ちよさはよくわかっているつもりだった。
けれど、手のひらに乗せられたアソコに実際に触れてみると、想像以上の心地よさがそこから全身に向かって一気に駆け巡った。
「んぅっ……!?」
思わず声が出そうになり、反射的に飲み込む。
どくん、どくんと心臓が激しく高鳴っていた。
(な、なに……? いつもと、そう、変わらないはず……なんだけど……?)
股間を覗き込んだり、手探りだったりするのとでは、全く違う感触になるのはわかる。
わかるけれど、どうしてそれがこんなに気持ちよく感じるのかは――わけがわからなかった。
「ふぅ……っ、んっ……ふぅぅ……っ」
指をその穴の中にゆっくり沈み込ませていく。
掌の上に乗っているそれの穴は、外見からは想像も出来ない深さがあった。
まるで底なし沼に指を突き入れた時のような。
本来あるべき底がなく、差し込んだ指がどんどん深くまで減り込んでいく。
指が穴の中に深々と入り込むと、本来ならアソコを乗せている掌まで貫通する深さまで指が差し込まれてしまった。
指を動かしてその中を探ると、ゾクゾクと最高に気持ちいい感覚が走る。
「はぁ……はぁ……っ」
勝手に息が荒くなるのを抑えて、私はその穴の中から指を引き抜こうとする。
けれど、その瞬間指を差し込んでいる穴が急激に締まって、指の形をハッキリ感じ取れるくらいになってしまった。
「はぅっ……!」
自分の膣なのだから、力を緩めれば指は引き抜けるはず。
なのに、私の膣からは上手く力が抜けない。
(やばい、やばいやばい……っ)
普段のオナニーではこんなに感じなかった。
アソコを取り外して、手のひらの上で弄るだけで、ここまで感じ方が変わるとは思っていなかった。
「フーっ、フーっ……フーっ……!」
深呼吸をして、脱力を意識する。
そうしてようやくあそこから力が抜けて、ズルズルと指が抜けて行った。
その指が膣と擦れていく感触に、さらに強い快感を覚えてしまう。
「くぁ……ッ、あっ……は、ぁ……っ!」
なんとか指は引き抜けたけれど、その指には透明な液体がたっぷり付着していた。
それはそれだけ自分が気持ちよくなっていたという証で、すごく恥ずかしくなってしまう。
「ふぅ……と、とりあえず、落ち着こう……」
私は一端その取り外した膣を机の上にそっと置いた。
もちろん表を伏せるのではなく、上に向けた状態でだ。
私のそこはヒクヒクと痙攣して、さらなる刺激を求めているように見えた。
上に向けているため、その割れ目から愛液が垂れたりはしない。
体は普通にしているのに、アソコだけが逆立ちしているような状態になるわけで、感覚としてはかなりおかしなことになっている。
違和感はすごかったけれど、いずれは慣れるだろう。
「さ、さて……と。取り外すことは出来たから……」
アソコハズセールを購入したのは、生理的な煩わしさから解放されるためだった。
この道具によってアソコが外されている間、私は生理や排尿の煩わしさから解放される。
表面だけ取り外しているだけのはずなのだけど、そこに付随する機能も一緒に外されている扱いになるらしいのだ。すごく便利だ。
「……いっそ、肛門まで一緒に外せたらもっと楽だったんだろうけど」
アイドルはトイレに行かないという、夢物語がハズセールシリーズがあれば実現出来てしまう。
残念ながら今回私が購入したのはそちらまで取り外せないタイプだ。
というのも、そっちも含めた高機能のハズセールはかなり高額で、どうしても手が出なかったのだ。
いずれはお金を貯めてそれを購入したいと思うけれど、いまは生理と排尿から解放されるだけで十分だった。
私は取り外した自分自身のアソコに向き直る。
ムネハズセールであれだけ気持ちよくなれたのだから、これを刺激すればどれほど気持ちよくなれるのか。
さっきちょっと触れただけでも、かなりの気持ちよさがあったのだから、本格的に弄ればどれほど気持ちよくなれるのだろう。
生理現象の煩わしさから解放されたいという購入理由は本心だったけど、それを試してみたいという気持ちも、間違いなくある。
私はごくりと喉を鳴らしながら、机の上に鎮座した私自身のアソコに手を伸ばした。
つづく