1話
ドリームワールド~あなたに都合のいい多重クロスオーバーで現パロ風のエロ世界~(前編)(非エロパート)

Skebのご依頼で書かせてもらいました。よろしくお願いします。 ──────────────────────────────────────────────── 夢野公男は、S県K市で生まれ育ち、高校卒業後に一人暮らしで近隣県へと就職をして、十五年ほどが経ったまま働いている、平凡な三十代の独身男性である。 現在の彼に恋人はなし――――これは『今は居ない...
2話
02:ドリームワールド❤~あなたに都合のいい多重クロスオーバーで現パロ風のエロ世界~『学校紹介編』(前編)

1話 ─────────────────────────────────────────────── 理想の現パロ多重クロスオーバー世界・『ドリームワールド』に、『夢野公男』が来てから最初の一日が終わった。 と言っても、このドリームワールドの初日とは夕方から訪れての一日であるため、より正確に言えば『半日』と呼ぶべきだろうが、ともかく、その異常...
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【プロローグ】
ドリームワールド。
それは夢野公男にガチ恋をした、神のような超常存在であるプロト・マーリンが創り上げた公男のためだけの箱庭である。
技術基準は公男が暮らしていた時代よりも遥かに優れた科学技術を誇っている。
例えば、百数十年前に繋がった別世界から得られる高効率のエネルギー資源と、同じく別世界から学んだ科学技術によって完成したロボット工学によって社会はものすごい勢いで進歩していき、そして、その完成された社会はベーシック・インカム(一律給付金)を成立させたことによって、食べて寝るだけの最低限度の生活をするだけならば、仕事をせずとも生きていける社会となった。
その食べて寝る以外の趣味嗜好を楽しむにしても、正規雇用ではなくアルバイトやパートのような非正規雇用での単純労働に従事することで得られる収入で賄うことが出来るため、本当の意味で仕事に追われるような生活から人間は脱却しつつあっている。
それでいて、テレビやパソコン、スマートフォンといった細々とした家電や電子機器は公男が直感的に使用できるように、科学的に劣るはずの公男が元いた世界のものとスペックこそ違えども、デザインなどは同じものを使用されていた。
そんな近未来SF世界でありながらも生活中にギャップを覚えないという実に都合の良いドリームワールドで、アラサーであったはずの公男は若返った状態で高校生活を満喫していた。
青春時代は暗いものだったとは思っておらず、むしろ楽しい思い出だったという自認なのだが、それでもやはり未練というものはある。
具体的に言えば、男友達とばかり遊び呆けていたために、女の子とイチャイチャラブラブとしたアオハルな学園生活を送りたかったという願望を抱いていたのだ。
そして、その願望は上手く言っていた。
科学技術や社会情勢などだけではなく、男性と女性の性機能にも大きな変化が生じているこのドリームワールドでは、男性は全体的に『粗チン』の傾向があり、同時に女性は『巨根』に対する性的相性が抜群という風に肉体が定められていたのである。
そんな粗チン男性が常識の世間で、公男だけは巨根チンポ、いや、マジカルチンポとでも呼ぶべきフィクションのポルノでしか存在しないような牝を虜にする神性を携えているようにプロト・マーリンによってチート能力を付与されていた。
さらに、そのチート能力は単なるチンポの大きさだけの話ではなく、体臭や表情などの些細な部分でも『フェロモン』として女性を惹きつける能力も含まれている。
そのため、脳天気なだけが取り柄で少々デリカシーがなくて空気がちょびっと読めない、後輩体質の公男であっても女性に対して強い好意を抱かれることが可能となっていた。
そういうこともあって、ドリームワールドでの『夢ノ国学園高等部』での学生生活もなんの問題もなく、むしろ公男に都合が良すぎるほどに進んでいた。
「へ~、『未来を考える会』っていうんだ。部活って言うよりは、サークルなんだ」
「うん。中等部の生徒と高等部の生徒と大学と学生たちでね、これからの社会を考えようっていうサークル活動。紹介制で、現在在籍してる女の子だったりOGだったりの顔を通さないと入ることは出来ないんだ」
「そこに喜多ちゃんは入ってるってわけなんだ。バンド活動が忙しいって聞いたけど、兼部みたいなのでも許されるぐらいの緩い感じなのかな?」
公男は未だに入部する部活やサークルを決めかねていた。
それはひとえに、どのグループも非常に魅力的であったためである。
姉である夢野アルトリアからは剣道部に入部しろと脅されているし、妹である夢野和からは来年一緒に活動をするために麻雀部に入ってくれと淡々としつつも熱の入った言葉で懇願されている。
剣道部にはアルトリアの他にも斑鳩のような多種多様な剣を武器にしている美少女キャラたちが在籍をしているし、麻雀部も和のような麻雀漫画のキャラだけではなくギャンブルが得意であったりボードゲームが得意であったりするような美少女キャラたちが顔を連ねていた。
それに、この二つ以外にも演劇部や水泳部と言った一般的な部活はもちろん、このドリームワールドにしか存在しないような魔法学研究部や戦車道部(本編では学科であったがここでは部活となっていた)といった、ファンタジーも盛り盛りの世界だからこその不思議な部活も存在していた。
それらにもやはり魅力的な美少女キャラクターたちの姿が幾人も見えており、いざ決めるとなると決定打にかけていたのである。
「だから、夢野くんも兼部でいいから入れるはずよ。在籍している私が紹介するもの。男子の入部は前例がないから、体験入部という形になっちゃうだろうけど……」
「う~ん、体験っていうのなら、とりあえずやってみたいかも……他の部活でもそういうのをやってきたしね」
そんな公男が今日見学に訪れていたのは、『未来を考える会』という正確には部活ではない、同好会に近いサークルであった。
このサークルに入会しているという、『ぼっち・ざ・ろっく!』に登場するメインキャラクター、喜多郁代からの紹介で見学をしていた。
原作ではスラリとした今にも折れそうなスレンダー美少女である郁代なのだが、このドリームワールドでは巨乳好きの公男の意図を読み取ってか、実にセクシーな巨乳ボディになっていた。
それでいて、その腰の細さは原作そのままとも言えるものなのだから、様々なドスケベ美少女を見てきた公男でも思わず喉を鳴らしそうになるほどの魅力を持っている。
「良かった! それじゃ、今日来てくれてる三人を紹介するわね! 中等部の後輩と大学の先輩で、高等部の私を含めてちょうど三世代に渡る形になって、本当にタイミングが良いわね。それじゃ……この扉の先だから、一緒に入りましょう?」
「へ~、そうなんだ。それにしても、いろんな部を巡ってきたけど紹介制なのも色んな世代が全部受け入れてるのなんか面白いなぁ。その二人は、なんて名前の人なのかな?」
「ええ、大学生の会員が『ヴィーラ・リーリエ』さんで、中学生が『東郷美森』さんよ」
未来を考える会とはいったいどんな活動をするサークルなのだろうなんて、呑気にそんなことを考えている公男は知らない。
扉に手をかけた瞬間の郁代がにやりとどこかいたずらっぽい笑みを浮かべていることも。
扉の先に待つ大学生の美女と中学生の美少女が公男に対して強い敵対心を抱いていることも。
そもそもとして喜多郁代もまた心中では公男を面白く思っていないことも。
この見学の呼びかけ自体が公男を叩きのめすための罠だということも。
またしても何も知らないままに、その扉は開かれていったのだ。
◆
『そ、それでですね、公男くんもこの音楽がすっごい好きらしくて。それで私がギターヒーローのアカウントで演奏したら、なな、なんと彼がそれを見てくれたらしくて! ふひゅ、ひ、秘密にはしてるけど、ギターヒーローが私だって言ったらどんな顔をしますかね、彼!?』
『そ、そう、ね……ひとりちゃんは、その、夢野くんとはすごく仲が良いのね?』
『仲が良いなんて、そんな、そんな! 私みたいな陰キャで根暗で猫背で年中ジャージの女が公男くんと親友だなんて、えへへ、そこまではまだ行っていないですよぉ~。ま、まあ、その、音楽の趣味とか合いますし、よく話しかけてくれるからひょっとしたらひょっとして、関係が進むことも……いや、がっつきすぎると引かれるかも……? え、ええ……それは嫌だ……すみません、調子に乗ってました……仲良くないです……友達とか勝手に思ってて本当にすみません……』
『…………』
―――
――
―
『あっ、東郷さん! これあげるね! さっきね、和ちゃんのお兄さんが中等部に遊びに来てくれて、その時に持ってきてくれた差し入れのクッキーだよ! 優しいよね~、わたしもああいうお兄ちゃんが欲しかったなぁ。歳だって三つしか違わないのに凄い大人っぽくて、憧れちゃうよ』
『…………夢野公男さんでしたか。最近、友奈ちゃんはあの人のことばかり話しますね』
『えっ、そうかな? でも、やっぱりかっこいいからね~。男の人のことはよくわからないけど、いつか結婚するならああいう年上の余裕のある人がいいよね。私ってばそそっかしいから、支えてくれそうっていうかね? それに和ちゃんがいっつも自慢してるから、なんだか他人の気がしないからな~。あっ、これって勝手に知った気になっててちょっと気持ち悪いかな? うわぁ……お兄さんに嫌われるのは、なんだろう、すごく嫌だから気をつけないと……!』
『…………』
―――
――
―
『ああ、ヴィーラか。その……今日の活動に、アルトリアの弟くんは来ていないか? 夢野公男くんだ。その、剣道部の活動の見学でアルトリアが来た時に、一緒についてきていただろう? ああ……そう言えば、ヴィーラはあの日は所用で休んでいたんだったかな。いや、彼は素晴らしかったぞ! 愛らしい顔とは裏腹に、なんというか、オーラというべきか? 何事にも動じないというか……そういうものがあってな、アルトリアが可愛がるのも納得というか……』
『お、お姉様……? そ、その……夢野公男というのを、お姉様は、まさか……!?』
『なっ! へ、変な勘ぐりはよしてくれ。彼は、その、そういう関係ではない。あくまで将来性豊かな後輩として目をかけているというだけだ。それに、あのアルトリアが目を光らせているからな。しかし……ふふふ、黒王とまで呼ばれた剣の鬼が弟のこととなるとただの嫉妬深い少女になるおはな。まあ、彼の魅力を思えば姉として女として、変な虫が寄ってこないか心配になる気持ちも理解できるところはあるがな』
『…………』
―――
――
―
「処しましょう、罪状はお姉様をたぶらかした罪で、刑罰は死刑が順当と考えます」
「お、落ち着いてください、先輩! 気持ちはわかりますが、夢野くんはまだ何もしていませんよ!?」
「意義はありません。話を聞く限りでは、非常に軽薄で中学生に対して欲情をするおぞましい男性というではないですか。御国の未来を憂えば、かのような男性は不要……いえ、妙なカリスマ性を持っているようですから、むしろ害悪なのですから率先して排除すべきと、私は考えます」
「東郷さんも落ち着いて!? 軽々しく死刑とか殺すとか、そういうのは駄目でしょう!?」
これは喜多郁代が夢野公男を連れて来る前日の話である。
旧校舎の中にある『未来を考える会』が使用許可を得ている部屋の中で、三人の美少女がテーブルを囲んで顔を寄せ合って、一人の男について話し合っていた。
その男の名は、夢野公男。
このドリームワールドで唯一無二の『本物の男性』であり、この世界の九割近い女性から無条件の好意を抱かれている存在だ。
そして、その夢野公男に好意を持たない一割の方の人間がこの三人なのである。
「許せない……最近のお姉様は口を開けばいつもその男の話ばかり……! 理性的で知性的で聡明で穏やかで包容力に優れるお姉様が、壊れたラジオのようにあの男のことを話題に出す……! 私がさり気なく違う話題を振ってみせてもが、すぐに『そう言えば彼もこれは面白いと言っていたな』とその男に結びつけてしまう始末……! あのお姉様が、そこらの女のような反応をするなんて……あぁぁぁぁ、許せない!」
一人はヴィーラ・リーリエ。
ソーシャルゲームの『グランブルーファンタジー』を出展とした美少女であり、このドリームワールドでは政治家の親を持つ生粋のお嬢様であり、剣の腕前にも秀でている大学生という設定である。
原作の時点から『カタリナ・アリゼ』に対して強い執着を抱いているのは変わらない。
もちろん、原作では存在した過去の事件のような強烈なイベントはなく、些細な日常の繰り返しの末に、その病的な感情を抱くようになったという敬意である。
そのカタリナは大学では剣道部に所属しており、高等部の絶対女王である夢野アルトリアとも交流があり、その伝手で公男と出会いを果たして以来、セックスはしていないものの無意識に公男に惹かれてしまっていた。
いわゆる、『クレイジーサイコレズ』的なヴィーラがそのカタリナの変貌を許せるはずもなく、偶然が重なってまだ会ってはいない公男に対して殺意にも等しい敵対心を抱くようになってしまったのである。
「……まあ、私も彼には良い想いは抱いていないわ。学園の中をいつもウロウロしていて、いつも違う女性を側に侍らせては親しげに話しているもの。どう見ても誠実とはほど遠い人ですよね、これ。そんな人にひとりちゃんが近づいているなんて……絶対に軟派な目的を持ってるに違いないわ!」
一人は喜多郁代である。
郁代もまた原作の『ぼっち・ざ・ろっく!』と同様に学外で『結束バンド』というバンドグループに参加しており、そこで同じくこの夢ノ国学園高等部に通っている『後藤ひとり』と深い交流を重ねて、その見事なギターの腕前と独特の正確に惚れ込んでしまっていた。
そのひとりがどうやら公男と接触してしまい、その時からすっかり公男の話しかしなくなってしまったのである。
これは郁代にとって面白くない。
それまでは朗らかで本物の男性という特別性を持っている公男に対して漠然とした好意を抱いていたが、恋敵だと認識した瞬間にその漠然とした好意が敵対心へと一変してしまったのである。
「やはり……! 軽薄で浅慮極まりない軟派男でしたか! そのような人と友奈ちゃんを近づけるわけにはいけないわ! 友奈ちゃんは優しい人ですが人を疑うというのが苦手だし……良いように騙されて、取り返しのつかないことになってしまうかも……!」
最後の一人は東郷美森だ。
アニメ原作作品の『結城友奈は勇者である!』の登場キャラで、穏やかな顔立ちと中学生にしては肉付きの良い体つきが魅力的な、いかにもお淑やかな大和撫子と言った風体の美少女である。
また、原作では下半身が不自由で車椅子に乗っている時期もあったが、このドリームワールドでは五体満足なまま、その脚で歩けることが出来ているようだ。
そんな完璧な大和撫子風の美少女の美森だが、それはあくまで外見の印象だけに過ぎない。
このドリームワールドでも強烈な『右翼思想』というべきか『ナショナリズム』というべきか『旧態然とした』というべきか、古風というには独特すぎる性格をしている。
国防という言葉を真顔で繰り出すこの中学生は異性間交友に関してもすぐに過激な行為に結びつける悪癖があるため、まだ友奈自身はクラスメイトの優しいお兄さんという程度にしか親しみを覚えていないというのに、夢野公男というナンパ男に食い物にされるのではと心配――いや、美森にとってはすでに確定した出来事として扱いだしていた。
「未来を考える会としては、そのような男性を放ってはおけませんわね」
「ええ、放ってはおけないわ……!」
「その通り、放っておくことはできません……!」
この年齢もバラバラの三人は、『未来を考える会』の会員という共通点を持っていた。
さて、その未来を考える会とは一体どのような会なのか
「軟弱で無能な男という性別はこの世界には根本的に不要! 生きることさえも許さないとは言いませんけれど、優秀な女性は同じく優秀な女性と結ばれて、より優れた社会へと導ける家庭を築くべきですもの!」
そう、未来を考える会とはすなわち、同性愛の気のある女性たちの集団であった。
いや、正確に言えば『男性に見切りをつけた女性たち』の集まりというべきだろうか。
このドリームワールドにも優秀な男性も存在はするものの、しかし、粗チンであることには変わりなく、また同じ優秀という括りでも女性の方がその優秀な人材が多いという傾向にある。
「そうですね、ヴィーラさん! 男の人は嫌いじゃないけど、人として問題だらけのひとりちゃんを幸せにできるような男の人なんて残念ながら居ないわ! それは優秀って噂の夢野くんでも例外ではない……『単純に男の人にしては』って冠がつく程度の優秀さのはずよね!」
郁代たちは男性のことを無意識に見下している。
嫌っているわけではないが、期待できるようなスペックを持っていないと感じていた。
それは粗チン男性特有のフェロモンの薄さが、彼女たちの牝を失望させているのだ。
「いずれにせよ……お灸をすえる必要があると愚考します。喜多先輩のお話では、その夢野某さんは女性に囲まれて有頂天になっているようですから」
ここでこのドリームワールドの社会について簡単に説明しよう。
まず、家族という枠組みについてもドリームワールドと公男が暮らしていた現実世界では大きな乖離が生まれている。
簡単に言うならば、出産から子育てまで父親を必要とせずに子供を養うシングルマザーや同じく人工子宮と呼ばれる科学技術を利用して家族をつくるシングルファーザーなどの片親のみの加増構成、または男性同士・女性同士での同性婚。この2パターンが大半を占めているという点だろう。
もちろん、男性と女性の異性同士の夫婦も多く存在するが、割合で言えば始めから片親の家庭と同性婚の家庭、そして異性間の夫婦を割合で表すなら4:5:1という形になるぐらいというのがドリームワールドにおける現在の社会だった。
出産はすでにセックスを必要とはしておらず、シングルマザー・シングルファーザーや同性婚は基本の形となっており、育児においても社会保障が厚く施されるためになんの苦労をする必要もないのだ。
そのため、この『未来を考える会』のように男性を軽視して女性同士の繋がりを重視する考えを持つ集団は多く存在していた。
「……東郷さんの言う通り、一度、痛い目に遭ってもらいましょう。そして、その情けない姿を撮影して流布する。そうすれば、その男が持っている実態を伴わない奇妙な『神性』のようなものは剥がれ落ちるはずです」
「そう、ね。ひとりちゃんは夢野くんのことをそれこそヒーローのようなすごい人だと思い込んじゃってるみたいだから、そういう、格好悪いところを見たら落ち着くはずですよね!」
「友奈ちゃんはその人を頼りになる大人の男性として憧れを抱いているようですから、そういう作戦は効果的ですね。社会的にも罪にならない程度に、その人を精神的に痛めつけてしまいましょう。ヴィーラさん、喜多さん、私も協力させていただきます」
こうして、未来を考える会の中でも特に仲の良いこの三人は、夢野公男を『成敗』する方針を固めたのだった。
その作戦とはすなわち――――『巨根男性というけれど、結局男性は女の人を下品な目で見て鼻の下を伸ばす大したことがないケダモノなんだよ作戦』である。
◆
【シーン1:色仕掛けからのガチ発情耳舐め手コキサービス(女子中学生の生オナニーショー付き)】
その作戦を果たすために、実はこの『未来を考える会』の教室には無数の隠しカメラが設置されていた。
いかにも大和撫子という落ち着いた古風な風貌でありながらも電子機器に強い東郷美森が率先して設置したこともあり、素人ながらも用心深く観察しなければ設置していることに気づかれることもないだろう。
さらに、ドリームワールドの進歩した科学技術はカメラも小型化しているために、教室の中心に置かれたローテーブルとそのテーブルを挟み込むように置かれたソファーにも、実は隠しカメラが仕込まれているほどである。
そこで色仕掛けをかけて、そのだらしなさを記録することで印象を落とそうとしているのだ。
「あなたのことは聞いていますわ。私がサークルに参加していない時に大学へ見学を来ていたから、初対面になるそうですねアルトリアさんの弟で、お姉様……カタリナ・アリゼ様とも親しいのだとか。私とも、これから親しくしてくれるでしょうか?」
(作戦は簡単……お姉様は彼のことを『何事にも動じない』と評価した。そんなものは幻想にすぎないと教えるために、年上の魅力に鼻の下を伸ばしているところを撮影する、それだけですわ。美少女の多い剣道部をニタニタと見学してくる男子生徒や部外者の男性に『だらしない』と強い嫌悪感を抱いてお姉様なら、この男に幻滅するはずですわ)
ヴィーラは今、大人の魅力を感じさせるシックな黒い色をした、ミニスカ丈でノースリーブワンピースに赤いアウターを着ているだけのラフな格好をしている。
これは、原作ゲームでバレンタインバージョンとして実装された火属性SSRだ。
元々がスタイルの良い原作からさらにボリュームがワンサイズ、いや、ツーサイズほどアップしているスレンダーな体から美巨乳ボディに変わった胸元は艶めかしく長い谷間を作っており、その谷間が丸見えとなっているように、ノースリーブ調のワンピースは胸元が大きく開かれている。
さらに、脚は膝上数センチというよりも股下数センチと表現すべきマイクロミニスカートであり、その長く細い脚を見せつけるように組んで公男を魅了しようとしていた。
この細すぎるスレンダー巨乳美女なヴィーラだが、その実力はアルトリアには劣るものの斑鳩と同様に、相当な実力の持ち主だ。
入学した当時の一年生のときは一つ上にカタリナが居たために全国大会に出場できず、二年生のときはアルトリアが入学してきたためにやはり全国大会に出場できなかった不遇の天才剣士なのである。
お嬢様と呼ぶに相応しい華やかなスレンダー巨乳な美女のヴィーラはまるでキャバクラ嬢のように、用意していた大きなソファーで肩が触れ合うほどに公男と接近をして話しかけていく。
普通の男ならば、ヴィーラの美しさに鼻の下を伸ばしてだらしない顔を晒すこと間違いナシのハニー・トラップのような仕掛けであった。
「ひとりちゃんに聞いたけれど、夢野くんは音楽にも詳しいのよね? よかったら、おすすめの曲とか教えてくれないかしら。私ってミーハー気質というか、流行りの曲はフォローしてるけど古めの曲とかは知らないないから……詳しい人に教えて欲しいの」
(ひとりちゃんは夢野くんのことを音楽に興味がある同じ趣味の人だと思ってるけど……ヤリモクなゲスだということを教えてあげればその熱も冷めるわよね! 音楽の話題を振りつつ……ちら、ちらと胸元を見せる! ひとりちゃんほど大きくはないけど、そこそこの大きさはあるからそこに視線を集めれば、音楽の話なんて上の空でカッコ悪いところを見せるはず……! そんな姿を見れば、警戒心の強いひとりちゃんは自然と遠ざかるものね!)
そんなヴィーラとともに公男を挟み込むようにソファーに座った郁代は、この夢ノ国学園の『選択式制服』の中で原作に近い制服の胸元を過剰に開いて、原作では幼さの残ったスレンダーボディだったのに膨乳して巨乳になっている。
相対的に爆乳化しているぼっちちゃんこと後藤ひとりと比べると小さいものだが、それこそ原作の喜多ちゃんファンが見れば苦言を呈しそうな、セクシャルな巨乳化という改変なほどだ。
しかし、原作では貧乳であったアルトリアやエリカの爆乳化などからも分かる通り、巨乳好きである公男の意図を汲み取ったプロト・マーリンの仕事は完璧な成果を出しているため、郁代のハニー・トラップの狙いは正しいだろう。
巨乳化したというのに体つき自体は原作通りの驚異的な細さを維持していることもどこか妖しい色気を放っており、しかも、郁代は根明でスクールカースト上位という、実に正統派の美少女なのだから、やはり高校時代は女っ気のなかった公男にとってはまさしく理想的な同級生なのだから、その効果をより強力なものとなるはずだ。
「この未来を考える会なのですが……告白、いわゆる『カミング・アウト』となりますが、私たちは同性愛者になっています。どうしても男性の魅力というものを感じ取れず、同性に対して愛情を抱いてしまう性質なんです。そんな女性のことを、男性としてどう思いますか? 社会的には広く周知されている、もはや一般的な属性となっていますが、面白く思わない男性も多いと聞きますので、夢野さんの意見を聞きたいんです」
(友奈ちゃんはこの人のことを大人の余裕がある素敵な男性だと評していたわ。そこで、このように真面目な話をしているというのに……は、恥ずかしいけれど! 丈を詰めたミニスカートで、あ、あ、脚を開いて股間から下着が見れるように、前に座る……そこで視線を注ぐ姿を隠し撮りすれば、卑猥な男性の本性に気づいてくれるはず……!)
一方で原作から豊満であった体つきの美森は、さらにメリハリの効いたドスケベボディになっており、その中学生離れした巨乳は爆乳に、むっちりとしたお尻は今にも握りしめたくなるほどのデカ尻になっていた。
しかも、原作では清楚さを感じさせるきっちりとした着こなしをしている制服だが、今回は公男を『中学生相手にエロい目を向けるセクハラロリコン男』に仕立て上げるために、普段も膝上の丈のスカートをさらに極小ミニにまで詰めて、少しだけ膝を開くことで男の視線を股間へと誘導していた。
それだけでなく、いちいち体を大きく伸びをしてはその特徴的な爆乳をぷるるんと揺らしてさらにセクハラ視線を向けさせる行動もさせていくのだ。
首から上は幼気な美少女顔で、しかも、黒髪にタレ目で実に穏やかな大和撫子といった風貌なのに、その体つきはサキュバスのような爆乳デカ尻でくびれたウエストのドスケベボディという、中学生らしい魅力と中学生とは思えない魅力が同居した騙し絵のような美少女がそれをやるのだから、普通の男相手ならば間違いなく刑務所にぶち込むような、逆に美森のほうが人生を狂わせる性加害者だと糾弾されそうなハニー・トラップになること間違いなしである。
このように三者三様のハニー・トラップを同時に仕込まれては、セクハラでは留まらずに社会的な立場を失うようなレイプ犯罪まで行うことはほとんど確定的だ。
そう、そのはずだった―――――。
「カタリナさんめちゃくちゃヴィーラさんのこと褒めてましたよ!
優しい人だけど厳しい人だってアルトリア姉さんが言ってたのに、ヴィーラさんに関しては悪いこと一つも言わないからやっぱり信頼関係あるんですね!
俺の周りって同性カップル少ないんですけど、やっぱりそういう絆みたいなのあるんだな~ってなんか感動しちゃいました!」
「お姉様が!?
そんな、わ、私たちはまだカップルと言うほどではなくて……お姉様と『性教育実習』をともにしたことがあるけど、それは『女子生徒同士ならよくあること』ですし……❤」
「そ、そうなんだ……そういう授業もあるんだ……ごくりっ。で、でも、二人ってお似合いだと思いますよ! 俺、ヴィーラさんのこと応援しますから!」
「あなた……男性にしては見どころがありますわね❤
普通の男性はお姉様や私を見れば下品な目を向けて、女よりも男のほうが良いなどとふざけたことを言い出すのに……なるほど、お姉様の観察眼が間違っているわけもないのですから、私があなたを侮りすぎたかもしれませんね❤」
空気を読む力が弱いものの鈍感なほどに呑気で元気が良い、根っからの後輩力を持つ公男はカタリナとヴィーラの百合カップル成立を無邪気に応援しだした。
その際にこのドリームワールドでは常識である、大人のおもちゃやローションを使用して行う『女性同士の性教育実習』の存在に喉を鳴らしながらも、それでも公男は下心なしにヴィーラの恋路にはしゃいでいく。
マーリンが持たせた魅了チートの影響もあるだろうが、そんな公男の姿にすっかりと心を許したヴィーラはその体を色仕掛けのつもりもなく無邪気に寄せていって、見直したとまで言い出してしまっていた。
「実はぼっちちゃんから聞いてMVとか見させてもらったけど、喜多ちゃんってすごい声きれいだよね。結束バンドのファンになっちゃった!
やっぱり武道館とか目指してんの? なんか同級生から有名ミュージシャンが出るって、自分のことでもないのに興奮しちゃうよなぁ」
「ありがとうございます♪ 私はギターボーカルだけど、実際は先輩たちやひとりちゃんのおかげで、私はあんまり貢献できてないかもなんだけど……」
「そんなことないって!
いや、もちろん他のみんなも凄い上でだけど、喜多ちゃんは華があるじゃん! 顔が可愛いのはもちろんだけど、自分の可愛いをちゃんと演出してるというか、オシャレで強めてるっていうか、人の前に出るのに向いてるというかさ……!
いや、俺みたいなテキトーに音楽を聞いてるだけのトーシロに言われても嬉しくないかもしれないけど、でも、結束バンドは喜多ちゃん以外のボーカルじゃ駄目なバンドだってことはなんとなくだけどわかるよ!」
「え、ええ~……❤ そ、そうかな……❤
その、夢野くんってなんだか思ってたよりも話しやすい人なのね❤ 他の男の子ってすぐに一緒にカラオケ行こうとか誘ってきて、その、面倒くさいんだけど……私の話をずっと聞いてくれるの、すごく嬉しいかも……❤」
郁代もまた同様だった。
本来は色仕掛けでだらしない姿を誘い出し、音楽の話をふるのにいちいちナンパを仕掛けてくる公男の姿を撮影していこうとしているのに、ヴィーラとの話が落ち着くと興奮を顕にして、公男は郁代のことよりも結束バンドの話を聞きたがる純粋なファンの仕草を見せてきたのである。
元々、明るい性格ながらも自分に自信を持てない傾向があった郁代をべた褒めし、それでいて郁代と親しい他のメンバーを下げることもなくて箱推しと言わんばかりに褒めていくのだ。
そのため、こちらもヴィーラのように体をぐぐっと寄せるほどに体を寄せて、その原作崩壊なほどに巨乳キャラになっている胸を自然と寄せるような距離まで近づいてしまっていた。
「男の子が怖いんじゃなくて嫌な気持ちになるのって、やっぱり仕方ないよね……!
俺、こういうことあんまり考えたことなかったから、東郷さんは嫌な気持ちになってるからちょっと反省しなきゃかな。
それに、友奈ちゃんと東郷さんがカップルだったって知らなかったから、なんか失礼なことしてたかも……」
「いえ、そんな……! 私の嫉妬心のような気持ちを真剣に聞き届けてくれるお兄さんに感謝しても、失礼なんてことはありません!
男性は、私たちのような関係を内心よく思っていない人も多いみたいですから、こんな風に話を聞いてもらえるだけでもすごく嬉しいです」
「家庭も作れるもんね、女の子同士でも。先進的だなぁ……って、こういうのも良くないのかぁ。でも、そういう集まりがあるってことはやっぱり嫌な想いすることもあるんだね。俺も教えてもらっていいかな、空気読めないから相手の人に失礼なことしちゃいがちだしさ」
「そういう風に歩み寄ってくれる人がいるなんて、なんだか……私も嬉しい。
しつこいようだけど、保守的な人は未だに同性婚に眉をしかめる人も居ますから。すみません、なんだか恨みがましいことばかり言って……お兄さんのような影響力の高い人が理解を示してくれると、きっと社会も変わるはずだわ!」
美森などはわずかに開いていた脚をいつものように閉じてしまうほどに会話に熱中をしてしまっていた。
ローテーブルを挟んで会話をしている公男とより熱の入った会話をしようと前のめりになるものだから、その中学生離れした爆乳をぷるるんと揺らしてしまっている。
しかも、先ほどまでは『夢野さん』という呼び方だったのに『お兄さん』という実に親しみを感じる呼び方にもなっていた。
それどころか、まだ中学生でもある自分に対して謙虚に教えて下さいと頭を下げる様子に、すでに美森の中で公男の好感度はぐんぐんと上がっていってしまっている。
ヴィーラや郁代はともかく、美森に関してはもはや、完全にハニー・トラップの目的であることも忘れてしまっていた。
(…………はっ! い、いけません! 彼が話しやすいものだから、ついつい元の目的を忘れていたように会話を弾ませてしまいました!)
(で、でもでも、ヴィーラさん! 夢野くんは本当に非がない完璧な男の子ですよ……!? その、だらしない男の人たちとは全然違うっていうか……!)
(『本物の男性』とは肉体の特徴だけではなく、その人格も優れているということは実感してしまうわね……! だ、だけど、余計に友奈ちゃんがお兄さんに魅了されてしまうことが心配になってしまうわ!)
(確かに、それはそうですわね……今まで釣り合う男性が居ないから孤高でいたお姉様ですが、彼ほどの男性ならば悔しいですが釣り合ってしまいます……! そうなれば、私は彼にとってもお姉様にとってもおじゃま虫に……!?)
(コミュニケーション能力もすごく高いから、ひとりちゃん相手でも会話を弾ませるというのも納得です! 二人のパートナーと違ってひとりちゃんは私に流されて『性教育実習』でパートナーになってるところがあるから……ああ、大変! 本当に捨てられちゃうかも!?)
(……これは、少々強引に責めましょう! 『死中に活を求める』、古今東西の名将に共通する教え! ヴィーラ先輩、喜多先輩……行きましょう!)
だが、さすがに三人は自分たちが元の目的から乖離して公男との会話を楽しんで彼に対する好感度を際限なく上昇させてしまっていることに気づいてしまった。
元は心のなかでどこか見下していたはずなのに、今となっては魅力的な男性(と、ドリームワールドの住民である三人は感じてしまうようにマーリンに調整されている)である公男に自分たちのパートナーが奪われてしまうかもしれないという、強者への畏れを抱くようになっている。
そこで、監視カメラで撮影していることをいいことに、本来の予定として立てていたハニー・トラップよりもさらに過激な手段を取ることを選んだのだ。
「あ、あら……❤ どうしたのかしら、なんだか……ここ❤ 盛り上がっていますわね❤」
「へっ……あぁ!? い、いや、これは……! そ、その! 生理現象というか、ヴィーラさんたちが可愛すぎるから思わずというか……ご、ごめん!」
(っ~~❤ 同性愛者の私たちを相手に発情したことに、本気で申し訳ないと思っているがわかる真摯な謝罪……❤ 年下の可愛さと誠実さ、ああ……お姉様以外には感じたことのなかった気持ちが湧き上がってきますわ……❤)
ヴィーラはわざとらしくその胸元の開いたミニスカワンピースで包んだ豊満な大人の体を押し付けて、さわさわと公男の太ももを撫でながらまるで今気づいたと言わんばかりにズボンの股間を盛り上げている勃起チンポについて言及をする。
それに対して慌てふためく公男は、寝取られ趣味がないように百合キャラを無理やり手籠めにする気持ちも薄いために、悪いことをしてしまったと慌てふためく。
そんな行動さえもヴィーラにとっては公男の誠実さ――カタリナが評価した項目を十分に満たしている姿と捉えて、限界まで上がっていたはずの好感度がさらに天井をぶち破って上がっていくのだった。
「ああっ、これがオチンポなのね❤ 夢野くんは『本物の男性』で、そのオチンポは他の人や教科書の写真とは全然違うって聞くけど……その、引かないでね? セクハラみたいになるけど、これを私たちに見せてくれないかしら❤」
「え、ええ~~!? い、いや、それは……いや、いいんだけど、そっちは、良いの……!?」
(ふふ、慌てちゃって……なんだかひとりちゃんみたいで可愛いわ❤ それに……正直ちょっと興味あるかも、この大きく膨らんでるオチンポ❤ おもちゃでは大きめの使ってるけど、それより少し小さいぐらいなのかしら?)
郁代もまた制服で巨乳JKの属性を強調するように体を近づけていき、こちらは直接的に股間へとスリスリと手を乗せて動かしていく。
ぼっちちゃんとの性欲解消のためのレズプレイでは基本的に大きめのバイブを使っているため、その大きさに対する恐怖のようなものはないようである。
もちろん、その大きめと言っているバイブが公男の元いた現実世界基準だとむしろ通常サイズのバイブであることも知らないし、当然だが公男の巨根チンポは普段使っているものとは比べ物にならないほどのサイズであることも、今の郁代は想像さえしていないのだった。
「私からもお願いします、お兄さん❤ 後学のため、男性の性器がどのようなものなのかということも知っておきたいのです❤ それに……私たちがはしゃいで無警戒になってしまったから、興奮してしまったんですよね❤ そのお詫びに、性欲解消のお手伝いをさせてください❤」
「そ、それは……えっと、いや、でも……お、お願いしたいけど……!」
(ああ、やっぱりお優しい人なんだわ❤ そんなに股間を膨らませているのに、私たちのことに気を使って性欲に従うことに抗っている……❤ 友奈ちゃんは人を信じやすいからと穿ってみてましたが、この人に関しては本当に素晴らしい男性だとこんな時でも感じてしまうわ❤)
美森は向かい合った状態で、大和撫子らしい淑やかな振る舞いで、とても淑やかとは思えない性欲処理の申し出を行うのだった。
自身のパートナーである友奈は疑うことを知らない天真爛漫な美少女であるために騙されているに決まっていると思っていた最初からは考えられないほどに、美森は公男に対して強い行為を抱いていた。
それこそ、性欲処理のための『そういう行為』に一切の嫌悪感を抱かず、むしろ率先して彼のムラムラを解消してあげたいと思ってしまっているほどである。
「それでは、歴史深い『未来を考える会』のメンバーとして、オチンポをイライラさせてしまった責任を取らせてもらいますわね❤ さあ、そのまま脚を大きく開いて私たちに身を委ねてくださいまし❤」
「安心して、夢野くん❤ 私たちも嫌々だったけど男性に対する性行為の必修授業は受けてるから、一人ならともかく三人がかりだからきっとあなたを気持ちよく出来るはずだわ❤」
「男性への性行為を学べば学ぶほどに、それをニヤニヤと学んでいく男子に強い嫌悪感を抱いていましたが……不思議と、お兄さんが相手ならばむしろ楽しさを覚えますね❤ 世の男性みんながお兄さんのようなら、もっと生きやすい世界になるのに……❤」
そうして、男性に対して各々の感情の強さは違えども嫌悪感を抱いている強烈なレズ美少女たちの性奉仕が始まっていったのである。
三人はこれをハニー・トラップ、だらしなく快感にふける姿を撮影して『強い雄』や『かっこいい雄』など居ないということを見せつけようとしていた。
そのはずなのだが、ムクムクとズボンを盛り上げているチンポへと熱のこもった視線を向けている姿からも、本気でそう思っているのかも妖しいところである。
「あ、ちょ、ちょっと……! く、くぅぅ~~……そ、それじゃ、お願いします……!」
その誘惑に、負けてしまった。
元々、このドリームワールドではそういった行為が出来るということを知っているというのも大きい。
百合に手を出すのはお行儀がよくないから辞めておこうと思っていた考えなど、公男は簡単に吹き飛んでしまった。
「ええ、お願いされましたわ❤ 早速ズボンの中できつそうにしてるこのオチンポを、楽にしてあげないといけませんわね❤」
「はい、ズボンのベルトをぉ……かちゃかちゃ~って外して❤ チャックを、ジジジ~って下ろして❤ 下着を、脱がしてあげるわね❤」
「ふふふ、お兄さんは本物の男性ですから❤ 写真だったりで見た性器とは比べ物にならないほど、きっと、ものすごく大きいのでしょ、う、ね…………?」
このドリームワールドでの性教育は、公男が居た世界よりももっとあけすけな、モザイク処理を施されていない男性器や性行為時の写真などを用いて行われるものだ。
そのため、男性に嫌悪感を抱いているレズである三人であっても、非勃起時のチンポと勃起時のチンポ、どちらもその大きさを把握しているのである。
そういったこともあって、それでも巨根チンポを持つという『本物の男性』の公男は性教育の授業で習ったものよりも大きいのだと思いながらも、心の何処かで侮っていたのだ。
それが誤りで驕りだと、気づいてしまった。
『えっ……あっ……うぅ……?』
ずるずるぅ~~~…………ぼろんっ!
そのようにして、巨根チンポがまろび出た。
三人の動きが――――いや、呼吸が止まる。
公男の露出されたチンポは、彼女たちが想定していたものよりも遥かに大きく、何よりも遥かに生々しかったからだ。
ビクンと脈打ってるチンポには血管が浮き出ており、めくれている皮は少しだけ淫水焼けしたヤリチン特有の濃い色素になっており、何よりも下着から解き放たれたことで独特の精臭が鼻の中に飛び込んできたためである。
プロト・マーリンによって、ドリームワールドの女性全てを魅了するためだけに作られた完全チートなマジカルチンポは、たとえその相手がどうしようもないレズ女だったとしても、呼吸を忘れるほどに引き付けるのだ。
「うぅぅ……す、すんません……! ちょっとだけ大きくなっちゃってて……その、悪気とかは本当ないんで……! 今からでも、トイレでシコったり、ちょっと時間を置いたりすれば戻ると思うから……!」
「なっ……!? ま、まさか、これって……!?」
「え、ええ!? ゆ、夢野くん、勃起をしていないの!?」
「まるで戦艦の大砲のような凄まじさなのに、まだ大きくなるということなの……!」
しかも、その巨根チンポはまだ半勃起状態であった。
もちろん、ドリームワールドに来る前の公男なら三人のエロすぎる体を見ただけでガチ勃起状態になっただろうか、このドリームワールドで過ごした淫猥な日々がエロスへの耐性を身に付けさせた。
さらに、相手が男性に対して嫌悪を抱いている百合キャラであったことも、『それなら欲情しちゃ駄目だよな……! いや、俺は邪道なオタクだから百合に挟まる男でもシコるけど、それはあくまでもNTRと一緒でエロ作品だから楽しんでるだけで、リアルではやっちゃ駄目だろ!』というどこかズレた意識で心を鎮めたのも大きい。
「ごくりっ……❤ そ、それならば余計に気持ちよくして差し上げないといけませんわね……❤」
「そ、そうねっ❤ 夢野くん、私たちは実施は未経験だから……その、至らないところがあったら遠慮なく言ってね❤」
「お二人が男性器……い、いえ、性行為中は、オチンポと呼ぶのでしたね❤ オチンポをシコシコしている間に、興奮できるように僭越ながら、その、おっぱいとオマンコをお見せしますね❤」
魅了の力を持った運命の巨根チンポの迫力に呑まれていた三人だったが、あせあせと慌ただしく性行為に移っていく。
ヴィーラはその右手をチンポへと伸ばし、郁代はその左手を同じくチンポへと伸ばしていく。そして、テーブルを挟むように向かい合っている美森はその脚をはしたなくソファーに乗せるようにM字開脚をしていき同時に下着も脱いでいきその中学生オマンコを見せつけ、同時にその最大のセックスシンボルである爆乳もまた制服をまくることで露出していった。
この時、美森は今まで性器とお行儀よく呼んでいたチンポのことを実に下品なチンポといい、自身の体も胸や女性器と呼ばずにおっぱいやオマンコと呼んでいた。
これは性教育で施される、『相手を興奮させるために卑猥な言葉を選ぶのは性行為のマナーである』というドリームワールドの常識のためだった。
「それでは……❤ 大学生おっぱいと高校生おっぱいを両腕で感じながら、中学生おっぱいを視姦する気持ちの良い射精をしましょうね……❤ あなたは何も考えずに、私たちの手でチンポをシコシコされて、びゅーびゅーオチンポから精液を出して……❤」
「東郷さんのおっぱい、ものすごく大きいわね……❤ 顔立ちは中学生って感じの幼さだけど、おっぱいは私やヴィーラさんよりも大きいのって、ギャップがすごくて興奮するんじゃないかしら❤ ひとりちゃんと同じぐらい、ひょっとしたらそれよりも大きいかも……❤」
「そ、それでは……お兄さんのオチンポを見ながら、オナニーをさせていただきます❤ 同性愛者でも魅了する素敵なオチンポを見せてくれたことに感謝を込めながら……んぅ❤ 女子中学生のオナニーを、オカズにして気持ちよくなってください……❤」
ヴィーラと郁代から巨乳を押し付けられながら、シコシコと女らしい少し小さめの手でチンポをシゴきあげられていく。
美森はそのおっぱいを強調するように左手で持ち上げて揉みしだき、その右手の指を器用に動かしてオマンコを広げながら愛撫をするというオナニーを開始していった。
男性経験がないというのに実に手慣れた複数プレイは、男性への性奉仕の教育が義務化されているドリームワールドだからこそ成り立つ光景である。
「このままじゃ気持ちよくなれないかもしれないですわね……❤ なら、お耳にも……んちゅぅ、じゅるるぅ❤ れろれろぉ、じゅるるぅ❤ ちゅぅぅ~❤」
「あっ、それいいですね❤ ヴィーラさんが右耳に耳舐めをするならっ……私は左耳にしちゃおうかしら❤ ちゅぅ~~、ちゅっ❤ れろ、れろろぉ❤ むちゅぅぅ、じゅるる、ちゅっ❤」
「あぁ……❤ 複数人の女性から当たり前のように奉仕を受けているお兄さん、な、なんだかすごくかっこいい……❤ おかしい……胸だけじゃなく体全身を熱くしちゃう感覚が、ふぎゅぅ❤ い、いつものオナニーよりも、友奈ちゃんとの性処理よりも、何倍も気持ちよくなっちゃうぅ❤」
それも手コキ奉仕だけでは終わらなかった。
そのまま両耳にそれぞれの美少女が耳舐め奉仕をプラスしていったのである。
ビクビクとチンポがさらに硬く大きく勃起していき、同時に快感を覚えている公男の体が同じくビクビクとチンポに遅れて痙攣していった。
ヴィーラと郁代が性奉仕をしている様子を見て、美森は強い興奮を覚えていた。
この世界は多くの美少女キャラクターが暮らしているが、それでも、社会を構成するために占める必要な人口のほとんどが『モブ』に当たるキャラたちである。
そのモブに比べると間違いなく格上の美しさであるヴィーラと郁代は社会的にも魅力的な美少女と評価されており、そんな二人が熱烈に奉仕をしているというのは、この常識が異なるドリームワールドにおいても王様のような選ばれた存在でしかあり得ない出来事なのだった。
「ふぅぅ~~! ヴィ、ヴィーラさん! 喜多ちゃん! 東郷さん!」
「ひゃぁんっ❤ あっ、い、いいのですよ❤ ちょっと、驚いて声が出ただけですもの❤ あなたは、性奉仕を受ける側❤ ムラムラしたのなら、女性の胸を揉むぐらいは当然の権利ですわ❤」
「きゅぅんぅ❤ な、なんだか、とっても上手❤ ひとりちゃんみたいに勢いがあるのに、ひとりちゃんよりも巧みっ❤ そ、その調子で、私たちの胸を東郷さんの胸だと思って揉みしだいてね❤」
「あぁっ……う、羨ましい❤ 視線こそ私に向けられてるのに……お兄さんの手はヴィーラ先輩と喜多先輩のおっぱいをモミモミしてて❤ お兄さんのオチンポはヴィーラ先輩と喜多先輩の手で気持ちよくなってる……❤ ぅぅ~~……羨ましい……❤」
そして、この以上とも言えるシチュエーションに強い興奮を覚えたのは美森だけではない。
奉仕を受けながら女子中学生のナマオナニーを鑑賞している公男も同様に快感に溺れてしまい、その欲望のままに両隣で耳舐め手コキ奉仕を行っている巨乳美少女のその巨乳を揉みしだいてしまったのだ。
それだけでもものすごい贅沢なプレイだと言うのに、公男は血走った目で美森を観察しながら二人の巨乳を揉みしだいており、それはつまり、二人の巨乳を指の感覚では楽しみつつも実際は美森の中学生離れした、この大学生美少女と高校生美少女の二人の巨乳よりも大きな爆乳の『代わり』にしていることは明らかだった。
「ふふふ……なんだか可愛いですわね……❤ 変な母性に目覚めてしまいそう……❤」
「性欲丸出しなの気持ち悪いと思ってたけど……夢野くんだとなんだか可愛く見えてくるわ❤」
「あぁっ❤ 見てください、お兄さん❤ 私のはしたないオナニーを、もっと見てぇ❤」
そんな屈辱的な扱いを受けても、ヴィーラと郁代は公男に対する嫌悪感を覚える様子はまるでなかった。
むしろ、快感に夢中になっている姿を揃って『可愛い』と称して、好感度をさらに高めてしまっているほどである。
そんな都合の良すぎる甘々なプレイに、男が耐えられるわけがない。
「はぁ、はぁぁ! も、もう射精るっ!」
公男は射精を宣言する。
この三人がかりの贅沢な射精サポート奉仕を行っているのが男性を受け入れられないはずのレズ美少女であるという情報もより興奮を高める材料となっているのだ。
三人もまた、その射精宣言に対してすでに幸せそうに気持ちよく蕩けきっていた表情をさらに緩ませて、それぞれの動きを加速させていく。
その激しい手コキとエロすぎるオナニーを受けて、公男は勢いよく精液を解き放つのだった。
「んちゅぅぅ、じゅるるぅ~❤ さぁ、ピューピューしていいのですよ❤ 中学生のオナニーを見ながら、大学生の手と高校生の手で気持ちいい射精を味わいましょうね❤」
「れろれろぉぉ~……ちゅぅ❤ 大丈夫よ❤ なんの遠慮もなく、男の子が射精するところを私たちに見せて❤ 女の子のことが好きな女の子に、男の子のかっこいいところを魅せてほしいわ❤」
「お兄さん、お兄さん❤ 私もイキますっ、イッてしまいます❤ で、できるなら一緒に❤ 一緒にイキたいです❤ あぁ、イク❤ イクイクっ❤ イックぅぅっ❤」
「うわ、わわ! おぉぉぉっ~!?」
びゅるるるるっ! びゅぅぅ、どびゅぴゅぅ! ぴゅるるう、どぶびゅうぅぅぅ!
「きゃぁっ❤ う、嘘っ❤ す、すごい勢い❤ こんな……あぁ❤ 学んでいた知識と全然違う、破裂したような勢いっ……か、かっこいいっ……❤」
「え、え、ええっ❤ こ、これ、大丈夫なの❤ そんな、東郷さんの体にかかるぐらい精液が飛んで……❤ オ、オチンポ痛かったりしないのかしら❤」
「ひゃぁぁっ❤ あ、熱い、熱いぃぃっ❤ そんな、こんなの知らない❤ は、肌に液体がかかっただけで、あ、頭が❤ ひぅ、あぁぁ❤ イクの、止まりませんっ❤」
その射精はテーブルを挟んでいた美森の体にびしゃりとかかるほどの凄まじい勢いだった。
三人が性教育で習っていた射精の常識を大きく塗り替える、公男だけが行える噴射のような射精に各々がうっとりと公男を見つめていく。
剣の道に進むヴィーラはその力強い射精に心を掴まれ。
人を気づかえる優しさを持つ郁代はその激しさが異常事態と判断して公男を気遣い。
それ自体に強い魅了効果を持つ熱い精液をかけられた美森はぶるると体を何度も痙攣してガチアクメに達してしまったほどである。
「その……笑わないで、くださるかしら❤ 私たち、もう、我慢ができなくなってしまいましたわ……❤ お姉様のことも愛しているけれど、あなたに惹かれているのっ……❤」
「うぅ……ど、同性愛なんて語っておきながら何をと呆れるかもしれないけど……わ、私っ、夢野くんのことが好きになってしまったみたいなの❤」
「私も、同様です……❤ 幼い小娘の戯言だったと思って、ど、どうか……先ほどまでの発言を忘れて……そのオチンポを、私たちにください……❤」
ここまでの射精を見せられては、もはや誤魔化すことは出来なかった。
同性愛者であるという自認を持つはずの三人はドロドロに愛液を垂れ流しているオマンコとキュンキュンと疼く子宮に促されるように、お互いが視線を合わせて無言でうなづく。
これから先はハニー・トラップでもなんでもない。
ただただ、自分たちの牝が公男という雄を欲していることを自覚した――――チンポおねだりをしてのガチ恋セックスを始めようとしているのである。
「ごくりっ……ゆ、百合のチンポ堕ち……! 喜んじゃいけないのに、エロすぎるから体が勝手に喜んじまう……!」
そんな三人のレズ美少女を見て、公男は連射可能なチンポを復活させていく。
NTR趣味や百合の間に挟まる趣味はあくまでフィクションを楽しむ上だと言い聞かせても、実際にそれを女性側から求められたら我慢ができなくなってしまう程度には、公男は楽天的という名の堪え性のない男なのだ――――。
後編)
03:ドリームワールド~あなたに都合のいい多重クロスオーバーで現パロ風のエロ世界~『百合女子チンポ堕ち編』(後編)
