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勇者パーティ『ポピパ』がふたなり魔王軍『ロゼリア』の前に全滅してしまうお話

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現在、人類は存亡の危機に立たされていた。突如現れた魔王軍。いくつもの国が支配され、今日も魔物を引き連れ人間の国へ侵攻を続けている。その圧倒的な戦力を前に人類は為す術なく、このまま世界は魔王に支配されるのかと思われた。


「しかーし!そこに立ち上がったのが勇者パーティポピパ!彼女たちは人類の希望となって魔王軍と戦うのだ!いつか魔王を打ち倒し、人類に自由と平和をもたらす日まで!」


誰に言っているか分からないナレーション口調のセリフを言い切り、拳を突き上げながら満足そうに頷く少女。茶髪にアメジストのような瞳をした、見るからに活発そうな女の子だ。しかし腰にぶら下がる煌びやかな『聖剣』を見れば、彼女がただの少女ではないと理解できるだろう。その少女の名前はかすみ・トヤマ。神に選ばれた者しか持つことを許されない聖剣を引き抜いた勇者である。


「頑張ろうね!みんな!」


かすみはそう言って後ろを振り返り、仲間たちへ笑いかけた。残り4人の勇者パーティのメンバーたちは苦笑や微笑み、ため息で返事をしてくる。彼女たちは戦士、魔術師、弓手、神官とかなりバランスのいい構成になっており、また全員がうら若き乙女という特徴もあるパーティだ。


「お前、1人でなにやってんだ...」


ローブにとんがり帽子、身の丈程の杖を持った魔術師の少女、ありさ・イチガヤが呆れた様子で首を振る。


「やっぱりついてきたのは間違いだったなぁ...」


杖を持っていない手を額に当てた彼女は、元気すぎる勇者について来たのは失敗だったかと愚痴をこぼす。


「えーっ!?なんでそんな事言うのぉ!?」


ビュンッ!


するとかすみは一瞬でありさに詰め寄り、彼女の手を握った。


「きゃっ...!?おいっ!びっくりするだろーが!」


ありさは可愛らしい悲鳴をあげたあと、少し顔を赤くしながらかすみに抗議の声をあげる。ありさからすればかすみがいきなり目の前に現れたのだから無理もない。聖剣の使い手に相応しい身体能力を持つ彼女の素早さは、常人では目で捉えることさえ難しいのだ。優秀な魔術師であり、肉体的な強さは平凡であるありさも例外ではなかった。


「だってだってぇ!」


かすみは怒るありさの顔を見つめながら、綺麗な紫色の瞳をウルウルとさせる。


「うっ......あーもう!分かったから!パーティを抜けたりしないから離せ!」


かすみに見つめられたありさは、恥ずかしさを紛らわせるように大きな声でそう宣言した。度々ツンツンした態度をとる魔術師の少女も、勇者にはなんだかんだ甘いのである。


パンパン


その時背中に両手剣を携えた少女が手を叩いてかすみとありさの意識を自分に向けさせた。


「はいはい、2人とも。じゃれ合うのはそれくらいにして、周りを見ておこうね。もうすぐ目的地につくんだから」


2人にそう促したのはさあや・ヤマザキ。ミルクティー色の髪をポニーテールにした勇者パーティポピパきってのしっかり者だ。


「なっ...!?別にじゃれてなんか...」


さあやの言葉に反応するありさ。反射的に反論しようと口を開くが、ニコニコとこちらを見つめるさあやを見て何を言っても逆効果だろうと静かになった。利口な選択である。


「み、みんな楽しそうだね...」


彼女達のやり取りを見て神官服に身を包んだ少女、りみ・ウシゴメは隣の少女、たえ・ハナゾノに話しかけた。


「...ん...あの雲バンジージャンプ飛んでる犬に似てる...」


弓を背中に背負ったままボーッ...と空を見上げていたたえは、りみの言葉には答えずいきなりそのようなことを言い出す。


「あの...おたえちゃん?」


「見てりみ。あそこの雲はチョココロネみたい...」


「えっ...どこぉ?」


自分の話を聞いていないらしいたえに再び話しかけようとしたりみだったが、たえが空を指差しながら自身の大好物を告げたことで俄然興味を示し始めた。犬のようにじゃれつくかすみへ律儀に反応を返すありさと、仲良く空を眺めるたえとりみ。そしてそんな4人を保護者のような目で見つめるさあやという、勇者パーティとは思えない和やかな雰囲気のまま彼女たちは旅を続けていく...













「そういえばさ。この前魔王のこと『先輩』って呼びかけただろ」


嬉しそうに周りをピョンピョンと跳ねるかすみと格闘していたありさだったが、ふと手を止める。彼女は以前魔王と遭遇した時のことを思い出し、疑問に思っていたことをかすみに問いかけた。


「うーん、なんだかそう呼びたくなっちゃうんだよねぇ」


ありさに質問され足を止めたかすみは、顎に手を当てながらそう答える。


「確かになんか風格あるし、その気持ちは分からなくもないけどよ...一応は敵なんだから、他のやつに聞かれたらまずいと思うぞ」


「確かにそうだよねー...うん!分かった!ありがとうありさ!私のためを思ってそんなこと言ってくれるなんて嬉しいよー!」


「バ、バカ!そんなんじゃねー!」


ありさから気遣いの忠告を受け、かすみはニヤニヤと嬉しそうに笑いながら礼を言う。ありさは急いで否定するが、その頬は赤くなっていた。


「あ、照れてる?」


恥ずかしそうにしているありさをからかいたくなったのか、さあやも2人の会話に参加してくる。


「さあや!いらないこと言うな!おいかすみちげーから!抱きつこうとすんな!」


かすみがありさを追いかけ、2人の追いかけっこが始まった。しかし次の瞬間、パーティポピパの斥候役を兼ねるたえが前方を見ながら警告の声を発する。


「みんな!止まって!」


「「「「っ!」」」」


いつになく真剣なたえの声に、他のメンバーたちの顔つきが一瞬にして変わった。かすみとさあやは柄に手を当て、いつでも武器を抜ける体勢をとり、ありさとりみはいつでも魔術の詠唱を始められるように集中力を高める。


「...来る...!」


前方を睨んだままのたえ。彼女がそう言った数秒後には、見つめていた先に黒い渦が現れた。


ズズズ...


「転移だ...」


魔術師であるありさが術を看破し、その内容を他のメンバーに伝える。するとありさの予告通り、黒い渦の中からゆっくりと何者かの姿が見えてきた。


「見つけたわ」


聞こえてくるのは美しい声。決して大きな声量でないにもかかわらず、まるで耳が自ら望んで拾い上げたかのように聞き取りやすいその声は、かすみたちにとって記憶に残るものだ。


ズズン...


黒い渦から長く美しい銀髪が見える。そのまま姿を見せたのは、黒を基調としたいかにも魔王らしい格好をした美少女だった。


「久しぶりね、勇者さん」


「ゆきな先ぱ...魔王ゆきな!」


今目の前でこちらを見つめている彼女こそ、かすみたちが倒さなければいけない相手、ロゼリア魔王軍のトップである魔王ゆきな。いきなり目の前に現れた彼女をつい先輩呼びしてしまいそうになったかすみだが、隣にいたありさの肘で脇腹を突かれ慌てて言い直す。


「相変わらず元気な声ね...まだ私を倒そうとする気持ちは変わらないのかしら?」


「もちろん!私は勇者だもん!」


「そう...ふふっ...」


ゆきなの問いかけにありさは大きく頷いた。彼女の純粋で可愛らしい反応が面白かったのか、ゆきなは手を口に当てながら小さく笑う。その姿は非常に美しく、また気品に溢れたもので、気の小さい者が見れば思わずその場に跪きたくなってしまうようなレベルだった。


「それで?なんで悪名高い魔王サマが1人で私たちの前に現れたんだよ」


魔術の用意ができたありさは、ゆきなの方を油断なく睨みつけながら問いかける。


「深い意味はないわ」


「はっ!余裕って訳かよ...!」


ゆきなの返答は素っ気なく、しかし嘘偽りない言葉だった。その言葉が彼女の本心であることを理解したありさは、自分たちが全く脅威だと思われていないことに悔しさと怒りを滲ませる。


「やあやあ我こそはぁ!勇者かすみ!」


その時、ありさの前にいたかすみが腰にかかった聖剣を引き抜くと、光る刀身を高く掲げながら高らかに声を上げ始めた。


パァァァ...


するとかすみの体を聖なる光が包み込む。これこそが勇者の力の1つ。かすみが勇者らしいと思う言動をする度、彼女の身体能力は勇者に相応しいものへ引き上げられていくのだ。


「みんな、行こう!」


光を纏い、神々しくなったかすみが仲間たちへ力強い声をかける。仲間を鼓舞し、強大な敵に立ち向かおうとするその姿はまさに勇者だった。


「私の魔術で吹き飛ばしてやる!」


「ありさ、戦いは冷静にだよ?」


「援護は任せて...」


「け、怪我しないでねぇ...」


ありさ、さあや、たえ、りみの4人がそれぞれかすみの言葉に応じる。心を1つにした勇者パーティ。そんな彼女たちの視線を、魔王ゆきなは悠然と立ったまま真正面から受け止めた。


「あなた達の力、見せてもらうわ」


「やぁぁぁぁ!」


ドンッ!


ゆきながそう言った瞬間、地面が沈む程の踏み込みで一気に加速したかすみが勢いよくゆきなへ向かっていく。その後ろにさあやが追随し、ありさは杖、たえは弓で狙いを定める。勇者パーティと魔王の戦いは火蓋が落とされたのだ。
















「うっ...く、くそぉ...」


数分後、勇者パーティポピパの面々は全員地面へ倒れ伏していた。半ばから折れた杖を握りしめながら、ありさが悔し涙を浮かべる。


「ここまで差があったなんて...」


「...不覚...」


「つ、強すぎるよぉ...」


さあや、たえ、りみの3人も魔王の隔絶した強さに呆然としてしまう。


「み、みんな...」


そんな仲間たちに声をかけるかすみ。その顔は苦痛に歪んでおり、いつもの溌剌とした様子とはかけ離れた姿だ。


「私の勝ちね」


そう言ってかすみ達を見下ろすゆきなは、勇者パーティと戦った直後だと言うのに傷1つ、汚れ1つもない状態だった。彼女の周りには魔術の跡や折れた矢が散らばっている。魔王ゆきなはかすみとさあやの攻撃をいなしながら、ありさとたえの援護すらも完璧に防いでみせたのだ。


勝てない


5人がかりで完膚無きまでに敗れたポピパのメンバーたちの心の中に、絶望と諦めの感情が広がっていく。魔王を倒し、世界を救うなど夢のまた夢だった。その事実に打ちのめされ、勇者の仲間たちは皆俯いてしまう。


「ありさ...」


その時、かすみがありさに囁くような声をかけた。


「な、なんだよ...」


「転移の準備をして欲しいんだ...魔王ゆきなにバレないように...」


「えっ...?あ、あぁ...わかった」


かすみの言葉は、ありさの心に微かな失望と大きな安心を抱かせる。かすみならこの状況を打破する何かを思いつくのではないか、という淡い期待は消え、同時にこの場から逃げるという指示に安堵を覚えてしまう。強気なありさでさえ心が折れてしまったこの状況で、しかしかすみの目はまだ死んでいなかった。


ズズズ...


「...できたぞ...」


ありさがそう言うと、ちょうど5人が倒れている地面にうっすらと五芒星が浮かび上がった。ゆきなに気づかれないよう慎重に発動した転移魔術の陣だ。


「30秒後に飛ぶぞ...」


ありさは仲間たちに転移魔術が発動するタイミングを伝え、それを聞いたさあやたちは小さく頷いた。


「りみりん、魔力は残ってる?」


「う、うん...ちょっとなら...」


かすみはパーティの回復役であるりみにそう尋ね、頷いた彼女に回復魔法をかけるように頼んだ。


「かすみちゃん...?」


りみはかすみが何を考えているか分からなかったが、彼女の頼みを聞き最後の力を振り絞る。


キラキラ...


かすみの体に、りみから優しい光が届けられた。しかし傷ついたかすみの体を全快させるのは難しく、目立った外傷はないものの彼女の体には深刻なダメージが蓄積したままだ。


「ありがとう、りみりん」


しかしかすみはりみに礼を言うと、1人ゆっくりと立ち上がり、地面に倒れたままの仲間たちを庇うようにゆきなへ相対する。


「お、おいかすみ...!?何するつもりだ...!」


かすみの背中を見て何か不穏なものを感じたありさは、彼女にどういうつもりか問いつめた。


「みんなは、私が守るから!」


しかしかすみから返ってきたのは、そのような言葉だけ。


ズゴォォォォォ!


その瞬間、かすみの体からこれまで以上の聖なる光が溢れ出す。"自らを犠牲にし仲間を助ける"行動を取った彼女の意志に、勇者の力が応えたのだ。


「魔王ゆきな!勇者かすみが一騎打ちを申し込む!」


かすみは凛とした声で剣を掲げ、ゆきなに対しそう宣言する。


「駄目っ...」


それを聞いたたえは大きく目を見開き、動かない体でかすみの方へ必死に手を伸ばす。全員で敵わなかった相手に1人で挑むなど無謀すぎる。


「そ、そんな...!」


かすみに頼まれ回復してしまったりみは息をのみ、さあやはかすみを連れ戻そうと倒れ伏す体を何とか起こそうともがく。


パァァァ...


しかしその時彼女達の下で転移魔術陣が光り始めた。ありさの宣言していた30秒を迎えたのだ。


「「「「っ!?!?」」」」


4人は必死に魔術陣から体をどけようとするが、もはやその力さえ残っていない。


「かすみっ...」


ありさがかすみの名前を呼ぶ。


シュン...


次の瞬間、彼女達の姿はその場から消えていた。


「待ってくれてありがとう」


ありさたちを見送ったかすみは、自分との一騎打ちを受け入れ、何もせずにいてくれたゆきなへ感謝の言葉を伝える。敵である相手にも敬意を払う。かすみのその姿は、彼女が勇者たる理由を表しているようだった。


スッ...


かすみは悲鳴をあげる体を無理やり動かし、ゆきなに対し聖剣を構える。










数分後、勇者パーティと魔王が戦ったとされる場所には、激しい戦闘の後と折れた聖剣だけが残されていた...





[newpage]


(ここ...どこだろう...)


かすみはぼんやりとする意識の中、自分が何か柔らかいものに包まれていることを理解する。


(あったかくて、フワフワで...雲の中にいるみたい...♪)


まるで雲の上に乗っているかのような優しく心地よい感触。鼻からゆっくり息を吸いこめば、甘く爽やかな香りがさらにかすみをリラックスさせてくれる。


(私、どうしたんだっけ...確か、みんなと一緒に...)


フニャフニャと力が抜けた状態のまま、かすみは自分がどういう状況にいるかを鈍い頭のまま把握し始めた。眠っていた脳細胞が動き出し、魔王ゆきなに負けた記憶がかすみの脳裏に浮かび上がってくる。


「.........っ!?」


ガバッ...!


勢いよく起き上がり、慌てて辺りを見渡すかすみ。キョロキョロと視線を動かすと、ここは誰かの寝室のようだ。彼女は部屋の中央に置かれた大きなベッドに寝かされており、さらに手当までしてくれたらしい。かすみが自分の体をペタペタと触ってみても痛みはない。


「ここ、どこだろ...」


フワフワと手触りのいい毛布を指でなぞりながら、かすみはウンウンと頭を悩ませる。


ガチャ...


その時、部屋の扉が開く音が聞こえてきた。かすみがそちらへ視線を向けると、あまりの驚きに大きく目を見開いてしまう。


「あら、起きたのね」


現れたのは魔王ゆきな。勇者パーティポピパを単独で全滅させ、かすみも全く歯が立たなかった相手。


「えぇぇぇっ!?」


どう反応していいか分からないかすみは、ひとまず心中の驚愕に従って悲鳴のような大声をあげた。


「ふふっ...」


その反応が面白かったのか、ゆきなはクスリ...と笑みをこぼす。


「......っ!?❤」


ドキッ...❤


それを見たかすみの心臓は、何故か大きく跳ねてしまう。


(あれ...私なんで...❤)


ドキドキ...❤ドキドキ...❤と高鳴る胸を抑えるかすみ。敵であるはずのゆきなに対し、まるで恋を覚えてしまったかのような反応を見せる彼女だが、しかしそれも仕方ないかもしれない。


ファサ...❤


ゆきなは先程までの魔王らしい厳かな衣装とは違い、 淡い色のネグリジェを着ていた。少し上気した頬、しっとりと濡れた髪を見ると、どうやら彼女は入浴をしてきたようだ。陶磁器のような白く美しい肌がネグリジェ越しにチラチラと見え、普段のミステリアスな魅力に加え艶かしい色気に溢れている。その姿はあまりにも美しく、同じ女性であっても思わず目を奪われてしまうのは当然のことだ。


パチンッ...


ゆきなが軽く指を鳴らす。すると空中に魔力が集まり、彼女の濡れた髪を乾かす温風が吹き始める。


ブォォォ...


魔術とは非常に有用であるが、同時に習得できる者が限られる難しい技術だ。そんなものをこのような形で使うゆきなを見て、かすみは目の前の存在がいかに規格外であるかを改めて理解できた。ゆきなを通った風はそのままかすみの方へ漂い、彼女の頬を優しく撫でてくる。


フワァ......❤


するとその風に乗り、甘い香りがかすみの元へ届く。入浴中に香り付きの石鹸を使ったのだろうか。花のような芳香がかすみの嗅覚をくすぐるように刺激してくる。


「......んっ...❤」


ピクン...❤


かすみはその匂いを嗅ぎ、思わず少し声を漏らしてしまった。


クンクン...❤クン...❤クン...❤


反応してしまったかすみの鼻は、そのままゆきなから送られる甘い香りをさらに求めるようにヒクヒク...❤と可愛らしく鳴らす。


ドクンッ...❤ドクンッ...❤


「ふわぁ...❤なんだかドキドキしてるよぉ...❤」


どんどんと乱れる心臓の鼓動。思考がぼやけ、溢れ出す感情が抑えられなくなったかすみはついそのようなことを口走ってしまう。


スタ...スタ...スタ...


そんな彼女に対し、ゆきなは無言のままゆっくりと近づいてくる。


トサリ...


ゆきなはベッドに膝をつくと、少し口を開けながら自分を見つめてくるかすみの顎に優しく触れた。


クイ...


「うっ...❤あぅ...❤」


神々しさすら感じるゆきなの美しい顔が目の前に現れ、かすみは恥ずかしそうに目を逸らす。


フワァァ...❤


距離が縮まったことにより、ゆきなの体から放たれる甘い香りは一段と濃くなる。


「目を逸らしちゃダメよ」


スッ...❤


「あっ...❤」


ゆきなは両手でかすみの頬を包み込むと、ズレていた彼女の視線を再び自分の方へ戻させた。


ジィィィィ...


「そ、そんなに見つめられると...❤」


モジ...❤モジモジ...❤


ゆきなに顔を覗き込まれたかすみは、相手が魔王ということも忘れ恥ずかしそうに身を捩らせる。


「.........」


「あ、あの...❤えっと...❤」


スッ...❤


どうすればいいのか分からず戸惑うかすみに対し、ゆきなは真っ直ぐと彼女の顔を見つめたままゆっくりと顔を近づけてきた。


「わわっ...!?❤んむぅぅぅぅ!?❤」


チュウゥゥゥ......❤


そして慌てた声をあげるかすみの口にぴったりと密着するように自身の唇を重ね合わせる。


「んっ!?❤んうぅぅ!?❤んんんっ❤」


(えぇぇぇぇぇぇぇ!?❤なんでキスしてるのぉぉぉ!?❤)


ンチュッ❤チュウゥ❤チュ❤


かすみはゆきなに唇を奪われ、行為に対する驚きと唇の柔らかさに混乱してしまう。


チュル❤


そうしている間にゆきなはかすみの唇をこじ開け、彼女の口の中へヌルリ❤と舌を侵入させる。


「〜〜〜〜〜〜〜っ!?❤」


ピチャッ❤ニュルッ❤クチュリ❤


口内にねっとりと温かい感触が這いずり回り、口の中がゆきなの味に染まっていく。蜂蜜のように甘い彼女の唾液がかすみの味覚細胞を支配し、ゆきなという存在を少女の五感に刻み込む。


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


ゆきなの舌が動く度、かすみの体がビクビク❤と震える。ベッドに伸びていた足は内股に曲げられ、初めてのキスの快楽から逃れようとジタバタもがく。


ギュウゥゥ❤


しかしかすみの腰に当てられたゆきなの手が逃走を許さない。ゆきなの体はかすみの体に覆い被さるような体勢を取り、唇を覆い続けながら一方的に交わった唾液を流し込み続けた。


「.........っ❤ーー......❤❤❤」


次第にかすみの口から漏れる声には甘さが混ざり始め、寝室のベッドの上から粘膜同士が擦れ合ういやらしい水音だけが鳴り響く。


ピチャ...❤クチュッ...❤










「.........ん...❤」


プハァァァァァ...❤


しばらくしてゆきなの唇がようやくかすみから離れていく。生まれた時から勇者という使命を背負い、色恋には疎い初心な少女にとって、同性である美少女との熱烈な接吻は刺激が強すぎた。初めてにも関わらず口内を開発されてしまったかすみは、ハッ...❤ハッ...❤と犬のように口を開けながらうつ伏せで倒れ込む。


ドサ...❤


(口の中っ...❤甘いぃぃ...❤)


ハーッ...❤ハーッ...❤


口で荒く息を吐く度にゆきなの余韻が感じられ、かすみはブルリ...❤と背筋を震わせる。彼女にとってつい先程までの時間は永遠にも一瞬にも感じられるような時間だった。なぜ、どうして、という疑問と初めての快楽に対する混乱、そして何故か浮かび上がってしまう喜びがかすみの頭の中をグルグルと駆け巡る。


「可愛い姿ね」


「.........っ❤」


ビクンッ...❤


目の前で跪くように倒れているかすみを見下ろし、ゆきながそのようなことを言ってきた。今の自分の姿を"可愛い"と言われ、かすみは悔しさと恥ずかしさ、喜びが同時に込み上げてくる。


「な、なんでこんなこと...❤」


かすみが俯いた状態でそう尋ねた。彼女の顔は耳まで真っ赤に染まっており、ゆきなの目を見られない様子だ。


「あなたのことが気に入ったからよ」


「へ...❤」


ピクッ...❤


ゆきなの返答は至極単純なものだった。しかしかすみはその返事を聞いて顔を伏せたままポカンと口を開け、惚けたような声を漏らす。


「高潔な意志、折れない心。勇者に相応しい魂を持つあなたを一目見た時から手に入れたいと思っていたわ」


「えっ...❤うぁ...❤そ、それって...❤」


ゆきなが言葉を続ける。その発言はかすみに対して情熱的に告白しているとも捉えられるような内容だった。


ドクンッ❤ドクンッ❤ドクンッ❤ドクンッ❤


少し落ち着いていたかすみの心臓が、再びうるさい程に大きく鳴り始める。


(わ、私たちは敵同士でっ...❤でも...❤こんなこと言われたの初めてだよぉ...❤)


かすみの心は少しずつ揺れ始めていた。勇者と魔王という、本来であれば決して相容れないはずの2人の関係。しかし怒涛の展開により頭の中が混乱していたかすみは、勇者としての責務が脳の片隅にいってしまっている。


スル...❤シュルリ...❤


その時、かすみの頭上で何やら布が擦れる音が聞こえてきた。


「っ!?❤」


(えっ...!?❤こ、これってもしかして...❤)


パサリ...❤


音の正体に気づいたかすみの目の前に、ゆきなが着ていたネグリジェが落ちてくる。恐る恐るかすみが視線をあげると、ちょうど彼女の視線の位置に白く美しい太ももが映った。


グンッ❤


かすみが顔を少し上げたタイミングに合わせ、ゆきなが腰を前へ動かすように振る。その動きに合わせかすみの視線の端で何かが動き、反射的にかすみはその物体を目で追ってしまった。


「ふぇぇぇぇぇぇ!?❤」


そしてそれが何かを理解し、驚きの声をあげることになる。


ブルン❤


かすみの視界に飛び込んできたのは、ゆきなの股間にそびえ立つ立派な男性器だった。美少女であるゆきなに似合わない巨大な肉棒。いや、そもそも女性であるはずの彼女にこのようなモノがついていることがそもそもおかしい。


「な、なななっ...❤」


知識では知っていたが実物を見るのが初めてであったかすみは、なぜこのようなものがあるのか、とゆきなに尋ねようとしたが、あまりの驚きに口をパクパクとさせるばかりで続く言葉が出てこない。


「あら、これが何か知っているのね。私も"コレ"を生やす魔法を覚えるまでどんなものか知らなかったのだけど」


ゆきなは淡々とした、しかし少しからかうような口調でかすみに声をかける。


ビキッ...❤ビキビキ...❤


魔法で生やしたらしい彼女の男性器は、既に大きく膨らみ硬さを帯びた状態だ。同時に目の前のかすみに自身の存在を知らしめるように、猛々しいオスの香りを周囲に振りまいている。


ムン...❤ムンムン...❤


「〜〜〜〜〜っ❤」


ビクッ...❤ビクビクッ...❤


(この匂いっ...❤)


その匂いを嗅いでしまったかすみは、言葉にならない声をあげながらビクビク❤と体を震わせた。未だ男を知らない彼女にとって、目の前にそびえる男性器はあまりに荷が重すぎる。


「私のふたなりちんぽを見てすっかりメスの顔になったわね...」


「っ!?❤」


そんな中、かすみに対しゆきなが囁くように話しかけてきた。耳が喜ぶような美しい声で"ちんぽ"などという淫語を使うゆきなに、かすみは思わず彼女の顔を見上げてしまう。


「ふぁぁぁぁぁ...❤」


そしてこちらを見下ろす魔王の美しい顔を見た瞬間、勇者は甘えるような声を出しながら背筋を震わせた。


ゾクゾクゾクッ...❤


またかすみはゆきなの顔を見た瞬間、彼女が告げた言葉が嘘でなかったことを理解する。感情を読ませなポーカーフェイス。そんないつもの無表情を保ちながらも、ゆきなの瞳にはかすみに対する情欲と支配欲が浮かんでいた。自分に対する淡々とした口調は、溢れ出す欲望を取り繕うためのものでしかなかったのだ。


「もう我慢する必要はないわね」


かすみがゆきなの心中を知ったことに気づいたのか、それとも欲望への蓋を抑えきれなくなったのか、かすみと目が合った瞬間ゆきなはそのようなことを言い始める。


パチンッ❤


ゆきなが魔術のトリガーとなる指を鳴らすと、かすみの両手に光のリングが現れ、彼女の頭上で縛るように手首を固定する。


グイッ❤


またかすみが着ていた服は留めていたボタンやフックが外され、ゆきなと同じように一糸まとわぬ姿に変えられていく。


「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」


バタ...❤バタ...❤


可愛らしい悲鳴をあげながら抵抗するかすみ。性に疎い彼女はこれから何をされるか理解していない。ただ男性器をぶら下げた者に迫られることに根源的な恐怖を感じ、何とかこの場から逃げ出そうともがいていた。しかし両手を頭の上で拘束されたかすみに出来ることはなく、トンッ...とゆきなに優しく体を押され、そのままベッドの上に仰向けで倒れ込んでしまう。


「戦う時はあんなに勇敢だったあなたがそんな可愛らしい声をあげるなんて...私のことを誘ってるのかしら」


勇者の悲鳴はむしろ魔王の加虐心を煽ってしまったようで、その美しい顔にうっすらと笑みを浮かべながらゆきなの手がかすみの太ももを撫でる。


ツツゥ...❤


「ひゃっ...❤」


そのくすぐったさにかすみが声をあげるが、ゆきなに触れられた彼女の足はなぜかゆっくりと開脚し始めてしまう。


グググ...❤


「えっ...!?な、なんでっ...❤」


かすみは慌てて足を閉じようとするが体は全く言うことを聞かず、まるでゆきなを誘うかのように足を曲げたまま股を開いた。


「こっちはもう準備万端みたいね」


ゆきなは顕になったかすみの女性器を見つめながらそう言う。


ヌル...❤トロォ...❤


ゆきなからの濃厚なキスに感じてしまったのか、かすみの女性器は愛液で濡れていた。部屋のぼんやりとした照明が彼女の股をいやらしく照らす。


「み、見ないでくださいぃ❤」


かすみは顔を真っ赤にしながら身をよじる。本来であれば手ですぐにでも隠したいが、今の彼女にはそれすら叶わない。自身の股に向けられたゆきなの視線を感じながら、羞恥でプルプルと震えるだけ。


「ヒクヒク震えて...私を誘惑しているのかしら」


体に合わせて震えるかすみの女性器に、ゆきなが指を這わせてくる。


クチュ...❤


「んんんっ!?❤」


ビクンッ❤ビクッ❤


かすみは体を大きく仰け反らせ、初めて感じる女性器への刺激に全身をビクビク❤と震わせてしまった。


(お股触られると、全身ビリビリってするよぉ❤)


無垢なかすみの体が少しずつ淫らな喜びを覚えていく。


ニュチュリ...❤


「っ!?❤」


その時、かすみの女性器に指とは違う"何か"が触れる。それは指より太く、硬さと熱を帯びたものだった。


「な、なにしてるんですかぁ!?❤」


かすみは視線を下に向け驚きの声をあげる。ゆきなが自身の女性器に対して、魔法で生やした男性器の先端をあてがっていたからだ。


「あなたの初めて、いただくわ」


しかしゆきなはかすみの質問は無視し、事態を正確に把握していない彼女に対し一方的にそう宣言する。


ズンッ❤


そして腰を大きく前に振り、股間にそびえるその肉棒を目の前の穴に突き入れた。


バチュンッ❤


「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!?❤❤❤」


その瞬間、かすみは言葉にならない叫び声をあげる。空間を引き裂いてしまうのではないかと思えるほどの大声が2人しか居ない寝室の中で響いた。


「うっ...❤きついわね...」


ゆきなはかすみの腰をつかみ、男性器を奥へ奥へと突き進めながらそう呟く。かすみたちとの戦闘中1度も変わることのなかった彼女の表情が初めて歪む。まだ誰も踏み入れたことのなかった蜜壷は、侵入を阻むかのようにキュウキュウ❤とゆきなのイチモツを締め付けてくる。


ヌチ...❤ミチチチチ...❤


「い、痛いぃ❤やだっ❤やめて❤抜いてくださいぃぃ...❤」


一方かすみはゆきなと違い、苦痛によって顔を歪めながら涙を流していた。行為の意味すら知らないまま"処女"を奪われた彼女は、自分の体に侵入した異物の不快感と痛みに苦しそうな声をあげる。


「大丈夫、すぐに気持ちよくなるわ」


ズチュ...❤パチュ...❤


しかしゆきなは体を揺らし、子宮まで侵略していきながらそう言う。


ズン❤ズン❤

パン❤パン❤


かすみの腟内の刺激に慣れてきたのか、ゆきなの腰振りがどんどんとリズミカルなものになっていく。


「んっ!?❤あっ❤あっ❤あん❤」


それと同時にかすみの声にも甘い響きが乗るようになってきた。


「おかしいよぉ❤あふっ❤お股がジンジンして❤あっ❤頭ふわふわするぅ❤」


かすみの恐怖と興奮の混ざった喘ぎ声が響く。


ガクガクッ❤ガクガクッ❤


プシッ❤


痛みではなく快楽に身を震わせるようになり、まるで「降参します❤」と泣いているかのように噴き出す愛液がゆきなの体を汚す。


「気持ちよくなってきたでしょう?『おまんこ気持ちいいです❤』って言いなさい」


パンッ❤パンッ❤パンッ❤パンッ❤


ゆきなが激しくかすみを犯しながら彼女の耳元に顔を近づけ、命令を囁く。


「あっ❤はへっ❤あぁぁ❤お、おまんこ気持ちいいでしゅぅぅぅ❤」


ビクビクッ❤

ガクガクッ❤


口をダランと開け蕩けきったメスの顔を見せながら、かすみはゆきなの指示通り卑猥な言葉を叫んだ。


「何かクるっ❤上ってくるのぉぉぉ❤」


「それが絶頂よ。そういう時は"イく"って言うの」


「あっ❤イく❤イきますぅぅぅぅ❤」


体も頭もどんどん淫乱に変えられてしまうかすみ。彼女は処女を失ってわずか数分で、ふたなり魔王に犯されながら絶頂を迎えてしまう。


「んっ...❤私も...イくわ」


キュウゥゥゥゥゥ❤


絶頂が近づき、より締めつけが強くなったかすみの腟内でゆきなの男性器もビクビク❤と震え出す。


「出すわよっ...❤」


ドチュッ❤


ゆきなは最後に腰を強く突き入れ、かすみの体の1番奥で勢いよく射精した。


ビュルルルルルルッ❤ドピュルルルルルッ❤


「〜〜〜〜〜〜〜っ!?❤熱いぃぃぃ!?❤」


体の中で大量の精液を放たれたかすみは、嬌声をあげながら更に絶頂してしまう。


「あっ...❤」


カクン...❤


ついに限界を迎えたのか、ゆきなの射精を受け止めたかすみは糸が切れたかのようにその場で気絶した。


ドプッ...❤ドク...❤


彼女の女性器からは、溢れ出した精液と愛液が混ざり合ったものが体の震えに合わせ噴き出てくる。


ポォォォ...❤


するとかすみの下腹部、ちょうど子宮の辺りにハート型の紋様が浮かび上がった。


「淫紋が定着したわね...」


ゆきなはそれを見届けると、満足気に頷きながら指で紋様をゆっくりとなぞる。


スッ...❤


「.........っ❤」


ビクンッ❤ビク❤


意識のない状態でも体が反応してしまうのか、かすみの体がビクビク❤と震えた。魔王の手に堕ちた勇者。しかし彼女に迫る魔の手はこれで終わりではない...


[newpage]


「ほらぁ❤起きてよー❤起きて❤」


ペチ...❤ペチ...❤


「ふぇ...?」


ゆきなに犯され気を失っていたかすみは、聞き覚えのない少女の声と頬を叩かれる刺激にゆっくりと目を覚ます。


「あれ...私...〜〜っ!?❤」


目を開けたかすみは、部屋に立つゆきなの姿を見て思わず後ずさった。胸を両手で隠しながら気絶する前の快楽がフラッシュバックしてしまう。


「あ、起きた❤」


しかし目の前から聞こえてきた声により、かすみはようやくベッドに膝をつきこちらを見つめる少女の存在に気づく。


「ロゼリアの四天王であるあこを待たせるなんて、いけないんだよ❤」


魔王軍が自身の所属を告げる際好んで使う"ロゼリア"の四天王を名乗るのは、紫髪をツインテールにしたかすみと同じくらいの年齢の少女だった。ゆきなに気を取られていたかすみだったが、ゆきなを含めて5人の少女が自分を見つめていることに気づく。


かすみを起こした目の前の少女、ニコニコと微笑む茶髪ポニーテールの少女、冷たい視線を向けてくる水色髪の少女、少しオドオドした様子の黒髪少女。


あこ、リサ、さよ、りんこ。かすみは知らなかったが、彼女たち4人は魔王軍の四天王。魔王ゆきなに従う最高戦力たちだ。


「これが勇者ですか。私たちの脅威にはならなさそうですが」


「そんなこと言っちゃ可哀想だよ〜❤美味しそうな子じゃん❤」


かすみを見つめながらそのような会話をするさよとリサ。


「っ!?❤」


ビクッ...❤


不穏な言葉が聞こえ、かすみは思わず肩を揺らす。


「竜の右目を持つわらわが目の前にいるのだぞ❤そなたがそのように無視をするのなら、この目に宿りし闇の力を見せてくれよう❤」


「えっ...!?」


しかしかすみと最も近い位置にいるあこはかすみが他の四天王たちに気を取られているのが気に入らなかったのか、自身の右目を押さえながらそのようなことを言い出した。かすみは慌てて目の前の少女に視線を戻す。


「や、闇の力...!?」


かすみが息を飲みながらあこを見つめる。


「ふふふ...❤そうだっ❤わらわの右目に宿るこの力を解放すれば......えーと、その...だから...」


かすみの反応に気を良くしたのか、嬉しそうに頷きながら話し出すあこ。しかしなぜか途中で歯切れが悪くなり、うんうんと唸りながら言葉が聞き取りづらくなっていく。


「や、闇の力は...うーんと...もういいやっ❤えいっ❤」


ギュムッ❤ギュチ❤


するとあこはいきなりそう言い出し、かすみの両乳首を指で摘んだ。


「んおぉぉぉぉぉぉ!?❤」


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


かすみが驚きながら甘い悲鳴をあげる。


「あこちゃん、めんどうになっちゃったんだね...」


特にあこと仲の良いりんこが苦笑いしながらそう呟く。


「えい❤隙あり〜❤」


チュウゥゥゥゥゥ❤


あこは悲鳴をあげるかすみに顔を近づけると、突き出していた舌を吸い上げるようにして唇を奪った。


「んむぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!?❤」


ジュルルルッ❤ンチュッ❤チュルルッ❤


先程ゆきなと人生初めてのキスを終えたばかりのかすみは、また同性に口付けされてしまう。ゆきなよりもさらに激しい舌使いで、あこの舌がニュルニュル❤と口内を動きながらかすみの舌に纏わりついてくる。


(ゆきなさんとはまた違う味がするぅ❤甘いぃ❤)


ピチャッ❤ニュルン❤クチュ❤


かすみはキスの虜になり始めていた。気づけばあこの甘い唾液をねだるように自ら舌を絡ませ始めていた。


「ふぇっひょくふぇふぃふぁえ❤(積極的だね❤)」


「んにゅうぅぅぅぅ!?❤」


(口の中で喋るのダメぇぇぇ❤)


コリコリ...❤コリュ❤


「〜〜〜〜〜っ!?❤」


あこはお返しとばかりにキスをしたままかすみの乳首を刺激する。


サワ...❤サワサワ...❤


さらにかすみの腰に手を回すと、その下の可愛らしいお尻をいやらしく触りだした。


「んっ❤あっ...❤」


チュパッ❤チュッ❤


あこと触れ合っているかすみの唇から、甘い吐息が漏れる。


「〜〜〜♪❤」


ニュチ...❤クチュ...❤


そのままあこはかすみの尻の中、アナルへ指を侵入させていく。


「〜〜〜〜〜〜っ!?❤」


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


かすみは全身を震わせると、イヤイヤと首を振りあこから離れようとするが、あこは強く抱き締めたまま彼女を逃がさない。


ズブリ❤


そして同時にかすみの女性器に、つい先程体験したばかりの衝撃が再び加わってくる。あこがいつの間にか自身に生やしていた男性器を挿入したのだ。


「ぷはぁ❤この子の中気持ちい〜❤」


「あひぃぃぃぃぃぃぃ❤お尻とおまんこぉぉ❤同時にいじめちゃダメぇぇぇ!?❤」


ズポッ❤ズポッ❤ジュプッ❤


ニュチ❤ミュチチ...❤


かすみはあこと正面から抱き合う形で、男性器と指に前と後ろを同時に責められてしまう。


「乳首も硬くなってるよ〜❤」


「あへぇぇぇぇぇぇ!?❤」


コリュコリュ❤コリ...❤


さらにピンッ...❤と勃ちあがった乳首を弄られ、かすみはまた嬌声をあげる。


「ゆきなさんの淫紋のおかげでいつもより気持ちいいはずだよ〜❤ほらっ❤イッちゃえ❤」


ズプリッ❤


「〜〜〜〜〜っ❤イくぅぅぅ❤」


ガクガクッ❤ビクビクッ❤


プシッ...❤


一際強く腰を突き上げられたかすみは、あこに言われたタイミングで宣言しながら絶頂を迎えてしまう。それはゆきなの調教が彼女の脳裏に焼き付いている証拠でもあった。


「あこも出しちゃお❤」


ビュルルルルッ❤ビュクッ❤ドビュッ❤


「〜〜〜〜〜〜っ!?❤」


ガクンッ❤ビクンッ❤


かすみの絶頂に合わせあこが射精し、それがまたかすみの絶頂を誘発する。


「あっ...❤あひっ...❤」


「あ〜気持ちよかった❤」


ズポッ...❤


あこがかすみの腟内から男性器を引き抜くと、かすみは再びベッドに倒れてしまった。


パァァ...❤


彼女に刻まれた淫紋が僅かながらその輝きを強くする。


「休んでいる暇はありませんよ」


荒く息をあげるかすみに対し、何も言わず佇んでいたさよがそう告げた。彼女はベッドの側まで近づくと、履いていたスカートを捲し上げ自身の股間をかすみに見せつける。


ズイッ❤


ビキッ❤ビキビキッ❤


するとそこには当然のように逞しい男性器が反り立っていた。


「ふぉぉぉぉぉぉぉ!?❤」


ビクビクッ❤


血管が浮び上がる男らしい肉棒と、そこから漂う芳しい香りにかすみが甘い悲鳴をあげる。


「ふたなりちんぽを見せつけられただけでここまで発情するとは...勇者より性奴隷の才能の方があるのでは?」


さよがかすみを冷たい視線で見下しながらそう言う。


「もう〜❤さっきからさよは厳しすぎだよ❤この子だって頑張ってるんだからさ❤ね、かすみ❤」


するとさよをなだめながらリサが会話に参加してきた。


「あっ...❤あっ...❤」


「ふふっ❤お姉さんのおっぱいが気になるんだ〜❤いいよ、もっと見ても❤」


タプン...❤


かすみがリサの声に反応して顔を向けると、彼女は服を脱ぎ美しい裸体になっており、例に漏れず魔法でふたなりになっている。しかしかすみが目を奪われたのはリサの股についた男性器ではなく、その上にある胸だった。


「ほぉら❤おっぱいが揺れてるねぇ❤」


ユサ...❤ユサ...❤ユサ...❤ユサ...❤


自身の胸元にかすみの視線が釘付けになっていることを確認したリサは、優しく囁くように声をかけながらゆっくりと自分の体を揺する。均整のとれた美しい乳房がリサの動きに合わせゆっくりと揺れ、まるで催眠術師の振り子のようにかすみの脳へその動きを刷り込んでいく。


「あぁ...❤お、おっぱいぃ...❤」


フラ...❤フラ...❤


リサの胸を舐めまわすように見つめながら、かすみは四つん這いでリサの方へ近づいてしまう。


「誰が動いていいと言ったのですか?」


しかし、その時目の前のおっぱいに夢中の彼女を咎める声が後ろから聞こえてくる。


「へ...?❤」


バチィィィィンッ❤


次の瞬間、耳を貫くような音と共にかすみの背中へ凄まじい衝撃が加わった。


「〜〜〜〜〜〜〜っ!?❤」


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


熱く燃えるような背中の感触に、かすみは言葉にならない悲鳴をあげる。


「主人の命令に従えない者には罰が与えられるのですよ」


ビシッ...❤


そう言うさよの手には、いつの間にかムチが握られていた。慣れた手つきでムチの先を振り回し、ヒュンヒュンと恐怖を掻き立てる風切り音を鳴らす。


「ひっ...!?❤」


かすみはその時ようやく自分がムチで叩かれたのだと理解した。彼女は未だ背中に残る痛みを抱えながら、さよから少しでも離れようとリサに近づいていた自分の動きを速める。


「1度で理解しなさい」


バチィィィィンッ❤


しかしさよはすかさず腕を振るい、2発目のムチは先程と同じようにかすみの背中を正確に捉えた。


「ひぎぃぃぃぃぃ!?❤痛いぃぃぃ!?❤」


ガクガクッ❤ガクガクッ❤


かすみが再び悲鳴をあげる。当然ムチで打たれたことなどない彼女はその鋭い痛みに強い恐怖を感じ、思わずその場で土下座をするようにうずくまってしまう。しかしかすみはさよのムチに怯えると同時に、体の底から浮かび上がってくる別の感覚に襲われていた。


(怖いっ❤こわいのにぃぃ❤なんでっ❤お股ジンジンしちゃうのぉぉぉ❤)


プシッ...❤プシャ...❤


それは快楽。かすみは背中をムチで打たれると、甘く疼くようなジンジンとした感覚に包まれ軽い絶頂に達してしまった。うつ伏せでうずくまったままビクビク❤と震え、愛液を噴き出す股をさよに見せつけるその姿は、むしろ更なるムチを望んでいるのではと思わせるポーズになっている。


「ムチで打たれて喜ぶとは、この度の勇者は救いようのない変態だったようですね。心底軽蔑します」


さよはかすみの心を折る強い口調での言葉責めを行いながら、かすみに向かって数度ムチを打つ。


バチッ❤バチィィッ❤


「はひぃぃぃっ❤ひぃぃぃん❤」


それを受け止めるかすみは、体にムチが当たる度声をあげる。しかしその声には先程より明らかに喜びの色が混ざり始めていた。


「可哀想に❤せめて私が慰めてあげるからね〜❤顔を上げてお口をアーンってして❤」


その時、かすみのすぐ目の前でリサの声が聞こえてくる。


「ふぇ...❤んむぅっ...!?❤」


チュポン...❤


かすみが顔を上げると、ムチの痛みと快楽で緩んだ彼女の口に何かが入り込む。


「いっぱいチューチューしていいよ❤」


タプン❤


それはリサの乳首だった。


トロ...❤チャプ...❤


「んんんっ!?❤」


次の瞬間、リサの胸から溢れ出す甘い母乳がかすみの口に流れ始める。


(甘くておいしいぃぃ❤おっぱいぃぃぃ...❤)


チュパッ❤チュパッ❤チュゥ❤


舌でその甘さを感じ取った瞬間、かすみの脳は考えることを放棄してしまった。全身を甘やかしてくれるリサの母乳に、かすみの甘えたいという欲求が爆発する。


「何を惚けているのですか?」


「っ!?❤」


しかしリサの胸に縋り付くかすみのすぐ後ろから、さよの冷たい声が聞こえてきた。ムチが飛んでくると思い、恐怖と期待を抱きながら身を強ばらせるかすみ。


バチィィィンッ❤


すぐにかすみの尻に衝撃が走る。しかしそれは予想していたムチによるものでは無く、なにか平たいものが当たるような感覚だった。


「何度言っても分からない悪い子には、このお仕置きで十分でしょう」


かすみの尻を平手打ちしたさよはそう言い、再び手を大きく振り上げる。


「ぷはっ...❤や、やめっ...❤」


思わずリサの乳首から口を離し、さよからの"尻叩き"の中止を懇願してしまったかすみ。痛みもそうだが、小さい子が怒られた時にされるそれをゆきなたちに見つめられる中受けるのは、彼女にとってあまりに恥ずかしすぎた。


「こーら❤ダメでしょ❤ちゃんとおっぱいに甘えなきゃ❤」


「んぎゅっ❤んむぅぅぅぅぅぅ!?❤」


しかしリサがかすみの頭を抱え、そのまま胸の谷間の奥へ彼女の顔をしまい込んでしまう。かすみを可哀想と言いながらもさよのお仕置を止める様子のないリサは、かすみの頭を撫でながら彼女の耳元でゆっくりと囁く。


「いい子...❤いい子...❤❤かすみは私たちの言うことが聞けるいい子だもんね...❤」


ナデ...❤ナデ...❤


リサは胸の谷間に溜まった甘いフェロモンをたっぷりと嗅がせながら、かすみの抵抗心を薄める。


ギュウゥゥゥゥゥ❤


ムワァァァァァァァン❤


「ロゼリアに隷属しなさい」


バチィィィンッ❤


「〜〜〜〜〜〜〜っ!?❤」


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


同時にさよに尻を勢いよく叩かれ、かすみはリサの胸の中でくぐもった悲鳴をあげながら絶頂してしまった。


(ダメっ❤こんなの耐えられないぃ❤頭おかしくなっちゃうよぉぉぉぉ❤)


ンフーッ❤ンフーッ❤


リサの胸の中で荒く息を吐くかすみの脳に、ゆきなたち、ロゼリアに従う・支配されることの喜びが刻み込まれていく。









「あん❤いい感じだよ、かすみ❤」


「んっ...❤もっと力を込めて奉仕しなさい」


数分後、胸に顔を埋めたままのかすみはリサとさよに前と後ろから犯されていた。


ジュポッ❤ジュポッ❤

パチュンッ❤パチュンッ❤


「...っ❤...っ❤......っ❤」


かすみは声をあげる元気すら残っておらず、ただ前後から突かれる度にビクビク❤と震えながら絶頂を続ける。


「あ❤もう出ちゃいそう❤」


「私もです」


ビュルルルルッ❤ビュルルルルッ❤


ビュクッ❤ビュクビュクビュッ❤


リサとさよが同時に射精し、かすみの体内へ大量の精子を放つ。


「んんんんっっ❤❤❤」


ビクビクッ❤ビクビクビクッ❤


腟内とアナルヘの同時中出しを受けたかすみは、それに合わせ一際大きな絶頂に達する。


「気持ちよかったよ〜❤ありがとね❤」


「これからも励みなさい」


ズボッ...❤


ズズ...❤


かすみの体に欲望を吐き出した2人は、それぞれかすみに一声かけるとゆきなの側へ戻っていく。


「だ、大丈夫...?❤」


そして最後まで残っていたりんこが交代するようにかすみへ近づいてきた。


「えへ...❤か、可愛い...❤みんな酷いよね...❤私は勇者ちゃんが嫌って言うことは絶対しないから...❤」


りんこはそう言うと、かすみの背中に触れ、そのまま優しく撫で始める。


「んぅ...❤」


さよにムチで叩かれた傷に触れられたかすみから、小さく声が漏れた。しかしりんこの手つきは穏やかで、ヒンヤリとした感触はむしろ今のかすみには心地よい。


「勇者ちゃんは、どうして欲しい...?❤」


ナデ...❤ナデ...❤


スリ...❤スリ...❤


りんこは犬を可愛がるかのようにかすみの全身を撫でながらそう尋ねてきた。これまでと違い自分に主導権を与えてくるりんこのやり方に戸惑ってしまう。


ズクン...❤


しかし、もはや見慣れてしまった男性器がりんこの股にぶら下がっているのを見た瞬間、かすみの全身が何かを叫ぶように疼き出した。


「あっ...❤」


(おちんぽぉ...❤おっきいぃ...❤)


かすみは今にもヨダレを垂らしそうな顔でりんこのふたなりちんぽを見つめてしまう。


スピ...❤スピ...❤

スンスン...❤


彼女の鼻はオスの香りを少しでも取り入れようと、無様に鼻の穴を広げ大きく深呼吸をする。


ジュン...❤トロ...❤

モジ...❤モジ...❤


犯されたばかりの女性器は既に新たな愛液で濡れ、リサとさよの精液が混ざった液体がベッドのシーツを汚す。


「あれ...❤どうしたの...❤勇者ちゃんがして欲しいこと、何でも言っていいんだよ...❤」


ハッ...❤ハッ...❤と犬のように荒い呼吸を繰り返すかすみに対し、りんこが再びそう告げる。


クイ...❤

ブルン❤


しかし彼女は同時に魔法によって生えたふたなりちんぽをアピールするように、軽く腰を振ってきた。


パァァァァ...❤


その瞬間、かすみの腹部に刻まれた淫紋が光り輝く。さよとリサからの調教によってさらに深く濃い色合いになっていたそれは、かすみの体と思考をより淫らなものへ変化させる。


「あへぇぇぇ...❤わ、私のおまんこにぃ❤おちんぽ様をいれてくだしゃいぃぃっ❤」


かすみはりんこに向かって股を開き、だらしない笑みを浮かべながらそう言う。りんこの調教はかすみを完全に堕とすの最適な方法だった。かすみは自らの口でオネダリすることにより、自分の願いは魔王軍ロゼリアに服従することなのだと思い込むようになってしまうのだ。


「うん...❤いいよ...❤勇者ちゃんのお願い聞いてあげるね...❤」


ジュププププッ...❤


りんこは笑みを深めると、かすみの両手を握りながらゆっくりと男性器を挿入していく。


「あはぁぁぁ❤きたぁぁぁ❤」


ビクビクッ❤ビクッ❤


すっかりふたなりセックスに魅了されてしまったかすみは、喜びの声をあげながら絶頂する。


「他に何かして欲しいことはある...?❤」


ズプッ...❤ジュプッ...❤ズプッ...❤


りんこはゆったりとしたストロークでかすみの腟内を刺激しながら、再び願いを尋ねた。かすみがりんこに何かを望めば望むほど、彼女はより深い沼に嵌っていくのだ。


「んおぉぉっ❤あっ❤お、お尻ぃ❤お尻もいじめて欲しいれすぅぅぅ❤」


フリ❤フリフリ❤


呂律の回らない舌でかすみはりんこに対してそう願った。同時にヒクヒク...❤といやらしく震えるアナルをりんこに向かって振り出す。


「いいよ...❤お願いできて偉いね...❤」


ズプリッ❤


「あひぃぃぃぃぃぃぃ❤」


かすみの願い通り、りんこは魔術によって作りだしたディルドを持ちかすみの尻穴へねじ込んだ。


ビクンッ❤ビクンッ❤ビクッ❤


前後両方の穴を塞がれたかすみの体が何度も跳ねる。彼女はこのままりんこに犯され、最後には自分から「おまんこの中に出してください❤」とおねだりさせられて絶頂を迎えてしまうのだった。














〜その夜〜


はっ...❤はっ...❤はっ...❤はっ...❤


グチュグチュ...❤グチュ...❤


ロゼリアの面々が退出した寝室で、誰かの荒い息使いといやらしい水音が聞こえてくる。


「あぁぁぁぁぁぁ❤」


それはベッドの上で自慰行為にふけるかすみが出すものだった。一日のうちに全身くまなく開発されてしまった彼女は、オナニーを覚えた猿のように自分の股に指を入れ、浅ましく快楽を貪ろうとする。


グチュッ❤グチュグチュ❤


しかし彼女が懸命にたどたどしい手つきで自身の女性器を刺激しても、昼間と違い一向に絶頂へ達する気配はない。


「なんでっ❤なんでぇぇぇぇぇ!?❤」


グチュリッ❤ズポッ❤ズチュッ❤


ポッカリ❤と穴が拡がってしまった尻にも手を伸ばすが、気持ちよさこそあるものの天に昇りそうなあの感覚には程遠いものだった。かすみの切なそうな声と彼女が必死に自分を慰める音が部屋の中に響く。






「あーあ❤やっぱりこうなっちゃったんだ❤」


そんなかすみを別室の水晶から覗いていたあこは、クスクスと笑いながら感想を述べた。彼女の後ろにはゆきなを始めとするロゼリアのメンバーが勢揃いしており、1人寂しく甘い声で鳴くかすみを観察している。


「もう少し粘ると思いましたが、予想より呆気ないものでした」


「まあまあ❤楽出来るんだからいいじゃない❤」


さよとリサが会話を交わし、りんこはかすみが映る水晶を見つめながら「えへへ...❤」と笑みを浮かべた。ゆきなは哀れな勇者の少女を観察しながら、うっすらと微笑んでいる。
















次の日の朝、結局一睡も出来ないまま体力を消費してしまったかすみの前に、ロゼリアのメンバーたちが再び現れた。


「あっ...❤」


座っている体勢でさえフラフラ...❤と体を揺らしているかすみは、部屋の中に入ってきた彼女たちを見て嬉しそうな声をあげる。今彼女の頭の中では昨日の出来事が蘇り、ようやく絶頂出来るのだと喜びの感情が渦巻いているのだろう。


「あなたの精神力には完敗だわ」


ガチャッ...


しかし部屋に入るなり魔王であるゆきながそう言い、かすみの目の前に何かを放り投げてきた。それはかすみが着ていた勇者の装備であり、どうやったのか折れたはずの聖剣も新品のように光り輝く状態で床に落ちている。


「へっ...?❤な、なんで...❤」


予想と全く違った展開になり、かすみはポカンと口を開けてしまう。


「早くそれを着なさい」


「......っ!?❤はひっ...❤」


しかしゆきなの側で待機するさよがそう命令すれば、かすみは慌てて床に落ちた装備を拾い集めそれらを着用し始めた。


「で、出来ました...❤」


手慣れた様子で服を着こみ、勇者の姿に戻ったかすみはおずおずとそう告げる。


「そのようね」


パチンッ...


ゆきなはそう返答すると、指を1度鳴らす。


ズズズ...


するとかすみとゆきなたちの間に、ゆきながポピパを全滅させた時に使用した転移魔術の黒い渦が現れた。


「今からあなたに2つの選択肢をあげる。1つ目、この黒い渦に入ってあなたの仲間たちの元に戻る。その場合私たちはしばらくの間あなたたちの邪魔をしないと誓うわ。これまで通り仲間たちと旅をして魔王である私を倒すための力を蓄えればいい。あなたが今私にその聖剣を向ければ、あなたがこの1つ目の選択肢を選んだと見なしましょう」


ゆきなが提示した1つ目の条件は、かすみが勇者に戻るというもの。彼女の言葉を信じるならばかすみは自分を待つ仲間たちの元へ帰り、しばらくの間身の危険を心配することなく旅を続けることが出来る。


「うっ...❤あぅ...❤」


しかしその都合がよすぎる条件を聞いたかすみの顔はまったく嬉しそうではない。モジ...❤モジ...❤と切なそうに太ももを擦り合わせながら俯いている。


「あ、あの...❤2つ目の選択肢は...❤」


それどころか、ゆきなの告げた2つ目の選択肢は何かと質問すらしてしまう。それではまるで彼女が1つ目の選択肢を選ぶ気が全くないかのようだ。


「クス...2つ目の選択肢ね。それは、私たちロゼリアに下ること。魔王である私に全てを差し出して、勇者という役目を捨て下僕となるの。この選択肢を選んだと見なす方法は...何かいいものはあるかしら?」


ゆきなは2つ目の選択肢を言うと、後ろに控える四天王へ尋ねる。


「『私はおっぱいが大好きですぅ〜❤』って叫んでもらおうとかどうかな〜❤」


「土下座をしながらロゼリアへの忠誠を誓わせれば良いのでは?」


「『あこ様キスしてください❤』だと思いまーすっ❤」


「えっと...❤お尻をフリフリ振ってもらうとか...❤」


ゆきなに質問された4人はそれぞれ自分の案を話し、かすみに視線を送ってきた。


「〜〜〜〜〜〜〜っ❤」


(そんなっ❤そんなぁぁぁぁ❤)


ドキドキ...❤ドキドキ...❤


かすみは頭が沸騰しそうな程に興奮し、真っ赤になった顔で「あっ...❤あっ...❤」と声を漏らしている。


「なら、こうしましょう」


ゆきなは下ろしていた腕をかすみの方へ伸ばすと、かすみの顔を指定するかのように人差し指を真っ直ぐ突き出した。


「あなたが2つ目の選択肢を選ぶなら、私のこの指に自分の額を当てなさい」


ポォォォ...❤


ゆきながそう言うと同時に、かすみを差す指先に妖しい光が灯る。


「......❤......っ❤」


フラ...❤フラフラ...❤


かすみは何も言わずゆっくりと歩き出す。


カラァン...❤


彼女の手に握られていた聖剣が再び床の上に落とされ、金属らしい硬い音を響かせる。


(終わる...❤私勇者じゃなくなっちゃう...❤)


かすみの最後の理性は、自身の行く末を正しく理解していた。しかし彼女の歩みはそれでも緩まない。


「魔王様の奴隷になりましゅぅぅぅ❤」


コツン...❤


かすみはそう宣言しながら、差し出された指に自らの額を押し当てた。


バチッ❤


「んにゃぁぁぁ❤」


その瞬間、かすみは猫のよう鳴き声をあげる。


「にゃっ!?❤んにゃぁぁ❤にゃにゃっ!?❤」


「ふふっ...❤これであなたは私たちの奴隷、ペットよ❤ペットに言葉はいらないでしょう❤しばらくの間あなたは猫みたいに鳴いていなさい❤」


ついにかすみを手に入れることが出来たゆきなは、珍しく弾むような声でそう告げた。彼女はベッドの縁に座ると、自身の股間をかすみに見せつける。


「にゃあぁぁ!?❤」


そこにはかすみが処女を"捧げた"ふたなりちんぽが堂々とした佇まいでそびえ立っていた。


「自分から入れなさい❤」


「にゃぁぁぁぁん❤」


ゆきなの言葉と同時に飛び出したかすみは、ゆきなの膝の上に座りトロトロになった女性器にふたなりちんぽ様を迎え入れる。


ズププププッ❤


「んなぁぁぁぁぁぁぁ❤」


ビクンッ❤ビクンッ❤ビクッ❤


かすみの嬌声が部屋に響く。


「もっと腰を振りなさいっ...❤自分だけ気持ちよくなっちゃダメ❤ご主人様を楽しませるように鳴くの❤」


パチュンッ❤パチュッ...❤パチュッ❤


ゆきなは突き上げるように腰を振りながらかすみに命令する。


「にゃぁぁぁっ❤んにゃっ❤にゃぉぉぉぉ❤」


喋る言葉が全て自動で変換されるかすみは、ゆきなが腰を動かす度に発情期のメス猫のような声を出す。


「.........っ❤」


「んにゅうぅぅぅぅぅ!?❤」


ジュルルルルッ❤


「あーあ❤ゆきなったら興奮しすぎだよ❤キスしたら鳴き声聞けないのにね〜❤」


リサがやれやれと笑いながら言う通り、かすみの姿に我慢できなくなったゆきなは彼女の口を自身の唇で塞ぎ、そのまま口の中を蹂躙するように熱烈なキスをする。


「私たちにも恩恵があって然るべきです」


さよはそう言うとさっさとこちらに背を向けるかすみに近づき、何も言わないまま彼女のアナルに男性器を突き入れた。


「〜〜〜〜〜〜〜っ!?❤」


「あ、ずるーい❤抜け駆け禁止ですよっ❤」


「わ、私も...❤」


それを見たあことりんこがさよの後に続き、なんだかんだと言いながらリサもかすみの調教へ参加し始める。


パンッ❤パンッ❤

ズプッ❤ズプッ❤


ジュポッ❤ジュポッ❤

シコシコ❤シコシコ❤


「んにゅぅぅぅぅぅぅぅぅ❤」


かすみは前と後ろの穴を犯され、口いっぱいに男性器を頬張りながら両手で別々の竿を扱く。


(幸せっ❤幸せだよぉぉぉ❤おちんぽ様に気持ちよくしてもらえるの最高ぅぅぅ❤)


完全に堕ちた勇者の少女は、押し付けられるふたなりちんぽに嬉々として奉仕していく...


















「1週間で仲間たちを捕えるとは思わなかったわ❤」


魔王ゆきなは目の前で跪く少女にそう声をかける。


「ありがとうございますっ❤」


跪いたまま嬉しそうに返事をしたのは、"元"勇者のかすみだ。彼女は自分を救出しようとしていた勇者パーティポピパの前に現れ、魔王の下僕として彼女達の前に立ち塞がった。洗脳されたのだと考え必死に説得する仲間たちをゆきなから与えられた力によって蹂躙した彼女は、ポピパのメンバー全員を捕まえ任務完了の報告を行っている。


「見なさい❤あなたの仲間たちはみんな可愛がってもらっているようよ❤」


ゆきなはかすみを立ち上がらせると、机の上に置かれた4つの水晶を指さした。





『人間のレジスタンスが隠れている場所を教えなさい。そうすればこのふたなりちんぽでもう一度アナルを犯してあげますよ』


『言わないっ...んひぃぃぃぃぃ!?❤』


バチィィィンッ❤


1つ目の水晶には、さよのムチに叩かれ泣き叫ぶたえの姿が映っている。抵抗を続ける人間の国の情報について尋問されている彼女は、さよから"お仕置"を受ける度体を跳ねさせながら絶頂に達してしまう。


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


『おもらしで床を汚すとは何事ですか。それにムチで叩かれる度にいやらしい声を出して...もしかしてムチで叩かれたいが故にわざと黙っているのですか?』


『ち、違っ...❤んほぉぉぉぉぉぉ❤』


バチィィィンッ❤


たえの弱々しい否定の言葉は、ムチの音と彼女自身の悲鳴にかき消される。








『ほら❤教えたとおりに言ってごらんよ〜❤きっと気持ちいいよ❤』


別の水晶では、鎖で宙に拘束されたさあやの前でリサが何かを囁いていた。


『あぅ...❤わ、私はリサ様のおっぱいが好きな変態ですぅ...❤リサ様のおっぱいでもっといじめてください...❤な、なんでこんな...❤』


『よく出来ました〜❤10秒追加してあげるね❤』


『ひっ...❤んむぅぅぅぅ!?❤』


さあやがリサに指示されたセリフを言ったあと、恥ずかしそうに俯く。するとその顔をリサが自身の胸に閉じ込めてしまう。


『んおぉぉぉぉぉぉ!?❤』


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


勇者パーティの精神的支柱であり、お姉さん的存在であったさあやは、今はもう同性の胸に顔を埋め絶頂するおっぱい奴隷に成り下がっていた。







『んっ...上手だよぉ❤りみ❤』


『あ、ありがとうございますぅ...❤はむ...❤れろ...❤』


パーティの回復役だったりみはあこに頭を抱きかかえられ、彼女のふたなりちんぽをフェラしている。大人しい性格だった彼女は抵抗することも出来ずただ命令に従い、乳首を焦らすようにカリカリ...❤と弄られながらあこの男性器に舌を這わせていた。


『んっ...❤あっ...❤あ、あこ様ぁ...❤私ぃ...❤おまんこが限界でっ...❤』


モジ...❤モジモジ...❤


りみは床に座り太ももを擦り合わせながら、潤んだ瞳であこに懇願する。


『え〜❤りみはご主人様にいやらしくおねだりしちゃう悪い子なんだ〜❤』


『えっ...!?❤あっ...ご、ごめんなさっ...❤』


『お仕置きだね❤えいっ❤』


ギュムッ❤ギュチ❤


あこはりみの言葉を最後まで聞かず、胸に円を書いていた指でそのまま彼女の両乳首を摘み上げた。


『んほぉぉぉぉぉぉぉ!?❤』


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


あこに乳首を掴まれたりみは、仲間たちも聞いた事がないような大声をあげ、舌を突き出し体を仰け反らせながら絶頂してしまっている。









『えへ...❤可愛い...❤』


『おっ❤おほっ❤おひぃぃぃぃぃん❤』


最後の水晶からありさの嬌声が聞こえてきた。強気な性格でありながら、りんこのおねだりさせる調教を受けいちばん早くに堕ちてしまった彼女は、水晶の向こうでりんこに"お願い"した立ちバックの姿勢で犯してもらいながら気持ちよさそうな声をあげている。


『んひっ❤あへ❤もっとぉぉぉ❤もっと突いてぇぇぇ❤』


『う、うん...❤いいよぉ...❤』


パン❤パン❤パン❤パン❤


『きっとこの姿、他の子達に見られちゃってるけど...❤い、いいの...?❤』


『はっ❤はっ❤そんなのどうでもいいっ❤りんこ様のちんぽに犯してもらえたらなんでもいいっ❤』


りんこの質問に対し、ありさはあっさりとかすみたちをどうでもいいと切り捨ててしまう。彼女の中の優先順位は、既にりんこのふたなりちんぽがそのトップに輝いてしまっているのだ。









「どう?❤あなたが裏切ったからこの子達は今こんな風になっているのよ❤」


ポピパのメンバーたちの調教を見せたゆきなはかすみに対してそう尋ねる。


「はい❤みんな幸せそうで良かったですっ❤」


しかし目にハートマークを浮かべたかすみは、彼女達の姿を「幸せそう」と表現した。そして自分のお腹を愛おしそうに撫で始める。


「私もご主人様のおかげで"大切なもの"が手に入りました❤みんなも貰えるといいなぁ❤」


「ふふっ...❤そうね❤あの様子ならきっとそう遠くないうちにそうなると思うわ❤」


ゆきなはかすみにつぶやきにそう答えると、彼女をベッドに優しく押し倒した。


「あっ❤ご主人様❤ダメですぅ❤」


「黙りなさい❤あなたは私のペットでしょ❤」


こうして勇者パーティポピパは魔王軍ロゼリアの手に堕ちてしまった。勇者と魔王の血を引く存在が人類に牙を剥く日も近いかもしれない...



※いただいていたリクエスト


バンドリでファンタジーパロ。2万5千〜8千文字希望。


魔王軍ロゼリアに挑む勇者パーティーポピパだか負けてしまう。香澄は皆を逃し捕まってしまう。その行動を見て魔王友希那は気に入ったのか香澄を自分の部屋に連れ込み犯した。ペニスを生やし処女を奪い中出しすると同時に呪いをかけた。それからロゼリアによる攻めが始まった。

 

あこ:拘束して口や胸、マンコ、アナルを攻めペニスで犯す。

燐子:(魔法で出る様にした)母乳を飲ませて感度を上げて胸を使って匂い責めし、ペニスで犯す。 

紗夜:鞭などで叩かれ、手で尻を叩かれ、ペニスでアナルを重点的に攻めた。 

リサ:他の3人と違い優しく攻め、時に激しく攻める等緩急を付けて犯し、最後にペニスで攻め、同時にアナルをバイブで攻めながら犯した。 

友希那:中出しされるまで猫の鳴き声しか出来ない魔法をかけてペニスで犯し、興奮してキス等して中出した。しかしそれで終わらず更に犯した。 

そして5人にされるがままに犯されていく。

 

そしてある日の夜、香澄は自慰行為をしていたがイけずにいた。そんな香澄の様子を友希那達は魔法で覗き見してた。

翌日、友希那達の前に出され解放すると言われた。嬉しい筈なのに体が疼いてしまう。すると友希那から自分にかけた呪いについて説明した。それは「自分達ロゼリア 以外ではイけない体になる」呪いであった。詰まり自分でしようが他の人に抱かれてもイく事が出来ないのである。

香澄は悩んだ。大切な仲間を選ぶか此処で快楽に溺れるか。そんな香澄を友希那達が誘惑する。これまでされてきた行為や甘い言葉で惑わされ、剣を落とし友希那の前に立ち敗北を宣言した。友希那は笑みを浮かべながらペニスを生やすと挿入するよう指示し、香澄は自ら挿入し腰を振った。友希那は逃さない様に抱き締め、香澄も離れない様に抱き締めた。キスしながら中出しされ絶頂してしまう。しかしそれで終わらず他の4人も加わり犯された。

勇者は魔王の手に堕ちた。

助けてに来たポピパが見たのは魔王軍の配下になった香澄の姿であった。そして香澄にやられて捕まってしまい、其々ロゼリアに犯され堕ちてしまう(紗夜=たえ、リサ=沙綾、あこ=りみ、燐子=有咲) 

香澄も友希那に犯され遂に妊娠してしまが香澄はそれを喜び友希那も嬉しそうにそのお腹を撫で、キスをして再び交じり合った。

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POSTEDJul 29, 2024
ARCHIVEDJun 10, 2026