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女尊男卑の思想を掲げる新興宗教に仲のいい家族がレズ堕ち・ドM堕ちさせられ入信してしまうお話

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「あなたも『女聖教』に入信しませんか?❤」


街の中で白いローブを身につけた美女たちが、道行く人々に笑顔でそう声をかけている。彼女たちは最近この国で急速に信者を増やしている新興宗教『女聖教』の信者だ。『女性は生命を生み出す尊い存在であり、男性は女性に奉仕しなければならない』という教義の元活動しており、その思想はこれまで人類が歩んできた歴史と逆を行く『女尊男卑』の思想を持っている。当初この国で『女聖教』なる新たな宗教が布教活動をしているらしいと各所に情報が上がった時、ほとんどの者は鼻で笑った。なぜならこの国の貴族・魔法使い・騎士・商人...ありとあらゆる身分・職業の重要なポジションに就いているのは男性だからだ。そのような下らない教義を掲げていても、現在の生活に不満がある女しか集まらないであろう。『女聖教』の噂を耳にした宰相は貴族が集まるパーティの場でそう言って笑っていた。しかし、実際のところはどうだろうか。


「あら❤"バルガン"さん❤今日もお勤めご苦労様です❤」


布教活動を行っていた1人の女性が、鷹のように鋭い目をした男に声をかける。


「お、お疲れ様です❤本日も"お勤め"を果たしに参りました...❤」


バルガンと呼ばれた男は信者の女性に声をかけるとピクリと体を跳ねさせ、顔を俯かせながら小さな声でそう答えた。明らかに強者のオーラを放っているにも関わらず女性に対して俯き加減にボソボソと返事をするその姿は、情けなさすら感じられてしまう。


「まあ❤それは素晴らしいですね❤きっと教祖様もバルガンさんの"奉仕"を快く受け入れて下さるはずですわ❤」


女性は両手を胸の前で合わせ、バルガンを賞賛する。


タプン❤


体の前で合わせられた手が豊満な胸を押し上げ、ローブ越しに艶めかしく揺れた。


「.........っ!?❤あ、ありがとうございますっ...❤」


女性の胸元へ視線が釘付けになったバルガンは、彼女の言葉に嬉しそうな声をあげる。


チャリ...


彼の手に握られた布袋の中から、危険な魔物を討伐し手に入れた数枚の金貨が擦れる音が響く。バルガンは声をかけてきた女性に恭しく一礼し、目の前の『女聖教』の教会へ向かった。そして入り口の信者に男性用の少しシンプルな白いローブをもらう。


「............❤」


スゥゥゥ...❤フゥゥゥ...❤


バルガンは教会の入り口で立ち止まり目を閉じると、軽く深呼吸を繰り返す。彼は手に持った布袋の中を覗き込み、しっかりと"お布施"が入っているかを改めて確認した。


ザッ...ザッ...ザッ...


渡された白いローブを着たバルガンが教会の中に消えていく。"天才魔法剣士"として冒険者の中で名を馳せていた男の冒険は神という存在を知ってしまったことで終わりを迎え、彼は新たな人生を歩み始めたのである。






このように『女聖教』は国や組織の上層部の見解とは異なり、国内で大きな広がりを見せていた。楽観的な推測で椅子の上にふんぞり返っていた男たちが慌てた時にはもう遅く、『女聖教』の信者には有力者である男性たちも名を連ねるようになり、その影響力はもはや無視出来ないほどにまで成長していくのだった...













中流階級の者たちが暮らす住宅街。その中の1つである一軒家では、ある家族が仲睦まじく生活していた。


「お母さん、ジャム取ってー」


「はい♪」


「ありがと」


その家で暮らす母サーシャは共に朝食を取っている次女のクレハに、テーブルの上に置いてあるイチゴのジャムを手渡す。ジャムを受け取ったクレハはサーシャに礼を言うとパンの上にジャムを塗り、赤い輝きを放つパンにかぶりついた。


「美味しい〜♪」


甘いもの好きのクレハはイチゴジャムの爽やかな味わいに朝から機嫌が良さそうだ。その様子を微笑ましげに見つめるサーシャ。


「お母さん、今日は帰りが遅くなるから先に寝ておいて。鍵は持ってるから」


すると洗面所の方から現れた女性がサーシャに向かってそう告げてきた。この家の長女、ヒルダである。


「あら、そうなの?分かったわぁ。お仕事頑張ってね」


サーシャは頬に手を当てながらヒルダの言葉に頷いた。今年で20になるヒルダは去年から『ギルド』の職員として採用されており、受付嬢として多忙な日々を送っている。


「よろしくね」


しっかり者の長女はギルドの制服に着替え、袖や襟の形を整えながら軽く笑みを浮かべた。


ドタ...ドタドタ...!ドタドタドタッ!


するとその時、2階の方から何やら物音が聞こえてくる。その音はどんどんと激しくなり、数秒後階段を勢い良く降りてきた。


「遅刻だぁぁぁぁぁ!?」


そう叫びながら降りてきたのは、サーシャやヒルダ、クレハとよく似た顔立ちをした少年。ヒルダとクレハの弟、ユウマである。彼は寝癖で少しくせ毛になっている髪をピョコピョコと揺らしながら、焦った様子で家の中を走っていた。


「どうしよう!?なんでお母さんもお姉ちゃんも起こしてくれなかったの!?」


ユウマは涙目で起こしてくれなかった母と姉に怒る。


「ユウマちゃん、今日は学校お休みの日よ?」


「へ?」


しかしあらあらと微笑むサーシャにそう告げられ、昨日初等学校の担任の先生が「学校設備の点検のためお休みです」と言っていたことを思い出した。


「そ、そうだった...」


慌てていたユウマは遅刻しなくてよかったという安堵ど、勘違いして1人で大慌てしていた自分への羞恥で顔を赤くする。


「あれあれ〜?どうしたのユウマ♪顔が赤くなってるよ〜?」


そんなユウマに対し、食卓についていたクレハがすかさずからかうように声をかけた。


「こら、クレハ。からかわないの。ユウマも遅刻しなくて良かったじゃない。ほら、せっかく起きてきたんだから朝ごはん食べちゃいなさい」


3姉弟の中で1番年上であるヒルダがクレハをたしなめ、ユウマに朝食をとるよう告げる。


「うぅ...いただきます」


うっかりミスによって朝から冷や汗をかいたユウマはうめき声を漏らしながら、クレハの横の椅子に座って朝食を食べ始めた。


「休みで良かったじゃん♪私はこれから学校だもん〜。羨ましいなぁ」


クレハがパンを食べつつ、もう片方の手で寝癖のついたユウマの頭をぐしゃぐしゃと撫でる。


「わっ!?ちょっと!やめてよクレハお姉ちゃん!」


ただでさえ機嫌が良くなかったユウマはクレハの手を払い除け、向かい側に座る母サーシャの方へ席を変えた。


「えぇぇ!?なんでお母さんの方に行っちゃうの!?私の隣で食べなよー!」


「やだよ!クレハ姉ちゃん今みたいに俺の事からかうもん!姉ちゃんなんか嫌いだ!」


イィー!と口を横に開いてクレハに怒るユウマ。自他ともに認めるブラコンであるクレハは、愛する弟から拒否されたことにより「そ、そんなぁ!?」とショックの声をあげている。


「うふふ❤ユウマちゃんとクレハちゃんは仲良しねぇ」


姉弟の可愛らしい喧嘩の様子を眺めていたサーシャは微笑みながら、隣に来たユウマの髪を手櫛で優しく梳いてやった。その手つきはクレハと違い丁寧なもので、ユウマは嫌がらず目を細めて母から頭を撫でられている。


「なんでお母さんはいいのよー!?私も私も!」


すると一足先に朝食を終えたクレハが席を立ち上がり、テーブルを回り込んでユウマの元へ向かおうとした。


「だから嫌だって!」


しかしユウマはクレハが接近する前にジャンプするように椅子から降りる。逃げるユウマと彼を追いかけるクレハがテーブルの周りをグルグルと小走りで回り始めた。


バタバタ...バタバタ...


「2人とも何してるのっ!ユウマ!食事中に席を立たない!行儀が悪いでしょう!クレハもそんなふうにユウマを構ってばかりいたら、本当に嫌われちゃうわよ!」


少しの間鬼ごっこに興じていた2人だったが、物音を聞きつけ洗面所から戻ってきたヒルダにどちらもお叱りの言葉を受けてしまう。


「お母さんもちょっとは怒ってよ」


いつまでも子供っぽさが抜けない妹とまだ子供である弟を叱ったヒルダはやれやれ...とため息をつき、ニコニコと笑みを浮かべたままの母にも注意する。


「ごめんね?ヒルダちゃん」


しかし眉尻を下げショボンとしている母サーシャの姿を見れば、それ以上何か言う気も無くなってしまう。基本的には娘にも息子にも甘々のサーシャだが、彼女の悲しむ顔は子どもたちには効果抜群で、自分たちのせいでお母さんが怒られた、とユウマとクレハは反省と申し訳なさが混ざった表情を浮かべた。


「まあいいけど...私はもう出勤するわ。クレハ、あなたももう時間がないでしょう。途中まで一緒に行くわよ。ほら」


「えっ!?」


グイッ


ヒルダはソファの上に置いていた出勤用のバッグを手に取り、隣に置かれていたクレハの鞄を彼女に渡すとそのまま襟元を掴んでズルズル...と玄関の方へ引きずっていく。


「ちょ、ちょっと姉さん!?私まだ身だしなみ整えられてないんだけど!?」


「あら、あなたの姿はいつも通り可愛らしいわよ?自信を持ちなさい。鞄の中に身だしなみセットを入れてあるから、学校で準備するといいわ」


驚いたクレハがバタバタと手足を動かしながら抗議するが、ヒルダは職場で覚えた営業スマイルを浮かべ取り合わない。母親譲りの細腕から出ているとは思えない怪力で妹を引きずりながら、「行ってきます」とヒルダはユウマとサーシャに挨拶をした。


「ユウマ〜!助けて〜!」


クレハは愛しの弟ユウマに手を伸ばして助けを求めるが、絶賛クレハに対してのみ反抗期を迎えているユウマはベーッと可愛らしく舌を出して姉たちを見送る。隣ではサーシャがいつもの微笑みを浮かべながら「行ってらっしゃ〜い」と間伸びした声で手を振っていた。


「そういえばクレハ、今日は魔術の小テストの日でしょう?ちゃんと勉強したんでしょうね?」


「ギクッ...!?なんでそれを...」


「あなたも高等学校に入ったんだから、ちゃんと将来を見据えて...」


バタン


ヒルダに説教を受けるクレハの姿が玄関の扉の向こうへ消える。


「ごちそうさまでした」


ユウマは机の上に用意されていた朝食をモグモグ...と食べると、両手を合わせそのまま机の上の食器を全て台所の方へ持っていく。


「あら♪ユウマちゃんありがとう〜❤お母さん助かっちゃったわぁ」


「べ、別にこれくらい普通だよ...もうすぐ中等学校に入るし...」


ユウマのお手伝いに嬉しそうな声をあげるサーシャは、ニコニコと笑いながら彼に感謝を伝える。それに照れた様子のユウマは小さな声でそう言い返すと、「俺、今日友達と遊びに行く約束してるんだ!ルーベルトが釣りを教えてくれるんだって!」と今日の予定を母に教えた。


「そうなの。じゃあ、お弁当用意するわねぇ〜」


ユウマの言葉を聞いたサーシャは台所に行き、手慣れた様子で料理をし始める。そして10分ほどで立派なお弁当を作ってしまった。


「はい♪あんまり遅くなっちゃダメよ?」


「ありがとう、お母さん!」


ユウマは礼を言ってサーシャから弁当を受け取ると、壁にかかった時計を見て「そろそろ時間だ!」と家を元気よく飛び出していく。クレハに対しては刺々しい態度を見せるユウマだが、幼少期に父が無くなってから1人で自分を育ててくれた母親と、家庭を献身的に支えユウマが寂しくないように世話をしてくれた年の離れた姉であるヒルダには未だ素直で優しい少年のままだった。もちろんユウマはクレハのことも姉として慕ってはいるのだが、まるで小さな子どもに接してくるようにベッタリと構ってくるのだけはやめて欲しいと常々願っている。


「行ってらっしゃ〜い。気をつけてね〜?」


サーシャは息子を見送り、1人になった家を見渡す。そしてマイペースに洗い物や洗濯といった家事をこなしていくのだった。










「あら?そういえば今日って...」


家の中の掃除と洗濯を終えソファに座ってまったりと本を読んでいたサーシャは、ふと今日は何日だったかと考える。


「いけない。今日はお茶会の日だったわ」


パタン...


そして自身にも予定が入っていたことを思い出し、持っていた本を閉じてソファから立ち上がった。


パタパタ...パタパタ...


他に誰もいない家の中にサーシャの足音が響く。彼女は急いで寝室に向かうと、お出かけ用の服に着替える。そしてポーチを開け道具を取り出すと、手鏡で自分の顔を覗き込みながら化粧をしていく。





「うん、いい感じだわ〜」


数分後、鏡を改めて覗いたサーシャは化粧の出来を見て満足そうに頷いた。鏡には3人の子供がいるとは思えないほどの若々しい美女が映っている。背中まで伸びた艶やかな黒髪に整った柔和な顔立ち。持って生まれた美貌にあぐらをかかず未だに美容に熱心なサーシャは、ヒルダと街を歩けば高確率で姉妹に間違えられ、未だにナンパされることも珍しくないというほどの美しさを保っていた。


「いけない。すぐに出ないと」


カチャカチャ...


壁の時計を一瞥したサーシャは急いで化粧道具をポーチの中にしまい、万が一自分より早く子供たちが帰ってきた場合のことを考えてテーブルの上に「お出かけします」と書き置きを残す。


バタン...ガチャリ...


玄関の扉が閉まり、鍵がかけられた音が誰もいない家の中に響く...














「ごめんなさい。待ったかしら〜?」


家を出たサーシャは待ち合わせ場所のカフェに向かい、テラス席に座る2人の女性に謝罪の言葉をかけた。


「私たちが早く来ちゃっただけよ。まだ集合時間になってないわ」


そう言ってサーシャに微笑んでくれた1人の女性。彼女の名前はパーシーと言い、サーシャと学生時代から親交のあるママ友だ。キラキラと眩しい金髪が特徴的な美女で、現在は中等学校で国の歴史を教える教師として働いている。


「お久しぶりね、サーシャさん」


「お久しぶり〜グリシャさん。元気にしてた?」


サーシャにグリシャと呼ばれた女性は、眼鏡をかけた美女だ。肩ほどで切り揃えられた黒髪と切れ長の瞳が知的な魅力を醸し出している。彼女は銀行に務めており、クレハと同い年の娘がいたためサーシャと接点を持った。今ではこうしてたまにママ友会を開くほどには仲がいい。


「今日は3人?」


「ううん、後はナタリアさんが来る予定よ」


席に座ったサーシャがパーシーに尋ねると、彼女はナタリアも誘ったと返事をした。


「来たみたいよ」


するとグリシャが席に面した道路の方へ視線を向けながらそう告げる。


「お待たせ〜❤待たせちゃってごめんなさい❤」


グリシャに釣られサーシャとパーシーが振り向くと、赤いドレスを身にまとった上品な美女が3人の席へ歩いてきていた。


「ナタリアさん、こんにちは〜」


サーシャが朗らかな笑みを浮かべながら挨拶し、パーシーとグリシャもナタリアのことを出迎える。ママ友会の最後の1人だったナタリアが席に着くと、彼女がつけているであろう香水の甘い香りがフワリ...とサーシャたちの鼻をくすぐった。


「相変わらず派手な格好をしてるわね」


「たまにはオシャレして息抜きしないとね❤グリシャさんもどう?私がコーディネートしてあげるわよ?」


ナタリアの格好にグリシャが苦笑すると、彼女は笑みを浮かべながらグリシャに自分のような格好を勧める。高級娼婦だった彼女は自分の見た目に絶対の自信を持っており、裕福な商人を夫として捕まえてからも美容に関するケアに余念がない。そのため本来であれば年齢的に見苦しさを感じてもおかしくない派手な格好さえ、ナタリアの美貌を引き立てる衣装としてしっかりと機能を果たしている。


「私は遠慮しておくわ」


「残念。私に任せてもらえれば、あなた達ならもっと輝けると思うんだけど」


グリシャの返事にナタリアは本当に残念そうな様子だ。今もドレスで着飾っている彼女に対し、サーシャ・パーシー・グリシャは外行きの服装ではあるもののラフな格好だと言える。しかしこの席に座ったナタリアは、服装で目立ちこそするものの明らかに場違い、といった状況にはなっていない。それはサーシャたちもナタリアに負けない見目麗しい容姿をしているからであり、実際道行く人々やカフェを利用している客は、4人の美女が座るテラス席にチラチラと視線を向けるようになっていた。


「じゃあみんな揃った事だし、まずは食事でもしながらゆっくり近況報告をしましょう」


パーシーが近くにいた店員を呼び、4人が思い思いのメニューをオーダーしていく。少し待つと香ばしい匂いを放つ美味しそうな料理が運ばれてきて、サーシャたちはそれらに舌鼓を打ちながら最近の出来事について話し始める。


「サーシャは今も治癒院で働いてるの?」


「えぇ。今は週3回だったかしら〜」


カチャカチャ...カチャリ...


古くからの友人パーシーの質問にサーシャはチキングリルをナイフとフォークで切り分けながら頷いた。彼女は魔法使いの中でも希少な回復魔法の使い手であり、近所の治癒院で定期的に治癒士として働いている。回復魔法の使い手が少ないためその給金は非常に良く、週3回ながら子どもたちを育てるに十分な金額を受け取っていた。また先立たれた夫は遺産として多くの財産を残してくれており、シングルマザーながらサーシャはお金に困ることなく生活することが出来ている。


「羨ましいわね。私は最近任される仕事の重要度が高すぎて、正直ウンザリしてきてるわ」


サーシャの就労状態を聞いたグリシャは、愚痴をこぼすように銀行での仕事について話し始めた。優秀な彼女は最近銀行が取り扱っている機密性の高い金庫にも関与するようになってきたようで、表に出せない裏金庫と呼ばれる銀行の闇を知り、責任の重さに嫌気がさしているようだ。


「それだけグリシャさんの仕事っぷりがいいってことね❤」


昼間にも関わらずワインを嗜んでいるナタリアは、芳醇な葡萄の香りを楽しみながらそうフォローする。娼婦として成功し現在も裕福な生活を送っている彼女だが、サーシャたちに接する態度には嫌味がなく、4人の中で一番の新参者ながらママ友会のネットワークに溶け込んでいた。


「そうなんだけどね。役職が上がると男の人ばっかりになるし、どうしても気が張って仕方がないのよ」


「それ分かる!私も生徒を相手する分にはいいんだけど、校長とか教頭が...」


グリシャの言葉に反応したパーシーが今度は自分の職場について話し始め、テラス席は賑やかになっていく。












「はぁ...スッキリしたー!やっぱりこうして愚痴を聞いてもらうのって大事よね!」


数十分後、ウーン!と背伸びをしたパーシーが晴れやかな表情を浮かべながら言う。


「えぇ、本当に。少し肩が軽くなったような気がするわ」


パーシーに同意するグリシャの表情も始まった時より穏やかな表情になっている。食後のハーブティーを楽しむ余裕もできたようで、爽やかなミントの香りに頬を緩ませていた。


「それは良かったわ〜」


特に生活に不満がなくほとんど聞き手に回っていたサーシャは、友人たちの心が軽くなったことに嬉しそうな声をあげる。時折他愛のない話を挟み場を和ませつつ助言を入れていたナタリアも同様に満足気な様子だ。


「この後はどうする?」


全員がハーブティーを飲み終えた頃、グリシャが3人の顔を見渡して尋ねる。時間はまだ昼になったばかりで、解散するには些か早すぎる気もする時間帯だ。グリシャの問いかけに、それぞれこの後の予定についてどうしようかと頭を悩ませる。


「あ、そういえば私行きたいところがあったのよ!」


するとパーシーが何かを思い出したのか、少し大きな声でサーシャたちにそう告げてきた。


「最近できた『女聖教』の教会があるんだけど、もし良かったらそこに行ってみない?」


「『女聖教』?」


パーシーの口から出てきた聞き覚えのない単語にサーシャは首を傾げる。


「『女聖教』って...それ、女尊男卑の思想を語ってる新興宗教でしょう?あんなのに興味があるの?」


グリシャは『女聖教』のことを知っていたようで、少し顔をしかめながら改めてパーシーに問いかけていた。


「私も教義に興味があるわけじゃないんだけど、今体験入信をしているらしくって。なんと女性限定で入浴ができるそうよ!」


「それ本当?」


パーシーの発言に反応したのは、人一倍美容に気を使っているナタリア。有力な商人の妻となり、多くの金を使いながらその美貌を維持している彼女でさえ、大量のお湯を消費する入浴は縁遠いものだった。というより庶民は濡れたタオルで体を擦ったり水浴びをするのが精々なもので、入浴までいけば高位貴族でさえ毎日行えるようなものではない。


「本当らしいわ!私の同僚が行ったらしいんだけど、火彼女の髪は見たことないくらいツヤツヤになってたもの!」


乗り気になっているナタリアに対し、パーシーも当時のことを思い出したのか興奮した様子で同僚の髪がいかに素晴らしくなっていたかを語り始めた。彼女の話を聞いたサーシャとグリシャも、「そんなに綺麗になるなら...」と気持ちが傾いていく。やはり女性として美しさを求める欲求には抗えないのだ。


「先着順だと困るわ。急いで行きましょう」


ナタリアがバッグを持って立ち上がる。その姿はこれまでのママ友会で見たことがないほど機敏だった。


「まあ、私もちょっとは気になるけど...」


「私も本当に入浴出来るならしてみたいわ〜」


グリシャとサーシャも頷き、4人は『女聖教』の体験入信へ行くことに決まる。パーシーは「すいませーん!」と急いで店員を呼び会計を済ませると、「こっちよ!」と他の者を先導し『女聖教』の教会目指して歩き始めた。












「ここがそうみたい」


「すごい綺麗な場所ね〜」


「一体いくらかかってるのかしら...」


下調べを終えていたパーシーの案内の元『女聖教』の教会へ到着したサーシャたちは荘厳さと神秘さを感じさせる美しい建物を見上げる。サーシャはただ素直に感嘆の声を漏らし、グリシャは建物の建築にかかった金額を想像し『女聖教』の資金力に恐れおののいていた。


「なんか、邪な気持ちで来たことがちょっと申し訳なくなってきたわね...」


到着するまでは勢いの良かったパーシーだが、『女聖教』の教会が予想以上に立派だったため少し気後れしてしまったようだ。


「あの人が信者かしら」


しかし美のためならどんな努力も厭わないナタリアが近くに立っていた白いローブの女性を見つけ、1人ツカツカと歩み寄っていく。


「あ、ちょっと...!?」


パーシーは少し慌てた様子でナタリアを呼び止めようとするが、ナタリアは信者と思われる予定と話し始めてしまった。サーシャは未だに『女聖教』の教会を観察しており、グリシャはパーシーの声でナタリアの行動に気づき一緒に慌てている。


「......〜〜...」


「〜〜......〜」


入浴のために来たことがバレたら怒られるのではないかと固唾を飲んでナタリアを見つめるパーシーとグリシャ。しかし彼女達の心配を他所に、ナタリアと信者の女性は会話を続けていく。その内容は距離があるため聞き取ることが出来ないが、2人の表情を見る限り話が弾んでいるようだ。


ペコリ...


最後にナタリアが笑みを浮かべながら会釈し、パーシーたちの方へ戻ってくる。


「普段は予約しなきゃいけないみたいだけど、ちょうど空きがあって今から体験入信が受けられるそうよ」


「本当!?」


誇らしげな顔でそう告げてきたナタリアに、パーシーは思わず驚いた声をあげてしまう。慌てて口を抑え信者の女性の方を見るが、女性はにこやかに微笑みながらこちらに軽く手を振っていた。


「さすがね、ナタリアさん」


信者の女性に軽く会釈をしながら、素晴らしい戦果を手に入れてきたナタリアを賞賛するグリシャ。ようやくサーシャも教会の外観に満足したのか会話に入り、「ありがとう〜」とナタリアに礼を言う。


「皆さんはじめまして❤体験入信の儀を受けていただけると伺いました❤ありがとうございます❤」


すると『女聖教』の白いローブを着た女性がサーシャたちに声をかけてきた。先程ナタリアが話していた信者の女性とはまた違った人だ。


「これからは私ユルルが皆様の案内を担当させていただきます❤どうぞよろしくお願い致しますね❤」


ニコリ❤


ユルル、と名乗ったオレンジ色の髪をした女性が微笑みながら優雅に一礼してくる。ローブ越しでもタプン❤と胸の動きがわかってしまうほどの抜群のプロポーションをした美女だ。ユルルに連れられ教会の中に入ったサーシャたちは更に3人の美しいシスターたちに歓迎され、合計8人という大所帯になって教会の中を移動していく。









「まずはこちらでお体を清めていただきます❤」


ユルルが案内してくれたのは、サーシャたちが期待していた入浴場だった。曇りガラス越しに見える浴場の中の景色と湯気と共に漂うほのかないい香りに、ママ友会の一同が色めき立つ。


「喜んでいただけて何よりです❤ですが申し訳ありません❤予定の都合上、今回のみ10分程度で入浴を終えていただくようお願い致します❤」


ユルルは喜んでいるサーシャたちに入浴は10分程度で終わらせるようにと言ってくる。その言葉に全員少し残念そうだったが、本来どれだけお金を積んでもそうそう経験できないことをさせて貰えるのだからと気を取り直す。


「ただ、入信の儀が終わり無事『女聖教』に入信された際には、いくらでもご利用いただけますよ❤皆様とともにお祈り出来ることを心より楽しみにしております❤」


「「「「っ!?」」」」


しかし続くユルルの言葉に、4人は大きな衝撃を受けた。「...入信しちゃおうかしら」と呟くナタリアの目は非常に真剣で鋭いものになっている。


「では、限られた時間ではございますがごゆるりとお楽しみください❤」


ユルルと3名のシスターが一礼し、脱衣所から退室していく。それを見送った瞬間ナタリアが急いでドレスを脱ぎ始め、パーシーやグリシャ、サーシャもそれに習って服を脱いでいった。





「はぁぁ〜...最高ぉ...」


チャプ...チャプチャプ...


大きな浴槽の中で、パーシーがうっとりとした声をあげる。軽く手を動かせば、浴槽の中を埋め尽くす温かいお湯の上に波紋が広がっていく。


「これはすごいわね...」


「気もちいいわぁ〜...」


グリシャとサーシャも湯に浸かる気持ちよさに目を細めている。ナタリアと言えば自身の紫色の髪を見つめ、「こんなに綺麗になって...」と恍惚の表情を浮かべていた。


「あ、でもそろそろ時間だわ」


湯船を楽しんでいたパーシーが時計に目を向けると、慌てた様子で他のメンバーに声をかける。3人が釣られて時計の方を見れば、確かに言われた10分に差し迫るところまで時間が来ていた。


「楽しい時間はあっという間ね...」


チャプリ...


グリシャが名残惜しそうに呟きながら、ゆっくりと湯船の中から体を上げる。お湯で濡れた美しい裸体がキラキラと照明に照らされ輝いていた。均整のとれた素晴らしい体つきだ。


「ほら、ナタリアさん。行くわよ」


「うぅ...後ちょっとだけでも...」


ナタリアはパーシーやグリシャに促されながらも、最後のギリギリまでお湯の中に浸かり続ける。そして最後には観念し渋々といった様子で脱衣所の方に向かっていく。


「見て、お肌がツヤツヤよ〜」


「髪もすごいわ。入浴ってやっぱりすごい効果なのね」


サーシャとパーシーが互いの体を嬉しそうに見せ合う。脱衣所には4つの白いローブと「こちらに着替えてください」というメモ書きが用意されていた。素晴らしい体験をさせてもらったサーシャたちは特に不満を抱くこともなく指示に従い、ユルルたちと同じデザインのローブに身を包む。


「皆様準備は出来ましたでしょうか❤次の場所に案内致しますわ❤」


ちょうど4人がローブに着替え終わった頃、ユルルとシスターたちが脱衣所の中に入ってきた。サーシャたちはユルルたちの案内で、甘い香りが充満する部屋に到着する。


(この匂いは...何の香りかしら?)


部屋の中に入るなりねっとりと鼻にまとわりついてきた甘い匂いに、サーシャは僅かに眉をひそめた。


スン...❤スンスン...❤


彼女は嗅ぎ慣れない香りを吸い込みつつ、知っているもので近い香りはあっただろうかと自身の記憶を辿ってみる。


スゥゥゥ...❤ハァァァ...❤スゥゥゥ...❤ハァァァ...❤


(やっぱり何の匂いか分からないわ〜...でも、嫌いじゃないかも...❤)


サーシャは何度も呼吸を繰り返すうちに、この甘ったるい香りへの嫌悪感がなくなっていることに気づいた。隣を見ればパーシー・グリシャ・ナタリアもどこかリラックスした様子でヒクヒク...❤と鼻を鳴らしている。


「次は皆様の髪をお手入れさせていただきますわ❤どうぞこちらの方へおかけになってください❤」


サーシャたちはそれぞれ1人ずつシスターに連れられリクライニング式のソファに座らされた。言われるがままに背もたれに体重を預ければ、上質なクッションが柔らかく体全体を支えてくれる。


「あの...私たち、一応髪も洗ってはきたんですが...」


サーシャと少し離れた位置に座ったパーシーの声が聞こえてきた。


「髪は女性の命ですから❤教祖様とお会いになられる女性の方は、私どもが改めて髪を清めさせていただくことになっているんです❤」


「そういうことなんです❤サーシャさん、よろしくお願いしますね❤」


サーシャの担当となったユルルが天井を見上げるサーシャの顔を覗き込み、微笑みかけてくる。


「は、はい...❤お願いします〜...❤」


ドキ...❤ドキドキ...❤


(な、何だか胸がドキドキしちゃうわ〜...❤)


ユルルと目が合ったサーシャは、何故か心臓の鼓動が速くなってしまっていた。どこかソワソワとした落ち着かない様子だが、そんな彼女の顔にパサリ...❤と温かい布が被せられる。


「それでは始めますね❤」


シャァァァァァ...❤


ユルルの優しい声と水が流れる音、そして頭にかけられた温かいお湯の感触が視界を覆われたサーシャを包み込む。


「髪を洗う石鹸の方をつけていきますね❤香油を混ぜてありますから、今よりもっと髪がツヤツヤになりますよ❤」


スッ...❤


髪全体を濡らされたあと、ユルルの囁きと共にトロリ...❤とした感触がサーシャの髪に触れる。


シャカシャカ...❤シャカシャカ...❤


馴染ませるように髪を撫でられたあとユルルの手がリズミカルに動きだし、子気味いい音を立てながらマッサージするようにサーシャの頭を擦っていく。


コシュコシュ...❤シャカシャカ...❤


「んっ...❤あっ...❤」


(人に髪を洗われるのって...❤こんなに気持ちいいものだったのね...❤)


サーシャは頭皮に触れるユルルの指から生まれて初めての刺激を受け、思わず甘い声を漏らしてしまう。自分でその声に気づき慌てて手で口を塞ぐが...


「声を我慢する必要はありません❤どの女性も皆さん同じ反応をされますから❤」


「は、はい...❤」


ユルルが声を我慢しなくていいと蜂蜜のように甘く優しい声で囁いてくる。実際彼女はこれまで多くの女性の髪を担当し、"いかなる目的で来た者"であってもその手腕で蕩かせ、堕としてきた。


「ひっ...❤あ...❤」


「んぅ...❤」


「んっ...❤そこ...❤」


サーシャの耳にパーシー・グリシャ・ナタリアの声が聞こえてくる。付き合いの長い彼女たちの今まで聞いた事のない声色を聞いてしまったサーシャだが、逆に彼女の声も3人に届いてしまっていることだろう。


シャカシャカ...❤ゴシゴシ...❤


ユルルの手は止まることなく、どんどんとサーシャの髪を綺麗に洗っていく。


「ひぅっ...❤あ...❤んん...❤」


手の動きに合わせ、サーシャの口から漏れる声もどんどんと大胆なものになってしまう。


フワァァァァァ...❤


クンクン...❤クンクン...❤


部屋の中に漂う甘い香りを嗅ぐと頭がボーッ...❤として何も考えられなくなり、さらに声を抑えようという考えが消えていった。


「あっ❤あっ❤」


「おぉ...❤」


「そろそろ良さそうですね❤」


部屋の中にサーシャたちの甘い声が響く中、ユルルが他のシスターたちと顔を見合わせコクリ...❤と頷く。


(良さそう...?なにが...)


「"魅了(チャーム)"❤」


ズズズ...❤


「んおぉぉぉぉぉぉぉ!?❤」


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


サーシャがユルルの言葉の意味を考えようとしたその時、頭の中に流し込まれた魔力によって彼女の思考はどこか遠くへ飛ばされてしまった。


「んほぉぉぉぉぉぉぉぉ!?❤」


「なにこりぇぇぇぇぇぇ❤」


「あへぇぇぇぇぇぇぇぇぇ...❤」


ビクビクッ❤ビクンッ❤

ガクガク❤ガクガク❤


パーシー・グリシャ・ナタリアはそれぞれシスター達から流し込まれた"魅了(チャーム)"に嬌声をあげながら体を震わせた。


トロォ...❤


ローブの隙間から見える太ももは女性器から噴き出した愛液で濡れており、シスターたちがシャカシャカ❤と指を動かす度に絶頂してしまっている。


「気持ちいいでしょう❤」


「はひぃぃぃ❤」


高級娼婦としてこれまで多くの男たちに快楽を与えてきたナタリアだが、頭に直接流し込まれる"快楽"はこれまでの性行為全てを合わせても足りないほどの気持ちよさと多幸感を感じさせてきた。


ビクビク❤ビクビク❤


彼女はだらしなく口を開け、涎を垂らしながら頭の中をピンク一色に染められてしまう。


「おぉぉっ!?❤」


「んひっ❤ひゃあぁぁぁ❤」


パーシーとグリシャも同じようで、まるで初めて性感帯に触れられた生娘のような声をあげながら絶頂を繰り返している。


「な、なにこれぇ...❤私に...❤なにしたんれすかぁ...❤」


そんな中、唯一サーシャだけは呂律の回らない舌でユルルにどういうことかと質問を投げかけていた。


「あら❤魔法の効きが少し悪いですね❤もしかしてサーシャさんは魔法がお使いになられるのですか?❤」


ユルルはサーシャに魔法の耐性があったことから、魔力の操作に長けた魔法使いではないかと彼女に質問を返す。


シャカシャカ...❤シャカシャカ...❤


しかしその間にもユルルの手は動き続けており、サーシャの頭に甘い痺れと快楽を与えてくる。


「おっ❤手っ❤手止めてくださいぃ...❤頭の中がグルグルして...❤何も考えられな...❤〜〜〜〜〜っ!?❤」


タプン❤


サーシャはユルルに自分の頭に触れている手の動きをやめるよう頼むが、その言葉は布越しに自分の顔へ柔らかいなにかが押し付けられたことで中断させられてしまった。


「私の力不足のせいでサーシャさんに辛い思いをさせて申し訳ありません❤すぐに他の皆様と同じようにしてあげますから、安心してくださいね❤」


サーシャの顔に自身の胸を押し付けたユルルは彼女の耳元でそう囁くと、そのままの体勢で器用に洗髪を続ける。


「"魅了(チャーム)"❤」


改めてサーシャの頭にたっぷりの魔力を流し込みながら。


「おほぉぉぉぉぉぉぉぉ!?❤」


ビクビクッ❤ビクンッ❤ビクッ❤


1度目は何とか耐えたサーシャだったが、2度目のユルルの魔力に抵抗することは出来ず、頭の中を彼女への恋慕で埋め尽くされてしまう。


(好きっ❤好きぃぃ❤ユルルさんしゅきぃぃぃ❤)


グリグリ...❤グリグリ...❤


「おぉぉ!?❤そこらめぇ❤」


さらに側頭部を指の腹でグリグリ❤と揉まれれば、あまりの気持ちよさにサーシャは悲鳴をあげながら絶頂してしまった。


おぉん❤

ひぃぃぃぃ❤

イくっ❤イくぅぅぅぅ❤


『女聖教』の教会の奥に設置された部屋の中で、快楽を注ぎ込まれるメス達の喘ぎ声が響きわたる。









数分後、サーシャたちはユルルたち『女聖教』のシスターの言うことをなんでも聞く従順な奴隷に堕ちてしまっていた。


「こちらの布で目を覆わせていただきますね❤」


「はひぃ...❤」


彼女たちは目隠しされた状態で廊下を歩かされ、"教祖様"が待つ部屋へと連れていかれる。


ピクンッ...❤ピクッ...❤


ポタ...❤ポタ...❤


ローブの下では乳首とクリトリスがいやらしく勃起し、足を動かす度に女性器から溢れた愛液が床へ垂れていく。サーシャたちは発情させられた体のまま、シスターの案内の元入信の儀の最終局面を迎えていた。彼女たちははぁ...❤はぁ...❤と息を荒げながら、最後の部屋へゆっくりと歩みを進めていく。


この先に、更なる幸福と快楽が待っているとも知らないまま。


[newpage]


「お母さん、遅いなぁ...」


学校での授業を終え帰宅したクレハは、いつまで経っても帰ってこない母サーシャを心配していた。つい先程ヒルダが仕事から帰宅し、サーシャが帰ってきていないことに驚きながらユウマとクレハのために夕食を作ってくれている。椅子に座り夕食を待つユウマも不安そうな表情だ。


ガチャ...


その時、玄関の扉が開く音が聞こえてくる。


「ただいま〜❤」


同時に家の中にサーシャの明るい声が響く。


「〜〜〜〜〜〜っ!もう!お母さんっ!」


母の声を聞いたクレハは怒りの声に喜びと安心を滲ませながら、サーシャを出迎えに行った。彼女の後ろには嬉しそうな顔で椅子から立ち上がったユウマが続く。


「どこ行ってたの?心配したんだ...よ...?」


「......っ!?❤」


「...クレハ?ユウマ?どうしたの?」


サーシャの声を聞き、何事もなくて良かったと胸を撫で下ろしていたヒルダは、玄関からクレハの声が途切れたことに疑問を覚える。次いでユウマの息を飲む声が聞こえたことで、もしかして母が怪我でもしているのではないかとエプロン姿のまま玄関の方へ急いだ。


「何かあったの?」


「いや...その、なんて言うか...」


玄関の近くに立ったままのクレハを見つけたヒルダは、どうしたのかと彼女に尋ねる。しかしクレハは自身の気持ちを上手く言い表せないのか、少し口ごもりながら玄関の方へ視線を向けた。


「...お母さん?」


クレハに続いてヒルダが顔を動かすと、そこにはいつもと同じように微笑みを浮かべたサーシャの姿がある。しかし彼女の姿を見たヒルダは、思わず彼女が本当に母親であるか口に出して確かめずにはいられなかった。


「ただいま、ヒルダちゃん❤遅くなってごめんね〜❤夕食作ってくれていたの?❤ありがとう❤」


ヒルダと目が合ったサーシャは遅くなったことへの謝罪と夕食を作っていることへの感謝を告げてくる。ヒルダがエプロンを着用していることから推測したのだろう。その穏やかな声はいつもの母と同じものだ。ヒルダは無意識のうちにホッ...と胸を撫で下ろす。しかし同時にヒルダはなぜクレハとユウマが母親を見て戸惑っているかも理解出来た。それはサーシャの醸し出す空気。これまでヒルダたちが見た事のない白いローブを着て微笑んでいる母は、普段の春風のようなほんわかとした雰囲気に加え、成熟した大人の女性の魅力を前面に押し出した妖艶さを放っていた。


ゴクリ...❤


言葉にできない、しかし明らかに感じる母の変貌に、ずっと黙っていたユウマが思わず喉を鳴らす。


「ヒルダちゃん、もうご飯はできてる?❤」


「えっ...?う、うん...出来てるわ」


「それは良かった❤お母さん、みんなにいっぱいお話したいことがあるの❤ご飯を食べながらゆっくり話しましょうね❤」


サーシャはそう言うと子どもたちのそばを通り過ぎ、リビングの方へ行ってしまった。


「「「.........」」」


ヒルダ・クレハ・ユウマはそれぞれ顔を見合わせ、母に対してどこか違和感を覚えたまま後に続いてリビングへ入る。ヒルダが作った料理がテーブルの上に並べられ、いつもと同じように家族で食卓を囲む夕食が始まった。


「お母さん、今日すっごく素晴らしい経験をしてね❤............」


しかし普段は子どもたちの話をニコニコと聞くサーシャがいつになく饒舌に喋り、『女聖教』という宗教がいかに素晴らしいものかをヒルダ・クレハ・ユウマに繰り返し言い聞かせていた。







子どもたちは母の変わりように最初は驚いたが、自分たちを1人で育ててくれた母に別の生きがいができたことは喜ばしい事だと受け入れ、熱心に『女聖教』について話すサーシャに渋々ながら付き合おうとする。


「それでね❤」


しかしそれが2日、3日...と続いていけば、いかに母との会話だろうと流石に辟易してしまう。さらにもう1つ、サーシャは家でありえない行動をするようになった。


「お、お母さん!?何してるの!?」


「あら❤クレハちゃん❤これは教祖様への"お祈り"よ〜❤」


クレハの驚いた言葉にサーシャが笑みを浮かべながら返事をする。


クチュクチュ❤クチュクチュ❤


白いローブをたくしあげ、自身の秘部を指で弄りいやらしい音を立てながら。サーシャは"お祈り"と称してことある毎に家の中でオナニーをするようになり、さらにそれを子供たちに勧めるような言動さえしていた。


「ちょっと!?ユウマ、見ちゃダメ!」


クレハは後ろから来ていたユウマに大きな声で叫び、彼の目を手で覆って母の痴態が見えないようにする。仕事で家の中に居ない姉ヒルダの代わりに自分がしっかりしなければと、本来陽気でイタズラ好きな次女は真剣な表情で弟の情操を守っていた。


「あんっ❤んんっ❤イッちゃうぅ〜❤」


ビクンッ❤ビクッ❤ビクッ❤


しかしサーシャはそんなこともお構いなしに、艶っぽい嬌声をあげながら絶頂に達する。


「お、お母さん...❤」


クレハに目を塞がれながら母のメス声を聞かされたユウマは背筋に走り抜けるゾクゾクとした感覚を覚えてしまう。


ピクン...❤グググ...❤


彼の男性器はいつの間にか硬さを帯び、意図せず勃起してしまっていた。


「はぁ...❤はぁ...❤もっとぉ❤もっとお祈りしないと...❤」


サーシャはそう言うと、荒い呼吸を繰り返しつつ懐から何かを取り出す。


スッ...❤


それは絹でできた女性ものの下着だった。見るからに高級そうなデザインをした白のソレを、サーシャは躊躇いなく自分の顔に押し付ける。


スゥゥゥゥゥゥ❤


「あぁぁぁぁぁぁんっ❤教祖様ぁぁぁ❤」


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


女性の下着に鼻をくっつけ、深く息を吸い込んだサーシャは、教祖様と叫びながら再び絶頂した。


クンクン❤クンクン❤


グチュグチュ❤グチュグチュ❤


しかしオナニーの手はそれでも止まらず、彼女は自身の女性器を指でかき回しスピスピ❤と下着の匂いを嗅ぎ続ける。


プシュッ...❤プシ...❤


リビングの床に愛液と潮が混ざった液体が飛び散って染みを作り、いやらしいメスの香りを放つ。


「お母さん!いい加減にして!」


クレハはついに我慢できなくなったのか、ユウマに「上に行きなさい」と言って自分の部屋へ戻らせるとサーシャに怒りの声をあげた。その目にはうっすらと涙が浮かんでおり、変わり果ててしまった母親に戻って欲しいという切実な願いが言動の節々に込められていることが分かる。


「どうしたの〜クレハちゃん❤お母さんと一緒にお祈りする?❤」


しかしサーシャはクレハの怒りが理解出来ていないのか、そう言いながら顔を埋めていた下着をクレハの方に差し出してきた。


「こんなものっ...!」


クレハは怒りのままにその下着を奪って投げ捨ててやろうとするが...


ムワァァァァァ...❤


「っ!?!?❤」


その下着から溢れ出す官能的な甘い香りを嗅いだ瞬間、クレハの頭は一瞬で情欲に埋め尽くされてしまう。


(な、なに...この匂い...❤)


スピスピ❤クンクン❤


「どう?❤教祖様の"聖布"の香りは❤クレハちゃんも気に入ってくれたみたいでよかったわ〜❤」


ユラ...❤ユラ...❤


サーシャはクスリ...❤と笑みをこぼし、催眠術師の振り子のようにクレハの前で"聖布"と呼んだ下着をゆっくりと振る。


「あっ...❤」


それを自然と目で追ってしまうクレハ。彼女はクンクン❤と鼻を鳴らし、辺りに充満する甘い匂いを夢中で吸い込んでしまう。


ジュン...❤トロ...❤


まだ未開拓である少女の女性器が"性の匂い"を感じ取ったことでトロトロ...と愛液を漏らし始めた。


「.........❤」


フラ...❤フラフラ...❤


(もっと...❤欲しい...❤)


クレハはサーシャが持つ絹の下着から目が離せない。蜜を求めて花へ近づく蝶のように、ぼんやりとした表情でゆっくりと"聖布"へ顔を近づけてしまう。


「クレハ姉ちゃん?」


「っ!?❤」


その時、階段の方から姉を心配して出てきたユウマの不安そうな声が聞こえてくる。弟の声で正気に戻ったクレハは、慌ててサーシャと聖布から体を遠ざける。


「......し、知らないっ!」


クレハは聖布から逃げるようにドタドタとユウマが待つ2階へ逃げていった。


「うふふ❤」


可愛らしい反応を見せる娘の背中を見送ったサーシャは、再びクチュクチュ❤と自分の股を弄り"お祈り"に耽る。














「...............」


ペラ...ペラリ...


一方その頃、出勤中のヒルダはギルドの資料室で『女聖教』に関する情報を集めていた。


(これも...この資料も...ギルドに保管されている『女聖教』の資料に、改竄の跡がある...!?)


『女聖教』にまつわるギルド員の調査や他組織が共有していた情報などがまとめられた複数の資料。しかしその書類のどれもに巧妙な細工が施されており、いずれも『女聖教』が善良な団体であり、ギルドの裁定基準で『危険度:極小』にあたると結論づけられていた。特に『女聖教』への違和感を持っていない職員がこれを見れば、ただのボランティア団体か何かだと勘違いすることだろう。


スッ...


しかし母サーシャを元に戻すために『女聖教』を調べに来たヒルダは騙せない。彼女は資料室を照らす照明に書類をかざし、消された文面を読み取ろうと悪戦苦闘していた。


「誰かいるのか?」


「っ!?」


ガチャッ...


すると資料室の中に何者かが入ってくる。あまり人が来ることのない資料室に来訪者が現れたことで一瞬警戒したヒルダだったが、入ってきた女性の姿を見てふぅ...と安堵の息を吐いた。


「お疲れ様です、シェリーさん」


「む?ヒルダか。こんなところで何をしているんだ?」


資料室に入ってきたのは白い髪をポニーテールにした美女、シェリー。ヒルダと同じギルド職員でヒルダの先輩に当たる女性なのだが、ほかの者に比べて欠勤が多い。ヒルダはたまたまギルド長と会話をしているシェリーを見かけたことがあり、もしかして彼女は"ギルドの影"と呼ばれる諜報チームの一員なのではないかと密かに考えていた。


(シェリーさんなら、もしかしたら何か知ってるかも)


「シェリーさん。実は、『女聖教』に関連する資料全てに改竄の痕跡があるんです」


「なに?見せてみろ」


ヒルダがシェリーに資料を手渡し、書かれていた文字が綺麗に消され上から書き直された跡があることを伝える。


「...それが本当なら大問題だな。分かった。この話は私の方から上へ伝えよう」


シェリーはヒルダから『女聖教』の資料を全て受け取ると、この件について上層部へ連絡することを約束してくれた。その自信に満ち溢れた様子に、ヒルダは彼女が"ギルドの影"のメンバーであることを半ば確認する。


「はいっ!ありがとうこざいます!」


まだ務めて2年目である自分より、シェリーに任せた方がトップのギルド長まで報告が届きやすいはず。そう考えたヒルダは頭を下げシェリーにこの件を託そうと決める。


「...ところで、なぜヒルダは『女聖教』について調べていたんだ?」


シェリーはヒルダに『女聖教』の資料を読んでいた理由を聞いてきた。ヒルダは事情を話すか一瞬迷ったが、誰かに相談したいという思いもあり母サーシャのことを相談し始める。


「そうか。それは大変だったな。だが、そういうことならすぐに母親を連れて『女聖教』の教会へ向かった方がいいぞ。『女聖教』は体験入信の期間が終わって少しすると、自動的に正式な入信を行ったことになるからな」


「そ、そうなんですか!?」


シェリーからもたらされた情報にヒルダは顔を青くした。確か母は友人たちと一緒に体験入信の儀を受け、そこで素晴らしい経験をしたと語っていたはずだ。


「その表情を見ると急いだ方が良さそうだ。お前の上司には私から早退する旨を伝えておこう。母親を連れて『女聖教』の教会に向かえ」


「......っ!ありがとうございます、シェリーさん!」


ヒルダはシェリーに頭を下げ、足早に資料室を去っていく。







「...ふふっ❤まさか"私のした細工"が2年目の職員にバレるとは思わなかったぞ❤」


ヒルダが去った後、シェリーが資料室の中で呟いた。その顔にはニヤリ...❤と笑みが浮かんでいる。『シェリーがギルドの影のメンバーである』というヒルダの予想は実は当たっていた。シェリーはギルドの手足として裏で諜報活動を行っており、それどころか主力として他のメンバーを統率する立場にある。


「まあいい❤優秀な信者が増えることは素晴らしいことだからな❤ヒルダたちの来訪をご主人様たちに伝える必要があるか❤」


しかしヒルダが知らない事実が一つあった。それはシェリーの忠誠が向く先は既にギルドではなく『女聖教』になっていたということだ。彼女は自身の偽装を見破ったヒルダを新たな同胞として迎え入れられることを喜び、そしてその情報をいち早くもたらした自分に与えられる"ご褒美"を想像して股を濡らす。


ジュン...❤


ムンムン...❤とメスのフェロモンを撒き散らしながら資料室を後にしようとするシェリー。しかし彼女はヒルダから渡された『女聖教』の資料を持っていることを思い出し、「そうだったな❤」と呟いて立ち止まった。


ボッ...!


シェリーの手からいきなり炎が燃え上がり、偽装した資料を一瞬で燃やし尽くす。


「今度は誰にもバレないように作り直さなければ❤」


そして証拠を隠滅したシェリーは、今度こそ資料室から退室するのだった。













「それで...❤今回入信する予定の信者たちは使えそうなのか❤」


『女聖教』の教会にいくつも存在する隠し部屋。その中の一部屋でくつろぐ黒い軍服を着た美女が目の前の部下たちに尋ねる。


「はっ❤報告させていただきます❤今回入信の儀を受けた者は4名❤治癒院に務める回復魔法使い、中等部で歴史を担当している教員、国営銀行の職員、高級娼婦として働いていた経験を持つ大商人の妻です❤」


上司に見つめられた2人の女性のうち、1人が1歩前に出てサーシャたちの調査結果を報告した。多くの者が好ましく思うような、癖のない整った顔立ちをした金髪の美女だ。


「ほう❤それで評価は❤」


「...はい❤」


椅子に座るが続けて質問をすると、もう1人の女性が前に出てくる。銀髪ショートカットのまだ幼さを残す小柄な美少女は、サーシャたちの職場での立場や『女聖教』にもたらすと予測される利益について細かく分析していく。


「...回復魔法使いは希少です...❤『女聖教』専属とすれば、より多くの民を引き込めるかと...❤パーシーという教員は国内有数の中等学校で教鞭をとっており、将来有望な人材に『女聖教』の教えを刷り込むために有用であると思われます...❤」


「続けろ❤」


「......っ❤はい...❤銀行の職員、グリシャという女は最近昇進もあり、職場で信頼され機密性の高い業務を任されているようです...❤裏金庫の管理もしているとか...❤ナタリアという元高級娼婦は夫である商人が有力であり、また店時代の人脈から貴族や騎士にも顔が効くそうです...❤性技も優れており、魔法の素養があれば『女聖教』の勧誘員としても活躍出来るかもしれません...❤」


サーシャ・パーシー・グリシャ・ナタリアのことを報告した少女はそう締めくくり、隣に立つ女性と共に直立不動で上司の女性を見つめた。


「ほう...❤今回は豊作だな❤教祖様もお喜びになることだろう❤」


2人の部下の報告を聞いた美女、ミレーヌは機嫌が良さそうだ。教祖から『聖女隊』の隊長を任されている彼女は『女聖教』に仇なす人間や組織の排除・尋問・籠絡を専門としている。彼女は目の前に立つ2人の部下の顔を改めて見つめた。どちらの瞳も自身と『女聖教』への信仰と忠誠心に染まっており、その目はまさに狂信者そのものだ。


「なかなかの仕事ぶりだ❤これからも励むように❤」


「あ、ありがとうございますっ❤」


「これからもミレーヌ様と教祖様に全てを捧げます...❤」


ミレーヌから労いの言葉をかけられた女性、ローラとユキは嬉しそうな表情で返事をする。国の諜報機関に所属していた彼女たちは『女聖教』の魅了洗脳に堕ち、現在はミレーヌと同じ軍服に身を包みその能力をミレーヌと教祖のためだけに使っていた。


コンコン...

ガチャ...


「失礼します❤隊長、信者として潜入を試みていたと思われる不審者を捕縛致しました❤」


改めてローラとユキが忠誠を誓う中ミレーヌの部下が入室し、侵入者を確保したことを報告してくる。


「そうか❤すぐに行く❤尋問の用意をしておけ❤」


ミレーヌは部下にそう告げると、椅子に座ったままカツ...❤カツ...❤と履いていたブーツで床を鳴らす。


「「......っ❤」」


ビクンッ❤


度重なる調教で体に快楽を刻まれているローラとユキはその音に反応し、軽い絶頂に達してしまう。


「行くぞ❤」


「「はっ❤」」


そしてミレーヌは新入りの部下2人を引き連れ、『女聖教』に潜り込もうとした不届き者から情報を全て吐かせ、新たな信者に"改心"させるため部屋を出ていくのだった...




[newpage]


「お母さん!」


"先輩からの気遣い"により予定より早く退勤したヒルダは、玄関を開けるなりサーシャのことを呼ぶ。


「あんっ❤あぁん❤」


リビングの方から"お祈り"と言い張る自慰行為をする母の声が聞こえてきたため、ヒルダはそのままリビングの方へ入っていく。


「あ❤ヒルダちゃん❤お帰りなさい〜❤」


「......っ!?❤」


ムン...❤ムンムン...❤


リビングの中へ入った瞬間ヒルダが感じたのは、むせ返るほど濃厚なメスの香りだった。娘の帰宅に気づき声をかけてくるサーシャの周りは愛液や潮でビショビショに濡れている。いったいどれほどの時間ここでしていたのだろうか。


「お姉ちゃん...」


「ヒルダ姉ちゃん...」


ヒルダの声で彼女の帰りを知ったクレハとユウマが、今にも泣きそうな顔で姉を見つめてくる。


(私がお母さんを元に戻さなきゃ...)


「大丈夫よ、クレハ、ユウマ。私はこれからお母さんとちょっと出かけてくるわ。すぐに戻ってくるから、安心して待ってなさい」


2人の顔を見て決意を改めて固めたヒルダは、努めて明るい笑顔をつくりながらクレハとユウマにそう言う。彼女の言葉を聞いた2人の表情は、期待半分不安半分といった様子だ。


「あら❤ヒルダちゃんとお出かけなんて久しぶりだわ〜❤でも私これからみんなと『女聖教』の教会に行く約束してて...❤」


サーシャが嬉しさと申し訳なさが入り交じった声で眉を下げる。子どもたちに見せるにはあまりに淫らな姿をしながら、『女聖教』を賛美することを除けばサーシャの言動はいつもと変わらない。そのギャップがふとした拍子に母が元に戻るのではないかという希望をヒルダたちに抱かせる。


「ならちょうど良かったわ。私もお母さんと一緒に『女聖教』の教会に行くつもりだったの」


「お姉ちゃん!?」


ヒルダの言葉にクレハが悲鳴をあげるが、ヒルダは自分を信じろと強い視線を2人に送った。


「本当っ!?❤ヒルダちゃんもついに『女聖教』の素晴らしさに気づいてくれたのね〜❤嬉しいわ❤」


サーシャは非常に喜んだ様子で、いそいそと近くに畳んでいた白いローブに着替え始める。そしてサーシャを連れたヒルダはクレハとユウマに一言ずつ声をかけ、『女聖教』の教会を目指し家を出るのだった。









「みんな〜❤ヒルダちゃんも来てくれたわ〜❤」


『女聖教』の教会に到着したヒルダ。共に来たサーシャは、待ち合わせしていたパーシー・グリシャ・ナタリアへ駆け寄りながらヒルダのことを紹介している。


「あら❤久しぶりね、ヒルダちゃん❤」


「サーシャさん、娘にちゃんと布教してるなんてすごいじゃない❤」


「はじめまして❤これからよろしくね❤」


「...皆さん、いつも母がお世話になってます」


ペコリ...


ヒルダは口々に挨拶してくる母の友人に頭を下げるが、彼女たちの明らかにおかしい様子に恐怖を覚えていた。サーシャと同世代の美女たちは彼女と同じ白いローブを身につけ、うっとりとした表情を浮かべながらこれからの"ミサ"が楽しみだと姦しく話している。ここで『女聖教』を否定し母を連れ帰ることは逆効果だろうと考えたヒルダは、ひとまず大人しくしてサーシャの目を覚まさせる機会を待つことにした。


「楽しみね、ヒルダちゃん❤」


この時が母と"自分"を『女聖教』から守る最後のタイミングだったにも関わらずだ。










「............っ!?❤」


数分後、ヒルダは『女聖教』の教会の中で目の前の光景に絶句していた。


「んほぉぉぉぉぉぉぉ❤」


「あへぇぇぇぇぇぇぇ❤」


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


ヒルダの視線の先では、パーシーとグリシャが赤い髪をした美女の腋に顔を埋め嬌声をあげている。


フスーッ❤フスーッ❤フスーッ❤


2人の荒い鼻息は数メートル離れているヒルダの耳にまではっきりと聞こえてきた。大人の女性が妙齢の美女の体に縋り付き絶頂する姿は、同性であるヒルダでさえ頭がクラクラしてしまうほどに淫靡だ。


「2人には『女聖教』の信者としてしっかりと働いてもらうわ❤あなたは学校の生徒たちに『女聖教』の素晴らしさを広めなさい❤あなたは銀行の裏金庫のお金を『女聖教』に横流しするの❤わかったわね❤」


ムギュウゥゥゥ❤


ムワァァァァァァ...❤


パーシーとグリシャを腋の中に閉じこめる美女メリルは、2人の顔をさらに強く腋で挟み込みながら命令する。


「は、はひぃぃ❤わかりましたぁぁ❤」


「全部お金渡しましゅぅぅ❤」


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


自身より強いメスのフェロモンに包まれた2人は、責任感や倫理観を忘れ『女聖教』のためだけに働く都合のいい駒へと洗脳されてしまう。サーシャ達のことを調べていたローラ・ユキと同じく国に仕えていたメリルは今や国民を『女聖教』の下僕に堕とすシスターとして、より魅力的になった体から放たれるフェロモンを使いこなしている。


「お姉様の匂いぃ❤しゅごいですぅぅ❤」


「頭っ❤おかしくなるぅぅぅ!?❤」


「っ!?❤」


すると少し離れたところから母のサーシャとナタリアの声が聞こえてきた。慌ててヒルダが声のした方向へ向くと、そこでは2人が見たことないほど美しい女性に責められている。


「どうですか?『女聖教』の教えは体と頭に染み込んできましたか?」


サーシャとナタリアはパーシーたちと比べ、より『女聖教』に利益をもたらす重要な駒になり得るという評価を受けていた。そのため彼女たちはレイという『女聖教』の幹部から直々に調教を施されており、美貌、スタイル、フェロモン...全てにおいてメリルを遥かに凌ぐ絶世の美女の腋に顔を挟まれ、愛液で濡れそぼった女性器を陶磁器のような指で弄られている。


ギュムゥゥゥ❤


ムワァァァァァン...❤


クチュ❤クチュクチュ❤


「「〜〜〜〜〜〜〜っ!?❤❤❤」」


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


サーシャとナタリアは言葉になっていない獣のような喘ぎ声をあげ、頭の中を『女聖教』とレイの素晴らしさで埋め尽くされていた。


いい匂い❤気持ちいい❤好き❤幸せ❤


彼女たちの頭の中には幸福な言葉だけが溢れ返り、レイと『女聖教』に逆らうという発想すら起きない従順な奴隷脳へと作り替えていく。今のサーシャへ愛する娘に暴言を吐けとレイが命令すれば、彼女は嬉々としてその指示に従うことだろう。サーシャにとって1番の幸せは、『女聖教』の言うことに従うという行動に上書きされたのだから。


「あっ...❤あぁ...❤」


ヘナ...ヘナ...ペタン...


母が自分より遥かに優れたメスに屈服する姿を見てしまったヒルダは、その場に力無く崩れ落ちる。彼女はもう母が元の生活に戻ることが出来ないことを理解し、ここまで連れてきてしまったという自分の過ちに気づいた。


キュン...❤キュン...❤


しかしヒルダは気づいているだろうか。教会の中に常に充満する媚香によって、彼女の体が甘い疼きを感じ始めていることに。母を含めた美女たちが乱れる姿に、内心微かな興奮を覚えてしまっていることに。


「大丈夫ぅ?❤」


そんな彼女の背後から、女性の甘く優しい声が聞こえてくる。涙を流すヒルダが後ろを振り向くと、そこには柔和な微笑みを浮かべた女性が立っていた。豊満な胸と編み込まれた長い緑色の髪が母性を感じさせる。


「泣いちゃって可哀想に❤今私が楽にしてあげるからね❤」


ヒルダを見下ろす美女アリッサはヒルダのことを哀れみ、傷ついた心に染みこむ優しい言葉をかけていく。メリルと共にレイに調教され『女聖教』に入信したアリッサは自慢の胸をさらけ出すと、この場で唯一正気であるヒルダを堕とすために新たに覚えた新技を披露する。


「ほぉら❤私のおっぱい見てぇ❤柔らかぁいおっぱいが、プルプル左右に揺れてるわねぇ❤」


タプン❤ユサ❤ユサ❤ユサ❤


ヒルダの目の前に現れた巨大な乳房が、アリッサの体の動きに合わせてゆっくりと揺れ始めた。


ユサ❤ユサ❤ユサ❤ユサ❤


「あっ...❤」


(あれ...❤頭がぼーっとする...❤これ...❤気持ちいい...❤)


アリッサの胸を目で追うヒルダは、だんだんと思考が鈍り何も考えられなくなってしまう。おかしいと思えるだけの判断力は頭から流されていき、ただアリッサの胸の動きだけに集中する。


「うふふ❤おっぱい催眠成功❤」


呆気なく自身の術中にハマってしまったヒルダに、アリッサはクスリ...❤と笑みをこぼした。こうなってしまえばあとは簡単だ。


ギュウゥゥゥゥ❤


「んぐぅぅぅぅぅぅ!?❤」


虚ろな目になったヒルダの顔を自分の胸に押付け、谷間に埋めながら顔中を揉みこんでやればいい。


ムニュムニュ❤モニュゥゥゥン❤タプ❤ムチィィ❤


「んひぃぃぃぃぃぃぃ!?❤」


(何これっ❤なにこれぇぇぇ!?❤おっぱいっ❤おっぱいしゅきぃぃっ❤)


そうすれば空っぽの頭はアリッサの乳房から与えられる快楽で埋め尽くされ、胸に気持ちよくしてもらうことしか考えられない重度のおっぱいマゾが出来上がる。


「あなたのお名前は?❤」


タプン❤


アリッサが胸の谷間から出させたヒルダの顔を見下ろし尋ねた。


「ほへ...❤ヒ、ヒルダですぅ...❤」


「そう❤ヒルダちゃんって言うのね❤ヒルダちゃん、まだ入信の儀を受けてないでしょう❤これから受けるわよね?❤」


アリッサは形式上の確認といった口調で入信の儀を受けるかどうかをヒルダに質問する。その受けて当然と言わんばかりの口調に、アリッサの胸の虜になっているヒルダが返せる返事は一つしかなかった。


「はひぃ...❤う、受けましゅぅ...❤」


こうして母の身を案じ『女聖教』の闇に迫った優秀なギルド職員は消え、代わりに母娘で『女聖教』を信仰する敬虔な信者が1人増えた。







「クレハ❤ユウマ❤私が間違っていたわ❤『女聖教』の教祖様は本当に素晴らしいお方よ❤あなたたちも早く入信しなさい❤」


そしてそれは家で姉を信じて待っていた姉弟にとって最悪な結果となる。









「あはぁ❤あんっ❤『女聖教』最高ぉ❤」


「教祖様ぁ❤お慕いしておりますぅ❤」


クチュクチュ❤クチュクチュ❤

コリ❤コリュ❤


4人の家族が仲睦まじく暮らしていた家の中では、母と長女の甘い声が常に響くようになった。どの部屋でも『女聖教』が配布しているお香が焚かれ、至るところで興奮作用のある甘ったるい香りがしている。そこに『女聖教』にのめり込み"お祈り"を繰り返すサーシャとヒルダの嬌声とメス臭が加わり、クレハとユウマは娼館より遥かにいやらしい空間で生活させられることになった。


「んっ...❤」


「うぅ...❤」


当然そのような状況に高等部の少女と初等部の幼い少年が耐えられる訳もなく、2人もだんだんと淫らな雰囲気に飲まれ、少しずつ『女聖教』に侵食されていってしまう。




「ユウマくぅん❤おばさんのココはなんて言うのかなぁ❤」


サーシャの友人であるパーシーが自分の教えている生徒よりさらに年下のユウマに、全裸の状態で尻を突き出しセクシーポーズを見せつける。


「あっ❤お、おまんこぉ...❤」


ビクンッ...❤ビクッ...❤


成熟した大人の女性の秘部を見せつけられたユウマは、パーシーに教えられた通り女性器をいやらしい言い方で呼んでしまう。


「ふふっ❤おまんこだなんて❤いやらしい子ね❤」


ソファに腰かけるユウマの隣に座っているグリシャが彼の耳元に吐息を吹きかけながら囁く。グリシャとユウマも一糸まとわぬ姿になっており、グリシャは均整のとれた美しい肢体を露わにし、ユウマは可愛らしく勃起した男性器をピョコン❤と股間から生やしていた。


「ほら、もっとパーシーのおまんこ見てお勉強しなさい❤私のおっぱいも触っていいわよ❤」


「あぁぁ...❤グリシャさん...❤やめてぇ...❤」


シコ...❤シコ...❤シコ...❤


ムニュン❤


グリシャはまだ成長途中であるユウマの男性器を指でつまむように握り、わざと胸を押し付けながらゆっくりとしごきあげる。自分の娘より年下の男の子を誘惑しているグリシャの顔は、目の前のオスをいじめたくてたまらないというサディスティックな欲求が滲んでいた。ヒルダの入信後、サーシャたちの暮らす家はパーシー・グリシャ・ナタリアが出入りするようになり、ユウマは母と同世代の美女たちにあっという間に精通させられてしまっている。


「あぁぁぁぁっ...!?❤」


「うふふ...❤クレハちゃんすごい声よ❤ここ気持ちいいんでしょう❤」


クチュクチュ❤コリュ❤


さらに被害にあっているのはユウマだけではなく、クレハも別の部屋でナタリアの膝の上に乗せられ熟練の指使いでいやらしく手マンされていた。


(ダメぇぇぇ❤頭バカになるっ❤ナタリアさん見るとドキドキするようになっちゃうぅぅぅ❤)


ビクッ❤ビクンッ❤ビクビクッ❤


クレハは背中に当たる胸の感触や香水の上品な甘い香り、そして自身の顔を覗き込むナタリアの化粧で彩られた美しい顔に魅了されてしまう。


クチュリ❤


「んひぃぃぃぃぃっ...❤」


ビクンッ❤


ナタリアの細くしなやかな指で腟内をまさぐられ、情けない嬌声をあげながら絶頂に達する。もはや何度目かも分からない。


ドクン...❤ドクン...❤


クレハの脳にナタリアという存在が刻み込まれ、彼女の欲求に『年上の女性から虐められたい❤』という同性愛と年上嗜好、被虐欲求が生まれてくる。


「クレハちゃんもユウマちゃんも『女聖教』の素晴らしさに気づいてくれるといいんだけど...❤」


「大丈夫よ❤2人も教祖様の教えを理解出来るはずだわ❤」


自分の娘や弟が知り合いと体を絡め合う中、サーシャとヒルダはそのような会話を交わす。そして2人は思い思いにオナニーを始め、日課の"お祈り"を『女聖教』へ捧げていく。


あぁぁぁん❤

あっ❤あっ❤


住宅街の一角にある普通の家から、いやらしい嬌声が途絶えることなく響き続ける。もはやクレハとユウマが堕ちてしまうのも時間の問題かと思われた。










「あれ...?」


しかしナタリア達が帰宅したあと、クレハはふとした拍子に正気を取り戻す。体は未だに残る快楽で疼くものの、思考のほとんどを埋めつくしていた性欲は鳴りを潜め、こうして物事を考えられる程度には脳の動きも戻っている。


「...ユウマ!」


クレハはソファから勢いよく立ち上がると、唯一助けられる可能性がある弟の元へ急いで走っていく。サーシャとヒルダは出かけているのか、いつも家のどこかから聞こえてくる彼女たちの嬌声は家の中に響いていない。


(お香の匂いがなくなってる...!)


スン...スン...


家の中に充満していた甘ったるい香りが薄れていることに気づいたクレハは、お香が切れたことが自分の正気を取り戻すきっかけになったのだと予想する。


「ユウマ、大丈夫!?」


バンッ!

バンッ!


家中のドアを開けながら、ユウマの名前を呼ぶクレハ。


「ユウマっ!」


すると4つ目の部屋でソファに寝かされていたユウマを発見し、安堵のため息をつきながら彼の元へ駆け寄った。


「...クレハ...お姉ちゃん...?」


周囲に精液の飛び散った跡と青臭い匂いが残る中、疲れ果てて眠っていたユウマはクレハの声にゆっくりと目を開ける。


「大丈夫!?怪我はない?」


「...う、うん...」


まだ寝起きで頭が働かないユウマは、ペタペタと自分の体を触り心配してくるクレハに戸惑った様子で頷く。


「歩けそうなら立って!逃げるわよ!」


「え...?どこに...?」


「分からない!でも、とにかくお母さんとお姉ちゃんの元から離れないと!私たちまでおかしくなっちゃったら、誰もお母さんたちを助けられなくなるよ!」


「......っ!」


最初はクレハの言葉に力無く質問を返したユウマだったが、続く彼女の言葉にハッとした表情を浮かべた。そうだ、母たちへの助けを周囲に求められるのは自分たちだけなんだ。絶望と諦めの感情が浮かんでいたユウマの瞳に決意の色が宿る。


「...分かった...!」


力強く頷いたユウマの頭をグシグシと撫でたクレハは弟の手を握り、階段を駆け下りた。


ドタドタドタ...


「急いで!お母さんたちが帰ってくる前に行かないと!」


そしてユウマを急かしながら手早く靴を履き、玄関の鍵を開けてそのまま家の外へ飛び出す。


ガチャッ...!


ダッ...!


パサ...❤


「「えっ...?❤」」


家の外へ足を1歩踏み出した瞬間、2人の顔をどこからから現れた布がパサリ...❤と覆う。


「「〜〜〜〜〜〜〜〜っ!?❤」」


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


そして2人は脳が何かを認識するより先に、全身を震わせながら絶頂してしまった。ユウマは子供ちんぽからビュルビュル❤と精液を漏らし、クレハは股からプシャ...❤と潮を噴く。


ドサリ...❤


脳が処理しきれないほどの快楽に襲われた2人は、危険を感知した本能によって強制的に意識を落とされてしまう。


「あら〜❤残念❤クレハちゃんもユウマちゃんも出てきちゃったわ❤」


「2人とも、まだ『女聖教』に染まりきれてなかったのね❤」


最後に2人が感じたのは顔を覆うスベスベとした布の感触、どこからが聞こえてくる母と姉の声、そしてクレハだけは嗅いだことのある官能的な甘い香りだった。















「...ん...ここは...?」


眠っていたクレハがゆっくりと目を覚ます。


「目が覚めましたか」


「っ!?❤」


すると彼女の正面から感情のこもっていない無機質な、しかしどこまでも脳を蕩けさせる甘い声が聞こえてきた。


「はじめまして。今回あなたの洗礼を担当するレイと申します」


クレハが正面に視線を向けると、無表情を浮かべた絶世の美女が真っ直ぐに彼女の目を見つめながら軽く礼をしてくる。


タプゥゥン❤


その動きだけで明らかにサイズ感のおかしい乳房が艶めかしく揺れた。レイの胸はこれまでクレハが見た事のある女性の胸の中でダントツの大きさであり、思わず女性であるクレハもその爆乳おっぱいに視線を向けてしまう。


「せ、洗礼...?ちょっと待って!ユウマはどこ!?」


しかし慌てて首を振り雑念を振り払うと、レイの言った聞き慣れない単語を呟いた。しかしその途中で周囲にユウマの姿が見えないことに気づき、弟はどこだとレイを睨みつけながら騒ぎ出した。


「1つずつ質問に答えさせていただきますが、洗礼とは『女聖教』に負の感情を持った者に対して、入信の儀の前に邪な気持ちを浄化する"禊"のことを言います。あなたの弟は現在別室で他の者から洗礼を受けていることでしょう」


「なんですって...!?」


レイの説明を聞いたクレハは、ユウマを助けるためにすぐさま椅子から立ち上がろうとする。


「『その場でじっとしなさい』」


「っ!? ❤」


カクン...❤


しかしレイが無表情のまま美しい声でそう命令すれば、クレハの体はまるで制御権を失ったかのように膝から力が抜け、再び椅子へ深く腰掛けてしまった。


「わ、私の体になにしたの...?」


「ここは懺悔室と呼ばれる部屋です。この部屋に入った者は、私の命令に逆らうことができません」


恐怖を滲ませながら尋ねてくるクレハに対し、レイは事も無げに恐ろしい説明をしてくる。


カツッ...❤カツッ...❤カツッ...❤カツッ...❤


そんなクレハにレイがヒールの音を鳴らしてゆっくりと近づいていく。


ムン...❤ムンムン...❤


「ひぅっ...!?❤」


レイの体から漏れる圧倒的強者のメスの香りがクレハの嗅覚を刺激し、体中の細胞がクレハの意思と関係なく喜びと畏敬の感情を抱いてしまう。


パチン...


クレハのすぐ後ろに立ったレイが指を鳴らす。すると先程までレイが立っていた位置の奥にある壁が光り始め、1組の男女を映し出した。


「こちらからのみ隣の部屋が見えるようにしました」


ボソ...❤


「あっ...❤」


耳元でレイの冷たく甘い声に囁かれながら、クレハは裸で四つん這いになっている男と笑みを浮かべている白いローブの女性を交互に見る。


「では、男女の正しい姿を学びながら洗礼を進めていきましょう」


レイのその一言と共にクレハへの"洗礼"は開始された。









「あぁぁぁぁっ!?❤あっ❤うっ❤おぉぉっ!?❤」


一方その頃、ユウマはクレハと比べ至極単純で原始的な洗礼を既に受けている最中だった。


パンッ❤パンッ❤パンッ❤パンッ❤


「ほら❤もっと腰を振りなさい❤」


それはすなわち、『女聖教』の信者である美女たちからの逆レイプ。彼は自分より長身の女性の体とベッドに挟まれながら、パチュパチュ❤と激しく腰を振られ女性器に男性器を出し入れさせられている。


「で、出るぅぅぅぅ!?❤」


ビュルルルルッ❤ビュクビュクッ❤


性を知ってから間もない少年に、何人もの男から精を搾り取ってきた百戦錬磨の女性器を攻略する術があるはずもなく、ユウマはたった数回のストロークで絶頂に達し、女性の腟内へ精液をぶちまけた。


ドプドプ...❤


しかし長さの足りない彼の男性器では女性の子宮に精子を届かせることは出来ず、メスを孕ませることのない無駄撃ち射精になってしまっている。


「こら❤射精する時は『イきます❤』って言いなさいって言ったでしょ❤罰として追加ね❤」


「ひぅぅぅ!?❤ま、待ってっ❤先っぽがまだジンジンして...❤ほぉぉぉぉぉ!?❤」


パチュンッ❤ドチュッ❤ドチュッ❤


ユウマの懇願は聞き入れられることなく、再び信者の女性は激しい腰振りを開始した。彼はこれから「口答えをしたから❤」「返事が遅かったから❤」「反抗的な目をしてたから❤」などと理由をつけられ、何度も何度も女性たちに犯されることになる。




パンッ❤パンッ❤パンッ❤パンッ❤


「君は誰の言うことを聞かなきゃいけないの?❤」


「お、お姉さんっ❤ご主人様ですぅぅ❤」


数十分後、すっかり快楽に飼い慣らされたユウマは蕩けた表情を浮かべながら女性に媚びた返事をするようになっていた。既に幼き少年の心は折れており、彼は自分を守るためにこの行為が1秒でも早く終わる言動を心がけるようになっていたのだ。


「ブブー❤不正解でーす❤正解は女性全員よ❤罰としてあと5回射精させるわ❤」


「無理っ❤無理ですぅぅぅ!?❤ごめんなさいっ❤間違えてごめんなさい❤許してくださいぃぃ❤」


パンッ❤パンッ❤パンッ❤


ビュルルルル❤


ユウマの悲鳴と肉同士がぶつかり合う音が部屋の中に響く...













バチィィィンッ❤


『ほら❤もっと鳴きなさい❤この豚❤』


『ぶひぃぃぃぃっ❤ありがとうございますぅぅ❤』


クレハの目の前では、いい歳した大人の男性が女性に鞭で打たれ、涎を垂らしながら股間にぶら下げたイチモツを硬くさせる光景が映し出されている。


「おぉ...❤おっ...❤ひぃ...❤」


しかし今のクレハは目の前で流れる隣の部屋のショッキングな映像などほとんど頭に入っていなかった。


コリ...❤コリコリ...❤


クチュ...❤


なぜなら彼女は今、椅子に座らされた状態でレイから極上の愛撫を受けている最中だったからだ。


「見なさい。鞭で叩かれているのに、あの男性は嬉しそうでしょう。あれが男の正しい姿なのです。男性は女性に奉仕し、女性が男性に施しを与える。それこそが本来あるべき男女の関係性であり、『女聖教』はその正しい姿を世に広めるという重要な活動を行っているのです」


クリクリ...❤コリュ...❤

クチュクチュ❤


レイがクレハの性感帯を次々と開発しながら、『女聖教』の教義と男女のあるべき姿を思考を狂わせるあの美しい声で囁き続ける。


(男女のっ...❤正しい姿...❤)


レイの声は目の前の光景とは違い、激しい快楽に晒されているクレハの脳内にスッ...❤と染み込んできた。彼女はビクビク❤と体を震わせながらも、レイに囁かれる『女聖教』の思想を脳裏に刷り込まれていく。


「私はあなたを鞭で叩いたりはしません。あなたが洗礼の間受けるのは、このような幸せな快楽のみです。それはあなたが女性だから。男性より優れた女性だから気持ちよくしてもらえるのです」


ギュッ...❤


レイはクレハの耳元でそう言いながら、彼女の乳首を指で少しだけ強く摘んだ。


「んおぉぉぉぉっ!?❤」


ビクビクッ❤


その刺激に耐えられなかったクレハは、舌を突き出し背筋を反らしながら絶頂してしまう。


「おや、鼻がヒクヒクと物欲しそうに動いていますね。いいでしょう。あなたの母親を堕とした私の腋を味わいなさい」


パフン❤


ムギュウゥゥゥ...❤


そして上を向いた次の瞬間、彼女の顔はレイの腋に挟み込まれ、柔らかい感触と温もり、そして濃厚すぎる腋臭に覆われてしまった。


「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!?❤❤❤」


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


クレハの体は魚のように跳ね、椅子の上にポタポタ❤と愛液の雫が幾つも落ちていく。


ムワァァァァァァン❤


脳天を貫き、細胞の一つ一つを支配するような強烈な香り。甘酸っぱく刺激的で、しかし一切不快感のない暴力的なまでに最高のフェロモン。


クンクン❤クンクン❤


プシュッ❤ブシッ❤


クレハの鼻は豚のようにフゴフゴ❤と息を吸い込み、その度に絶頂に達して潮を噴いている。


(レイ"様"の腋ぃぃぃ❤しゅごすぎるぅぅぅぅ!?❤❤❤)


そのような香りを嗅がされてただの小娘が無事なわけがない。クレハは一瞬でレイに白旗をあげ、彼女を心の中で様付けしながら夢中で彼女の腋の匂いを嗅ぎ続けた。


(私は女だからレイ様の匂いを嗅がせてもらえる❤幸せっ❤女に生まれて良かったぁぁぁ❤)


クレハは目の前の美女には絶対に勝てないのだという敗北感、そして自分がレイに調教してもらえるのは女に生まれたからだと、女性という性に生まれたことへの感謝と優越感を覚える。こうして反抗を試みていた少女の洗礼は、あっさりと終わってしまったのである。














〜3日後〜


普段入信の儀が行われている最奥の部屋では、サーシャ・ヒルダを含めた複数の女性信者がズラリと整列していた。今日は洗礼の終了日であり、姉弟の感動の再会の日でもある。


「ユウマ...❤」


目隠しを外されたクレハは、同じタイミングで目隠しが取られ眩しそうに目を細めている愛しい弟の名前を呼ぶ。


「クレハ姉ちゃん❤」


クレハに気づいたユウマも姉の名前を呼びながら、嬉しそうに彼女の元へ駆け寄ってきた。


スッ...❤


どんどんと距離を縮めるユウマに対し、ゆっくりと前に足を差し出すクレハ。


ガバッ❤


それを見たユウマはなんの躊躇いもなくクレハの前でしゃがみこみ、そのまま彼女の足をペロペロ❤と舐め始めた。


「あはっ❤いい子だねユウマ❤ちゃんと女性の扱い方を教えてもらったんだ❤」


「はむっ❤ちゅぷ❤...うんっ❤」


足を舐め出した弟を見下ろしながら微笑むクレハの言葉に、ユウマが喜びを滲ませた声で頷く。彼にとっては姉であろうと『女性様』であり、奉仕することは当然のことだ。その当たり前の行動を褒められたことにより、ユウマはクレハに見せていた素っ気ない態度が嘘のように彼女の足を丁寧に丁寧に舐め清めていく。


「良かったわね❤クレハちゃん❤ユウマちゃん❤」


「2人とも偉いわ❤姉として誇らしい気持ちよ❤」


2人の再会を見ていたサーシャとヒルダが『女聖教』の教えに染まった2人の行動を賞賛する。


「教祖様がお見えです❤」


ガチャ......❤


すると荘厳な音楽とともに、シスターの高らかな宣言が部屋の中に響いた。洗礼を終えたユウマとクレハが女神の如く美しい教祖の祝福を受け、聖歌隊の"魅了(チャーム)"がたっぷりこもった歌を聞かされ、立派な『女聖教』の信者に生まれ変わったことは言うまでもない。









チュパ...❤レロ...❤


「あん...❤ユウマちゃん上手よぉ❤お母さんのおまんこ、もっと舐めて〜❤」


「お母さん早く変わってよ❤私も弟の舌でイってみたいわ❤」


「ちょっと2人ともっ❤ユウマは私の所有物(モノ)なんだからねっ❤」


こうして仲睦まじく暮らしていた家族は、より一層その絆を深めた。3人の美しい主人と小さな下僕は、これまでより遥かに幸せで、なにより淫らな生活を送ることになったのである。



※いただいていたリクエスト

ギャランドゥ先生の「新興宗教に潜入した女性たちが〜」のお話と設定が素敵でした。

もし良ければ国中に女聖教が拡がって行く中で、ある一般家庭が女聖教に入信するまでのエピソードを書いていただければと思います。


登場人物

女聖教シスター数名

母(家族想いで温和)

長女(しっかり者)

次女(弟大好き)

弟(末っ子。次女にツンデレ)

モブ数名(ママ友等)


あらすじ


ある日、母はママ友と共に数日間の女聖教への体験入信の勧誘を受ける。

母はあまり気乗りしなかったが、体験入信に行ってみて洗髪や聖歌での魅了を受けて女聖教が素晴らしい宗教だと考える様になった。

最初は娘達に女聖教の素晴らしさを語るだけだったが、日を経る毎に熱心になっていき、娘達に体験入信を勧めるようになり、お祈りと称して自慰を繰り返すようになる。

そんな母の姿を見て、娘達は女聖教に警戒心を抱くと共に妖しい気持ちにもなっていく。

体験入信最後の日、体験だけで終わる事を娘達は願っていたが、母はシスターから「洗礼」を受けて入信してしまう。

母の入信を知ると、入信を取り消すため長女は母と共に教会へと向かう。不安がる次女と弟に、絶対無事に帰ってくると告げた長女だったが、家に帰ってきた長女は母と同じ敬虔な女聖教徒になっていた。

それから家庭内では女聖教が使っているお香が焚かれ、女聖教の素晴らしさを讃える会話が主となり、母と長女はお祈りばかりするようになった。

そんな環境の中で次女と弟も女聖教に染まり始めるが、ある時、2人は正気に戻る。そして、逃亡計画を立てるが、母達は気づかれており捕まってしまい教会へと連れて行かれる。

2人は別々の部屋で「洗礼」を受け、再開した時には二人とも敬虔な女聖教徒へと変わっており、弟は次女を悦ばせるために躊躇なく次女の身体に奉仕するのだった。


こんな感じでお願いします。

あらすじは難しそうなら変えていただいて大丈夫です。

洗礼とお祈りは勝手に用語を作ってしまってます。

無理な設定でしたらすみません。


各キャラの堕とし方は、本編のユルルやレイの様なキャラに魅了され、フェロモンや匂いで洗脳、催眠、淫紋を付与されて堕とされる感じでお願いします。

また、家族の周りでも女聖教が拡がっている描写を少し入れていただければと思います。

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POSTEDNov 29, 2024
ARCHIVEDJun 10, 2026