ワァァァァァァ...!
多くの観客の動員が可能な巨大ドーム。しかしその中は現在大量の観客と熱気に埋め尽くされていた。
『全国9999万人のクイズファンの皆さん!こんにちはっ!さぁーーー!ついにこの時がやって参りましたぁー!』
ウォォォォ!
ドームの中心に立つマイクを持ったレポーターが観客たちを煽る。
『世紀の一大イベント!真のクイズ世界一を決める大会、"第1回・全世界最強クイズ玉座決定ウルトラトーナメント"の開幕ですっ!』
ワァァァァァァ...!
糸目に出っ歯、青いスーツというどこかで見たことがあるような出で立ちのレポーターによって、全世界を巻き込んだクイズ大会が始まった。その熱量はオリンピックを遥かに凌いでいるが、それもそのはず。このドームの名前は東京・国立クイズ競技場。クイズが好きでたまらない人間のみが集められたこの会場においては、クイズに正解した者が正義であり、多くの喝采と尊敬を集めることが出来るのである。
『全世界から20万人もの挑戦者が押し寄せ、クイズの開始を今や遅しと待ち望んでいます!』
キャーッ!キャーッ!キャーッ!
レポーターの言葉に観客の女子たちから黄色い声援が聞こえてきた。レポーターはそれに気を良くしながら、たっぷりと間を取った後この大会の賞品について説明する。
『そしてこの大会を優勝した者にはぁ!なぁーーんと!100億円が贈られます!』
ウォォォォォォ!
その賞金額の高さに、観客たちのボルテージは早くも最高潮だ。
カネ!カネ!カネ!カネ!
一部からはそのような下品なコールさえ起こり始めていた。
ザッ...ザッ...ザッ...ザッ...
その時、今回の主役であるクイズの挑戦者たちが次々と姿を現す。その中にはプリンスと呼ばれる有名な解答者もいたようで、キザな様子で周囲を見渡すと「プリンスさまぁ!」「若ノ宮くぅん!こっち向いてー!」とファンたちの声が聞こえてくる。
「ちぇっ!プリンスプリンスってうるさいでやンス!そのその若ノ宮のラ・メール中と県大会決勝で死闘を繰り広げた......ゴニョゴニョ......」
その様子が気に食わなかったのか、ほとんど髪が生えていないツルツルの頭にハチマキを巻いたチョロピンと呼ばれる少年が毒を吐く。
「エースの解道究児様と切り込み隊長のチョロピン様がいるのに、誰も見向きしないでやンス!」
そう締めくくって地団駄を踏むチョロピンに、ポン...と肩を置く1人の少年。
「しょうがねぇよ。向こうは中学日本一位で全国レベルの知名度、こっちは都大会敗退でローカルレベルなんだからよ」
チョロピンをそう慰めた少年、解道究児(カイドウ キュウジ)は、しかしそう言いながらも制服の袖をまくりやる気満々の様子だ。久井豆東高校1年生である彼は、この大会を絶対優勝する気でこの場に望んでいた。
「そうよ、しょうがないわよ」
その時、究児とチョロピンの会話に入ってくる1人の少女が。
「中学クイズ女子の部で全国大会まで残ったこの小森マヤ(コモリ マヤ)でさえ、誰も振り向いてくれないんだもん」
そう言って近づいてきたのは、緑色の制服に赤いリボンをつけた同級生、マヤッペだった。彼女は勝ち気な笑みを浮かべながら、騒いでいたチョロピンを小馬鹿にする。
「都大会止まりのアンタらに注目してくれる人なんているわけないじゃない」
「ふんっ!うるせー!全国大会2回戦敗退のマヤッペのことなんか、誰も知らなくて当然でやンスーー!」
「な、なによーーーっ!!アタシ、究児には負けても、チョロピンよりは上よ!」
「へん!オイラが女に負けるわけねぇっての!」
チョロピンとマヤッペはそれぞれ睨み合い、バチバチと火花を散らす。
「まあまあまあ、いいじゃねぇか。中学の時の実績なんて関係ないぜっ!」
知り合い同士の喧嘩を止めに入った究児は、そう言いながら背後に熱い炎を燃やす。
「それよりも若ノ宮っ!絶対お前に勝ってやるぜーーーーっ!!」
そしてその熱を放出するように、大きな声でライバルへの勝利を宣言するのだった。
究児たちが今か今かと開始を待っていると、ついにウルトラトーナメントの第1回戦が始まる。と言っても20万人という有り得ない規模の人数で普通に戦っていては、いつまで経っても試合が進まない。そのため大会運営側は手軽に参加者を減らせるマルバツクイズを用意していた。間違えた時点で即失格。選んだ選択肢の床へ各人が移動し、誤った答えの床はパッカリと開いて不正解者を落としていく。レポーターによる実践で軽い悲鳴が起こったあと、参加者たちは次々とマルバツクイズの解答を迫られた。
命の保証はない、と宣言された通りの危険なクイズ。
『ながーい名前の「スリジャヤワルダナプラコッテ」と言えば、スリランカの首都である』
「ど、どっちだ!?」
「そんなの分かんねぇよ〜!!」
参加者たちの怒号と悲鳴が飛び交う中、タイマーのカウントダウンは刻一刻と進んでいき、ゼロになった瞬間マルとバツの間には瞬時に壁が現れる。
「「「「「うわぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」」」」」
バツを選んでいた参加者たちの床がパカリ...と開き、悲鳴とともに奈落の底へ落ちていく。
『その通りである』
非常に短い正解発表の後、すぐさま次の問題へ。100億円と栄光を手に入れられるという甘い文言に誘われた者たちは50パーセントの選択を迫られ続け、どんどんとその数を減らしていった。
『第5問:地球が持つ唯一の衛星は、『太陽』である』
「へっ!余裕だぜ!」
1回戦最後の問題が言われた瞬間、究児はバツの方へ走り出す。
(衛星ってのは地球の周囲を回る星のこと!それはつまり月!)
ピピーッ!
究児が心の中で解説をしていると、終了を知らせる笛の音が響いた。
『『太陽』ではなく『月』である』
「「「「「うわぁぁぁぁぁぁぁ!?」」」」」
そしてお馴染みの簡潔な正解発表が響き、マルを選んでいた参加者たちの悲鳴とともに1回戦が終了する。
「よっしゃーーー!!余裕だぜ!」
究児は拳を握り、1回戦を勝ち残ったことに喜びの声をあげた。電子掲示板を見れば、残った人数は10221人。単純に2分の1の作業を5回行った時、20万人いた参加者は6000人ちょっとになるはずだ。確率より多く残る挑戦者の数が、運ではなく実力で勝ち残った猛者たちの存在を示唆している。
「...あれ?チョロピンはどこだ?.........」
しかし喜んだのも束の間、究児は友人であるチョロピンの姿がないことに気づき、辺りをキョロキョロと見渡した。
「ア、アニキぃぃぃーーー!」
すると不正解であったマルの床の方から彼の声が聞こえてくる。
「あっ!!!!」
「先立つ不幸をお許しくだせぇぇーーーっ!」
床が開いてからしばらくの間が経っていたが、究児に別れの言葉を告げるため気合と根性で空を泳いでいたチョロピンは、そう言って暗い穴へと落下して行った。
「チ...チョロピーーーーーーン!!!!」
仲間の敗退を見送った究児は、両手を握りしめながら天に叫ぶ。
「ひ、ひでぇ...なんでこんなことをしやがるんだ...」
「ね...ねぇ!究児っ!」
すると何とか勝ち残ったマヤッペが究児の方へ近づいてくる。先ほどチョロピンと言い合いをしていた彼女だが、彼が落下するところを同じく目撃してしまったマヤッペは、口に手を当てショックで体を震わせていた。
「こんな危ない大会、棄権したほうがいいんじゃないの!?」
マヤッペは自分と究児の安全を考え、ウルトラトーナメントを棄権した方がいいと言う。実際ここまで体を張ると思っていなかった参加者の一部は係員の元に駆け寄り、青い顔をしながら棄権する旨を伝えていた。
「......いや!おもしれぇじゃねぇか!」
「えっ!?面白い!?」
しかし究児の言葉はまさかの予想外なもの。
「向こうがその気なら、こっちもその気でやるまでだ!何としても勝ち抜いて、生き残ってやろうじゃねぇかぁぁぁぁ!」
ゴゴゴゴ...!
一瞬でチョロピンの死(?)を乗り越えた究児は大会への参加続行の意思を叫び、改めて優勝の決意を固めるのだった。
彼らはそのあと2回戦の四択クイズに進み、デモンストレーションで落ちたはずなのに平気で司会進行に戻ってきたレポーターの耐久に驚かされたりしながら生き残りをかけたクイズに挑んだ。そこでも究児は冴え渡る頭脳を見せ、多くの落第者を出した2回戦も突破する。その頃になると参加者の数は随分と絞られており、観客たちは一般人に混じるクイズ界の有名人たちに気が付き始めた。様々なクイズ大会を優勝し、『ミスタークイズ』や『名人』の異名を持つ中浜大吉(ナカハマ ダイキチ)選手をはじめとした、名だたるクイズの強者たち。10歳でIT長者になった天才くんや、欧州女流チャンピオンになった青い肌をした女性など、究児は若ノ宮以外にも倒さなければいけないライバルたちが数多くいることを理解する。
カツッ...❤カツッ...❤カツッ...❤
その時、究児の後ろを通り過ぎるヒールの音が聞こえてきた。
フワ...❤
同時に鼻をくすぐる香水の香り。究児が思わず後ろを振り返るが、特にこれといった人物は見当たらない。
「うふっ...❤」
そんな彼の様子を見つめる女性の影...
『さぁて続きましてのクイズはぁぁーーー!ペアクイズ!ペアクイズですっ!!』
もはや何度穴の底から蘇ってきたか分からないレポーターが次のクイズを叫ぶ。そろそろ参加者の人数も軽く見渡せる程に少なくなってきた。
「よぉし!このまま優勝してやるぜ!」
究児はやる気を見せながら、レポーターのクイズの説明を聞き逃さないよう注意深く耳を傾ける。
『このクイズでは挑戦者同士でペアを組み、一蓮托生となってクイズに挑んでいただきますっ!!』
「なるほど...だからペアクイズってことかっ...!なら、俺はマヤッペと...」
究児は気心の知れた仲であるマヤッペと組もうと思い、彼女の姿を探す。正直中学時代に全国大会2回戦まで残った、というレベルではここまで勝ち残るのは厳しかったが、様々な場面で運に助けられたこともあり、マヤッペに奇跡的にこの段階まで名を残していたのだ。高校生らしい可憐な容姿も相まって急速に注目されつつある彼女は、既にファンクラブの開設まで行われている。
「いたぜっ!」
マヤッペの方も究児とペアを、と考えていたようで、同じくキョロキョロと辺りを見渡していた。目が合ってパァ...と顔を明るくさせる彼女の元へ向かおうとする究児。しかし続くレポーターの言葉によって、彼はその動きを中断せざるを得なくなる。
『なお、公平さを保つためペアは抽選によって決めさせていただきますっ!!短い時間で相手のことを知るのも必要な能力になってきますねぇーー!』
残念ながらペアの相手は選べないようだ。究児は一転して不安そうな表情を浮かべたマヤッペに軽く手を挙げ挨拶すると、係員の指示に従ってペアの相手を決めるくじ引きを引く。
『J』
究児が引いた紙には、でかでかとそう書かれていた。同じアルファベットの紙を持った者が今回のクイズのペアとなる。なお、紙を交換するなどの行為は認められておらず、不正がバレた時点で関わった者全員が失格となるようだ。
「Jだー!Jのやつはいないかっ!?」
究児はくじ引きの紙をヒラヒラさせながら周囲の参加者に向かって叫ぶ。真似して大きな声を出す者もいれば、近くの者に引いたアルファベットを尋ねる者も現れ、それぞれが思い思いの方法で自らのペアを探し始めた。
「アタシもJよ❤」
その時、究児の後ろから自分と同じアルファベットを告げる女性の声が聞こえてくる。
「おっ!いたかっ!よろしく頼むぜ!」
究児は明るい笑顔を見せながら振り向き、わずかな時間ながら仲間となる相手に向かって挨拶をした。
「えぇ、よろしくねボーヤ❤」
「うぉっ...!?」
究児の言葉に返事をしてくれた女性。究児はその女性を視界に捉えた瞬間、思わず小さな声を出してしまう。
ボイン❤
まず目に付くのは、自分の目の前に大きく突きだした豊満な胸。袖のないピンクのドレスの胸元は大きく開いており、深い谷間を周囲へ見せつけていた。髪は背中を覆うほどボリューミーで、ウェーブがかったブロンズの髪が片目を隠している。容姿は整っており、目元のアイシャドウなど濃いメイクではっきりとした顔立ちをより際立たせていた。
「...俺は解道究児ってんだ!よろしくな!」
目のやりどころに困る美女が現れ一瞬戸惑った究児だったが、持ち前の切り替えの速さで女性に改めて挨拶をする。
「私はメロンよ❤好きなように呼んでもらって構わないわ❤私は究児くんって呼ばせてもらうわね❤」
「よろしくなっ!メロン!」
明らかに年上であるメロンに対しても、究児はいつものハキハキとした口調と態度を崩さない。
「うふふ❤これまでのクイズであなたの活躍は見せてもらったわ❤ペアになれたのは幸運だったかもしれないわね❤」
しかしメロンは特に気にした様子もなく、微笑みを浮かべたまま究児を持ち上げるような発言をしてきた。
「えっ...そ、そうか...?まあ、一緒に頑張ろうぜ!俺は絶対このウルトラトーナメントを優勝するって決めてるんだっ!!」
プリンス若ノ宮へのリベンジへ燃える究児。なお、今は亡きチョロピンのためという理由は彼の熱意に一切含まれてはいない。
「ふぅん❤それは高い目標ね❤」
メロンは体の前で腕を組み、自分の唇に触れながら究児の発言に対して相槌を打った。
タプン...❤ユサ❤
すると腕によって強調されたメロンの胸がプルプル❤震える。
「......っ!?❤」
(すっげぇおっぱいだな...❤)
いつもはクイズに全力を捧げ、マヤッペなどの可愛い女の子に対しても分け隔てなく接する究児だが、そうは言っても彼は高校生になったばかりの男子だ。人並みに性欲はあるし、メロンのような爆乳美女を見れば相応の想像もしてしまう。
「どうしたの?❤」
「えっ...い、いや!なんでもねぇよ!」
一瞬頭の中に目の前の胸を揉みしだく自分の姿を想像した究児は、メロンの声によって現実に引き戻される。
(今はクイズに集中しろっ...!)
パンパンッ!と自分の顔を叩き気合いを入れ直した究児はメロンと共に係員の後をついて行き、次のクイズの会場へ連れていかれるのだった。
「ふぅ...何とかクリア出来て良かったぜ...!」
『ペアクイズ』終了後、他の参加者たちと共に運営が用意したホテルに帰ってきた究児。マルバツクイズから始まった大会は参加者の人数が減るにつれてどんどんと出題形式の規模を大きく、過激なものへしている印象がある。今回のペアクイズはなんと雪山に連れて行かれ、凍りついた地面の上を滑って走るというクイズと関係があるのか?と首を傾げたくなるようなものになっていた。
「それにしても...」
究児は自分の左腕をじっと見つめる。ペアクイズをなんとか勝ち残ったのだが、クイズ中にペアのメロンが足を滑らせたため転ばないように手を貸すと、「ありがとう❤」と礼を言われ、更に転ぶと危ないからという理由で究児の腕に抱きついてきたのだ。腕に当たるムニュリ❤とした柔らかい感触に、流石の究児もクイズ中に関わらず一瞬頭が真っ白になってしまった。
究児くん、かっこよかったわよ❤また機会があればよろしくね❤
チュパ...❤
ペアクイズ終了後、メロンは投げキッスをしながら立ち去っていった。その後究児は何故か不機嫌なマヤッペをなだめることになったが、ホテルに帰ってきた今もナイスバディな彼女の事が頭から離れない。
「って、女にうつつを抜かしてどうするんだ俺は!ウルトラトーナメントを優勝するために、こんなことを考えている場合じゃないだろ!」
熱い男である究児はクイズに集中するため、優勝というキーワードを口に出して初心を思い出そうとする。ここがホテルの廊下だということを除けば、初志貫徹を目指す姿は尊敬されるべきものだ。
パサリ...
しかし彼が両手を握りしめながら叫んでいると、後ろのポケットから零れたなにかが床へ落ちた。
「ん?なんだこれは」
音に気づいて振り返った究児が紙を拾い上げる。それは薄いピンク色をした便箋だった。封の所には赤いハートマークのシールが貼ってあり、ラブレターのようにも見える。
「俺のポケットから落ちたのか?」
究児は首を傾げながら拾った便箋を裏返してみた。するとそこには
1人の時に見てね❤
というメッセージが。
「.........」
そのメッセージを読んだ究児は好奇心に抗えず、周囲を確認して誰もいないことを確認するとシールを剥がして中の手紙を取り出した。
カチャリ...
「うおっ...!?なんだこれ。鍵か?」
すると便箋の中から一通の手紙と共に鍵が出てくる。その鍵は究児に用意されたホテルの一室を開閉するための鍵と同じデザインをしており、ストラップを見れば自分とは違う部屋番号が書かれていた。つまりこれは誰かの部屋の鍵なのだろう。
フワリ...❤
その時、いきなり甘い香りが究児の鼻をくすぐってくる。
「......っ!」
スン...スンスン...
先程までなかった匂いを確認するため、究児はヒクヒクと鼻を鳴らして匂いを嗅いでみた。
「どこかで嗅いだことがある気がするな...うーん、どこだ?」
クイズの解答者として記憶力には自信がある究児は脳の片隅に引っかかる匂いの正体を思い出そうとするが、あと少しというところでなかなか思い出せない。
ペラリ...
そのことに少し悔しさを感じながらも、究児は鍵と一緒に入っていた手紙を開いて中の文章を読み始めた。
究児くんへ
今日の夜、アタシの部屋に来てちょうだい❤
待ってるわよ❤
メロン
書かれていた文章は非常に短いもの。先程まで一緒にいたメロンから究児に向けて書かれた手紙だった。メロンと書かれた隣には真っ赤な口紅のキスマークがついているが、まさかメロンが仕上げに唇を押し付けたのだろうか...
「そうだ!」
手紙を読んだ瞬間、究児の脳に電流のような衝撃が走る。先ほど思い出しそうになっていた甘い香りは、ペアクイズ中にメロンから香ってきた香水の匂いと一致していた。
スンスン...
試しに手紙に顔を近づけ匂いを嗅いでみると、思った通り甘い香りがさらに強くなる。
(いい匂いだな...これ...)
上品な香水の匂いにリラックスした究児は、少しの間手紙の匂いを楽しむように深呼吸を繰り返す。
「っ!?❤」
しかし手紙にはメロンのキスマークがついていることを思い出し、廊下でこんなことをしていれば他の誰かに勘違いされるかもしれないと慌てて顔を離した。急いで廊下を見渡すが、幸いなことに誰もおらず究児の名誉は保たれたようだ。
「さっきまで一緒にいたのに、なんでわざわざこんな方法で呼び出したんだ?」
究児は回りくどい方法を取ってきたメロンの行動が理解出来ず、首を傾げる。恐らく究児の好きを見計らって後ろのポケットに手紙を忍ばせたのであろうが、何か用事があるなら直接口頭で伝えてくれば良かったのに。このように手紙を使うなど、まるで告白をするような...
「ま、まさか...!?」
その時、究児の脳に再び衝撃が走った。断片的だった情報が線で繋がり、不可解だったメロンの行動が一気に納得のいくものに変わる。
「俺に告白をしようとしてるってことか...!?」
ドキドキ...ドキドキ...
究児は予測を口に出しながらも心臓を高鳴らせてしまう。まさか、いやでもそんな...グルグルと巡る思考は上手くまとまらず、硬派な男である彼の顔はみるみるうちに赤くなる。
「い、今は優勝のことだけを考えるべきだろうがっ...!!」
そう言って自らを叱責する究児だが、その様子は先ほどより明らかにソワソワしていた。
ウフフ...❤
タプン...❤
ムニュ...❤
彼の脳裏にメロンの美しい声、豊満な体つき、腕に当たった胸の感触が蘇ってくる。
ドクン...ドクン...ドクン...ドクン...
究児の心臓は早鐘を打ち、他のことを考えようとすればするほどメロンの姿が鮮明に浮かび上がってきてしまう。
「あーくそっ!分かった!行けばいいんだろ!行けば!」
最後にそう叫んだ究児は、ズンズンと大股で鍵に記された部屋番号の元へ歩いていく。しかしメロンのキスマークが付いた手紙は丁寧に折りたたまれ、ちゃっかり制服のポケットにしまわれているのだった。
例の部屋番号が書かれた扉の前に立った究児は、緊張した面持ちで扉を睨みつける。
(気持ちは嬉しいけど、今は大会に集中したいから...気持ちは嬉しいけどわ今は大会に集中したいから...よし!いけるな!)
心の中で告白を断る言葉の練習をしており、満足のいく出来になったのか決意の籠った表情で扉をノックした。
コンコンコン...
ノック2回はトイレで使われるもののため入室をする際は3回叩くというクイズで手に入れた知識を活かしつつ、中からの返答を究児。
「どうぞ❤」
すると予想通り中からはメロンの声が聞こえてきたため、究児は「入るぜ!」と元気よく返事をしながらドアノブを回し部屋の中に入っていった。
「来てくれたのね❤ありがとう❤」
部屋の中にいたメロンは究児を見ると、まず開口一番に来訪してくれたことへの感謝を告げてくる。
「えっ...❤あ、いや!気にしなくていいぜ!手紙を見た時はちょっとびっくりしたけどな...」
究児はハハハ...と頭をかきながら笑みを浮かべるが、その実内心は全く穏やかではなかった。
(や、やべぇっ...!メロンと目が合わせられねぇっ!)
初心な少年である究児はただでさえ美女であるメロンから告白される気で部屋に来たため、ペアとしてクイズに参加した時とは比べものにならないほど彼女意識してしまっていた。またクイズ中はそちらに集中していたため、必要以上にメロンの美貌を目にする必要がなかったことも理由としてあげられるだろう。
「どつしたの究児くん❤顔が赤いわよ❤」
「っ!?❤い、いや...❤なんでもねぇよ...❤」
更に目を合わせないでおこうと顔を伏せると、ドレスへ収められた豊満な胸に目がいってしまう。女性はこういった視線に敏感だ、という話をどこかで聞いたことがあったが、メロンという名に恥じない立派な2つの丘を前に自然体でいろというのはあまりに難しい注文だった。
フワァァァァァ...❤
「......っ❤」
「な、なんかこの部屋いい匂いだな...❤」
「そう?❤特にお香とかは焚いてないんだけど❤数日間ずっとアタシが使ってるから、私の匂いが染み付いてるのかも❤」
「っ!?❤」
何とか自分のペースを取り戻そうとした究児が雑談のつもりで部屋の中の香りについて話題を振ってみるが、メロンから返ってきた答えは斜め上のもの。それではまるで自分が変態のようではないかと、落ち着こうと話しかけた結果逆に慌てる羽目になってしまった。
「そんなところにいつまでも立ってないで、こっちに座ってちょうだい❤ゆっくりお話しましょう❤」
「え...❤いや...俺は...❤ま、まぁ少しだけなら...❤」
いつもの快活さが鳴りを潜めた究児はゴニョゴニョと聞き取りづらい言葉を発しながら、メロンに促されて部屋に備え付けられていた広いソファに座る。
ボフ...
フワン...❤
メロンが何度か使用したのか、ソファに腰を下ろした瞬間全身を包み込むように甘い香水の香りが漂ってきた。
「っ!?❤」
(や、やばいっ...!?❤)
それがきっかけとなったのか、極上の体を持つメロンの美貌に限界だったのか、究児の股間がゆっくりとズボンを押し上げていく。
ムク...❤ムクムク...❤
思わぬ勃起をしてしまった究児は慌てて体を前屈みにして隠すが、ソファの上でいきなり姿勢を変えたことによりかなり変人的な動きをしてしまった。
「面白い子ね❤」
「へ、へへ...いやぁ...それほどでも...」
(バ、バレてないよな?)
クスクス...❤と口に手を当て優雅に笑うメロンの表情をこっそりと確認した究児は、どうやら誤魔化せたようだと内心安堵のため息をつく。
「それで...あの...俺を呼び出した理由って...?」
究児は勃起した男性器を隠すために前屈みのまま話しかけたため、メロンを上目遣いで見つめるような形になった。
「呼び出してごめんなさい❤今日ペアクイズで究児君に助けてもらったでしょう❤だからどうしても直接感謝の言葉を伝えたかったの❤」
「へ...?あー...なるほど...あ、あはは...そういう事か!いや、そんな気使ってもらわなくても良かったのによーっ!礼ならその時しっかり貰ってるんだから!」
(お、俺の勘違いだったのか)
メロンの言葉に告白うんぬんという話は自分の早とちりだったことに気づいた究児は、その恥ずかしさを隠す意味もあってか、調子を取り戻した明るい口調で笑いながら言う。
「でもわざわざありがとうな!礼はしっかり受けとったぜ!次の試合では敵同士かもしれねぇけど、そん時は正々堂々戦おうな!」
究児はそう言ってソファの上から立ち上がろうとする。
「待って❤まだ話は終わってないわ❤」
しかし彼より先に立ち上がったメロンが手のひらを向け、まだ用事は済んでないと言ってきた。
カツッ...❤カツッ...❤カツッ...❤
更に彼女はテーブルを迂回してこちらの方へやって来ると、究児が座っている2人がけ用の広いソファに座ってくる。
ポスン...❤ギシ...❤
2人が乗ったソファが軋む音とともに、メロンの甘い香りと息遣いを感じ取れてしまう。
「ど、どうしたんだよ急に...❤」
「究児君に助けられてから、ずっとあなたのことが頭から離れないの...❤」
究児が少し腰が引けた状態で質問すると、メロンは少し潤んだ瞳でそう告げてくる。
「今もあなたのことを考えると、胸がドキドキして張り裂けそう❤ほら、見て...❤」
スッ...❤
タプゥゥン...❤
更にメロンはドレスの胸元に指を入れ、グイッ❤と引っ張って胸の谷間を究児の方へ見せてきた。
「......っ!?❤バカっ!?❤何やってんだよ!?❤」
究児は慌てて顔の前に両手をかざしメロンの姿を見えづらくするが、美女の誘惑はこれでは終わらない。
「私がどれだけ苦しい思いをしているか、究児君にも知って欲しいのよ❤」
スッ...❤
メロンはそう言うと究児の手首を掴み、あろうことかそのまま自分の胸の谷間に挟みこんでしまった。
パフ...❤
「〜〜〜〜〜〜っ!?❤」
(お、俺っ...❤胸触って...!?❤)
手に伝わってくる柔らかい感触と温もり。メロンの大胆すぎる行動を受け、究児の頭の中は真っ白な状態に。
「すごくドキドキしてるでしょう❤これも全部究児くんのせいなのよ?❤」
ムニュムニュ❤ムチ❤
胸の中に究児の手を埋めさせたまま、体を寄せてくるメロン。はぁ...❤はぁ...❤という艶っぽい吐息が究児の鼓膜を震わせる。場数を踏んだ大人か同性の女性であればそれが演技であることに気づけただろうが、柔らかい乳房の感触に心を奪われている究児にそれを見抜けるはずもない。
「ねぇ究児くん❤アタシ、あなたに本当に感謝しているのよ❤あなたがいなければアタシは今もあの雪山で凍えているか、下手したら死んでたかもしれないわ❤だから命の恩人であるあなたには、たっぷりお礼がしたいの...❤」
「あっ...❤」
そう言いながらゆっくりと距離を縮めてくるメロンの美貌に究児はすっかりメロメロだ。成熟した大人の女性だけが持てる色気に酔ってしまった少年は、ゆっくりと近づいてくる美女の顔に見蕩れるだけで抵抗しない。
ムッチュウゥゥゥゥゥ❤
するとメロンは究児の頬に手を添え、口紅に彩られた唇で熱烈なキスをしてくる。
「んむぅぅぅぅぅぅ!?❤」
ビクビクッ❤ビクビクッ❤
ソファの上で覆い被さられた究児は、メロンの体重を支えながらねっとりとした口付けを受けてしまう。
(や、柔らかぁぁっ...❤...っ!?❤じゃなくてっ!?❤)
胸とはまた違った性質の柔らかさを持つプルプル❤の唇に一瞬心を奪われた究児だったが、流石にこの事態がおかしい事に気づきメロンの体を退けようとする。
グググ...❤
チュルルルッ❤チュパ❤ジュルル❤
「〜〜〜〜〜っ!?❤❤❤」
しかし本格的に行動に移す前にメロンが究児の唇に吸い付き、さらにニュルリ❤と口内に舌を侵入させてきた。
ビクビクビクッ❤
それによって究児の体の力が抜けてしまい、結局ろくな抵抗も出来ないまま、美女と舌を絡め合う濃厚なキスを人生のファースト・キスとして刻み込まれてしまう。
レロォン❤ニュル❤ピチャリ❤ジュゾゾ❤
舌を使うようになっても、依然究児は受け手となって翻弄されるだけだった。歯の裏側や喉の奥、口内の隅々まで舐めしゃぶられ、メロンの舌にスルスル❤と自らの舌を絡め取られる。まるで蛇に巻き付かれた獲物のようだ。
トロリ...❤
さらに蜂蜜のように甘い官能的な味わいをした唾液が流し込まれ、究児の男性器はフル勃起してしまう。
ビキビキッ...❤ビキッ...❤
ピチャリ...❤チュパ❤レロォ...❤
部屋の中に粘膜同士が触れ合ういやらしい音だけが響く...
「どうかしらっ❤私の体はっ❤」
「おっ❤おぉっ❤あっ❤ひぃぃ❤」
パンッ❤パンッ❤パンッ❤パンッ❤
数分後、2人の姿はベッドの上にあった。究児がベッドの上に寝転がり、彼の股間の上に跨ったメロンが上下左右に腰を振っている。いわゆる女性が上になって動く騎乗位の状態だ。
ブルン❤バルン❤ユサ❤ユサ❤
(おっぱいの揺れすげぇぇぇっ...!?❤)
ベッドに誘われた究児はドレスを脱ぎ捨てたメロンに押し倒され、そのまま流れに逆らえずにセックスをしてしまっていたが、メロンが腰を振る度に動く爆乳おっぱいの揺れに目が釘付けになっている。
「......っ❤」
プルプル❤と震える魅惑の乳房に抗えず、究児の手が揺れる胸へ近づいていく。
「今はまだダメよ❤」
ガシッ❤
「っ!?❤」
しかしその手はメロンの手によって防がれ、代わりに指を絡め合う恋人繋ぎをされたまま騎乗位で犯され続ける。
パンッ❤パンッ❤パンッ❤パンッ❤
ウネウネ❤グチュグチュ❤
メロンの腟内は壁のヒダが男性器に吸い付くように絡み、精液を搾り取ろうとキュウキュウ❤締め付けてきていた。つい数分前に童貞を卒業した究児にそのような名器の荷は重すぎる。むしろ今までよく耐えていた方だろう。
「メ、メロンっ❤俺もうやばいぃぃ❤」
ガクガク❤ガクガク❤
メロンの下に敷かれた究児は腰を震わせ、自身の射精が近づいていることを伝える。それはゴム無しでの行為で中出ししてしまうことを危惧しての発言だった。
「アタシの中にいっぱい出させてアゲル❤」
パチュッ❤パチュッ❤パチュッ❤パチュッ❤
しかしそれを聞いたメロンの腰の動きはむしろ速くなり、予想していなかった彼女の行動に究児は慌て出す。
「っ!?!?❤ちょ、ちょっと待ってくれっ❤本当にやばいんだってっ...!?❤」
「いいわよ❤今日会ったばかりの女に、金玉に溜まった精子全部ぶちまけちゃいなさい❤」
ギュゥゥゥ...❤
ボソリ...❤
体を密着させた状態でメロンに耳元でそう囁かれ、何とか維持していた究児の理性がグズグズと溶けていってしまう。
パンッ❤パンッ❤パンッ❤パンッ❤
(ダメだっ❤もう出るっ...❤)
そして男性器を震わせ、メロンの腟内に射精しようとしたその時...
ピタ...❤
あれほど激しく動いていたメロンの腰振りが急に止まる。
「っ!?!?!?❤な、なんでっ...!?❤」
ビクビクッ❤ビクビクッ❤
寸止めされてしまった究児は全身を震わせながら、射精をさせてくれないメロンに抗議の声をあげた。
「究児❤アタシの中にいーっぱい射精したいわよね?❤」
「えっ...!?❤」
その時メロンが究児の耳元に唇を近づけ、そのような質問を投げかけてくる。呼び捨てされたことに一瞬ドキ...❤とした究児だったが、流石に無責任な返事をすることは出来ず答えに窮してしまう。
「正直に言いなさい❤」
ボソリ...❤
しかしメロンは究児の耳元で囁きながら、ムニュムニュ❤と彼の胸元におっぱいを押し付けてきた。
「あぁぁぁぁっ!?❤」
コクコク❤コクコク❤
体に乳房を擦り付けられた究児は情けない声をあげながら、メロンの中で射精したいかという問いに対して何度も頷いてしまう。
「そうよねぇ❤アタシの中に全部出したくてたまらないわよね❤...なら、このセックスが終わったあと1つアタシのお願いを聞いて欲しいの❤」
「お、お願い...?❤」
究児はメロンに告げられた単語を繰り返す。
「そう❤とっても簡単なお願いよ❤究児なら全く苦労せずにクリアできるお願い❤ほら、うんって言ってぇ❤アタシのお願いを受け入れて、おまんこの中にいっぱい出しましょぉ❤」
グリ...❤グリグリ...❤
メロンはゆっくりと腰を動かし、射精出来ないギリギリのラインで男性器に快楽を与えてくる。
チュッ❤チュッ❤チュッ❤
更に唇が触れ合うだけの優しいキスを究児の顔に何度も落とす。
「〜〜〜〜〜っ❤わ、分かったぁ❤分かったからっ❤メロンのお願いを聞くっ❤だから出させてくれぇぇぇっ❤❤❤」
ビクビクッ❤ビクンッ❤
生殺しの状態で美女に誘惑され耐えられる男などいるはずがない。究児は結局メロンの提案を受け入れ、射精させて欲しいと懇願した。
「いい子ね❤」
バチュンッ❤
李咲の答えを聞いたメロンが次の瞬間腰を持ち上げ一気に振り下ろす。
「うぉぉぉぉぉぉっ!?❤」
ビュルルルルッ❤ドビュルルルルッ❤
メロンから腰を打ち付けられた究児は、喉が裂ける程の大声を出しながらメロンの腟内へドプドプ❤と精液を注ぎ込んだ。
ガシッ❤
ガクガク❤ブルブル❤
思わず究児の手がメロンの腰周りに触れるが、前後に腰が振られる度男性器から精子が溢れ出し、20秒もの間それが途切れることはなかった。
ドプ...❤ドプドプ...❤
「たっぷり出したわね❤」
スッ...❤
ようやく射精が終わると、メロンが究児の上から移動する。
ゴポリ...❤
いったいどれほどの量を出したのか、メロンの女性器からは究児が出した精液の一部が溢れ出し、愛液と混ざってベッドのシーツへ垂れてしまっていた。
「はーっ...❤はーっ...❤はーっ...❤」
まるで激しい運動をした後かのように息を切らせた究児は、射精欲に埋め尽くされていた脳がようやく少しだけ動き始める。
「お、おいメロン...❤」
「あら、何かしら❤」
「さっき言ってたお願いだけどな...次のクイズ勝負で負けてくれって事だったら叶えられないぜ...男に二言はないが、クイズで八百長するのだけはゴメンだ...」
究児はメロンのことを呼び止め、クイズで手を抜いてくれといった類の願いは一切聞き入れられないことをはっきりと伝えた。
「なんだ❤そんなことだと思ってたのね❤アタシがそんなつまらないことお願いすると思った?❤」
クスクス...❤
しかし究児の予想は外れたようで、メロンは首を横に振りながらおかしそうに笑って否定する。
「あなたにお願いしたいことは...❤みんな、そろそろ入ってきなさい❤」
「「「「「「はぁい❤」」」」」」
ガチャ...❤
ゾロゾロ...❤
メロンが部屋の入り口に向かって合図をすると、扉が開いて複数の人間が部屋の中へ入ってきた。
「なっ...!?❤」
入ってきた人物達の姿を見た究児は、有り得ない光景を見て絶句してしまう。
「「「「「「初めまして❤」」」」」」
そこに立っていたのは、メロンと全く同じ姿の6人の美女たちだった。髪型・顔立ち・メイク・そして抜群のプロポーション。何をとってもメロンと一緒で、究児は一瞬自分は眠っており夢の中へいるのかと勘違いした。
「アタシの妹たちよ❤そっくりでしょう❤実はアタシは七つ子だったの❤」
7人目として美女たちの列に加わったメロンは驚きから抜け出せていない究児に対して種明かしをしてくる。実は彼女がウルトラトーナメントを勝ち残ったカラクリは、このそっくりな見た目をした姉妹たちにあった。というのも、メロンを含めた7人姉妹はそれぞれクイズで得意な分野が異なっており、係員たちの目を盗んで自分が得意な問いを担当するという入れ替わり戦法を使っていたのだ。他の参加者が1人で考える中、メロンは7人の脳で考えることができる。バレたらその時点で失格確定のメロンだけが取れる戦術だった。
「アタシがしたいお願いは、この子達とのエッチも頑張って欲しいってこと❤みんなあなたとセックスするのを楽しみにしてたのよ❤」
「「「「「「よろしくね❤究児くん❤」」」」」」
タプゥゥゥゥン❤
ユサ❤ユサ❤
ムチムチッ❤
メロンとそっくりの美女たち。ある者は前屈みになって胸の谷間を見せつけ、またある者はわざとらしく体を振って胸を揺らす。そしてまたある者は腕で胸を寄せてその大きさをさらに強調させてきた。そのあまりにいやらしい光景に、射精したばかりの究児の男性器が再び硬さを帯びていく。
ムクムクムク❤ビキッ❤
「準備万端みたいね❤まずは挨拶のキスからいきましょうか❤」
「うふふ❤楽しみね❤」
「夢の中に出てくるくらい熱烈なキスをしてあげるわ❤」
「アタシたちのこと、絶対忘れられないようにしてあげなきゃ❤」
メロンの言葉に反応した姉妹たちが究児の体に群がってくる。
「っ!?❤ま、待ってくれっ...!?❤んんんっ!?❤」
ブチュッ❤チュッ❤チュパ❤ブチュゥゥゥゥゥン❤
そして事態を飲み込みきれていない究児の制止を無視し、代わる代わる濃厚な口付けをプレゼントしてきた。メロンと同じプルプル❤の唇が次々究児の顔に押し付けられていく。しかし一人一人個性があるのかキスの仕方に微妙な違いがあり、より唇を密着させてくる者、吸い付きが激しい者などそれぞれが思い思いのキスをしてくる。それによって究児はキスの快楽にいつまで経っても慣れることができず、顔全体がキスマークで埋め尽くされるまでチュパチュパ❤と吸われ続けた。
「なにボーッとしてるの?❤挨拶は終わったんだから、次はおっぱいで楽しませてあげるわ❤」
「んにゅぅぅぅぅぅ!?❤」
ムチムチ❤タプン❤ブルン❤
雨のように降り注いだキスが終わったかと思えば、今度は7対、合計14個の乳房が究児の全身に押し付けられる。
ムニュムニュ❤
ムチムチ❤
ポヨン❤プニュ❤
「〜〜〜〜〜〜〜っ!?❤」
1つで究児の頭ほどあろうかという爆乳が14個あれば、人一人の身体など容易く包込めてしまう。まるで洗濯機の中で洗われる服のように、全身くまなく柔らかい乳肉にもみくちゃにされる究児。
(全身柔らかすぎるぅぅぅぅ!?❤)
ビクビクッ❤ビクビクッ❤
首から下全てを柔らかいという感覚だけで埋め尽くされ、更にそれぞれの胸の谷間から溢れ出すミルクのような甘いおっぱいフェロモンに肺を満たされてしまう。
フーッ❤フーッ❤フーッ❤
究児はバキバキに勃起した男性器を犬のしっぽのように振りながら、街で避けるべき危険人物のように荒い呼吸を繰り返していた。
「はぁい❤ママのおっぱいでちゅよ❤」
更に究児の乳地獄はこれで終わらない。今度は1人が究児に膝枕をし、赤ちゃん言葉であやしながら汗でしっとりと濡れた乳房を顔に押し付けてくる。
パフ❤パフパフ❤
「んぉぉぉぉぉ...!?❤」
優しい感触と香りに包まれた究児は母に抱かれる幼子の気持ちになり、うっとりとした様子で胸の中に埋まっていた。
「ママのおっぱい揉んでいいのよ❤」
「手が寒くならないように、ママのおっぱいで温めてあげるわ❤」
また2人の美女がそれぞれ究児の手を胸の谷間に挟み、体を揺らしてタプタプ❤と甘やかしてくる。
「クイズ大会中は立ちっぱなしだから疲れたでしょう❤」
「おっぱいでマッサージしてあげるわね❤」
更にまた別の2人は横たわる究児の足をそれぞれ乳房で挟み込み、マッサージと称して胸の中に閉じ込めてしまう。
ムニュムニュ❤
パフン❤
「いっぱい出していいのよ❤」
「こんなに沢山のおっぱいに構ってもらえて幸せでしょ?❤」
そして最後の2人は互いに正面へ向き合い、4つの乳房で天井に向かって伸びる男性器を包み込んできた。普通では決して味わうことの出来ないWパイズリだ。
ズリズリ❤
ズリュ❤ムニュ❤
「ほぉぉぉぉぉぉっ!?❤おっぱいっ❤おっぱいぃぃぃ❤」
メロンたちのフェロモンに脳を侵され幼児退行してしまったのか、究児はおっぱい❤という言葉しか言えなくなってしまう。
「うるさいでちゅよ❤悪い子の口はママのおっぱいで塞いじゃいまちゅからねぇ〜❤」
「ふぎゅっ!?❤」
ムチィィィィ❤
しかし膝枕をしてくれている1人の胸に顔を押し潰され、カエルのような鳴き声をあげて以降くぐもった悲鳴しか聞こえなくなってしまった。
ビュルルルッ❤ビュクビュクッ❤
数秒後、究児の男性器から噴水のように精液が噴き出す。
「いっぱい出たわね❤」
「すっごく熱い...❤火傷しちゃいそうだわ❤」
パイズリをしていた2人は胸で射精を受け止めてそれぞれ艶っぽい声で感想をこぼす。それを聞いた究児は更に興奮して、尿道に残っていた精子まで一滴残らず絞り出してしまう。
ドプ❤ドプトプ...❤
「あぁん❤もっと突いてぇん❤」
「ほら❤もっと頑張って腰を振りなさい❤」
「イッチニ❤イッチニ❤」
「そんな腰振りじゃ女の子に幻滅されちゃうわよ❤」
そして最後は7人の美女との大乱交だ。こちらに尻を向けてうずくまる美女の女性器に挿入した究児は夢中で腰を振りながら、自分の周囲を取り囲む唇・胸・尻・女性器といった魅力的な部位に次々目を奪われてしまう。同じ容姿をした極上の爆乳美女たちとの8Pなど、世界のどこを探しても究児しか体験したことがないのは確実だ。
「おほぉ〜〜〜❤で、出るぅぅ❤」
そんな世界にただ1人の経験をしている最中の究児だが、当の本人は情けない声をあげながら腟内にビュルビュル❤と射精していた。
「あはぁ❤きたぁ❤」
中出しされた者は嫌がる素振りを一切見せず、それどころか一滴と逃さないと言わんばかりに腰を振り男性器を刺激しながら、わざとらしいメス声をあげて究児の興奮を煽ってくる。
「じゃあ次は私の番ね❤」
そして射精を終えると次の美女が目の前にやって来て、胸を押し付けるなどして究児の男性器を無理やり勃起させてセックスに及ぶ。
(もう無理ぃぃぃ❤)
パンッ❤パンッ❤パンッ❤パンッ❤
サキュバスのように男の精を求める美女たちと交わり続ける究児。その日ある女性参加者の部屋からは一晩中いやらしい喘ぎ声が響き、近隣の部屋の者から妨害行為ではないか?と運営側にクレームが入った。
『そこまで!最後の問題が終わりましたーーーっ!優勝は......解道究児ぃぃぃ!!』
ワァァァァァァ...!
チャンピオン誕生の瞬間を1目見ようと競技場に訪れた大観衆。その中で行われた最終決戦は熾烈を極めたが、最後のボタンを押し正解を勝ち取ったのは、久井豆東高校に通う若干16歳の男子高校生だった。
『まさかまさかの大波乱!勝ったのは"名人"でも"天才"でも"プリンス"でもない!情熱に燃える熱き男!みなさま!彼に大きな拍手を!世界一のクイズ王がたった今誕生しましたぁーーー!』
ワァァァァァァ!
興奮した様子のレポーターの発言に、会場の盛り上がりも最高潮だ。
「おめでとう。まさか君が優勝するとは思わなかったよ」
豊かな髭を蓄えた中年男性がトロフィーと『100億円』と書かれた看板を究児に渡してくる。
パシャッ...パシャパシャ...
その瞬間を記録として残すため、各局のカメラマンが一斉にフラッシュをたいて撮影に励む。
「究児くぅん!こっち向いてぇー!」
「やぁん!あの男らしい姿、カッコよすぎるぅー!」
「解道様〜!」
クイズ王に成り上がった究児は、既に会場中の女子から黄色い声援が送られている。この世界においてクイズに強いというのはそれだけでモテる要素になるのだ。
「.........」
しかし女子ファンたちから熱烈な様子で声をかけられても、究児は特に反応を見せなかった。ゆっくりと壇上を降りていくその姿に観客たちは「かっこいいぜ!」「さすがクイズ王!」「クールすぎる!」と都合のいい解釈をして賞賛してくる。
キョロ...キョロキョロ...
そんな中、究児は誰かを探すように辺りを見渡す。
「......っ❤」
そしてある一角でこちらに手を振る7人の美女の姿を見つけ、だらしない笑みを浮かべながら密かに勃起してしまっていた。美女たちの周囲ではその美貌と同じ容姿という目立ちすぎる格好が注目を集め、その近辺にいる者たちはクイズ王の究児ではなくそちらの方へ視線を向けている。
同じ見た目の美女が7人もいたのだが!?
などとメロン達をネットに書き込んだ者もいたが、目撃者はそれほど多くなく、また証拠の写真などもなかったため目立つ為の嘘として埋もれてしまった。
「あん❤あん❤いいわぁ❤」
「どんどん上手くなってるじゃない❤」
「その調子でアタシたちを満足させてね❤」
100億円を手に入れた究児はそのお金で人気の少ない場所に別荘を買い、メロンたちと淫らな生活を送っていた。
「ふふっ...❤随分溜まってきたわね❤」
カチャ...❤
メロンの姉妹の1人が密かに取り出した試験管に究児が放った精液を入れる。クイズを通して世界を支配しようとする悪の組織。実はメロンたちはその一員であり、とある血筋を引いている究児の遺伝子は組織にとって非常に重要なものだった。既に採取した精液は数十本単位で組織の研究部門へ送られており、究児の遺伝子を利用した何かの研究は着実に進められていることだろう。
「...?❤な、何してんだ?❤」
しかしたまたま精液を採取したところを究児に見られてしまったようだ。彼は何をしているかは分からないものの、不振な動きを見せる1人へ不思議そうな顔をして声をかけた。
「っ!...なんでもないわよ❤ほーら❤おっぱいで潰してアゲル❤」
「ふぉぉぉぉ...!?❤」
ムニュゥゥゥ...❤
しかしその疑念も顔におっぱいを押し付けられれば一瞬で吹き飛んでしまう。彼はそのまま濃厚なキスをされ、のしかかられてパン❤パン❤と犯されるのだった。
「うふふ...❤」
姉妹たちに犯される究児の姿を見つめるメロンが妖艶な微笑みを浮かべる。彼女の手は自身のお腹に添えられており、中に宿った「あるもの」を慈しむように撫でていた。クイズ王になる程の素質を持った究児を篭絡し、メロンは彼の子を身ごもった。彼女の姉妹たちも今の様子を見ればすぐに自分と同じようになることだろう。そうすればクイズ王の血を引いた子供たちが生まれ、英才教育を施せば誰も叶わぬほどのクイズエリートへ成長するはずだ。
「アタシたちの血がクイズを支配するのよ...❤」
壮大な計画を実行に移し始めたメロンは計画の第一歩を踏み出せたことに笑みを浮かべ、妹の下で喘ぐ究児を見つめて「頑張ってね❤パパ❤」と呟くのだった...
※いただいていたリクエスト
◯元ネタ
「このクイズ野郎!」というゲーム
◯ゲーム紹介
破格の賞金と最高の栄誉が与えられる世界最大のクイズ大会で、
主人公の解道究児と仲間たちが、悪の組織と戦いながら優勝を目指す。
◯登場人物
・解道究児(かいどうきゅうじ)一人称は俺、漫画の熱血キャラのような喋り方
・メロン
一人称はアタシ、クールでセクシーな女幹部的な喋り方
クイズ大会を利用して世界を牛耳ろうとする悪の組織の幹部、
実は七つ子シマイで得意なジャンルを担当するシマイに入れ替わってクイズを答えている。
・希望する展開
1・二人一組で行うクイズのパートナーの抽選で究児のパートナーにメロンが選ばれる
2・メロンのホテルの部屋のキーを渡される究児、困惑しながら部屋を訪れる
3・部屋を尋ねると誘惑されSEXに誘われる究児
4・騎乗位でのSEX、射精直前に寸止めされ射精と引き換えに要求を飲んでほしいと頼まれる
5・究児は思考が働かず了承し射精、しかし冷静になって「要求が八百長だったら拒否する」と突っぱねるが、メロンは「お願いはそんなことじゃない」と笑われる
6・すると部屋に6人のメロンのシマイたちが入ってきて、
「お願いというのは私達のためにいっぱいがんばってほしいって事」と甘くささやき、6人もプレイに混ざる。
7・場面が変わってクイズ大会終了後、究児は見事大会で優勝しテレビのニュースがその栄誉をたたえているが、そのニュースをよそに究児はメロンのシマイ達とSEXしている。
8・メロンの真の狙いは「優秀なクイズプレーヤーの遺伝子」であり、シマイ総出で究児の精液を集める
9・最後はメロンが、シマイとSEXする究児に向かって「もっとがんばってねパパ」と妊娠を示唆しながら締め。
・基本的に究児君は常に受け身の状態でお願いします、逆転は無しにしてください
・個人的な性癖として「おっぱい」と「キス」が好きなのでそれに重点を置いていただけると幸いです
以上ですよろしくお願いいたします。