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アイドル戦隊グループが女怪人のふたなりちんぽに堕ちてしまうお話

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暖かさを帯びた日差しが降り注ぐ公園。休日であることも加わり、家族連れやデートに来たカップルの楽しそうな声で溢れるはずのその場所は、しかし今多くの人の悲鳴が響いていた。


きゃぁぁぁぁぁぁっ!?


逃げろ!逃げろぉぉぉ!


母親が息子を抱きかかえ、彼氏が彼女の手を引く。それぞれ細部に違いはあるものの、その行動の目的は全員同じだ。


「ゲヒヒヒヒッ!逃がすわけねぇカニねぇ!」


人々が逃げ出すその中心部には、気持ち悪い笑い声をあげる謎の生物がいた。赤い甲羅を身にまとい巨大なハサミを振り回す姿は一見コスプレをしているだけの男に見えるが、よく見ればそれらが作り物ではないことが理解できるだろう。実際周囲の人間はこれがドッキリや撮影の類とは全く考えていない。


「この"カニ怪人"様の鋏を見るがいい!貴様ら全員こいつの錆にしてやるカニ!」


カニ怪人、と名乗った怪物はそう言ってガチガチとハサミを鳴らした。キラリと光る鋭利なそれは人の体など容易く切り裂いてしまいそうだ。


「きゃっ...!?」


ドサッ...


その時、逃げ遅れた小さな女の子が人混みに揉まれて地面に倒れ込む。


「百合!」


一緒に来ていた母親がすぐさま助けに行こうとするが、カニ怪人から逃げようとする集団の波に逆らえずむしろ娘から遠ざかってしまう。


「や、いやぁ...」


ズリ...ズリズリ...


女の子は目に涙を浮かべながら尻もちをつき後ずさりする。しかし倫理観など持ち合わせていない怪人にとって、その姿は格好の獲物にしか見えなかった。


「ゲヘヘヘッ!まずはお前からヤッてやるカニぃぃ!」


ドスッ!ドスッ!ドスッ!ドスッ!


カニ怪人はそう叫び、地面を揺らしながら女の子の元へ走っていく。


「百合ぃぃ!いやぁぁぁぁ!?」


「......っ!」


母親の悲鳴を聞きながら、女の子が恐怖と諦めで目をつぶってしまったその時


「させないよ!」


公園の中に高らかな声が響いた。


「ぐべっ!?」


ドゴォォン!


同時にどこからか飛んできた光弾がカニ怪人の無防備な横腹に当たり、女の子を襲おうとしていた化け物はハサミを振り下ろすことなく吹き飛ぶ。


「大丈夫!?」


女の子の元に駆け寄ったのはピンク色の髪をしたツインテールの少女。赤いヒロインスーツを着た彼女は女の子に怪我がないことを確認し、お母さんの元へ戻るように告げる。


「パステルレッド丸山彩(マルヤマ アヤ)、参上!」


女の子が逃げていくのを確認した彩はカニ怪人の方へ向き直り、自らの名前を宣言しながらポーズを決めた。ポーズ自体は独特なものでかっこいい、可愛いという印象は抱きづらいものだったが、助けが来たことに市民の中から歓声が上がる。


「パステルブルー氷川日菜(ヒカワ ヒナ)参上ってね♪」


トン...


すると彩の隣に降り立った水色の髪をした少女、日菜が彩の口上に続く。


「パステルイエロー白鷺千聖(シラサギ チサト)、参上よ」


「パステルグリーン大和麻弥(ヤマト マヤ)参上です!」


「パステルピンク若宮イヴです!よろしくお願いします!」


更に長く艶やかな金髪の千聖、眼鏡をかけた麻弥、フィンランド人の父を持つ銀髪ハーフのイヴがカニ怪人の前へ立ち塞がった。


パステルレンジャーだ!

来てくれたのね!

これでもう安心だ!


パステルレンジャー勢揃いの様子に市民たちから喜びと安堵の声が聞こえてくる。しかし不意打ちによって地面に這いつくばったカニ怪人にその状況が面白いはずがない。心地良い恐怖の悲鳴を耳障りな歓声に変えた元凶を睨みつけ、パステルレンジャーに対して手の代わりに巨大なハサミを突きつけた。


「何が安心だカニぃぃ!!!こんな小娘たちなどズタズタに切り裂いてやるだカニ!」


「やれるものならやってみなさい」


千聖はカニ怪人の言葉に全く臆した様子もなく、力強く相手を睨みつけながら腰を落とす。


「まあ、好き勝手にはさせてあげないよねー」


日菜も軽い口調でそう言って装備の銃を取り出した。先程カニ怪人の横腹を撃ち抜いた正確無比な攻撃は彼女によるものだ。


「誰も傷つけさせない!」


彩が市民を守るヒーローとして自らの覚悟を言葉にする。その声と同時に、パステルレンジャーと怪人の戦闘の火蓋が切って落とされた。


「行きます!」


まず飛び出したのはパステルピンクのイヴ。"ブシドー"を掲げる彼女は刀を模したソードを両手に持ち、カニ怪人との距離を縮めていく。


「バラバラにしてやるカニ!」


ブォォォンッ!


カニ怪人はイヴを迎え撃ち、生意気な小娘の体を真っ二つにしてやろうと迫る彼女の体にハサミを振り下ろした。


「甘いです!」


ギィィィッ!


離れた場所でも風を感じるほどの強力な怪人の攻撃を完全に見切ったイヴは、ハサミの側面にソードを当て完全に攻撃を受け流した。


「カニっ!?」


ソードによって滑らされたカニ怪人のハサミは地面を殴ることになり、近くの足場を陥没させながら体勢を崩す。


「な、舐めるなぁぁ!」


カニ怪人は無理やり体を回転させ、もう片方のハサミでイヴを攻撃しようとした。


バギャッ!


「っ!?」


「そんなことさせるわけないでしょ」


しかし振り上げたハサミは日菜の放った光弾によって弾かれる。銃口から煙を吐き出す銃を構えた彼女は余裕ある笑みを浮かべながらそう呟いた。


「グギギ...これはどうだカニぃぃ!?」


ゴボボボボッ


カニ怪人は口から大量の泡を吐く。ジュウジュウ...と音を立てながら飛び出たそれはパステルレンジャーではなく避難する市民たちの方へ向かう。


「その行動は予想済みです!」


しかしパステルグリーン麻弥が泡と市民の間に立ち、迫り来る泡に特製の眼鏡を向けた。


『ピピ...成分分析完了 』


ジャバババ...


強い酸性の攻撃であることを眼鏡に仕込んだカメラを通して解析し、背中に背負った機械からその対処に最適な液体を作り出す。そして一瞬の間に生成された中和液が麻弥の構えたホースを通って泡に放たれた。


シュゥゥゥゥゥ...


強いアルカリ性の液体を当てられた泡は効果をなくし、無害な気体を発生させながらその場でしぼんでいく。


「ばかな!?」


奥の手まで対応されてしまったカニ怪人は信じられないといった様子だ。


「はぁっ!」


バチン!


するとその隙をついたパステルイエロー千聖が武器であるムチを振るってカニ怪人の体に巻き付かせる。


ギュルルルッ...!


「グォッ!?こ、こんなもので動きを止めたつもりかぁ...!?グギギ...」


カニ怪人は既に赤い顔を更に真っ赤にさせムチを引きちぎろうとするが、麻弥の協力によって作成された千聖のムチはその程度ではビクともしない。


「彩ちゃん、決めちゃって」


「うん!」


銃を構える日菜にそう言われた彩は自身の武器を取り出す。それはキラキラと輝くマイクだった。


「はっ!そんなものでどうする気だカニ!まさか歌でも歌うつもりか!」


彩のマイクを見たカニ怪人は小馬鹿にした様子でそう言う。


「えぇ、そのまさかよ」


「なに...?」


しかし拘束する千聖にそう返され、下品なカニ怪人の声はピタリと止まった。


『〜〜〜〜♪〜〜〜〜♫♪♩』


そうしている間にどこからかメロディが流れ始め、彩がマイクに顔を近づけ歌い出す。避難している市民たちが思わず動きを止め聞き入ってしまう美しい声だ。


「っ!?な、なんだこれは...ど、どうなってるんだカニ...!?」


しかしその歌声を聞いたカニ怪人は胸を押さえ苦しそうにもがき始めた。存在自体が悪である怪人にとって彩の聖なる歌を聞くことは闇が光を浴びるようなものだ。


「あっ...が...ぐぉぉぉぉっ!?」


ドサ...


ついにはその場に崩れ落ち、荒い呼吸を繰り返しながらその場にうずくまってしまうカニ怪人。


(な、なんだこの気持ちは...!こんなの、こんなの認めないガニぃぃぃぃ!)


カニ怪人の心の中には清々しさ、喜びといった正の感情が芽生えていた。本来怪人が持つことのないその感情に戸惑いながら、自身の存在意義を保つため何とか抗おうとする。しかし、怪人すらも救いたいという優しい心の持ち主である彩の歌の威力はその抵抗すらも優しく包み込んだ。


「ま、負けたカニ...」


ガク...


ついにカニ怪人は自らの負けを認める。


キラキラ...


怪人は負ければその時点でこの世界にはいられない。彼の体は光り輝き、端から少しずつ粒子となって空気に溶け始めた。しかし消える間際のカニ怪人の顔は穏やかなもので、そこにはどこか清々しささえ感じられる。



た、助かったのか...?

パステルレンジャーが勝ったんだ!

ありがとうー!


戦いの行く末を見守っていた市民たちが大きな歓声をあげ彩たちパステルレンジャーに感謝の言葉を叫ぶ。


パスパレ!パスパレ!パスパレ!パスパレ!


誰かが始めたコールは全体へと広がっていき、公園の中にパステルレンジャーを讃える市民たちの声が響いた。


「ありがとうございます!」


誰も傷つけることなく怪人を退治することが出来た彩はホッとため息をつき、市民の歓声に応えるように彼らへ手を振る。日菜や千聖、麻弥にイヴも周囲の声に反応を見せファンサービスをしており、それを見た市民たちの喜びは一層高まった。


「それじゃあまた!」


彩が高らかにそう宣言し、パステルレンジャーのメンバーたちは颯爽と公園から立ち去っていく。今日のことはテレビやSNSでも大きく取り上げられることだろう。怪人というこれまで創作の世界でしか存在しなかった脅威が実際に現れる世の中になり、それに立ち向かう特別な力を持ったヒーローたちは人類になくてはならないものになっている。


「お母さん!」


「あぁ!百合!」


興奮した様子でパステルレンジャーたちの戦いの感想を言い合う民衆の中、一組の親子が感動の再会を果たす。母は娘を力強く抱きしめながら、遠ざかる少女たちの背中に深々と頭を下げるのだった...














「みんなお疲れ様ー!」


カニ怪人との戦闘を終えた彩は基地に帰還した後仲間たちに声をかけた。


「おつかれ。彩ちゃん今日のポーズもなんかすごかったねぇ」


日菜は彩の言葉に返答しながらニヤニヤと笑い、彼女の独特な決めポーズのことをからかう。


「ふぇっ!?あ、あれ一生懸命考えたやつなんだよ!?」


まさか渾身の出来だと思っていたポーズが不評だと思っていなかった彩はワタワタと慌てながら抗議する。


「麻弥ちゃん!イヴちゃん!私のポーズ良かったよね!?」


「あ、あはは...それは...えっと...」


「斬新だったと思います...」


彩から話を振られた麻弥とイヴは苦笑いしながら何と言おうか困っている様子。


「みんな、今はしっかりと体を休めないとダメよ。またいつ怪人が現れるか分からないから」


一足先に椅子に座った千聖がメンバーたちに注意する。それを聞いた他の者は体を休めるためそれぞれ自分の席になっている場所へ着席した。


「あ、私たちのことSNSですごく話題になってるよ!」


スマートフォンを取り出した彩は日課となっているエゴサーチをしたようで、パステルレンジャーがトレンド入りしたことを報告する。


「あたしの射撃の動画があがってるじゃん。中々やるよね〜」


誰かが動画を撮っていたようで、日菜がカニ怪人のハサミを撃ち落としたシーンを編集したツイートが凄まじい勢いで拡散、いいねされていた。コメント欄は「すげぇ」「上手すぎ」という日菜を賞賛するもので溢れている。


「はい、もしもし...CMですか?ちょっと最近は忙しくて...なるほど...はい...はい...」


一方メディア露出などが多く1人だけの仕事も抱える千聖はかかってきた電話の対応に追われていた。どうやらテレビCMのオファーが来たようで、彩は「千聖ちゃんすごすぎ...」と驚いた様子だ。


「イヴさん、ソードの調子はどうですか?さっき怪人の攻撃を受け流してましたけど...」


「すごくいい調子です!刃こぼれもしてないと思います!」


パステルレンジャーの装備を管理している麻弥はイヴのソードを点検してあげている。イヴは目をキラキラさせ、これを使いこなせるようになれば自分もサムライに...!と密かな展望を抱いていた。


ビーッ!ビーッ!ビーッ!


その時、部屋の中にけたたましい音が鳴り響く。


「「「「「......っ!」」」」」


「すいません、出動の要請があったので...失礼します」


千聖は急いで電話を切り、それぞれ手元に目を落としていたメンバー達も顔を上げて部屋のスピーカーに注目する。


『怪人の出現を確認!現在○○町○○丁目のショッピングモールにいる模様。パステルレンジャーは現場に急行してください』


「了解!みんな、行こう!」


怪人の出現場所を確認した彩が席から立ち上がり、他のメンバーも頷きを返しながら彼女の後に続く。そして通信のあったショッピングモールに向かうため、全員急いで部屋を飛び出した。














「こちらパステルレンジャー!現場に到着しました!」


麻弥が情報部と通信を行い、自分たちの現在地を伝える。


「はい、はい!了解です!皆さん、中の避難はほとんど完了したそうですが、まだ中に取り残されている人がいるかもしれないとのことです!怪人の撃破と同時に市民の避難誘導、救出が必要になります!」


「それは大変です!早く行かないと!」


麻弥の報告を聞いたイヴが武器に手をかけ急いでショッピングモールへ突入しようとする。


「落ち着いて。怪人の情報がない今焦りは禁物よ」


しかし千聖が逸るイヴを手で制し、冷静さを失ってはいけないと注意した。


「千聖ちゃんの言う通りだね」


日菜も装備の点検をしながら千聖に同意する。


「よし!困ってる人がいたら麻弥ちゃんと私で救出!千聖ちゃん、日菜ちゃん、イヴちゃんは怪人が襲ってこないか警戒する形で!」


リーダーである彩がそうまとめ、それぞれの役割を指示した。直接的な戦闘能力の高さで割り振られた妥当な分担と言えるだろう。


「それじゃあ行くよ!」


メンバーの顔を見渡した彩は入り口に走り出す。


ビタンッ!


「へぷっ...!?」


しかしいざ突入、というタイミングで彩の顔が透明なガラス板にぶつかった。


「あ...彩さん、今は電力が緊急用に切り替わってるみたいで、入り口の自動ドアは使えないみたいです...」


麻弥が情報部から新たに通信を受け取り、気まずそうな表情を浮かべながらそう報告する。


「...それは先に言って欲しかったかな...」


鼻先を少し赤くした彩は涙目でそう呟くのだった...












「静かですね...」


ショッピングモールの中を見渡した麻弥が感想を漏らす。沢山の店が並びいつも多くの人で賑わっている店内は閑散としており、まるで違う世界に入ってしまったかのような違和感と不気味さを感じる。


.........


「っ!今の聞こえた?」


しばらく中を歩いていると、唐突に千聖が立ち止まってそう言う。


......う...


「声がします!」


イヴも微かに聞こえる声を聞き取ったようだ。彩たちは互いに顔を見合わせると急いで声のした方向へ向かう。すると角を曲がった先で床に倒れ込む1人の女性を発見した。


「大丈夫ですか!?」


女性の姿を見た彩はすぐさま駆け寄りすぐそばにしゃがみこむ。麻弥も医療用の道具を取り出し治療の準備を始めた。


「あ...う......」


女性はどこか虚ろな目をしており、彩の問いかけにもあまり反応を示さない。


ビクンッ...ビクッ...


しかし体の方は時折強く痙攣し、その度に口から小さな声が漏れていた。


「スキャンします!」


麻弥が彩と場所を交代し、AEDのような機械を素早く女性の体に貼り付ける。


......ピー...生命の危険、なし......股部分に若干の傷が見られます......


数秒後電子音が流れ、電波によって女性の体の診察を終えた治療装置が命に別状はないと告げた。ひとまずの安心にパステルレンジャーの面々は胸を撫で下ろす。


「股のところに怪我...申し訳ないけど、服を脱がせるしかないよね...?」


彩は女性の履いているスカートを見つめそう呟く。不幸中の幸いと言うべきか避難が完了したショッピングモールでは人の目を気にする必要はなく、女性の心の傷も必要最小限になるはずだ。


「よし...!」


意を決した彩の手が女性のスカートに伸びる。


「あらぁ。ようやく来てくれたのね」


「「「「「っ!?」」」」」


しかしその時ショッピングモールの中に女性の声が響き、彩たちは急いでそちらの方を振り返った。


「ふふっ...思ったよりイイわね...」


ショッピングモールの2階部分に佇む一人の女性。黒いドレスとマントを纏っており、その容姿は非常に美しい。体の前側は横部分だけ隠すようなデザインになっており、凹凸激しい抜群のプロポーションがハッキリと分かる。特に大きく開いた胸元や見える谷間はストッキングに包まれた脚は見る者の劣情を誘うことだろう。


「あなたは...?」


彩はいきなり現れた美女に怪訝な表情を浮かべる。


「あぁ、まだあなた達は出来損ないとしか出会ったことがないのね」


美女は一瞬キョトンとしていたが、何か思い当たる節があるのかクスクス...と笑みをこぼす。そして身につけていたマントを軽く翻した。


バサリ...


すると美女の背中で何かがはためく。それは悪魔のような真っ黒な翼だった。


「「「「「っ!?」」」」」


それを見たパステルレンジャーの面々は息を飲む。彼女たちはようやく目の前の女性がただの人間ではないことを理解した。


「自己紹介させてもらうわ。私の名前はエリーゼ。仲良くしてね?」


フフフ...


エリーゼ、と名乗った美女は艶やかな微笑みを浮かべる。


「あの人怪人なんですか...!?」


自身の目で黒い翼を確認したイヴだが、まだ信じられないのか小さな声でそう呟く。しかしそれも無理はない。これまでパステルレンジャーが対峙してきた怪人は"異形型"と呼ばれる存在しかおらず、エリーゼのような人と見間違うような見た目をした者はいなかった。


「じゃあ、あなたがこの人を...?」


彩は腕に抱きかかえる女性に視線を落とした後、エリーゼの方をキッ...と睨みつける。


「えぇ、待ちくたびれたものだからちょっと"つまみ食い"しちゃったの」


彩の問いかけに対し、エリーゼは特に悪びれた様子もなく認めた。


「...な、なんか怖いです...」


麻弥はエリーゼの姿を見て僅かに恐怖を抱く。女性を襲ったことを指摘されても罪悪感を抱く様子すらない美女の姿は、麻弥にとって異質に思えて仕方なかった。


「でもあなた達もイケナイのよ?」


エリーゼはそう言いながら頬に手を当てため息をつく。


「あなた達が早く来てくれたらそんなことをする必要もなかったの」


「どういうこと...?」


エリーゼの言葉が理解できず、彩は眉をひそめながらその真意を尋ねる。


「つまり、最初からあたし達が狙いだったってことでしょ?ショッピングモールを襲撃したのは私たちをおびき寄せるためで、この女の人を襲ったのは退屈しのぎだったんだよ」


しかし日菜は言わんとしていることを正しく理解していたようで、エリーゼの代わりに彩へ噛み砕いて説明してやった。


「会ったばかりなのに私の事よく分かってくれてるのね。好きになっちゃいそう...」


エリーゼが日菜に対して熱い視線を送る。うっすらと微笑みを浮かべたその顔は見蕩れてしまうほど美しい。


「悪いけどお断りかな。節操なく女性を襲うような乱暴者はあたしのタイプじゃないんだよね」


ジャキ...


しかし日菜の視線は冷ややかなもので、キッパリとした断りと共に銃口を突きつける。


「あら、フラれちゃった。悲しいわ...悲しくて、みんな私のモノにしてしまいたい...」


「「「「「っ!?」」」」」


ゾクリ...


顔に手を当てるエリーゼ。しかし手の隙間から見えた彼女の瞳には底知れぬ"ナニカ"が潜んでいた。これまで多くの怪人と戦ってきたパステルレンジャーも背筋に悪寒を走らせ、目の前の敵がどれほど危険な存在なのかを思い知る。


「彩ちゃん、その人を安全なところに避難させて。全員でかからないとまずい相手みたい」


「うんっ!」


千聖の言葉を受けた彩は倒れた女性を抱え柱のそばにもたれかからせた。


「あなた達は私のココロを埋めてくれるかしら?」


クルン...クルン...


いつの間にかククリ刀のような刃物を握っていたエリーゼは、器用に手の上で弄びながらパステルレンジャーの面々を見下ろす。


ズズズ...


「ふふっ...」


ビュンッ!


するとエリーゼはいきなり刃物を持っていない方の手を振るい、隠し持っていた暗器を彩たちに向けて放った。棒手裏剣のような細く鋭い飛び道具がいくつもパステルレンジャーに降り注ぐ。


「っ!危ないです!」


それにいち早く反応した麻弥が用意していたスイッチを作動させる。


ブォン......


するとメンバー全員を覆うように半球体の透明な壁が現れ、エリーゼが投擲した暗器とぶつかって激しい火花を散らした。


ギャリィンッ!


「いきなりだねっ!」


日菜がお返しと言わんばかりに銃を構え、エリーゼに向けて数発発砲する。


ドゥン!ドゥン!ドゥン!


火薬を用いた一般的なライフルとは違う麻弥特製の銃は、破裂音ではない低い音を立てながら高速の光弾を飛ばす。


「ご挨拶は気に入ってもらえなかったかしら?」


クル...クルン...


エリーゼはその場で踊るように体を回転させると、日菜の攻撃を全て軽やかに避けてみせる。必中と言っても過言ではない日菜の射撃で1発も当たらないことはこれまでなかったかもしれない。その短い攻防だけでも目の前の怪人の実力が日菜には嫌という程分かってしまった。


「けど、あたしは1人でいる訳じゃないんだよね」


しかし日菜は焦る様子を見せることなく、仲間たちの方を見て笑う。


「日菜さん!援護します!」


ウィィィィン...


麻弥はそう叫びながら、背中に背負っていたバックパックを変形させる。バックパックの中から4つの機械アームが現れ、その手にはそれぞれ日菜の持つ武器に似たデザインの銃が握られていた。


「狙いは甘いかもしれませんが...これならどうですか!」


ドドトドドドッ!


4本のアームによる集中砲火がエリーゼの方へ向く。1発1発の精度は日菜に比べてお粗末なものだったが、それを圧倒的な手数で補いエリーゼの周囲を破壊する。


「怖いわぁ」


エリーゼも流石にこの攻撃は避けきれないと思ったのか、2階から飛び降りて彩たちがいる階へ着地してきた。


ドンッ!


常人であれば足を骨折していてもおかしくない衝撃を受けているはずだが、人間とは構造から違う怪人のエリーゼは全くのダメージを受けた様子はない。


「いざ尋常に勝負です!」


間合いが縮まったことで戦闘に参加することが出来るようになったイヴがその隙を見逃さず、正々堂々真正面からエリーゼとの距離を詰めていく。


ドドドドドッ!


しかしイヴがエリーゼに接近しても麻弥は攻撃の手を緩めない。


「仲間ごと...?あなたたち、あまり仲が良くないのかしら」


同士討ち(フレンドリーファイア)覚悟の攻撃にエリーゼが首を傾げる。


「イヴさんには当たりませんから!」


フッ...


麻弥の宣言通り彼女が放った光弾はイヴの体に触れる直前で消えた。このような事態を想定し、前持って登録した人間には攻撃が当たらないような設定が施されていたのだ。


「はぁ!」


斬ッ!


イヴは背後から飛んでくる麻弥の攻撃を気にすることなくエリーゼに切りかかる。


「っ!」


ギィィンッ!


エリーゼは持っていたククリ刀でそれを受け止め、ショッピングモールの中に甲高い音が響き渡った。


「すごい力です...!」


グググ...


しかし勢いよくソードを叩きつけたイヴは、エリーゼの凄まじい臀力に逆に押し返されてしまう。


「可愛いお顔...もっとよく見せて?」


「くっ...!ふざけないで欲しいです...!」


微笑みの表情を崩すことなく顔を近づけてくるエリーゼに対して、イヴは悔しそうに顔を歪めながら鍔迫り合いを続けた。


「イヴちゃん、離れて!」


ヒュン...!


その時、千聖の声と共に鋭く風を切る音が聞こえてくる。その声にエリーゼより僅かに早く反応したイヴはすぐさまその場から飛び退いた。


シュルルルルッ


エリーゼはイヴと同じようにその場から離れようとしたが、ククリ刀を持っている手に千聖のムチが巻き付く。


グググ...


「この手、もう離さない...!」


エリーゼの手を拘束することに成功した千聖は、ムチを持つ両手に力を込めながらそう言った。


「あら、熱烈な告白ね」


しかしエリーゼはそう返すと、隠し持っていたもう一本のククリ刀を空いている片方の手で取り出す。そして自身の手に巻きついているムチを切り払おうと腕を振り上げた。


「甘いよ」


ドゥン!


しかしその虎視眈々と機会を伺っていた日菜が完璧なタイミングで発砲する。


ギィィンッ...!


振り上げたククリ刀は光弾によって弾き飛ばされ、エリーゼは千聖のムチに拘束されたまま貴重な武器を1つ失った。パステルレンジャーは息の合った波状攻撃で着実に怪人を追い詰めていく。


「素晴らしい連携だわ...本当にイイ...」


(なんでこの状況で笑えるの...!?)


しかしエリーゼはククリ刀を失った手を見つめながら、何故か恍惚の表情を浮かべる。それを見た千聖の胸には形容し難い不安がしこりのように残り続けていた。


「彩ちゃん!決めて!」


この敵との戦いを長引かせるのはまずい気がする。その直感に従った千聖は彩に最後の攻撃を託す。


「任せて!」


避難させた女性が巻き込まれないよう少し離れた位置に立っていた彩は大きく頷き、マイクを取り出して息を吸い込んだ。


ニヤリ...


しかしその瞬間、エリーゼの口が大きな弧を描く。


「"襲いかかりなさい"」


女怪人の口から呟かれた小さな声。その命令に反応したのは、彩に護衛されていた女性だった。


「うぅ...あぁ...」


意識を失っていたはずの女性はゆっくりと立ち上がり、うめき声をあげながら彩の方に近づく。明らかに正気ではなく、おぼつかない足取りで歩くその様はゾンビのようだ。


「っ!彩ちゃん、危ない!」


日菜が普段出さないような大声で彩へ忠告する。


「......えっ?」


しかし歌うための準備に入っていた彩は一瞬反応が遅れてしまい、結果として意識を向けていなかった背中からエリーゼに操られた女性に襲われてしまった。


「きゃっ...!?」


「彩さん!」


のしかかられる形で地面に倒れ込む彩。それを見たイヴがすぐさま彼女に駆け寄る。千聖と日菜はエリーゼへの警戒を怠っていなかったが、それでも幾分かの意識は彩の方へ向いてしまう。


「拘束が緩んでるわよぉ?」


「っ!?しまった...!」


その間にムチによる拘束が不十分なものとなり、千聖が慌てて力を込め直すも先程と同じように動きを制限することが困難になった。近接戦に強いイヴは彩の方へ向かっており、パステルレンジャーにとってかなり厳しい状況になる。


「千聖さん!あと少しだけ頑張ってください!」


その時麻弥の声がショッピングモールの中に響く。見れば彼女は巨大な筒、パステルキャノンを組み立てている最中だった。持ち運びの関係からその場で組み立てなければいけないという難点はあるものの、その威力はパステルレンジャーの武器の中でも最高峰のものだ。


「分かったわ!」


ググッ...


数秒間という明確な目標を設定された千聖の瞳と腕に力が戻り、エリーゼをその場に食いとどめる。


「あたしも手伝うよ」


ドゥン!ドゥン!ドゥン!


更に日菜も次々と発砲し、エリーゼの集中力をかき乱した。


「これで...!」


カチン...


千聖と日菜が時間を稼いでいる間に、麻弥はパステルキャノンの最後のパーツの装着を終える。


「準備出来ました!」


ガチャッ!

ピピピ...


そして肩の上に筒を構え、照準をエリーゼに向けてロックさせた。


「発射します!」


カチッ...


麻弥がパステルキャノンの引き金を引く。すると大きく開いた筒の先端から強力な光線が放たれ、エリーゼに向かって一直線に飛ぶ。その凄まじい威力の前には、いかに強力な怪人と言えど為す術なく倒れるしかない..."はずだった"。


「これはさすがに死んじゃうわね」


迫り来るパステルキャノンの攻撃を見たエリーゼはそう呟きながら身につけていたマントで自身の体を覆う。


ヒラ...


エリーゼの体は一瞬マントの中に隠れ、そこに麻弥の放ったパステルキャノンが直撃した。


キュィィィン...


しかしぶつかった瞬間光線はマントの中に吸い込まれ、本来の威力を発揮することなく光は離散してしまう。エリーゼの身につけていたマントには、『一日に1度だけ遠距離攻撃を無効化する』という特殊効果が付与されていたのだ。


「なっ...!?」


しかしそんなことを知らない麻弥は、自身の最大火力が簡単に防がれたことに目を見開く。


「今のは危なかったわぁ」


そして無傷で現れたエリーゼの姿を見て、言葉を失ってその場に棒立ちになった。女性に怪我をさせないよう遠くへ放り投げ救出したイヴと助けられた彩が合流したが、5人揃ってもこの強力な怪人に勝利する手立てが全く見つからない。


「麻弥ちゃん、諦めちゃダメだよ!まだ終わってないから!」


彩はショックを受けている麻弥の肩を叩き、パステルレンジャーの頼れる機械担当を鼓舞する。


「そうそう、結構いい線いってたと思うよ」


「次の作戦を考えましょう」


日菜と千聖も彩たちの隣に立ち、パステルレンジャーは勢揃いでエリーゼと相対する形になった。


「...っ...はい!」


仲間たちから励まされた麻弥は気持ちを切り替えられたようで、声には力強さが戻っている。


「そうよ。ここで終わりなんてそんな悲しいこと言わないで?だって楽しいのはここからなんだから...」


会話を聞いていたエリーゼは彩の言葉を受け、そのような事を言い出した。


カラン...


そして何故か持っていたククリ刀をその場に投げ捨てる。


「どういうつもりなんでしょうか...?降参してるようには見えませんが...」


自分から武器を捨てたエリーゼの意図が分からず、麻弥は小さな声でそう呟く。


「あたし達には武器が必要ないって思ったんじゃない?ま、好都合だしいいでしょ」


「そんなことないわよ?ただ、こんなのはもう要らなくなっただけ」


日菜はエリーゼを自分なりに分析したが、当の本人からそうではないと否定が返ってくる。要らなくなった、とはどういうことなのだろうか。


「もう時間は十分稼げたし、ここからは楽しい時間の始まりよ。いっぱい仲良くなりましょうね」


エリーゼはその場でゆっくり手を広げると、見る者を魅了する美しい微笑みを浮かべる。


ズズズズッ...!


そして次の瞬間、彼女を中心に彩たちのいる場所はショッピングモールの内装から360°真っ黒な空間の中へ変化した。


「「「「「っ!?」」」」」


立っていただけで周囲の景色が変わったことに、パステルレンジャーの全員は驚いてしまう。


「う...!?」


「何これ...」


「力が...入らない...?」


ガクンッ...


更に異変はそれだけに留まらず、彩たちの体から力が抜け、一気に装備が重く感じるようになる。


「あなたたちにとっては慣れるまで少し辛いかもしれないわね。私にとってはすごく居心地がいいのだけど...」


彩たちが急激な変化に戸惑う中、5人をこの場所に連れてきたエリーゼだけは顔色を変えず同じ場所に佇んでいた。


「これ...まずいかも...」


日菜は一気に形成が不利になったことを理解し、頬に一筋の冷や汗を流す。彼女の懸念は数秒後現実のものとなった。


ズボッ...!

シュルルル...


周りの地面からいきなり黒い蔦のようなものが生え、生き物のように蠢きながらパステルレンジャーに襲いかかる。


「な、なんですかこれ!?」


「きゃっ!?」


思うように体を動かせない彼女たちはその場から逃げ出すことが出来ず、両手両足に絡みつかれそのまま空中に吊るされる形で拘束されてしまった。


「はぁっ!」


ズバンッ!ザシュッ!


しかし唯一イヴだけは持っていたソードで蔦を切り払い捕まらずに済んだようだ。


「大丈夫ですか!?」


イヴは急いで彩たちを解放しようと仲間に巻き付く蔦の根元を切りつける。しかし先程は容易く切れた蔦は柔軟性の代わりに硬さを手に入れたようで、イヴの攻撃を簡単に跳ね返した。


「っ!?」


予想外の硬さに驚いたイヴに新たな蔦が殺到する。それをバックステップで避けながら、イヴは他のメンバーを助けるためにはどうすればいいか考えを巡らせた。


(あの怪人を倒せば、この変な場所から逃げられるはずです!)


「皆さん、待っててください!今助けますからっ!」


イヴは身動きが取れない彩たちにそう告げると、単身でエリーゼに挑みかかった。体の力が抜けるという謎の現象によって状態が良いとは言えないが、今のエリーゼはククリ刀を捨てたことで丸腰になっている。武器を持たない相手に刃を振るうのはブシとは言えないだろうが、自らのルールのために仲間を見捨てるという行為はブシドーに最も反する行いだとイヴは信じていた。


「やぁっ!」


いつもの彼女からすれば緩慢な、しかし当たれば致命傷は免れない一撃が放たれようとしている。


「そんな危ないもの、捨てちゃいましょう?」


「...へ...?」


カクンッ...


しかしエリーゼの囁きをイヴの耳が捉えた瞬間彼女の手は握力を失い、振り始めた瞬間のソードはあらぬ方向に飛んでいってしまった。パステルレンジャーが連れてこられた空間は存在するもの全てがエリーゼの支配下にあり、彼女の命令に逆らえなくなる。エリーゼの"武器を捨てろ"という命令を認識したイヴの体は、彼女自身の意思よりエリーゼの言葉を優先し武器を握る手の力を緩めたのだ。


「「「「イヴちゃん(さん)っ!」」」」


蔦に拘束されたまま彩たちは、敵の前で無防備になってしまったイヴの名前を叫ぶ。


「あっ...」


「いらっしゃい」


イヴはソードを手放した後エリーゼの体に前のめりで飛び込む形になり、マントを広げて待つ女怪人の中にすっぽりと収まってしまった。


パフン...❤


「あぁっ!?そんな...!?」


エリーゼに捕まってしまったイヴの姿を見て、彩が悲痛の声をあげる。彼女の体は完全に隠れてしまい、彩たちはイヴの様子を確認することが出来ない。


ビクンッ❤ビクンッ❤ビクッ❤


しかしイヴを包み込むエリーゼのマントは彼女の動きを表すように小刻みに震えていた...










ムニュゥゥゥゥゥン❤


エリーゼのマントの中に飛び込んだイヴがまず感じたのは、顔を覆い尽くす柔らかい感触だった。つきたての餅のようにムチムチ❤としたハリと底なし沼のようにズブズブ❤どこまでも沈み込んでしまうような柔らかさに、イヴの心臓が強く跳ねる。


ドキン❤


そして直後、柔らかな物体に塞がれた彼女の鼻は甘い香りを感じ取った。マントの中に充満する、嗅いだことのない甘ったるい匂い。


フワァァァァァァァ...❤


「んんんっ!?❤❤❤」


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


イヴはそれを嗅いだ瞬間小さな悲鳴をあげながら体を痙攣させてしまう。


(こ、この匂い嗅いでるとドキドキしちゃいますぅ❤)


スンスン❤スンスン❤


脳を痺れさせる魅力的な香りを知ってしまったイヴは、敵に捕まっているという現在の状況も忘れ夢中で鼻をヒクつかせる。彼女の頭は顔を包み込む柔らかいものはエリーゼの胸であり、今自分が喜んで吸い込んでいるものは彼女の匂いであることを理解し始めていた。


トロ...❤ジュン...❤


しかしそのことを知ってもなお、イヴの体はそれに溺れることを止められない。性的興奮を覚えた女性器からは愛液が漏れ出し、ヒロインスーツの股部分を僅かに色濃くする。


スッ...❤


するとエリーゼの体が動き、胸の谷間に埋まっているイヴもそれに合わせて体の位置を動かされた。


タプン❤


「あひぃ...❤」


頬を撫でる乳房の柔らかさにイヴの口から声が漏れる。


ギュム...❤


エリーゼは体を回転させ、イヴの体が自身の側面に来るよう場所を調整した。するとちょうどイヴの前に程よく蒸れた腋が来ることになる。


「っ!?!?❤」


薄暗いマントの中でエリーゼの腋を見上げるイヴは思わず喉を鳴らしてしまった。


ゴクリ...❤


ムン...❤ムンムン...❤


「あ...❤あぁっ...!?❤」


イヴの鼻は腋から漂う官能的な甘酸っぱい香りを感知し、嬉しそうに鼻をヒクヒク...❤と動かしてしまう。


(こんなことダメって分かってるのに❤私はヒーローなのにぃ❤ごめんなさいぃぃ❤❤)


パフッ❤


ムワァァァァァァァ......❤


「〜〜〜〜〜〜っ!?❤❤❤」


理性では分かっていながらも、イヴの本能は誘惑に抗うことが出来なかった。彼女は自らの意思でエリーゼの腋に顔を埋め、腋フェロモンの香りに白目を向きながら絶頂する。


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


「頭っ❤バカになっちゃいましゅぅぅ❤❤」


マントの中でイヴの嬌声が響く。幸か不幸か、その声が外にいる彩たちの耳に届くことはなかった。


ストン...❤


しかし仲間たちが見守る中、イヴはエリーゼのマントの中でその場にゆっくりと崩れ落ちてしまう。


ズイ❤


するとすかさず彼女の前にエリーゼの尻が差し出される。ドレスの上からでもはっきりと分かる、艶かしい曲線を描いた美尻。それを見せつけられたイヴは今度は躊躇うことすらなく割れ目に自分の顔を埋める。


ムチムチムチィ❤


「んほぉぉぉぉぉぉっ!?❤❤❤しゅごいぃぃぃ❤❤」


ビクンッ❤ビクッ❤ビクッ❤


ムンムン❤モワァァァ...❤


イヴはエリーゼの尻に抱きつき、ムチムチの肌と芳醇なメスの香りを堪能する。既に彼女の頭の中は快楽とそれを与えてくれる怪人への恋慕に埋め尽くされてしまっていた...












イヴがエリーゼに閉じ込められて1分ほどが経った頃、彩たちの胸中には強い不安が渦巻いている。マントの僅かな揺れからイヴの動きは辛うじて見ることが出来るが、得られる情報はそれだけだ。マントの中で何が行われているのかは窺い知ることが出来ない。


バサリ...❤


するとその時エリーゼがマントを翻し、彩たちに見せつけるようにしながらイヴのことを解放する。


「...あへぇ...❤」


マントの中から現れたイヴは地面に座り込んだまま小さな声を漏らしており、その顔は見たことがないほど蕩けてしまっていた。


「イヴちゃんっ!」


彩たちはイヴに声をかけるが、惚けた様子のイヴは彼女たちの声が聞こえていないのか反応を示さない。


「立てるかしら?」


「はひぃ❤」


スッ...❤


しかしエリーゼの問いかけにはすぐに応え、彼女の体は勢いよくその場から立ち上がった。


「あぁ...❤」


(美しすぎますぅ...❤)


ゾクゾクゾクッ...❤


エリーゼと見つめ合うイヴはうっとりとした目で目の前の美女を見つめる。魅了効果のあるフェロモンをたっぷりと吸い込んでしまった彼女の心臓はうるさい程に高鳴っており、エリーゼが自分の運命の人であるとさえ誤認してしまう。


「可愛い顔...」


スッ...❤


メスの表情を浮かべるイヴの頬をエリーゼの指がゆっくりと撫でる。


「ふひっ...!?❤」


ビクンッ❤


プシ...❤


その事に喜びを感じてしまったイヴは、頬を触られただけで軽い絶頂に達してしまった。


「彼女に何をしたの...!?」


「イ、イヴさん...?」


千聖がエリーゼのことを問いつめ麻弥が様子のおかしいイヴの名前を呟く。しかしエリーゼもイヴも彼女たちの声には何も答えず、代わりにエリーゼは他の面々に見せつけるようにイヴの唇を奪った。


チュウゥゥゥゥゥ❤


「「「「っ!?」」」」


予想していなかった光景を見せられ、彩たちは声をあげることも出来ずただ2人の姿を見つめる。


「んむぅぅぅぅっ❤❤❤」


しかし唇を重ねるイヴからは幸せそうな声が漏れており、エリーゼに抱かれた腰は快楽を表すかのように震えていた。


ガクガク❤


ズクン...❤ズクン...❤

ドキ...❤ドキ...❤


仲間の乱れる姿を見せられた残りのメンバーたちの体が僅かに熱を帯び始める。彼女たちはだんだん目の前の光景から目が離せなくなっていた。


...チュ...ポン...❤


十数秒の長い口付けを終え、ようやくエリーゼの唇がイヴから遠ざかる。二人の間には互いの唾液が混ざり合った銀色の橋がかかっており、黒い世界の中でその存在が強調されていた。


「美味しかったわ。ごちそうさま」


エリーゼはイヴに微笑みかけ、スーツを着た彼女の胸元にそっと手を触れる。


スッ...❤


「良かったら今ここで服を脱いでくれないかしら?」


「はいっ❤分かりましたぁ❤」


エリーゼに"お願い"されたイヴは服を脱げという命令にと嬉しそうに頷き、その場でヒロインスーツを脱ぐ。あっという間に一糸まとわぬ姿になり、愛液で濡れた女性器が見える。しかしそれよりも目立っているのは、下腹部に輝く妖しい紋様だった。


「淫紋もしっかり定着してるみたいね。すごく綺麗よ?」


「あ、ありがとうございますっ...❤」


「あぁ、もちろんこの子だけじゃなくてあなた達にもプレゼントしているから安心して?今見せてあげる」


「きゃっ...!?」


「スーツが...!?」


イヴのお腹に刻まれた紋様を確認したエリーゼがそう言うと、彩たちを拘束する蔦からネバネバした液体が放たれる。それに触れると彩たちの着ていたスーツは音を立てながら溶け始め、少し経てば全員裸にさせられてしまう。そして彼女たちはイヴと同じ紋様が自分たちの体に刻まれていることを自らの目で確認した。しかしその色はうっすらとしたもので、イヴのようにハッキリとしたものでなく、また輝いてもいない。


「それはあなたたちをもっと気持ちよくしてくれる素敵なモノよ。気に入ってくれると嬉しいわ」


エリーゼは彩たちに微笑みかけると、イヴの肩に手を置き何かを囁く。


「本当ですかっ!?❤やりますっ❤やらせてくださいっ❤」


エリーゼから話を聞いたイヴは目を輝かせ、嬉しそうに飛び跳ねながらそれを了承する。


ズズズ...


するとそれにタイミングを合わせ蔦が動き出し彩と日菜を数メートルの高さまで、逆に千聖と麻弥の体を地面のそばまで移動させた。


「な、なに...?」


「怖いです...」


千聖と麻弥はそれぞれ不安そうな声をあげてしまう。そんな2人にエリーゼから何かを受け取ったイヴが小走りで近づいてきた。


「麻弥さん、失礼しますね❤」


イヴは麻弥の体のすぐ側まで近づくと、彼女の体に丸い何かをペタペタ...貼り始める。


「イヴさん、何してるんですかっ...!?」


「ごめんなさい❤でもエリーゼ様からご褒美をもらうためには、こうするしかないんです❤」


麻弥は身を捩って抵抗しようとするが、イヴは瞳に情欲の色を浮かべたまま左右の乳首、女性器と合計三箇所に設置を終えた。イヴの手が離れ、麻弥は自らの胸につけられたものを確認する。それは楕円形をしたピンク色の機械だった。


「こ、これって...!?❤」


「スイッチオンです❤」


ブブブブブ...❤


麻弥が何かを言う前に、イヴが手に持っていたスイッチを作動させる。すると激しい振動の音と共に麻弥の胸と股につけられたローターが同時に震え始めた。


「ほぉぉぉぉぉぉぉぉっ!?❤❤❤」


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


麻弥の言葉は一瞬で嬌声に変わり、舌を突き出しながら性感帯への刺激に喘ぐ。


「麻弥ちゃん!?...イヴちゃん、あなたなんてことを...!」


麻弥の隣で縛られる千聖は、仲間への裏切り行為を行ったイヴの行動を咎める。


「ごめんなさい千聖さん❤でも、きっと千聖さんも分かってくれると思います❤」


しかしイヴは形だけの謝罪しながら弾むような足取りでエリーゼの元へ戻っていく。


「大丈夫、あなたもあの子の気持ちを教えてあげるわ」


「っ!?!?」


代わりにすぐ隣から聞こえてくるエリーゼの声に、千聖は驚きで体を固まらせた。


「な、なんで...」


「この場所では全てが私の思い通りなの」


"もう1人"のエリーゼが美しい顔で千聖を見下ろしてくる。周囲を見渡せば麻弥のそばにも3人目となる同じ姿の美女が佇んでいた。


グイッ❤


「......っ!」


すると蔦に無理やり体を動かされ、千聖はエリーゼの前で跪く体勢になる。


スッ...❤


するとエリーゼはドレスのスカートをたくし上げ、千聖の前で程よい肉付きの太ももを顕にした。そのまま下着をずらし、美しい女性器を見せつけてくる。


「まずはココ...私のおまんこを舐めてもらおうかしら?」


「っ!?誰がそんなこ..「んおぉぉぉぉぉっ!?❤❤❤」」


千聖の言葉は隣の麻弥が叫ぶ大声にかき消されてしまった。






ジュルルッ❤ジュゾゾ❤


「〜〜〜〜〜〜っ!?❤❤❤」


新たに現れたエリーゼに抱きしめられた麻弥は先程のイヴと同じようにキスされていた。開いていた口を唇で覆われ、突き出していた麻弥の舌はエリーゼの舌に絡め取られジュルジュル❤と啜られている。


ブブブブ...❤


その間もイヴによって付けられたローターは動き続けており、固くなった乳首やクリトリスにもどかしい快楽を与えていく。麻弥の体の感度はキスとローター責めによって際限なく高められ、頭脳明晰な少女は初めての経験に思考能力を奪われてしまっていた。


タプタプ❤ムニュゥゥゥン❤


キスが終われば今度は豊満な胸の中に抱きしめられる。イヴの理性を溶かした甘いおっぱいフェロモンに侵され、麻弥の体は魚のように跳ねる。


ビクンッ❤ビクンッ❤


「ちょっと疲れちゃったわね...その場に四つん這いになってくれる?」


胸から解放されると今度はエリーゼからそのような命令が下った。


「ひぃぃ...❤」


ズズズ...❤


麻弥の意思とは関係なく、蔦によって彼女の体は犬のように四つん這いにさせられてしまう。


ズシッ❤


「んほぉっ...!?❤」


すると背中にエリーゼが座り、心地よい重さと柔らかい感触に麻弥の口から声が漏れる。


ブブブ...❤


今も動き続けるローターが麻弥の快楽に対する耐性を限りなく低くし、"椅子として座られる"という行為にさえ被虐的な喜びを感じるようになってしまう。


「いい座り心地ね...」


ナデ...❤ナデナデ...❤


「あぁぁっ...!?❤」


椅子としての働きを褒められながら尻を優しく撫でられ、麻弥は嬉しそうな声をあげてしまうのだった...














「あひぃぃぃぃん❤最高ですぅぅぅ❤」


パンッ❤パンッ❤パンッ❤パンッ❤


一方麻弥の調教の準備を手伝ったイヴはと言えば、近くで床に寝転がりエリーゼにのしかかられていた。


ズポッ❤ズボッ❤ズボッ❤


よく見ればイヴの体に腰を打ちつけるエリーゼの股間には本来あるはずのない立派な男根が生えており、処女だったイヴの膣内を貫きいやらしい音を立てながらピストンを繰り返している。


「あなたの中、とっても気持ちいいわよ」


「私も気持ちいいれすぅぅ❤」


エリーゼから囁かれた"ご褒美"を受けているイヴは自身の頭を抱え、蕩けきったメスの表情を浮かべながらガクガク❤と体を震わせていた。並の男では太刀打ちできない女怪人の逞しいふたなりちんぽに貫かれるという強烈な初体験をしてしまえば、これから彼女は普通のセックスで満足出来ない体に開発されてしまうだろう。


(幸せですぅぅ❤エリーゼ様のおちんぽさまっ❤好きぃぃぃ❤)


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


しかし今のイヴにそのようなことまで気を回す余裕はなく、はしたないアヘ顔を浮かべながら自ら激しい腰振りを行っていた。










「はむ...❤じゅる...❤ぴちゃ...❤うぅ...❤」


仲間たちの嬌声を聞いてしまった千聖もエリーゼの命令に抵抗することは出来ず、言われた通り目の前の女性器にいやらしく舌を這わせてしまう。


ムン...❤ムンムン...❤


「.........っ❤」


官能的な甘酸っぱい味わいといやらしいメスの香りが千聖の性欲を強くかき立てる。彼女の舌使いはだんだんと激しく大胆なものになっていくが、その動きは明らかにエリーゼから受けた命令の範囲を逸脱し"千聖自身の意思"が混ざり始めていた。


「いいわ...上手ね」


ドキ...❤


エリーゼに頭を撫でられながら褒められ、内心喜びを感じてしまう千聖。


ズリュンッ❤


「もごっ!?❤」


しかし次の瞬間エリーゼの股間にいきなり立派な男性器が生え、舌を出していた千聖の喉を奥まで貫いた。


ズポッ❤


「んぐぅぅっ!?❤」


苦しさと鼻を突き抜けるむせ返りそうなオス臭に、千聖が苦悶の声をあげる。しかしエリーゼは全くお構いなしに彼女の口内をオナホのように使い始め、ゴツゴツ❤と何度も喉奥を突いた。


ドピュッ❤ビュルルルッ❤


「げほっ!?❤ごぽっ...❤ぐふ...❤」


口の中で男性器が膨張したかと思うと、大量の精液が口内へ大量に放たれる。


ムズ...❤ムズ...❤

ズルルッ❤


「う、嘘っ...!?❤」


すると股間に強い熱を感じたかと思うと、千聖の股間にも同じように男性器が生えてきた。彼女が自らの体に起きた異変に驚いていると、エリーゼが体を押し倒し千聖の上にのしかかってくる。


ムニュウゥゥゥ❤ズププッ❤タプン❤


「あへぇぇぇぇぇぇぇっ!?❤❤❤」


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


生えたばかりの男性器はエリーゼの胸の中にすっぽりと収まり、千聖は初めて経験するオスの快楽に獣のような声をあげてしまう。


ズチ❤ズリュ❤


「精通は人生で一回しか体験できないの。私のおっぱいの中でたっぷり味わってね」


ブチュンッ❤


エリーゼは千聖にそう囁くと左右から乳房を押し込み彼女のふたなりちんぽを胸ですり潰した。


「んにょぉぉぉぉぉ!?❤❤❤」


ビュルルルッ❤ドピュルルッ❤


千聖は腰をガクガクと震わせながら、人生初の射精を怪人の胸の中に放つ。


「あっ...❤あへぇ...❤」


「あら、楽しいのはこれからよ?」


仰向けに倒れビクビク...❤と射精の余韻に浸る千聖に対して、彼女の上に跨ったエリーゼが腰を振り下ろす。


バチュンッ❤


「っ!?!?!?❤❤❤」


精通して数秒後に童貞を奪われてしまった千聖は声にならない悲鳴をあげながら絶頂してしまうのだった。







「おほぉぉぉっ...❤き、気持ちいいぃっ...❤」


ズプッ❤ズプッ❤ズプッ❤ズプッ❤


椅子として座られていた麻弥が四つん這いの姿勢のままエリーゼに犯されている。ローターの絶え間ない快楽と一突きされる度全身を駆け巡る気持ちよさにあっさりとパステルレンジャーの頭脳派ヒロインは堕ちてしまっていた。




「さて、あとはあなた達だけね」


イヴを犯し終えたエリーゼが仲間たちが堕ちる様を見せつけられていた彩と日菜に声をかける。


「...っ❤...っ❤」


ビクン...❤ビク...❤


イヴはエリーゼとセックスしていた場所に倒れたままで、時折体を痙攣させていた。


「ふ、太いぃぃっ❤❤❤」


千聖の方に視線を向ければ、彼女はたった今エリーゼのふたなりちんぽに処女を喪失させられたところだったようだ。極太の男根を女性器に差し込まれたまま顔を胸に挟まれ、自身が放った精液とおっぱいフェロモンが混ざり合ったいやらしい香りを嗅がされながらもみくちゃにされている。イヴは気絶し、麻弥と千聖は"お楽しみ"の真っ最中。現時点で正気を保っているのは彩と日菜だけ。


「あ...わわっ...」


しかし彩は拘束された状態のままグルグル...と目を回してしまっていた。本来アドリブや咄嗟の対応が得意ではない彼女にとって、今の状況はあまりに情報量が多すぎるのだ。


「赤の子は最後にとっておきましょうか」


ズル...❤


エリーゼがそう言うと、日菜を捕らえる蔦が彼女の元へゆっくりと下りてくる。


「綺麗なカラダね...さっきはフラれてしまったけど、あれから答えは変わったかしら?」


サワ...❤ス...❤


シミひとつない日菜の体に指を這わせながら、エリーゼはショッピングモールでの一幕を引き合いに出す。


「あたしの答えは変わらないかなぁ」


しかしそっぽを向いた日菜はいつもと同じ調子でそう返事をした。そこに彼女の強がりが多分に含まれているとしても、イヴ・麻弥・千聖のように快楽に喘いでしまうということもない。


「あら?気持ちよくないの?」


エリーゼが日菜の体を愛撫しながら尋ねる。


「あたしって意外とロマンチストだからさ、愛がないとダメなんだよねー」


「私の気持ちが伝わってないのね。あなたの事を愛してるのに」


「あはは、見解の相違ってやつかな」


日菜はエリーゼに体をまさぐられながらも特に大きな反応を見せず返事していた。僅かに身動ぎはするものの、それも一般的な範囲内だ。


「ふぅん...なるほどね。じゃあまずは、あなたの事を教えてもらおうかしら」


日菜の様子を観察していたエリーゼはそう言うと胸の周りに触れていた手を腰や首周りに伸ばし、そのまま全身を触っていく。日菜はその全てにできるだけ平常心で対応し、相手に何も悟らせないように努めた。









「だいたい分かったわ」


少しの間日菜の全身をペタペタと触っていたエリーゼは、唐突にそのようなことを言い出す。


「へぇ、それはすごいね」


相手のブラフには乗るまいと日菜は自然体を意識して答える。内心ヒヤリとした場面は何度かあったものの、上手く乗り切れた自信が彼女にはあった。


「えぇ、まさかあなたが甘えん坊だなんて。本当可愛いわね」


「...っ...それって、どういう意...んぶっ...!?❤」


チュプン...❤


エリーゼの言葉の意味を問おうとした日菜だったが、口を開いた瞬間口内に何かをねじ込まれる。


トロ...❤


「っ!?!?❤」


そして口の中に甘ったるい味が広がった時、日菜はようやく自分が何をされているかを理解した。


「いっぱい飲んでいいのよ?」


日菜の口に自分の乳首を咥えさせたエリーゼは、そのまま豊満な乳房を日菜の顔に押し付ける。


タプン❤ムチ❤


「〜〜〜〜〜〜〜っ!?❤」


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


エリーゼの胸に包まれた日菜は、これまで堕ちた仲間たちと同じように全身を震わせてしまう。


(なんで...!?❤あたし、バレるような態度なんてとってないでしょ...!?❤)


先程エリーゼに胸を押し付けられた時僅かながら心が乱れたことを日菜は自覚していた。しかしそれは態度に出さなかったはず。目の前の怪人は僅かな機微を見逃さない程観察眼に優れているのか。否、エリーゼが日菜の性癖を察知したのは自身の能力によるものではない。彼女が容易く心を見透かされてしまったのにはあるカラクリがあった。


ポォ...❤


それは下腹部に刻まれた淫紋。この世界に連れ込まれた時エリーゼによってつけられたものだが、イヴ・麻弥・千聖の紋様は彩に比べ色濃くハッキリとしたものになっている。この淫紋は快楽の感じ具合とエリーゼへの服従の度合いによって濃さが変化する仕様となっており、エリーゼに各場所を触られた際、より反応がいい部分に触れた時は淡く淫紋が輝いていたのだ。エリーゼはそれを確認し、日菜が大きな胸に弱い、いわゆるおっぱいフェチであることを見抜いた。





(これやばいかもっ...❤早く抜け出さないと、あたしもみんなみたいにっ...❤)


極上の美女から授乳される日菜は、自分の体からだんだんと力が抜けていることを理解しており、エリーゼに心を許してしまう前に対処しなければ勝ち目がなくなると結論づける。


ジュプ...❤ズチ...❤


しかし日菜か後ろ髪引かれながら何とかエリーゼの胸から逃れようとした時、彼女が淫紋を光らせてしまったもう一箇所にエリーゼの指が触れた。


ズプリ...❤


「んんんっ!?!?❤」


お尻の真ん中、アナルに指を挿入された日菜は初めて余裕のない声をあげてしまう。


(なんでそこもバレてっ...❤あぁっ!?❤そこは本当にダメっ❤)


ズプ...❤ズズズ...❤グチュ...❤


ビクンッ❤ビクビクッ❤


自分でも知らなかった感じる場所にゆっくりと侵入され、日菜はエリーゼの胸から口を離し「あぁぁっ❤」と嬌声をあげる。


「プレゼントをあげるわ」


ジュプ❤


「んむっ!?❤」


しかし口を開けたところにまた何かを入れられてしまう。それが何なのか把握するために口の中で転がせば、チュパチュパ❤と可愛らしい音が鳴った。


(これっておしゃぶり...!?❤)


日菜は自分が咥えさせられているものがベビーグッズの一種であることに気づき、羞恥心と怒り、焦りで頭が真っ白になる。


ドチュンッ❤


「おへっ...!?❤」


パステルレンジャーを食い散らかすエリーゼがその隙を見逃すはずもない。アナルを弄られ自分も触って欲しいとヒクついていた日菜の女性器に、ふたなりちんぽが勢い良く突き入れられた。日菜は白目を剥きながら大きく仰け反り、そのまま激しく絶頂する。


パンッ❤パンッ❤ドチュッ❤グリ...❤


さらにエリーゼはピストンごとにふたなりちんぽを日菜の体から引き抜き、女性器とアナルを交互に犯していく。


「んじゅっ❤んおぉっ!?❤んぎぃぃぃっ❤」


おしゃぶりを咥えた日菜は肉棒を突き立てられる度に情けない悲鳴をあげ体を震わせた。


ビュルルッ❤ドピュルルッ❤


「〜〜〜〜〜っ!?❤」


何度目かも分からぬ腟内への挿入が行われた時、勢い良く中出し射精されてしまう。


チュポン...❤


「エリーゼしゃまぁぁ❤キス❤キスしてくらしゃい❤」


日菜はおしゃぶりを外されると蕩けたメスの表情を浮かべ、敵であるはずのエリーゼにキスをねだる。飄々とした天才少女は怪人のちんぽの快楽に堕ちてしまったのだった。










ジュル...❤レロ...❤


気絶していた彩の耳に水っぽい音が聞こえてくる。同時に体を這い回るくすぐったい感触に、彼女はゆっくりと目を開いた。


ブチュゥゥゥゥ❤


「んんんっ!?❤」


その瞬間彩の唇に柔らかい感触が押し当てられる。近くに待機していた千聖がキスしてきたのだ。


(私、千聖ちゃんとキスしてるっ...!?❤)


ビクン❤ビク❤


「彩さんの体、美味しいです❤」


「もっと舐めてあげますね❤」


状況を掴めていない彩の体に麻弥とイヴが舌を這わせる。彩は両手のみを蔦に拘束されている形となり、磔のように両手を広げた状態で仲間たちからの責めを受けるしかなかった。


「彩ちゃん、多分気持ちよすぎて頭おかしくなりそうになると思うけど、頑張ってね❤」


千聖たちからの快楽に喘ぐ彩の耳元で日菜がそう囁く。次の瞬間彩の手に巻きついていた蔦が消え、彼女の体は重力に従って"寝転がったエリーゼ"がいる場所へ落ちていった。


ズプン❤


「あへぇぇぇぇぇぇっ!?❤❤❤」


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


意識外からの挿入によって、彩は騎乗位の姿勢でエリーゼに犯されることになる。


「あなたの中、すっごく気持ちいいわよ。私のおちんぽを締め付けてくるわ...」


「彩ちゃんの顔エロすぎ❤」


「おちんぽシコシコしたくなっちゃいますぅ❤」


シコシコ❤シコシコ︎❤


エリーゼと彩のセックスに興奮したパステルレンジャーのメンバーたちは、エリーゼによって生やされたふたなりちんぽを扱き始めた。彩をオカズに男性器を擦る姿はヒーローとは思えない。


ドピュルルルッ❤ビュルル❤


「あ、あついぃぃぃ❤」


エリーゼが彩の腰を掴み、子宮の奥で大量の中出し射精を行う。


「あたしも出るぅぅ❤」


「彩さんにぶっかけちゃいますっ❤」


ピュクビュクッ❤ドププ❤


それに合わせて日菜たちも彩の体に精液をかけた。4人分の精液は彩の体を白く染めながらいやらしい香りを放つ。


「あっ...❤」


体中を熱とオス臭に包まれた時、彩の心の中で何かが弾けた。


ズルン❤


精液を注がれた彼女の股からもふたなりちんぽが生え、お腹の淫紋が妖しく光る。


「ほら。今度は私を犯して?」


そんな彩に対してエリーゼが股を開いて誘惑してきた。クパ...❤と開いたいやらしい女性器を見た彩は1つの欲求に脳を支配される。


フラ...❤フラ...❤


ポフン❤


彩は目の前の極上の美女の体に抱きつき、柔らかい胸に顔を埋めつつ下手くそな腰振りで体を前に突き出す。


ブチュン❤


そして童貞卒業と精通を同時に迎えるのだった...













怪人から人々を守っていたパステルレンジャー。しかし再び市民の前に現れた彼女たちはトレードカラーの入ったコスチュームではなく、黒いラバースーツに身を包んでいた。



「あはっ❤エリーゼ様に逆らう人は許しません❤」


斬ッ!斬ッ!


笑みを浮かべたイヴがソードを振り回して自衛隊の車両を一刀両断する。




「あなたの頭も改造してあげますね❤」


「あっ❤あっ❤あっ❤」


麻弥は自身が開発した洗脳装置を市民の頭に無理やり被せ、思考を怪人崇拝に洗脳している。



「皆私の歌を聞いてね❤」


彩の歌声は聞く者の精神を歪める効果を持ち、周囲にいる人間は虚ろな目をしながらその場に佇む。




「エリーゼ様に従わない者はお仕置よ❤」


バチィンッ❤


女王様となった千聖は武器のムチを市民に振るう。ムチに当たった者はその場に崩れ落ち、直後支配される喜びを知ったマゾヒストとして千聖とエリーゼに服従する下僕と化してしまう。




「あたしのおっぱいで育て直してあげるね❤」


日菜は改造銃で自身の母乳を撃てるようにし、命中した者を幼児退行させる恐ろしい技を作り出していた。彼女の周囲には母乳を求める人間が言葉を喋ることも出来ず赤ん坊のようにうめいている。















「あなたたちのおかげで簡単に侵略が済みそうだわ。これからも一緒に頑張りましょう?」


今日も順調に人類侵略を終えたエリーゼが微笑みながらそう呟く。


「「「「「はいっ❤」」」」」


パステルレンジャーは女怪人からの言葉に声を揃えて返事をした。


「フーッ❤フーッ❤」


麻弥は椅子としてエリーゼの顔に尻を埋め荒い呼吸を繰り返す。


「はふっ❤エリーゼ様のおみ足ぃ❤」


イヴはエリーゼの足元に跪き、嬉しそうに足をペロペロと舐めている。


「んほぉ❤エリーゼ様❤愛してますぅぅ❤」


千聖はエリーゼの腋に顔を挟み込まれビクビクと体を震わせる。


「ちゅぱ❤ちゅぱ❤」


日菜はエリーゼの胸に顔を埋め、乳首に吸い付いて甘い母乳を貪る。


「あはぁ❤エリーゼ様ぁ❤」


パンッ❤パンッ❤


そして彩は対面座位の姿勢でエリーゼのふたなりちんぽに犯されていた。





正義の味方だったパステルレンジャーはもういない。彼女たちは自分たちのご主人様から与えられるご褒美のためなら人類にも牙を剥く快楽奴隷となってしまったのだ...



※いただいていたリクエスト

バンドリで戦隊パロ。パステルレンジャーことパスパレで。2万5〜6千文字希望


ユリア(敵首領、イメージ:Reゼロのエルザ・グランヒルデ)


要望:其々キスとおっぱい埋めを一回は


敵首領を追い詰めたが隠し玉で逆転されてしまったパステルレンジャーは捕まってしまう。更に淫紋をつけられて責めが始まった。


イヴ:マントで包まれながら抱き締められおっぱいに埋まり匂い責めされ感じてしまい匂いを覚えさせられキスされ脇、足、お尻、マンコの匂いを嗅がせて絶頂してしまい正常位で挿入され中出しされてしまう。


麻弥:拘束されローター責めされながらキスせれ感度を上げられおっぱいに埋められたり尻に敷かれて感じてしまい絶頂してしまい拘束を解除され四つん這いで挿入され中出しされた。


千聖:自身のマンコを舐めさせたりチンポをフェラさせたりし徹底的に凌辱しチンポを生やさせるとパイズリして精通させ自身に挿入させキスしながら中出しさせると今度は自身のマンコに挿入され中出しされ絶頂し、果てると倒れ込みおっぱいに顔を埋めた。


日菜:最初は余裕で耐えていたがおっぱいに埋められ授乳プレイで母乳を飲まされ更に魔法具のおしゃぶりを咥えさせられながらアナルを責められマンコとアナルを交互に責められ中出しされ絶頂し、おしゃぶりを外してキスをした。


彩:首領の目の前で先に堕とされた4人に全身を舐められたり撫で回されして感じキスもされ、首領に騎乗位で責められながらチンポを生やした4人にフェラを強いられ、中出しされると同時に射精され精液塗れにされた。

チンポを生やされ首領は自身のマンコを見せると挿入させ中出しさせると対面座位に授乳させながら責め中出しさせ絶頂してしい、ディープキスをしておっぱいに埋まり意識を手放した。


パステルレンジャーは敵の手に堕ちてしまい純白だった衣装は漆黒に染まり頬や首には服従の証であるキスマークがつけられ守るべき市民に手を出した。

反抗するものはイヴに倒され、彩の歌で魅力され、麻弥は開発した機械で捉えて機械姦し、千聖はムチや言葉責めで正にドSの女王で、日菜は赤ちゃんプレイで完全に堕として行った。

彼女たちの顔は興奮した笑顔を浮かべていた。


その後、結果を報告すると首領から褒美を与えられた。麻弥の顔を尻に敷き、イヴの顔を足で踏み、千聖に脇を舐めさせ、日菜に授乳させながら彩をチンポで犯した。

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POSTEDMar 19, 2025
ARCHIVEDJun 10, 2026