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女尊男卑思想を掲げる美女シスターの生活❤〜男を甘えん坊マゾに堕とす方法〜

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窓から光が差し込む室内。シンプルながらも上品な内装になっており、壁に書棚が整然と並べられているところをみるとどうやら執務室として作られた部屋のようだ。


カリカリ...カリカリ...


そんな執務室の中で机に向かう女性が1人。彼女は机の上に置かれた書類に目を通しサインをするという作業を繰り返している。


「あ〜ん❤終わらないわ〜❤」


しかしいつまで経っても減らない書類の量を見て嫌気が差したのか、女性は手を止めるとそう独りごちた。聞き心地が良く、例えるならば砂糖菓子にたっぷりとハチミツをかけたかのような甘ったるい美声だ。もしこの場に他の者がいればうっとりとしてその声に聞き入ってしまうだろう。そして声のした方へ視線を向け、女性のあまりの美しさに視線が釘付けになってしまうに違いない。その女性はピンク色の艶やかな髪に、タレ目の優しそうな、それでいて女神のように美しい整った顔立ちをしていた。


「ん〜❤」


ギシ...


女性は椅子へもたれかかり、凝り固まった肩の筋肉をほぐそうと軽く伸びをする。


タプゥゥゥン❤ムチ❤ムチ❤


するとその動きに合わせ、大きく前方へ突き出した豊満な胸がプヨプヨ❤と艶めかしく揺れた。露出度の少ない修道服のような衣装を着ていても、はっきりと分かってしまう爆乳。もし道すがらでこの女性とすれ違おうものなら、老若男女関係なく全員が2度見すること間違いなしだ。


「ほんとに嫌になっちゃう❤私、書類仕事苦手なのに〜❤誰か代わってくれないかしら...❤」


女性は唯一の出入り口である扉を見つめながらため息をついた。


コン...コン...コン...


するとその願いが通じたのか、執務室をノックする音が聞こえてくる。


「はーい❤どうぞ❤」


女性が嬉しそうに返事をするとゆっくりと扉が開き、同じ修道服に身を包んだ女性が部屋の中に入ってきた。


ガチャ...


「お忙しいところ失礼します❤マリア様❤」


新たに部屋へ入ってきたシスターは書類仕事を行っていた女性、マリアを様付けで呼び恭しく頭を下げる。


「いいのよ〜❤ちょうど書類仕事ばっかりで疲れてたの❤本当にいいタイミングで来てくれたわ〜❤」


マリアはにこやかな表情でそう言い、このチャンスを逃すまいと机の上で書類をトントン...とまとめ引き出しの中へ閉まった。サインを終えた書類は棚の上に置かれている「承認済み文書」と書かれた箱の上に置いておく。後で書類担当のシスターが確認し、正しければ後の処理をしてくれることだろう。



献金:○○国王家より...

献金:△△侯爵より...

...

...

...


箱の上に置かれた1番上の書類には、各国の王家や国家運営の中枢に位置する貴族、国境を越えて商いを行う大商人など名だたる者の名前とその者たちが行った"寄付"の額が記されている。その規模たるや小国の国家予算を軽々と超えており、さらにそれが何ページにも渡って続いていた。所属も立場も違う権力者たちがなぜこぞってそのような金額を支払っているのだろうか。それは全員が同じ"宗教"を信仰しているからだった。


「せっかくだから少し散歩しながらお話しましょう❤」


美しき女王が治める『リオ王国』。その王都を総本山とする新興宗教『母聖教』にて大司教の位を持つマリアは、部屋を訪ねてきたシスターと共に教会の中を歩き始める。







「あっ!マリア様だ〜!」


「ほんとだ!」


「マリア様ー!」


マリアとシスターが部屋の外に出た後聖堂の方に向かうと、小さな少年少女がマリアの名前を呼びながら彼女達に駆け寄ってきた。年は6.7といったところだろうか。まだ幼い彼ら彼女らは嬉しそうな顔でマリアを取り囲む。


「みんな、久しぶりね〜❤元気にしてた?❤」


マリアはその場にしゃがみこみ、子供たちと目線の高さを合わせる。そして一人一人に微笑みかけながら全員の頭を撫でていく。


ナデ...❤ナデナデ...❤


「わぁ❤」


「えへへ...❤」


マリアに撫でられた子供たちは気持ちよさそうに目を細めている。特に男の子は反応が顕著で、彼らは顔を赤くしマリアのおっぱいをチラチラ...❤と見ながら、撫でられる心地良さにうっとりとした表情を浮かべていた。


「こーら❤みんな、今はお勉強中よ❤」


マリアが子供たちと戯れていると、彼らに勉強を教えていた先生役のシスターが腰に手を当てながら注意を行う。眼鏡をかけた知的で優しそうな美しい女性で、先生にはピッタリな雰囲気の美女だ。


「あら❤みんな、先生に怒られちゃうわよ〜❤授業に戻りましょうね❤」


「はーい❤」


「先生、またナデナデしてね❤」


マリアから促され、子供たちは続々と先生役のシスターのところへ戻っていく。この子達は皆『母聖教』でお世話されている子供であり、今は計算の勉強をしている最中だった。


「はい❤それでは皆さん、ここにりんごが3つ、ぶどうが4つあります❤全部で合わせて何個でしょうか❤」


「「「「「7つ〜!」」」」」


シスターが出した問題に子供たちが声を揃えて答えを言う。彼らの元気な声は聖堂の中に響き、中に居合わせる者の表情を緩ませた。


「相変わらず元気な子たち〜❤とってもいいことね❤」


マリアも子供たちを見て微笑みながら、付き添うシスターに声をかける。


「マリア様のおかげでございます❤」


「あら、私は何もしてないわ〜❤あなたたちのおかげよ❤いつもありがとう〜❤」


マリアはシスターに感謝を伝えながら立ち上がると、軽くスカートなどを確認し再び歩き出す。


「ところで、あなたが部屋を訪ねてきてくれた理由をまだ聞いてなかったわね❤何か困ったことでもあったのかしら❤」


「はい❤実はマリア様にご相談したいことがありまして...❤」


シスターがマリアに"とある困り事"について相談する。それをうんうん❤と相槌を打ちながら聞いていたマリアは一通り事情を聞き終えると、パン❤と胸の前で手を叩く。


「それなら私に任せて〜❤きっと私ならうまく解決できると思うわ〜❤」


「ありがとうございます❤マリア様ならそう言っていただけると思っておりました❤」


マリアとシスターは互いに微笑み合い、その"困り事"を対処するためとある場所に向かう。


「楽しみね❤」


マリアは教会の中を進みながら、小さな声でそう呟く。そんな彼女の表情は先ほど小さな子供たちを相手にしていた時の聖母のような微笑みではなく、非常に淫靡なものとなっていた...












「先生〜!またボルンガくんが〜!」


1人の少女がえーん...と泣きながら世話役のシスターに近づく。次いで彼女と仲のいい少女たちも


「ボルンガくんがミーコちゃんに意地悪してました!」


「ミーコちゃんは「一緒に遊ぼう」って誘っただけなのに、すごい怖い顔してあっち行けって!」


と友人を傷つけた少年の暴挙を口々に告げ口する。それを聞いたシスターは少女たちを慰めつつ、他のシスターを呼んで彼女たちのことを任せると自身は1人の少年の元へ向かった。


「ボルンガくん。また女の子に意地悪したの?」


シスターは少し眉をひそめ、怒ってますという表情を浮かべながら加害者の少年を見下ろす。


「はぁ!?してねーし!」


怒られた少年、ボルンガは逆にシスターを睨みながら少女たちに意地悪をした事実を否定した。


「でも、ミーコちゃん泣いてたわよ?」


「そんなの知らない!あいつが勝手に泣いただけじゃん!」


ボルンガはプイッとそっぽを向きながらそう言う。


「いい?ボルンガくんは男の子なんだから、女の子に乱暴しちゃダメなの」


シスターはボルンガの傍で屈むと、彼の手を優しく握って諭す口調で説明する。


「男とか女とか関係ないだろ!とにかく、俺は悪くない!」


「あっ...!?ちょっと...ボルンガくんどこ行くの!?」


バッ!


しかしボルンガはシスターの注意に納得いっていないようで、握られた手を振り払うと勢いよく駆け出した。彼はシスターの静止の声も聞かず、近くの建物の裏にしゃがんで隠れる。


(なんで俺ばっかり言われなきゃいけないんだよ!)


心の中で悪態をつきながら、自身のツンツンした黒髪をかき回し苛立ちを表すボルンガ。彼はよく言えば活発そうな、悪く言えば少し生意気そうな見た目をしたどこにでもいそうな少年だった。最近10歳を迎えたばかりで、物心ついた時から教会で暮らす子供の中の一人だ。そんな彼は今、とある深刻な問題に直面していた。


(みんな口を開けば「女の子に優しくしなさい」「女の子は大切に扱いなさい」ばっかじゃん...!なんで女子だけそんなに贔屓されるんだよ...おかしいだろ!)


ボルンガは男の自分ばかりが怒られる現状に対して非常に不満に思っているようだ。


(確かにミーコを泣かしたのはちょっと悪かったけど...別に叩いたわけでも嫌なこと言ったわけでもねーし)


チラ...


彼が建物の影からミーコのことを見てみると、彼女はシスターに頭を撫でられ宥められているところだった。既にある程度落ち着いたようで、ボルンガはひとまずその事に少し安心する。


「......っ!」


しかし同時に嫌なものが目に入ってきてしまい、それを見た彼は不快そうに眉を顰めた。


「うふふ❤楽しいね❤」


「うんっ❤」


その嫌なものとは、女子と"遊んでいる"少年のことだ。遊んでいると言っても何か特定の遊びを行っているわけではなく、ただ2人の少年少女が一緒にいるだけである。しかしボルンガにとっては、寄り添う2人の姿勢が問題だった。


「可愛いねー❤よしよし❤」


「っ❤っ❤」


椅子に座った少女が"地面に這いつくばった"少年の頭を撫でる。少年はそれを嬉しそうに受け、あっ❤あっ❤と小さな声を漏らしていた。


(なんでみんなあんな風になっちゃったんだよ...!)


そのような光景がこの遊び場では男女のペアでいくつも見られる。明らかに上下がついた、健全で対等なものとは言い難い歪な関係。さらにおかしいのは、そのような関係を下となる男子たちも喜んだ様子で受け入れているということだった。


(またおでこに変なマークが浮かんでる...やっぱりあれを入れられるとおかしくなっちゃうんだ)


ボルンガは男子たちの額にハートのような紋様が浮かび上がっているのを見て、あれが男子たちを変化させた原因であると改めて確信する。


(俺は絶対"せーいん"とかいうのは入れないからな...!)


情けない姿の男子たちを見て彼がそう心に決めたその時...


「...ん? 」


物陰に隠れていた彼の周囲が一段と暗くなった。


スッ...❤


「...もがっ...!?」


さらにボルンガが異変に気づいた瞬間、彼の口元になにかの布押し当てられる。


ムワァァァァァン...❤


「っ!?!?!?❤」


その布からはこれまで嗅いだことのないような甘い香りが漂っており、未知の刺激を与えられたボルンガは情報の処理が追いつかず意識が薄れてしまう。


「おやすみなさい❤」


強制的に心地良い眠りにつかされる彼が最後に聞いたのは、背筋が震えるほど甘く優しい女性の声だった...













「...ん...あれ...?」


(俺、いつの間に寝てたんだ...?)


ボルンガの意識がゆっくりと覚醒する。まだあまり脳が働いておらず寝ぼけた状態の彼は、意識をぼんやりとさせたまましばらくの間ボーッとしていた。


「おはよう❤ボルンガちゃん❤」


「っ!?」


しかし目の前から女性の美しい声が聞こえてきたことで、彼は完全に目を覚ます。


「なっ...!?」


ギシ...


そして目を開けたボルンガは自身が全裸で椅子に縛り上げられた状態で座っていることを認識し、驚きで言葉を失った。


「な、なんだよこれっ!?」


バタ...ジタバタ...


混乱した様子のボルンガは拘束から抜け出そうとするが、縄はしっかりと縛られており抜け出すことが出来ない。むしろ服を着ていないため肌に縄がくい込み痛みをもたらしてきた。


「暴れると怪我しちゃうかもしれないわ〜❤すぐ終わらせるから、いい子にしてましょうね❤」


「っ!?」


するとボルンガに再び言葉が投げかけられる。その赤子をあやすような言い方に聞き覚えがあったボルンガは、目の前の美女マリアを睨みつけた。


「ど、どういうつもりなんだよ!これ!」


「まぁ❤ボルンガちゃんったらそんなことを言えるくらい大きくなったのね❤」


ボルンガは自身の状況について抗議するが、マリアは彼の荒い口調に何故か感動しているようだった。


「でも、なんだかちょっと寂しいわ〜❤昔みたいにママ❤って呼んでもいいのよ?❤」


「〜〜〜っ!?❤な、ななっ...!?❤」


マリアの言葉にボルンガは顔を真っ赤にする。今よりさらに幼かった時、マリアから頭を撫でられ安心しきってしまったボルンガは他の子供たちの前で彼女のことを誤って「ママ」と呼んでしまったことがあった。


「...よ、呼ぶわけないだろ!」


ボルンガは恥ずかしそうに頬を赤く染めながらマリアの言葉を否定する。


「ふふっ...❤」


「クスクス...❤」


そんな彼の様子が可愛らしかったのか、少し離れた壁際からこぼれた笑い声が聞こえてきた。他にも人がいたのかとボルンガが慌てて視線を送ると、そこには見覚えのある女性たちが。ボルンガたちの世代の世話を行っているシスターたちである。


「なんでこんなこと......っ!?」


シスターたちにもいることにボルンガの疑問は深まるが、彼はとある可能性に辿り着きサッ...と顔を青ざめさせた。


「まさか..."せーいん"...?」


「正解〜❤よく分かったわね、ボルンガちゃん❤」


思わず口から漏れてしまった言葉。しまった、という表情を見せるが既に時は遅く、それを聞いたマリアにはっきりと肯定されてしまう。


「いやだ...いやだぞ!俺は絶対に受けない!」


ジタバタ...ジタバタ...


マリアの返答に、一度は大人しくなっていたボルンガの体が再び暴れ出す。先ほどこの状況の原因に気づいたことからも分かるように、ボルンガの頭は同世代の者と比べてかなり良い。それは『母聖教』という女性優位思想に囲まれながら同級生たちの在り方に疑問を覚えるという、一般的な性別の価値観を独自に持ち合わせていたことからも十分に伺える。だからこそ彼は自分も他の男子たちと同じになることを人一倍恐れ、ゆっくりと近づいてくるマリアに強い恐怖を覚えていた。


「ボルンガちゃん❤大丈夫よ〜❤」


スッ...❤


しかしマリアはボルンガのそばでしゃがみこむと、彼に真っ直ぐ目を合わせ優しい微笑みを浮かべながら声をかけてくる。


「.........っ❤」


トクン...❤トク...❤


それだけでボルンガの恐怖心の大部分は払われてしまい、安心した彼の心臓は安定した鼓動へと変化した。


(お、おっぱいがっ...❤)


ムチムチ❤タプ❤


前屈みになったことでマリアの爆乳がさらに強調され、修道服越しでもはっきりと形がわかる乳房は今にもこぼれ落ちてしまいそうだ。ボルンガは自身が置かれている状況も忘れ、その圧倒的な胸に意識が支配されてしまった。


「うふふ❤」


マリアはさらに、ボルンガに見せつけるようにしてゆっくりと唇を尖らせる。


「っ!?❤」


まるでこれからキスをするというようなポーズに落ち着いたボルンガの胸が高鳴ってしまう。


フゥゥゥゥゥゥ❤


しかし身構えた彼に訪れたのは口付けではなく、甘いフェロモンがたっぷりと含まれた吐息だった。


フワァァァァァァ...❤


「ふにゃぁぁぁぁぁっ...!?❤」


ガクガクッ...❤ガクガクッ...❤


マリアに息を吹きかけられたボルンガは一瞬で表情を蕩けさせ、椅子に座ったまま体を震わせる。


「みんなよく聞いてね〜❤ボルンガちゃんみたいな警戒心の強い男の子は他の子より寂しがり屋で、心配症なの❤だからまずは優しい刺激から入って、怖くないよ〜❤って不安を取り除いてあげることが大切よ〜❤」


マリアは壁際で見学するシスターたちにボルンガの体を教材に使って授業を始めた。


「挨拶が終わったら、今度はおっぱいでお顔を優しく抱きしめてあげましょうね〜❤」


「っ!?❤ま、待っ...❤んむぅぅぅぅぅっ!?❤」


ギュウゥゥゥゥゥゥ❤

ムニュゥゥゥゥゥン❤


シスターに向けられた説明を聞いたボルンガは自分が何をされるか理解したが、だからといってどうすることも出来ない。待ってという言葉を言い切ることすらなく、彼の顔はマリアの胸の中へ抱きしめられてしまった。


ムチムチ❤ムニュ❤タプン❤

フワァァァァァン...❤ムン...❤ムン...❤


「〜〜〜〜〜〜〜〜っ!?❤❤❤」


(柔らかくてっ❤いい匂いでぇぇ❤こんなの知らないよぉぉぉぉ❤)


ビクビクッ❤ビクンッ❤ビクッ❤


顔全体を包み込む柔らかい感触とミルクのように甘いおっぱいフェロモンを受け、ボルンガの体が痙攣する。


ビキッ...❤ビクッ...❤


まだ皮の被った可愛らしい男性器は強烈な性的刺激に反応し、ピョコン❤と股の間に高くそびえ立つ。まだ精通を迎えていない男性器は空イキを繰り返し、犬のしっぽのように前後へ振られていた。


「ボルンガちゃんもおっぱいが大好きみたいね〜❤どんな男の子もみんなママのおっぱいで抱きしめてあげると、みんなちゅきちゅき❤って甘えちゃうのよ❤」


マリアは母性的な甘ったるい声でボルンガにそう囁く。彼女にかかれば反抗的な少年などあっという間に"優等生"へと生まれ変わらせることが出来る。


「さっきボルンガちゃんが眠る時に顔に当てたのはブラジャーだったの❤ママのおっぱいをずっと包んでたから、いい匂いしたでしょう〜❤」


「んんんっ...!?❤」


ビクンッ❤


与えられた情報に興奮を高められたボルンガ。マリアによる抱きしめ調教はしばらくの間続けられ、その間ボルンガはずっと極上の感触と香りに包まれていた。






「そろそろいいかしら〜❤」


スッ...❤


マリアがボルンガの顔を胸の中から解放する。


「あぁぁぁぁっ...❤」


ビクッ...❤ビクッ...❤


抱きしめられていたために見ることの出来なかった彼の顔はすっかりと快楽に染められていた。口から自然と漏れる喘ぎ声と共にトロンとした目でマリアのことを見つめる。


「うふふ〜❤すっかり可愛い顔になったわね❤」


ボルンガの状態にマリアも満足そうだ。そしていよいよボルンガが嫌がっていた"聖印"の"下準備"が始まる。


「これなら大丈夫そうね〜❤それじゃ...❤」


マリアはボルンガの前髪を優しくかき分け、露になった額にゆっくりと顔を近づけていく。


「あっ...❤あっ...❤」


女神と言われても信じてしまうほど美しいマリアの顔が迫る中、ボルンガは声を漏らしながらそれを見つめることしか出来なかった。


(ダメなはずなのにぃ...❤体が...動かないぃ❤)


マリアから与えられた快楽により、彼の心の一部と体の大部分は目の前の優しい美女へ盲目的な恋心を抱いてしまっている。もはや今の彼に抵抗できるほどの気力は残っていない。


チュゥゥゥ...❤


マリアの柔らかい唇がボルンガの額に触れる。


「あへぇぇぇぇぇ...❤」


ビクビクッ❤ビクンッ❤


マリアが離れた後、口の端から涎を垂らしながら震える彼のおでこはハートマークを模した紋様が刻み込まれていた。


「はい❤綺麗についたわね〜❤」



ボルンガの額についたマークを見てマリアがうんうんと頷く。


ビリビリ...❤


「.........っ❤.........っ❤」


ゾクゾクゾクッ...❤


顔から体全体に駆け巡る快楽に背筋が震えてしまうボルンガ。


「お、おれぇ...❤"せーいん"つけられちゃったぁ...❤」


ピクン...❤ピク...❤


彼は男性器を跳ねさせながらマリアから"聖印"が刻まれたと口に出した。


「あら❤ボルンガちゃん勘違いしてるみたいね❤これは"聖印"じゃなくて"淫紋"よ❤」


「......へ?❤」


しかしマリアにそれを否定されたことで、彼は額に浮かび上がる紋様(といっても彼自身は見えないが)が"聖印"ではないことを初めて知ることになる。


「え、でも...❤」


「それは"淫紋"って言って、ボルンガちゃんが気持ちよくなるのを助けてくれる素敵なものよ〜❤"聖印"とは似てるけど、ちょっと違うわね〜❤」


マリアはニコニコと笑いながらボルンガの勘違いを正す。


「"聖印"はおでこじゃなくて、別の場所につけるのよ❤」


スッ...❤サワ...❤サワ...❤


「ひぅっ...!?❤」


そう言ってボルンガの精巣に触れ、2つの睾丸を手のひらの上で転がすマリア。


「"聖印"をつける場所はこーこ❤おちんちんよ〜❤」


「っ!?❤」


ビクッ❤


マリアに睾丸を触られたこと、そして"聖印"を刻む正しい位置を知ったことでボルンガの体が大きく跳ねる。


「"聖印"をつけるために、もう少しだけ頑張りましょうね〜❤」


マリアは彼の耳元で優しく淫らにそう囁いた。













「マ、ママぁ〜〜っ❤」


数分後、ボルンガの嬌声が部屋の中に木霊する。


ガクガク❤ガクガク❤

ヘコヘコ❤ヘコヘコ❤


彼は全身を痙攣させながら快楽を求め腰を前後に振り続けていた。


フーッ❤フーッ❤フーッ❤フーッ❤


ボルンガの顔にはマリアのブラジャーが被せられており、一日中装着されたっぷりと汗が染み付いたソレはとてつもない甘い香りを放っている。それを吸い込む度、ボルンガは強烈な快楽と多幸感に脳が支配されてしまう。


「は〜い❤ママはここにいますよ〜❤」


マリアがボルンガの後ろから返事をしてくる。


ムニムニィ❤タプゥゥゥン❤


彼女は寄りかかるように背後からボルンガのことを抱きしめており、彼の後頭部にその豊満な胸を押し付けていた。


カリカリ...❤コリコリ...❤


タプタプ...❤サワサワ...❤


さらにマリアの片手はボルンガの乳首を指で挟んで擦っており、もう片方の手は手のひらを睾丸を持ち上げながらマッサージしている。


「許してっ❤許してくださいぃ〜❤俺っ❤もう限界ぃぃぃ❤」


全身に快楽を与えられるボルンガはもう限界だった。大人であろうと耐えられない快楽を与えられた彼は壊れる寸前で、許してくれと涙を流しながらマリアに懇願する。


「すごいわ...❤あのボルンガくんがあんな風に...❤」


「さすがマリア様です...❤」


クスクス...❤

ヒソヒソ...❤


それを見ていたシスターたちがマリアの手腕に感心しヒソヒソ話を行う。それがまたボルンガの興奮を煽り、彼の余裕を奪っていく。


「何を許して欲しいのかな〜❤ママはボルンガちゃんに怒ってる訳じゃないのよ〜❤」


サワサワ...❤タプタプ...❤

クリュ...❤コリ...❤

ムチィィ❤ムニュムニュゥ...❤


マリアは睾丸触り・乳首責め・後頭部への胸の押しつけを続けたままとぼけた様子でそう言う。


「〜〜〜〜〜〜っ❤❤❤」


グツグツ...❤グツグツ...❤


既に精巣の中は精通の為の精液で溢れかえっており、そのもどかしさにボルンガは発狂寸前だ。自分で自分を守るため、彼は歳の割に聡明な頭をフル回転させこの場を乗り切る言葉を考える。


「...せーいんっ❤つけてくださいぃ❤」


そしてボルンガが導き出した答えは"聖印"を自ら望むというもの。


「あら〜❤いいのかしら❤ママ、ボルンガちゃんは"聖印"を嫌なんだって思ってたけど❤」


「いいっ❤いいですっ❤ママにせーいんをつけて欲しいですぅぅぅ❤」


あっ❤あっ❤あっ❤あっ❤


マリアの問いかけに喘ぎながらそう叫ぶボルンガ。一刻も早く楽になりたいという願望から放たれた言葉は逆にボルンガを侵食し、「"聖印"を刻まれたい」という願望が彼の中で大きく膨れ上がっていく。


「いいわよ〜❤ボルンガちゃんのお願い、ママが叶えてあげるわ〜❤」


あれだけ嫌がっていた聖印を自分から懇願させることに成功したマリアはボルンガの正面に回ると、再び彼のことを胸の中に誘う。


ムニュゥゥゥ❤タプン❤ムチ❤


「んおぉぉぉぉぉぉっ❤❤❤」


既に堕ちてしまったボルンガの口からはくぐもった喜びの声しか出てこない。


「ママのおっぱいに甘えてリラックスしててね〜❤」


トン...❤トン...❤トン...❤


マリアは赤ん坊を抱く時と同じように彼の背中を優しく叩きながら、睾丸を優しく、いやらしく揉みこんでいく。


コリュ...❤タプリ...❤サワサワ...❤


(気持ちいいぃぃ❤せーいんつけられるの気持ちいいよぉぉぉ❤)


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


ジジ...❤ジ...❤ジ...❤


睾丸にゆっくりと浮かび上がっていく紋様。ボルンガが勘違いしていたものと違いそれは正しく"聖印"であり、刻まれた男を永遠の奴隷へと変化させる。まだ若い、いや幼いと言ってもいいボルンガの長い人生は、これから先女性に傅き尽くすものということが決定づけられてしまった。


「そろそろ完成しそうね❤ボルンガちゃん❤そろそろと〜っても気持ちいいのが来るわよぉ〜❤人生初めての射精、いっぱい楽しんでね❤」


ボソリ...❤


"聖印"があとほんの少しで完成するという段階になってマリアがボルンガの耳元で囁いてくる。


ジ...❤


「あぁぁぁぁ〜っ❤ママっ❤ママぁぁぁ❤」


ドビュルルルルッ❤ビュルルルッ❤


"聖印"が完成した瞬間、ボルンガはマリアのことを呼び続けながら精通を果たす。煮詰まったドロドロの精液が尿道をこじ開けるようにのぼり、絶頂、射精というあまりにもクセになる気持ち良さを体験してしまった彼は、今日の日を一生忘れることはないだろう。


「よいしょ...❤みんなにも見せてあげましょうね〜❤」


ヒョイ❤


射精の疲労によりぐったりと椅子に寄りかかるボルンガの縄を解いたマリアはそのまま彼を易々と抱き上げ、M字開脚の状態のままシスターたちにその姿を見せる。


「まあ❤なんて綺麗な"聖印"と淫紋でしょうか❤」


「このような素晴らしいものを見学させていただけるだなんて❤」


シスターはマリアのことを賞賛し、自身の手を焼いていた少年が正しい姿に戻れたことを歓迎した。











〜数日後〜


マリアから"聖印"を授けられたボルンガはガラリと性格が変わり、同級生の中で最も真面目で優しい子供へと生まれ変わっていた。


「ボルンガくん❤お手伝いありがとう❤」


今も遊びの時間にも関わらず洗濯物を干すシスターの手伝いを率先して行っている。


「いい子いい子❤」


「えへへ...❤ありがとうございます、シスター❤」


ボルンガはシスターに頭を撫でてもらい非常に嬉しそうだ。


「ボルンガくん❤一緒に遊ぼ❤」


するとそんな彼の元に以前泣かせてしまったミーコがやってきて、一緒に遊ぼうと誘ってくる。


「......❤」


「いいわよ、行ってきなさい❤」


彼はシスターの顔色を伺い、微笑みながらの頷きで許しを得たことで「うんっ❤」と元気よくミーコの"遊び"に応じた。


(今日は何をしてもらえるんだろう...❤)


ムク...❤ムクムク...❤


同世代の女の子にいじめられる想像で股間を固くしながら、期待で胸を膨らませるボルンガ。彼は自分を教育してくれたママ...マリアに深い感謝を抱きながら、今日もまた充実した日々を送るのだった...





[newpage]


(...ったく。最近はどこも不景気で困るな...)


人混みの中に紛れ歩く1人の男が心の中でそう独りごちた。黒い外套を着て素顔を隠す姿は非常に怪しいのだが、道行く人々は誰も彼のことを訝しげに見つめたりはしない。それは男が認識阻害の魔法を使っているからであり、通行人は彼のことを認識できても意識はできない状態になっていた。男の名前はグレッドと言い、暗殺者ギルドに所属していた暗殺者である。ギルドを通して受けた依頼によって要人や荒くれ者を闇に葬り去ってきたのだが、そんなグレッドはつい先日長年所属してきた暗殺者ギルドを脱退した。その理由はギルドの経営方針がいきなり変わったからである。


(あれは上の奴らが替えられたか洗脳されたかのどちらかだろう...)


グレッドは個人の伝手から手に入れた情報により、そのような結論を導き出していた。『暗殺者ギルドは中立である』というのが以前の方針であり、例え巨万の富を依頼料として支払った依頼人であっても、第三者から暗殺に足る依頼料が支払われれば暗殺者ギルドは"獲物"として取り扱う。それが"暗殺者という道具"を用いるギルドの鉄則のはずだった。しかし、最近はどうだ。


○○商会会長に所定の薬を仕込む依頼

△△騎士団の駐屯所に侵入し書類を改竄する依頼


ある時からギルドで取り扱われる依頼に上記のようなものが加わるようになった。それは時が進むにつれてどんどんと割合が増していき、グレッドが最後に確認した時には以前のような暗殺依頼は1枚も用意されていなかったはずだ。流石におかしいと感じたグレッドが独自に調査した結果、浮かび上がってきたのは『母聖教』という宗教団体の存在。依頼主は全員有力な信者であり、依頼内容は全て『母聖教』に利益をもたらすもの。むしろここまで露骨なことをするのかと情報をまとめたグレッドは笑ってしまったものだ。


(まあ、しばらくはフリーとしてやらせてもらおう)


流れるような体捌きで上手く人の間をすり抜けながらグレッドがそう呟く。暗殺者ギルドに恩がないわけではなく、また所属するメリットはそこそこ大きいものだったが、宗教という首輪を付けられた組織に残るつもりはない。グレッドはこれまでの実績を引っさげ、暫くは個人の暗殺者として活動するつもりだった。特にすることもないため、今日は酒でも飲むかとしばらくの間歩き続ける。


.........


(......!あれは...)


しかしその時、グレッドはとある家に止まったカラスがじっとこちらの方を見つめていることに気づいた。グレッドがカラスに視線を向けるとカラス側も視線に気づいたのか、飛び立とうと翼を広げる。しかし数秒間羽を開いたまま待機し、その後空へと飛び去っていった。


「............」


クルリ...


カラスを見たグレッドは酒場に向かっていた足を止め、踵を返して来た道を戻り始める。あれは契約した仲介人と事前に決めた合図のひとつであり、使い魔として調教されたカラスの動きによればメッセージは"依頼あり。仲介所へ顔を出すべし"だ。


(羽振りのいい依頼主だといいんだがな...)


グレッドは仲介所へ向かいながらそのようなことを考えるのだった...










「来たかい、坊や」


仲介所に到着したグレッドを迎えたのは煙管で紫煙を漂わせる妙齢の美女だった。気だるげな雰囲気を漂わせる彼女はグレッドを"坊や"と呼び、顎でしゃくって自分の前に座るように促す。


「あぁ、遅くなってすまない。マダム」


グレッドは女性、マダムに一言詫びを入れ示された場所に座った。本来であれば青年と呼ばれるかも怪しい自分を"坊や"などと呼ぶ者がいれば、グレッドは舐められたら終わりと言わんばかりに礼儀に欠けた代償をその身に教えてやるものだ。しかしマダムに限っては別である。彼女は暗殺者ギルドとも深いパイプを持つ"裏の要人"であり、何十年にも渡って容姿が変わっていないなど数々の謎と伝説を残す女性だ。実際若きグレッドが暗殺者ギルドの門を叩いてからしばらくの時が経つが、目の前の美女のミステリアスな魅力は一切翳りが見えない。個人的にいくつか"借り"があることも相まって、彼はマダムには頭が上がらないのである。


「それで、依頼はどんな内容だ?」


「こいつさ」


早速本題に入ったグレッドに対して、マダムが1枚の紙を投げ寄越してきた。それはマダムが依頼人から直接聞き取った内容が走り書きされており、依頼の概要と依頼人についての簡単な情報が記されている。


「......わかった、受けよう」


グレッドは一瞬で大まかな内容に目を通した後、あまり考える素振りも見せず頷いた。


「...いいのかい?今回はかなり厄介な依頼になると思うよ?」


「別に構わないさ。そんなことに怯えていてはこの仕事は出来ない。それに何より、個人的に俺もアイツらのことは気に食わなかったんだ」


マダムは依頼を受けるというグレッドに改めて意思を尋ねてくるが、グレッドは普段の態度を崩さない。


「.........」


マダムはグレッドの目の中を覗き込むように見つめてくる。場数の多さを思わせるその深い瞳を見れば、自分の頭の中の考えまで見透かされそうな錯覚にさえ陥ってくるようだ。


(...なんだ?今回の件はそれだけやばいのか?)


「...そうかい。分かったよ。それじゃあこの依頼はあんたが受けるってことにしよう。じゃあ、あっちの部屋で依頼人が待ってるから細かい擦り合わせをしてきな。いつもの支給品は後で取りに来るようにね」


グレッドもマダムの様子から彼女の考えを読もうとするが、なにかが分かるより先に彼女はそう言って奥の部屋を指差した。


「なに?依頼人が直接来ているのか?」


「まあ、珍しいことではあるけど前例はいくらでもあるよ。先方にはあたしが伝えておくから。ほら、行った行った」


通常仲介人を介した依頼は、依頼した者と依頼を請け負った者が顔を合わせることはない。その事を不思議に思ったグレッドだったが、マダムはしっしっ...と手で追い払うようにして奥の部屋へと促してくる。彼女の珍しい様子に違和感を覚えたものの、そう言われてしまえば依頼人が待つ部屋に行くしかない。


「では頼む」


グレッドはそう言い残すと奥の部屋へ消えていった。元の部屋に残ったのはマダムと彼が置いていった依頼の走り書きのみ。


「...ふぅ❤ちょっと危なかったかね❤️坊やにバレかけるなんて失態をしちまうだなんて思わなかったよ❤さて、約束通り"先方"に伝えておいてやろうか...❤」


グレッドを見送ったマダムそう呟き、机の上の紙を手に取ると魔法で火をつけ燃やす。


ボッ...


薄い紙は瞬く間に赤く染まり、『母聖教大司教暗殺依頼』と書かれた紙は炎と共に宙へ消えていくのだった...












〜その夜〜


ザ...


依頼を受けたグレッドは全身に黒い装備で身につけ、夜の闇に紛れて母聖教の教会へ侵入していた。


(ここまで大した見張りはなし...順調だ)


誰にも見つかることなく敷地内に入ることへ成功したグレッドはそのまま屋根に登り、開いていた小窓から建物内へと侵入する。


(それにしても、依頼人の顔色はこっちが心配になるくらいだったな...)


彼は事前に入手した教会内のマップを考えながら依頼人のことを思い出す。依頼した男は名のある貴族家の人間だった。名前を聞いた時は流石のグレッドも驚いたものだ。当然偽名の可能性も考えたが、家紋入りの護身刀を持っていたことを考慮するとそれも低い。人となりとしては貴族としては珍しく正義感に溢れた(よく言えば実直な、悪く言えば単純な)男だった。なぜそのような者が暗殺者に依頼を?と思うが、彼いわく「家族の目を覚まさせるため」だそうだ。なんでも最近当主となった兄が母聖教にのめり込み、前当主の父と母、そして兄の夫人を巻き込んでかの貴族家の血筋はほとんど母聖教に入信してしまったらしい。唯一入信を拒否した男は家の中では針のむしろということだったが、1番問題視しているのは"多額の献金"だった。領地が運営できるギリギリの資金を除き、さらに領民へ適当な理由で追加課税をしてまで膨大な金額を母聖教へと寄付したことはあまりにもおかしい。貴族の男としても話し合いでの解決を目指したいとは考えていたようだったが、「相手が外道の手を使い金を集めるならば、こちらは同じ手を使ってでも解決しなければならない」と、グレッドに対して悔しそうな表情を浮かべながら語っていたのが記憶に残っている。


「ふっ...」


そこまで思い出した時、グレッドは自嘲するように小さな声で笑った。このような無駄な思考の時間は命のやり取りをする依頼では邪魔なノイズにしかならない。


(縁遠い貴族サマにあんな奴がいるとは思わなかった)


彼は平民である自分に頭を下げた貴族の男の姿を最後に思い出し、せいぜいもらった金くらいは働いてやろうと依頼に意識を集中させる。






そこから先も進捗は順調だった。時折光の魔道具を持ちながら歩く夜回りのシスターをやり過ごし(全員もれなく美人だった)、グレッドはついに目的の人物がいる部屋の屋根裏部分にまで到着した。


キィ...


屋根裏の板を僅かにずらし、そこから部屋の中へ飛び降りるブレッド。


スッ...


体のバネを使って最大限勢いを殺し全く音を鳴らさず床へ着地した彼は、ベッドの中で眠る美女に視線を向けた。


「.........っ!?❤」


ドキッ...❤


そしてその瞬間、グレッドは体に稲妻が走ったような衝撃を受ける。その強烈な衝撃は一瞬と言えど、彼の頭の中から暗殺依頼のことを吹き飛ばしてしまうほどのものだった。


(な、なんて美人だ...❤)


眠っていた女性は暗殺しに来た下手人にそう思わせるほど美しい。眠っているため瞳を見ることは出来ないが、それでもその美貌には一切疑う余地がなかった。


スゥ...スゥ...❤


さらに呼吸する度に僅かに揺れる胸元はグレッドがこれまで見た中で圧倒的に一位の大きさを誇っており、それを見たグレッドはこれまで音に細心の気を配っていたにも関わらず喉を鳴らしてしまう。


(...い、いや...俺は何を考えているんだ)


依頼の真っ最中に標的が美人すぎて失敗しました、などとあっては二度とこの世界にはいられない。グレッドは絶世の美女を前に勿体ない、世界の損失だと騒ぐオスの本能を抑えつけながら、そのまま眠る美女の胸に刃物を突き立てようとした。


ゾワリ...


しかしその瞬間、これまで何度も自分を助けてくれた彼の"勘"が警鐘をかき鳴らす。ブレッドはそれに従い半ば無意識のうちに横へ飛び退いた。


「死ね」


ドゴンッ!


「がっ...!?」


その直感は正しかったようで、すぐ側まで迫ってきていた脚が防御のため胸部の前に置いた刃物を持つ手ごとブレッドを蹴り飛ばす。


ドサッ...


壁にまで吹き飛んだグレッドはたった一撃を受けただけで意識がトんでしまいそうだ。明らか腕は折れており、さらに呼吸時の胸の痛みから考えて肋骨もやられてしまった可能性が高い。


(ここで死ぬのか...)


薄れゆく意識の中、グレッドはどこか迫り来る死がどこか他人事のように感じられた。彼は寝ていた美女が体を起こすのとその傍に小柄な影が控えるのを目にしながら、ゆっくりとその目を閉じるのだった...














「...なぜ俺を生かした?」


「あら〜❤最初の言葉の言葉としては物騒ね❤」


自分は死んだと思っていたブレッドだったが、彼は暗い部屋の中全裸で椅子に座らされた状態で目を覚ます。


「私はマリアよ❤あなたのお名前はなんて言うか教えて❤」


殺そうとした美女、マリアがニコニコと笑みを浮かべながらブレッドの名前を聞いてくる。


「答える気はないな」


「まあ❤恥ずかしがり屋さんなのかしら❤」


ブレッドは気の抜けるマリアの言葉を聞き流しながら部屋の中を見渡す。すると部屋の暗闇が僅かに濃い部分に、意識を失う前に見た小柄な女性の姿を見つけた。


(あそこに立っているのは...まさか"影無し"か?)


フードの中から覗く白い髪と真っ赤な瞳。その容姿に該当する優秀な暗殺者をブレッドは1人だけ知っていた。というより、裏の世界にいる者であれば誰もが聞いた事はあるビッグネームだ。闇の中で戦う暗殺者においてそのあまりの業績から通り名がつけられるほどの実力者であるが、もし彼女がそうであるならなぜ母聖教の大司教を護衛しているのだろうか。


(少なくともあいつがいる前で脱出は難しそうだな...)


グレッドはひとまず逃走を諦め、マリアの方を見てみる。こんな状況でも思わず見蕩れてしまいそうな美しさだ。


「怖がらなくてもいいのよ〜❤この前もここで可愛らしい男の子が同じ体勢になってたけど、最後はとってもいい子になって帰ったから❤」


(それはお前らが洗脳したからじゃないか?)


母聖教について無知ではないグレッドは屈託ない笑みを浮かべるマリアを懐疑的な視線で見つめる。


(この女の声を聞いていると力が抜けそうだ...予定とは違うが、最低限騒ぎでも起こしてくれれば御の字とするか...)


カチ...


グレッドはこのままマリアのペースに乗っていると良くないことが起こりそうだ、と予感し、前もって歯に仕込んでおいた魔道具を作動させた。それは仲介人のマダムの持つ受信用の魔道具に繋がっており、発信源にはマダム子飼いの部下たちが送られてくる手筈になっている。信用が重要な業界であるため、任務の失敗というのは許されないのだ。ブレッドは高い違約金を支払わなければならずまたマダムからの信頼もガクリと落ち込むであろうが、それはどちらも再び稼げばいい。推定ではあるものの"影無し"が護衛する中を突破するのは困難であろうが、グレッドが逃げ出す時間、あるいは挽回のためにマリアを攻撃する時間さえ作ってくれれば...


ブー...ブー...


しかしグレッドが魔道具を作動した直後から、部屋の中に鈍い音が響き出す。


「あら❤なにか震えてるわ❤」


マリアが修道服のポケットから何かを取り出した。


「なっ...!?」


それを見たグレッドは絶句する。マリアの手に握られていたのはマダムが持っているはずの魔道具だった。


「これ、"この前洗礼した"女性がわざわざ訪ねてきて、私にくれたのよ〜❤『煮るなり焼くなり好きにしてください❤』って言われたけど、もしかして食べ物なのかしら❤」


うーん...❤と悩むマリアだがグレッドはマダムに裏切られたこと、否、最初から売られていたことに気づき愕然とする。暗殺者として1人前になったものの情報戦などに長けている訳ではないグレッドには知る由もなかったが、母聖教に入信済みであったマダムは最初から"潜在的な反乱分子"を見つけようとしていたのだ。実際グレッドのようにのこのこと母聖教への隔意を話す者には、こみ上げる怒りと笑いを抑えるのに必死だったことだろう。


「そういえば、その人がこんなことも言ってたわね❤あなたが別の悪い子のことも知ってるから、是非聞いてあげてくださいって❤」


「っ!?」


グレッドはそれが依頼主の貴族であることを直感した。既に逃走の可能性はゼロに等しい彼だが、何故かマリアを睨みつけながら今日初めて感情を露にする。


「舐めるなよ...!暗殺者がそう易々と情報を話すか!」


農家が次の年に植える種まで食べてはいけないように、猟師が動物を絶滅させないために狩猟を調整するように、暗殺者には暗殺者の役割があるとブレッドは信じていた。それには彼なりの矜持のようなものも含まれていたのかもしれない。


「まあ❤そんな怖い目をしちゃダメよ〜❤」


しかしグレッドの怒りを受け止めたマリアは、聖母のような優しい微笑みを浮かべたままだった。


「うふふ❤でもそんなことを言うならちょっと一緒に遊びましょうか❤最近私も書類仕事ばっかりでストレス溜まってたのよ〜❤」


マリアはそう言うとグレッドの方へ顔を寄せてくる。そして額に優しく唇を触れさせると、キスされた彼の体に甘い快楽が走ると共に、額にハートマークを模した紋様が浮かび上がってきた。


チュ...❤


「っ!?❤」


淫紋が刻まれたと知らないグレッドはマリアの予想外の行動に驚き、またその刺激で男性器を勃起させてしまう。


「最近はこういうことも出来なかったから、今日はたっぷり楽しんじゃおうかしら❤」


クス...❤


そう呟いたマリアの笑顔は、ゾッとするほど美しく淫靡なものだった。









〜数分後〜


「んごぉぉぉっ!?❤んぐっ❤んんんっ!?❤」


マリアの宣言から何分か経った頃、あれだけ威勢が良かったブレッドからはくぐもった悲鳴が漏れていた。痛みの訓練などを積んでいるはずの暗殺者に悲鳴を出させるなど、一体どれほど過激で凄惨な拷問なのだろうか。


「フーッ❤フーッ❤フーッ❤フーッ❤」


いや、彼がこぼす悲鳴と荒い鼻息には隠せない興奮と喜びの色が混ざっていた。グレッドに行われている尋問は非常に単純明快だ。ただグレッドの横に立つマリアが"蒸れた腋で彼の顔を挟むだけ"である。


「は〜い❤一旦休憩よ〜❤」


スッ...❤


「っ!?❤はーっ...❤はーっ...❤はーっ...❤」


ブレッドは僅かなマリアの腋から解放され、新鮮な酸素を求めて肩を上下に揺らしながら呼吸をしていた。しかし吸い込む空気は全てマリアのフェロモンに染め上げられており、肺に入ってくるのは甘酸っぱい香りだけだ。


(こ、この匂いっ❤やばいっ...!?❤)


マリアが腕を上げながら近づいてきた時はなんの冗談だと思ったが、蓋を開けてみればどんな拷問よりも効果的で恐ろしい。


ビキッ❤ビキビキッ❤


既にグレッドの男性器は痛いほどに勃起しており、涎のように我慢汁を垂らしながら射精させてくれと言わんばかりに膨張していた。


「じゃあそろそろ再開しましょうか❤」


「っ!?❤ちょ、ちょっと待てっ❤これは...んごっ❤ふぐぐっ❤んおぉぉぉぉぉっ...❤」


ギュムゥゥゥゥゥ❤


ムワァァァァァァ...❤ムン...❤ムン...❤


グレッドの交渉は最後まで聞かれることすらなく、彼の顔は再びマリアの腋の中へ閉じ込められてしまう。しっとりと温かい柔肌と、男を興奮させ狂わせる甘酸っぱい腋臭。その両方を堪能させられ、グレッドの体内にはどんどんと快楽が蓄積されていく。


ビクンッ❤ビクッ❤ビクッ❤


(な、なぜだっ!?❤)


しかししばらくしてグレッドは自身の体の異変に気がついた。本来であれば射精していてもおかしくない、いやむしろしていて当たり前な刺激を受けたはずなのに、男性器からは一向に精液が出てこないのだ。


ポォォォ...❤


それは彼の額に浮かぶ淫紋が原因だった。マリアに刻まれたそれは男の射精タイミングをコントロールできる機能を持っており、グレッドはマリアによって射精禁止状態にされ、何をされようと出せない体になっていたのだ。


「んぐぐぐぐっ❤フスーッ❤フスーッ❤」


ヘコヘコ❤ヘコヘコ❤


そんなことを知らないグレッドは何とか射精に到達しようとし、甘酸っぱい腋フェロモンを吸い込みながら懸命に腰を前後に振る。カクカク❤と揺れる体と男性器が何とも無様だ。


「くっ...❤なんで出せないんだぁぁぁっ❤」


ギュム...❤

ムワァァ...❤


「やめろっ❤やめてくれぇぇぇ❤」


ギュッ...❤

ムワァァァ...❤


「分かったっ❤降参っ❤降参するっ❤だからもう勘弁してく...んほぉぉぉぉぉっ❤❤❤」


ギュゥゥゥ...❤

ムン...❤ムンムン...❤



ビクンッ❤

ビクッ❤

ビクッ❤

ビクッ❤



グレッドは何を言おうとも無言のままマリアの腋に押し潰され、ムレムレのメス臭と体温に包まれ続けた。その間も射精出来ない男性器には快楽が溜まっており、限界だと言わんばかりに今もずっと跳ねている。


「あへ...❤あへぇぇ...❤俺っ...❤俺グレッドですぅぅ...❤」


彼が趣旨を思い出し自らの意思で自身の名前を教えた時には、既に腋で挟まれた回数は10回を超えていた。


「そうなの〜❤ブレッドちゃんって言うのね❤お名前教えてくれてありがとう❤」


「っ❤❤❤」


ブレッドはマリアの優しい言葉を聞き、期待で胸を膨らませる。優しい彼女ならばこれでようやく射精させてくれるはず。


スッ...❤


ギュムゥゥゥゥ❤

ムワァァァァァァ❤


「〜〜〜〜〜〜〜っ!?❤❤❤」


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


しかしそんな淡い期待は再び腋に挟まれ、一瞬で泡となって消える。


(なんでっ❤なんで射精させてくれないのぉぉぉ❤)


ガクガクッ❤ガクガクッ❤


放出することの出来ない快楽は全身へ、そして脳を侵食しブレッドを幼児退行させた。


「あ、あのっ❤おれに依頼してきたのは貴族ですぅ❤名前は...❤」


「これから母聖教に入信しますっ❤貯めてたお金も全部渡しますっ❤」


僅かな休憩時間を与えられる度、ブレッドはあらゆることを話しマリアの許しを請おうとする。暗殺者のプライドがどうと言って隠そうとしていた依頼主の情報。暗殺者ギルドを脱退する原因を作った母聖教への入信。


「そうなの〜❤ブレッドちゃんは物知りなのね〜❤」


「まあ❤嬉しいわ〜❤」


その全てをマリアは慈愛のこもった相槌と頷きで受け入れてくれた。


ビクンッ❤ビクッ❤ビクッ❤


しかしそれでも射精はさせてもらえない。精巣は既に精液でパンパンになり、ブレッドは気が狂ってしまいそうだった。


「マ、マリア様ぁぁ❤」


何度目かも分からぬ休憩の時、ついにブレッドがマリアの名前を叫び出す。


「俺が間違ってましたっ❤あなた様のような素晴らしい方を傷つけようとした罪っ❤一生を持って償わせていただきますぅぅぅ❤これからの人生の全てをマリア様に捧げます❤好きです❤好きですマリア様っ❤どうか射精させてくださいぃいい❤❤❤」


マリアへの暗殺を行おうとしたことへの懺悔、マリアへの絶対服従の誓い、快楽が好意に変換されたことでの告白、そして限界を迎えた哀れな男の射精懇願。感情がグチャグチャになり、自分でも何を言っているか分からない状態で思うがままの言葉を口走ったグレッド。


「グレッドちゃん❤」


スッ...❤


するとマリアはグレッドの顔を腕から離し、頬に手を添えながら女神の如く美しい微笑みでブレッドを見下ろしてきた。


「ありがとう❤元気いっぱい好きって言ってもらえてとっても嬉しいわ〜❤でもごめんね❤ママ、グレッドちゃんとは付き合えないかな❤あと、射精もさせてあげられないの❤でも、その分いっぱい気持ちよくしてあげるから許してね?❤」


マリアは少し眉を下げ、申し訳なさそうな笑みを浮かべながらそう言う。


「あっ...❤あぁぁぁぁっ...❤」


グレッドの口から漏れる声は射精できない絶望の声か、それとも終わることのない快楽への喜びか。それは彼自身にも分からないかもしれないが、ただ1つはっきりしていることがある。


「〜〜〜〜〜〜〜っ❤❤❤」


ビクビクッ❤ビクビクッ❤


それはこの捕らえられた哀れな男は、これから快楽の渦の中で天国と地獄を味わい続けるという事実だ。


「ひゃぁぁぁぁぁぁっ❤❤❤」


ガクガク❤ガクガク❤


「うふふ...❤」


喘ぎ声をあげ続けるブレッドを見たマリアは、哀れなオスの姿に妖艶な微笑みを浮かべるのだった...



※いただいていたリクエスト

いつも素晴らしい作品をありがとうございます。

女帝国家リオ帝国シリーズの「ハニートラップでメロメロになった魔法学園の生徒たちが敵国に行ってみる話」に登場する母聖教のマリアによる調教プレイをリクエストさせていただきます。


[リクエストあらすじ]

女帝国家リオ帝国シリーズの母聖教のマリアが、

①聖印を拒む生意気な男子学生

②母聖教への侵入者の成人男性

を調教する内容をリクエスト致します。

(①,②は同時ではなく、場面を分けてください)


[内容詳細]

①,②ともに、

⚫︎ペニスはどれだけ懇願されても絶対に触らず、胸・腋・股・脚フェロモンによるにおい責め、乳首責め、金玉弄り、言葉責めで責める

⚫︎経験値の圧倒的な差を分からせられるような、手玉に取られている感

⚫︎男の喘ぎ声

をお願いします。


①唯一聖印を拒む生意気で母性教シスターたちが手を焼いている男子を、マリアがおしおき調教。母性・フェロモン責め・ペニス以外へのねちっこい焦らしに屈服。敗北宣言とともに、射精と引き換えに聖印を懇願する形でお願いします。シスターたちが、マリアによる調教で快楽に喘ぐ男子を観察し、マリアのテクニックに感心・男子をからかったり憐れむ様子もあると嬉しいです。


②母聖教に侵入しマリアを襲う成人男性を返り討ちにし、徹底的に尋問&調教。①より容赦がない感じで腋のフェロモン責め、寸止めをメインにお願いします。もどかしさに屈服し情報を洗いざらい吐かされ奴隷宣言をさせられる形でお願いします。心も体もメロメロにされマリアに告白&射精懇願をするも、優しくやんわり断られ射精できず絶望の喘ぎ声をあげる男を、マリアが微笑みながら眺めるエンドでお願いします。


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POSTEDMay 29, 2025
ARCHIVEDJun 10, 2026