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291プロ 外伝アフター3

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先日のskeb様でのご依頼でした「291プロ 外伝アフター2」(https://stickhuman.fanbox.cc/posts/2822419)の続きをskeb様で新たにご依頼頂いたのでこちらでも。良ければお楽しみ下さい。


── ── ── ──





「雫様、まもなく」

「番組が始まる時間?」

「はい」


メイド・・・というには随分と筋肉質な女性の言葉に及川雫はのそりと顔を上げて反応する。

手にしたピザ──1枚まるごとをそのままかぶりついていた物だが──を一旦テーブル代わりに使っている特大サイズの胸の上の皿に置き、体を少しズラす。

そうして数分をかけて数センチ動き、これまた特大の──200インチサイズの──テレビになるべく正面を向くように動く。

ちなみになぜここまで巨大なテレビなのかというと、彼女の体がでかすぎてどうしてもテレビとの距離が遠くなり、結果そこいらのテレビじゃ小さすぎて見えなくなるのだ。

これも彼女が超特大デブアイドルとして売れているから出来ることなのだが・・・プロデューサーの何倍も稼いでいるというのがよく分かるだろう。


『『密着!アイドル私生活24時!』開始です!引き続きかわいいボクと一緒に色々覗いちゃいましょう!!』

「あ、幸子ちゃんだ」


テレビの電源が点くと同時に画面の中にいる輿水幸子が元気よく話し始める。

前回の放映で自分の家を映され、今回は同じ事務所で、かつ同じ超特大デブアイドルの三村かな子の放送回である。


『うわぁ・・・ここもやっぱり扉が大きいですね』

「あ、懐かしいー!久しぶりに見たなー」


画面には雫の家よりも小さいが、それでも人が通るにはあまりにもデカイ扉が映っており、雫はそれを見て懐かしそうにする。

というのもここは以前、あまりにも体が巨大化するかな子と雫のために用意された家だからだ。

現在の雫ではここでも小さいため今の家に引っ越したのだが、それでも雫はここでの生活が好きだったのだ。


「あ・・・ごめんなさいー!追加のお料理お願いしますー!」

「かしこまりました」


テレビを見ながらでも雫の食事の速度は止まらず、口元をピザのソースで汚しながらも次の食べ物を『お手伝いさん』達にお願いする。

雫が新しく手にした鳥の丸焼きを口に頬張りながらテレビを見ると、幸子はどうやらかな子の部屋に入る所の様だった。


『お邪魔しまーす!』

『はーい!いらっしゃいませ!』


扉を開け、中に入るとカメラにかな子の姿が映し出される。

雫ほどではないとは言ったものの、彼女も十二分に育っており、身長は約5.8m。体重は体重も約3.9tと規格外であることに変わりはなかった。


「かな子ちゃんのお部屋あの頃と全然変わってないなー」


鳥の丸焼きを食べ終え、スナック菓子でも食べるかのようにフランスパンをかじっていく雫はそんな事を呟く。

当時も彼女の部屋には何度か遊びに行ったし、一緒の部屋で寝たことも有った。

とはいえ流石に当時よりもベッドの数は増えているし、間取りも少し変わっているようだが。


『これからご飯なんですけど、幸子ちゃんも一緒に食べませんか?』

『あ、折角なので是非』


テレビの中ではかな子が朝食を摂る所らしく、編集で倍速になってるとはいえみるみるうちに彼女の部屋に食べ物が運び込まれていく。

やがて並んだ料理は雫に負けず劣らずの量で、幸子の量と比べると相変わらず笑ってしまうほどの差がある。


「・・・」


二人揃って朝食を食べる映像を見ている雫は、さっきからずっと夕食を食べているはずなのにまだ空腹感がましていくことに気がついた。


「ごめんなさいーご飯のおかわりもっとお願いしますー!」


悪いとは思いつつも更に追加を頼む雫。

それを受けたお手伝いさん達は更に忙しそうにするのを横目に、雫はテレビをかな子と過ごした家の思い出を思い出していた。

廊下が映れば最初に入った頃はかな子と廊下ですれ違うことが出来たの事を思い出す。

今ではかな子一人でもギリギリの幅となってしまったし、雫が行けば絶対に詰まるだろう。


「こっちはまだ大丈夫・・・だけど・・・」


今の家ならばまだ自分でも歩ける。

が、もうすぐそれも無理になりそうだと自分の腹を見ながらそんな事を思う。

テレビの中ではかな子が自室から仕事場・・・と言っても雫の家と同様に家の中に作られた撮影・収録ブースに移動していた。


「今見ると結構小さいなー・・・」


その内部を見ながらそう呟く雫。

今の自分に合わせて──それも大分小さくなってしまったが──作られたブースとは違い、かな子の家のはかなりコンパクトに見える。

それでも入居当時はかな子と二人で使っていたのになと、雫は笑いながら手にした特大のカツ丼を一気にかっこむ。

その間にも番組は進み、収録を終えたかな子は再び自室へと戻っていた。

今日はブログの更新があるらしく、雫同様に胸をテーブル代わりにノートパソコンを置いてそこで色々入力をしている。


「あ、あのパソコンまだ使ってたんだー」


そのパソコンが以前自分と一緒に買いに行ったものだと気付いた雫は嬉しそうにしながら大皿に乗った麻婆豆腐を流し込んでいく。

食事開始から10本目の2Lコーラを空にする頃、番組は自分の時と同じ様に入浴シーンへ。

編集で差し込まれる風呂場を見て、懐かしつつも今の自分では入れないかもしれないと笑う雫。

実際かな子と一緒に入った幸子もかなり窮屈だと感じているらしく、相変わらず音声だけだが度々そんな言葉がテロップで現れる。

やがて風呂から上がった二人は就寝。

翌朝には幸子は帰るという流れで番組は終了。

かな子が最後に幸子を抱きしめて肉に埋もれる幸子の映像で幕を閉じるのだった。


「・・・」


業務用のアイスクリームの4箱目を開けつつ、雫はふとお手伝いさんに声をかけて携帯電話を持ってきてもらう。

太くなった指先でなんとか操作しつつ、雫は電話をかけるとほとんど曲がらなくなった肘を無理矢理曲げて電話を耳に当てる。


『もしもし?』

「あ、かな子ちゃんー?久しぶりー!テレビ見たよー!」

『あ、雫ちゃん!!久しぶりー!』


電話に出たかな子に番組を見ていたことを伝える雫。

かな子も久しぶりの会話で嬉しいのか声色を上げて答えてくれる。

番組を見ながら懐かしい所、変わった所を話しながら食事を進めていく雫。

そんな事をしていたからか、この日の雫の食事は普段の更に倍以上食べ、お手伝いさんの殆どが疲労困憊で倒れる事となったのだった。

・・・なお、この2周連続で放送された『密着!アイドル私生活24時!』は国内外問わず非常に高い視聴率を誇り、特にその特大サイズの体での生活が取り上げられることとなる。

そんな二人の生活をもっと見たいという声や、是非自分たちも取材したいという声が殺到。

結果元々忙しかった二人のスケジュールは更に忙しくなり、アポイントメントを取るのにも数年かかる状況となってしまう。


「今度また二人で一緒にご飯食べようねー!」

『うん!それだったらやっぱり焼き肉とかがいいかな!?』

「最近食べてないからお寿司もいいかもねー!」


そんなことはつゆ知らず、二人は無邪気に食事の約束をするのだった。








三村かな子

身長:218cm → 587cm

体重:864kg → 3840kg

  B:315cm → 659cm

  W:337cm → 691cm

 H:309cm → 974cm


及川雫

身長:687cm  → 698cm

体重:4507kg → 4758kg

  B:748cm  → 769cm

 W:729cm  → 744cm

 H:733cm  → 758cm

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POSTEDOct 4, 2021
ARCHIVEDJun 10, 2026