現在連載中である凛香VSナギサの試し読み用の記事です!!
Part1のいいねが55、Part2のいいねが63と、当サークルのFANBOXで歴代2位の人気作品となっております!!(1位は凛香VSまこと)
2分で読めるネタバレなしの試し読みを下記に置いておきますので、良ければぜひ見ていって下さいませ~。
堕ちた王者と絶望のアイアンマンマッチ~凛香VSナギサ~Part.0
「さぁ、お楽しみの関節技いくよ♡…………可愛い声、たっくさん聞かせてね?」
「あっ……ぁ、いや…………」
数秒後に訪れる事態を察した凛香が足をバタバタと動かすも、それに構わずナギサは相手の両脇下から自らの腕を差し込み、顎をガッチリと持ち上げて後方へと大きく反り上げさせていく。
そして、キャメルクラッチが逃げ場のないリング中央で完璧に極まった瞬間、会場内に少女の絶叫が響いていった。
「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙っっっ!!!!」
「ナギサのキャメルクラッチが完璧に決まった~~~~~!!
凛香、苦悶の表情を浮かべて泣き叫ぶ事しか出来ない!!!」
ボクシングの試合では決して味わうことのない、背骨と首の関節を同時に極められる未知の激痛。
その余りの痛みに耐えきれず、凛香の口からは自然と情けない悲鳴が漏れ、瞳からは大粒の涙がポロポロと零れ落ちていく。
「あはっ、いい声♡」
友人でもある対戦相手の可愛らしくも哀れな鳴き声に、媚薬で昂ぶったナギサの嗜虐心が大きく唆られ、その綺麗な顔に満面の笑みを浮かべていく。
「ロープはまだまだ遠いよ~……ほらほらっ、頑張れっ♡ 凛香っ♡」
「あ゙っ……あ゙ゔっ…………ゔあ゙あ゙あ゙っっっ!!!」
ナギサは時折、手綱を引くように意図的に腕の角度を強めに揺さぶり、その度に大きく跳ね上がる凛香の悲鳴を心底愉しそうに味わっていた。
「どう凛香ちゃん…………ギブアップ、する?」
60秒以上に渡って柔らかな乙女の肉体を弄んだナギサは、妖艶な声色で対戦相手に降伏を促していく。
まだアイアンマンマッチは序盤であり、技から抜け出せない以上ここで一度ギブアップして体勢を立て直すのも悪くない選択肢に思えたのだが──────元王者の少女は、声を震わせながらその提案を蹴り飛ばしていった。
「だっ、誰がっ……こんな技っ、全然っ……効いてないん……だからぁっ……」
打撃で脳を揺らされて不可抗力で意識を刈り取られる「KO負け」とは異なり、自らの口で敗北を宣言する「ギブアップ」という行為は、自身の無力さを完全に認める極めて無様なものであると、凛香は考えている。
(ギブアップなんてっ…………絶対にするもんですかっ!!!)
それ故、大勢の観客の前で痛みに耐えかねて自ら白旗を揚げるなど、元王者としてのプライドが許さなかったのだった。
ここまでご覧頂きありがとうございます!
試合の本編は下記から読めますので、もし良ければ是非~。