「そうそう。リング部分の説明をしていませんでしたねぇ。こちらはぁ、タマタマの後ろを通して貞操帯を固定するためのパーツなんですよぉ。南京錠のシャックル……U字型の金具と同じような役割と言えば分かりやすいですかねぇ。」
かちりと音を立て、貞操帯がリングによって固定されてしまったみたいだった。
「タマタマが小さければ力ずくで引き抜くことも出来たかもしれませんけどねぇ。これだけ大きなタマタマじゃあどうやったって無理じゃないですかぁ。それこそタマタマを潰すことになりかねませんからねぇ。」
「南京錠みたいってことは……外すために鍵が必要とか?」
「いえいえぇ。南京錠はあくまで例えですからねぇ。一度装着したが最後、破壊しない限りは決して外すことは出来ませんよぉ。まあ当然そんな簡単に破壊できる代物じゃあありませんけどねぇ。」
そんな……じゃあこの貞操帯って一生このままなの!?
「さて。色々と説明をしましたがぁ、実際に体験してもらった方が分かりやすいでしょうねぇ。やり方は簡単ですよぉ。単に貞操帯を揺らせばいいだけですからねぇ。」
説明と同時に下半身に揺れを感じる。どうやっているのか頭の入った箱は一切揺れていない。まるで自分で腰を振っている様も感じてしまう。
「んん……んっ!?」
押し潰されたままのおちんちんを捏ね回されるような感覚。
「分かりますかぁ? 床オナニーではおちんちんを床で押し潰したまま腰を振って刺激を送るんですがぁ、この貞操帯は立ったままでもその感覚を再現できるんですねぇ。」
「やっ。うそ……止めて……」
箱が揺れるたびにおちんちんから快感が送られてくる。今まで味わったことのある快感とは違う、未知の快感。
抗おうにもどうやって抵抗すればいいのかもわからない。
「うふふふふ。今はこうして箱を揺らしていますけどねぇ。自由になった後はわざわざこんなことをする必要すらなくなるんですよぉ。だってそうでしょう? 普通に生活していればぁ、ちょっとしたことでお身体は揺れるわけですらねぇ。意識してじっとしてでもいない限りぃ、常にオナニーが出来る身体になるってことなんですよぉ。」
……そんな。こんな快感がずっと続くの? 今だってすぐにもイっちゃいそうなのに……
「ほらほらぁ、ではそろそろ限界ですよねぇ? 我慢せずにイっちゃいましょうかぁ。」
「あ、うそ。いや。だめ。んっ……ん~~~~~~っっ!!」
おちんちんが熱くなり、破裂したかのような感覚。更に脳に向けて電流が通り抜けたような刺激が走る。
これまでの絶頂とは明らかに違う感覚。けれども、これも間違いなく絶頂なんだって分かってしまった。
「分かりましたかぁ? これがおちんちんでの絶頂ですよぉ。とは言いましてもぉ、普通の男の人とは違い射精は起こらないんですけどねぇ。ですから精液で辺りが汚れることもありませんしぃ、タマタマに溜まった精子を消費することもないんですよぉ。」
「ふぇ?」
「これがどういう意味が分かりますかぁ? 普通の男の人なら射精で精子が減りますから連続でイくのは難しいですしぃ、仮にイけても回数に限界があるんですよぉ。何しろ精子がなければ射精そのものが出来ませんからねぇ。
確かに、男性はイった後は賢者タイムとか言われる頭が冷めて冷静になる時間があるって聞いたことがある。けど今の私は頭が冷めているとはとても思えない。
「ところがですねぇ。先生のタマタマはイった直後であっても限界まで精子を溜め込んだままですからねぇ。イきたくてイきたくて堪らない状態から何一つ変わってないってことなんですよぉ。」
信じたくないけど……今も頭の中には何か物足りなさというか『溜まっている何かを解消したい』って欲求が渦巻いている。
「それでは第二ラウンドに行ってみましょうかぁ。」
「え、待って。やめて……」
また箱が揺らされる。それだけでおちんちんが気持ちよくなってしまう。
「そうですかぁ? やめて欲しいんですねぇ。では止めてあげましょうかねぇ。ただですねぇ、観客の生徒の皆さんはもっと見たいと思っているでしょうねぇ。私としてはどっちを優先すればいいんでしょうかねぇ。」
「だ、だからやめて……」
口では色々と言いながらも手を止めてくれる気配はない。そんなことをされている内に、また絶頂が近づいてきてしまう。
「だ、ダメ。これじゃ、また……」
「決めましたぁ。それでは止めることにしますねぇ。」
「え……」
あとちょっとでイく。そんなタイミングで箱の動きが止められてしまった。
「あらあらぁ、残念そうな声ですねぇ。実は止めて欲しくなかったんですかぁ?」
「そんなことは……」
確かに止めて欲しかったのは事実だ。けどこんな行く寸前まで追い詰められてから止められるとは思ってなかった。ここまで来たのならもう一回くらい……
「んひっ!?」
え、なんで? マジシャンは離れてしまって箱に触れてない。それなのに、またおちんちんが気持ちよくなってる!?
「こ、今度は何をしたの!?」
「今度も何もぉ、こちらからは何もしてませんよぉ。先生がご自分で腰を振っているんじゃありませんかぁ。」
「……は?」
言われて気付いた。腰と太腿は箱で固定されているけれど、その間に存在する僅かに自由になる範囲で腰を前後させてしまっている。揺れに合わせておちんちんに快感が走っている。
「分かりますかぁ? その程度の動きでもオナニーになるんですねぇ。本気で止めたいと思うならもっとちゃんと止めなきゃダメですよぉ。」
そんなこと、言われても……
「あらあらぁ、止めないんですねぇ。だったらぁ、今のオナニーは先生の意志で行われてるってことですかぁ。」
「そんなの……うそ、止まってよ。」
頭では止めたいと思っている。
けど、玉から送られてくる焦燥感とおちんちんからの快感のせいで身体がいうことを聞いてくれない。
「だ、だめッ。~~~~~~~~~~~ッッ!!」
おちんちんでの2度目の絶頂。
これまでだったら2度もイけばもう十分すぎるほど満足できたはずだ。
いや、おちんちんでイったことは無いから普通のオナニーでの話だけど。
けど、今はまるで満足感が無い。イっている最中は確かに満足感の様なものを感じているけれど、それと同時にもっとイきたい。イって何かを解消したいって感覚がずっと残り続けている。
自然と、腰が動き始めている。
「さて、それでは説明の続きですねぇ。」
「え? 続き?」
「いやですねぇ。向こうの箱だってクリトリスの巨大化、潮吹き、おならでの快感と色々あったじゃないですかぁ。こちらの箱ではおちんちんだけだとでも思ったんですかぁ?」
いや、巨大な玉におちんちんに貞操帯にってもう十分すぎる程ひどい目に合ってるのに……
「と、言いましてもぉ。残っているのは大人しい内容ですけどねぇ。というかぁ、先生はご自分で気付いていないんですかぁ?」
「気付く? って言われても……」
「う~ん。おちんちんに気を取られ過ぎているんですかねぇ。お尻の穴、今どうなっていますかぁ?」
お尻?
「……えっ!? なん、でっ!?」
お尻の穴が広がって……
「んっ!!」
力を込めて閉じようとしたけれど、開いたままで閉じてくれる気配がない。別に何かがが挟まっているわけじゃない。明らかに何もない、ハズだ。
「気付いたみたいですねぇ。そうですよぉ。先生のお尻の穴はぁ、常にぽっかりと口を開いたままになっているんですねぇ。」
「うそ……」
「嘘じゃあありませんよぉ。実際に閉じられていないじゃないですかぁ。勿論それだけじゃあありませんからねぇ。」
それだけじゃないって、これ以上一体何を……