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「そう言えばさー。ちょっと前にシリコン入れたおっぱいはLEDライトで光るって話なかった?」
「あー、なんかあったねそう言うの。でも何で急に?」
「うん。なんかさ、丑島さんのおっぱい見てたら思い出したんだよね。あの子のおっぱい、LEDで照らしたら光ったりしないかな?」
「いやー、そりゃないでしょ。丑島ちゃんとは小学校から一緒だけどさ。高学年くらいから膨らみ始めてたよ? 流石に小学生でおっぱいにシリコン入れる親なんて居ないでしょ。」
「あー、そうなんだ? 確かにうちの小学校でも1人くらいは結構大きいの居たけどね。その頃からあんなに大きかったの?」
「流石にそりゃないって。中学時代も大きくなり続けてたからねぇ。てか今もまだ育ってるんじゃない? 片方だけでメロン位あるよね、アレ。」
「そっかぁ。でもさ、本当に本物なの? あのおっぱい。いくら何でも大きすぎない? 小学校の頃は別としてもどっかでシリコン埋め込んだりしてないかな。」
「ないない。だってそんなことしたら急におっぱいが大きくなるってことでしょ? ずっと順調に育ち続けてたよ。それに私、触らせてもらったことあるけどさ。すっごく柔らかかったよ。シリコンなんて入れたら硬くなるんじゃない?」
「え。あのおっぱい触ったの? いいなぁ。」
ちょっと離れた席から聞こえてくる会話。一人は鷹山さんで小学校からのクラスメイトだ。と言ってもそんなに親しかったわけじゃない。もう一人は熊田さんで、こっちは高校で一緒になった人。男子に噂されるよりはマシだけど、やっぱり本人に聞こえる距離でそんな話なんてしないで欲しい。
それに……彼女の言葉は完全に間違っているってわけでもない。
うぅ。なんか教室の空気も変な感じになってる。さっきまで騒いでた男子がみんな黙って2人の話を聞いてるみたい。たまにこっちも見られてるし、逃げちゃおっかな。授業が始まる直前までトイレに……
「ねえ、丑島さん。どこ行くの?」
「え。」
少し遅かったみたいだ。悩んでる間に椅子の両側を塞がれてしまっていた。
「あの、ちょっとトイレに……」
「そうなんだ? もうじき授業始まるよ?」
「うん。だから急いで行ってこようかと……」
前後には机と椅子、両脇には2人のクラスメイト。逃げようにも逃げ場がない。
「じゃあさ。ちょっとだけ。ちょっとだけでいいんだけどさ。おっぱい触らせて貰えないかな。」
「え……それは……」
まさかこんなに直接頼まれるとは思わなかった。でも、両手を合わせてお願いしてくる熊田さん。でも出来ることと出来ないことがある。
「だってさ。鷹山さんには触らせたことあるんでしょ?」
「ごめんねー。なんか会話の流れで教えちゃった。」
それは聞こえていた。触らせた覚えはないんだけど、水泳の授業前に何人かに頼まれてしぶしぶ許したことがあったからその時かな。でもそれだって中学時代の話だ。
「そんなに全力でガードしないでよ。ちょっと触らせて貰えばそれで満足するからさ。」
「で、でも……」
これが先週までの話だったら私も少しくらい妥協出来たと思う。でも、今は……
「隙ありッ。ほら、熊田ちゃん。今のうちに触っちゃいなよ。」
「きゃっ!?」
熊田さんに意識を向け過ぎてたらしい。後ろから腕を掴まれ、両手を拡げられてしまう。
「鷹山さんナーイス。丑島さんごめんねー。……あれ?」
「どうかした? 熊田ちゃん。」
胸を鷲掴みにしたまま熊田さんの動きが止まってしまった。
「うぅ。言わないで……」
「え、でもこのおっぱいって……なんかさ、固くない?」
「えー? そんなわけないよぉ。」
背後から鷹山さんの手も私の胸へと伸びてくる。
「あっ……」
これ、ダメ。最悪でも触られるだけならまだマシだった。けど今の……入っちゃった。
「ごめん、離して……」
力づくで二人を振りほどいて逃げる。熊田さんがしりもち着いちゃったけど、後で謝ろう。
校舎には使われてない教室があちこちにある。その一つに逃げ込んでなんとか一息。
「うぅ。なんでこんなことになったんだろう。」
とにかくこの状況を何とかしなくちゃならない。具体的には……この光っているおっぱいを。
制服越しにもはっきりと分かる赤みがかった光。知らない人が見れば服の中にライトを忍ばせてると思われかねない状況だ。けどそうじゃない。
上着、そしてブラジャーを外したけれど光はそのまま。光っているのは正真正銘、私のおっぱいだ。ううん、もっと正確に言えば……
「あ、居た。」
「え……きゃあ!?」
開いた扉から熊田さんと鷹山さんがこっちを覗いていた。
「人を突き飛ばしておいてきゃあはないでしょ。それより、何なのよそれ。」
ブラジャーを外しているのにほぼ完全な球体を保ったままのおっぱい。しかも右のおっぱいは光を放っている。見られてしまった以上、誤魔化すことなんて出来ない。間違った噂を流されないためには説明しておいた方がいい、よね。
「これは……」
こうなったのはこの前の日曜日だ。訪問販売だって人がうちにやってきて、おっぱいはこんなことにされてしまった。
「おっぱいの中身を入れ替えて照明器具にするんだ、ってそう言われたの。さっき言ってたでしょ、シリコンを埋め込んだおっぱいはLEDで光るって。この胸、ね。中身をシリコンに覆われたLEDライトにされちゃったんだ。」
「されちゃった、って。そんなこと出来るの?」
「それは私も思ったけど……実際にされた以上、出来るんだって思うしかないよ。」
今光っているのは右のおっぱいだけだ。これは左右のスイッチが別々に付けられているから。そして服を脱いだのも理由がある。
「これね。乳首がスイッチになっていて、さっき鷹山さんに押されちゃったから光り出しちゃったの。ライトを消すためにはこうしなくちゃならなくて……」
右のおっぱいの先端、乳輪の中心へと指を伸ばす。本来なら存在していたはずの乳首そこにはなく、一本の筋があるだけだ。
「んっ。」
筋の中に指を潜り込ませる。乳首の先端に指が当たったらそのまま押し込んで……
「くうっ。」
指先をおっぱいに埋めたまま、手を90°回転させる。乳首が捻られる様な違和感があるけれど、これがおっぱい全体を光らせるLEDライトを消す方法なんだから仕方ない。
「何かね。安全装置みたいのが付いているらしくって、ライトを消すには乳首を押し込んだまま回転させなきゃならないんだ。でも、これでも終わりじゃないの。」
おっぱいに埋まった指を引き抜くと、それに合わせて乳首が顔を出す。更に手を離していくと奥から一回り太い、ピンク色の突起物がせりあがってくる。
まるで牛の乳首、ううん。もっとずっと長いウィンナーの様な突起が生えてくる。先端に本来の乳首が生えていて、なんというか巨大な乳首と本来の乳首で乳首が2段階になってしまったような感じだ。
15cm程の太い乳首が全て姿を現したところで、先端の小さな乳首が光を放ち始める。
「これ……2番目の機能なんだって。」
おっぱい全体が光っていたさっきまでと違って、乳首からの光は方向性がある。
「最初のおっぱい全体が光るのは辺りを満遍なく照らすための照明で、今の乳首が光るのは狭い範囲を照らす懐中電灯みたいな役割なんだって。」
乳首を掴んで向きを変えれば照らしたい場所をピンポイントで照らすことが出来る。だからって実際に使おうなんて気になるわけがない。
「で……ね。」
飛び出した太い乳首を再びおっぱいへと埋め込んでいく。
「んんっ。」
こんな太い乳首は元々私の体にはなかった。それなのに、こうして身体に埋めようとすると乳首も、それを埋められるおっぱいの方も擦られる感覚があって変な気分になってしまう。
「こうやって、乳首を残して埋め込めば光らなくなるの。」
おっぱいの先端からは小さい乳首だけが覗いている。乳首周りだけ見れば本来のおっぱいに戻ったみたいに見える。もっとも全体は不自然な程の球体で違和感は拭えない。
一応ブラジャーをすれば違和感は減ってくれるしこのまま服を着ればおっぱいがおかしくなってるなんて見た目じゃ分からないだろう。
「お願い。これ、人には言わないで。」
「う、うん。」
「まぁ、流石にそんなの言いふらしたりは……ねえ?」
2人ともこんなおっぱいにされたことにドン引いているみたいだ。でもそれでもいい。こんなの、これ以上人に知られたくなんてない。