雲一つない青空から降り注ぐ、うららかな午後の日差し。
優しく吹き抜ける風が、トレセン学園の美しく手入れされた芝生を青々と揺らしている。
遠くからはウマ娘たちがターフを駆ける足音や、楽しげな笑い声が微かに聞こえてくる。
まさに平和で穏やかな学園の日常を絵に描いたような光景だった。
しかし、そんな陽だまりの空間とは裏腹に。
校舎横の、鬱蒼とした木々に囲まれ人の目につかない死角では、到底この世界のものとは思えない、一方的で地獄のような「お遊び」が繰り広げられていた。
「フフ~ン♪今日はとってもいい天気デース!絶好の運動日和デスね!」
彼女はご機嫌な様子で鼻歌を交じらせながら、スキップをするように軽やかに芝生の上を跳ね回っていた。
ふと、彼女の足が止まる。芝生の陰で、カサカサと動く小さな影をいくつか見つけたからだ。
「おや? こんなところに、なんだか面白そうなおもちゃが落ちてマスね~」
エルはしゃがみ込み、芝生の間で身を寄せ合って震えていた小人たち数人を、巨大な手でまとめて鷲掴みにした。
「ひぃぃっ!」
「放せ! 食べられるっ!」
「食べマセンよ! エルはゲテモノ食いじゃないデース! でも……逃がしはしマセン!」
エルは握りしめたまま芝生の上にドカッと腰を下ろすと、無造作にあぐらをかいた。
そして、手のひらの中の小人たちを、交差させた自分の太ももの真ん中…あぐらによって形成された、巨大な肉の牢獄へとバラバラと放り投げた。
「ここはエルの特製リングデース! 周りは全部エルの太くて強い脚! どこにも逃げられマセンよ!」
小人たちは、巨大な服の布地と、壁のようにそびえ立つムチムチの太ももに囲まれた牢獄に閉じ込められた。
よじ登ろうにも、肉の壁はあまりにも高く、滑り落ちてしまう。
あぐらの中で絶望し這いずり回る小人たちの中から一人を、親指と人差し指でつまみ上げた。
「貴方は、特別に特等席にご招待してあげマース!」
「や、やめろ!どこに連れて行くんだ!?」
「ここデース!」
エルがつまんだ小人を近づけたのは、彼女の体操服の胸元…はち切れんばかりに膨らんだ、巨大な胸の谷間だった。
ウマ娘の中でも屈指のボリュームを誇る二つの肉の山が、小人の目の前にそびえ立っている。
むせ返るような甘い香りと、運動後の熱気が、谷間の奥から立ち上っていた。
「どうデスか?エルの自慢の胸デス!今から貴方を、この深~い谷底に落としちゃいマース!」
「い、嫌だ! そんなところに入れられたら……!」
「ダメデース! 敗者に拒否権はありマセン!」
「は、敗者って…まだ何にもしてないじゃないか!!せめてチャンスをッ…!」
「ちっちゃく産まれた時点で敗者デース!」
エルは邪悪な笑みを浮かべると、小人を胸の谷間に強引に押し込んだ。
「あぐっ!? ぐ、うぅっ……!!」
左右から迫る圧倒的な質量の脂肪が、小人の身体をむっちりと包み込む。
服の生地越しでもわかる、暴力的なまでの柔らかさと重量感。
小人はエルの心臓の鼓動をダイレクトに聞きながら、蒸し暑い谷底でもがいた。
「フフッ、くすぐったいデスね~。もっと奥まで入るりまショウ!」
エルは両腕を胸の前で寄せ、谷間の圧力をさらに強めた。
「ぎぃぃっ……!! 潰れ、潰れるっ……!! は、吐きそう……っ!」
「そうデスよ?このままギューーッてしたら、貴方の身体の骨、ぜーんぶ折れちゃいマス!生きたままミンチになる気分はどうデスか?エルの胸の間でグチャグチャになっちゃうンデス!」
「ごめんなさい!許して、出してくれぇっ!!痛い、痛いぃぃっ!!」
「あはははは!いい悲鳴デス! 骨がミシミシ鳴ってるのが胸に伝わってきマスよ!でも、一度エルの谷間に入ったら、もう生きては出られマセン!」
エルは楽しげに小人の血を吐くような命乞いを聞き流しながら、さらに両腕に力を込める。
胸の肉が限界まで押しつぶされ、谷間の隙間が完全に消失していく。
「さあ、お別れデース!エルの自慢の爆乳で、ペシャンコにおなりなさーい!」
ムギュゥゥゥゥッ!!!
「ガァッ……!!?」
両サイドから迫る、数キロ…小人にとっては何十万キロもの肉の壁。
エルの爆乳は、小人にとっては巨大なプレス機そのものだった。
圧倒的な圧力に挟まれ、小人の顔は紫色に変色し、全身の骨が一斉に悲鳴を上げた。
ブチブチッ、グシャッ。
内側から何かが弾ける生々しい音が谷間から響き、小人の絶叫は完全に途絶えた。
「……ふぅ。一丁上がりデス!」
エルが胸の寄せる力を緩めると、谷間からは、原形を留めていない赤い肉片と化した小人の残骸が残っていた。
服の谷間部分には、うっすらと赤いシミが滲んでいる。
「あーあ、すぐに壊れちゃいマシタ。やっぱり小人は脆いデスね~」
エルは胸元をポンポンと払いながら、あぐらの中に残っている数人の小人たちを見下ろした。
彼らは仲間が巨大な胸で圧殺される様を間近で見せつけられた恐怖に加え、別の理由で死の淵に立たされていた。
エルのあぐらの中という密閉空間。そこは、運動後のウマ娘の下半身から放たれる熱気と強烈な臭気が籠る、文字通りの毒ガス室と化していたのだ。
股間や太ももの隙間から絶え間なく立ち昇る、むせ返るような汗の匂い。
そして、アスリート特有の獣のように濃厚で暴力的なフェロモン臭。
新鮮な酸素などとうに失われ、小人たちは既に軽い酸欠になっていた。
「げほっ……がはっ……」
「息、が……くさい、熱い……助け……」
「おえぇぇっ……」
熱中症と悪臭による酸欠で、次々と意識を失いかけていく小人たち。
しかし、エルは、足元のおもちゃたちが自分自身の匂いと熱で窒息死寸前になっていることなど、微塵も気づいていなかった。
「さて、残りの貴方たちはどう料理してあげマショウか?足で踏み潰すのもいいデスが、靴の裏に肉や内臓がへばりつくのは洗うのが面倒デスね~」
エルは、自身の体臭で悶え苦しむ小人たちを無邪気に見つめながら、楽しげに首を傾げる。
「そのままお尻で敷いて、エルの肉座布団にするのも捨てがたいデス!でも、それだとブチャッて一瞬で終わっちゃって、悲鳴があんまり聞けないンデスよね。指でプチプチ手足をもいでダルマさんにするのは……うーん、ちょっと地味すぎマスか?」
残ったおもちゃの「壊し方」を色々と想像し、悩ましげに上を向くエル。
「……Oh!素晴らしいアイデアが降ってきマシタ!」
エルは、まるで世紀の大発明でもしたかのように、満面の笑みでポンッと大きく手を叩いた。
「エルの胸やお尻じゃ、すぐペッタンコになって終わっちゃいマス。でも……グラスとなら、このゴミどもを使って最高のゲームができるはずデス!」
エルは目をギラギラと輝かせると、窒息寸前でヒューヒューと喉を鳴らしている八人の小人たちを、巨大な手で乱暴に一網打尽にすくい上げた。
彼らは絶望の悲鳴を上げる間もなく、指の隙間からエルの顔を恐怖の眼差しで見上げる。
「さあ、お引越しデース!特別にこの谷間に入れてあげマス!骨の髄まで味わってもらいマース!」
エルは立ち上がると、空いた片手で自身の服の襟元をガバッと大きく開いた。
そこに現れたのは、ウマ娘の中でも屈指のボリュームを誇る、暴力的なまでに巨大な二つの爆乳だった。
熱気を帯び、汗で艶やかに光る数十キロの脂肪の塊。その二つの肉山が押し合ってできる、どこまでも深く、暗く、そして甘い香りが立ち昇る谷間。
エルは手の中の小人たちを、そのむせ返るような灼熱の谷底へと、まとめて無造作に放り込んだ。
「ぎゃあああっ!」
「嫌だぁっ!あぁぁっ!!」
「大人しくするデスよ。振り落とされて靴の裏でミンチになりたいなら、勝手に暴れてくだサイ!」
エルは胸元を軽く手で押さえながら、両足をバネのように弾ませて走り出した。
目標は寮、友であるグラスワンダーの部屋だ。
小人たちにとって、この移動は想像を絶する拷問だった。
ウマ娘の全力疾走ではないにせよ、そのストライドと跳躍力は人間とは次元が違う。
エルが地を蹴り、一歩踏み出すたびに、小人たちには内臓が足の裏にまで下がるような強烈な重力が襲い掛かった。
そして、何よりも恐ろしいのは、彼らを包み込んでいる環境そのものだった。
ボヨンッ!ボヨォォォンッ!!ドスゥゥゥン!!!
エルの走りに合わせて、彼女の巨大な爆乳は、何Gもの重力を伴って上下左右に、まるで荒れ狂う嵐の波のように暴力的に揺れ動いた。
ただの柔らかい脂肪ではない。アスリート特有の張りを持った、数百キロにも及ぶ超高密度の肉の塊だ。
それが巨大なトランポリンのように小人たちを遥か上空へと跳ね飛ばし、そして次の瞬間には、分厚く重い肉の壁となって彼らを激しく打ち据える。
逃げ場のない谷間の底で、小人たちはまるでミキサーに放り込まれたように揉みくちゃにされた。
右の乳に叩きつけられ、跳ね返った先で左の乳に押し潰される。
二つの巨大な肉の球体が激しく衝突する肉に挟まれるたび、数百キロの圧力が彼らの小さな身体を万力のように締め上げた。
激しい揺れで互いの身体がぶつかり合い、無傷でいるものはほとんど居ない。
さらに致命的なのが、その最悪な環境だ。
エルの身体は焼けるように熱く、密閉された谷間はサウナ以上の高温多湿状態と化していた。
しかも、彼女の胸の谷間は、全身から流れる汗が集まる水路でもあった。
ぶるんっと爆乳が揺れるたびに、彼女の熱い肌から分泌された濃厚で汗がまるで鉄砲水のように波となって押し寄せ、小人たちの口や鼻に容赦なく流れ込んでくる。
息を吸おうにも、入ってくるのは猛烈なフェロモン臭を放つ熱気と、汗の飛沫だけ。
肺をウマ娘の汗で満たされながら、巨大な肉の壁に全身を何度も何度も強打される。
窒息と圧殺のダブルパンチ。
寮までのわずかな数分間の間に、2人激しい揺れと圧力に耐えきれずミンチになってしまった。残りの6人も、溺れて死の淵を彷徨っていた。
「ターイム! 到着デース!」
不意に激しい揺れが収まり、ガチャリとドアが開く音がした。
エルの爆乳という名の灼熱の牢獄で生き残った者たちは、血と汗に塗れながらヒューヒューと息を吸う。
「ただいま戻りマシタ~!グラスー!ちょうどいいおもちゃを拾ってきマシタよ!」
「あら、おかえりなさいエル。……まあ。私の部屋に、そんな汚らしい小人を持ち込むなんて、困った人ですね」
部屋の中から、鈴を転がすような上品で落ち着いた声が聞こえてきた。
大和撫子、グラスワンダーだ。
エルは胸の谷間に手を入れると、汗と血と肉片でドロドロになった小人たちをまとめて掴み出し、ローテーブルの上にドサッと乱暴に放り投げた。
ショック死した死体を取り除き、まだ辛うじて息のある6人の小人を並べる。
「ただ潰すんじゃ面白くないデスから!今から椅子取りゲームを開催したいんデス!」
「……椅子取りゲーム、ですか?」
グラスはティーカップを置くと、興味深そうに小首を傾げた。
「イエス!グラス、そこにある椅子を二つ、ぴったりくっつけて並べてくだサイ!」
グラスは言われるがままに、自身の部屋にある座面の広いチェアを二脚、隙間なくぴったりとくっつけて並べた。
「そして、このゴミたちをその上に全員乗せマース!」
エルは6人の小人を鷲掴みにすると、二つくっついた椅子の座面の中央、ちょうど境界線の真上に彼らを無造作にばらまいた。
「さあゴミども、よく聞くのデス!今から十秒後、エルがこの二つの椅子をパッカーン!と勢いよく引き離しマス!そして……グラスがどっちかの椅子に、全力のヒップドロップをドーン!デース!」
「なっ……!?」
「アタリの椅子に乗っていればセーフ! でも、ハズレの椅子に乗っていれば……グラスの重量級のデカケツで、一瞬にしてペラペラの赤いシミに早変わりデース!」
エルの狂気に満ちたゲーム説明に、小人たちの顔は恐怖で完全に青ざめた。
グラスもその趣向を理解したのか、口元に底知れぬ暗い笑みを浮かべ、スカートの裾を軽く持ち上げた。
「ふふっ……なるほど。二分の一の確率で、私の下敷きになるゲームですか。悪趣味ですけれど……いいですよ。私のこのお尻で、ハズレを引いた人は跡形もなくすり潰してあげます」
グラスは二つの椅子の前に立ち、その規格外の巨大な尻をこれ見よがしに突き出した。
黒い80デニールのタイツに包まれた、暴力的なまでのボリュームと質量を誇る二つの肉山。あれが空から降ってくれば、人間の身体など一瞬で破裂してしまうのは明白だった。
「さあ、カウントダウン、スタートデース!10、9、8……!」
エルの無慈悲な声が響く。
小人たちはパニックに陥り、泣き叫びながら右の椅子へ、左の椅子へと走り出した。
「ふざけるな! なんだそのゲーム!!」
「どっちだ!? どっちに行けば助かるんだ!!」
「どけっ! 俺は生きたいんだっ!!」
極限の恐怖と混乱の中、彼らは互いを突き飛ばし、殴り合いながら、少しでも生存確率の高そうな方へと這いずる。
「3、2、1……タイムアップデース!!」
エルは両手で二つの椅子の背もたれを掴むと、ガコンッ!と左右に勢いよく引き離した。
「わあぁぁぁっ!?」
その瞬間、決断しきれずに二つの椅子の境界線上で迷っていた二人の小人が、足場を失い、悲鳴を上げながら遥か下のフローリングへと真っ逆さまに落下した。
「ぎゃああっ! 足が……足が折れたぁっ!!」
「い、痛いぃぃっ!!」
床に叩きつけられた二人は、骨を折り、床の上で悶え苦しんだ。
引き離された椅子の上には、右の椅子に2人、左の椅子に2人の小人、半分ずつ乗っていた。
「あーっと!時間切れで床に落ちたルールも守れないゴミが二匹いマース!これは盤面外につき、即失格デスね!」
エルが床で這いずる二人を冷たく見下ろした。
グラスもまた、優雅な足取りで落下した二人の前に立つと、汚物を見るような極寒の眼差しを向けた。
「……ゲームのルールすら守れず、勝手に私の部屋の床を汚すなんて。本当に救いようのない、無価値なゴミですね」
「た、助け……うぐっ……!!」
グラスはうつ伏せで震える小人の一人を、制服のローファーのつま先で軽くひっくり返した。
そして、その顔面に向かって、ふっ、と息を集めると。
ペッ。
白濁した粘り気のある唾液が、グラスの艶やかな唇から吐き出され、小人にべちゃりと直撃した。
「あばっ!? ぐ、ごぼぉっ……!!」
大和撫子の口から放たれたとは思えないほどの大量の唾。
目と鼻と口を同時に塞がれ、粘着質のスライムのような唾液の重みで呼吸ができなくなり、小人は自分の顔をかきむしって溺れもがく。
「アーハッハ!ルール違反者にはお似合いデス! エルもプレゼントしマース!ペッ!」
エルも同じように、もう一人の小人に大量の唾を吐きかけた。
二人の小人は、巨大なウマ娘の唾液にまみれ、息も絶え絶えになって床を転げ回る。
「さて……床の掃除はパパッと終わらせて、メインイベントにいきましょうか」
グラスは冷酷に言い放つと、唾液で溺れる小人の上に、巨大なローファーの靴底を無慈悲に振り下ろした。
グチャァッ!!!
硬い革靴の底とフローリングの間で、小人の頭蓋骨がスイカのようにあっけなく粉砕される。
エルも隣で、自身のスニーカーの裏で、もう一人の小人を体重を乗せてグリグリと踏み潰した。
「ゴミ掃除完了デース!」
床には、唾液と血と肉片が混ざり合った、凄惨な赤いシミが二つ残された。
「さて……お待たせしましたね」
グラスは床の惨状など気にも留めず、再び二つの椅子の前に戻ってきた。
右の椅子には2人、左の椅子には2人の小人が、恐怖でガタガタと震えながら座面に張り付いている。
「グラス、どっちの椅子をハズレにするか、決まりマシタか?」
「ええ。……こちらにしましょうか」
グラスがゆっくりと歩み寄り、その前に立ったのは小人が震える、「右の椅子」だった。
「ひっ……!!」
「い、嫌だぁぁぁっ!!こっちじゃないっ!!」
ハズレの椅子を選んでしまった2人の小人は、完全なる死の宣告を受け、絶望の叫び声を上げた。
一方、左の椅子にいた2人は「助かった……!」と安堵の涙を流してへたり込んでいる。
「ふふふ……残念でしたね。貴方たちの愚かな直感が、最悪の未来を引き寄せてしまったようです」
グラスは椅子に背を向け、ゆっくりとプリーツスカートを捲り上げた。
黒タイツに包まれた、測定不能の脂肪と筋肉の塊、暴力的な質量のデカケツが、小人たちの視界を完全に覆い尽くす。
彼女はあえてすぐに座らず、膝を中腰に曲げたまま、小人たちの上でその巨大なデカケツをピタリと止めた。
「あらあら、そんなに泣かないでくださいな。……今から私のお尻が、貴方たちを優しく、跡形もなく包み込んであげるんですから」
「ヒィィッ……!!くるなっ、こっちにくるなっ!!」
「私のお尻のお肉と筋肉で、貴方たちの骨を一本残らずへし折って、内臓をブチャッと搾り出して……この椅子の布地に、綺麗に染み込ませてあげますね。私のお尻専用のクッションになれるなんて、本当に光栄でしょう?」
グラスのねっとりとした、狂気を孕んだ言葉が、小人たちの精神を削り取っていく。
上からは、ウマ娘の下半身から放たれる強烈な熱気と、タイツの匂いがむせ返るように降り注いでいた。
「や、やめろぉぉぉっ!!嫌だっ!潰されたくないっ!!」
「アーハッハッハ!!」
隣で見ていたエルが、腹を抱えて大爆笑し、小人たちを指差して嘲笑する。
「可哀想に…ご愁傷様デース!グラスのデカケツの生贄として、精々いい音を鳴らして散るのデス!もしかしたら慈悲位は貰えるかもしれないデース!」
「さあ……受け止めなさい」
グラスの冷酷な宣告と共に。
天空を覆っていた巨大なデカケツが、重力に逆らうことをやめ、一気に落下してきた。
ズシィィィィィィィンッ!!!!!!
バキバキバキバキッ!!!グチャァァッ!!メチャァッ!!
グラスの体重が、椅子の座面に叩きつけられた。
その間に挟まれた四人の小人たちは、文字通り「一瞬」で消滅した。
悲鳴は着弾の瞬間に物理的に途絶え、人間の骨格が粉々に粉砕される絶望的な破砕音と、大量の水分を含んだ肉が破裂する「ブチャァッ!」という湿った音だけが、部屋に重々しく響き渡る。
「……なんて素晴らしい座り心地なんでしょう。お尻の下で、2つの命が同時にプチプチと弾けて、完全に平らなシミに変わっていく感触……たまらないですね」
グラスは頬を紅潮させ、恍惚とした表情で深く椅子に腰掛けた。
彼女が少し腰を揺らすたびに、タイツの下に敷かれた小人だった肉のペーストが、さらに座面の繊維へと刷り込まれていく。
「オーウ!見事なデカケツプレス、拍手喝采デース!見事に2匹まとめてミンチにしまシタね!」
エルがパチパチと拍手をして称賛する。
グラスは優雅に微笑みながら、タイツのお尻部分を気にする様子もなく立ち上がった。
椅子の座面には、2人の人間だった赤黒い染みが、無残にこびりついている。
「さて……ゲームはこれで終わり、ですね。生き残ったのは……そちらの二人ですか」
グラスとエルの視線が、左の椅子の上で、恐怖と安堵でガタガタと震え、失禁している二人の小人に向けられた。
「おめでとうございマース!貴方たちは見事、ゲームを生き残りマシタ!」
「あ、ああ……助かった……生き延びたぞ……!!」
「ありがとう……!ありがとうっ……!!」
二人は涙を流しながら、互いに抱き合って生還を喜んだ。
「じゃあ、エルのショーはここまでデース!エルはこれからジムで本格的な筋トレがあるので、これで失礼しマース!残りの二匹は、グラスの好きにしていいデスよ!」
「もう、部屋をこんなに散らかして……。仕方ありませんね、片付けがてら、楽しませてもらいます。行ってらっしゃい」
「バーイ!デース!」
エルは嵐のように部屋を去っていった。
バタン、とドアが閉まり、部屋にはグラスワンダーと、椅子の上で震える二人の小人だけが残された。
グラスはゆっくりと歩み寄り、椅子の前で立ち止まると、二人の小人を冷たく、そして酷薄な眼差しで見下ろした。
大和撫子らしい、穏やかで優しい瞳。しかし、今の彼女の瞳には、一切の慈悲が存在していなかった。
「た、助かった……俺たち、アタリの椅子を選んだんだ……!だから見逃してくれよっ!!なあ!?」
必死に命乞いをする小人たちを見つめ、グラスはフッと、氷がひび割れるような微かで冷たい笑みを漏らした。
「……ふふっ。そっちの椅子を選んだだけで、生還できた気になっていますか? 貴方たち、本当に救いようのないおめでたい頭をしているんですね」
その声のトーンの変化に、小人たちの背筋にぞくりと悪寒が走る。
「勘違いしないでください。貴方たちが選んだのは一瞬で押し潰されて楽になれる椅子ではなく、生かされたまま、もっと残酷に嬲られる椅子だったというだけです。……私の部屋を汚し、ティータイムを邪魔した罪が、たかがゲーム一つで許されるとでも思っていたんですか?」
「い、いやだ……!約束が違う!!アタリなら助かるって……!!」
「私、そんな約束は一言もしていませんよ?アタリかハズレかを決めただけです。……さあ、無駄口を叩く時間は終わりです。貴方たちにはこれから、私の最高に惨めなおもちゃになってもらいますから」
「ひっ!?離せ……!!離せぇぇっ!!」
グラスは逃げ惑う二人を、白魚のような美しい指先で容赦なく同時につまみ上げた。
そして、プリーツスカートをふわりと捲り上げ、自身の背後、先ほどハズレの小人をすり潰したばかりの、巨大な尻肉が作り出す深く暗い谷間の奥底へと、彼らを強引にねじ込んでいく。
「えっ!? ちょっ、まっ……!! やめっ……!!」
ムチィッ……!!ズブブブッ……!!
グラスの左右の巨大な尻肉が合わさり、小人たちは黒い80デニールタイツ越しの分厚い脂肪に完全に挟み込まれた。
顔のすぐ横には数十キロの肉の壁が迫り、息をする隙間すら一ミリもない。
凄まじい肉の圧力と、先ほどの犠牲者の肉がすり潰された血の匂い、そしてむせ返るようなウマ娘の下半身の熱気とナイロンの香りが、彼らの全身を容赦なく襲う。
「うふふ……どうですか?私のタイツとお肉に完全に包み込まれた感触は。真っ暗で、身動き一つ取れなくて……息、できないでしょう?」
グラスは、小人たちを尻の谷間の最深部に固定したまま、ゆっくりとベッドの上へと移動し、そのふかふかのマットレスに仰向けに倒れ込んだ。
ズシィィィィンッ!!!!
仰向けになったことで、グラスの体重が、全て彼女のお尻に集中した。
ベッドのマットレスの反発力と、グラスの規格外のデカケツ。
その二つに完全にサンドイッチされた小人たちは、尻の谷間の奥深くで、絶対的な圧力によってペシャンコに押し潰されかけた。
内臓がせり上がり、肋骨が悲鳴を上げ、眼球が飛び出そうになる。
息を吸おうにも、顔の真上にはグラスの肛門がぴったりと塞がっており、酸素の供給は完全に断たれていた。
仰向けに寝転がったグラスは、クッションに頭を預け、リラックスしたように目を閉じて軽く両膝を立てた。
「……もがき苦しむ可愛いゴミさんたち。本当に苦しいのは、これからなんですよ。私、実はお昼に発酵食品を、山のように頂いてしまって……」
「そのせいで、さっきエルが来た時から、お腹の中が異常なほどパンパンに張ってしまっているんです。ガスが大量に発生しているのが……私自身でもよくわかるくらい」
グラスの言葉の意味を理解し、小人たちは絶望のあまり発狂しそうになりながら、激しく暴れて抜け出そうとした。
しかし、数トンの圧力を生み出すウマ娘のデカケツの谷間からは、指一本動かすことすら不可能だった。
「無駄ですよ、逃げられません。……ほら、耳を澄ませてください。貴方たちの顔のすぐ真上で、音が聞こえませんか?」
ゴロゴロ……ギュルルルッ……プクプク、ボコボコォッ……。
グラスの腸内で、尋常ではない量のガスが生産され、出口に向かってドロドロと移動してくる不気味な鳴動。
それが、尻の肉をスピーカーのように伝わって、小人たちの耳にダイレクトに響き渡る。
巨大な活火山が噴火の時を待っているかのような、破滅のカウントダウンだった。
「ウマ娘の腸内で作られた、最高に臭くて、小人なんか一瞬で死ぬほどの猛毒の空気が……
今、貴方たちの鼻先のすぐそこ、肛門の薄い粘膜の裏側まで、ギッシリと降りてきています」
グラスは肛門を小人たちの顔面にこれ以上ないほど強く密着させた。
「さあ、もう括約筋が限界みたいです。ガスが漏れたがって、お尻の穴がヒクヒクしていますよ。……まずはご挨拶代わりの一発、残らず肺の奥まで吸い込んでくださいね」
ブゥゥゥゥゥゥッ……!!
低く、湿った、しかし信じられないほど重厚な音が尻の谷間に響いた。
それは特大の爆音ではなかったが、タイツの繊維を通り抜けて噴出されたそれは、信じられないほど高濃度に圧縮された、生温かい悪臭の塊だった。
直撃した瞬間、小人たちの嗅覚神経は完全に焼き切れた。
さつまいもと発酵食品がウマ娘の胃腸でドロドロに腐敗し、限界まで濃縮されたその悪臭は、もはや臭いという次元を超えた化学兵器だった。
小人たちは涙と涎と鼻水を撒き散らし、酸素の代わりに猛毒のガスを肺に吸い込んでしまい、激しく咳き込んで咽せ返る。
「ふふふ……どうですか?私のおならの匂いは。……でも、まだほんの小手調べですよ? 貴方たちはこのまま、逃げ場のない密閉された私のお尻の谷間で、私のガスを死ぬまで強制的に吸い込まされ続けるんです」
グラスは小人たちがむせ返り、タイツの布地に顔を擦り付けながら苦しむ振動を尻で感じ取り、その快感に身を震わせた。
「まだ辛うじて息があるみたいですね。生命力だけはゴキブリ並みで感心します。……でも、お腹の中にはまだまだ、さっきの数十倍も大きくて、もっともっと臭い特大の爆弾が、渋滞を起こして詰まっているんです」
ギュルルルルルゥゥッ!! ボコォッ! ブジュルルッ……!
さっきよりも遥かに大きく、凶暴な腸の鳴動が響き、発射口の周りの肉がガスの圧力で大きく膨らむのが、小人たちにもハッキリとわかった。
「貴方たちが私の腸の底からの匂いで完全に狂って、脳髄まで溶かされて、息絶えて動かなくなるまで……絶対に逃がしてあげません」
グラスは両膝を胸に引き寄せるようにして、ガスの発射口を小人たちの口と鼻に直接押し付けた。
もう、一ミリの隙間もない。ガスはすべて、彼らの体内に直接注入される。
「さあ、深呼吸の準備はいいですか?残さず吸い尽くしてくださいね」
ブボボボボボボボボォォォォォォォッッ!!!!!!
今度は、鼓膜を破らんばかりの下品で巨大な爆音が、小人たちの顔面を至近距離で直撃した。
暴風のような強烈なガス圧が彼らの顔の皮膚を波立たせ、タイツの繊維越しに、さつまいもが限界まで発酵しきった、目を焼き、鼻腔の粘膜をどろどろに溶かすような濃密で暴力的な悪臭が、密閉された尻肉の谷間に逃げ場なく充満する。
グラスは清楚な大和撫子の仮面を完全に脱ぎ捨て、さらに追撃をかける。
ブボォォッ!!!ブババババァッ!!!
息つく暇も与えず、第三波、第四波、第五波と、連続して強烈なガスが放たれる。
噴き出す暴風は、もはやガスというよりも、目に見えない悪臭の粘液を浴びせられているかのような錯覚すら覚えさせた。
タイツの中は、人間が生息できる空間ではなく、致死率100%の極悪な毒ガスチャンバーと化していた。
数回の特大放屁の直撃を受け、凄まじい悪臭による脳の破壊と完全なる酸欠、そしてガス圧とグラスの体重による物理的な圧殺のトリプルパンチにより、小人たちの意識は完全に暗転した。
有毒ガスを肺いっぱいに吸い込み、白目を剥いて口から血の混じった泡を吹き出し、彼らは息絶えた。
「……ふぅぁぁ。はぁ、すっきりしましたぁ……。お腹の張りが完全に取れて、ペッタンコになりましたね」
地獄のような連続ガス処刑を終え、グラスワンダーは心底気持ちよさそうに長い吐息を漏らし、両脚を伸ばした。
彼女は仰向けのまま、自分の尻の下で無残に圧死し、自らの放った悪臭ガスにまみれて絶命した小人たちのことなど、すでに意識の片隅にもないかのように、穏やかな笑みを浮かべていた。
「ふふっ……さて、お部屋も静かになりましたし、ティータイムと読書の続きをしましょうか」
グラスはゆっくりと身体を反転させてうつ伏せの体勢に戻ると、タイツの谷間にべっとりとこびりついた肉片と、そこに染み付いた強烈な悪臭など全く気にする様子もなく、優雅に本のページをめくり始めた。
窓から差し込む午後の柔らかな光が、彼女の美しい横顔を照らしている。
しかし、彼女の巨大で分厚い尻肉の間には、永遠に外に出ることのない、最も残酷な希望と絶望を味わわされた二人の哀れな小人たちの残骸が、ウマ娘の絶望的な悪臭と共に、ひっそりと挟まれたままであった。