茜色に染まる夕暮れのトレーナー室。
窓から差し込む斜陽が、山積みになった資料の影を長く床に落としていた。
激務に追われ、凝り固まった首を回しながら深く息を吐き出したトレーナーの視界に、コトリ、と上品な陶器の音が響いた。
「お兄さま。……最近、ずっと無理してるから。ライス、特別なハーブティーを淹れてきたの。飲んで、少し休んで?」
顔を上げると、担当ウマ娘であるライスシャワーが彼を見つめていた。
「ありがとう、ライス。……ちょうど喉が渇いていたんだ」
「ううん。お兄さまが元気になってくれるなら、ライス、なんだってするよ。……だから、冷めないうちに、残さず全部、飲んでね?」
彼女の言葉尻に纏わりつく、異様にねっとりとした声色。
微かな違和感が彼の背筋を撫でたが、疲労困憊で思考力が低下していた彼は、その本能の警告を無視してしまった。
カップを手に取り、口に運ぶ。味に少しの違和感を感じながらも、渇いた喉はそれを拒絶することなく、一気に奥へと流し込んでしまった。
「……ふふっ。えらいね、お兄さま。全部飲んでくれた」
空になったカップをデスクに置いた瞬間だった。
「…っ!?」
猛烈な目眩が脳髄を揺さぶり、世界が反転するような強烈な吐き気がトレーナーを襲った。
平衡感覚が完全に消失し、彼はデスクに突っ伏し、そのまま力なく床へと転げ落ちる。
薄れゆく意識の中で、視界に映るデスクやキャビネットが轟音と共に天を突く巨塔へと変貌していく。
細胞が圧縮されるような不気味な感覚の末、痛みが引いて視界がクリアになった時…彼は、小人へと成り果てていた。
床にへたり込む彼の頭上。そこから、文字通り太陽を遮るほどの巨大な影が、ゆっくりと降り注いできた。
「……お兄さま。ふふっ、本当に、本当にちっちゃくなっちゃったね。すっごく可愛いよ」
見上げるような巨神と化したライスシャワーが、床に膝をつき、獲物を愛でるような狂気の瞳で彼を俯瞰していた。
彼女の顔一つが、小人となったトレーナーの全身よりも遥かに大きい。
吐き出される甘い息が、まるで熱帯の暴風のように彼の身体を打ち据える。
「ラ、ライス……?どうしてこんな……な、何が起きた……?」
彼の掠れた細い声は、巨大な彼女の耳に届いているのかすら定かではない。
しかし、彼女は彼が抱く絶対的な恐怖を全て理解した上で、恍惚とした表情を浮かべた。
「ごめんね、お兄さま。でも、こうするしかなかったの。……お兄さま、いっつも他のお仕事ばっかりで、ライスの方を見てくれないし。それに、外の世界はとっても危険だから。……他の悪いウマ娘たちが、みーんな、お兄さまを狙ってるから」
ライスは両手を広げ、彼の周囲を囲い込むようにして手をついた。
五本の指は、まるで大樹の幹のように太く、絶対に逃れられない巨大な肉の檻となって彼を閉じ込めた。
「だからね、ライスが、お兄さまのこと……ずーっと、一生守ってあげるの。ライスがいつでも側に居て、どこにでも連れて行ってあげる」
(あのお薬……お兄さまの身体を、絶対に壊れない身体に変える成分が入ってるから…もしお兄さまの骨が折れても、内臓が潰れちゃっても……一瞬で、自動的に元通りに治っちゃうんだよね。……だから、ライスがどれだけ強く抱きしめても、お兄さまが死んじゃうことはない、ずっと、ずーっと、永遠に遊べるんだ……♡)
もちろん、彼にはそんな絶望的な事実など知る由もない。
ただ、目の前にそびえ立つ圧倒的な彼女の狂気に、ガタガタと震えることしかできなかった。
「待て、ライス!僕は逃げない!どこにも行かないから、元の大きさに戻して……!」
「よい、しょっと」
彼の悲痛な叫びを完全に無視し、ライスの巨大な親指と人差し指が、小人の胴体を優しく、しかし人間には絶対に抗えないウマ娘の強靭な力で摘み上げた。
内臓がふわりと浮き上がるような浮遊感。
床が遥か彼方へと遠ざかり、彼は一瞬にして高層ビルの屋上のような高さへと持ち上げられた。
彼女はそのまま立ち上がると、片手で愛おしい玩具を大切に包み込み、自室のある寮へと向かって歩き出した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ただいまぁ。……ふふっ、誰もいない、ライスとお兄さまだけの秘密のお部屋だよ」
ガチャリ、と重厚な鍵が閉められる音。外界との繋がりが完全に絶たれた瞬間だった。
ライスは彼を部屋の中央にあるローテーブルの上にそっと降ろすと、ふうっと甘い息を吐いた。
部屋中に、彼女のシャンプーと、ウマ娘特有の濃厚なフェロモンが混ざり合ったむせ返るような匂いが充満している。
「少し汗かいちゃった。……ねえ、お兄さま。ライス、お着替えしてもいいかな?お兄さまの前だけど……もう、隠す必要なんてないもんね?」
ライスは彼の目の前で、ゆっくりと制服のリボンを解き始めた。
ブラウスのボタンが一つ、また一つと外されていく。
彼女の指先が動くたびに、衣擦れの音が部屋に響く。
そして、彼女は上着を脱ぎ捨て、下着姿になった。
「…………ッ!!」
彼は息を呑み、絶望と畏怖の入り交じった感情で完全に凍りついた。
普段は控えめな制服や勝負服の下にひっそりと隠されている、ウマ娘の中でも明らかに異常な、規格外のプロポーション。
彼女の胸部は、人間サイズのブラジャーなどでは到底収まりきらない、暴力的なまでの質量を誇る二つの肉の山脈だった。
豊満すぎる高密度の脂肪が、重力に逆らうように隆起し、はち切れんばかりの張りを保っている。
その巨大な二つの球体がひしめき合い、深く、暗く、底知れない圧力を秘めた谷間を成していた。
軽い運動後の熱気を帯びたその広大な素肌からは、むせ返るような甘い体臭が陽炎のように立ち昇り、小人である彼の嗅覚を暴力的に刺激した。
「ふふっ……お兄さま、ライスのこと、そんなに見つめて……えっちだね。でも、すごく嬉しい」
ライスは悪戯っぽい、けれど昏い情欲に満ちた笑みを浮かべると、自身の巨大な胸を覆うブラジャーの紐に、指を引っかけた。
「ねえ、お兄さま。ライスのおっぱい……すっごく柔らかくて、重たいんだよ?見てて?」
ピンッ。
ライスが引っ張った紐から指を離した瞬間。
空気を叩くような音と共に、彼女の規格外の爆乳が、まるで巨大な水風船のように激しく、暴力的に上下左右へと波打った。
ブルルンッ!!ボヨォォォンッ!!バインッ!!!
たったそれだけの衝撃で発生した強烈な風圧が、テーブルの上の彼を吹き飛ばしそうになる。
数十キロにも及ぶ高密度の脂肪の塊が、圧倒的な躍動感を持って揺さぶられ、肉と肉がぶつかり合う重厚な音が響く。
「ふふっ…すごく揺れるでしょ?お兄さま、ライスのおっぱい、好き?……好きだよね。だったら、これからずーっと、ここで暮らそっか」
「や、やめろライス!!そんなところに挟まれたら間違いなく潰されるっ!!死んじゃうぞ!!」
「だーめ。ライスのお願い、聞いてくれないと……お兄さまのこと、指でプチッて潰しちゃうよ?」
ライスの瞳から一切のハイライトが消え、絶対零度の冷たさが宿る。
背筋が凍りつくような死の宣告。
彼女は彼を再び親指と人差し指で摘み上げると、自らの巨大な胸の谷間………むせ返るような熱気と甘い匂いが立ち昇る暗黒の深淵へと、無造作に押し込んだ。
「ぎゃあああっ!!」
左右から迫る、圧倒的な質量の脂肪の壁。
彼はその深く暗い谷底に完全に埋没した。
ライスの吸い付くような素肌に挟まれ、彼の身体は文字通り身動き一つ取れなくなった。
顔のすぐ横には肉の壁が迫っている。
「ぐっ、うぐぅ……!!」
そこは、想像を絶する生き地獄だった。
外界の光が完全に遮断された密閉空間。
ウマ娘の異常なまでの高体温によって温められた胸の谷間は、サウナ以上の灼熱地獄と化していた。
新鮮な酸素などとうに失われ、むせ返るようなライスの体臭と、動物的なフェロモンが、呼吸をするたびに彼の肺を強制的に犯していく。
「ごほっ……!がはっ……!息が、息が……っ!!」
「ああっ、お兄さまがライスの胸の奥底で、ピクピク動いてる……。すっごくくすぐったいよ。……ねえ、もっと揺らしてあげよっか?」
「や、やめ……!!」
彼の悲鳴も虚しく、頭上から再びピンッという音が響いた。
ライスが、彼を谷間に挟み込んだまま、ブラの紐を力一杯弾いたのだ。
ブルゥンッッ!!!!
「ッ……!!!?」
外から見るのとは次元が違う。
谷間の内側で受ける肉の衝撃波は、まさに爆弾の至近距離での起爆だった。
左右の巨大な乳房が激しく衝突し、その間に挟まれた彼の身体を、数トンにも及ぶ圧力でプレスする。
脳髄が揺さぶられ、視界が真っ白に染まる。全身の骨がミシミシと悲鳴を上げ、内臓が押し潰されるような絶対的な激痛。
(死ぬ……!本当に潰されるっ……!)
「ふふっ、どう?お兄さま。ライスのおっぱいの重さ、しっかり感じてる?……じゃあ次は、もっとぎゅーってしてあげるね」
ライスは自らの両腕を胸の前で交差させ、胸の谷間を力任せに、ゆっくりとギュウギュウに締め上げ始めた。
ムニュゥゥ…ッ!!
メキメキメキッ……!!!グシャァッ!!
「あぁッッ!!!」
彼の口から、人間のものとは思えない絶叫が漏れた。
骨が砕け、肉が引き千切られるような限界の苦痛。視界が黒く塗りつぶされ、意識が奈落へと落ちていく感覚があった。
しかし、意識は途切れなかった。
死の淵ギリギリの、最も苦しい極限の激痛だけが、まるで時間が停止したかのように彼の脳髄を焦がし続けるのだ。
気絶することすら許されず、ただひたすらに、肉体が圧殺され続ける感覚だけがリアルに続く。薬の効果によって一瞬で治癒と破壊を繰り返していることなど、彼には知る由もない。ただ、「どうして意識が飛ばないのか」と疑問を抱く思考力すら、圧倒的な激痛の前にとうに奪い去られていた。
「ふふっ……お兄さま、本当に丈夫だね。いくらギュってしても、全然壊れない。……これなら、ライスがどれだけ強く抱きしめても、ずっと一緒にいられるね」
(痛い……苦しい……っ!助けて……誰か……!)
声にならない懇願だけが、彼の思考を埋め尽くす。
そんな絶望をよそに、ライスは満足げに微笑んでいた。
「あ、そうだ。せっかくだから、お兄さまと一緒に少しお外をお散歩してこよっか。……ずっとお部屋の中じゃ、息が詰まっちゃうもんね?…変わらないとは思うけど♡」
彼の抵抗など、ライスには届かない。
彼女は彼を胸の谷間の最も深い部分、乳の重みが一番かかる最下層に押し込むと、その上からゆったりとしたパーカーを羽織った。
これで、外界からは彼の姿は完全に見えなくなる。
「それじゃあ、出発進行ぉ♪」
ライスがご機嫌な声で宣言し、一歩を踏み出した。
その瞬間から、想像を絶する拷問が始まった。
ボヨォン……!ドスゥゥン……!
歩みによる上下動。
それはただ歩いているだけでも、胸の谷間にいる彼にとっては、巨大な肉のハンマーで絶え間なく殴られ続けるようなものだった。
右足を踏み出せば右の乳房が彼を押し潰し、左足を踏み出せば左の乳房がのしかかる。
さらに、ライスは彼を徹底的に弄ぶために、あえて歩き方を不規則にしていた。
「ふふっ、お散歩、お散歩〜♪」
タタタタッ!と突然小走りになったかと思えば、ぴょんっと軽くスキップを踏む。
そのたびに、パーカーの下に隠された数十キロの爆乳が、常軌を逸したエネルギーを持って跳ね回った。
バインッ!ブルゥゥゥンッ!!バルゥゥゥンッ!!
「アガッ!?ギィィッ!ぐえええええっ!!」
逃げ場のない谷間の底で、彼は巨大な脂肪の壁の間に何度も何度も叩きつけられた。
死ぬほどの衝撃が全身を貫き、何度も「死」を確信する。だが、そのたびに死の淵で強引に意識が引き戻され、終わらない激痛だけが延々と続くのだ。
「あははっ!お兄さま、おっぱいの中でころころ転がって……♡もっと、もっと揺らしてあげる…♡」
ライスはさらに意地悪く、階段を見つけると、わざと大きくバウンドするように一段飛ばしで駆け下りた。
凄まじい重力が彼を襲う…。
巨大な肉の塊がトランポリンのように彼を上へ弾き飛ばし、次の瞬間には万力のように挟み込んで圧殺する。
「ああああああっ!!」
さらに、歩き続けていることで、ライスの身体からじんわりと汗が滲み出してきた。
谷間に溜まった濃厚なウマ娘の汗が、彼の顔や身体をドロドロに濡らしていく。
熱気と、汗の飛沫と、強烈なフェロモン。
息を吸おうにも、入ってくるのはライスの体液と匂いだけだ。
酸素が足りず、肺が液で満たされ、窒息の苦しみが絶え間なく彼を襲う。
「んんっ……お兄さま、ライスの汗の匂い、する?……いーっぱい嗅いで、お兄さまの肺の中まで、ライスの匂いで染めちゃってね……♡」
永遠とも思える「お散歩」の時間。
彼は暗黒の谷底で、ウマ娘の規格外の爆乳に蹂躙され、汗に溺れ、ただひたすらに限界の苦痛に耐え続けるしかなかった。思考は完全に融解し、ただ痛みと息苦しさだけが世界の全てになっていた。
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「……ただいまぁ。ふぅ、楽しかったね、お兄さま」
どれくらいの時間が経ったのか。
再びガチャリと鍵が閉まる音がして、ライスが自室に戻ってきた。
パーカーが脱ぎ捨てられ、ブラジャーの谷間が少しだけ左右に開かれた。
新鮮な空気が微かに入り込み、彼は「ヒュゥ……ヒュゥ……」と壊れた笛のような音を立てて息を吸いながら、焦点の合わない瞳で巨大なライスの顔を見上げた。
彼女の指が谷間に差し込まれ、汗と唾液でドロドロになった彼を摘み出し、ローテーブルの上へと無造作に降ろした。
「はぁ……はぁ……あ、ぁ……っ」
テーブルの冷たい感触。
彼はピクピクと痙攣しながら、まるで這いつくばる虫のようにそこから動くことができなかった。
身体がどうなっているのかすら分からない。ただ、終わらない激痛と窒息の余韻が全身を支配し、思考は完全に停止していた。
「ふふっ、お兄さま、ライスの汗でびしょびしょだね……♡一緒にお散歩してくれて、ありがとう」
ライスはテーブルに両肘をつき、巨大な顔を彼のすぐ目の前まで寄せてきた。
運動後の熱く、湿った吐息が彼の全身を撫でる。
彼女の瞳は、彼を愛おしく見つめ、ドロドロの欲望に満ちていた。
次の瞬間、視界がピンク色に染まった。
「んっ……ちゅぅっ……♡」
「むぐっ!?」
ライスは、汗まみれで息も絶え絶えの彼の身体を、自らの巨大な唇に押し当ててきたのだ。
それは、キスというよりも、捕食に近い暴力的な行為だった。
巨大な唇の柔らかな感触と、圧倒的な舌の熱が彼を完全に包み込む。
彼女の濃厚な唾液が、彼の顔や全身にベットリと塗りつけられる。
「んちゅっ……れろっ……あはっ、お兄さま、すっごく美味しい……♡」
「んっ、ぐぅ……!がはっ……!」
ウマ娘の圧倒的な力で唇に押し付けられ、彼は息もできずにただ彼女の唾液と巨大な舌の感触に蹂躙されるしかなかった。
舌先が彼の全身を舐め回し、時には軽く甘噛みをして恐怖を煽る。
口の中に飲み込まれそうな恐怖と、酸欠による苦しみ。もはや抵抗する力すら一片も残されていない。
数分間にも及ぶ、一方的で強制的なキスの後、ライスはようやく「ぷはっ」と唇を離し、彼をテーブルの上に放置した。
糸を引く唾液が、彼とライスの唇を繋いでいる。
「えへへ……ライス、シャワーの準備してくるね。お兄さま、そこで待っててね」
ライスはご機嫌な様子で、鼻歌を歌いながらバスルームへと向かっていった。
残された彼は、テーブルの上でただガタガタと震えながら、自身の圧倒的な無力さと、これから一生続くであろう狂気の愛の地獄に、ただただ絶望を感じながら、ようやく救いとも言えるような気絶をした。
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ガチャリ。
気絶していたトレーナーの意識を強引に泥の底から引き戻すように、バスルームの重厚な扉が開く音がした。
ビクッ、と彼の全身がカエルのように強張る。ローテーブルの冷たいガラス天板の上で、彼は先ほどまでの激痛と窒息の余韻に痙攣しながら、朦朧とする視界を向けた。
そこには、白い湯気を纏った、見上げるほど巨大な影が現れていた。
「ふぅ……さっぱりしたぁ。お待たせ、お兄さま」
シャワーを浴び終えたライスシャワーだった。
彼女の漆黒の髪はしっとりと濡れそぼち、艶やかな毛先からは大粒の水滴がポタポタと滴り落ちている。
そして、その規格外の巨体を辛うじて包んでいるのは、胸元から太ももまでを隠すただ一枚の白いバスタオルだけだった。
激しい運動と熱いシャワーによって極限まで上気した柔らかな肌。そこからは、甘い石鹸の香りと、それを遥かに凌駕するウマ娘特有の濃厚なフェロモンが、目に見える陽炎のように立ち昇り、密室となった部屋中にむせ返るほど充満していく。
何よりトレーナーの目を惹きつけ、同時に底知れぬ恐怖を与えたのは、バスタオルの上部、結び目の隙間から溢れ出んばかりに自己主張している、暴力的なまでの爆乳だった。
人間サイズのバスタオルなどでは到底抑えきれない、そこらの女の人を優に超える圧倒的な質量。はち切れんばかりの脂肪の塊が、彼女の呼吸に合わせて重々しく、そして暴力的な躍動感を持って上下に波打っている。
「あれ?お兄さま、寝てたの?ごめんね、待たせちゃって」
ライスはテーブルの前にやってくると、両肘をついて、巨大な顔を彼のすぐ目の前まで寄せてきた。
シャワー上がりの熱く、ひどく湿った吐息が、小人となったトレーナーの全身をねっとりと撫で回す。
「ねえ、お兄さま。……もう一回、キスしよ?」
ライスは甘ったるく、脳髄を直接溶かすような声で囁くと、再びあの巨大で桜色の唇を、彼に向かってゆっくりと突き出してきた。
確実に迫ってくる、生温かい巨大な肉の壁。
また、あの致死量の唾液に塗れ、息を奪われるのか。
口の暗闇の中に飲み込まれそうな恐怖と、酸欠による肺が引き裂かれるような苦しみが、彼の生存本能にけたたましい警鐘を鳴らした。
(いやだ……もう、やめてくれ……っ!)
思考よりも先に、恐怖に支配された身体が勝手に動いた。
彼は声を出せないまま、本能的に這いずって後ずさり、迫りくるライスの巨大な唇から顔を背けてしまったのだ。
ピタリ。
ライスの動きが、完全に停止した。
「…………え?」
部屋の空気が、一瞬にして凍りついた。
暖かかったはずの室温が、絶対零度まで急降下したかのような錯覚。
ライスの顔から表情という表情がスッと抜け落ち、大きく見開かれていた赤茶色の瞳が、爬虫類のように細められる。
先ほどまでの甘い熱と愛情は一瞬にして消え失せ、代わりに底知れぬ暗黒の汚泥が、彼女の瞳の奥でドロドロと渦を巻き始めていた。
「……お兄さま、今、ライスを避けた?ライスのキス、嫌だったの……?」
「ち、違う……!息が、苦しくて……っ!」
彼は必死に首を振って弁解しようとしたが、極限の恐怖で喉が引きつり、掠れた空気の音しか出ない。
その沈黙を、ライスは自分への完全なる拒絶として受け取った。
「……酷い。ライス、こんなにお兄さまのこと愛してるのに。お兄さまのために、なんでもしてあげるのに。……どうして、ライスから逃げようとするの?」
ライスはギリッと強く歯を食いしばり、巨大な瞳から身を焦がすような冷酷な光を放って彼を睨み下ろした。
その顔はもはや、彼の知っている優しく臆病な少女のものではなかった。
愛情が極まり、独占欲と執着が臨界点を突破した、完全なる怪物の顔だった。
「……わかった。お兄さまがそんなに悪い子なら……ライス、ちゃんとお兄さまがライスのモノだって分からせるための『お仕置き』、しなくちゃいけないね」
「ひっ……!」
ライスは巨大な手で乱暴に彼を摘み上げると、身に纏っていた唯一の防壁であるバスタオルの結び目に手をかけ、バサリと容赦なく脱ぎ捨てた。
「あ……」
現れたのは、一切の布地や装飾に覆われていない、完全なる素肌の暴力そのものだった。
拘束から解放された二つの規格外の爆乳が、何の支えもなく空中に解き放たれ、重力に従って重々しく、そして暴力的なまでの躍動感を持って上下に激しく揺れ動く。
ただ揺れただけで発生した凄まじい空気の波と、無垢な肉塊の質量感が、小人である彼の視界と精神を完全に圧し潰した。
「キスは嫌だよね……」
ライスはドス黒い、それでいて酷く甘ったるい笑みを浮かべたまま、その圧倒的な質量の素肌を、彼の目の前ギリギリまで近づけてきた。
そして、両手を使って自らの巨大な胸肉を左右にグワッと大きく押し開き、最も深く、シャワー上がりの最も熱と匂いがこもった暗黒の谷間の底を彼に見せつけた。
人間サイズのブラジャーなどでは到底抑えきれない、圧倒的な脂肪の山脈。その深い亀裂の奥底からは、むせ返るような石鹸の香りと、ウマ娘特有の濃厚なフェロモンが陽炎のように立ち昇っている。
「キス、嫌だったんだもんね。……じゃあ、こっちのほうが良いんだよね?」
「や、やめっ……!違う、ライス、ごめんなさいっ!ごめんなさいっ!!」
「遅いよ。……キスだったら、優しく、チュってしてあげるつもりだったのに。お兄さまが、ライスを怒らせたんだからね?ライスからの愛情を拒絶したんだから、それなりのお仕置きを受けなきゃダメだよね」
底冷えのするような脅しの言葉と共に、ライスは彼をその開かれた肉の裂け目へと容赦なく放り込んだ。
「ヒッ……!?」
落下する間もなく、左右に広げていた彼女の両腕が一気に中央へと引き絞られ、分厚い脂肪の壁が彼の退路を完全に塞ぎ、強烈な万力で締め上げたのだ。
「ァッ!!?がっ……!!」
先ほどまでの圧迫とは、絶望の次元が全く違った。
緩衝材が一切存在しない。ウマ娘の高密度な素肌と、吸い付くように滑らかで重たい脂肪が、彼の小さな身体の隅々にまで直接のしかかってくるのだ。
完全に密閉された、汗と熱気とフェロモンにまみれた絶対的な肉の牢獄。
顔のすぐ横には数十キロの肉の壁が迫り、手足を動かす隙間すら一ミリも存在しない。
「お兄さまには、ライスの裸のおっぱいがどれだけ重くて、どれだけ怖いか……身体の髄まで、骨の欠片までしっかり教え込んであげる!ライスのモノだって、魂に刻み込んであげる!」
ばちゅんっ!ばちゅっ!ばちゅっ!!!
ライスは両手で胸を限界まで寄せたまま、激しく、狂ったような速度で上下に擦り合わせ始めた。
それは、小人である彼を挟み込んだ状態で行われる、常軌を逸したウマ娘の全力の爆乳でのすり潰し。
高密度な脂肪の塊が、圧倒的な摩擦と圧力を伴って彼の身体を左右から削り取るように擦り上げる。
素肌と素肌がぶつかり合う、下品で暴力的な水音がダイレクトに耳元で鳴り響く。
シャワー上がりのウマ娘の素肌から滲み出る尋常ではない熱気と、甘ったるいフェロモンが、逃げ場のない谷間の底に高濃度で充満していく。
「お兄さま、苦しい?気持ちいい?ライスの裸のおっぱいに潰されて、すり潰されて、ぐちゃぐちゃになっちゃえ!!」
「アガッ……!ギィィッ……!ごぼぉっ!!」
脳髄が激しく揺さぶられ、全身の骨がミシミシ、メキメキと悲鳴を上げる。
凄まじい摩擦熱が彼の皮膚を焼き焦がし、圧倒的な圧力が内臓を口から搾り出そうと暴れ狂う。
右の巨大な乳房が彼を押し潰しながら擦り上がり、左の乳房が数トンもの質量でのしかかりながら擦り下がる。
まるで肉のグラインダーにかけられているような、絶対的な死の苦痛。
(痛いっ!!死ぬ!今度こそ完全にすり潰されるっ!!)
限界をとうに超えた激痛に、何度も意識が白濁し、死の淵へと突き落とされる。
しかし、そのたびにあのハーブティーの呪いが彼の身体を強引に修復し、気絶することすら許さない。
骨が砕け散る感覚と、一瞬で修復される奇妙な感覚が入り交じり、ただひたすらに、規格外の肉の暴力と、皮膚を焼く熱と、むせ返るような匂いに精神を犯され続ける。
「んんっ……♡お兄さまの身体、ライスのおっぱいの間で……最高ぉ……♡もっと、もっと擦り潰してあげる!」
「…!!…!!!」
数分、あるいは数時間にも感じられる地獄の摩擦拷問。
彼は呼吸も発言も許されぬまま、ただひたすらに悲鳴を上げる酸素すら奪われ、ライスの皮膚から分泌される新たな汗を無理やり飲まされ続ける。
しかし、ライスはそれだけでは満たされなかった。
「ふふっ……お兄さま、ぺっちゃんこになっても全然壊れないね。本当に可愛い……じゃあ、次はもっと凄いの、してあげる」
ライスはドス黒い笑みを深めると、不意に上下に擦り合わせる動きを止め、両手で左右の胸を外側へと大きく押し広げた。
凄まじい圧力が一瞬にして抜け、彼の身体が谷間の底からポロリとこぼれ落ちそうになる。
冷たい空気が肺に流れ込み、彼は「ヒュッ……!」と短い息を吸い込んだ。
(あ、助か……っ)
「逃がさないよっ!!」
ドゴォォォンッッ!!!!
左右に限界まで広げられた肉山が、ウマ娘の尋常ならざる筋力によって、凄まじい勢いで中央へと激突した。
その中心で無防備に宙に浮いていた彼は、両側から迫り来る巨大な脂肪の壁に完璧な挟み撃ちにされる形となった。
「アゴォッ!!??」
ダンプカー同士の正面衝突のど真ん中に、生身で放り込まれたような絶望的な衝撃だった。
彼の全身の骨が、文字通り粉々に粉砕される鈍く湿った音が、彼自身の体内で反響した。
眼球が飛び出しそうになり、口からは血と空気が同時に吐き出される。
そして一瞬で元通りに修復される。
「あははっ!お兄さまの骨がパキパキ鳴ってる!すごい、すごいよ!お兄さま、いくら潰しても元通りだもんね!」
さらにライスは、粉砕された彼を胸の谷間に挟んで密着させたまま、その場で大きくピョンピョンと跳ね始めたのだ。
ボヨォォン!ドスゥゥゥン!バインッ!!バルゥゥン!!
ウマ娘の爆発的な脚力による連続ジャンプ。
そのたびに、彼女の巨大な素肌の胸は狂ったトランポリンのように大きく上下に揺れ動く。
跳び上がる瞬間、彼は凄まじい重力でカチ上げられ、着地の瞬間には、降り注いでくる巨大な肉の天井に全身をペシャンコに押し潰される。
「や、やめ……ぐえぇっ!!ガァッ!!アガァッ!!」
胸の谷間という名の、逃げ場のない重力嵐。
その中で彼は、ただ無力に弄ばれるだけのピンボールと化していた。
砕けた骨が一瞬で繋がり、繋がったそばから肉のプレスによって再び粉砕される。修復と破壊の無限ループ。
終わらない激痛。絶対に死ねない苦しみ。
(痛い痛い痛い痛いっ!!痛いぃぃっ!!)
悲鳴すらまともに上げられない極限状態の中、ただ純粋な苦痛だけが脳髄に深く、深く焼き付けられていく。
激しいジャンプにより、ライスの胸元からは再び大量の汗が分泌され、彼の顔面を塩辛い体液で溺れさせていった。
「はぁ……はぁ……あ、ぁ……っ」
数十回のジャンプの末、動きが止まる。
圧力が抜け、彼はドロドロの汗と涙に塗れた状態で、谷間の底から指先で摘み出された。
筋肉は完全に痙攣し、ピクピクと虫のように動くことしかできない。
「ふふっ、お兄さま、ぺっちゃんこだね。でも、まだお仕置きは終わってないよ?これじゃあ、お兄さまの身体に、ライスの匂いがおっぱいの分しかついてないもんね」
ライスは楽しげに微笑むと、ドレッサーの方へと歩いていき、そこからポンプ式の巨大なボトルを取り出した。
シャワー上がりに塗る、高級なボディミルクだ。
彼女はそれを手にたっぷりと取ると、その白くドロドロとしたクリームの海の中に、彼を無造作に放り込んだ。
「ひっ!?な、なにを……っ!」
「お兄さまはこれから、ライスの身体を綺麗に保湿するためのスポンジになってもらうの。お兄さまの身体ぜーんぶ使って、ライスの素肌、ピカピカにしてね?」
「嘘だろ……やめ、やめてくれぇっ!!」
「それじゃあ、まずは足からね♡」
ライスはクリームまみれになった彼を巨大な手のひらで強く握り込むと、自身の豊満で長い太ももに向かって、力任せに彼をこすりつけ始めた。
ズリッ!!ズリリリリッ!!!
「!!!」
ウマ娘の尋常ならざる筋力で、彼の身体が彼女の太ももの素肌にゴリゴリと削られるように擦り付けられる。
胸の谷間の柔らかな脂肪とは違う、鍛え抜かれたアスリートの筋肉の硬さと弾力が、彼の骨を容赦なく粉砕していく。
「んんっ……お兄さまが太ももを滑っていく感触……すっごくいい……♡もっと、もっと擦り込んであげる!」
「ごぼぉっ!!ぁっ、んぅぅぅっ!!」
クリームとウマ娘の汗、そして強烈なフローラルの香りが肺の奥深くまで侵入し、完全に呼吸を奪う。
窒息の苦しみと、全身をすり下ろされるような摩擦の激痛。
ライスは太ももからふくらはぎへ、そして反対の脚へと、彼を生きたパフとして無慈悲に擦り付け続けた。
彼女の指の圧力と、肌の摩擦。その間に挟まれた彼は、文字通り薄っぺらい雑巾のように引き伸ばされ、ぐちゃぐちゃに潰されては再生を繰り返す。
「次は、お腹周りね!しっかり塗らないと乾燥しちゃうから!」
今度は、引き締まった柔らかな腹部へと移る。
へその窪みに彼の顔面がめり込むほどの圧力で押し付けられ、そのまま円を描くようにゴリゴリと力強く擦り回され、そのたびに声にならない悲鳴を上げる。
脚、腹、腕、そして背中。
ライスは自らの身体のありとあらゆる部分に、彼を力任せに擦り付け、ボディクリームを塗り込んでいった。
彼は呼吸を許されぬまま、彼女の全身の素肌の感触と匂いを、骨の髄まで、いや、細胞の一個一個にまで強制的に叩き込まれ続けた。
死ねない身体が恨めしい。意識が飛ばない脳髄が呪わしい。
ただ純粋な苦痛と窒息、そして圧倒的な絶望だけが、彼の精神を限界の底の底まで削り取っていく。
「ふぅ……全身、綺麗に塗れたね。お兄さまのおかげだよ、ありがとう♡」
ようやく全身への塗布が終わり、ライスはクリームと彼女の匂いでドロドロになった彼を、指先で摘み上げた。
彼はもはや人間の形を保っているのが不思議なほどに潰れ、ピクピクと痙攣することしかできない。
「ねえ、お兄さま。ライスの匂い、全身についた?ライスの素肌、全部味わえた?」
「あ……あぁ……っ」
「これで、お兄さまは完全にライスのモノだね。……じゃあ、最後は一番落ち着く場所で、ゆっくり休ませてあげる」
ライスはそう言うと、そのまま仰向けにベッドへと寝転がった。
そして、重力に従って左右に流れた巨大な爆乳を両手で中央へと強引に寄せ集めると、その最も深く、最も密閉された谷間の最深部へと、彼の小さな身体を再び押し込んだのだ。
「お兄さまの永遠のお部屋……ここだよ」
ライスは両腕で自身の胸をしっかりと抱え込み、彼の周囲を数十キロの素肌の脂肪で完全にコーティングし、分厚い肉の蓋を閉じた。
上も下も、右も左も、すべてがライスの巨大な胸肉。
光は完全に遮断され、新鮮な空気は一ミリたりとも入り込んでこない。
サウナを遥かに超えるウマ娘の熱気と、甘く濃密なボディクリームの香りが、逃げ場のない空間に限界まで充満する。
「ここなら、絶対に誰にも見つからないし、お兄さまも一生出られないよ。……ずっと、ライスの心臓の音を聞きながら、ライスの胸の中で生きていくんだよ?」
「うぐっ……!がはっ……!!」
酸素がない。
呼吸をしようと口を開ければ、ライスの胸の素肌が直接顔面に押し付けられ、彼女の匂いが気管へと流れ込んでくる。
永遠に続く窒息の苦しみと、四方八方から加えられ続ける万力のような絶対的な圧力。
ただひたすらに苦しく、ただひたすらに痛い。
しかし、意識を手放すことは許されない。
『ドクンッ……ドクンッ……ドクンッ……』
密着した胸の奥から、ライスの狂気的なまでに力強い心音が、地響きのように彼の全身を震わせ続ける。
それが、彼の生涯聞き続ける唯一の音になるのだ。
「愛してるよ、お兄さま。……ずーっと、ずーっと、ライスのおっぱいの中で、ライスの一部になってね……♡」
恍惚とした、甘く狂気的な囁きが、胸肉の振動を伝わって彼の脳髄を直接撫で回す。
無限に繰り返される圧殺と窒息、皮膚を焼く熱気、そして決して訪れることのない死という救い。
彼は完全に自我を破壊され、人間としての思考能力を全て奪われた。
ライスの巨大な胸という絶対安全の肉の牢獄の中で、永遠に弄ばれ、永遠にすり潰され続ける。