1.怒りの巨大少女
夏の陽射しが容赦なく照りつける海岸沿いの穏やかな街並み。その小さな世界に、突然、轟音と共に巨大な影が落ちた。
巨大な少女アリサは金髪をなびかせ、制服のスカートを短く折り上げた姿で、まるで神話の巨人ように堂々と立っていた。彼女の大きさは目測で1,600メートルにもなる途方もない巨大さだ。
彼女の日焼けした小麦色の肌は汗でわずかに光り、張りのある太腿が陽光に映えて、まるで神聖な彫像のような威圧感を放っていた。
アリサの足元では、小人が慌ただしく蠢いている。豆粒ほどの住民たちが、彼女の巨大なローファーを見上げ、恐怖と混乱に叫び声を上げていた。
だが、アリサのエメラルドグリーンの瞳は、そんな小さな命をまるで意に介さない。彼女の顔には苛立ちが浮かび、眉がわずかに吊り上がっている。
焦げ茶色のローファーを履いた右足をゆっくりと持ち上げると、ルーズソックスの白い布がわずかにずり下がり、広大な面積を誇る巨大少女の靴裏が街の上に翳された。
「チビのくせに、こんなところに街なんて作って、目障りなのよッ!」
彼女の声は抑えきれない怒りの感情が滲んでいる。
振りかざした右足が一瞬宙で静止し、次の瞬間、雷鳴のような音を立てて小人の街に振り下ろされた。
地面が震え、衝撃波が周囲のビルを薙ぎ倒す。彼女の足裏、長さ230メートルを誇るその巨大な足跡は、街の中心に深く刻み込まれた。
瓦礫と化した建物の中で、小さな悲鳴がこだまするが、アリサはそれすら気にも留めない。
軽い一歩で、街のど真ん中に破滅的な破壊をもたらした事態にも関わらず、アリサは「ふんっ」とつまらなそうに鼻を鳴らすと、彼女の胸元で、緩く結んだ赤いリボンが揺れた。
一番上のボタンを外した白いシャツの胸元からはDカップの胸が強調されるように、汗でわずかに張り付く布地が彼女の曲線を際立たせていた。
彼女は片手で金髪を掻き上げ、足元の惨状を見下ろす。苛立ちを隠さないその表情は、やり場のない怒りをどこでもいいからぶつけてやりたい衝動が見え隠れしている。
少し前、彼女の心を乱した出来事が頭をよぎる。それは彼氏との喧嘩。理由は些細なことだった気がする。何を話していたのか、どんな言葉が引き金だったのか、もう思い出せない。ただ、胸の奥に燻る怒りだけが残った。
態度の端々に感じた苛立ちが、彼女の顔を曇らせていた。今、彼女の心はやり場のない感情で煮え滾っていた。
「ったく、なんなのよ! アイツも、コイツらも、みんなくそくらえ!」
彼女はもう一度足を上げ、別の区画を狙う。巨大な足裏が再び街を覆い、ビルが紙細工のように潰れる音が響く。踏み潰された地面は、完全に彼女の足跡の形に変形し、かつての街並みは見る影もない。ビルも家も車も人も虫けらのように踏み潰されていた。
アリサは腰に手を当て胸を張りながら、足の踏み場もない程に広がる街並みを見下ろす。
彼女の目はまるで獲物を探す猛獣のように、ただ破壊衝動だけが滾るように燃え上がっている。
彼女の心は、やり場のない怒り、止め処なくあふれ返るイライラ、焦燥感……。何でもいい、この怒りの感情をぶつけてスッキリしたい。そんな八つ当たりの衝動が、彼女を無慈悲な巨人にさせていた。
「ああ、もう! イライラする!」
彼女は左足を持ち上げ、今度は道路に足を振り下ろす。コンクリートの路面が粉々に砕け散り、車が無造作に飛び散る。
彼女は足裏をぐりぐりと踏み躙り、徹底的に破壊してみせた。地面に食い込んだ靴底は、そのまま巨大な痕跡として茶色い地面だけが残された。
女の心は、依然として彼氏との喧嘩の記憶に苛まれていた。理由なんてどうでもいい。ただ、胸の奥で煮えたぎる感情が、彼女をこんな破壊的な行動へと駆り立てていた。
アリサは、まるでこの小さな世界を自分の怒りの捌け口としか見ていないようだった。彼女の目は、まるで獲物をいたぶる猛獣のように輝き、次の標的を探す。
アリサの視界に、ひときわ目立つ高層ビルが映る。小人たちが建てたであろう誇らしい象徴だが、彼女にとっては高さ20センチにも満たない、定規サイズのガラクタに過ぎない。それに小人の分際で、一丁前に目立つような高層建築物を建てているのも気に入らない。
彼女は足を大きく振り上げ、高層ビルに向かって全力で踏み下ろす。轟音と共にビルが崩れ落ち、瓦礫が四方八方に飛散する。
その一撃でビルは木っ端微塵につぶれてしまったのだが、巨大少女アリサはそれで満足するはずもなく、何度も同じ場所を踏みつけて、気が済むまで巨足で叩きつけた。
ずしん、ずしん、と足が踏み下ろされるたび破滅的な地震が街を襲う。
彼女は体重をかけて何度も踏みつけ、ビルの跡形を完全に消し去り、最終的には原型どころか、痕跡さえ留めぬ更地と化し、後には荒れ果てた剥き出しの地面に巨大な穴が穿たれた。
「フン、小人のクセに、生意気なゴミを建てるからこうなるのよ!」
彼女は鼻を鳴らし、胸を張って再び歩き出した。太腿がゆるやかに上下し、彼女の巨体の動きに合わせて大地が揺れる。
「あー、マジでムカつく……!」
彼女は独り言を呟きながら、道端の石ころを蹴飛ばすように、足元のマンション群に足蹴り入れ、一蹴りで何棟もの建物を吹き飛ばす。
地面が抉れ、家々が石ころのように吹き飛ぶ。アリサは鼻で笑いながらも、どこか物足りなさを感じていた。
この小さな世界で暴れ回るのは確かにスカッとする。だが、彼女の心の奥底にある何かは、未だに満たされていない。
「思い出しただけで腹がたつ!もぅ!!」
彼女は無慈悲に足を振り下ろし、蟻の巣を踏み潰すように街全体を蹂躙する。悲鳴が聞こえるが、彼女にとってそれはただの雑音でしかない。
アリサは無慈悲に歩みを進め、小人たちは蜘蛛の子を散らすように逃げ惑うが、彼女の巨大な足から逃れることは叶わない。アリサは腕を組み、足元を睥睨しながら嘲笑を浮かべる。
「逃げても無駄だって分かんないの?大人しく私に踏み潰されなさいよ!」
彼女の声には侮蔑と苛立ちが混じり合い、小さな街に響き渡る。小人たちは必死に避難シェルターを目指すが、シェルターも次々と彼女の足によって押しつぶされていく。
かつて人々が安心を求めていた空間は今や瓦礫の山となり果てる。
彼女の視線はついに逃げる人々に向けられる。逃走中の群衆はパニックに陥り悲鳴を上げながら散り散りになる。しかし逃げ惑う姿も彼女にとってはただの八つ当たりの対象でしかない。
「たくっ、踏んでも踏んでも湧いてくる!目障りなのよ!!」
アリサは足を高く上げた後力強く踏み降ろす。轟音とともに地面が崩壊し道行く人々もろとも大地ごと押し潰される光景。
廃墟となった街並みから黒煙が立ち昇る景色が広がり、この大規模災害に対して人々の叫び声が街中に響き渡るも、彼女のストレスの捌け口としての役割を押し付けられてしまった以上、この理不尽な暴力は止まることを知らない。
彼女は街の中心部を進み、ビルを爪先で突き崩しながら、唇を尖らせる。
足元の小人たちは、彼女の足裏の影に怯え、逃げ惑うが、すぐにアリサに追いつかれて踏みつぶされてしまう。
人間に狙われたアリがそうであるように、小人もまた、巨人に狙われれば踏みつぶされる運命からは逃れられないのだ。
彼女のエメラルドグリーンの瞳は、苛立ちを隠さず、まるで世界を睨みつけるように街を見下ろす。
突然、アリサの視界に、街の外れから蠢く小さな集団が入ってきた。あまりにも小さく、てんとう虫かと見間違えそうだが、れっきとした小人の戦車隊だ。
豆粒のような戦車が数台連なり、彼女の足元に向かって進んでくる。砲塔が彼女の巨大な体に向けられ、貧弱なエンジン音が、まるで蚊の羽音のように唸っている。
アリサは一瞬、足を止めてそれを見下ろす。彼女の眉がわずかに吊り上がり、苛立ちが新たな波となって胸に広がった。
「は? 何これ、戦車? こんなので、マジで喧嘩売ってんの?」
彼女の声は、底に潜む侮蔑と怒りが低く響く。戦車隊は、彼女の足元から少し離れた場所で停止し、砲口を揃えて発射した。
小さな砲弾が、ローファーのつま先に当たるが、それはまるで紙クズが当たったかの様に微塵も傷をつけられない。
何発かは素肌にも命中するが、シミ一つない、汗で滑らかなその表面に、砲弾はただ跳ね返る。彼女の足にはかすり傷すら残らず、弾丸は虚しく飛散して消えてしまう。
「ふん、こんなヤツらに喧嘩売られるとか、余計にイラつく! ストレス発散に来たのに、邪魔しないでよね!」
アリサは右足をゆっくり持ち上げる。230メートルの靴裏が地上に翳され、太陽光を遮るその表面は、まるで巨大な壁のように戦車隊を覆った。
彼女の足裏は、規則的な溝が彫られたゴム底で、その溝に踏み潰した瓦礫やゴミで詰まっていて、ローファーの靴裏に描かれているサッカーコートが何面も作れそうなブランドロゴが不気味に光り輝いていた。
戦車隊は慌てて後退しようとするが、もう遅い。彼女の足が容赦無しに振り下ろされ、一台の戦車を直撃する。
轟音と共に、金属が潰れる鈍い音が響き渡り、戦車はまるで空き缶のように押し潰され、装甲板も砲塔も1枚の鉄くずになって地面に埋まり込む。
巨大少女の苛立ちは、この程度で収まらない。小人如きが、自分に歯向かってきたのだから。生意気な虫けらにはそれ相応の報復を与えてやらなければ……。
巨大な足の踏みつけに、恐れ慄く戦車隊の残りが、彼女の足元で散開し、必死に砲撃を続ける。
砲弾が彼女のふくらはぎに当たるが、巨人の脚は衝撃を吸収して揺らすことさえできない。彼女の脚の肉は、張りがあって弾力性が高く、砲弾はただのくすぐったさとして彼女の神経を逆なでするだけだ。
彼女は唇を噛み、苛立ちを抑えきれず、左足を横に薙ぎ払う。ローファーのゴム底が戦車の一台を弾き飛ばし、ビルに激突させる。戦車の装甲は、彼女の靴の硬さに負け、粉々に砕け散った。
「マジでさ、こんなに弱いのに、なんで攻撃してくんの?痛くないけど、こんなゴミクズに攻撃されてるのが腹立つ!」
アリサは舌打ちし、両足を交互に踏み鳴らす。巨足が戦車隊の中心を踏みつけ、数台を一度に潰す。
戦車隊が最後の力を振り絞って砲撃を続けたが、彼女はそれをまるで虫けらを見るような冷たい眼差しで見下ろす。
彼女の太腿が揺れるたび、制服のスカートが翻り、下着の輪郭が微妙に垣間見える。汗で湿った肌に張り付いた布地が、彼女の官能的な曲線をさらに強調していた。
僅か数回の足踏みで、歯向かってきた戦車は壊滅してしまった。皆、巨大な足跡の底に埋まるか、巨大少女の靴裏の溝に挟まったスクラップとかしてしまった。
アリサは戦車隊の最後に残った一台を見下ろす。彼女の瞳は挑発的に輝き、唇が歪む。
彼女はゆっくりとしゃがみ込み、指先を戦車に向けて伸ばした。
脚を開いて膝を畳んでしゃがみ込みこんだことで、スカートがめくれ上がり露出した太腿の合流地点では、純白のパンツが丸見えとなってしまった。
しかし彼女は恥じる様子もなく余裕たっぷりといった具合で構える。虫けらに下着を見られようがどうでも良い事でしかなかったからだ。
アリサの指先が戦車に触れる。その瞬間、砲身がグニャリと曲がり、装甲板が指紋の溝の形に凹んでしまう。
彼女の指は戦車をひょいと掴み上げ、まるでオモチャを弄ぶように軽々と持ち上げた。
「こんなので戦おうとしてたんだから、ホントどうしょうもないクズね」
アリサは指を閉じる。全く力を込めていないというのに戦車は彼女の指に潰され、砲身も砲塔もぐちゃぐちゃになって、一つの丸いスクラップにされていく。
ゴミのように丸められたスクラップを彼女は指を弾いて放り投げた。彼女の指先から離れた残骸は、金属片と破片を撒き散らしながら街の中に落ちて転がって、 ものの数分の間に戦車隊は完璧に消滅してしまった。
巨大少女は手のひらをぱたぱたと払い、立ち上がる。
アリサは圧倒的な力を前にして、抵抗する者は何もいなくなった。。
彼女は両足を軽く開き、両手を腰に当て、大きく胸を張った。金髪が風になびき、彼女の強大な存在感をさらに強調している。汗が滴る肌は陽光を反射し、健康的な小麦色がより艶やかに映える。
「ふんっ、踏みつぶされたくなければ、せいぜい逃げ回ってなさい」
アリサは挑発的な笑みを浮かべながら、大きな泉のような瞳で街の隅々まで見渡してみる。
瓦礫と化した建物が点在する荒廃した景色は彼女の足跡によって完全に変えられている。
足元に広がる小さな世界は、今はもう彼女の玩具だ。彼女が一歩踏み出せば、その足跡は街の主要な通りを覆い尽くし、道路には深く削られた跡が残されている。
かつての都市の面影はすでに消え去り、彼女の巨大な存在感のみが残される。
憂鬱だったアリサの気分は少しずつ上向いてきていた。
学校では何の変哲もない少女である自分が小人の国では無敵の大巨人として君臨している。
誰も逆らえない。逃げることすらもできない。すべて彼女の思うがまま。この世界では彼女こそが絶対的な力を持っているのだ。
「ふんっ。ゴミみたいな虫けらでも、ストレス発散に使えるんだから、少しは役に立つじゃない」
アリサの頬が紅潮し始める。アリよりも小さいながらも生きた人間を支配する爽快感と征服欲が彼女の脳内麻薬を分泌させ始めたのだ。
調子づいたアリサは片手を腰に当て、もう片方の手で髪を耳にかけた。張りのある若い胸がわずかに揺れ、シャツの生地が汗でぴったりと貼りついている。
彼女の口元には冷笑が浮かび、視線はまるで獲物を選ぶ猛獣のように鋭い。
足元では小人たちが虫けらのように蠢いており、必死に彼女から逃れようと四散している。
だが、アリサはそんな群衆が集まっているビル群の真上にゆっくりと足を上げた。彼女の右足がビルを覆い尽くし、陽光が遮られて影が広がる。
「そんなところに集まってウロチョロしててさぁ。足の踏み場もないんだけど?」
アリサが吐き捨てるように言い放つと同時に巨大なローファーがビルを押し潰すように叩きつける。凄まじい爆発音と共に大量の土埃が舞い上がり天まで届くような噴煙が発生した。
地盤沈下してできたクレーター状の窪地の中でローファーが地面にしっかりと食い込んでおり、そこを中心に放射状の亀裂が入り無数の舗装道路や住宅街が陥没していくのがわかる。
それはまさに彼女の力を見せつける為だけに行われた虐殺行為であった
「あー気持ちぃ。アンタ達のお陰で少しすっきりできたかも」
アリサの口角が上がり残忍な笑みを作ると同時に、次々と標的に向かって踏みつけを繰り返しながら街全体を揺さぶっていく。
小人が集まっている場所を見つければ、容赦なくその集団全体を踏みつぶしていく。
小さな悲鳴が辺り一面から響きわたる中でアリサだけは心底楽しそうに笑っていた。
「逃げても無駄なのに馬鹿みたい♪」
アリサは嘲笑しながら足を振り下ろす度にその威力は増していくばかりであり、最早手加減など一切していない様子だった。
足元から伝わってくる感触や音すら楽しみつつ、さらに続けていった結果ついには半径数十kmという範囲内で建造物という建造物全てを木っ端微塵にして、文字通り瓦礫の砂漠となってしまったのである。
それでも尚まだ物足りない。アリサのすさんだ心を鎮め切るにはまだまだ犠牲が足りていないのだ。
次にアリサが目をつけたのは巨大なビルが立ち並ぶオフィス街だった。彼女はその足でビル群へ向かって歩き出した。
高層ビルよりも長く太い脚が踏み入っていく。彼女の進路に建つビルはどれも彼女の膝にも届かない。高層ビルよりも遥かに背が低い低層ビルには足首すら超える建物すら皆無だ。
彼女にとってそんなものは、
「小さな障害物」
…でしか無い。
アリサが一歩足を前に出すたび、彼女の股下を超えることができず無意味に破壊されていく建造物群。
その度に悲鳴と断末魔があちらこちらから鳴り響いてくるものの彼女自身は何も気にせず悠然と闊歩していた。
「アンタら、それで逃げてるつもりなの?ホント笑わせないでよね」
アリサの巨大な右足がオフィス街の入口にかかる。1,600メートルの巨体が動くたび、大地はまるで生きているかのように痙攣する。
コンクリートの舗装道路は彼女の重圧でメリメリとひび割れ、蜘蛛の巣状の亀裂が広がっていく。
ローファーの踵がビル街の第一列に接触した瞬間――巨大な振動が建物全体を揺さぶり、窓ガラスが共鳴して次々と砕け散った。
ずどぉおおおん!!!
耳を劈く轟音。一歩目の踏みつけで三棟の超高層ビルがまとめて消滅した。巨大なコンクリート塊が雪崩のごとく落下し、他の建物の屋根を叩き割りながら街路を埋めていく。
サラリーマンやOLたちは書類やパソコンを放り出し、呆然自失で逃げ惑うが、アリサの足の一蹴りで容易く人間が塵芥のように吹き飛ばされた。
「今さら逃げようたって無理だから。私の足元でビクビクしてる方が虫けらにはお似合いでしょ?」
二歩目。今度は意識的に爪先をビル群の中へ突っ込んだ。
巨大な靴の先端がビルの谷間に捻り込まれ、ビルをなぎ倒し、搔き分けながら突き進む。
40階建ての建物がつま先に引っかかり、鉄筋をベキベキとへし折りながら空高く弾き飛ばされる。空中に投げ出された躯体はコマのように回転しながら別のビル群へ墜落し、そこでも連鎖反応のように崩壊が始まる。
「大げさねぇ。ちょっと歩いてるだけなのに」
アリサは苛立ち混じりに言い放ち、足元に這いつくばる一群のビジネスマンとOLたちを見下ろした。彼らの悲鳴や懇願は巨大な少女の鼓膜にはほとんど届かない。
アリサからすれば、彼らは地上を這いまわる虫以下の存在でしかなかった。
彼女のローファーの踵が近くのビルを砕き散らした余韻も冷めやらぬうちに、人間たちはパニックに陥り、統率も取れないまま四方八方へと逃げ出す。
しかし巨大な少女は嘲笑うように片足を振り上げた。
「ねぇ、足元に害虫が出たらどうする?そうよねぇ……踏み潰すわよね?」
嘲笑交じりの問い掛け。
アリサの足先が群集の中央に迫る。逃げ場はない。悲鳴と絶叫が交錯するなか、巨大なローファーが垂直に叩き下ろされた。
ごぉおおおっ!
巨大な質量が空気を切り裂き、地表を直撃。
数百人の人間が一瞬で踏み潰され、血と肉片の霧となって消滅する。
地面が陥没し、衝撃波が同心円状に広がる。飛び散ったビルや車の破片が周囲のビルに降り注ぎ、辺りを騒然とさせる。黒煙が立ち込め、火災の炎が彼女の足元で踊り狂う。
「あーあ、つまんな。虫だってもっと上手く逃げるわよ」
アリサはつまらなそうに鼻を鳴らすと、ローファーを軽く振り払う。足裏に大きくへばりついた車と小人の残骸が飛び散った。
次なる標的を探し求めるアリサの瞳孔に、百メートルほど離れた超高層ビルの一つに注目した。
アリサはそのビルを見て思ったことがあるようだった。自分が最も大きい存在なのだということを示してやる絶好のチャンスだと判断したらしい。
「へぇー? なんか一際デカいやつがあるじゃん。まぁ私より全然小さいケドさ」
アリサの嘲笑混じりの視線の先には、周囲のビルから頭ひとつ抜けた高層ビルがあった。地上300メートル。小人の国の誇りともいうべきランドマークだ。その頂上では電波用の通信アンテナが高く聳え、ガラス張りの壁面が陽光を反射している。
「おー高い高い。でもさぁ……私の方がずっと高いんじゃない?」
彼女はゆっくりと近寄りながら腕を組んで見下ろした。腕で寄せ上げられた胸がシャツを内側から押し上げ、長い脚が堂々と歩幅を広げるたびに地面が揺れる。
「あはっ、ビビっちゃってんの?この高さがこの国の自慢なんだよね?じゃあさー……私の足とどっちが高いか試してみよっか?
アリサは屈託なく笑いながらビルを跨ぐように立つ。超高層ビルも見上げると、空に届きそうなくらいに感じるが、アリサは文字通り空に届く巨体。
高層ビルの頂点はアリサのふくらはぎ辺りで途切れている。対してアリサの脚は更に高く伸びていき、大きく張り出した胸の辺りでは雲が漂うその高さに迫っている。
太さもまるで違う。ビルの外径はアリサのふくらはぎどころか、足首すら比べものにならない。
アリサと高層ビルは比べようがないほど圧倒的な差があった。
「はい確定。私の足の方がずっとデカかったね。まっ、比べるまでもなかったか」
アリサはローファーをビルの正面に向けた。ゴム製の靴底が陽光を受けて黒光りし、その縁にはアリサの体重を受け止めた際に生まれた擦過傷が無数についている。
足裏の大きさは長径で200メートルを超え、ビルの敷地面積を完全に覆い隠してしまうほどだった。
「このまま踏みつぶしてもいいんだけどさ……折角だし遊んであげる。感謝しなさいよね?」
アリサはビルを跨いだまま、その場でしゃがみこんだ。
巨大少女のデカケツが高速で下降を始めると、地上に突如として現れた巨大な影に包まれて街路を行き交う人や車が一層慌ただしく動き回る。
重量7億トンを超える巨体が垂直に降下してくるのだ。当然地上では押しやられた空気が暴れまわり、ビルが風圧に悲鳴を上げるような軋みを立て始めた。
一方、高層ビルの中に居る人間は上空から急激に距離を縮める太腿の肉感が与える圧迫感に恐怖を感じていた。
高層ビルは周りのビルより群を抜いて高い建物であるものの、それでもしゃがんだアリサのスカートの裾にも届かない高さだった。
この国最高の建築物も巨大少女の下半身の一部にも届かない矮小な代物だという事実が露骨にわかりやすく浮き彫りにされたのだ。
ビルの内部では逃げ場を求めて無我夢中で非常階段に殺到する人々が大勢見受けられた。
しかしそんなことはお構いなしに巨大少女は高層ビルに向かって手を伸ばし始めた。彼女がその強靭な握力でビルを掴むとぐりぐりと捻り、根本から引っこ抜こうとしている。
鋼鉄の基礎がバキバキと悲鳴をあげると同時に、巨大な怪力の前に為す術もなく持ち上げられていく高層ビル。
信じられない事に世界有数の超高層ビルが一人の少女によって引っこ抜かれてしまったのである。
アリサは指先でつまみ上げたビルの先端をクイっと傾けてみたり、ゆらゆらと左右に揺らしてみたりとその高層ビルを弄ぶかのように振り回す。
彼女の動作ひとつひとつに対し揺さぶられるような衝撃を受けてしまう室内の住人達は壁に頭をぶつけたり椅子から転落したりして悶絶している有様だった。
「こんなにちっぽけな建物が高層ビル? フッ……笑っちゃうわね……」
そう言いながらゆっくりと持ち上げていたビルを両手で掴むと、力任せに引っ張り、一瞬で左右に引き裂いてしまったのである。
先ほどまで威容を誇っていた巨大建築物が、瞬く間にバラバラに崩れ落ち、鋼鉄の骨組みが空中を舞い、コンクリートの塊が地面に叩きつけられる轟音が辺り一面に響き渡る。
彼女は満足げに微笑むと、おもむろに手にしていたビルの残骸もポイっと放り投げ、立ち上がって地面に落ちた高層ビルの残骸を足で踏みつけて、たばこを揉み消すように踏みにじった。
彼女が踏みつけたその場所はもはや原形を留めておらず彼女の巨大な足裏の形に完全に踏み固められた跡だけが残っていた。
「次はどうやって遊ぼうかな?」
そう言ってアリサは新しい玩具を物色するためにまだ踏み入れていない街へと歩みを進めるのであった。
行く先は決まっているようで決まっていない。それでもいいのだと思う。行きたいところに行って、そこで好き放題、暴れ回ればいい。
その蹂躙にどれだけの小人が巻き込まれるのか、どれほどの街が踏みつぶされて更地にされるのか。そんなことは彼女にとってはどうでも良い。自分が楽しいかどうか…それが大事な事なのだから。
やがて彼女の視界に入ってきたのは、川幅が500メートルはあろうかという大きな河川、それを渡るために築かれた橋もそれに劣らず壮大だった。
橋は対岸までゆうに1キロメートルはあろうかという長大なものだった。数十本の鋼鉄の柱が水面から聳え立ち、複雑なアーチ型の架構を支えている。この橋は国家プロジェクトとして建設された最新鋭の斜張橋で、設計耐荷重も桁違いだ。
にもかかわらず、アリサの目にはその巨大さも威容もまったく魅力に映らなかった。
彼女は橋に視線を注ぐ。彼女の目で橋は1メートルにも満たない。橋桁の幅なんて、掌の半分も満たない細い枝のようなものだった。
だが、その橋の上に並ぶ自動車の数は多い。
「……この川を渡ろうと思ってたの?こんな細いもので?」
巨大なローファーが川岸の道路を踏み鳴らすと同時に進行方向を変えた。
巨大な少女に狙われた事を悟った自動車の大行列がパニック状態に陥ったのだ。
無理も無い。巨大な足に狙われて平常心でいられるはずもなかった。
小人は自動車を捨てて徒歩で橋を渡ろうと走り出したが時すでに遅し。
アリサがローファーを振り下ろす方が一瞬早く終わってしまう。
ゴォオッ!
耳障りな摩擦音と共に彼女の巨足が橋の真上を過ぎ去った。巨大なローファーに巻き上げられた空気が橋の床板を激しく殴打すると、橋桁全体がガタガタと震え始める。
230メートルもある巨大なローファーの重量は50万トンにも及び、小人の街のビルを踏みつぶしてきた巨大な足裏が橋梁めがけ振り下ろされる。
鋼鉄製の床板もコンクリートと複合構造で頑丈にできているが関係ない。橋にのしかかる彼女の体重を支え切れずにあっさりと陥没してしまう。
橋の上にいた数百台もの車両も彼女の一歩によりすべて潰された。それも例外なく全部。
アリサはさらにローファーを踏み下ろしていく。230メートルもの巨大なゴム底の足裏が橋の下にある支柱群に直撃した瞬間、轟音とともに粉砕された支柱は木っ端微塵に弾け飛びながら崩壊し、橋桁そのものが崩れ落ちる。
橋桁を崩壊させながら、ローファーが川面に
深くめり込むと、巨大な靴が川をせき止めてしまい、川に張り巡らされていた護岸が決壊し、溢れ出した水が街を押し流していく。
「あ~あ。せっかく渡ろうとしたのに脆いのねぇ。こんな物を作って何が楽しいんだか」
アリサがローファーを引き抜くと、堰き止められていた水が流れ込み、濁流の渦を巻き起こして川に押し流される。
轟々と奔流する川の中に沈む瓦礫を見つめながら彼女はクスッと嗤った。
橋の破片や車の残骸と一緒に濁流に飲み込まれ流されてゆく小人たち……。きっと二度と上がっては来ないだろう。
橋を2、3歩足で粉砕した彼女は巨大なスカートをひらりとはためかせながら次のターゲットへと向かっていくのだった……。
***
アリサが小人の国に来てから1時間が経過しようとしていた。
その短時間の間に彼女はかなり多くの地域を破壊してきた。
巨大少女が歩き回った場所は、彼女の足で踏み荒らし、数多の建物が粉砕され焼け野原と化した都市が広がっていた。ところどころで小さな炎が上がり、瓦礫の海からもくもくと黒煙が立ち昇っている。
まるで絨毯爆撃を受けた戦場のようにも見えるこの光景がアリサのストレス発散のためだけに行った結果だった。
小人にとっては絶望的な状況なのだが、さらに追い打ちをかけるように巨大な足音が遠くから響いてくる。その足音に合わせて大地が小刻みに揺れている。そして小人の世界にアリサと同じく体長1,700メートルを越す巨人の男がやってきたのだった。
2.巨大少年の邂逅と愛の再燃
「今さら何よ……」
アリサは巨大な瞳で睨みつけながら男に向かって言う。
「こんだけ暴れたんだから、もう気が済んだろ?帰ろうぜ」
男は彼女に声をかけたが彼女は聞く耳を持たない。
「うっさいわね!」
アリサの声は、街全体に響き渡るほどの鋭さで辺りを切り裂き、アリサは苛立ち紛れに足元にあった高速道路を踏み潰した。
彼女の足はそのまま地面に深くめり込んでいき、踏み潰された高架道路はもちろん、踏み潰しを免れた橋桁も舗装もろとも衝撃で粉々に砕け散って崩れ落ちていった。
彼女のエメラルドグリーンの瞳は、苛立ちと怒りに燃え、目の前に立つ巨人の彼氏――悠斗を睨みつけた。
悠斗はアリサと同じく小人の世界では途方もない巨体を持つが、彼女の圧倒的な存在感の前ではどこか控えめに見えた。
短く刈り上げた黒髪と、筋肉質な体を包む服が、彼の普段の気さくな性格を物語っている。
だが、今、彼の顔には心配と苛立ちが混じった複雑な表情が浮かんでいた。
「いい加減にしろよ。こんなちっさい街ぶっ壊して何になるんだ?」
悠斗の声は低く、落ち着いた口調だったが、その奥には彼女を止めたいという強い意志が感じられた。
彼は一歩踏み出し、瓦礫に覆われた地面に軽く足を下ろした。その足音だけで、近くの崩れたビルの破片が跳ね上がり、小さな悲鳴が聞こえてきた気がした。
だが、アリサはそんな悠斗の言葉を鼻で笑い、手を組んだままそっぽを向いてしまう。
「はんっ、何?そんなのあんたに関係ないじゃん」
アリサの言葉はさらに鋭さが増す。やり場のない怒りと引っ込みつかない焦燥感が入り混じっていた。
彼女は苛立ちをさらに募らせ、不運にも彼女の足元にあった駅は腹いせに踏み潰されてしまい、その苛立ちの犠牲になってしまった。
地団駄を踏むかのように強く踏み付けられたその衝撃は凄まじく、周囲の建物を吹き飛ばし、大地に巨大な足跡が刻まれるほどだった。
悠斗は眉をひそめ、彼女の怒りに満ちた視線を受け止めながら、ため息をついた。
「関係ないわけないだろ。俺はお前がこんなことしてても、なんも解決しないって言ってるんだ。さっきの喧嘩だって、別に大したことじゃ――」
「大したこと!?」 アリサは彼の言葉を遮り、声を張り上げた。
「アンタのその態度がムカつくのよ! いつもそうやって、適当に流そうとする! 私の気持ちなんて、ちっとも分かってない!」
彼女の声は、まるで雷鳴のように轟き、小人の街にこだました。彼女の瞳は涙で潤み、苛立ちと悲しみが入り混じっていた。
悠斗は一瞬言葉を失い、彼女の激しい感情の波に圧倒されたように見えた。だが、彼はすぐに表情を引き締め、彼女に向かって一歩踏み出した。
「お前の気持ち、俺だって分かろうとしてるよ! でも、こんな風に暴れ回って、踏み潰して、それで何が解決するんだ?」
悠斗の声には、苛立ちと共にどこか切実な響きがあった。
彼はアリサの腕を掴もうと手を伸ばしたが、彼女は素早く身をかわし、彼の手を振り払う。彼女の巨体が動くたびに、周囲の瓦礫がさらに崩れ、小人の悲鳴がまた響いた。
「触らないでよ!アンタに私の気持ちなんて分からない!」
アリサは叫びながら、右足を大きく振り上げ、近くの瓦礫の山を蹴り飛ばした。コンクリートの破片が宙を舞い、遠くのビルにぶつかって新たな崩壊音を響かせる。
彼女の動きは、怒りと不安に突き動かされており、まるで抑えきれない嵐のようだった。
「アリサ、落ち着けって。話せば分かるだろ?」
「話す? アンタと話したって、いつも同じよ! 適当な言葉で誤魔化して、結局何も変わらない!」
「アリサ……」
「私のことなんて放っておいて、他の女の子と遊んでりゃいいじゃない! どうせ私はアンタにとってその程度の存在なんでしょ!今回だって……」
悠斗は彼女の肩を強く掴み、彼女の顔を引き寄せ、唇を重ねて彼女の言葉を遮った。そのキスは、まるで彼女の怒りを飲み込むかのように激しく、情熱的だった。
アリサは一瞬硬直したが、すぐに彼の胸元を叩いて抵抗しようとした。だが、悠斗の腕は彼女をしっかりと抱き込み、逃がさない。
さらに悠斗の舌が彼女の唇を割り、深く絡み合う。 彼女の唇は柔らかく、汗と熱でほのかに塩気を感じさせた。
アリサの息が荒くなり、彼女の抵抗が次第に弱まっていく。彼女の身体は、怒りで熱くなっていたが、その熱は今、別の種類の炎に変わりつつあった。
アリサの唇が離れると、二人の間に銀色の糸が引く。
彼女は荒く息を乱し、瞳には涙が浮かんでいた。その涙の奥には、彼女の心の中にある不安や恐怖が滲み出ているようだった。
悠斗はそんなアリサの頬に手を当てながら、優しく微笑んだ。彼の目は真剣だった。そして彼はゆっくりと口を開いた。
「こんなところまでお前を追いかけてるんだ、どうでもいいわけないだろ。アリサ、俺はお前が好きなんだよ」
彼の言葉はストレートで、飾らない言葉だった。
アリサの頬がわずかに赤らみ、彼女の瞳が揺れた。彼女は一瞬、言葉を失い、彼の胸に手を置いたまま立ち尽くした。だが、次の瞬間、彼女の唇がわずかに動き、囁くような声で答えた。
「……ほんと、ずるい……」
彼女の声は、少し震えていた。それは、怒りや不安ではなく、喜びと切なさが入り交じった複雑な感情だった。
「アリサ……」
悠斗は彼女の言葉に耳を傾けながら、静かに彼女の腰に手を回し、強く抱き寄せた。二人の体が密着し、服越しでもお互いの体温が感じられるほどにお互いの身体が熱くなっているのがわかる。
「悠斗……」
アリサは目を閉じ、彼の背中に腕を回して抱き返した。彼女の心臓の鼓動が激しくなり、全身に熱い血が駆け巡った。その熱は、怒りや不安ではなく、彼女自身の喜びと切なさだった。
彼女は静かに息を吐き出すと、再び彼を見上げた。その目にはもう涙はなく、代わりに強い愛情が宿った熱い眼差しが悠斗に向けられていた。
「……私もあなたが好き……」
アリサはそっと囁き、ゆっくりと唇を重ねた。今度は彼女の方から積極的に彼の唇を求めてきた。彼女の舌が口内に滑り込み、二人の舌が激しく絡み合った。
唾液の混ざり合う音が小人の街に響き渡り、二人はお互いの気持ちを確かめ合うように深く口付けをした。
巨人の情熱的なキスシーンに対して、地上の街は悲鳴と困惑で溢れていた。小人の街は、二人の巨人によって完全に崩壊しており、瓦礫だらけの道路を溢れんばかりの人々が狂奔している。
巨大少女の足元では、熱烈なキスの影響で身動ぎする度に踏み荒らされたビルの瓦礫が細かく砕け飛び散り、巨大なローファーによって道路や建物が押し潰されていく。
逃げ惑う小人たちが巨大な靴に踏み潰され、踏み潰しを免れた者も崩壊して来る瓦礫の下敷きに叩きつけられていた。
しかし、そんな状況にもかかわらず、アリサと悠斗はお互いの存在だけに集中していた。
「ん……はぁ……」
アリサは甘い喘ぎ声を漏らしながら舌を絡ませる。彼女の腰が震え、彼女の乳房が彼の胸元に押し付けられた。
二人の巨体が密着する姿は、荒れ果てた小人の街かの何処からでも見上げられた。
小人の街を更地に変えながら激しい恋愛感情を共有するアリサと悠斗の行為は誰も止めることが出来ない。
ただ巨大な身体を持った恋人同士が欲望を満たし合う儀式を小人たちに見せつける。
悠斗が背中に手を回しギュッと強く抱きしめる。彼女の身体は腕の中でしなやかに反応し、汗で濡れたシャツが彼の腕に密着する。
二人の唇が一度離れると、熱い息遣いが絡まり合い、再び求め合うようにキスを続ける。二人の身体がさらに密着してお互いの体温が一つになり鼓動が激しくなるのを感じた。
「悠斗……好き……」
アリサは潤んだ瞳で彼を見上げて、その小さな唇で愛を囁いた。
悠斗は彼女を強く抱き寄せ、その手が彼女の背中を滑り、シャツの裾をたくし上げ、シャツの隙間に彼の指が侵入する。彼女の素肌に触れると、その肌は熱く火照っており、汗でしっとりと濡れていた。
「んっ……悠斗ぉ……」
アリサと悠斗の情熱的なキスは終わることなく続いていた。周囲の足元では崩壊した建物から火の手が上がり救急車や消防車のサイレンの音が遠くで聞こえている。
しかし2人はそんな騒音など気にすることもなくただ目の前の相手だけを見つめ続けた。
「アリサ……」
悠斗は彼女の耳元で囁き、そのまま彼の指先が彼女の背中を這い回り、やがてブラジャーの下に滑り込んだ。そして彼女の乳房に軽く触れると、彼女はびくんと身体を震わせた。
「悠斗……ここで……?」
彼女の声は、恥じらいと期待が混じり合い、かすかに震えていた。悠斗は彼女の耳元で低く囁く。
「いいだろ? お前が街をぶっ壊したみたいに、俺もお前をめちゃくちゃにしてやるよ」
彼の言葉に、アリサの身体が一瞬硬直したが、すぐに緊張が解けて彼女の身体から力が抜けていく。
「もう、バカ……」
アリサは目を閉じて彼に身を任せることにした。彼女は気持ち程度の抵抗を小さく身動ぎだけで表してみせる。
二人の吐息が重なり合う中、彼の手が彼女のシャツのボタンを一つずつ外し、白いブラ
に包まれた乳房が露わになった。
「悠斗ぉ……」
アリサは彼の目を見て小さく囁いた。その声は熱を帯びており、潤んだ瞳が彼を見つめている。
その目は艶っぽく光り、彼の視線を捉えて離さない。
「あぁ、わかってる。たくさん可愛がってやるからな」
彼女の乳房は張りがあり、ほどよく日焼けした肌は艶とハリで瑞々しい。悠斗の手がその柔らかさを確かめるように撫でると、アリサの身体が敏感に反応し、彼の腰に回した手にも力が入る。
アリサも彼のシャツのボタンを外し、汗で濡れた腹筋に指を滑らせた。彼の鍛え上げた筋肉は硬く張り詰めており、彼女が触れると微かに収縮するのが分かった。
二人の呼吸が荒くなり、瓦礫の上で交わる熱がさらに高まる。悠斗の手が彼女のスカートに滑り込み、引き締まった太腿の内側を撫でる。
「んっ……あぁ……悠斗ぉ……」
アリサはびくんと身体を震わせ、甘い声を上げる。彼女の太腿が汗で湿り、その柔らかさと温かさが指先に伝わってくる。
彼氏の指先がスカートの最奥に伸びていく。ショーツは既に湿り気を帯びており、指でそれを押してみると、柔らかな肉が彼を押し返そうとしてくる。
彼は彼女の入口をそっと撫で、彼女の反応を探るようにゆっくりと指を動かす。アリサの息がさらに荒くなり、彼女の手が悠斗の脱ぎかけたシャツを強く掴む。
「はぁ……ゆうとぉ……」
彼女の声は切なく甘く、彼を求めているのが明らかだった。悠斗は彼女を地面にそっと押し倒し、街の上に彼女を横たえた。
彼女の金髪が地面に広がり、ビルとビルの隙間を抜ける通りをすべからく埋め尽くし、ビルの瓦礫や破片が彼女の身体の下で擦れる音が響いた。
汗で湿りを帯びたブラを盛り上げる二つの双丘は、呼吸に合わせて上下し、この街で一番の巨大な山を描き出す。
悠斗はゆっくりと彼女の足を開き、その間に身体を滑り込ませた。そして彼女のスカートをめくり上げると、白いショーツと小麦色の太腿が露わになる。
スカートと太腿の三角地帯は不思議な光景に包まれていた。健康的な小麦色の太ももが両側を塞ぐように横たわり、人も車もありとあらゆる往来を全て遮断していた。
そしてその中央部には純白のパンツが張り付いた股間が空高くそそり立っている。街で一番の美しい峰だった。それは小人がどんなに努力しても決して登ることの出来ない巨峰だった。
巨大な群峰帯に挟まれた谷の街は暗く湿った秘境となり誰も外に逃げ出せない閉鎖された世界となっていた。
「アリサ……めっちゃ綺麗だ……」
彼の声は低く、欲望に満ちていた。アリサは彼の視線に気づき、頬をさらに赤らめたが、目を逸らさずに彼を見つめ返した。
「やぁっ……そんな目で見ないで……」
彼女の声は照れくさそうだったが、その瞳には
期待の色が滲んでいた。
悠斗は彼女の太腿に手を這わせ、ゆっくりと下着の縁に指をかけ、彼女の下着を横にずらすと、彼女の秘部が露わになった。高さ100mに現れた神秘の秘境。そこは汗と熱でしっとりと濡れ、陽光に照らされて艶やかに輝いている。
「ほら……アリサ……見てみろよ……お前のビルよりずっとでっかいアソコ、みんな見てる」
悠斗は低く囁きながら、アリサの太腿を優しく撫でる。
彼女の股に挟まれた街には、彼女のスカートと太ももの巨影が、街の真上に影を落としている。
悠斗の言う通り、アリサの女性器は街のどの建物や道路よりも遥かに大きく、圧倒的な存在感を放っていた。まるで街全体が彼女の身体に委縮してしまったかのようだ。
アリサの蜜穴は艶やかなピンク色をしており、周囲の街との対比が余計に際立っていた。
ビル群よりも遥かに大きくて長い唇で蓋をする二枚貝は周囲に無言の圧力と恐怖を与えている。
それだけでも、股下の小人は恐怖で震え上がるのに、さらに恐ろしいのが、それが巨大少女の極一部にすぎないということだ。
高さ400mはありそうな太ももが左右を塞ぎ、800mを超える豊かな美尻が視界を塞いでいる。
そしてその真上には遥か天空まで聳え立つ上半身が構えていた。
どのビルも彼女の太ももよりも遥かに低く、どの道路も彼女の股の間を抜けられない。彼女自身がこの街そのものよりも大きな存在であることをこれでもかと突き付けられた。
アリサは悠斗の言葉に顔を真っ赤にし、視線を彷徨わせた。
「バカ……そんなこと言わないでよ……」
彼女の声は小さく震えていたが、悠斗の手が太腿の内側に触れると、その身体がぴくりと反応した。
彼女の巨体が震え、押し殺す声が振動と共に街に轟く。そしてしばらくの静寂……。それはこれから起きる嵐の前の静けさだ。街に緊張が走る。
この後に何が起こるのか……。それは巨大な彼女と彼氏の情事……そして結合……。
発情した若い巨人たちがこの街をベッド代わりにしようとしている……。
「アリサ……すっげぇ濡れてるぜ……?」
悠斗の指が彼女の花弁に触れると、アリサの身体が再び震え、彼女の足が無意識に開いていく。 大きく投げ出されたアリサの両足が10㎝もない小さな雑居ビル群を押しのけて、足の下敷きにして地面に沈む。
彼女のふくらはぎの下でビルがガラガラと音を立て倒壊していく。だが二人には関係ない。今はお互いに集中している。悠斗は彼女の足の間に跪き、指をゆっくりと挿入した。
「んっ……はぁ……っ…」
アリサの吐息が甘く響き、彼女の瞳が悠斗を見つめる。彼女の手が彼の頭を優しく包み、彼の髪に指を絡める。
悠斗の指が彼女の中で動き始めると、彼女の身体が弓なりに反り返り、街もその動きに呼応するように大きく揺れた。
悠斗の指の動きは次第に激しさを増していき、アリサは快感に身を震わせる。
彼女の身体が彼氏の愛撫から逃げようと、下半身をくねらせる度に街の建物が次々に倒壊して、彼女の尻の下で小人の街はグシャグシャに潰れていった。
「あっ……んっ……はぁ……」
「濡れ濡れだから、すっごい音が出てるな……」
「やだ……そんな音立てないで……」
アリサの声は羞恥に染まり、彼女の身体が震える。悠斗の指が動く度にジュプジュプと淫靡な水音が奏でられる。なんてことの無い行為。
だが小人にとっては天地が逆転し街全体が翻弄されるレベルの大事件だった。
アリサの巨体の下では、悠斗の指の動きに合わせて彼女の臀部が左右に揺れ動き、その重圧で周囲の瓦礫や建物が粉々に砕けていった。
街に巻き起こる地獄絵図。その中心には発情した巨人の男女。彼らには見えない小人が何百万、何千万死んでいようと一切関知しない。
この世界にとって異常なこの瞬間も彼らにとっては当たり前な日常。
いつもの生活とは違う巨大な力を得た二人の男女の性欲を発散させることは、二人にとって必要なことだった。
「あっ……んんっ……ゆうとぉ……ダメぇ……そこぉ……っ…」
彼女の声は切なく甘く、彼を止めるどころかさらに煽るような響きだった。
悠斗は彼女の花弁をゆっくりと広げ、親指をクリトリスに這わせ、転がし、中指で内部を掻き回す。彼女の身体が大きく仰け反り、彼女の股間から溢れる愛液が街の路面を濡らし続ける。
「イクッ……イッちゃう……イッちゃうから……っ!」
彼女の声は小さく震え、その身体は限界を迎えつつあった。彼女の意識は彼にのみ向いており、彼女の身体が大きく震え、彼女の股間から噴き出す潮が街の一角を洗い流し、その蜜はひび割れずたずたにされたされた道路や建物の表面をぬめらせていく。
アリサの絶頂は街の崩壊に拍車をかけ、彼女が悶える度に彼女の巨体が揺れ動き、半開きの唇から喘ぎ声が漏れる。その大音量の声は街全体に響き渡り、崩れた建物の残骸がさらに震える。
「んん……っ……っ〜〜!!……っはぁ……」
アリサは声にならない叫びを上げ、その身体を激しく痙攣させた。
彼女の股間からは大量の液体が流れ出し、それは雨となって小人の街に降り注ぐ。
彼女の股間からは少量の液体が流れ出し、小人の街に降り注ぐ。
少女の少量の体液とは言え1000倍の大きさなのでその量はかなりのものだ。
勢いよく飛び出したそれは、地面に打ち付けられて弾け、小人の車両を跳ね飛ばし、小人の街は洪水のように流れ込んだ彼女の潮で水浸しになった。
悠斗は彼女の身体から顔を上げ、彼女の唇にキスをする。彼の唇が彼女の柔らかな唇に重なり、彼女の味が彼の口の中に広がる。彼女は荒い息を整えながら彼を見つめ、頬を赤らめる。
「バカ……イかせるなんて……」
彼女の声は責めるようだったが、その瞳には愛情が宿っていた。悠斗は彼女の手を取り、優しく微笑む。
「お前が可愛すぎるから仕方ないだろ?」
「もう……バカ……」
彼の言葉にアリサは照れくさそうに微笑み、彼の首に腕を回す。彼女の巨大な巨体が彼に寄り添い、二人の身体が密着する。
彼女の胸が彼の胸板に押し付けられ、互いの体温が混ざり合う。汗で濡れた肌が触れ合い、陽光に照らされて光沢を放つ。悠斗は彼女の唇を再び奪い、激しく舌を絡める。
「ふっ……ん……んぅ……」
アリサの吐息が甘く響き、彼女の瞳が閉じられる。二人のキスは激しく情熱的で、互いの欲望を煽り立てる。悠斗の手が彼女の胸に伸び乳房をまさぐる。
小人の軍隊でもビクともしない二つの巨峰は彼氏の手であっさりと鷲掴みにされ、いとも簡単に形を変える。
彼女は再び彼の熱に身を委ねていくのだった。
悠斗は彼女を抱き上げ立ち上がる。彼の手が彼女の尻に回り支えると、街を押しつぶしていた大質量の柔肉が空に上がっていく。
その丸い臀部から、極限にまで圧縮された瓦礫が落下する。その巨尻に張り付いていた破片が街に降り注ぎ、残された建物をさらに破壊していく。
巨人らにしてみれば砂粒程度かもしれないが、地上の小人らからすれば致死的な恐怖の塊だ。
二人の巨人は自分たちの身体に着いたゴミが落ちたことで大混乱に陥ってる小人の存在など気にもとめないどころか、気付いてもいない。二人の視界は自分たちだけで占領されている。
アリサを抱えたまま街の中心部に歩みを進める悠斗。歩く度に激しい揺れと爆音が響き、砂塵が舞い上がり、彼女が踏みつぶし蹂躙した瓦礫の山を悠斗の巨大な足が蹴散らし歩いていく。
そしてアリサも踏み荒らしていない街の中心部で悠斗は立ち止まる。
超高層ビル群、小人の世界ならば点を突く摩天楼の都市。
だが、巨人の前ではただのオモチャにすぎない。
悠斗の両足の間にあるビルは、彼の膝の高さにすら到達しない。
巨人の足だけでこの世界のほとんどを支配できるだろう。
悠斗はビルの合間を走り抜けようとしている小人たちの視線には気づいていない。
ただ彼女と愛し合うことだけしか頭になかった。
「アリサ、ここでいいだろ?」
悠斗はビル群を見下ろしながら微笑んだ。アリサは彼の肩に手を置きながら周囲を見渡し、恥ずかしそうに顔を伏せた。
「ここ……街のど真ん中じゃない。まだたくさん小人がいるのに……」
彼女の声は震えていたが、その瞳には恥じらいと期待が混じっていた。悠斗は彼女を抱き寄せ、低く囁く。
「だからいいんだろ? 俺たちのセックスをこいつらにを見せつけてやろうぜ?」
彼の言葉にアリサはさらに顔を赤らめたが、否定できなかった。彼女は悠斗のシャツを強く掴み、顔を赤らめ、彼の耳元で囁く。
「バカぁ……」
その声は甘く、拒否ではなく許可の意味を持っていた。
悠斗は彼女の唇をもう一度奪い、激しく舌を絡める。彼女の腕が彼の首に絡みつき、彼女の胸が彼の胸板に押し付けられる。二人の吐息が荒くなり、上空の空気が熱気で霞む。
悠斗は彼女の唇から離れ、彼女を地面に下ろすと、身に纏う余計なもの達を脱がしていく。アリサも抵抗せず、ただ黙って彼の行為を受け入れていた。悠斗の指先は優しく彼女の衣服を解き、放り投げていく。
脱ぎ捨てられたシャツは盛大に広がりながら、地上の街並みを覆いつくし、アリサの美乳を支えていたブラジャーはその大きさ故、小人たちの住むアパートや住宅が密集するエリアに激突した途端、その巨重によって瓦礫の山へと変え、代わりにアリサの体温が仄かに残る標高300メートルの白い下着の山が鎮座した。
広大なシャツがあれた街を覆いつくし、巨大な下着が逃げ惑う人々を襲う中、悠斗は彼女の乳房を揉みしだき、彼女の唇を奪う。彼女の胸が彼の手の中で形を変え、汗で濡れた肌が彼の指に吸い付く。
「アリサのおっぱいマジで最高……」
悠斗の声は欲望に満ちていた。アリサは彼の手の動きに合わせて喘ぎ、彼の唇に自らも舌を絡める。
「んっ……はぁ……ゆうとぉ……っ…」
アリサの声が悠斗の耳をくすぐり、彼女の身体が彼の手に反応する。
悠斗は彼女の胸から手を離し、彼女の太腿に手を這わせる。彼女のスカートを捲り上げ、脱ぎかけのパンツが露わになる。
「やだぁ……恥ずかしい……」
アリサは恥ずかしそうに身を捩る。彼女の秘部は十分過ぎるほどに濡れており、布地がぴったりと張り付いていた。
そのパンツはスカート同様に巨人が身に着ければ違和感はないのだが、その大きさは街の大型公園に匹敵するほどの面積だ。
地上に落とされれば、巨大な重量を持ったその面積が容易に数千の小人を押しつぶしてしまうだろう。2人の足元では街路樹やガードレール、電柱などで整備された都市の風景が広がっているのだが、彼女のパンツが街を襲えばその光景は一変する。
そのパンツを悠斗が脱がしにかかると、その奥底に秘められた神秘の園への扉が開かれる。
下着を脱がし終えると悠斗はそれを躊躇せず地上の街並みに落とした。巨大な布地が風に乗って翻りながら落下していき、地上に激突する音が響く。
パンツが街を覆い尽くし、その重量で街の一区画を覆いつくし、真下にあったビルを押しつぶした。
街区の端から端まで広がるパンツは、小人たちにとってもはや一つの地形となっていた。
建物の崩れ落ち、小人たちの悲鳴が聞こえているが、だから何だというのだ、二人の巨人は気に留めなかった。
「あっ……やだ……待って……」
アリサの照れくさそうな言葉が弱々しく吐かれる。悠斗は彼女のスカートのチャックを下ろすと、それも放り投げるようにして脱がす。
アリサの全身が露わになり、ビル群に聳え立つ巨大な女神像のように陽光を浴びて輝く。アリサは諦めた様に、ローファーとソックスも全て脱ぐと、文字通り生まれたままの姿になって、小人の世界にその全身をさらけ出した。
彼女の汗で濡れた肌が煌めき、小麦色の健康的な肉体が街に聳え立つ。
捨てられたパンツからは濃厚な蒸気とともに発散された体臭が街に漂う。それは彼女の体の中から沸き立つフェロモンで街にいる小人たちにも影響を与えていく。彼女の存在が街全体にその存在感を主張していた。
ビルの屋上に飛び出してきた小人たちは、その場から見下ろすことで自分たちの住む世界が、脱ぎ捨てられた少女の制服で埋め尽くされてしまった光景に目を奪われてしまっていた。自分たちの命がかかった危機的状況であることを忘れてしまう程に……。
彼女の脱ぎ散らかした制服、それに靴やタイツは巨大な山となっている。それぞれの質量は一つの町の規模を超えているだろう。
それとは逆に彼女の体は開放的な全裸姿をさらけ出していた。彼女の汗ばんだ肌や、豊満なバストラインの曲線美は見るものを魅了する魔力を持っているようだった。
「もう、そんなに見ないで……」
彼女は頬を染めながら照れくさそうに笑う。
そして悠斗も服を脱ぎ始める。逸る気持ちを体現するかのように何も言わず、乱雑に服を脱ぎ捨て、彼の鍛え上げられた胸板が徐々に露わになっていき最後のボタンを外す時には二人とも興奮の波が押し寄せてきていたのだ。
最後にベルトが外れスラックスとパンツがパサリと地に落ちた時、露わになった男性器が力強く上を向き二人の間を遮るものは何も無かった。
巨人のペニスは小人の世界の建物より高くそびえ立つ巨塔だ。それは小人に比べれば雲を突き抜けるほどの大きさの肉棒であり、しかも鉄筋コンクリート製の高層ビル群など比較対象にもならないほど大きな物体だ。
小人たちが見上げる目の前でその巨塔はビクビクと脈動する。
それは彼らの男性なら誰しも同じ男性器が備わっているはず、だが頭上のそれは自分たちとは全く違うものでしかない。
巨人の雄は小人たちにとってはあまりにも巨大すぎた。
あのペニスの竿が地上に落ちてきたら、その衝撃だけで町一つが壊滅するだろう。片方の睾丸でさえ、どんな文明の道具を使っても持ち上げられないであろう。
それほどまでに両者の差は圧倒的だ。
人間として、雄として、彼らのプライドはズタズタに引き裂かれ、粉々に砕かれた。
この世界の頂点に立つのは彼らでも無ければ、高層ビルでもない。
たった一つの青年から生えた巨大なペニスなのだ……。
「アリサ……」
悠斗の声が静かに響くと、それを合図に彼の勃起した陰茎がゆっくりと上下に動き出した。先端からは透明な雫が流れ落ちており、それが地上の小人たちを恐怖させる。
誰も見たことが無いような巨大な存在……。
高層ビルが立ち並ぶ小人の都市が矮小なものに感じるほどの大きさを持つ巨根。そしてその剛直は勃起した状態でも十分に長大で太く逞しい。
それは小人の世界においては唯一無二の存在であると同時に全生物共通の畏怖の象徴でもあった……。
アリサはその逞しさに見惚れていた。
一方で悠斗は脱いだズボンとパンツを投げ捨てるとアリサの眼前に近づいてくる。
その時の悠斗の表情からは先程までの余裕は何処かへ消えてしまっていてギラギラとした獰猛な獣のような眼差しをしておりまるで獲物を見つけた捕食者のようだと感じさせられたほどだった……。
アリサと悠斗は互いに目を合わせるとどちらからともなくキスをした。
それは貪り合うような激しいものではなく相手を慈しむように優しく啄むような接吻……。
二人の吐息が絡み合う音が大災害に見舞われている街に響いていく。
一方で地上では街を覆う2人の巨人による圧倒的な存在感を前に逃げ惑うことしか出来ていなかった。
無秩序に散り散りとなって逃げる者もいれば、健在している雑居ビルに避難する者、地下街に入り巨人に見つからないよう隠れる者、がれきの下敷きになった同胞の救助のために懸命に働く者もいた。だが、そんな逃走も努力も全て無駄に終わる……。二人が繋がる準備は既に整っていた……。
悠斗は右手でアリサの太ももを抱え込むように下から持ち上げ、左手で背中を支える。そして、そのまま彼女を抱きかかえた。アリサも彼の首の後ろに腕を回し自らを彼に預ける立位の姿勢となった……。
「……いれるぞ?」
「うん……」
悠斗の言葉にアリサは目を閉じながら小さく呟く。彼の剛直が天を向き、その先端が彼女の秘部にあてられた。
「あっ……ん……」
それだけで彼女は小さな喘ぎ声を漏らさずにはいられなかった。
巨大な質量を持った男根が彼女の膣内へ挿入されると同時に、アリサは快楽と苦痛が混じり合ったような切ない表情をする。
それは悠斗も同じだった。彼女の膣圧は彼のペニスを包み込み、きつく締め上げて来る感覚に襲われる。
「動くぞ」
「うん……」
彼女の同意を得た後、悠斗は腰をゆっくりと突き立てていくと、彼女の膣肉を掻き分けて入っていく。
アリサの巨大な秘唇の狭間の谷は濡れそぼった温かな空間だが、小人の力では決してこじ開けることのできない未知の領域だ。それが今一人の少年によって侵略されようとしている……。
ビルを遥かに凌駕する高さを持つ巨大な亀頭が、彼女の割れ目から覗くピンク色の秘肉に接触すると同時にアリサから甘い嬌声が漏れ出る。
「んっ♡ あっ……ああぁ……」
巨大な二人が互いに求め合い繋がるために行われる行為。それは1000倍サイズの巨人同士の営みであり、人智を超えた行為だと言えるだろう……。
二人は互いを見つめ合いながらゆっくりと動き始める……。それにつられて巨人の体も小人の世界で動く度に街を壊し揺さぶっていく……。
その度に周囲の建物が崩壊してしまうほどだった……。
肌色の巨体を支える4つの柱、二人の体重を載せた脚が大地に掛かる度に小人たちの都市は悲鳴を上げていたのである……。
そして二人の行為が本格的に始まると、サイレンと怒号と悲鳴で溢れていた街中は、今や彼らが奏でる淫靡な音楽と嬌声、そして嬌声が響くのみだ……。
空を覆いつくす巨神が行う生の営みに、地上の人間たちが固唾を飲んで見上げていた……。
「んっ♡ あっ……はぁ♡ ……あぁっ……!!」
天空から空を割るような大声量で甲高い声……それは間違いなくアリサの嬌声であり、遠く離れた街にいる小人にも聞こえるような声量で、その美しい肢体を痙攣させ、喘ぎながら身を捩らせていた。
二人の巨人が発する甘い嬌声で、残っていた高層ビルの窓ガラスが震えて割れた。
二人の快楽はまさに天上の宴と表現すべき壮絶なものだったと言えるだろう。二人の行為が始まると同時に小人たちの街にもその影響が及ぶ……。
悠斗とアリサのセックスはまさに大自然の摂理に逆らえない営みだが、自然を操る神々と同等の力を誇る彼らからすれば単なる戯れに過ぎない行為なのであった……。
「おおぉっ!すげぇ……すっごく締まってるっ!……アリサの中……いいっ!!」
悠斗はもう我慢できないといった様子でピストン運動を速めていった。
その度に周囲のビルが激しく揺れて崩壊していったのは言うまでもない……。
巨大な少女の陰裂に侵入する剛直が前後の運動を繰り返すたびに蜜壺から垂れる愛液が滴り落ちてくる。
それは婬らな香りと共に地面を濡らしていき巨大な2本の巨柱の下で小人のビルの屋根に池を作っていく。
街は今や2人の巨神の交尾によって完全に蹂躙され始めており、彼女の豊満な乳房が激しく揺れる度に辺り一面を震わせる地震のような衝撃波が発生し大地が大きく震動すると共に建物も少しずつ傾いていってしまうのである……。
小人たちの世界を滅ぼさんとするかの如く2人の巨大生命体による性行為は続いていく……。
「ふっ♡んっ、んぅ♡すごいっ……あぁっ♡……もっと欲しいぃ♡♡」
アリサの喘ぎ声が大きくなり、彼女の身体が激しく揺れ動く。彼女は悠斗の首に腕を回し、必死にしがみつくようにして快感に耐えようとしていた。
「んっ♡あぁっ♡凄いぃ~♡♡……気持ちいいぃ♡」
アリサの喘ぎ声がますます大きくなる。悠斗は彼女の唇を奪いながら激しくピストン運動を続けた。
そのたびに二人の巨体が震え、周囲の建物が崩壊していく。悠斗の巨根が出入りするたびに地面が揺れ動き、彼女の蜜壺からは大量の愛液が飛び散り続けていた。
「ほら……アリサっ、みんなお前の事、
見てるぞ……! 巨人ち○ぽに犯されてる姿見られて興奮してるんだろ?」
悠斗は意地悪く言いながら更に動きを加速させていくと、アリサも眼下に視線を向けてみる。
彼女からみれば足元から遠く彼方にぽつぽつと点在するビルや、マンションなど足の踏み場もない程に密集しているが、巨人の彼女からすれば砂粒の集合体としか映らない。
そんな虫ケラに等しい存在たちに、自分が貫かれている姿を見られていると考えると自然と子宮がキュンとしてしまう……。
「……んんっ♡……皆見てるぅ……私達のエッチなところ全部見えちゃってるぅ♡んんっ♡……恥ずかしいけどっ……あぁ♡凄く感じるぅ♡♡」
アリサは恥じらいながらも正直に答える。その答えを聞いて興奮したのか悠斗は更に動きを早めた。
パンッ!パチュッ!ヌチィ!ブヂュッ!!
巨大な二人のセックスは迫力のある水音と共に卑猥な音を立てている。
結合部からは大量の愛液が噴き出し続けており、小人の世界へと流れ込み、家々や車、あらゆるものを泡立った白濁の液体で汚していく……。
「♡ あぁっ!♡いぃっ!!♡ 好きっ! ♡ 大好きぃっ!!♡ お願い!もっと突いてぇっ!私の事いっぱい犯してほしいのっ♡♡」
悠斗はアリサの要求に応えるべく、腰を掴んで思い切り打ちつけるようにして、激しく抽挿するとその反動で彼女のお尻が打ちつけられぶるんっと震えるのだった。
「ほら、アリサのイってるところみんな見てるぞ」
アリサは快感に酔いしれながらも小さな住人達に視線を向けた。遠く離れた彼等は米粒程の大きさしかなかったが、それでも確実にこちらを見ている事が分かる。街を荒らしながらセックスしているのに、何もできない無力な存在たち。
そんな小さな存在なんかどうでも良いと思うと同時に、もっと見せつけてやりたいと意識してしまう矛盾した感情がせめぎ合い、巨大少女の感情を昂らせていく。
「あぁっ♡ だめぇ♡♡ 悠斗のぉ♡ いっぱいいっぱい犯されてるぅぅ♡♡♡」
巨人少女の身体は隅々まで快感を感じているようだった。汗と愛液が入り混じり、その匂いが地上の小人の世界を満たしていたことだろう。
「はぁっ……はぁ……っ!アリサぁ、んちゅぅっ……!」
「あぁ……悠斗ぉ♡♡ んちゅ……ちゅぱっ♡♡」
二人は互いの舌を絡め合わせ、身体を密着させながらピストン運動を続ける。
巨人たちが立位で始めたのは偶然ではない。その体位が地上から最も巨大で絶対的な支配力を誇る二人の情交を晒すことになるからだ。
二人の陰部の結合部分は数千を超える人口を有する小人の地区と同じくらい巨大だった。
1000倍の巨大さは常識ではあり得ないサイズだ。たかが一組の少年少女に過ぎない筈なのに、小人の世界では一番巨大な建造物も凌駕している。
「んっ♡ あっ……んんっ!ふぅ♡」
アリサは切なげな表情で喘ぎ声を漏らし続ける。
彼女自身も自らの巨大さを改めて認識したことでさらに興奮しているようだ。自分の股の下に見えるのは本来であれば数万人の人々が暮らす街並みなのだ。そこに立つ自分たちは1000倍巨大な怪物だ。
セックスする度に地上のビル群は全てその脚によって踏みつぶされ蹂躙されていた。
それを思うと何とも言えない罪悪感と背徳感に襲われたようだった。
しかし、それこそがアリサにとっての最大の快感源になっているらしいのである……。
「んんっ♡……あんっ……悠斗ぉ♡もっとぉ……」
「ああ……もっと気持ち良くしてやるからなぁ!」
二人は互いを求めるように唇を重ね舌を絡め合うと再度深くキスを交わす……。
「んむっ♡んじゅるるっ!ぷはぁっ♡あぁ♡好きぃ♡大好きよ悠斗ぉ♡」
「あぁっ♡アリサ!俺も愛してる!」
二人は互いの愛を確かめ合うように激しいディープキスを交わしながらお互いを求め合うように絡み合った……。
「んっ!はあんっ♡ ああっ♡すごいぃ!♡イクッ♡♡ イッちゃうぅぅ♡」
アリサは嬌声を上げながら身体を仰け反らせ、全身で性の喜びを感じ取っているようだった。
その度に彼女の肉体からは大量の汗と愛液が滴り落ち、巨人が発するフェロモンと汗や愛液などの体液はまさに災害級の被害をもたらしたことだろう。
「ああっ♡……ゆうとぉ♡……だめぇ♡イっちゃうよぉ♡♡♡」
ズウゥゥゥン!
ズウゥゥゥン!!
ズウゥゥゥン!!!!
二人が動くたびに震源が小人の街を襲う。街中の建物が木の葉のごとく揺れ動き、砂埃が舞い上がる。アスファルトが砕け粉塵が舞い上がり視界が塞がれるほどの状況となっていた。
巨大な二人の性行為が激しくなると、建物も人々も容赦なく踏みつけられていった。
その度に悲鳴と怒号が上がり阿鼻叫喚となった。そんな混乱をもろともせずアリサと悠斗は互いを激しく求め続ける……。
「あぁっ♡……ゆうとぉ♡……イくぅぅっ!♡♡♡」
「アリサ……またイったのか……。おぉ、ホントヤバイ……俺も一緒にイクぞ!」
ズブブッ!ヌチュッ!ジュポォォ!!
「あひゃあああっ!!♡♡♡ すごいぃぃぃ!!♡♡♡んんんんッッッ♡♡♡♡♡♡」
アリサが絶頂を迎えると同時に彼女の膣内が激しく収縮し悠斗のペニスを締め上げていく……。それにより悠斗は限界を迎え精液がペニスを上っていく。
「デるっっっっ!!!」
「ああっ!!イクゥウウッ!!!!イクゥウウウッ!!!♡♡♡」
射精の瞬間、興奮のあまり悠斗はゴムをし忘れていたことに気付く。このままではアリサの中に全て出てしまうことになる……。
しかし、今更止めるのも不可能だ。悠斗は慌ててアリサの腰を持ち上げ、その一瞬にペニスを抜いてしまった。結果としてアリサの中に出ることは免れたものの……
ドプッドブュルルルーー!! ドッピューーー!!ビューーーーッ!!
1000倍サイズのペニスから大量の精液が空高く噴き出す。それはアリサの股の下を飛び越え、高い放物線を描きながら地上に向かって飛ばされた。
巨大な精液の放出は空を覆いつくさんばかりの白い塊となり、重力加速度と共に巨人たちに踏み荒らされていない大地へ落下していった。
小人たちの悲劇はここからが始まりだった。巨大な精液の雨が降り注ぐことになり、無傷の都市に甚大な被害を与えることになる。
大きな精液の塊が地面に落ちると、逃げ遅れた小人はもちろん地下シェルターに隠れていた者たちもまとめて押し潰してしまう……。
膨大な量の精液が高層ビルを一瞬にして流し去る大洪水となって大地を席巻していくさまはまさに天変地異と言う他ないだろう……。
こうして荒れ果てた都市に一筋の真っ白で悪臭を放つ河ができてしまった。それは一人の男が吐き出した性欲の残滓……小人の世界にとっては死と屈辱をもたらす精液の川だった。
ただスペルマを出しただけの結果が、小人の世界に未曾有の大災害を引き起こす大スペクタクルとなっているのだ。
そんな中でも悠斗とアリサはお互い抱き合いながら幸せそうな表情を浮かべていた……。
しかしまだ彼らのセックスは終わりを迎えることなく続くのだ……。
***
気の赴くままにセックスを繰り広げ、荒れ放題の小人の街。そこに吐き出された精液の残滓。
小人たちも途方も無い労力をかけて築き上げた巨大な街が、自分たちよりも巨大な生き物のシーツ代わりになるなど想像もしていなかっただろう。
悠斗が胸に抱き寄せているアリサの体を愛おしげに眺めていると、その彼女がさっきまで、絶対無二の最強の存在として、小人の街を練り歩いていた事実が信じられない事に思える。
そんな凶暴的な存在である彼女が今は自分だけのものだと思うと悠斗の心に仄かな優越感が芽生えてくるのを感じた。
「アリサ……最高だったぜ……お前のナカが気持ち良すぎて全部持ってかれそうだよ……」
「はぁ……はぁ……。バカ……ナカに出すつもりだったんじゃないの?ゴムしてると思ったのに……」
アリサの声には若干不満げな響きがある。悠斗は苦笑しながら肩を竦める。
「悪い悪い……我慢できなくて、する暇なかったんだよ。次はちゃんとするからさ……」
そう言って、アリサの下腹部に未だ衰えることのない肉棒を押し当てる。先ほどまで中に入っていた凶暴な武器の感触にアリサの子宮が熱くなった。
「もう……///あんなに出したのにまだしたいの?……あぁ〜でも私もまだやりたいかも♪」
アリサは上目遣いで甘えるように言ったあと照れ隠しなのか誤魔化すように言った。
「じゃあ……もう一回戦いってくれるか?今度は後ろからやりたいんだけど、どうだ?」
「うん……ここでする?」
「いや……どこか適当なところ探そうぜ?俺もお前みたいに色々試したいしな?」
「ふーん?まぁいいけど……ちゃんとゴムつけてよね!」
「分かってるって……それより早く続きをしようぜ?」
小人らの世界を壊滅寸前まで追い込んだ恋人たちは第二ラウンドに向けて移動を始めようと歩き出した。
もちろんその方向には多くの避難民が避難してきた地区が存在していた……しかしそんなことで躊躇することはない彼らにとっては些末な問題だったのである。
3.街を飲み込む愛の交歓
「あとさ、アリサにやってほしいことがあるんだけど……」
「んー?何?」
アリサが振り返り悠斗の方を見る。悠斗はにやけ顔でアリサに耳打ちした。
「えー!?そんな事させるの!?」
「いいだろ?こんなところまでお前を追ってきた彼氏の頼みだと思って聞いてくれよ!」
「もーしょうがないなぁ……分かったわよ!特別だからね?」
アリサは少し悩んだ素振りを見せたがすぐに承諾してくれたようだ。そして次の瞬間には四つん這いになり、まだ被害の出ていない街の上に覆いかぶさった。
道路やビルに取り残された小人が真上を見上げると、乳房が重力に引かれて柔らかく垂れ下がり、豊かな山脈のような曲線を描き、動きに合わせてしなやかに、誘うように揺れ動いている。
あの巨人は何をするつもりなのだろうか?と小人が困惑しているとアリサは躊躇いつつも悠斗に語り掛けた。
「じゃあ、やるよ」
「ああ……」
悠斗は興奮気味に返事をする。そして次の瞬間アリサはぶら下がっていた乳房をゆっくりと下ろし始める。
上体を下ろす場所を見下ろせば、無数の人間が走っている。だがアリサには知ったこっちゃない。興奮している彼氏を喜ばすとしか考えていない少女には眼下の景色は取るに足らないゴミのようなもの。
ちっぽけな彼らは当然巨大な何かが降ってくるとは思わずに逃げ惑っている。その事実はアリサの嗜虐心を掻き立てた。
「今からあなた達の街をおっぱいで……押し潰しちゃうね?」
そう宣言すると同時に一気に体重をかけるようにして勢いよく落下させる。
乳房が街の中を突き破って巨大なクレーターを作る。山のような乳房が大地にのしかかり、アスファルトを砕き、ビルが倒壊していく。
1000倍の巨大娘の胸の前では、小人の文明は紙切れ以下だ。
ただの脂肪の塊が街を破壊する姿に悠斗はゾクゾクとした感情を抱く。そのままの状態でアリサの胸が押し付けられれば地上の全てが圧殺されてしまうだろう……。
「ふぁ……♡んん!はぁ……♡」
アリサは恍惚とした表情でため息を漏らす。その声音からは明らかな悦びが感じ取れた。胸が重く伸し掛かり乳房が地上のあらゆるものを押し潰している様子を見て興奮しているようだ……。
「これ気持ちいいかも……♡ほら、お望み通り、おっぱいでたくさんの小人をつぶしてあげたよ♡?」
「ああ……最高だ! もっと俺のために……オッパイで蹂躙してくれ……!」
悠斗の興奮した様子を見てアリサは嬉しそうに微笑む。
そんな彼氏に応えるようにアリサは胸を押し付けさせる。アリサの胸がさらに沈み込むことで地上の被害は拡大していく一方だ。
だが、悠斗は興奮していた。それは性的興奮であり快感であると同時に征服感でもあったのだ。
自分が好きな相手が無邪気に街を破壊している様子は官能的で刺激的であり満足感を得ることが出来るのである。アリサの身体はとても魅力的で素晴らしいものであり、小人に対して恐ろしい存在でもあったのだ。
小人の世界ではとんでもない破壊活動が行われているがアリサにとっては楽しい遊びの延長線上でしかない。彼女は自らの行動による影響を考えることもなく愉しんでいるようだった。
悠斗の要望に従って胸を使ったプレスは暫く続いたあと終わったのだが、その時には街の大半が原形を留めていなかったようである……。
二人の逢瀬に付き合わされた街は、もはや都市ではない。巨人が通過した痕跡だけが残っている廃墟となった場所はまさに地獄絵図そのもので惨憺たる有様であった……。
「んっ……あっ……はぁ……んっ……。こら、逃げるな♡ 大人しくおっぱい怪獣につぶれろ、ばーか♪」
アリサは愉しそうに嬌声をあげながら胸を押し付ける。もっとも小人が集まる場所を狙って嘲笑交じりの言葉で追い詰めたあと、乳房で消し飛ばす。
迫りくる小麦色の肉の山から逃げ回る小人を小馬鹿にするように扱う姿に悠斗はますます興奮が昂まっていった……。
「見てぇ♡ おっぱいでみーんな潰しちゃうから……んっ♡……ほらぁ♡……んふぅ♡♡」
アリサは乳房を地面に押し付けたまま、ゆっくりと擦りつけるように前へ進んでいく。
彼女の動きに合わせて、小麦色の肉の山津波は小人たちが築き上げてきた都市文明を片っ端から塗り潰し、完膚なきまでに押し潰していった。
「あっ……んっ!ふふっ、壊すの気持ちいいねぇ〜♪ みんなもそう思わない?……ふふっ♪♡ もっと悲鳴を聞かせてよ……♡♡」
アリサの双丘が擦りつけられた小人街は一瞬にして更地と化した。
そこにあるはずの摩天楼は跡形もなく消え去り、コンクリートの瓦礫すら残っていない。
「あっ……んっ♡……ふふっ♡ おっぱい気持ちいい?潰れたときの感触が伝わってきて楽しいなぁ♡」
アリサは楽しそうに胸を上下左右に振動させた。彼女の体重がかかることで重力に引かれた乳房が弾力を持って街をすり潰す。柔らかい脂肪の塊は小人たちにとって圧倒的な暴力でしかないのだ。
アリサの柔らかな胸を地面に擦り付けたり突っ込んだりするたびに小人は吹き飛び、押し潰されていく。
圧倒的質量を持つ乳房は建物に引っかかったり、触れることでビルや建物が脆くも崩れ落ちる。その際の衝撃で舞い上がった粉塵を被った小人たちが悲鳴を上げるのが聞こえてくる。
アリサの巨乳は街の境界を越えて別の行政区まで到達していた。その地域には大規模なショッピングモールがあり、多くの人々が生活している重要なエリアでもあるのだ。
しかし彼女の巨乳はその区別なくあらゆる物を破壊し尽くしてしまう。
もちろん、巨大少女は自分の胸の下で起きている悲劇など気にも留めない。乳房は目の前に現れた高層ビルをなぎ倒しながら進んでいく。
彼女の巨乳の圧力に負けて次々と倒壊していくビル群を視界に入れてもなお彼女は恍惚とした表情を浮かべておりそれが何とも妖艶な雰囲気を醸し出していた。
「ふぅ……。どう?満足した?もう全部なくなっちゃったね」
街のあらゆるものが押し潰され押し乱された後でアリサは満足げに微笑む。
巨大おっぱいによる蹂躙劇は終わったがその爪痕は深く刻まれてしまいしばらくは回復の見込みがないだろう……。
「よし。じゃあ次は、あそこの建物の真上でしゃがんでくれよ」
「えぇ~もう終わりじゃないの?」
「いやいやまだまだこれからだよ。さっき頼んだやつ、まだやってないだろ?」
「しょうがないなぁ……」
アリサは渋々と言った様子で悠斗に言われた通り行動に移すことにしたようだ。上体を起こし、四つん這いになるとゆっくりと指定された建物を目指して前進していった。
その過程でも様々な建物や人間が犠牲となっていったがアリサは全く気にすることなく目的地に到着すると足を広げ、はしたなくも蹲踞のポーズを取った。
しゃがみ込んだアリサの視界には小さな街の景色が広がっていた。その股下の街中では無数の小人たちが逃げ惑う様子が見て取れる。かなりの数が残っている様子だ。
よく見てみれば、立ち並ぶビルも他の建物より大きい。きっと小人からしたら超高層ビルなのだろう。
アリサからすれば、数センチ程の違いでしか無かったので、ここが大都市の中で一番の繁華街だと言う事に、直前まで気づかなったのだ。
超高層ビルの最上階すら遥か下に置き去りにする1000倍サイズの巨大娘は、彼氏の要求通りに高さ200メートルを超す高層ビル群の真上でしゃがんだまま、跨いで見せている。
しゃがんでいる状態でも彼女の膝関節は地上数百メートルの高度にある。まるで巨大な円柱が二本並んでいるかのように、滑らかな曲線を描く脚が左右に伸びている。その表面には健康的な筋肉が浮き上がり、小人の技術で造られた高層ビルなど軽く捻りつぶせそうな力強さがあった。
その眼下に広がる街では阿鼻叫喚の嵐が吹き荒れていた。
高層ビルだけでなく、この街を楽々と跨げるくらいのサイズの巨大少女の下肢は、まるで都市全体を覆い隠すかのように聳えている。
形のいい丸いヒップは、しゃがんでもなお届かない小人の高層建築群を嘲笑うかのごとく、遥か頭上に浮かんでいた。
もしあの巨大なヒップが真下に落ちてきたら、この街はどうなるだろうか……?
地上では小人たちは震える足で逃げ惑っていた。
彼女の臀部はまさに都市の天蓋だった。丸みを帯びた双丘は小人たちの信仰する霊峰より遥かに大きく、その輪郭は完璧な曲線を描いている。
アリサが僅かに身動ぎするたびに尻肉がぷるんと揺れ、頭上に浮かぶ巨人の下半身が作り出す影が街全体を覆い尽くしている。
そして、もうひとつ忘れていけないのが……巨大な女性器。小人が見たことがないような巨大な粘膜の塊は、数十棟のマンションを飲み込めそうなほどに巨大である。
都市の上空に降臨した巨大な秘貝は、鮮紅色の粘膜が剥き出しになり、その奥から滲み出る蜜液が高層ビルの屋上を濡らし、異様な光沢を放っていた。
街全体が巨大少女の圧倒的に巨大な姿に怯えている。全裸の若い女の子の肢体を見て快楽を覚える者は一人もいない。
それはあまりにも巨大で、畏怖の対象であり恐怖の象徴であり、その肉体は小人にとって死と破壊の女神の化身であることを理解させられていた……。
その光景を眺めながら悠斗は高揚感を抑えきれずにいた……。
アリサの太腿が作る影が街全体を覆い、彼女の体重が地上にかかる度に崩壊するビル群。その光景が彼の中で狂おしいほどの興奮を呼び起こしている。
彼女がしゃがんだ足元では高層ビルが小枝のように折れ曲がり、逃げ惑う小人たちの姿が砂粒ほどに見える。
この威容を誇る都市文明が今や彼女の単なる椅子代わりに過ぎないのだ。
「ん、えッとぉ……」
「ほら、恥ずかしがってないで、どうするのか、ちっさいのに言わないと」
「もう!……わかったよ……わかったからぁ……んッ……あのぉ……今日はみんなの街を、めちゃめちゃにしてごめんなさい。これから、彼氏に、いっぱいおしおきされるので、ゆるしてください」
「……っくはは……!どんなお仕置きなんだ?」
「んもぅ……それは……いっぱいイかせることですぅっ♡私の弱いとこぜんぶ彼氏に虐められて、気持ちよくなっちゃうからぁ……また街を壊しちゃうかもしれないけど……ゆるしてね♡」
アリサは赤面しながらそう言った。彼女の謝罪は街を壊すことを前提としたものであり、その内容は小人たちにとって死刑宣告に等しいものであったのだが、彼らには止めることも抗議することもできない。
彼女にとって小人の価値など無に等しく自分の娯楽のために利用するだけの存在に過ぎなかったのだと悟ることになる……。
「よしじゃあ、たっぷりお仕置きしてやるからな……」
「うん……」
悠斗はそういうとアリサの後ろに周り、背中をそっと押して四つん這いにさせる。その姿勢でも街のどこからでも見上げられるほどに巨大で威圧感のある姿が印象的だ。
街を埋め尽くす彼女の巨体を自分の手で自由自在に操ることが出来ることに悠斗は至上の愉悦を感じていた……。
「まずはこの生意気なお尻から躾けてやらないとな?」
「うん……来て……」
「お願いします。だろ?」
その言葉と同時に、悠斗はアリサの大きく張り出した安産型のヒップへ平手打ちをする。
「あんっ!!♡♡♡」
軽く叩いただけだと言うのに轟音が街中に響き渡り彼女の尻肉が波打つように揺れ、ビタンッ!という乾いた音とともにアリサは嬌声を上げる。
「まったく、こんなデカいケツ見せつけながら街を滅茶苦茶にして、許されると思ってるのか?」
「だってぇ……あんっ♡……あぁっ♡」
再び平手打ちが炸裂し同じ様に破裂音が轟き振動でビルが揺れる。その反動でアリサの乳房が大きく跳ね上がるがすぐに地面へ吸い寄せられるかのように落下してしまい、真下にあったいくつかの建造物群を粉砕し新たなクレーターが形成されたようだった。
しかし本人は特に気にしている様子もなく寧ろそれに興奮しているようであり頬を上気させていたのだ……。
「はぁ……はぁ……♡んっ……ごめんなさい♡またわたしの大きなおっぱいで街壊しちゃったぁ♡」
「ったく、反省する気はあるのか?」
「ありますぅ♡だからぁ……もっとおしおきしてくださぃ……♡」
アリサは懇願するように振り向き潤んだ瞳で見つめてくる。その蕩けきった表情を見て悠斗の加虐心が疼き出すのを感じた。
彼女の丸く膨らんだ安産型の尻肉を掴んで揉みしだきながら、割れ目から顔を覗かせる菊門を指先で刺激すると彼女は敏感に反応し腰をくねらせ始める……。
「あぁんっ!♡ダメェェッ!そんなにしないでぇッ!♡♡」
「おいおい……もう濡れてきてるぞ?本当に反省してるのか?」
「ひゃうんっ!♡ごめんなさいぃぃ……♡」
「こんなんじゃお仕置きにならないだろ……もっと厳しくしないとダメなのか?」
悠斗はわざとらしく溜息をつくと今度は両手を使い彼女の臀部全体を鷲掴みにし左右に開く様に引っ張ったり閉じたりする動作を繰り返す……。 その度にアリサの口から甘い吐息が漏れ出し彼女の局部から淫靡な香りが漂い始めた気がした……。
「はぁ……♡んっ……あっ……♡そんなにお尻ぃ……拡げないでぇっ♡」
「そんな事言う割にしっかりマン汁垂らしてるじゃないか……本当に反省してるならこれぐらい我慢出来るはずだけどな?」
彼はそう呟きながらアリサの尻肉を広げながら、親指でアリサの秘裂を開いて見せる。
薄桃色の秘唇は既に透明な蜜で濡れそぼっており、淡いピンク色に染まった粘膜から垂れ落ちる雫は地面に落ちると小さな水溜りを作るほどだった……。
「んんっ……♡……ふぅっ♡……はぁっ……♡……んっ。もう、焦らさないでよぉ……。んっ……はぁ……はぁ……。あっ……はやくぅ……」
「まだ、始まったばかりだぞ?」
焦らすようにアリサの秘部を弄び続ける悠斗……。その行為によって彼女の性感帯は十分すぎるほど開発されており、敏感になっていく一方だ。
「んぁ……♡もう無理ぃ……はやくぅ……♡」
「ったく、しょうがないなぁ……」
「もう……焦らしすぎだってばぁ……んんっ……♡」
「ほら、こっちに尻向けて」
悠斗はアリサの背中に覆いかぶさるようにして後ろから近づき、脱ぎ捨てた服から取り出していたコンドームをペニスに装着した。
包装の袋はその場に放り投げた。その袋はアリサの腰下の位置にある小さな工場の屋根に落下し、建物を完全に押し潰してしまった。スーパー2店舗分の敷地を持つ工場が巨大なゴミ袋以下の扱いで破壊されてしまったのだ。
だが二人はそんなこと気に留めずに互いを求め続けた……。
「よし……じゃあ行くぞ」
悠斗の太くたくましいペニスがアリサの濡れそぼった秘裂に触れる。
アリサは期待に身を震わせながら尻を高く掲げて迎え入れた。
「んっ……!♡んんんっ……!!」
挿入の瞬間、アリサは声にならない悲鳴を上げる。
巨大なペニスがゆっくりと彼女の体内に侵入していく度に街全体が揺さぶられる。
まるで地震のような振動が街を襲い建物が次々と倒壊していく……。
「んっ!♡ああぁぁ!!♡すごいぃぃぃ!!!♡♡♡」
アリサの嬌声が街に響き渡る。街の人々は上空からの声に恐怖し逃げ惑っていた。
彼女の巨大な乳房が地面に押し付けられ、その重みだけで住宅街が潰されてしまう。
そんな姿を見て悠斗もまた興奮していき徐々に激しく突き上げていく……。
パンッ!パァン!!バチュン!!
激しいピストンに合わせて響く肉同士がぶつかり合う音。
「ああぁぁ!♡奥まで当たるぅぅぅ!♡♡」
その衝撃は凄まじく、アリサの喘ぎ声と共に街へと伝わっていた。
彼女の巨大な双丘が地面に押し付けられる度に周辺の建物群が破壊されてしまうのだ……。
小人の世界で最高峰のビルも彼女の柔肌の下敷きになり圧壊していった……。
「ああぁん!♡悠斗ぉっ!♡もっと突いてぇぇ!!♡」
アリサは狂おしく乱れながら腰をくねらせた。
その拍子に、激しい快感と腰つきにアリサの両手が強く握られ、巨大な掌が車や家屋を無慈悲に潰していく。
まるで快感に抗う際にシーツを握りしめる……そんな自然な動作で街を地盤ごと鷲掴みにして、ガスタンク並みの泥団子のようにしてしまう……。
「んぐぅッ♡♡……ぁぁああっ!♡♡悠斗っ♡♡……んぅうぅううっ♡♡」
アリサが喘ぎ声を上げながら身体を反り返らせた。
すると彼女の背中から腰にかけて美しい曲線が生まれる。悠斗がそこを指先でなぞると、彼女はビクッと身体を震わせた……。
「どうだ、気持ちいいか?」
「うん……すごくイイよぉ♡」
「もっと良くしてやるよ……」
そう言うと彼はより一層激しく腰を打ち付けていった……。
パン!パァンッ!!ズブッ!グチャッグチョッ!
肉棒が出し入れされる度に卑猥な水音が響き渡り、彼女の股間から溢れ出た愛液が糸を引きながら地面に流れ落ちる。そしてそれは小人たちが暮らす世界に垂れ落ちていき汚染していった……。
「あぁッ!♡あんッ!♡すごいィイイッ!♡♡イクぅウウッ!!!♡♡♡」
アリサは歓喜の声を上げながら盛大に潮を吹いた。
彼女の膣内が痙攣し収縮する感覚を感じ取った悠斗もまた限界を迎えようとしていた……。
「んっ!♡あんっ!♡あぁっ!♡すごいィィッ!♡♡またイッちゃうゥッ!!♡♡♡」
アリサは連続で絶頂を迎えてしまい意識が朦朧としてきたのか焦点の定まらない瞳を虚空へ向けていた……。
「あぁぁんっ!!♡♡♡ イクゥッ!!♡♡」
アリサの甲高い嬌声と共に彼女は弓なりに身体を逸らせる。
その勢いで彼女の巨乳が空に持ち上がり街の上空に浮かび上がった。
まるで巨大なメロンのような形状の乳房が前後左右に暴れまわる度に、空気を切り裂く轟音と共に爆風が吹き荒れる。
「ああぁん!♡はぁ……はぁ……♡ 悠斗ぉ……好きぃ♡」
「はぁ……はぁ……俺もだ……アリサ……」
悠斗は荒い呼吸を整えつつ彼女の背中に覆い被さり結合部をさらに深く押し込んだ。
全身を使って彼女への愛と欲情をぶちまけていくような野蛮かつ豪快なピストン運動を開始する。
「あっ!♡あぁっ!それだめっ♡んんっ……!♡はぁ……はぁ……♡激しいすぎりゅぅ……♡♡」
ズボォッ!ドヂュッ!ブシュゥッ!
強烈な一撃がアリサの奥底まで達すると同時に大量の愛液が溢れ出して地面に流れ落ちる。
彼女の肉体からは凄まじいまでの淫臭が放たれ、それに当てられたのか街の人々は倒れ伏し悶絶しているようだった……。
巨大カップルの性交現場から離れた場所でさえ甘酸っぱい匂いが立ち込めているようだ……。
もはやそこは二人だけの世界である……。
「あっ!♡あぁっ!♡いいよぉ……♡悠斗ぉ……♡もっと突いてぇ!♡」
アリサは切羽詰まったような表情で訴えた。
それに対して彼もまた欲望のままに責め立てる……。
パン!パァンッ!!ズブッ!グチャッグチョッ!
激しい抽送運動によって発生する打擲音が大空の雲を打ち破り轟々と響き渡った……。
「ああっ!♡悠斗ぉっ!!♡♡ もっと欲しいぃいッ!!♡♡♡」
アリサは獣のような唸り声を上げながら自ら腰を振り乱し始めた。普段の彼女からは想像もつかない程荒々しい動きだった……。
「あぁっ!♡あぁっ!♡あぁんっ!♡はぁ……はぁ……♡イイッ!!♡♡♡もっとぉおおッ!!♡♡♡」
「いいぞ。このまま、お前がこんなに感じやすくて、エロい女だってこと、この街の皆に見せつけてやろうぜ?」
「あっ♡……んんっ……はぁ……♡…みんな、見てぇっ♡……私、悠斗にいっぱい突かれて感じてるところぉっ♡……んっ……あぁっ♡……恥ずかしいぃ……でも、みんな見てっ♡」
パンッパンッ!という音が鳴り響く中でそう叫ぶアリサ。空が破裂したかと思うほどに轟く1000倍サイズの交わりは、もはや爆撃と同義。
街の中心部で行われる超巨大生物同士の交尾行為。その度に発生する振動は大地震となり、悠斗が腰を叩きつけるたびに巨大な少女の身体が跳ね上がり、都市全体が揺さぶられる。
そんな状況下では小人たちは身動きを取ることすら困難……。それどころか吹き飛ばされないように必死で地に伏せて、ただ怯えることしかできなかった。
自分たちが作り上げたはずの街が巨大な怪物たちの性欲の捌け口として消費されていく様子を見ているしかなかったのだ……。
悠斗も彼女もそんなことは全く気にせずお互いを求め合っていた。
まるで自分たち以外の存在など無視しているかのような態度で欲望のままに貪欲に相手を求めていく二人の姿には凄まじい迫力だ。
「ああぁん!♡はぁ……はぁ……♡ 悠斗ぉ……好きぃ♡」
「はぁ……はぁ……俺もだ……アリサ……」
1000倍サイズの巨大チンポが、1000倍サイズの女性器にずっぽりと嵌り込み、人々の上空で堂々と結合を果たしている。
アリサの巨大な肉体が上下に動く度に発生する猛烈な風圧は、まるで台風のような被害をもたらす。
街灯やガードレールなどが次々と根こそぎ吹き飛ばされていく……。
そんな光景の中でも二人は一心不乱に互いを求め続け、巨大な二人の結合部は絶えず淫靡な音を奏で続けていた。
その様子は正に圧倒的な強者による弱者の蹂躙劇そのものである……。
「ほらっ!ここが良いんだろう!?」
「ひゃうんっ!♡♡そうなのぉっ♡そこぉっ♡♡」
アリサの身体は汗で濡れ光っていてその肌は見るからに瑞々しく張りつめていた。
彼女の首筋から滴り落ちる汗の雫が地面に落ちて小さな水溜まりを作っている。
「あぁんっ!♡はぁんっ!♡すごぉいっ!♡気持ちいよぉっ!♡♡」
巨大な少女は喘ぎながら絶叫した。
そして彼女の秘部から噴き出す夥しい量の愛液が悠斗の腰の動きに合わせて撒き散らされ街全体を濡らしていく……。
それはさながら天災によって引き起こされた豪雨の如く街全体を覆いつくしてしまった……。
「はぁ、はぁ、アリサ……次はこっちでしよ」
「……ふぅー……♡ うん……♡」
アリサは四つん這いの姿勢からゆっくりと身体を横たえる。仰向けになった彼女の背中一面は汗で濡れ光り、その広大な湿った皮膚が地表の小人街を容赦なく押しつぶした。
彼女の背中一つで百以上の街区が圧壊し、押し潰されたビル群が粉々になる轟音が響き渡る。
それでもなお生き残った運の良い(あるいは悪いとも言える)小人たちは、眼前に広がる非現実的な光景に呆然とするしかない。
「……こうすれば顔見ながらできるね♡」
「そうだな……今日一番の可愛い顔を見せてくれ」
悠斗が上に覆いかぶさると、アリサは両腕を彼の首に絡ませ、熱い視線を交わす。
そして、生き残りの小人たちへ見せつけるように、お互いの唇を重ね合わせる。
「んっ……ちゅっ……♡ はむっ……んっ……♡」
「んんっ……ぷはぁ……アリサ……っ」
舌を絡ませる二人の唇の隙間から溢れた唾液が零れ落ち、真下にあった病院施設をまるで洪水のように飲み込んでいく。それでも二人は気にせず、さらに深く濃厚なキスを交わす。
「ぷはっ……♡…悠斗のキス、しゅきぃ……♡」
「俺も好きだぞ……アリサの唇……」
「んっ……♡ ねぇ、早く……」
アリサの催促に応えるように、悠斗が再び勃起した陰茎を彼女の濡れそぼった秘裂にあてがう。
「あっ……♡ はいるっ……♡ 悠斗の、入ってきたぁ……♡」
ずぶずぶと沈み込む音と共に、巨大な肉棒がアリサに突き立てられる。その瞬間、街全体が激しい振動に包まれた。アリサの膣壁が締め付けるたびに悠斗の体が震え上がる衝撃で大地が揺れ動き、まだ原型を保っていた建物までも次々と崩壊していく。
「あっ!♡ んんっ!♡ すごいっ♡ 悠斗のおちんぽぉ……♡」
「ふぅ……アリサの中、めっちゃ気持ちいい……」
「ねえ、悠斗……私たちの愛の証……ちゃんと小人たちに見せつけてあげなきゃ……♡」
アリサは意地悪そうに微笑むと、残存小人たちの方へ視線を向けながら言った。その目は快楽に霞みながらも確かな意志を持っており、この残酷なショーを演出していることを自覚しているかのようだった。
「そうだな……」
「ほらぁ……♡ 私たちがこうやって繋がってるの……ちゃーんと見てもらおっか?」
アリサの言葉に応えるかのように、悠斗は彼女の両太ももを持ち上げ、地上から2人の結合部がよく見えるようにM字開脚の体位で固定した。 真下から見上げる格好となった小人たちには、アリサの白く張り詰めた臀部越しに男根を受け入れている様子が丸見えとなっているに違いない……。
脚をおっ広げる姿勢となったアリサに、そのまま一層激しく腰を打ち付け始める悠斗。その動きに合わせて巨大な少女の身体が上下に揺れ動き、身体中から湧き出る汗と愛液が雨のように街へと降り注ぐ。
「んっ……!♡ ああっ!♡ はげしっ……♡ ああっ!♡」
「アリサ……お前の中……すげぇ締め付けてくる……」
「んんっ……♡ 悠斗のせいだもん……♡ こんなに感じちゃうの……悠斗のせい……♡」
アリサが喘ぎながら言うと同時に悠斗が大きく腰を引き───
「ああぁぁああッ!♡」
鋭い一突きが彼女の最も感じる部分を直撃し、アリサの背中が大きく弓なりに反る。その衝撃で未だ残されていた区画がまとめて粉々に砕け散った。
「アリサ……気持ちいい?」
「うん……♡ 悠斗ぉ……♡ 最高すぎるよぉ……♡」
汗だくになりながらも笑顔で答えるアリサに悠斗はさらに興奮を覚え、より激しく動き出す。その度に巨大な二人の結合部から白濁した液体が溢れ出し、廃墟とかした街を淫臭漂う沼地へと変えていく。
「んっ……!♡ ああっ!♡ これ好きぃっ♡ ずっとこうしていたいぃっ♡」
「俺もだ……アリサとこうしてる時間が一番幸せだよ……」
互いに愛を確かめ合いながら激しく求め合う二人。その動きに合わせて地表では地震のような揺れが続き、辺りを揺さぶっていく。
今日はいつもの安いベッドの上ではなく、自分たちが愛し合うためにわざわざ用意した特製の舞台―――街そのものが揺れているのだ。
軋むスプリングの代わりに聞こえるのは、巨人たちの喘ぎ声にかき消されそうなサイレンと崩壊する都心の音。
枕元代わりに置かれているのは瓦礫の山と小人たちの亡骸。
そしてベッドシーツの代わりに敷かれているのは、踏み潰されたビル群と、亀裂の走った道路。
二人の喘ぎ声が混ざり合う淫らな旋律が街全体に響き渡り、その度に新たな犠牲が積み重なっていく。
「んっ♡んっ♡見てるぅ?小人さんたちっ♡……あなたの街……私たちに壊されちゃって……んっ♡んっ♡悔しい?怖い?悲しい?」
「んぁ……♡ いい……♡ 悠斗っ……もっとぉ♡……みんな見てるから……もっとぉ……あっ♡あっ♡激しくしてっ♡」
二人は快楽と破壊衝動に溺れながら激しく絡み合う。絶対的な強者だけが享受できる贅沢な瞬間。
小人たちの命など眼中にないかのように振る舞う巨大カップルの姿はまさに神に等しい支配者そのものだった。
「あっ!♡ あぁんっ!♡ んんっ……♡ 悠斗ぉ……♡ 好きっ……♡ 大好きだよぉ……♡」
「俺もだ……アリサ……」
アリサの唇が塞がれる。舌が絡み合い、唾液が零れ落ちる濃厚なキス。
「んっ……♡ ぷはぁ……♡ 悠斗……♡ もっとぉ……♡ キスして……♡」
キスをねだるアリサに応えるように悠斗が再び覆い被さる。今度はアリサの方から積極的に舌を絡めていく。
互いの口腔内を探り合うようなディープキス……その間も勿論悠斗の腰使いは止まらない。むしろ口付けによって昂ぶる感情がそのまま下半身へと伝播していくようで更に激しくなっていく。
「んんっ……♡ 悠斗ぉ……♡ もうダメぇ……♡ イクッ♡ イッちゃうぅ♡」
アリサの声が上ずる。
「いいぞ……一緒にイこ」
「んんっ……!♡ 悠斗ぉっ♡ 愛してるよぉ♡」
「おれもだ……」
最後の力を振り絞るように腰を打ち付ける悠斗。その動きに応えるようにアリサも下半身に力を入れて精一杯膣内を締め付ける。
「んんっ……♡♡♡」
「ぐうっ……!!」
二人ほぼ同時に絶頂を迎えた。
巨人の大量の精液が一斉に吐き出されていく。今回はコンドームをしていたおかげで、思う存分に放出しても問題はない。
それでもアリサの膣内は収縮を繰り返し、より多くの精液を搾り取ろうとしていた。
「んっ……♡ 出てるぅ……♡ 悠斗の精子……♡ たくさん出てる……♡」
「ふぅ……気持ち良かった……」
悠斗がアリサから離れようとすると、彼女はそれを拒むように抱きしめた。彼女の巨躯は街に乗りかかり、背中の汗で濡れた素肌の下で街全体がぬかるみへと変わっていく。
「まだ離れないでよぉ……♡ ねえ……♡」
「わかってるよ……ちょっと休憩しようか」
二人は繋がったまま、寄り添うようにして余韻に浸った。アリサは悠斗の胸板に顔を埋め、彼の鼓動を感じながらゆっくりと息を整えていく。
その度に彼女の巨大な乳房が微かに揺れ動き、その影響でまたしても少しずつ都市の一部が崩壊していく。
「んっ……♡ 悠斗ぉ……♡ 大好き……♡」
小さく呟くアリサの頭を優しく撫でる悠斗。二人だけの甘い時間。しかしそれは小人達にとっては地獄そのものだった。破壊と蹂躙の限りを尽くされた都市は廃墟と化し、生存者たちは恐怖に震えながら巨人たちが立ち去るのを待つことしかできない。
---
巨大カップルによる残酷な愛のショーはそれから3時間を超えてやっと終幕を迎えたが、この街にとって本当の悪夢はこれから始まるのかもしれない。
なぜなら彼ら巨人たちは、街でセックスを繰り広げる快楽と興奮を覚えてしまった以上、今回だけで決して満足することはないからだ。
巨人たちにしてみれば、お金も掛からない、咎められない、野外露出プレイという新境地を見つけてしまったわけで。しかもこのプレイには、自分たちの愛を無数の小人に対して見せつけるという最高のスパイスがある。二人は間違いなくまた無傷の街にやって来るだろう。
二人の巨大な影が脱ぎ捨てた衣服を拾い上げ、イチャつくように寄り添いながら遠ざかっていく。
その後ろ姿を見送ることしかできない小人たちの心中は筆舌に尽くしがたい。
ともあれ巨人たちが去った後の街に残されたのは、踏み潰された跡だけが点在する惨憺たる光景と、むせ返るような異臭、そして永遠に癒えないであろう精神的傷痕だけであった。