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巨大姫様とメイドの玩具戦艦

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1.二人きりの宇宙

 無数の星が瞬く漆黒の宇宙を、小型の宇宙船が滑るように進んでいく。銀と青に彩られた船体は星の光を受けてきらめき、一筋の流星のようだった。

 船内の操縦室は柔らかな照明に満ち、制御パネルの淡い光が、セレスティアとエレナの横顔を静かに浮かび上がらせている。


 セレスティアは、銀河の辺境に位置する惑星エリュシオンの王家の一人で、腰まである長い銀髪と端正な顔立ちをした美女だ。

 鋭く輝く青い瞳は強い意志を感じさせ、白く透き通る様な肌と、大柄な体格にメリハリのある体つき、特に身長は180cm以上あり、その存在感は圧倒的だった。

 今の彼女は王宮での威厳あるドレスではなく、白いブラウスに紺色のタイトスカートという軽装だ。

 しかし、その服の上からでも分かる豊満なバストと引き締まったウエストは、彼女の魅力を一層引き立たせていた。


 もう一人のエレナは、短い黒髪に黒と白のメイド服で身を包み、知性あふれる美貌と落ち着いた態度を持つ女性だ。

 セレスティアよりは身長が低いものの、それでも165cmを超え、しなやかなボディラインが特徴的だった。


 二人はともに20歳前後の年齢であり、どちらも周囲から羨望の眼差しを受ける存在だった。


「セレスティア様、座標の計算が終わりました。このまま進むと予定通りに辺境エリアを抜けられます」


 エレナが報告すると、セレスティアは微笑みながら頷いた。


「堅苦しい言い方はしなくてもいい。この船には、お前と私しかいないんだから」


 エレナは小さくため息をつき、モニターに目を落とした。


「確かにそうですが、たとえ二人きりでも、私は貴方の従者ですから」


 セレスティアは肩をすくめた。


「まったく、真面目なやつめ。だが、そこがお前の可愛いところだ」


 椅子から立ち上がったセレスティアはエレナの後ろに回り込み、その細い腰に手を回した。

 その手つきには、単なる仲間以上の親愛の情が滲んでおり、その気配を察知したエレナの身体がピクリと反応する。


「セ、セレスティア様……」

「少しぐらい構わないだろう?どうせ誰も見ていないんだから」


 セレスティアは片腕でエレナを抱き寄せ、首筋に顔を近づけた。

 その甘い香りが鼻腔をくすぐり、エレナの息づかいがわずかに乱れる。


「こ、困ります……」


 声を震わせるエレナを見て、セレスティアはさらに意地悪く笑った。


「ん?もっと困らせようか?」

「だ、ダメですってば……」


 エレナは羞恥で真っ赤になり、慌てて身を引こうとするが、セレスティアは巧みな腕さばきでそれを許さない。


「いいじゃないか。久しぶりなんだから……」

「しかし……こんな時に……」

「嫌なのか?」

「嫌……というわけではありませんが……」


 セレスティアは、エレナの反応を楽しむように、さらに耳元に吐息を吹きかけると、右手を彼女の胸元へ滑らせた。

 黒いメイド服越しにも伝わる温もりと弾力。

 セレスティアは指先をゆっくりと動かしながら、唇をエレナの首筋に這わせた。


「んっ……」

「本当はもっと欲しいくせに……」


 セレスティアの言葉に、エレナはますます赤面し、俯いてしまう。

 その仕草さえ愛おしく、セレスティアはさらに大胆になる。


 左手でエレナの顎を持ち上げると、彼女の潤んだ瞳が間近にあった。その瞳に吸い込まれるように自身の唇を彼女の唇にそっと重ねる。

 最初は抵抗していたエレナも、次第に力が抜けていき、二人の唇を啄む音だけが静かな操縦室内に響いた。


「ふふ、可愛い奴め」

「もう……本当に困ります……」


 まだ頬を赤らめるエレナに、セレスティアは優しく頭を撫でた。


「いつものことだろう?心配するな」

「そ、そうですけど……こんな場所で……」

「私は何処だって構わないさ。ただ、お前と一緒にいる時だけが楽しいんだ」


 セレスティアは、メイド服の中に手を入れて、柔らかな乳房を揉みしだき、先端の突起を指で転がす。

 エレナは恥ずかしさと快感で顔を真っ赤にして、身をよじる。


「んっ……!そこは……!」

「気持ちいいだろう?ほら、正直になれ」


 セレスティアは愛撫の手を止めることなく、もう一方の手でエレナの腰を強く抱き寄せ、再び深く口づけをする。

 エレナは理性が崩壊していくのを感じながらも、同時に背徳的な興奮に支配されていった。

 二人の熱い吐息が交わり、操縦室内には淫靡な空気が漂っていた。


「あぁ……ん…セレスティア様……そんな……」

「ああ、たっぷりと可愛いがってやるからな」

「セレスティア様……ああっ!」


 エレナは背筋を弓なりにしならせ、艶めかしい嬌声をあげた。その声は静寂な空間に響き渡り、セレスティアの獣欲をさらに煽る。

 狭い操縦席内は微かな汗の匂いと二人が放つ甘酸っぱい芳香で満ちていた。


「ふふ、まだまだこれからだぞ?」

「んっ、ぁ……♡」


 セレスティアは、スカートの裾をまくり上げると、滑らかな太腿を撫で回し、下着の上から秘部を刺激した。温かく柔らかな感触と共に湿り気が指に絡みつく。

 それだけでエレナは痙攣するかのようにビクビクと震え、またしても切ない喘ぎを漏らした。


「あっ、あっ!セレスティア様……だめぇ……♡」

「ダメじゃないだろう?身体は正直だな」


 セレスティアは嗜虐的な笑みを浮かべ、エレナの喉元に舌を這わせた。


「王宮では決して見せない表情だな」

「こ……こんな場所で……」


 エレナの抗議の声は途切れがちになるが、その声は甘く蕩けているようだった。

 セレスティアはエレナの腰に手を回すと、包容力のある腕で、そっと支えた。

 セレスティアの腕は逞しく温かい。エレナの細い腰を抱き締めるだけで、逃げ場がないことを実感させる。


「嫌なら本気で拒否すればいい」


 セレスティアは青い瞳を細めて言った。その視線には冷徹な強さと共に、どこか挑発的な色が混ざっている。


「ずるいです……」

「お互い様だ」


 二人の関係は従者と主人以上であることを隠そうとはしない。

 セレスティアは、いつも公の場では高貴な振る舞いをするが、二人きりになると野性的な本能を解放させるのだ。

 それは、エレナにとっても決して不快ではないどころか、むしろ心地よいものだった。


「セレスティア様……私は……」

「分かっている」


 セレスティアはエレナの唇を塞ぎながら、右手をエレナの腰から手を移動させ、尻を鷲掴みにする。

 柔らかい肉の感触が伝わってくる。それを堪能するかのように丸く整った尻の形に添わせて撫で回せば、エレナの口から甘美な悲鳴があがった。


「んぁ……!そんなことされたら……我慢できません……♡」

「我慢なんてするな」


 セレスティアは、エレナの股間に手を滑らせ、下着をずらし秘裂を探り当てると、ゆっくりと上下に擦り始めた。

 蜜壺からは既に大量の愛液が溢れ出ており、卑猥な水音が奏でられる。


「あぁ!セレスティア様……♡」


 エレナは身体を強張らせて、甲高い喘ぎを漏らした。

 セレスティアは、左手でエレナの胸を揉みしだきながら、右手の動きを速め、さらに攻め立てようとした。


 ……しかし、船内に突然警報音が鳴り響き、二人の情事は中断される。

 二人の逢引の時間を妨げたのは、一隻の船籍不明艦が近づいているという事を知らせる警報音だった。


「……タイミングが悪いな」

「どうされますか」

「構うものか」


 セレスティアは接近する船を無視して、行為を続行しようとしたが、不明艦の音声が緊急回線を通じて飛び込んでくる。


《こちらは惑星ヴェルディアス所属の戦艦

「アルヴァーク」。前方の小型船、こちらの進路を妨害せぬよう即時退避されたし》


 一方的かつ傲慢な物言い、そして威圧的な男の声が鼻に付いて、セレスティアの眉間に深い皺が寄る。


「邪魔者が……」

「退避しましょう。公海上とはいえ正面衝突は避けるべきかと……」


 エレナは僅かに理性を取り戻し提案するが、セレスティアは意に介さなかった。

 ふたりの情事を邪魔されたあげく、威圧的な態度も我慢できなかった。

 その間にも神経を逆撫でするような戦艦からの通信は続いていた。


《貴船はこちらの進路を妨害している。すみやかに針路を変更しなければ実力行使に出ることになる》


 苛烈な通告が矢継ぎ早に投げ込まれる。その傲岸な物言いがセレスティアの胸に火をつけた。


「随分と偉そうな口を利くな、犬どもめ……」

「セレスティア様……」

「心配するな。礼儀を教えてやるだけだ」


 セレスティアはエレナの髪をひと撫ですると、ゆっくりと立ち上がり、正面に位置するモニターを見つめた。モニターには迫り来る戦艦の巨大なシルエットが映し出されている。

 そして、その船を見据えるセレスティアの青い瞳が異様な輝きを帯びた。


「さあ、奴らに礼儀というものを教えてやろう……」


 セレスティアは不敵な笑みを浮かべると、自分の左手の人差し指を立てて見せた。

 直後、彼女の指先から淡い銀色の光が放たれると、時を同じく光が戦艦全体を包み込んだ。

 光が収束すると、戦艦の形状はそのままだが、僅か数秒の間に100分の1ほどのミニチュアモデルとなってしまった。


「ふふん、これでどうだ」


 セレスティアは満足げに鼻を鳴らし、モニターに映る小さくなった戦艦を見つめた。

 船の装甲は精巧に造られた模型のようであり、主砲やミサイルポッドなどの兵器も小さくなっている。

 先程までその巨体で宇宙空間を我が物顔で進んでいた威風堂々たる姿は見る影もない。


 セレスティアの能力、あらゆる物体や生物の大きさを自由に操る力は、彼女の王族としての血統に宿る秘術。それを惜しげもなく使って戦艦を小さく変貌させてしまったのだ。


「戦艦がミニサイズになりましたね……それにしても大胆なことをなさいますね」


 エレナが呆れ気味につぶやくが、セレスティアは平然と言い放つ。


「何を言っている。お前との雰囲気を台無しにした罰だ。それ相応の罰を与えてやらなければ」


 確かにその通りだと思いつつ、エレナは呆れた顔をするしかなかった。

 そもそも、セレスティアは元来気まぐれで奔放な性格だ。興が乗ればすぐに行動に移してしまうし、相手が誰であろうと容赦がない。

 今回は運悪く彼女の怒りを買ってしまったというだけのことだろう。


「さて、これからどうするか」


 セレスティアは、縮小した戦艦を宇宙空間の闇に浮かべたまま考え込む。


「普通に戦えば、あんな小さな船など破壊することくらい簡単にできるだろうが、それだけじゃ面白くないしな。まずは、挨拶といこうか、エレナ?」

「……はい。どうするおつもりで?」

「この船の貨物室にあの戦艦を収容しろ。その後たっぷりと可愛がってやろうじゃないか」


 楽しげに笑うセレスティア。エレナは彼女の傍若無人ぶりに一抹の不安を覚えつつも、反対意見は述べなかった。

 なぜなら、エレナ自身もこういった遊びはセレスティアと同じくらい大好物なのだ。


「わかりました。収容作業の準備を始めましょう」


 エレナは、操縦席のモニターを操作し始めた。セレスティアは、縮小された戦艦を見て満足そうに微笑むと、着替えのために船内の寝室に向かった。


 一方、縮小された戦艦では―――


 ヴェルディアス帝国の最新鋭戦艦「アルヴァーク」

 全長700mを超える巨体は、最新技術を搭載し、宇宙最強クラスの火力と防御力を誇る。

 船員5000名を乗せ、現在は遠征任務で複数の惑星を巡り、当初の任務を終えて帰還途中であった。

 そして、乗組員の大半が休息に入り、勤務中のクルーも最低限の人数のみで運用していた際に、宇宙空間で奇妙な光景に遭遇した。


 アルヴァークの前を航行する小型船がいたため、アルヴァークは警告信号を発信した。

 しかし、相手からの返答がないため、そのまま接近することに。

 両者の距離が接近し、互いの存在を確認できる状況になったとき事件が起こった。


 突如として艦全体が閃光に包まれ、次の瞬間、衝撃が走った。

 ブリッジクルーたちは床に投げ出され、壁に激しく打ちつけられた者もいる。


 しばらくして、静寂が訪れた。

 船の損傷を確認したが、深刻な被害はないらしい。

 けれど、彼らにとって真の恐怖は、これから始まったのだ。


 船の外に視線を向けると、信じられない光景が目の前にあった。

 なんと、全長700メートルもあるこの戦艦を遥かに凌ぐ巨大な要塞が、凄まじい速度で、こちらに迫り近づいてくるではないか。

 ブリッジのクルーたちの顔は恐怖で凍りついた。

 全長何百キロにも及ぶであろうその巨大建築物は、漆黒の宇宙空間においても圧倒的な存在感を放っていた。


 一体何だ……あれは!?

 誰もがそう考えていた時、さらに追い打ちをかけるかのように要塞の外壁が開かれると、アルヴァークを飲み込もうと接近してきたのだ。

 アルヴァーグも距離を取ろうと回避運動を開始したが、要塞の速度から逃れる事は不可能なほどの速度差がある。

 こうして、為すすべもなくアルヴァークは、その巨体に吸い込まれてしまった。


 要塞内部の得体の知れない暗闇の中。

 完全に方向感覚を失い、どこにいるかもわからない。

 全員たちは混乱し、困惑するばかりで、恐怖を感じる暇すらなかった。ただ茫然と船内から外の様子を見ていた。


 すると突然、要塞の内部に設置された、おそらく照明らしい設備に光が灯った。

 そのショックで我にかえる船員たち。恐る恐る周りを見渡すと、そこは巨大なコンテナ倉庫のような区画であった。

 倉庫には巨大な機械類や設備が並べられ、無機質で冷たい感じがする空間だ。


 アルヴァークの面々は、この異常事態に混乱しながらも誰もが思ったことは一つ。こんなバカみたいに大きい要塞は何なのだ?

 そもそも自分達はいったい何処へ連れて来られたんだ?

 アルヴァークのクルーたちは、見たことも無い場所で何が起きているのか理解出来ず、不安が募るばかりであった。


 その時。戦艦全体に振動がはしった。

 巨大な空間を構成している壁の一部が動き出したのだ。

 アルヴァーグですら飲み込めそうな大きな扉。

それがゆっくりと音を立てて開いていく。そして、開いた扉の中から人影が現れた。


 それを見たアルヴァークのクルーたちは驚愕し、騒然とした。

 その扉から出てきた人物は、黒髪にメイド服姿の女性なのだが、明らかに規格外な大きさであった。推定だが160~170メートルはあるだろうか?

 兵士たちからすれば巨人と言っても過言ではないサイズだ。

 さらに横に立つ、彼女よりも遥かに巨大な深紅のドレス姿の銀髪の女性、その大きさはおよそ200メートルに迫ろうかという迫力である。

 両者ともに圧倒的と言わざるを得ない大きさだった。


 二人の巨人は、扉からズシズシと重厚な足音を立てながら、部屋の中に入っていく。

 全長700メートルという超大型戦艦の隣に立っても、戦艦の威圧感に負けないくらいの巨体。

 遠い宇宙からやって来た巨大異星人なのだろうか。

 驚きと混乱でアルヴァークのクルーたちは、思わず言葉を失った。

 あまりにも非常識過ぎる光景に唖然としたまま、動くことができないでいると、ドレス姿の巨人が口を開いた。


「ようこそ、アルヴァークの諸君。お前達が愚かな警告を行ったおかげで、我々は楽しい時間を過ごすことが出来なくなってしまった。だが、それは今は置いておくとして……。

 私はセレスティア・フェルメール。エリュシオン王国の王家の一員である」


 大きな女性の声が響いた。挑発的な言葉を放った彼女は怜悧な微笑みを浮かべ、その青い瞳が冷たく輝いている。

 アルヴァークの乗組員は、ただただ言葉が出なかった。あまりにも唐突過ぎる展開に頭が追い付かない。


「これからお前たちは私の所有物となり、私を楽しませるために尽くすことだ」


 突然、アルヴァークの船体がガクンッと大きく揺れた。まるで大地震に遭ったかのような振動が襲い掛かる。

 強烈なGを感じ、一瞬にして意識を失いそうになる。大きく揺れたことでバランスを崩して倒れてしまう者も多かった。

 あまりにも突然の事態にクルー達は対応できずパニックに陥りかけた。


「皆さんはこれからペットとして可愛がって貰えるのです。感謝なさい」


 黒髪のメイド姿の巨人は嘲笑するように告げた。

 先ほどの衝撃はあの巨大メイドが戦艦のすぐ隣で足踏みした衝撃のようだった。

 船のガラス越しに見えるメイドの脚は数十メートルはあるだろうか。その巨大さが恐ろしいほど際立っている。

 今にも踏み潰されそうな恐怖感が広がり、船内に悲鳴があがった。


 戦艦を挟んで反対側からはもう一人の巨人が、船に向けて歩み寄ってきた。

 ドレス姿の彼女はゆったりとした歩調だったが、一歩ごとに地面が大きく震え、轟音とともに地震のような衝撃を与えてきた。

 彼女の靴のサイズは約30メートル。その踵のヒール部分だけでも10メートルはありそうだ。


 そんな怪物級の巨人がゆっくりと近づいて来るのだから恐怖以外の何ものでもない。

 さらに言えば、その度に巨大なはずの戦艦が揺れるので堪らないものがある。

 銀髪の巨人がアルヴァークの真横に到達したところで、二人の巨人に挟まれ、見下される形となった。

 戦艦は全長こそ、巨人たちよりも長いが、全高は二人の腰にも及ばず、全幅に至っては、銀髪の巨人の太ももにも満たない程度でしかなかった。

2.巨人たちの玩具

 貨物室に足を踏み入れたセレスティアとエレナ。二人の目の足もとには戦艦の成れの果てであるミニチュア模型があった。

 全長7メートルほどまで小さくなったアルヴァーク号。元の全長700mの巨艦が今や小型船の貨物室に収まっている。

 外殻の金属装甲は精密極まる微細な凸凹模様を保持しているものの、重量感は完全に消失していた。


 戦艦は全長こそ大きいのに対して、高さはせいぜい1メートル程度しかない。

 なので、セレスティアとエレナにとっては、腰掛けやすいベンチみたいな高さなので、容易に見下ろす事が出来る。

 相対的に巨人になった二人は戦艦の隣でしゃがみ込んで、船窓から中の様子を覗き込み、好奇心に溢れた表情を見せていた。


「くく……中にいる兵士たちは何が起きたのか理解していないのだろうな」

「彼らにしてみれば、突然巨大な船に囚われて、想像を絶する巨人に見下されているのですから、無理もありません。きっと恐怖で竦みあがっていますよ」


 エレナは淡々と事実を指摘し、セレスティアは笑いを噛み殺すように頷いた。


「それで、これからどのように致しましょうか?」

「もちろん決まっているだろう、徹底的に遊んでやるだけだ」


 セレスティアは得意げに言葉を発すると、ベンチサイズの戦艦を跨いで真上で仁王立ちになり、ブリッジ部分を見下ろす。


「おい、聞こえるか?小さな虫ケラどもめ。今から、この船に腰掛けるが、異論はないよな?」


 セレスティアは大声で笑いながら話しかけた。

 その声量は、船内のマイクを通さずとも、艦内の隅々まで届いた。その音圧は艦内の空気を震撼させ、アルヴァーク号の船体そのものををビリビリと震わせた。

 搭乗しているクルーたちにとっては、雷鳴に匹敵する衝撃だったに違いない。


 宣言の後、セレスティアはニヤリと笑い、アルヴァークの甲板に腰掛けた。


 ドン!

 セレスティアの尻肉が甲板を叩いた瞬間、轟音とともに戦艦全体が激しく揺れた。耐久性が高いはずの強化合金製の船体が歪み、乗組員たちは悲鳴を上げて床に伏した。

 一瞬で座礁したような衝撃が船内を襲い、備品が四方八方に飛散する。

 アルヴァーク号に腰掛けたレスティアの体重は、数万トンものプレッシャーを伴い、巨大戦艦の甲板をぐにゃりと臀部の形に変形させた。艦の装甲が不気味な軋みを上げるたび、クルーたちの絶望が増幅されていく。


「くく……何とか椅子としての役割を果たせているな」


 セレスティア艦に腰掛けて足を組み、愉悦に浸った。

 彼女のヒップラインが船体に刻まれ、変形したデッキが不恰好な輪郭を描いている。


「どうだ?私とお前たちとの大きさの違いが分かるだろう?お前たちごときでは到底支えきれないほど巨大だということが」


 セレスティアは侮蔑の響きを含んだ言葉で腰下の兵士たちに言い放い放つと、わざと大きな動作で足を組み替えてみせ、体重を預けるたび、グギギ……と鈍い音を立て、甲板をさらに撓ませてく戦艦を見て楽しんでいた。


「セレスティア様、やりすぎですよ」


 エレナが窘めるように言った。彼女の顔にも笑みが浮かんでいるのは言うまでもない。

 むしろ、嗜虐心を唆られているようで、瞳の奥が怪しく煌めいていた。

 それは、従者としての振る舞いよりも、個人としても巨大な存在であることへの優越感が、彼女の中で渦巻きはじめている証拠だった。


「さあ、虫けらども。これが王族の威厳というものだ。分かったなら、大人しく私の指示に従え。さもなくば、このまま尻に押し潰されたいのか?」


 セレスティアの青い瞳が嘲笑を含み、アルヴァーク号を見下ろす。

 彼女の傲岸不遜な態度は、巨人と小人の絶対的な上下関係を決定づける。

 セレスティアの言葉に応える者は誰もいない。いや、正確には声を上げることができないのである。

 全員が巨大な質量に押しつぶされそうな恐怖に震えていた。


 セレスティアは勝ち誇った笑みを浮かべ、満足げに頷いた。


「よし。まず初めに……全員船から降りてそこに整列しろ。時間は3分以内。遅れた奴は問答無用で踏み潰す」


 セレスティアの命令が下された瞬間、アルヴァーク号のクルーたちは蜂の巣をつついたような大騒ぎになった。

 艦長の命令も聞かず、蜘蛛の子を散らすように出口へ殺到する兵士たち。

 この極限状態において、軍隊としての組織的な行動は完全に崩壊していた。


「ふふ……面白いなぁ」

「まったく……本当に惨めですね」

「そういうな。こういう必死な姿を見るのもまた一興じゃないか」


 セレスティアは膝に肘を置いて頬杖をつきながら、逃げ惑う乗組員たちの様子を眺め、愉悦に浸る。

 その表情には、純粋な嗜虐心と冷笑が入り混じっていた。

 エレナも冷静な眼差しを向けながらも、内心ではクスクス笑いをしているようだった。


 やがて3分ほどが過ぎ、ほとんどのクルーたちがなんとか脱出したことを確認すると、セレスティアはゆっくりと立ち上がった。

 無事に脱出したクルーたちが恐る恐る頭上を見上げると、そこには天を突くように聳える巨人の威容があった。

 クルーたちの目の前には、圧倒的な存在感を持つ漆黒のハイヒールが兵士たちを見下ろしている。

 黒く光り輝くハイヒールは高さ10mのピンヒールも巨木の如く地面から伸びているよう。

 そしてヒールの上に乗る華奢な足首があり、艶かしい曲線を描くふくらはぎから続く大腿部は遥か上空に向かって伸びて、ボンッとした腰回りまでの完璧な肢体がそこにはあり、さらにその上には、ドンと張り出した胸が巨人の顔を隠して、その素顔を見ることはできないでいる。

 あまりの大きさに、見上げすぎて首が痛くなる。


「よし、全員出たな。それじゃあ次は……エレナ」

「はい。何でしょうか?」

「これを片付けておけ。邪魔だから」

「わかりました。では、廃棄しますか?」

「いや、とっておくのも面白そうだな。後で使えるかもしれないし。とりあえずその辺にでも転がしておけ」

「かしこまりました」


 エレナは軽く一礼すると、アルヴァーク号を片脚で押しのけた。


 ズ…ズズ…。

 10万トンもの質量があったはずの船は、エレナの巨足によって、呆気なくその場から移動させられ、貨物室の奥の方に追いやられた。


 まるで床上のガラクタを片すかのように、700メートル近くあった大戦艦を易々と弄ぶ巨人メイド。その行動ひとつがどれほどの意味を持つのか、人々は改めて思い知らされていた。


 エレナは戦艦をぞんざいに扱うと、何事もなかったかのようにセレスティアの隣に戻ってきた。

 部屋の片隅では、砲塔やアンテナがあちこち欠けたボロボロの船が横たわっていたが、そんなことは彼女にとってはどうでもよいことであった。


「さてと。この虫けらたちをどうするかな?」

「そうですね……まずは恒例のあれからいきますか?」

「ああ。そうしよう」


 エレナの提案に、セレスティアは嬉々として頷く。

 二人の間では一種のお約束となっている恒例行事があるのだ。


「そこに集まれ」


 巨大なハイヒールのつま先が床の一箇所を指した。

 セレスティアの声を受けて、兵士たちは慌てて集合する。

 彼らにとって最早逆らう選択肢など残されておらず、ただひたすら従うしか道はなかった。

 密集するように縮こまる兵士たち。その大きさはセレスティア達からすればアリほどの大きさである。


 セレスティアはゆっくりと、そのまま足を兵士たちの目の前に出した。

 彼女の履く漆黒のハイヒールが、まるで巨大な塔のように屹立する。

 光を遮るその影が、兵士たちを飲み込み、辺り一面に深い闇が広がった。


「さあ、お前たち。私の靴を見てみろ」


 突然の命令に戸惑う兵士たち。しかし、言われた通りに視線を移すと、そこには無数の大小様々な染みがびっしりと付着しており、中には黒く変色したものもある。

 明らかに使用頻度が多いことがわかる汚れ具合だ。


「見ての通り、私の靴は汚れている。特に底部なんか酷くてな。ほら、見ろ」


 セレスティアは汚れた靴を兵士たちの眼前へ近づけた。あまりに巨大なそれは、もはや建造物の壁面にも等しい。


「私の愛用するこの靴を清潔に保つのは、王族として重要な責務である。ところが最近忙しさにかまけて手入れを怠っていたせいで、ご覧の有様になってしまった。そこで、お前たちに掃除をしてもらう。一匹残らず徹底的に磨け。もし言う事を聞かないと……わかっているよな?」


 弑逆的な笑みを浮かべるセレスティアに対し、兵士たちは言葉を失うばかりだった。

 言われた通り、靴磨きをしろと言われても雑巾もなければ洗剤もない状況ではどうしようもない。

 仮に道具があったとしても、兵士たち一人一人の身長など、セレスティアのヒール部分にも満たない大きさしかないため、ちょっとしたビルを手作業で清掃しろというのと、同等であった。


「……」


 困り果てる兵士たち。しかし、セレスティアはそんな事情など全く考慮せず、勝手に話を進めていく。


「あいにく貴様らに与える道具を持ち合わせて居なかった。ふふ……いい機会だ。舐めて奇麗にしろ」


 セレスティアの瞳が怪しく輝いた。兵士たちは皆が思う。この巨人の美貌は天使の彫像のように美しいが、中身は悪魔そのものと言って差し支えないだろう。

 彼女の残酷さを改めて思い知らされ、震え上がるしかなかった。自分たちの命など、セレスティアからすれば取るに足らない存在なのだと思い知ったからだ。


 セレスティアは巨大なハイヒールをグイッと前方へ伸ばしてきた。

 眼前に迫る漆黒の壁。その圧倒的な存在感に思わず悲鳴を上げる兵士たち。


「どうしましたか?早く取り掛かりなさい。さもなくば……」


 エレナは冷たい視線で片足を大きく掲げると、軽く地団駄を踏んだ。

 その衝撃で床全体が揺れ動く。まるで地震に見舞われたような振動に襲われ、兵士たちは立っていられずに蹲るか四つん這いになった。

 肝を冷やす思いに、このままでは命に関わると判断した彼らは、やむなく行動を開始したのだった。


 セレスティア達の催促と脅しを受け、兵士たちは各々持ち場について作業に入った。

 しかしながら、如何せんサイズが違いすぎる。巨人のハイヒールは、彼らにとってビル並みの存在感を持っており、それを舐めて掃除するなど土台無理な話である。

 結局のところ、靴底に近いシミを少しだけ綺麗にして終わるのがオチであった。当然結果など期待できないのは明白だったが、それでもやらなければならない事情があった。

 下手な仕事をしたら、彼女たちは容赦なく自分たちを処分する可能性すらあるのだから……。


「あら?この間の靴磨き担当の方が優秀だったようですね」


 エレナが呆れたように呟くと、セレスティアも同意するように頷いた。


「まったくだ。やはり塵芥などという下等生物には適切な指導が必要だということがよくわかる。仕方ない……私が直々に指導してやろう」


 セレスティアはそう言うと、兵士が群がるハイヒールを持ち上げて、兵士たちの集まる一ヶ所へ狙いを定めると、そこへ無慈悲にも巨大な靴を振り下ろした。


 ドン!


 硬いソールが床を叩きつける音が地響きに混ざり、不運な兵士たちはハイヒールのつま先部分の下敷きになった。

 細いヒールは細いながらも鋼鉄以上の硬度を誇り、踏みつけられた者はぺしゃんこになってしまう。

 他の生き残った者たちも余波を受け、吹き飛ばされて宙を舞った。彼らにとって、巨人の靴は凶器以外の何物でもないのだ。


 セレスティアの暴挙に反論する者はいない。だが、たった一踏みで引き起こされた振動で、ほとんどの兵士が倒れこんでしまった。

 それを見ていたエレナは、さらに追い打ちをかけるように言った。


「あら?だれが休んでいいと言いましたか?仕方ありません……では、動けないあなた達に喝を入れてあげましょうか」


 エレナはクスクス笑いながら言うと、巨大なストラップシューズ左足を持ち上げ、そのまま勢い良く振り下ろした。


 ズシン!と、兵士たちの集団に向けて落下した巨大な塊は地面にぶつかると同時に、足裏にいた十数名の兵士たちを踏みしめた。

 跡形もなく潰れ消えた兵士たち。骨一つ残さず徹底的に踏み締められた跡には、人の形だったものが赤い染みとなって一緒くたにされていた。


 兵士たちは二人の一撃で少なくとも100人以上の仲間を失ってしまった。目の前で起こった惨劇に震え上がり、恐れていた事が現実になった事を理解した。


「くくく……いいぞエレナ、もっとやってみせろ」


 セレスティアは愉快そうに笑いながら続きを促すと、エレナは嬉々として応えた。


「承知いたしました♪」


 彼女は右足をゆっくりと高く上げていく。それに呼応するように、兵士たちは恐怖のあまり泣き叫び始める。

 助けを求める声、悲鳴、絶叫。ありとあらゆる感情の昂りが入り混じった阿鼻叫喚の言葉などが飛び交う中、無情にもその足が振り下ろされた。


 一斉に薙ぎ払われる命。轟音と共に舞い上がる兵士の亡骸。

 さらに追い打ちをかけるように、エレナのストラップシューズが左右交互に上昇し、地面を踏みしめる。そのたびに爆音と衝撃波が轟き渡り、哀れな犠牲者が生まれ続けた。

 そんな状況の中、恐慌に陥った兵士たちは一斉に走り出す。自分達の生存を賭けた最後の賭けだった。しかし、彼らの足ではとても巨人の足捌きから逃れることはできない。


「どこへ行くつもりだ?」


 セレスティアはニヤリと笑いながら、笑いながら巨大なハイヒールの靴底を高く掲げると、前方に向かって思い切り振り下ろした。


 ズゥウン!!

 激しい破裂音と共に砂埃が舞い上がると共に、幾つもの兵士の身体がバラバラに粉砕されていった。

 それでも尚、兵士たちは逃げようと藻掻いた。


「往生際が悪いぞ?まとめて消えろ」


 セレスティアは素早く反対の脚を上げ、そして振り下ろす。同時にエレナも同様に足を上げて、ほぼ同時のタイミングで落とされた。

 二つの巨脚による挟み撃ちにより、多くの兵士が犠牲となった。

 阿鼻叫喚の悲鳴と共に兵士たちは四方八方へ散っていく。しかし、巨大なハイヒールは彼らを追い詰めるように追いかけてきた。

 幾度も繰り返される蹂躙劇。セレスティアとエレナの巨大な靴の動きは素早く、兵士たちを逃す隙を与えなかった。

 逃げ惑う兵士たちを嘲笑うかのごとく、セレスティアとエレナは次々と獲物を捕捉していく。

 時に軽く踏み潰し、時には全力で蹴り飛ばす。そうして瞬く間に百人単位で屠られていく様はあまりにも凄惨なものであった。

 だが、彼女たちにとって、この狂宴は楽しみの一環に過ぎないのである。


「ふふ。なかなか面白い余興でしたね」

「そうだな。もう少しだけ味わいたいところだが、私も久しぶりの感触に疼きが止まらなくなった」


 セレスティアは妖艶な笑みを浮かべ、足元の惨状を見下ろす。エレナもまた恍惚とした表情を浮かべ、その惨状を見下ろした。

 そこには夥しい血の海が広がり、断末魔の苦しみに悶えた者たちの姿があった。

 踏み潰された兵士たちは原型を留めていないほど無残な死骸となり、もはや人であった名残さえ見受けられない。

 残された3千人弱の兵士は呆然自失となり、ただ恐怖に怯えきった目で虚空を見つめている。抵抗する意志は完全に折られてしまい、今や戦意喪失状態である。


 巨人二人は互いを見つめ合うと妖艶な笑みを浮かべた。その姿は魔性の女神そのものであり、背後に佇む戦艦と相まってより一層不気味さを際立たせていた。


「さて、楽しい余興はここまでにしよう。エレナ」

「はい、承知致しました」


 エレナは恭しく頭を下げると、ゆっくりとした動作で、セレスティアの側に寄り添う。その距離感は非常に近く、二人の張り出した胸が接する。胸と胸が触れるほどだ。

 互いの身体を密着させて見つめ合う二人。

 二人が纏う独特の空気が空間を支配していく。

 周囲の環境など一切気にすることなく、二人だけの世界に入り込んだようだ。

 そして、そのまま接吻を交わす。絡み合う舌と唾液を啜る音が辺りに響き渡る。濃厚なディープキス。


 セレスティアはエレナにキスをしながら、彼女の衣服の中に手を忍ばせてくる。ブラの上から柔らかな乳房を揉みしだかれ、ゾクゾクとした官能が込み上げてくる。

 エレナは吐息を漏らしながらセレスティアの舌に自分のそれを絡ませる。ピチャリと濡れた音が耳に響く。

 やがて二人は唇を離すと、銀糸が伝い落ちていった。

 激しい口付けによって乱れた呼吸を整えつつ、エレナは蕩けた瞳でセレスティアを見つめる。


「セレスティア様……」

「ああ、わかっている」


 エレナは目を閉じてセレスティアに身を委ね、セレスティアは左手をエレナの腰に回し、右手は彼女の豊かな膨らみへと伸びて、その白魚のような指先でゆっくりと揉み始めた。

 エレナは甘い声を上げながら、腰をくねらせる。胸への刺激と下半身への刺激が合わさって全身に痺れるような快感が駆け抜けていく。

 すでに下着越しに陰核が固くなっており、股間が潤い始めている。


 その様子を見て取ったセレスティアはニヤリと笑うと、一気に彼女のスカートの中へ侵入し、割れ目に沿って上下に動かす。

 そこは熱く湿っていて、溢れ出た蜜によってヌルッとした感触があった。


「ここはすっかり洪水になっているようだな」

「はい……セレスティア様の愛撫が気持ち良くて……♡」


 淫靡な声を上げながら、身体を捩らせるエレナ。その表情には羞恥と歓喜が入り混じった色があり、それはますますセレスティアの加虐心を煽ることとなる。


 二人の巨大な美女によるレズプレイ。それは幻想的かつ芸術的なまでに美しく魅惑的だった。

 兵士たちは目の前の光景に見入ってしまう。それはまるで夢を見ているような錯覚さえ覚えるものだった。

 圧倒的な暴力で恐怖の象徴として君臨し、一方で魅力的な肢体を持つ成人女性同士が抱擁し合いながら喘ぎ声を上げる姿は、何とも言えない色香を醸し出して、兵士たちは彼女らから目が離せなくなる。

 先ほどまでの凄惨な殺戮劇とは打って変わった淫靡な行為。そのギャップが彼らを惹きつけてやまないのだった。


「んっ……はぁ……」

「ちゅぱ……ぷはぁ」


 二人は濃厚なキスを続けながらお互いの身体を求め合った。

 セレスティアはエレナの胸元へと伸ばしていた手をブラの中へ差し入れて直接揉み始めていた。

 乳首を摘まんで捻ったり引っ張ったりすると、エレナがビクッと反応する。その度に胸の頂点にある蕾はピンと勃起していった。

 薄桃色の突起は触られる前よりも明らかに大きく硬くなり、まるで食べてくれと言わんばかりに自己主張してくる。

 そこへ爪先を当ててカリカリと擦ると、エレナは甘い嬌声をあげて目を細めた。


「あぁ……そこぉ……♡」

「どうだ?気持ち良いか?」

「はいぃ……すごく気持ちいいです……♡」


 喘ぎながら肯定するエレナの顔はすでにトロンとしており、完全に快楽に溺れかけているようだ。

 普段の凛々しい表情が嘘のような乱れっぷりである。

 その様子が愛おしくなり、セレスティアは再び彼女の唇を奪った。


 一方、エレナはと言うと、セレスティアの乳房に手を伸ばして愛撫していた。

 柔らかく弾力のある乳房は掴み心地が良く、ずっと触っていたくなるほどだ。

 円を描くように優しく摩ると、頂点にある突起がツンと主張してきたので、親指と人差し指を使ってクリクリと捏ねくり回したり引っ張ったりする。


「んっ……♡」

「ふふっ……可愛いですよ?セレスティア様」


 意趣返しのように揶揄ってくるエレナだったが、その表情には悦びの色が見えた。


「っ……///生意気な……///」


 セレスティアは羞恥心を誤魔化すように睨みつけてくるが、火照った顔では何の効果もない。

 彼女は反撃とばかりに今度はパンティのクロッチ部分に指先を入れて割れ目に触れると、中指を使いゆっくりと入口を探るように撫で回した後、第一関節まで沈めてクチュリと水音を立てる。

 途端にエレナの肩が跳ね上がった。


「ふぁあ……あんっ……!」

「んっ……くぅっ……」


 二人は同時に達したようで、大きく体を震わせたあと、荒い息遣いのまま二人は息を整えるように一旦離れていった。


「はぁ……はぁ……」

「ふぅ……んん……っ」


 乱れた呼吸を整えながら、セレスティアとエレナはそれぞれ額の汗を拭う。彼女達の美しく整った容姿やスタイルの良さは健在であるものの、頬は紅潮していて、どこか艶めかしささえ感じさせた。

 そんな妖艶な雰囲気を漂わせた巨人二人を見上げて、小さな男たちはゴクリと喉を鳴らすのだった。


「はぁはぁ……セレスティア様……最高でした」

「……お前こそ可愛かったぞ」

「ありがとうございます……」


 セレスティアとエレナは見つめ合うと微笑む。その顔付きは妖艶でありながらも純粋さも兼ね備えており魅力的であり、周囲の空気さえも変えてしまうような圧倒的な存在感がある。


「さて、本番といこうではないか」


 セレスティアは妖艶に笑うと、残りの兵士たちを見下ろす。

 その瞳の奥深くには嗜虐の炎が灯っていた。エレナも同様である。二人は期待に満ち溢れていた。

 これより始まる大惨事の幕開けに……。

3.絡みつく蜜の絆

「それでは皆さま、これから先は私達と一緒に遊んでいただきますよ♪」


 エレナは可愛らしくウィンクしてみせた。


「我らを敵に回したこと、存分に後悔させてやるぞ……♡」


 二人の美女は満面の笑みを浮かべていた。それは慈悲深さなど一切含まれていない、残酷な笑顔であった。

 兵士たちは身が竦んでしまい動くことさえできなかった。

 圧倒的な力による蹂躙、一方的な搾取。抗うことすら許されない絶望的な状況を作り上げる二人はまさに絶望の権化なのだ。

 これから待ち受ける運命に対して戦慄を覚えながら、彼らはその場に立ち尽くすことしかできない……。


 二人が並んで立つと、途端に周囲の景色は一変する。高層ビルに匹敵する大きさを誇りながら官能美を纏った二人の美女。それは背後の戦艦さえ霞んでしまうほどだった。

 それほどまでに二人が放つ妖艶さや魅力といったものは圧倒的で、見るものを虜にしてしまう魔力があるといえるだろう。


「さあ、お前たち。どんな風に可愛がってほしい?」


 セレスティアは不適に笑うと、兵士たちの真上にしゃがみ込んできた。

 巨体がごおっと音を立て動き、地面が揺れる。兵士たちが仰ぐと、はるか頭上に超然とした美貌を持つ神々しいまでの美姫が鎮座していた。息を呑む程に美しい。

 自分たちを取り囲む巨大な靴、そこから伸びる長くスラリとした腿。

 折りたたまれてなおも、頭上遥か高い位置でそそり立つ白く美しい柱のような巨大な太腿。その大きさはビルより高く、存在感は桁違いだった。

 その先に豊満な膨らみが覗く。それは女性的な柔らかさを凝縮したかのような造形美を持っており、しゃがんだことでスカートの中身がチラリと見え、そこには黒い布地があった。


 それがショーツだと察するのに時間は要らなかった。

 あまりにも大き過ぎて遠近感がおかしくなるが、間違いなくパンティーなのだ。

 自分たちが何百人も入れそうな巨大な布地。セレスティアの下半身はムチムチしており男心をくすぐるものだった。

 だが、その迫力に圧倒されて、兵士たちの視線は釘付けとなってしまう。あまりにも巨大であるがゆえに現実感に乏しく、どこか夢を見ているかのように感じられた。

 それだけ目の前の人物達は規格外であり別格なのだと認識させられた瞬間だった。


「ふふ……」


 セレスティアは妖艶な笑みを浮かべて、そのまま上空から広げられた手を地面に下ろした。

 その手が地面に接地すると、その大きさを改めて実感する。手の平部分だけでも一般的な住宅の部屋よりも広い。さらに伸びる指先も入れれば、さらに広大な面積だ。

 そして同時に強烈なプレッシャーを感じる。圧倒的な力を秘めたものが目の前にいるという事実を否応なしに突きつけられてくるかのような威圧感だった。


「ここに乗れ」


 セレスティアは手のひらに兵士が乗るよう命令する。

 彼らは抗うこともできず、ただ恐怖に打ち震えながら彼女の指示に従った。

 一人、また一人と乗り込んでいく。彼らに選択肢など与えてくれるはずもなく、断ったら確実に踏みつぶされるだろう。

 やがてエサに群がる蟻の様に、手の平には兵士たちで溢れかえった。


「このくらいでいいか」


 セレスティアの言葉で地面に降ろされていた手が、上昇していく。その時巻き起こった風に煽られ、手に乗れなかった兵士たちが転げ回っている。

 そんな足元で起きている光景をよそにセレスティアは立ち上がった。


 倒れていた兵士が立ち上がり、聳える巨人を見上げた。真上にある200メートルを超える巨体は、しゃがんでいた時よりもその存在感を際立たせている。

 遥かな高みまで彼女の身体が続いて、まっすぐ見上げた所に、柔らかく張り出している乳房が視界を遮る程に巨大に映る。

 その圧倒的威容は、とても人間とは思えないほどで畏怖の念を抱かずにはいられない。


 やがて腕の動きは停止した。兵士たちを載せた右手はセレスティアの眼前にまで来ていた。

 つまり彼女の視線の高さと同じレベルだということだ。巨大な彼女の目線は、その大きさから考えると超高層ビルに匹敵する。

 そんな天空にあって、彼女たちは悠然と立っている。その立ち姿だけで芸術作品のようだ。

 手の上で見上げている兵士たちは、改めて二人の美女の大きさと存在感に驚嘆すると同時に圧倒されていた。それはまさしく女神と形容すべきものだった。


 セレスティアは目の前にいる手の上の小さな兵士たちを見下ろして笑みを浮かべた。それは自信と余裕のある微笑みだった。

 彼女は左手を使って、まるで紙屑をつまむような気軽さで一人の兵士を持ち上げると、巨大な指に包まれた兵士が悲鳴を上げた。


「これだけいるのに何の重さも感覚もないとは、本当に小さな存在だな。私にしてみれば塵みたいなものだ」

「そのようですわね」


 エレナが同調すると、セレスティアはフッと笑う。兵士たちは小さすぎて存在感がない。まるで埃を払うかの如く、簡単に処理できる程に矮小なのだ。


 その直後、セレスティアが、指で摘んでいた者を興味がなくなったかのように無造作に投げ捨てた。

 悲鳴とともに遥か下方へ落下していく姿が見え、すぐに小さくなって見えなくなった。

 まるで虫けらを摘まんで弄ぶように軽々しく行われる行為は、通常であれば非道なものだと思える。だが、今の状況では彼女ら巨人の価値観だけが、優先される。


「このまま握り潰してしまうのもいいが、少し遊んでやろう」


 セレスティアは兵士たちを一瞥した後、エレナの方に向き直る。


「エレナ、ご褒美だ。お前にもこれを味わわせてやろう」

「ありがとうございます」

「遠慮は要らない。存分に堪能してくれ」


 セレスティアは兵士が乗っていない方の手でエレナのメイド服の胸元をぐいと引っ張り、下着ごと露出させる。

 布越しでも分かる大きさ、丸みを帯びた美しい乳房があらわになると、広大な乳の表面に白く細い血管が浮き出て、桃色の突起が硬く尖って勃起しているのが見えた。

 それは見る者の情欲を刺激する、淫靡かつ蠱惑的な魅惑的な果実と呼ぶべきものであった。


 そして、そこにセレスティアの手のひらに乗った数十人の男達をエレナの胸の膨らみに近づけ、ゆっくりと傾けていく。

 兵士たちは急斜面になった足場から転げ落ち、真下に張り出した巨大な乳の上に零れ落ちる。


 兵士たちが巨大な乳房の上に落とされると、巨人の肌の質感、温もり、匂いまでもが五感を通して伝わってくる。

 弾力のある柔らかい感触がダイレクトに伝わり、全身で感じる女性特有の甘い香りに包まれたかと思うと、次の瞬間には谷間に流されるように滑り落ちていった。


 数百㎡はある膨らみを持つ乳房の中心が織りなす谷間に落ちると、そこから這い上がることは不可能だった。

 巨大な岩壁のようにそそり立つ乳肌は、片側だけで1千トンもの質量を誇る肉塊である。

 その中に埋没してしまうと、いかに精強な兵士と言えども、その質量で押し潰され、圧殺寸前にまで挟まれてしまう。


 それこそ山の様に盛り上がる双丘は、比類なき威容を放っていた。

 途方もなく巨大な乳房の上にいる兵士たちは谷間に落ちないよう、必死に駆け回り、逃げようとするが、巨大な乳の半球面は弾力性を伴った足場で、すぐに足を取られてしまう。

 彼らは今、柔らかな大地に阻まれ身動きが取れなくなっていた。滑る乳房の上で藻掻けば藻掻くほど泥沼にハマるように深みへと嵌り、沈み込むように谷底へ吸い込まれていった。

 男性にとって憧れの存在でありつつも、この異常なまでに巨大な肉体にとっては、己の全てを超越するほどに大きすぎる。

 圧倒的な質量差によって生み出される異常な空間で翻弄され続ける様は滑稽という他なかった。


「あんっ♡……とっても気持ちいいです……」


 エレナはうっとりとした声を上げる。男たちの足掻きは、彼女からすると羽虫程度の抵抗力に過ぎない。それが何百と群がっても彼女の肉体に抗うことは不可能に等しい。

 むしろちょっとしたくすぐったい感触を与えるくらいの効果しかない。その証拠に甘い吐息を漏らし、蠱惑的な笑みを浮かべている姿からは悦楽を得ていることが伺える。


「くく……無駄な足掻きだな」


 セレスティアは楽しそうに笑うと、兵士たちを見下ろした。兵士たちは依然としてエレナの大きな胸の谷間や上でのたうち回っていた。

 だが、どれだけ頑張っても抜け出せる気配はない。

 それどころか段々と埋もれていき、遂には頭まで完全に埋没してしまった者もいた。その時点で、その者は窒息死しているかもしれない。何しろ、エレナの胸の谷間の奥深くは15メートル近い深さがあるのだ。


「もっと感じさせてやる」


 セレスティアはそう囁くと、そっとエレナの胸に手を伸ばし、胸の谷間に差し込むと指先で捏ねるようにして蠢く男たちを弄び始めた。


「ああんっ……セレスティア様ぁ……それは……んっ♡」


 エレナは喘ぎながら身を捩るが、それでもセレスティアの指先の動きは止まらない。

 胸の内部がグニュリと歪みながら、その中の物が押し潰され、圧迫されている感覚がエレナにはありありと伝わってきていた。

 セレスティアの指と自身の乳首の間に小さな人間が挟まっているのを感じる。

 大きな指で押さえつけられて身動きが取れない彼らの様子が伝わってくる。

 挟む力を軽く入れると、苦しいのか小さな身体がジタバタと動いてる。

 圧倒的な質量差に抗えない弱小種族を思うがままに陵辱する快感は何ものにも替えがたい愉悦だった。


 エレナの表情が蕩けて恍惚とした笑みを浮かべて官能に浸っていく。

 その表情があまりにも淫靡だったので、セレスティアはさらに責めを強める。


「あっ……あぁんっ!♡」


 セレスティアは人差し指をぺろりと一舐めして兵士を絡め取ると、それをエレナの乳首に押し当てる。

 プチュン……という湿った音と共に乳首の先で小さなものが弾ける感覚があった。


「あぁん♡」


 セレスティアの唾液と小人の亡骸が混じり合った生暖かい粘液が乳首を濡らす。

 同時に兵士たちの苦悶に満ちた断末魔の叫びが上がり、エレナの巨大な双丘の上で小さな命が消えていった。


 その悲劇を肴にセレスティアたちは嗜虐的な笑みを深めていく。

 残った兵士たちを容易く捕まえると、次々とエレナの乳首の先に指を持っていき、グリグリと押し込んでいく。

 ぷちゅっ、ぷちっ、と、指をこねくり回すたびに湿った音が響き、兵士たちの断末魔の悲鳴が上がる。


「あぁっ……!セレスティア様ぁ……♡」

「ふふふっ……可愛いな、エレナ……♡」


 二人は熱い抱擁を交わしながら唇を重ね、互いを求め合う。

 胸でこねくり回される兵士たちの運命など眼中にないかのように振る舞う。


 セレスティアはエレナの乳房を強く搾る。それによって、エレナの口から声にならない叫びが上がる。

 その度にエレナの胸にまぶされた兵士たちの命が削り取られていく。

 彼らは為すすべもなく蹂躙されてしまうが、小さな生命体にとって彼女達は絶対的な超越者であり、逆らえるはずもなかった。

 しかし彼女達はそんなことは気にせず欲望の赴くままに行動していく。


「んむっ……あふぅ……」


 セレスティアとエレナは絡み合いながらお互いを求め続けていく。

 唾液を交換したり舌を入れたりして濃厚なキスを行う。

 お互いに求め合うことでしか得られない快楽がそこにはあった。


「エレナ、お前の身体をもっと見せてくれ」

「はい。仰せのままに」


 エレナは抱擁とキスを絡めながら、器用にメイド服を脱いでいく。

 下着を脱ぎ捨て、生まれたままの姿を披露する。

 それは彫像の如く均整の取れた理想的なボディラインを誇る裸体であり、セレスティアの鍛え上げられた肉体と比べると、その嫋やかさと女性らしさが際立っている。

 バストは大きすぎず、小さすぎない絶妙なサイズ感で、ウエストもくびれている。

 足もスラッとしており、モデル体型ともいうべきスタイルの良さを誇っている。

 股間部も美しく整っており、女性として完成されたプロポーションだった。


「エレナ、いつ見ても綺麗だ」

「そんな、セレスティア様のお身体の方がずっと素敵ですわ」


 エレナは微笑みかけてセレスティアの衣類に手をかける。

 セレスティアもそれに応えてドレスと下着を脱ぐと、それはセレスティアの足元にぱさりと落ちた。

 聳え立つ彼女から剥ぎ取られたドレスは、床上で風を引き起こし、彼女の足元にいた兵士たちに覆い被さってしまう。


 二人の巨大な裸体が並ぶと、やはり圧巻である。

 その存在感は凄まじく、まるで神話から現れた女神たちのような風格すら漂わせている。二人が動けば空気が波打っているように感じるほどだ。

 巨大な肢体を惜しみなく曝け出しており、女性美を極限まで高めた完璧な造形美がそこに在った。


「美しいですわ」

「エレナもな」

「セレスティア様……」


 エレナは頬を赤く染めて潤んだ瞳で見上げる。

 セレスティアも同じような顔をしていて、二人は惹かれ合うように顔を近づけ、そして再び口づけを交わす。

 二人は貪るように求め合い、互いの肌を擦り合わせる。

 全裸の女帝とメイドの艶めかしい絡み合い。

 巨大な力と官能美を遺憾なく見せつける光景には圧倒的な迫力があった。兵士たちは見つめていることしか出来なかった。


 セレスティアとエレナは、お互いの肌と肌の柔らかさと、体温を感じながら抱き締めあい、激しくキスを交わす。


「ん……ちゅ……ふふ……セレスティア様、こんなに濡れておりますよ」

「お前こそ、溢れんばかりに蜜が湧いてるじゃないか。ふふ、お互いに準備万端みたいだな」


 二人は互いの性感帯を探りあい、より強い快感を得ようとしていく。

 その熱気に当てられてしまったのか、周りで成り行きを見守っていた兵士たちの一部も性欲を抑えきれなくなってきていた。

 それほどまでに巨人たちの痴態はあまりにも刺激的で卑猥だったのだ。

 つい先ほどまで弑逆的な暴力によって痛めつけられていたことも忘れてしまうほどに、今の彼女達は淫らで淫奔な空気を醸し出していた。

 だが、いくら興奮しようとも、その興奮を発散することはできない。

 自分達はこの巨大な存在に凌辱される身であり、淫靡な遊興に乗る権利すらも無いのだ。


 一方で二人はそんなことは意に介していないかのように、一心不乱に抱き合っていた。

 長い髪が乱れて絡まり、白磁のような肌に赤みが差し、汗に濡れた胸板同士が接触して卑猥な水音を奏でている。

 それは二人だけの世界に入り込んでしまったかのように耽溺しており、外部からの干渉など一切受け付けない空気を醸し出していた。


「セレスティア様……私もう限界です……」

「あぁ、任せろ」


 セレスティアは足元の小さな兵士達を一箇所にまとめていく。

  彼女の白魚のような指が上空からたちの集団の真上に下り、小さな存在たちは容赦なく捕らえられ、為す術なく鷲掴みにされた。

 兵士達はセレスティアの指に翻弄されつつもなんとか逃れようとするが、圧倒的な力の差の前ではなすすべもなく、捕まるだけだった。


「さて……」


 セレスティアは口角を吊り上げながら、エレナを見据える。エレナも同じ表情をしている。

 セレスティアはエレナの股間に手を伸ばすと、掴んだ兵士達を彼女の秘所へと導いていく。

 エレナも何をするのか直ぐに理解し、股を少し開いた。セレスティアの手がそこに到達すると、その手は自然と割れ目をなぞった。


 ぬちゃぁ……と水っぽい音が響く。愛撫で充分に満たされていた秘所は十分な湿り気を帯びており、溢れんばかりの量となっている。


 彼女の入口の花弁をセレスティアの巨大な指が両側に広げる。

 外気に晒されたエレナの肉壺に、ゆっくりと兵士たちを乗せた指を挿入してみる。

 小さな人間にとっては、トラックすら飲み込めそうな大きさの秘裂は、雄大な峡谷そのものだ。

 兵士達は自分の意思に関係なく、巨大な襞の奥へと押しやられ、彼女の柔肉で形成された洞窟に、膣内に取り込まれて行った。


 セレスティアはそっと指先で薄紅色の内壁に兵士たちを触らせる。

 彼らにとって巨大な肉の洞穴から流れ出る液体に浸された状態になり、圧倒的質量に押しつぶされる恐怖を味わうことになる。


「セレスティア様の指に合わせて……んんっ♡小さなものが私の中で暴れています……♡」

「私の指の動きでお前が感じていると思うと、堪らないな……」


 セレスティアはエレナの膣内で指を曲げたり伸ばしたりを繰り返した。その度にエレナは顔を赤く染め上げて小さく身悶える。

 さらにもう片方の手で割れ目付近を優しく撫で回しながらも親指を使い、クリトリスを丹念に刺激していく。


「あん♡ そこはだめです……」

「ダメと言いながら腰が動いているぞ?ほら」


 弱点を執拗に攻められてくるセレスティアの容赦無い責めにエレナは快楽に必死に堪えようとする。

 しかし、セレスティアの巧みなテクニックの前では意味がない。

 次第に抵抗する力も失われていき、エレナはセレスティアに抱きつき、彼女の首筋に顔を埋めて囁いた。


「もう……我慢できません……♡ セレスティア様、イキそうです……」


 切なげな声色を上げるエレナの中は、快感によってキュウッと収縮してしまう。

 電車でも飲み込めそうだった巨人の性器は、収縮すると兵士一人分が入り込める程度にまで狭くなる。

 兵士たちは圧倒的な量感の膣肉に押しつぶされ、圧殺寸前にまで追い込まれていた。だが、まだ終わりではない。

 セレスティアは第二関節まで挿入していた人差し指と中指を揃えて抽挿を開始する。

 逃げることも抵抗することも許されない兵士たちは、ただひたすら彼女たちによって快楽を得られるために利用され続けるだけなのだ。


「ああっ……!♡ 凄いです……っ!♡」


 セレスティアの指先が最奥部をノックするように刺激すれば、エレナは嬌声を上げて身体を仰け反らせる。

 巨大な膣内の蠢きと共に、内部では小さな兵士たちが翻弄されている。

 兵士たちは粘膜に押し付けられ、このままでは巨大な指や肉壁に押しつぶされると、足掻き続けていたが、それも無駄な努力だった。

 彼らがどれだけ足掻こうとも、エレナの粘液の粘りからは逃れられず、自分よりも大きな性器に張り付くしかない。

 巨大な性器から滲み出る雌の芳香が充満し、その中で窒息しそうになるのを我慢するしかなかった。


「あぁん……」


 腟内で小人たちが蹂躙されるたび、快感が走り抜け、エレナは艶っぽい声を上げた。

 巨大な割れ目を弄ぶ指の隙間から、溢れた愛蜜が滲み出してくる。その量は増える一方だ。


「まったく、いやらしい娘だな」

「はぁ……はぁ……もうしわけありません……でも、とても気持ちがいいんですもの……♡」


 エレナは恍惚とした笑顔で答える。彼女の膣内は熱く脈打ち、大量に分泌された蜜汁により潤い溢れていた。

 その淫猥な光景を眺めながら、セレスティアはごくりと唾を飲む。


「ならばこれはどうだ?」


 セレスティアは勢いよく指を引き抜くと、再度叩きつけるように突き刺し、そのまま激しく抜き差しを繰り返す。

 先ほどの焦らすようなものではなく、明確に絶頂へ向かわせるための動きだった。


「あああっ!!♡♡」


 エレナは一際大きな声で啼き、全身をガクガクと震わせ、指が出入りする度に、エレナの秘所から愛液が吹き出した。


「んあぁぁぁ♡イクっ!イってしまいますぅぅぅぅぅ!♡♡♡♡」


 エレナは絶叫しながら盛大に達した。同時に膣から噴出する大量の透明な液体。それは彼女の太腿やセレスティアの手のひらを伝って床へとぽたぽたと滴り落ちていく。


 ビチャ…

 ねっとりした液体がしたたり落ち、巨人たちの股の下にいる兵士達がざわついた。

 運悪く、一人の兵士が落ちてきた液体に閉じ込められた。

 彼はあたふたともがき、抜け出そうとする。

 だが、エレナの粘液はまるでゴム糊のように粘着性が高い上に、ネバついており簡単には離れようとしなかった。

 横にいた仲間が、彼を救い出そうとして手を差し伸べたが、その者もまた、粘液に囚われてしまい、動きを封じられてしまう。

 二人はもがいたものの、無駄だった。ベタつく体液が両手を覆い、藻掻く度に重油のように濃度の高い粘液に飲み込まれていき、二人は指一本動かせなくなってしまった。

 仲間達は助けたい気持ちはあったが、どうにもならない事だけは分かった。

 助けに入ったところで、助けに入った仲間も一緒になって巻き込まれていくだけである。


 ボタ!

 さらにまた愛液が落下し、兵士達は慌てて散り散りに逃げ出した。あれに捕まったら命はない。床の上は降ってくる愛液の雨に大混乱であった。


 それに対して、たった一滴の愛液で大混乱に陥る兵士たちの事など気づきもしない二人。

 セレスティアは自分の腕のなかでよがる娘の声を堪能しながら、抽挿を繰り返していく。部屋中に淫猥な音が響く。

 セレスティアの長い指がエレナの膣内を掻き回し、子宮口付近にあるGスポットを集中して責め立てると、エレナは甲高い声で鳴き続けた。


「ああ……セレスティア様……♡」

「さっきよりも締まりが増したのではないか?」

「はい……♡セレスティア様の指が気持ちよくて……♡」

「中の小人が潰れそうだぞ?ほら、分かるか?」

「あん……♡そんなことを言われたら……わたし……わたし……♡」


 セレスティアの言葉に呼応するように、エレナの膣内の動きが活発になり、セレスティアの指先には彼女の膣内が何度も収縮してきつく締め付けてくるのが分かった。


 エレナの巨大な膣内では、彼女の蠕動運動に合わせて、放り込まれた兵士たちが巨大な肉塊に揉みくちゃにされ、肉ひだに圧迫され、押し潰されて、死んでいっている。


「あっ、あっ♡♡ セレスティア様!♡♡♡ 消えて……いっちゃいます……♡♡♡♡」


 膣内で小さな生き物たちが次々と消滅してゆくのを感じる。兵士達は婬らな巨人によって、その尊厳も何もかも粉砕され、陵辱されていった。


「ああぁぁぁぁっ!!!♡♡♡」


 一際大きな嬌声を上げながら、エレナの身体が大きく跳ね上がった。

 同時に膣から勢いよく透明な飛沫が吹き出し、辺り一面をびちょびちょに濡らしていった。

 まるでダムが決壊したかのように止めどなく溢れ続け、太腿まで流れ落ちていく。

 そしてソレは股下の人々に、雨となって降り注ぎ、彼女達の快楽の副産物が、下で怯える人々に降り注ぐ。それは災害と言っても過言ではない凶悪な降雨であった。


 はぁ……はぁ……と短く息をつくエレナを見下ろすセレスティアの表情には、愉悦の色が浮かんでいる。

 セレスティアはエレナの耳元に口を近づけ、囁く。


「ふふふ、気持ち良かったか?」

「はい……すごく……♡」


 エレナは肩で息をしながら呟いた。頬が上気し、汗ばんだ額に髪の毛が貼り付いたまま、虚ろな瞳でセレスティアを見つめ返す。その瞳の奥底には陶酔の色が宿っていた。


 ぬぷ……

 セレスティアの指が引き抜かれる。指はねっとりと粘液を纏い、エレナの愛液に混じっていくつかの赤い点々が付着していた。

 それは小さな兵士たちの血痕だろう。何人もの命が犠牲となった証だった。

 セレスティアはその指をペロリと舐め、笑う。

 淫靡で妖艶な笑みだった。その仕草さえも彼女の気品を損なうことなく、むしろ彼女の美しさを際立たせているように思えた。


 セレスティアが指に付いた兵士の残骸を丁寧に舐めとり、嚥下したのを見たエレナは、口を開いた。


「セレスティア様、今度は私の番です」

「ふふっ、いいぞ」


 セレスティアが頷くと、エレナは嬉しそうに微笑み床の上に座り、エレナは彼女の太腿の上に跨る様に座った。


「失礼します」

「あぁ、遠慮せずにやってくれ」


 エレナはまず、セレスティアの顔に近づいて行く。美しい顔が目の前に迫ってくる。鼻腔を擽る甘い香りを感じ取りつつ、その端正な顔立ちを凝視する。


 セレスティアの顔立ちは彫刻の様に完璧と言ってもいいほど整っている。銀色の前髪がサラサラと流れ、碧眼の輝きは宝石のように煌めいている。

 彼女の唇は瑞々しく、ぷっくりと膨らんでいて、触れたもの全てを魅了する魔性を秘めているようだった。

 彼女の頬は淡い桜色に染まっており、セレスティアの美貌を引き立てているように見えた。女性的で優雅な面持ちだが、その瞳には強靭な精神力が宿っている。

 セレスティアは常に毅然とした態度を崩さない。凛々しさと淑やかさを併せ持つ、稀代の美女と言えるだろう。


 そんな女性の顔を至近距離からまじまじと鑑賞出来るというのはなかなかない機会である。セレスティアもそんなエレナの視線を受け止めて、挑発的な笑みを浮かべて待っている。


「セレスティア様……」


 エレナは名前を呼び、セレスティアに顔を寄せた。セレスティアもそれに応え顔を近づける。

 二つの美貌が接近し、やがて一つになって溶け合っていく。

 唇が重なる瞬間、柔らかい感触が唇を通して伝わってきて、幸福感を得られたような気分になる。

 お互いに唇を喰み合うような動作を繰り返し、徐々に舌を差し出し合い絡ませるようになった。

 二人の唾液が混ざり合い、どちらのものなのかわからなくなり、境界線さえ曖昧になっていく感覚だった。


 それから何度か口付けを繰り返すうちに、エレナのキスは下へ下へと移動していき、首筋を通って鎖骨に到達する。

 白くてすべすべしていて、シミひとつない清潔そうな首筋には、青紫色をした静脈が走っている。

 エレナはその血管に舌を這わせて、セレスティアの鎖骨から下の膨らみに辿り着く。

 彼女の胸のふくらみは柔らかく、ずっしりと重量を感じられる。

 エレナの胸が美乳とするならば、セレスティアのそれは爆乳と言っていいであろう。

 エレナの手のひらに収まらないほどの大きさを誇り、形良く張り詰めた乳房は、熟練の職人が作り上げた彫刻のように整っていた。

 白磁色の肌に映える淡いピンク色の突起は、まるで引き寄せられる魔性の香りが漂うようだ。


 エレナは両手でセレスティアの乳房を優しく揉み込みながら乳首を口に含む。

 口の中に広がる塩辛さを感じると共に、舌先で転がし、吸い上げた。


「んっ……」


 セレスティアがぴくんと反応した。それを感じてエレナは嬉しくなる。

 エレナはセレスティアの胸の麓にありったけの唾液を垂らし、それを潤滑剤にして、乳房の上で円を描くように舐め回す。


「はぁ……ん…」

「気持ちよいですか?」

「ああ……エレナも上手くなったな」



 エレナの舌技によって、セレスティアは微かに身震いする。

 彼女の口から漏れ出る吐息も荒くなり始めて、エレナはますます昂ぶってきた。


 一方、セレスティアの無防備に広がった股の前にいる兵士たちは、この二人の狂宴を茫然と眺めることしか出来なかった。

 あまりにも桁外れの規模で繰り広げられるレズセックスに、もはやどうすればいいか判断がつかなかった。

 ただ、分かるのは、自分たちが蚊帳の外ということだけ。


 セレスティア達は己の股の下で呻く哀れな虫けらどもに対し、全く頓着していない。

 エレナはセレスティアとの情事を楽しみ、セレスティアはエレナに身を任せ、彼女からの愛撫に夢中だった。


「はぁ……はぁ……」

「セレスティア様のここも、もうこんなになっていますわ」


 エレナはセレスティアの秘所へと手を伸ばし、指先で秘所をなぞると、しっとりと湿って潤っていることに気が付く。


「エレナのせいだぞ?」

「ふふ、申し訳ございません」

「早く続きをしてくれないか?」


 セレスティアは妖艶な笑みを浮かべて言った。その表情には、焦燥感が見て取れる。

 エレナはそれに応えるように見えたが、すぐには行動には動かない。

 セレスティアの胸にキスの雨を降らせていたエレナは、臍まで順番にキスマークを付けていく。

 下に行くにつれて、エレナの鼻腔を擽るセレスティアの汗と混ざった雌の匂いが強くなってくる。

 やがて下腹部の下に辿り着くと、そこはしっとりと湿っていて、蒸れた空気の中に独特の香りを放っていた。

 セレスティアの股間部は陰毛が一切生えておらず、きれいな縦スジが見えるのみだ。

 その隙間を縫うようにして、エレナは舌を滑り込ませる。


 セレスティアのそこはとても柔らかくて温かかかく、そして少ししょっぱい味がした。

 エレナはその味に誘われるようにして、さらに深く口付けていくと、セレスティアの口から吐息が漏れ始めた。彼女はいい具合に感じてきているようだった。


「ん……っ……」


 舌先でセレスティアの花弁を刺激したり、陰核を撫でたりすると、そのたびにビクビクと大きな身体を震わせているのが伝わってくる。

 それに伴いセレスティアの息遣いも早くなってきたようだ。

 普段は凛々しく気丈に振る舞うあのセレスティアが、ここまで乱れてくれるなんて……。エレナの心の中で抑えきれない興奮が込み上げてくる。


「エレナ……せっかくのオモチャがあるんだ、使わなくていいのか?」

「……そうですね。ではお使いしましょう」


 エレナはそう言って、周囲にいる兵士たちに目を向けた。

 兵士たちは全員萎縮して震えている。しかし、エレナの視線が自分たちに向けられていることに気付くと一斉に後退りするが、そんな事をしても定められた運命からは逃れられない。


「逃げても無駄ですわ」 


 エレナは短く言葉を発すると、兵士たちの集団に手を伸ばしていく。


 セレスティアは小人や小さくした建物を使った遊びが大好きだ。反対にエレナはあまり好きではない。

 セレスティアを一番気持ちよく出来るのは自分であり、ゴミのようなものよりも自分がよほどセレスティアにとって必要不可欠なものなのだという自負がある。

 早い話が、小人に対して嫉妬してしまうのだ。


 だが、主からの命令ならば致し方ない。

 それに、たとえ代用品であっても、セレスティアを悦ばせることができるのなら、それはそれで嬉しいことだと考えている。


 エレナはセレスティアの言葉を受け入れ、股の間で怯えるように集まって固まっている小人たちの内の50人程を手に取ると、そのままセレスティアの秘裂へとゆっくりと運び、手を傾けて、セレスティアの秘部にパラパラと振り落とした。


「あっ……♡」


 セレスティアはおとがい軽く反って、ピクッと体を揺らす。

 軽く小さな兵士であっても、敏感な場所に触れれば反応してしまう。それもこんなに大勢なら尚更である。


 セレスティアは小さな生き物が自分の中に入っていく光景を見て、背筋にゾワリとした感覚を覚えた。

 自分の身体の中に小さな人間の存在を感じるという行為は、なんとも奇妙な気持ちになるものだ。


「エレナ、もっと……♡」

「かしこまりました、セレスティア様♡」


 エレナはさらにセレスティアの割れ目に兵士をまぶしていく。

 そしてセレスティアの蜜壺の中に人差し指を突き刺すと、膣壁に沿って上下左右に動かした。

 エレナの指先で小さな生き物たちが悲鳴を上げる。必死に藻掻いているようだが、いくら暴れようとしても巨大な肉の壁から逃れられるわけがない。

 やがてエレナは指を抜き去ると、今度は人差し指と親指で摘むようにして小さな人間たちを集めた。

 そしてその塊をセレスティアの腟内に押し込んでいくと、セレスティアはピクンと反応を示し、彼女の秘所はキュウッと締まり、侵入して来た異物をその肉襞で挟み込んだ。


「セレスティア様、いかがですか?」

「あぁ……♡エレナ……♡ 」

「セレスティア様ったら、そんなに悦んで……」


 エレナはセレスティアの蜜壺に挿れた指を、上下左右にグリグリと回転させながら動かす。

 小人たちはセレスティアの膣内を必死に逃げ惑っているようだったが、その努力虚しく、巨大な膣壁に揉みくちゃにされ、押し潰されていった。

 時折聞こえる、ぐしゃりという音は、誰かが死んだ時のものだろう。

 エレナはセレスティアの肉ヒダの間で行われている惨劇を想像すると、ぞくりとした快感が湧き上がってくる。

 エレナは自分の秘部が濡れてきていることを自覚していた。彼女の愛液は溢れだし、地面に垂れ落ちている。

 しかし、そんなことにも構わず、エレナはセレスティアの蜜壺を責め立てる。


「んぁ……っ♡♡」


 セレスティアの息遣いが激しくなる。自らの女性器の中に、百や二百では済まない小人が居て、蠢き、自らの体液で溺死していく感覚。

 彼女はその異質な快感に酔い痴れるように目を閉じて、緩やかな律動を繰り返す。

 彼女の脳髄をとろかすかのような快楽に、セレスティアは蕩けるような吐息を漏らす。


 エレナはその様子をじっと観察している。セレスティアの表情からは今まで見たことがないような淫靡さが窺えた。

 いつも高く気品あるセレスティアが、今は情欲に溺れ、堕ちる寸前の妖艶さを見せているのだ。

 そのギャップにエレナはドキッとしてしまう。


 しかし、同時にエレナは嫉妬する。

 自分の愛する者が他の誰かの愛撫や刺激でよがる姿を目の当たりにするというのは、複雑な思いが巡った。例えそれが小さな兵士であろうともだ。

 しかも、小さな彼らは、全身でセレスティアの膣肉に埋もれる羨ましい権利を有していながら、蠢いて藻掻くどころか、溺れて死んでいく有様である。

 そんな様子を見て、エレナは歯噛みして悔しがった。

 彼らに相応しい罰を与えてやらなければ…。


「 じゅっぷ、ぢゅるっ、くちゅ♡」

「あぁっ!!♡♡♡」


 エレナはセレスティアの秘所全体を口に含み、唇を使って優しく包み込み、舌先でチロチロと刺激を与えながら吸い付いき、同時に指先を使って膣内を掻き混ぜる。


 セレスティアは自分の秘部に、エレナの温かい舌先と、兵士たちの小さな体が入り混じる感覚に、ゾクゾクと震えた。

 兵士たちは、エレナの舌使いに巻き込まれて、膣内を右へ左へと蹂躙され、擦り付けられ、かき回され、エレナの熱く濡れた舌に絡みつかれ、押し潰されたり、押し込まれたりしていた。


「んっ……んぐぅ……!」


 エレナはセレスティアを悦ばせる場所を探りながら、激しく啜り上げた。同時に膣内に潜り込んでいる小人の存在もしっかりと意識する。

 小人たちが潰されるように、舌で腟内にいる小さな男たちを押し潰したり、搔き出して地面に愛液と一緒に捨てる。

 彼等の微かな抵抗感を感じ取り、それがセレスティアにとっては堪らない喜びだった。


「あぁん♡♡」

「んちゅ……んぶ……♡」

「あ……エレナ……っ♡」


 セレスティアの声は甘く蕩けきったものになっていた。エレナは彼女の膣内の天井部分を執拗に舐めしゃぶる。その刺激にセレスティアは身を捩らせる。

 エレナは、膣内の小さな生き物たちを舌先で探りながら、時に激しく吸い付き、あるいはゆっくりと舐め上げる。

 膣内にいる小さな生き物たちは、エレナの舌先が這い回る度に淡い悲鳴を上げ、膣内を往復されるたびに、その命を散らしてセレスティアの快感に消えていく。


「はぁ……ああん♡」

「んむ……んくっ……」


 エレナは夢中になってセレスティアの性器を貪った。セレスティアの尻を抱え込み、更に強く舌を差し入れ、膣内の壁を重点的に責め立てる。

 膣内の小人の存在など既に気にも留めない勢いで舌を動かし、膣壁のヒダの一枚一枚まで隈なく舐め尽くした。


「ああっ!♡♡」


 セレスティアの背中が弓なりに反った。エレナはセレスティアの股間に顔を埋め、舌で彼女の秘所を穿ち続ける。

 セレスティアは、絶頂を迎える直前まで来ていた。エレナはその限界を察すると、最後の仕上げとばかりに激しく責め立てた。


「はぁ……はぁ……エレナ……♡もう……イきそう……♡」


 セレスティアはエレナの頭を掴んで引き離そうとするが、エレナはそれを許さない。

 エレナはセレスティアの腟内を余すことなく味わい尽くそうと舌を蠢かせた。

 やがてセレスティアの声が上擦り、いよいよ絶頂に達しようとしたその時、エレナはセレスティアの秘所に深く舌を差し込んだ。


「あああっ!♡♡♡」


 次の瞬間、セレスティアの膣が激しく収縮し、エレナの舌をきつく締め付けた。

 そして、セレスティアの体内から大量の愛液が噴き出し、エレナの口内へと流れ込み、溢れた潮汁がエレナの顔面に降りかかる。


「はぁー……はぁー……はぁー……」


 セレスティアは激しく息を荒げ、焦点の合わない目で宙を見つめている。

 エレナは口を離し指先で愛液を拭うと、愛おしそうに口に含む。

 指先に絡みついた大量の体液が、エレナの口腔を潤す。セレスティアの体内に翻弄されていた生命体は全て消滅した。


「セレスティア様……素敵でしたわ……♡」


 エレナはうっとりとした表情で呟く。セレスティアは未だ絶頂の余韻から抜け出せずにいたが、エレナの言葉を聞くと、ゆっくりと身体を起こした。


「ああ……♡」

「セレスティア様♡」


 セレスティアは、再びエレナの背中に腕を回して抱き締めた。

 エレナはセレスティアの胸板に倒れかかり、彼女の豊満な乳房に顔をうずめた。

 セレスティアの心臓の鼓動を感じる事が出来る。

 トクントクンという規則正しいリズムに安堵感を覚え、彼女は目を閉じる。


 それは愛する者の生の証であり、自分を包み込んでくれるものだった。

 セレスティアはそんなエレナの顔にかかる髪をかき上げてやりながら、彼女を抱き寄せる。


「エレナ……ありがとう。とても良かったぞ……」


 セレスティアは慈しむように囁く。

 エレナも嬉しくなって微笑む。


「セレスティア様こそ……素敵でした」

「そうか。そう言ってくれると嬉しい」


 セレスティアはエレナの頬を撫でて、返事代わりに額に口づけを施した。エレナは嬉しさのあまり目を細める。


 このまま、ベッドに入り、眠りについても十分過ぎるほどに愛し合ったが、まだ縮小した兵士はそこそこ残っている。

 そこで、二人は一旦身体を離すと、新たな遊びを考え始める。

4.破壊の絶頂

「セレスティア様、あの戦艦はいかがしますか?」

「あれか。そうだな……エレナはどうしたい?」

「私はセレスティア様を侮辱した船ですので、それに相応しい罰を与えるのがよろしいかと」

「ふむ、それでどうする?」

「辺境の船の割には、いい形状をしているので、愉しみながら潰したいものですわ」


 エレナはそう言いながら、自らの股をセレスティアの腰に擦り付ける様に動かし、股の割れ目を指でなぞった。

 エレナの提案にセレスティアは即座に理解して笑う。


「ああ、いいアイデアだ」


 セレスティアは立ち上がり、脇に置いておいた戦艦を生き残りの兵士たちの目の前に置いた。


「お前達、コレに乗れ」


 セレスティアの命令に、兵士達は黙って従い、戦艦のタラップから乗船していく。

 縮小されるまでは、威容を誇る戦艦に絶対的な信頼を置いていたが、巨人たちが簡単に踏みつぶされるサイズのミニチュアにされてしまった今は、悲しいほどに頼りない。

 しかし、それでも硬い装甲を持つ戦艦の中ならば、床の上にいるよりかはマシだと思えた。

 兵士達は、最後の希望に賭けて、戦艦の内部に入って行った。


 生き残った兵士が乗り込んだところで、セレスティアはエレナの方に向き直った。


「エレナ。先にベッドに行っていろ。私もこの船を丁度いい大きさに変えてから行く」

「はい、かしこまりました」


 セレスティアはエレナに言い聞かせると、エレナは恭しく頭を下げて、脱ぎ捨てた二人の衣類を拾い上げてから、寝室へと歩いて行った。

 セレスティアはその姿を目で追いかけると、扉が閉まるのを確認する。


「さてと……」


 セレスティアは小さく呟き、戦艦に目を向けた。今まさに、セレスティアの指先で縮小化の魔法を掛けられようとしていた。


 船体が青白い光に包まれ、みるみるとその輪郭を歪め、変貌していく。

 次の瞬間、7メートル以上あったはずの戦艦は30分の1程、約30センチに届かない大きさに縮んでしまった。


「ふふっこれくらいが丁度良い大きさだろう。それではお前たちを最高の場所に送ってやろう。エレナを待たせるわけにはいかないからな」


 セレスティアはそう言うと、戦艦を拾い上げて、エレナの後を追うように寝室へと足を向けた。



 キングサイズほどの巨大な寝台の中央に、セレスティアとエレナは生まれたままの姿で並んで座っている。

 セレスティアはエレナの右隣に座り、その右手には戦艦を握っていた。エレナはセレスティアに体重を預けるようにもたれ掛かり、その大柄な身体に身を委ねている。


 エレナは上機嫌に笑みを浮かべており、セレスティアは満足そうに笑っていた。

 二人はこれから行われる行為を想像し、期待に胸を躍らせていた。


 やがて、二人は身体を密着させ、お互いの腕を組んだ状態で抱き合う。

 セレスティアは左手でエレナの尻を揉み、エレナは右手でセレスティアの乳首を抓り、その間も二人の唇は重なり合っていた。

 エレナの股間部分は、既にしっとりと湿っている。セレスティアはそれを感じ取り、エレナの耳元で囁いた。


「もう濡れているじゃないか」


 セレスティアは意地悪そうに言い、エレナの耳を甘噛みすると、彼女はくすぐったそうに身を捩る。


「あん……だってぇ……セレスティア様が欲しいのですもの……」

「フフ……可愛い奴め」


 セレスティアは微笑むと、左手をエレナの股の割れ目に添えてみる。

 指先が割れ目に触れた途端、クチュリといやらしい音を立てた。

 その感覚にエレナは思わずビクッと体を震わせる。


「ん……ふぁ……ん……」

「くく…もう待ちきれない、といった具合だな…」

「あん……いゃあ……そんなに言わないでください……ん…」


 セレスティアは指先を動かし、エレナの割れ目を擦り上げ、エレナは甘い吐息を漏らしながら、セレスティアの肩に頭を乗せて甘い愛撫に身を震わせた。


 戦艦の中に乗り込んだ兵士たちは、ガラス窓からその様子を戦々恐々と眺めていた。

 巨人たちの会話からして、彼女達はこれから交わるのだろう。

 そして接吻を交わす二人が時折、自分達が乗る船を見下ろし、クスクスと笑っているところから推察するに、どうやら自分たちを使って何かするようだ。


 まさかこの船を……?

 これから行うことについて、薄々ながら予想していたが、その予想が当たっている事を認めたくない気持ちがあった。


 セレスティアは手の中にある戦艦を見下ろす。その瞳には嗜虐的な欲求が見え隠れしていた。

 彼女はそっと左手を股間から名残惜しそうにに離すと、その動きに呼応して、エレナが艶っぽい喘ぎ声を上げる。


「あぁ……♡」

「んふ……♡」



 セレスティアは戦艦を持ち上げ、眼下のエレナに向かって、エレナに見せつける。

 エレナは期待に満ちた目でこちらを見ており、大きく脚を開いて、そこからは透明な雫が滴り落ち、ベッドシーツに小さな水溜りを作っていた。 準備は万端である。


 エレナを仰向けに寝かせると、その上に覆い被さる様にセレスティアも倒れる。


「あん……セレスティア様……」

「たっぷり可愛がってやるからな」

「はい……たくさん可愛がって下さいまし」

「あぁ、もちろんだ」


 セレスティアはニヤリと笑い、右手に握られた戦艦の先端を、エレナの割れ目にあてがうと、戦艦の舳先がズブリと沈み込んだ。そして半分ほどがエレナの膣中に入り込んでしまった。


「ああぁ……入ってきてますぅ……♡」

「ふふ……気持ちよさそうだな」

「はい、セレスティア様も……」

「んっ、では、私も……」


 エレナは同意し、セレスティアは戦艦の後端をエレナの膣口に押し当てたまま、その船尾を自分の秘所にあてがった。

 戦艦は二人の女体を貫く形になり、セレスティアの女陰にも半分ほど埋まった状態になっている。

 そこから二人はピストン運動を開始した。最初はゆっくりとした動きだったが、次第にスピードアップしていく。それに合わせて、エレナも喘ぎ始めた。


「あん……!ん……んぅ……!」

「ああぁ……気持ち良い……!」


 セレスティアもまた甘い声を上げている。その声音には余裕は無く、普段の凛とした表情は崩れかけていた。

 エレナは自らも腰を浮かし、突き出されている戦艦を自分の股に食い込ませるように動かしていく。

 二人の股間からはグチュッグチャッという粘っこい水音が絶え間なく響き渡り、それが結合部から零れた愛蜜と混ざり合い、白濁とした泡を作っていった。


「あん!あん!あん!」


 エレナの口から出てくるのは途切れ途切れの喘ぎだけであり、もはや意味のある言葉など発することはできない。

 そんな彼女を見下ろすセレスティアは勝ち誇ったように微笑むと、一際強く打ち付けた。


 ドチュッ!!!


 その衝撃により、戦艦全体が二人の女体に深く入り込み、まるで杭のように二人の秘肉に突き刺さっている戦艦の船体は、メキメキと金属が歪む音を立て始めた。


 船内にいた兵士たちは、天と地がひっくり返るほどの衝撃と振動に恐怖におののいていた。激しく揺れる船内では立ち上がることすら難しく、転倒する者も多くいた。

 上下に強烈な圧力がかかって、戦艦のフレームが悲鳴を上げ始めた。


 ガコン、バキンという音が鳴り響き、戦艦は軋み、弾けるような音を立てながら壊れていく。その破壊の波が至る所に発生した。

 天井からは火花が飛び散り、天板や壁が剥がれ落ち、無造作に床に落下してくる。

 室内の照明器具が砕け散り、破片が四方八方に飛散する。


 これは戦闘行為で起きたのではなく、二人の巨人たちのレズセックスによるものだ。

 レーザーやミサイルを弾き返すはずの装甲板は、女たちの体重を支えきれずに歪み、割れ、曲がり、亀裂が走る。


 戦艦は徐々に悲鳴を上げ始め、限界に近づいていることは明白だった。

 ガタンガタンと揺れる室内で、兵士たちは必死に床にしがみつくことしかできない。


 このままでは、船体が保たないと判断した、一部は兵士たちは火器管制室に出向いていた。

 この尋常ではない行為を止めるべく、稼働出来るすべての火力を撃ち放った。この攻撃で彼女たちの行為が少しでも止まればいい。出来なくても死んだ仲間の為に、せめて一矢報いたかった。


 しかし、そんな淡い望みさえも打ち砕くかのように、ビーム砲の光条が命中しても、二人の美女は何事も無かったかのように腰を振り続け、それどころか、二人は熱い喘ぎ声と共に、より互いを求め合うばかりだ。


「ああん♡中で何かしているようです♡」

「あぁ……すごい……もっと感じる……!」


 二人の巨体が激しくぶつかり合うことで、戦艦がさらに損傷していく。

 メインエンジンが停止し、非常用電源が作動するが、長くは続かないだろう。

 既に戦艦内部は高温化しており、配管パイプラインからは煙が上がってきている。

 最後の抵抗で二人が感じたことにより、さらに戦艦への圧力は強まり、ついにその船体を破砕してしまう。


 メギッ、という鈍い音と共に、船底部から真っ二つに分裂した戦艦は、セレスティアとエレナの股間に挟み込まれた状態になった。


「くぅ!んっ!イクっ!!!」

「ひゃあぁあああん♡」


 二人は同時に絶叫を上げ、互いに抱き合ったまま果てた。と、同時に下半身に力が入ってしまい、ついに戦艦が終わりを迎える。

 轟音が響き渡り、船内を愛液で満たすのと同時に、凄まじい圧力が船体を襲い、一瞬で極限にまで押しつぶしていく……。

 兵士たちは皆、断末魔の叫びを上げることなく、二人の膣圧に潰されて消滅してしまった。巨大な女体のパワーはそれ程までに凄まじかったのだ。

 船体の鋼鉄はまるで紙屑のように引き裂かれ、ばらばらに切り刻まれていった……。


 セレスティアはベッドの上でぐったりとしていた。汗まみれになった身体が火照って熱い。全身が弛緩し、力が抜けきっている。

 一方でエレナは満足した様子で、セレスティアの胸に顔を埋めていた。

 二人はしばらくそのまま抱きしめ合って互いの鼓動を感じていた。


 そして、二人の秘部には戦艦だったモノの破片が、垂れ落ちる愛液と一緒に流れ落ちていた。

 かつて戦艦だったものは、彼女達の太ももを伝い、血糊と愛液とその他様々な体液が混ざり合った液体となってシーツを汚すゴミと化した。


 セレスティアは深く息を吐いて、それからエレナの方へ顔を向けた。


「エレナ、今日もいい夜だったぞ」

「はい、私もセレスティア様の魅力を存分に堪能させていただきました」

「そうか……なら良かったよ」

「ねぇ、セレスティア様、次は何をしましょうか?」


 エレナは無邪気に問いかけた。

 セレスティアは微笑む。


「そうだな……また新しい場所へ行くか?」

「そうですね。先ほどセレスティア様が寝室に訪れる間に、ヴェルディアスの事を調べましたわ。ここからそう遠くない場所にあるそうです」

「ほう……」


 ヴェルディアス。遊んで消費し潰した戦艦の惑星だ。その単語を聞いて、セレスティアの表情に好奇の色が宿る。


「確かに面白そうだな。行ってみる価値はあるかもしれないな」

「でしょう?それに色々と面白そうなものが沢山あるらしいとのことです」

「なるほどな、見て回るだけでも楽しそうだ」

「それに……」


 エレナは妖しい笑みを浮かべてみせる。


「そこには大きな軍隊もいますわ。きっと楽しませてくれます」


 エレナはセレスティアを見つめてウインクをする。それを見たセレスティアは嬉しそうに目を細め笑った。


「クク……やはり、お前は最高の恋人だな……エレナ」

「ありがとうございます♡」


 二人は再び口づけを交わすと、そのまま肌を重ね、互いの肌の温もりを感じながら眠りについた。


 二人の旅はまだ終わらない。

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POSTEDDec 21, 2025
ARCHIVEDJun 10, 2026