①撮影前夜
「こことかどうよ?なかなかよさそうなリゾートホテルだろ?」
スマホ画面に映し出されたリゾートホテルの詳細ページを隣にいる彼女に見せて感想を求めているのは戸川啓介。短髪で細身だが、長身で胸板は厚く、スマートな印象を醸し出している。
「んー、悪くないけど……もっと綺麗なところがいいなぁ、ほらこんな所とか」
啓介が見せてきたスマホの画面を一緒に見ながら自分の好みに合う場所を探している彼女は古賀柚香。
黒いサラサラのショートヘアに膝が見える丈のシャツドレス姿で、裾から見える脚からは美脚が見え隠れしている。
二人はカフェのオープンテラス席の一角で、楽しそうにどのホテルにしようかとスマホの画面を見せ合いながら、旅行の計画を立てている。
はたから見たら、微笑ましい若いカップルのデートプランを練っている光景に見えないこともないが、この二人の目的はそんな甘ったるいものではない。
「なんだよ、どうせいつもみたいに巨大化したら壊れるんだし、ある程度は見劣りしたっていいじゃないか」
「えー、でもでも!どうせなら綺麗なところに泊まりたいじゃない?」
「そうかなぁ?」
「それにっ!!これだけ視聴者が増えてるんだもん、細かいところにも、もっと拘りを持っておかないと!!」
この二人は数か月ほど前から、街のど真ん中で巨大化しては小人の街を蹂躙するカップルデートを繰り広げたり、縮小された都市を家に持ち込んでそのまま小人ごと都市を弄んだり、挙句の果てには、そのまま巨大セックスを繰り広げたりするような変態的動画の配信を行っているカップルなのだ。
そんな二人も今では、アダルト限定にもかかわらず登録者数は1万人を軽く越す人気ぶりとなってる。
「ともかく!私たちが使う以上、最高のモノを使わないとっ!いくら壊して滅茶苦茶にするからって妥協しないんだから!!」
「はいはい」
当初は、エロ動画に加え、ましてやサイズフェチ向けの動画配信なんて、恥ずかしくて全く乗り気ではなかったはずの柚香も、今では言い出しっぺの彼氏よりも、ノリノリで撮影のロケーションとシチュエーションに並々ならぬ拘りを見せるまでに様変わりしている。
さらに『自分たちよりも小さな人間……しかも女の子にエッチなことをされて、成す術もなくなすすべもなく見上げることしかできない存在に対する優越感』、『小人を服従させる絶対的な力に浸る快感』、『無数の視聴者に自分のあられもない姿や性行為を見せつける開放感と羞恥心……』といった特殊な性癖に目覚めてしまい、今は啓介よりもずっと巨大化動画を撮ることにどっぷりハマっていた。
「えっと……ここは、ダメっ!ロケーションが微妙だし、ちょっと狭すぎるかな……」
「えー、僕はこことかいいと思うけどなぁー」
「ダメダメ、啓介はヤルとき激しすぎるから、こんな弱そうなホテルじゃあ、バックでやってるときに掴まってたら、すぐに倒れちゃう」
「なるほど……」
「ここもいいんだけどさぁ〜、露天風呂がね?小さすぎるのよ……巨大化前に入浴しているシーンを撮りたいんだけど、こんなとこじゃ全然見栄えしないし……」
「ふんふん……」
こうなった柚香は、いくら反対しても絶対に折れないということを経験から学んでいる啓介は、スマホを見ながら相槌を打つことしかできない。
「もうっ!これじゃあ決まらないじゃん!」
柚香がプンスカ怒りながらテーブルに突っ伏す様に体を預けると、どぷんと彼女の胸がテーブルの上にのしかかる。
今日はゆったりとした服装にもかかわらず、その起伏がはっきりとわかるスタイルに見入ってしまう啓介。
あの胸で何万の小人が潰され消えていったのだろうか……。啓介自身も何度も触って揉んで知っているが、柚香の乳房はその大きさを誇っていてもふんわりと柔らかく、指で軽く押せば簡単に沈み込み、もちもちとした弾力を返してくれる、そんな極上の胸であることは間違いない。
だが、巨大化したときの柚香の胸はそうではない。あの巨大な胸が、ビルにぶつかればビルが粉砕され、道路に押し付ければ丸いお椀型のクレーターに早変わりしてしまうし、戦車の砲弾だってはじき返すどころか、何なら戦車だってぺしゃんこにプレスしてしまうほどの重量を誇る。
柚香の胸は、そんな圧倒的なパワーと破壊力を備えているのだ。もし、あの胸の下に小人がいたら?そんなことは言うまでもなく、ジャムのようにペーストにされて赤いシミとなってしまうだろう。
啓介は彼女の胸を眺めながら、つくづく自分が小人側でないことを良かったと心から思うのだった。
「ねえ、聞いてるの?」
「えっ?」
「だーかーらー!このホテルでいいかって聞いてるの!」
柚香は、啓介が話を聞かずに自分の胸をガン見していたことに気付くと、顔を赤らめながらむくれ顔になる。
「えっと……うん、いいんじゃないかな?綺麗だし」
慌てて返事をする啓介に満足したのか、柚香はにんまり笑うとスマホを操作し始める。
「そうだよね?結構頑丈そうだし、壊しがいがありそう♪ねっ!ここにしよっ♪」
柚香が上機嫌な様子を見て、啓介も良かったと心から思った。
「(まあ、サイズフェチの性癖に目覚めさせられた挙句、自らサイズフェチ動画の内容に口を出す事になってしまうとは、少し前までの柚香からしたら考えられなかったなぁ……)」
そんなことを想う啓介の目の前で、ルンルン気分でホテルの予約を進める柚香。ホテル側もまさか予約してきた客が巨人になるなど夢にも思わないだろう。
「はい、おっけー!これでOK!!啓介?予約できたよ、楽しみにしててねっ!!」
柚香が満面の笑みでスマホを返してくる。その笑顔に小人への罪悪感など微塵も感じられなかった。
「ああ、そうだな」
啓介は笑顔で返事をしながら自分のスマホを見る。
「(今度の旅行は楽しみだなぁ)」
これから蹂躙され破壊され尽くされる小人の事など気にすること無く、すでに頭の中は次の旅行のことでいっぱいだった。
***
それから数日後、今日は待ちに待ったリゾートホテルでの旅行当日。
「ほらぁ~啓介ー、早くぅー!!」
お目当てのビーチリゾートに到着するや否や柚香は、遠目に見ても分かるほどハイテンションになっていた。
白いTシャツにショートデニムというシンプルな格好だが、そのスタイルの良さと美貌のせいでモデルが写真撮影をしていると言われても、信じてしまいそうになるほど。
「(ほんと綺麗なんだよなぁ)」
そんな周りの視線を気にすることなくはしゃぐ柚香の様子を見て、思わず苦笑してしまう啓介。手にはいつも使う撮影用の機材とカメラ。リゾートビーチらしく、ほとんどの建物の外観は眩い白色を基調にして、ぎらつく太陽を目が痛くなるくらいに反射して夏を感じさせる雰囲気。
まさに絵にかいたようなリゾート地らしく、立ち並ぶ建物は観光地らしい外観で整然と並んでいる。
だが、それも何処か単調で無個性的な街並みにも思えてしまうし、それだからか、知らない街なのにどこか見覚えのある風景にも思えてしまう。
「おーい、遅れちゃうよー」
啓介のいる方向に向かって駆けてくる柚香。ただでさえスタイルがよくて目立つ彼女が走ると、周りにいた男性たちの視線が自然と集まる。
「もぅ、遅いよー!!」
「ごめんごめん」
そんな視線などどこ吹く風とばかりに、笑顔で近づいてくる柚香を見ながら啓介は思う。
「(あの可愛い柚香が、明日になれば、でっかくなって暴れまわるんだよな……)」
そう思うだけで股間が反応しそうになる啓介。すでに何回も巨大化した柚香と交わったおかげで、啓介は普通のビルよりも巨大化する女性に興奮してしまうフェチズムに没頭してしまっていた。
当初は、軽い気持ちで始めていた巨大化セックスも、今ではその解放感と非日常感が病み付きになってしまっていたのだ。
今もその姿を想像してしまい、頭の中をピンク色でいっぱいにしていると、いつの間にか目の前にいた柚香に手をつかまれた。
「ほらっ!早くいこっ!!」
柚香はそのまま手を繫いで啓介を引っ張っていくように歩き出した。
この白い砂浜が続くリゾート地は、事前に調べていた通り、海沿いの道路には小洒落たカフェやレストランが立ち並び、その奥には所狭しとリゾートホテルが並んでいた。
「あ〜ん!!これおいしーい!!」
啓介が先ほど買ったトロピカルジュースを美味しそうに飲んでいる柚香を見て思う。
「(ほんと幸せそうなんだからなぁ)」
この旅行の計画をしてからというもの、柚香は毎日上機嫌で、最近ではとても楽しそうだった。
「(でも、やっぱり可愛いなぁ……)」
そんな柚香を見ていると啓介も幸せな気分になる。こんなにかわいい子が、これから恐ろしい巨人となって街を襲うだなんて信じられない。だが、それと同時に早く巨大になって小人を踏み潰す瞬間が待ち遠しいと思ってしまう。
「よしっ!啓介っ、次はアレで遊ぼうよ!!」
柚香は飲みかけのトロピカルジュースを一気に飲み干すと立ち上がり、次に行く場所を指さす。
そこはビーチから少し離れたところにあった総合アミューズメントパークだ。これだけ遊んでもまだ遊ぶつもりらしい。
「まだまだ、今日も明日も撮れ高がいっぱいありそうだねぇ♪」
「そ、そうだな」
柚香の輝く笑顔につられて、啓介も笑顔で返す。彼女のテンションの高さは旅行中という事もあるが、それと同時にこの街で遊べるのは今日が最後だという事を熟知しているからでもある。
明日からは、何もない瓦礫まみれの死んだ街に変わってしまうのだ。だからこそ、今のうちに遊べるだけ遊んでおかないと、そう考えているのだ。
「ふふっ♪楽しいねっ!!」
「ああ……本当に楽しいよ」
「えーなになに?ちゃんと言ってくれないとわからないよぉ~?」
啓介の返事に満足しなかった柚香は、ニヤニヤしながらカメラのレンズを覗き込み、再び聞いてくる。もう、すっかりカメラの被写体としての意識が染み付いてしまっているようだ。
「いやー、ホント楽しいよ。柚香と来れて最高だな」
「へへへっ……。私も最高だよっ!!啓介と一緒に来れて、すっごく幸せ♪」
啓介の言葉に気を良くした柚香は満面の笑みで答えると、今度は啓介の腕を取り、肩を寄せ合い歩きだした。
***
「うーん……いいアングルだけど、ちょっと物足りないな……」
アミューズメントパークで、思う存分アトラクションに乗り、満喫して帰る頃には、日も暮れていた。
ホテルに帰った2人は、明日の柚香の巨大化シーンのリハーサルもかねて、水着に着替えて室内に併設されている客室露天風呂を使って、カメラの前でポージングを行っていた。
柚香は今日のために買った水着のまま夕日を浴びながらカメラに向かってポーズをとっている。
だが、柚香は納得がいかないようで、何度もポーズを変えては首をかしげているのだ。
「なんかこう……もうちょっとガツーンと来るようなやつないかなぁ?」
柚香が腕を組みながら、うーんと唸ると水着に包まれた大きな胸がプルプルと揺れる。その胸の揺れ具合に、啓介は思わず生唾を飲み込む。
「……ねえ、啓介。ちょっと意見が欲しいんだけど……」
「どうした?」
「こう……もっとすごいシーンが撮りたいんだけど、どうしたらいいかな?」
「うーん、そうだなぁ……」
啓介は、柚香の言葉に少し考えを巡らせる。確かにこのままじゃあ、いつも通りの巨大化蹂躙だし、いまいちインパクトに欠ける。何かいいアイデアがあれば良いのだが……。
啓介がそんな事を考えていると、ふと脳裏に浮かんだものがあった。それはついさっきまで遊んでいた総合アミューズメントパークだ。
「そうだっ!!ねぇ柚香、今回のソロシーンはあの遊園地でやらないか?」
「えっ!?あそこ?」
啓介の思い付きで言った事に驚いたのか、柚香が目を丸くする。
「うん、あそこならいろんなアトラクションもあるし、小人もたくさんいるだろ?そこを丸ごと使って、巨大な柚香の大きなお尻とかで押しつぶすっていうのはどう?背の高いアトラクションもあるし、ちょうどいいんじゃないかな?」
啓介の提案にしばらく呆然としていた柚香だが、みるみるうちに嬉しそうな顔になり、ついには飛び跳ねる。
「それいいっ!すごくイイ!!」
啓介のアイデアに賛成してくれる。どうやら彼の思い付きは良い方向で功を奏したようだ。
柚香は啓介のアイデアに感激したのか、ぎゅっと抱き着いてくる。その拍子に柚香の大きな胸が啓介の胸に当たって形をゆがめる。
「ジェットコースターも観覧車もみんな私たちの玩具にしちゃうんだから!」
「はは、来園者は災難だな」
「あはは、いいじゃない?本物の恐怖体験を痛いほど味わえるのよ?」
啓介の言葉に柚香は笑うと、再び啓介を抱きしめ口づけをする。そのキスは二人きりの時にする濃厚なものではなく、唇の感触を確かめ合うような軽いキスだ。
「ふふふ……楽しみだねっ!!」
柚香は再び笑う。その顔はすでに自分のおもちゃで遊ぶことしか考えていないようだった。
「明日はあそこに行こうな!」
「うんっ!ふふっ♪楽しみだなぁ」
落ちてゆく夕日をバックに、2人は明日の計画を話し合いながら笑いあうのだった。
②巨人と遊園地
撮影当日、柚香たちは約束通り、遊園地近くのベイエリアに来ていた。
「うん!うん!良い感じに晴れてよかったねっ!!」
観光港として整備されたこの地区には心地よい潮風が吹いており、撮影にはもってこいの日だ。啓介はそんな日の光をカメラで反射させないように気を付けながら、レンズを調節してズームしていく。
「あ~緊張してきたぁ」
柚香はそう呟くと準備体操を始める。今日は水色のシンプルなビキニタイプの水着姿で撮影に臨んでいる。
その水着自体はシンプルだが、柚香のスタイルの良さを十分に引き立ててくれるので、彼女のボディラインから、張り出した胸から括れた腰、そしてお尻に至るまでの美しい曲線美を存分に引き出している。
「そんなに緊張する?いつも通りやればいいだけだよ」
啓介はそう言うと、カメラをしっかり持って構える。
「(本当にいつも通りやるだけなんだよ……な?)」
そんな啓介の内心などお構いなしに、準備体操を終えた柚香はこちらを見てウインクをする。
「さっ!じゃあ今日も頑張ろうねっ!!」
柚香はそう言うと、巨大化を始めた。ぐんぐんと巨大化する柚香はあっという間にビルをしのぐ大きさとなり、リゾート地区全体に大きな影を落とすまでに大きくなっていた。
彼女の脚が動き始めると、ずんっ!と大きな地響きを立てて、柚香の白いアンクルストラップ付のサンダルが道路を埋め尽くす。
周りにいた環境客たちは何が起こっているのか全く把握できておらず、ただ茫然と高層ビルのような柚香を見上げている。
「おっと!気を付けてくれよな!こっちはまだ小さいままなんだからっ!!」
啓介が叫ぶ。柚香は巨大化に夢中になって、足元の小さな人間など気にも留めていないようだ。
柚香の巨大化が進むにつれて、道路を陥没させていく足を必死に避けながらカメラを向ける啓介。
「きゃー!すごーい!やっぱりすっごく楽しいねっ!!」
既に100メートルを超えているだろうか、まだ巨大化するのを止めない柚香は足を高く持ち上げ始めた。
「ちょ……ちょっと待てっ!!」
ズドオオオオオンン!!!空から降ってきた白い巨大な物体が路駐している車をいくつも踏みつぶして、道路を深く陥没させて君臨してきた。
あれが先ほどまで啓介よりも頭2分も小さかった柚香のサンダルだと、わかっていても縮尺が狂いすぎて、頭で理解が追いつかない。
それもそのはず、今やあのサンダルは22メートルクラスの巨大なビルに匹敵するほどの巨躯に成長して啓介の目の前に鎮座している。
「う……うわぁ……」
巨大化した柚香の足元でカメラを必死に向けている啓介は、その大きさの違いに恐怖を感じた。
太陽の日差しを反射している真っ白なサンダルの靴底から、潰された車のオイルやガソリンの匂いが漂ってくる。
「ん~、大きくなるのって気持ちいい~!!」
啓介の存在など忘れたかのように柚香は満足そうに笑う。
柚香の巨大すぎるサンダルは、歩くたびにズシンッという大きな音を立ててアスファルトを陥没させていく。彼女が歩くだけで地面が揺れて、ありとあらゆる建物の窓ガラスがビリビリと震えてしまう。
柚香のサンダルでさえ首がいたくなるほどに見上げないといけない啓介は、彼女が歩く度にその当方もない質量を、震える地面と音を立てて唸る大気を通じて、身体の奥底にまで嫌と言うほど感じていた。
「うん♪やっぱり、ここじゃ撮れ高少ないよね?じゃあ、あそこ行こうか?」
巨大化をひとしきり終えた柚香は、そう言うとそのまま歩き始めた。
ズシンッ!ズシンッ!!と一歩ごとに揺れるサンダルの巨大な靴底は道路や建物を破壊していく。
その度に響く轟音に耳を押さえながら、非常事態に気付いた近くにいた人々は逃げ出し始める。だが、それでも彼女の歩行速度の10分の1すら出ていない。
柚香は足元で逃げ惑う人間など、道に落ちているゴミ程度にしか思っていないようで、気にすることなく、小人が犇めく道路を容赦なく踏み潰しながら歩いている。
「~♪」
柚香は道路の真ん中を堂々と歩いていく。彼女が歩くだけで、道には深さ数メートルほどの大きな陥没した足跡が無数に刻まれて、足跡の底には車やバスがプレス機に潰されたように1枚の鉄板に変わり果てた姿で張り付いている。
ひび割れた足跡の後に残っている真っ赤な色は、不運にも柚香に踏みつぶされた人間たちの成れの果てなのだろう。もう、性別や年齢すら判別不可能になってしまったその残骸を啓介は、無表情でカメラに収めてゆく。
「ちょっと通りますよっと」
柚香は道沿いに歩いているのではなく、遊園地に直線的に向かって歩いている。当然、行く先にはビルやホテルなどの建造物が立ち並んでいるが、どれも10階建て前後、高くても20階ほどしかない。それはつまり柚香のひざ下にも届かない高さしかないということだ。
柚香はそんな建物群をまったく気にすることもなく、むしろ邪魔な障害物をどかすかのように踏みつぶしながら、遊園地へとまっすぐに向かっていく。
「おいおい……これじゃあ、撮れ高も何も……!!」
啓介は足元の惨状に悪態をつくが、柚香はお構いなしに歩いていく。
ズガアアアアンン!!ビルの屋上に柚香が軽く足を乗せただけで、建物全体に無数の亀裂が走ったかと思えば、一瞬で崩落を始めてしまう。
だが、ビルの崩壊速度よりも柚香の白いサンダルの落下速度が一回りも早い。10階建てのビルなど柚香のサンダルの前ではあまりにも脆すぎる。
何の抵抗もなく崩壊したビルの跡地にサンダルが落ちてゆく。
ズッドオオオオオオオオンン!!!! はるか上空から落ちてきた柚香のサンダルは、周りのビルを巻き込みながらアスファルトの大地に突き刺さる。もちろん巨人の体重を支えられる建物などあるわけもなく、全ての建造物は巨大なサンダルの下で瓦礫へと姿を変えていた。
「ふふっ小人のビル弱すぎ♪」
柚香は楽しげに笑うと、瓦礫となった建物を1つずつ踏みつぶしていく。すでに150メートルを超える身長を持つ柚香にとっては、全てただ小さなものにしか過ぎない。
彼女は足元に多くの小人がいるにもかかわらず、無慈悲に踏み進めていく。
ズドオオオン!!子供が霜柱を踏んで楽しむかのように、柚香は楽しんでビル群を踏み潰している。
柚香の足が地面を踏むたびに大地が震えていた。振動に耐えきれずに崩壊していく建物まで出る始末。
そんな破壊神から逃れられる小人はおらず、ただ、自分たちに死を与える存在が気まぐれで地面を踏みつけてこないことを祈りながら震えて待つしかない。
ズッドオオオオオンン!!ズッドオオオオオオオオンン!!ズッドオオオオオオオオオンン!!!!
柚香が一歩踏み出すごとに大地がトランポリンみたいに上下に揺さぶられている。その度に絶叫する人々。その絶叫を楽しむかのように彼女は無邪気に笑いながら、ただ、気まぐれに一歩ずつ踏み出していく。
彼女の巨大な靴底はアスファルトを踏み砕き、大量の瓦礫へと変えていく。
それは彼女にとってなんて事のない、ただの散歩。
そこに、たまたまゴミみたいな小人がいて、ただ踏みつぶされるのを待つしかない、ちっぽけな存在。
もはやその一方的な蹂躙から逃れられる術はない。ただただ、小人たちは彼女の気まぐれな足踏みの衝撃に怯えることしかできないのだ。
ズッドオオン!!柚香は笑いながら歩く。足元にいる小人のことなど全く気にも留めずに、目的地のアミューズメントパークに向かって歩いていくのだった。
「やっと着いた……。うん、まだ小人は逃げ出していないみたい♪」
柚香はアミューズメントパークに到着すると、正門前に立ちながらぐるりと見回す。その広大な敷地には無数のアトラクションやアトラクションの中に設置された水上コースター、レストランやフードコートなどがある。柚香はその中でもひと際目つ一番大きな施設をすぐに見つけた。それはこのテーマパークの目玉でもあるジェットコースターだ。
「ふ~ん、あれは中々壊しがいがありそうね……♪」
柚香は嬉しそうに微笑むと、ジェットコースターに向かってずしんっ!ずしんっ!と重い足音を鳴らしながら歩いて行く。その一歩ごとに地面には陥没の傷跡が刻み込まれる。
「やっぱり、一番大きなアトラクションから壊した方が小人は慌てふためくかな?」
柚香はそう言うと、そのままジェットコースターへと近づいていき、その巨大なサンダルは足元にあるアトラクションを次々と踏みつぶす。
ゴーカート広場、コーヒーカップ、メリーゴーランド、巨人にして見れば取るに足らない小さなアトラクション群は、全て柚香のサンダルの足跡に置き換えられた。
柚香が歩くたびに地面が大きく揺れ、建物の窓ガラスは割れて降り注ぐ。そしてその足跡の後には無数のクレーターが刻み込まれていく。
巨人が出てくるまでアトラクションで遊んでいた人々は、そんな柚香の足元の下で、彼女に気づかれることもなく、ただパニックになって逃げまどうしかなかった。
「ふふふ……♪」
柚香は楽しそうに笑う。彼女にとって足元の小人など気にするだけ無駄だ。
そして、目的であるジェットコースターに到着すると、その巨大な脚を見せつける様にコースターのチェーンリフトの最頂上の側に立って、小人のアトラクションを悠々と見下ろした。
レールの最高到達点は60mにもなり、ビル20階建てに相当する高さの筈のコースターも、巨人となった柚香の股下、太もも程にしかない。
それに、彼女の二本のむっちりとした太ももが側にあるからか、小人のコースターの骨組みなど、とてつもなく細く、頼りないものに思えてくる。
柚香はそんな小人の意思など全く考慮せずに、上半身を屈めて、もっとよく小人のアトラクションを観察してみる。
するとどういうことか、レールリフトの途中に乗客を満載したゴンドラ車両が立ち往生しているのだ。おそらく、柚香の出現による地震で自動停止してしまったのだろう。
そのゴンドラには、多くの乗客の姿があり、目の前に首が痛くなるまで見上げなければならない巨大な存在が目の前に迫っているというのに、安全バーが上がらず逃げ出すこともできない。
そんな乗客達は、不幸にも一番巨人に目のつく場所で逃げることも出来ず、ただただ慌てふためいているしかできなかった。
「あれ?なんかいる……。もしかして止まって動けないとか?」
柚香はそう言うと、コースターの山頂付近にいる車両を見下ろした。
「ふ~ん、可哀想だね……♪」
彼女は意地悪そうに笑うと、コースターの最上部にあるゴンドラを大きな指で、ひょいっと摘まみ上げる。
柚香はゴンドラを摘んだ指を大きな瞳の前まで持って行き、手にした小人の様子を観察してみた。
この近くまで持ってくると、虫のような小人でもその表情がはっきりとわかる。
恐怖に引きつり、小さな悲鳴を上げながら泣きじゃくる人々。その顔は柚香の巨大な瞳と巨大な顔のパーツに圧倒されて、ただ絶望に打ちひしがれていた。
そんな小人たちをしばらく観察した後、柚香はおもむろに口を開けた。
「そんなに高いところから落ちたいなら、お望み通り落としてあげよっか?」
ゴンドラの端をつまんだまま、ぶらぶらと振ってみる。小人たちがゴンドラの中で声にならない悲鳴を上げる。
皮肉なことに、逃げ出すことが出来なかったあの安全バーが、今では彼らの命綱となって全員が振り落とされることはない。
だが、そんな彼らの悲鳴を楽しむかのように柚香は、ゴンドラを揺さぶっては、彼女の巨大な指に弄ばれるままになっている小人の悲鳴を楽しんでいる。
「それともこのまま潰してあげよっか?」
柚香はそう言うと、恐怖をあおる様に車両をつまんだ指に力を籠める。車両のフレームがメキメキと悲鳴を上げていく。あの最後尾にいた小人たちは助からないだろう。
「でも、落としちゃう♪」
そのまま金属がゆがむ音が止まったかと思えば、その瞬間車両が指から引き離される。
「うわあああ!!」「いやああ!!」「死にたくないっ!!」
そんな悲鳴と共に小人たちのゴンドラが高さ150mもの上空から落下を始めた。まさしく、死への自由落下である。
ジェットコースターとして設計されていたよりも、2倍以上の高さからの落下の恐怖はすさまじいものがあった。明らかな死への片道切符は、恐怖というには生ぬるい絶望を感じてしまうほど高い。
「うわあああ!!」
人々の悲鳴が大きくなるとともに、ゴンドラが地上に向かって速度を上げて落下していく。しかし、ゴンドラは数百メートル下の地面に墜落せずに、突如、ぶよんと柔らかい地面に墜落したのだ。
落下時間から計算するに、数十メートルは落ちただろうか。その落下の衝撃を吸収してくれる弾力のある地面。
乗客と同じ肌色の地面は、すぐにそこがどこなのかを彼らに教えてくれた。
「は~い、到着♪」
柚香の何重にもエコーのかかった重い声が、上空から降ってくる。小人たちが見上げれば、空一面を覆いつくす柚香の顔。
そう、ここは他でもない、あの巨人が誇る巨大な胸の上なのだ。小人は自分たちが助かったことの喜びよりも、ただ、巨大な柚香の存在に恐怖してしまっていた。
「どう?私の胸の上は……♪」
彼女は笑いながら言う。その顔は意地悪で楽しんでいる顔だ。そんな悠長な柚香をよそに小人たちは、乗っていたゴンドラの安全バーが、動かせるようになったことに気付いた。おそらく落下の衝撃で動くようになったのだろう。
自由になると彼ら小人は、我先にゴンドラから飛び降りた。しかし、そんな彼らに逃げ場などない。ここは上空120mもある彼女の体の一部なのだ。飛び降りれば、すぐに重力に捕まり、再び自由落下を始める。
胸元から聞こえる小人たちの絶望のコーラスが柚香には心地よく耳に響いた。ゴンドラから逃げようと慌てふためく小人たちを、柚香は巨大な指で摘まんでみようと試みる。長さ数十mはあろうかという巨大な指だ。
それが同胞たちを追い回す様子は、地上からは大きな胸が邪魔して見ることが出来ない。だが、あの巨大な双丘の上には、何人かの小人が生きたまま、捕えられているのは確かだった。
「そんなに飛び出して、私の胸が好きなのかしら?」
柚香はそうつぶやきながら、開いている手をつかって、胸の上に集まった小人たちを指先で弄ぶ。上空から逃げようと必死にもがいている小人たちの様子が柚香の巨大な瞳にははっきりと映っている。
胸の上にはゴンドラから降りた小人が逃げ惑う小人が所狭しとひしめいて、中には小人が慌てて走ったからなのか、胸の谷間に転げ落ちた小人も多数いる。
そんな彼等を柚香は5m近い指で軽く突っついてみたり、追い立て回したりして、遊んでいく。
柚香の胸から逃げる小人を追って、巨大な人差し指が地面の上を縦横無尽に動き回っている。そんな巨大な指に追われた小人たちは必死に逃げ惑う。
しかし、逃げようとしても巨人の胸の上からは逃げられない。柚香は胸の表面を必死に走って逃げていた小人を何匹かつまみ上げてみる。
指の間に挟まれた1cm前後の小さな小人。男性と思われるが、年齢までは小さくて判別できなかった。
指先の間からキーキーと小さな声で喚くことしか出来ないちっぽけな存在。そんな小人を柚香は見下ろす。
彼女にとって、小人など指で簡単に潰せる存在でしかない。
柚香の中に何とも言えない感覚がゾクゾクと込み上げてくる。
そんなちっぽけな存在をもっとよく見るために瞳の前に運び、怯える小人をじっくりと観察してみることにした。
巨人の巨大な瞳に映し出される哀れな小さな生き物の姿……。
「ふふ……♪」
柚香は小人が怯えているのを楽しんで見つめていた。彼女の瞳には、指の間に挟まれている小さな人間の怯えがありありと分かるのだ。そんな小人を摘まんでいる指を強くしてみたり、揺らしてみたりしながら、しばらく遊んでみる。
柚香の巨大な瞳に映り込むアリのような人間は、苦しみに満ちた悲鳴を上げ、ただただ泣きながら命乞いをすることしか出来ない。
「なんだか、美味しそうな気がしてきた……」
柚子がポツリと呟いた。それを聞いていた指先にいた小人にとってはたまったものではない。こんな巨人に食べられるなんて冗談じゃない、抵抗してより一層暴れるが、そんなこと柚香にはどうしたこともない。
「……あーん」
すると、彼女は摘まんでいた小人をパクっと食べてしまった。
柚香の口内に放り込まれる小人たち。その小人の目には、巨人の舌や喉肉がおどろおどろしく見える。
だが、それも一瞬だった。彼女の喉元が動いたかと思うと、胃の中に流し込まれでしまう。
「ゴックん……」
本当に人間を食べてしまった……。
それを間近に見ていた胸の表面にいる小人たちは恐怖でパニックに陥る。しかし、それは更なる混乱を引き起こすだけだった。そんな小人たちを柚香は次々と胸の上でつまみ上げては口に運んで行く。
こうして柚香は大勢の人間を飲み込むという遊びを何度か繰り返してみる。やがてその遊びに飽きたのか、彼女は胸の上にまだ大勢の小人たちがいるのにも関わらず、ブルンと胸を揺らして落としてしまった。
「バイバイ小人さん♪」
胸の上から落とされた人間たちはヒラヒラと100m以上はある高さから、フリーフォール宜しく落下していった。
柚香は小人たちが落ちた地点に止めを刺す様に、ズシンと白いサンダルを叩きつけたあと、次のおもちゃを探しに巨大な足跡を残しながら歩き始めた。
③巨大お尻でアトラクションを敷き潰す
一方、小人の大きさのままの啓介はやっと柚香が暴れまわっている遊園地にたどり着いた。
彼女が歩いたことによる荒れ果てた道路は、定間隔で踏み固められた深さ数メートルもある足跡のクレーターを回り道して避け無ければならず、そのほかにも縦横無尽に入った亀裂に足を取られたり、踏み壊されたビルや高架の残骸で道が塞がれたりと、思いの外時間が掛かってしまった。
しかし、そんな苦労も目的地に着いた今となってはどうでもよかった。
啓介の目の前には、まさに死屍累々といえる光景が広がっているのだ。
100m級の巨大な女性が踏み荒らした足跡には、何百人もの小人が点々と血だまりに横たわり、彼女によって作られたクレーターの底では挽き肉よりも細かく潰された死骸が無数に散らばり、異臭が広がっている。
「まったく、すごいな……。これ、全部柚香がやったのか……」
啓介はそう呟くと、周囲を見渡す。どうやら遊園地の入り口付近には生存者は居ないようだ。
「楽しんでいるなら、それはそれでいいんだけど……」
啓介はそう思いながら、カメラのレンズを上に向ける。
カメラに写るのは青い空と山のような啓介の彼女。その大きさは昨日まで宿泊していたホテルよりもずっと大きい。
100倍もの大きさになってしまった彼女からすれば、遊園地の遊具など、ミニチュアのようにしか見えていなかっただろう。
今も柚香は花壇に生えた雑草を抜くように中型の観覧車にぶら下がるゴンドラを摘み取っては、なかにいる小人を手のひらに乗せてコロコロと転がしたり、指先で弄んでデコピンで弾き飛ばして遊んでいる。
そんな彼女の姿を啓介はレンズ越しにしばらく眺めていた。
「けど、この大きさからだと、柚香が何をしてるのかさっぱり分からないな……」
小人目線で巨人となった柚香を撮りたくて、小人サイズのままカメラを回していたが、下から見上げたことにより柚香の迫力ある大きさは撮れたけども、ローアングルだと脚と臀部だけしか映らないので、彼女が何をしているかはまったく伝わらない絵に成ってしまう。
「これは改善の余地アリだな……」
啓介はそんなことを呟きながら、撮影した画像を確認していく。
「しかし、あの巨人柚香は俺が来たことにまだ気付いていないみたいだな」
啓介がそう呟く。そんな啓介の頭上には未だに巨大な柚香の足が迫ってきていた。
「しかし、柚子もここまで大きくなると巨人ってよりは山だな」
啓介は上空から迫ってくる柚香の足を眺めながらカメラを構え続ける。その大きさはもはや東京タワーに迫る勢いにも思えてしまう。
ズシィーーーンンン!!!
辺りを重い激震が襲う。柚香の脚が落ちてきたのだ。逃げ惑う人間たちの悲鳴が一瞬だけ止まるのをカメラは捉えていた。
そして再び激震と悲鳴が再開する。
ズシィーーーン!! ズシィーーーン!! 柚香が歩くたびに、足音の轟音に合わせて逃げ遅れた小人たちの絶叫が響く。
そんな悲鳴など知ったことかと、柚香は次々と足を繰り出している。その度にカメラのファインダーの中で地面が揺れていく。その揺れを啓介は必死に耐えながら、撮影を続けた。
「さてさて、そろそろ俺も柚香と同じ大きさになりますか」
もう小人目線の映像は十分に集まった。
あとは残されたアトラクションを壊す柚香の姿をカメラに撮って、残りはいつものように二人一緒に、泊まったホテルをベッド替わりにして……。
そんなことを考えながら、巨大化していく啓介。柚香と同じ100倍にまで巨大化すると、彼女と合流すべく柚香に近づいて行った。
「おー、やっと来たぁー」
そして巨人になった啓介を見つけた柚香がカメラに目線を送っている姿がズームで映し出される。
「じゃあ、今日も楽しみましょうか♪」
そう言って彼女はペロリと舌なめずりをした。
***
啓介が巨人になるまでに、柚香はアトラクションを思う存分に破壊する遊びに夢中になっていた。そのため、目につく大きなアトラクションは軒並み破壊されており、園全体の3分の一は瓦礫と柚香の巨大な足跡と、それに巻き込まれた小人たちの残骸という有り様だった。
「それで、私の暴れているところ、ちゃんと撮ってくれた?」
「ああ、うん、一応……ね」
啓介は柚香に尋ねられて、歯切れの悪い返事を返してしまう。
「撮れてないなら、撮りなおしなさいよ」
「……撮れてるよ。バッチリとね」
そう言いながら啓介は、柚香の前にカメラの画像を映したモニターを近づける。すると、モニターにはビルよりも巨大化した柚香のむっちりとした脚と、空を覆い尽くす巨大なお尻ばかりが映し出されていた。
「もー、何よこれ!?全然撮れてないじゃない!」
柚香は顔を真っ赤にしながら怒りだす。
「ごめんよ、柚香があんまりにもでかいから、下から見上げる構図ばっかになっちゃった……」
「これじゃ、全然意味がないじゃない!!」
柚香はプリプリと怒りながら、ほほを膨らませるように啓介の顔をじっと見据える。
啓介は、さっきまで怪獣さながらの破壊神となっていた柚香も、こうして同じ100倍サイズの巨人になったことで、いつものように彼の胸の辺りの身長で、可愛らしく見上げて睨んでくる彼女を見ると、どこか滑稽に思えてくる。
「分かったよ。今からちゃんと柚香の顔を撮るよ」
「うん……。今度はちゃんと撮れるよね?」
柚香は心配そうに啓介の顔を見つめる。
「任せておいてよ」
そんな柚香を安心させるように、啓介は笑顔で答える。
「じゃあ、撮るよ!」
カメラの録画ボタンを押しながら、啓介は柚香にそう言った。
巨人柚香の破壊活動が再開された。
「ふふーん♪」
柚香は鼻歌を歌いながら、足元で逃げ惑う小人など気にもせず、生き残ったアトラクションと共に、片っ端から踏み潰していく。
足下にはジェットコースターのレールや観覧車のゴンドラなどが、まるで紙でできた玩具の様にぐしゃぐしゃに形を変えて潰された瓦礫が広がっている。それを蹴散らしていく柚香の巨大な白いサンダル。
大勢の生き残った小人が、空から迫りくる白いサンダルから距離をとるため、悲鳴を上げて逃げ惑う。
そんな阿鼻叫喚の地上を冷酷に見下ろしながら、柚香は遊園地を破壊していく。カメラはその凄惨な光景を淡々と写し続けていた。
「ねぇ、あれ潰してみてよ」
啓介が指差したのは、ひときわ巨大な水上コースター。レールの代わりに水を張りその上を急降下する乗り物は、噴水もあって涼しげな雰囲気があった筈なのに、今では巨人から逃げ出した小人たちが捨てた靴や鞄などが水面に浮いて、どこか汚ならしく見える。
そんな場所を柚香は啓介の言う通り、踏み潰さんと足を向けたその時、彼から「ちょっと待って」と声をかけられた。
「何?どうかした?」
柚香は声をかけられて、動きを止める。
「潰すならさ、お尻でやってよ」
「お尻で?」
啓介が言ったことを確認するように、聞き返す柚香。
「そう、せっかく水着きてるんだからさ、ちゃんとお尻で潰してるところ撮りたいんだ」
「そういうこと……。分かったわ。ちょっと待ってて」
そう言うと柚香は、アトラクションを一跨ぎに越すと、そのまま長い足を折りたたみ、しゃがみ込む。そんな体勢になっても、水上コースターの頂上は、彼女のお尻にすら全く届かない高さなのだから面白いものだ。
それによく見てみれば、まだ逃げ遅れた小人が、アトラクションの非常階段や骨組みを伝って降りているではないか。残念だが、彼らの努力も空しく、柚香の臀部からは逃げられないだろう。
そして彼女はいつも通りに、しゃがみ込んだ状態で巨大なお尻をアトラクションの上空に持って行くと、ゆっくりとお尻を下ろしていった。
ベキベキベキ……!!
柚香の臀部が下ろされると、そこにあったアトラクションは何の抵抗もなく、丸い大きなお尻のよって形を変えてゆく。
この世界では、世界最高水準の耐震性と耐久性を満たしている頑丈な作りの鉄骨も、ただ一人の女性のお尻を支えられずに、紙細工のように面白いくらいに歪んでゆく。
柚香はお尻の下の小人がどうなったかなんて気にもしないで、そのままゆっくりと腰を下ろしていけば、最後に地面にお尻がついた。
ずぅううん……。
そんな音と共に巨大な尻がアトラクションを全てお尻の下に敷きつぶしてしまった。柚香の巨大な尻には小人のアトラクションを潰しても傷一つない。
それどころか、あれほど広大な敷地を使っていた水上コースターとプールは、むにっと広がるお尻の下に全て隠れてしまって、その存在を確認できない。
そんな彼女の水着の下にはきっと、アトラクションの残骸と小人の死骸がべったりと張り付いているのだ。
その様子をカメラに収める啓介。端から見たら、イメージビデオの撮影場面にも見えそうなその光景の下には、水上コースターが小人と一緒に柚香のお尻ですり潰されているのである。
「どう?おっきなお尻で潰した感想は?」
「うーん、なんかよく分からない……。それより、カメラ回ってる?」
柚香はお尻で潰した小人のことなど気にも止めずに啓介に尋ねる。
「うん、ちゃんと回ってるよ」
そんな柚香の行動を画面越しに見ながら、彼もまた小さな人間たちへの興味を失っていた。そのまま、柚香は巨大なお尻を上げて水上コースターの残骸から立ち上がる。
「やっぱりお尻でやると、あんまり面白くないなぁ……。って何撮ってるの!?」
柚香が振り向き様に驚くと、その先にはカメラのレンズが、水着に接写してしまう程にまで近づいて、彼女のお尻を撮り続けていた。
「柚香のでっかいお尻で潰された建物と、小人の残骸を撮ってるの」
啓介の言う通り、柚香の水着には、ぐちゃぐちゃに潰された残骸が砂粒のように張り付いている。
彼はそれをよく撮るために、ここまで近づいていたのだ。
「もう、そんなの撮らないでよ……」
「これもファンサービスの一環だよ」
口では嫌そうな柚香だが、お尻を撮られるのは満更でもなさそうだ。
この世界では、圧倒的な力を持つ自分の巨体と、それによって破壊した成果を見せつけるのは、気分が高揚して気持ちがいい。
もっと暴れまわって、ファンたちに、この強大な力を見せつけてあげたい……。柚香の歪んだ承認欲求と破壊的衝動は止まることを知らない。
「ねぇ、啓介はもっと大きなアトラクション知ってる?」
「もちろん、知っているよ」
そんな巨大な柚香のお願いに、啓介は即座に答える。そして彼はカメラを構えたまま、遊園地の奥にある大観覧車を指差した。
④大観覧車と巨大パイズリ
遊園地の中心部から少し離れた場所に、その建物はあった。元々はこの遊園地で一番の高さを誇る大観覧車なだけあって、巨人カップルたちのくるぶしまでの高さしかない他のアトラクションとは違い、頂上までは100m以上はあった。
そんな巨大な観覧車に続くエリアは、巨人から逃げる小人たちが犇めき合っている。
ズシィーーーンン!! そんな小人の集団のど真ん中に、柚香は小人など目もくれず足を踏み下ろしてしまう。
23cmと金色ででかでかと刻まれたサンダルの裏で、小人たちは蟻のように、まとめてプチっと踏み潰されていく。
「あれどうやって壊そうか?」
柚香の隣を歩く啓介も、足元の小人を一切気にすること無く、まるで夕飯をどこで食べるのかを決めるような、気軽さで柚香にそう問いかける。
「うーん、ああいうのって見た目は一丁前だけど、ものすごく柔らかいから、一瞬で壊れるのよね……」
「見応えがない、見たいな?」
「さっきから足でいろんなもの踏み潰してるから、脚とかだと単調になりそうだし……」
「ならさ、このおっぱいで壊してみてよ」
柚香のたわわに実った胸を突っつきながら、冗談交じりに啓介は提案する。
「……もう、何でそういうこと言うかなぁ……」
柚香は啓介の提案に呆れながらも、確かに胸を使った蹂躙は視聴者ウケがいい。そう考えて、その提案を受け入れてしまう。
彼女からの了承を得た啓介は、観覧車に手を伸ばす。巨人に捕まった観覧車はベキベキと音を立て土台から引き抜かれてしまった。
「じゃあ、はい」
啓介が持っている観覧車に向けて、思いっきり胸を突き出し両手を広げる柚香。啓介もなにも言わず、柚香の上半身に観覧車を抱きかかえさせる様にさしだす。
「んっ……」
柚香は何も言わず、観覧車を包み込んでしまう。
ミシミシ……!!巨人に抱きかかえられた観覧車は、柚香の豊満な双球に押し付けられ、その圧倒的な質量を前に、観覧車の鉄骨が不気味な悲鳴をあげている。その悲鳴は観覧車の倒壊を告げる音でもあった。
小人の作った堅牢な建造物も、巨人の乳房の前では段ボールにも等しい強度しか持っていない。何もしていない柚香の胸の圧力だけで、小人の観覧車はメキメキとひしゃげながら、形をいびつに変えてゆく。
「えいっ」
グシャ!!!
柚香が両手に力を入れ、胸に抱き寄せ上げる様にした瞬間、可愛らしい胸からは想像も出来ない破局的な破壊音と共に、柚香の腕と胸の間で圧縮された観覧車は木っ端みじんに粉砕し、無残な残骸が胸の下からこぼれ落ちてきた。
「うわぁー、胸だけでぺしゃんこだね」
啓介は、彼女の胸の谷間に張り付いた、哀れな観覧車のなれの果てを眺めてそう呟いた。
「もう、これじゃあただのパイズリじゃない……」
そんな柚香の呟きを聞いた啓介は、ぼそっと彼女に囁いてみる。
「どうせなら、本物のパイズリをしてほしいな……」
「はいはい、分かったわよ……」
柚香は投げやりにそう言うと、胸に張り付いた観覧車の残骸をそのままにして啓介の目の前にしゃがみ込んだ。
そして、啓介のパンツを脱がせ始めた。
啓介の100倍の大きさを誇るソレは、遊園地を埋め尽くさんばかりの小人たちが見つめる中に晒される。
彼はそんな小さな目線など全く気にも止めずに、目の前の巨大な胸とその谷間を見て、ごくりっと喉を鳴らして唾を飲みこんだ。
その胸の表面には、先ほど潰された観覧車の残骸が散らばったままになっている。そのなかに、観覧車に閉じ込められていた小人が、いくつか見つけられた。
まだ生き残りがいる、そんな胸の間に啓介のソレが飲み込まれていく。
ズブ……ズブ……。
「ふふっ、可愛い」
胸に挟まる彼のモノを見ては、思わず柚香はそう呟いてしまう。
彼のモノはそれなりに立派なものだったが、柚香の胸は彼の物を全て隠してしまうほどの大きさだった。そんな啓介のモノを胸で揉みしだくようにしながら、胸の谷間から出し入れしていく。そして次第にそれは、彼女の胸の形が変わるほどの勢いで激しくなっていった。
ズブッズブッ……!!
「んっ……。おっぱいが、すごい、熱くなっている……」
そう言う柚香の息遣いは荒くなり、彼女自身も興奮を抑えきれないでいた。
巨人の胸に挟まれ、激しく突かれる彼のモノは次第に硬さを増長させていき、胸の中で膨張していく。そんな啓介の反応を見て、柚香はさらに胸を強く扱き上げるように、胸を打ち付ける。
「ねぇ、気持ちいい?」
啓介は答えない。ただ無言で首を縦に振り続ける。
廃墟となった遊園地で繰り広げられる、100倍サイズの巨大カップルの性行為。
生き残った小人たちは、瓦礫の影から超高層ビルのような巨人たちを、首がいたくなる程に見上げて、これ以上の被害を出してもらわないよう見守るだけしかできない。
マシュマロのように柔らかな彼女の胸からは、風呂に浸かったような暖かさと、胸に残された観覧車の残骸がくしゃくしゃとつぶれる感触もあって、彼はさらに興奮を覚え、股間から込み上げてくるものを抑えきれなくなっていた。
ズブッズブ!!
「なんか、啓介のが、どんどんおっきくなってる気がする……」
そんな彼の興奮に応えるかのように、柚香は胸をより強く打ち付ける。だが、それでも啓介はカメラを回し続けてしまう。
「っん……!!」
このままでは彼のモノが限界に達して、熱い白濁液を吐き出してしまうまで時間は掛からないだろう。
しかしそれでも柚香の胸の動きは止まることはなく、限界を迎えそうな彼をさらに責め続ける。
そして数秒後……。
「うっ!でる!!」
ビュルルルーー!! 啓介は小さくそう叫び、胸の中で熱い白濁液を彼女の胸の中にぶちまけた。
その量は常人の比ではなく、瞬く間に柚香の胸の谷間は、真っ白に染められてしまう。
「もう……出しすぎ」
柚香が、胸に吐き出された白濁液を見てそう呟く。そして彼女は、精液でべとべとになった胸を啓介の前に突きだす。
さっきまで潰した観覧車の残骸で汚れていた柚香のIカップの胸は、今は啓介が出した白濁した体液で上書きされてしまった。そこに存在していた小人も、全て青臭い精液の下に沈んでしまっている。
自分の出した精液で小人の痕跡が消えてしまうなど、小人と言うものは何と矮小な存在なのだろう。それらを自分の体の一部で潰したり、汚したりするのは、征服欲から来るものなのか、神にも等しい力を見せつけてからなのか、形容しがたい高揚感が、啓介の中で沸々とわいてくる。
そして彼女は啓介のモノで汚れた自分の胸を広げて、胸に広がる白濁液を手でかき集める。その量は胸の谷間からこぼれ落ちてしまいそうになる程だ。
彼女は、そんな大量の白濁液を指で掬っては、赤い舌を出してべろりと舐めとっていく。
よく見れば、精液には瓦礫に交じって小人の死骸もいた。ついさっきまで遊園地を楽しんでいたのに、運悪く巨大カップルに捕まり、挙げ句の果てには、巨大な胸でパイズリに巻き込まれた可哀想な小人。
そんな小人に気づく様子もなく、柚香は指に絡めとった精液をピチャピチャと舐めている。
「っん……」
そんな精液の刺激に反応してなのか、彼女の眉がピクリと動いたように感じた。そんな彼女の姿をカメラはズームしながら撮影して行く啓介。
カメラに映る彼女は、赤い舌を出しながら白濁液を舐めて、とてつもなく淫靡で美しい。
そんな姿をカメラに収めながら、啓介は思う。
この柚香の姿はファンじゃなくても絶対にみてみたいだろうなと……。
それに加えてファンは画面越しでしか、見ることが出来ないのに、自分は目の前でこんな妖艶な姿を見せつけられるなんて、もはや優越感さえ感じる。
そんなことを考えているうちにも彼女は時折カメラに目線を向けながら、白濁液を丁寧に舐めとっていく。
「ふぅ……美味しかった」
そう言い終わると柚香は、啓介に顔を向けてこう告げる。
「ねぇ、啓介はこんな大きな胸で挟まれて気持ちよかった?」
そんな分かりきった質問をしてきた柚香に、彼は笑顔で答える。
「ああ、とっても気持ちよかったよ」
「もう、啓介ったら正直なんだから……」
そう言うと柚香は立ち上がり、啓介の前に立つと彼を優しく抱きしめる。
そして啓介は柚香の豊満な胸に顔を埋めるように体を傾ける。柔らかいクッションのような感触と彼女の香りが彼を包み込む。
そんな包容の中、啓介はこんな彼女を独り占め出来る優越感に浸っていた。そうしていれば、彼の股間が出したばかりなのに、ムクムクと再起してしまうのに時間は掛からなかった。
「ふふっ、啓介ったら……」
そんな啓介の変化に気が付いた柚香は、優しく彼の股間を撫でながら、意地悪そうに微笑んでみせる。
「だって……こんな気持ちいいことされたらまた大きくなるよ……」
彼の言う通り、先程のパイズリで吐き出したばかりなのに、再び硬度を増しているソレは、彼の欲望を表わしているようであった。
そんな彼の股間は大きく張り詰めており、先端からは先走りが垂れ始めていた。
そんな様子をみて、柚香は愛おしそうに彼のモノを両手で優しく包み込むと、上下にしごき始めた。
「んっ……どう?気持ちいい?」
柚香に股間を責められ、顔を赤くしながら啓介は答える。
「うん……最高だよ」
そう言って彼は目を閉じて恍惚な顔をしながら、彼女からの愛撫を堪能している。
「どうする?もう、ここでする?」
そう問いかける柚香。
啓介にはここでするつもりはなかったのだが、彼女の巨大な胸でパイズリをされ、さらに手淫までしてもらっている。そんな状況では断れるはずもない。
「ああ……したい……」
その一言を待っていたと言わんばかりに彼女は微笑むと、その場にしゃがみ、真っ赤でパンパンに膨れ上がっている亀頭をペロっと一舐めして、彼を挑発する。
「いいよ、ここでしよっか」
⑤小人を口に含んでフェラチオしてあげる彼女
「じゃあ、先に私が啓介のをしてあげるね?」
そう言うと柚香は啓介の股の間に座り込み、彼のモノを両手で包み込む。そして口をすぼめて唾液を垂らしたのち、ゆっくりと上下にしごき始めた。
その動きに合わせて彼女の巨大な胸がユサユサと揺れている。
そんな光景を眺めながら、彼は快感に悶絶しており、声にならない喘ぎ声をあげることしか出来ずにいた。
しかし、ここは半ば廃墟と化してしまったが、遊園地のど真ん中。まだ息の根のある小人たちが、巨人たちに見つからないよう息を潜めて巨大カップルの痴態を見上げているにもかかわらず、そんなことを気にせずに柚香は手淫を続ける。
「ふふっ……啓介ったら、さっきより硬くなってる……」
柚香の手の動きに合わせて反応する彼のモノをさらに攻めたてるように、彼女は手の動きを早めていく。
先走り汁が潤滑油となって滑りがよくなり、ぐちゅぐちゅとした粘着質な音が遊園地に響き渡る。その音がさらに二人を興奮させる。
柚香の手の中でさらに彼のモノが膨張していき、先走り汁の量も増えていく。
そして彼の手の動きにあわせて、啓介は小さく喘ぎ声を上げることしか出来なくなっていた。
そんな啓介を見ながら柚香は満足そうに微笑むと、突然しごいていた手を止めた。
「はぁ……はぁ……ゆ、柚香?」
肩で息をしながら彼は問いかける。
「ふふっ……まだまだ気持ちよくなりたいでしょ?だから、ここにいる子たちを使ってあげる……」
柚香は立ち上がり、その場を後にしてしまう。突如お預けをくらった啓介は困惑し、彼女がどこかへ行ってしまうのをただ見ていることしか出来なかった。
そして彼女は遊園地の端にあるフードコートのような場所でしゃがみ込むと、まだ無事だった建物の屋根に手をかけると、一瞬で屋根を取り払ってしまった。
上から中が丸見え状態の建物の中には、避難してきた小人がすし詰め状態で犇めき合っていた。
「あ~、やっぱり隠れてたんだ。隠れてエッチを覗こうだなんて、イケナイ小人たちなんだから」
そう言い終わると彼女は屋根の穴から建物の中に手を伸ばし、中にいた小人たちを摘み上げては手のひらの上に集めていく。
かなりの数を捕まえてしまったのか、柚香の指の隙間から、捕まえた小人たちが落ちてしまうほどだ。そして彼女は手のひらいっぱいに集まった小人を、啓介のいる場所に運んでくる。
「ねぇ、こんなにいっぱい捕まえたよ?」
まるで虫を集めてきた子供のような目で、小人を見せつけながら柚香は啓介に問いかける。
「結構生き残ってたんだな……」
啓介の目線の先には、さっきまで逃げ惑っていた小人たちが、彼女の指の中でウジャウジャと蠢いている。その数はざっと100人くらいだろうか? そんな小人たちを見下ろしながら彼女はこう言い放つ。
「せっかくだし、これを使ってあげるね……」
柚香は啓介の股間に手のひらを差し出すと、小さな虫けらのような小人たちを彼のモノに付着させる。柚香の唾液でべたべただったイツモツは、付着した小人をトリモチのように張り付けて、矮小な人間たちを捕えて離さない。太くたくましい啓介の肉棒にまぶされた小人たちから、声にならない悲鳴がピーピーと聞こえてくる。
「ふふっ……じゃあ、これでもっと気持ちよくしてあげるね……」
柚香は手のひらを丸めて彼のモノと小人たちを包み込むと、そのまま上下に動かし始めた。
彼女の柔らかい手がぬるぬるとした感触を伴って、彼のモノをしごいていく。その圧倒的な質量により、小人たちはぐちゃっと潰れて、潰された小人の破片と鈴口からドバドバと溢れる先走り汁とが交じり合って、何とも言えないローションのように粘り気のある液体に変わってゆく。
「はぁ……はぁ……んっ……」
その様子を息を荒げながら啓介は見つめている。心なしかカメラを持つ手にも力が入っていないようだ。
そして、自身のモノを包んでいる彼女の柔らかい手の感触で気持ちよくなっているのか、彼の表情は次第に蕩けきっているようだった。
そんな状態のなか、柚香の責めを受け続けた彼のモノは限界に達する。
「ゆ、柚香……もう……」
「まだ、だぁーめ♡」
啓介がイキそうになる前に、柚香は手の動きを緩めた。
「まだ、全然小人全然使ってないよ?」
そう言うと柚香は立ち上がり、周辺に散らばる瓦礫をひっくり返してみる。瓦礫の下には、まるで石の裏に蔓延る虫のように多くの小人が隠れていた。
突然巨人に見つかった小人たちは慌てふためき、悲鳴を上げながら逃げ出すが、柚香はそんな悲痛な叫びも気にせず、ただ手を動かし小人を捕まえ手のひらに乗せていく。
「ねぇ、もっといっぱい気持ちよくなりたいでしょ?」
小人を手で弄びながら柚香はそう問いかける。
しかし、もう啓介には答える気力もなく、虚ろな目で柚香を見つめ返す。彼女はそんな啓介を見上げて微笑み、ゆっくりと彼の股間の前に来ると、彼女の手のひらにいた、たくさんの小人をバクンと口の中に放り込んでしまった。
「これふぇ、きもひよくらっへ」
そう言い終わると、彼女は口をモゴモゴさせながら小人を弄ぶように舌で転がしていく。
「んっ……ん……」
舌で転がされるたびに小人から悲鳴が上がり、唾液と混ざり合ったそれが糸を引くように、彼女の口の隙間からこぼれだしてくる。
そんな光景を眺めながら彼は呟く。
「(あぁ……なんて酷いんだ……)」
柚香は小人をそのままフェラチオで使ってしまうと、絶望して生への渇望を失った小人は諦めて無抵抗になり、つまらなくなることを知っている。
だから、こうして唾液の海に落として、溺れる寸前まで痛めつけると、苦しくなった小人が藻掻き暴れて、気持ちよく楽しむことが出来るから、こうして小人を唾液と舌でいたぶるのだ。
どんなに小さくても、彼らも自分たちと同じ人間なのに、そんな小人をわざと苦しめて暴れる様に促す柚香。
そんな小さい彼らを弄んで楽しむように、小人を唾液でベトベトにしていく柚香の姿はまさに鬼畜そのものであった。
「はぁ……柚香」
だが、そんな光景を目にしながら啓介は興奮してしまっていた。
彼の股間は彼女の奉仕を待ちきれんと言わんばかりに、先端から先走り汁がドバドバと垂れ流されている。
そんな様子を見て彼女は啓介の肉棒をそっと掴むと、カメラと彼氏に口の中を見せつける様に大きく口を開いた。
まるで小魚の踊り食いのように、彼女の唾液の中には大勢の小人がピチピチと暴れまわっている。
その小人の様子がより興奮を掻き立ててくる。
そして、柚香は啓介のモノを自分の口に当てた。
「んっ……」
そして、彼女は口の中にいる小人を落とさぬように気を付けながら、彼のモノを飲み込んでいく。
亀頭から裏筋までをゆっくりと飲み込んでいき、一気に根元まで咥え込んだ。
「んぁっ……すっごいおっきぃ……」
小さな口で大きなモノを咥えこんだ彼女は苦しそうな表情を浮かべるが、それも束の間、彼女は啓介のモノを喉まで飲み込んでいった。
そしてゆっくりとピストン運動を開始する。
「んっ……ふぅ……」
口の中いっぱいに啓介のモノでいっぱいになり、呼吸もままならない中で柚香は舌を使って刺激を与える。
ぐちょぐちょとした唾液が潤滑油となり、ぬるぬるとした感触が気持ちいい。それに時折感じるピチピチとした反応は、柚香が捕まえた小人の抵抗なのだろう。彼女はぬるぬると動かす舌先で小人を見つけては、肉棒の裏スジや亀頭といった性感帯に押し付けてくれて、小人がプチっとつぶれるまで感触を楽しむことが出来る。
そんな柚香の口淫にたまらず啓介は声をあげる。
「はぁ……ゆ、柚香……やばい……」
その声に答えるように、彼女はさらに刺激を強くしていく。そして喉まで飲み込むと今度は根元までしっかりと咥え込む。そして再びゆっくりと引き抜いていくのだ。
「はぁ……はぁ……柚香っ……」
啓介は快感に耐えるかのように、カメラを構えながら声を絞り出す。
そんな彼のモノを口いっぱいに頬張りながら柚香は微笑みを浮かべた。
「ふふっ、気持ひいい?」
「ああ……気持ちいいよ……」
「じゃあ、もっと気持ひよくひてあげる♡」
そう言うと、柚香は唾液に交じった小人を舌先で見つけては、啓介の鈴口の中にぐりぐりとねじ込むように入れていく。
「ああっ、それイイ……っ!」
敏感な尿道に詰め込まれた小人が暴れる感触は、何とも言えない刺激だった。そして彼女はそれを何度も繰り返す。
「はぁ……はぁ……はぁ……」
彼女の口内で小人が暴れまわる刺激と、尿道を舌で犯されるような感覚に、彼は限界寸前だった。
そんな様子に気付いたのか柚香はラストスパートをかけるように、頭を動かし始める。そして一気に根元まで飲み込むと喉で亀頭を挟み込む。そのままずりゅずりゅと上下に動かして射精を促していく。
「んっ……ゆ、柚香っ……」
彼女の口内の温かさと唾液でヌルヌルとした感触が、彼の絶頂感を一気に高めていく。そしてついに限界を迎えたのか、彼は絶頂を迎えた。
どぴゅっ……びゅるるるるる!! 彼女の口の中に大量の精子が放出されていく。それは今まで経験したことのないほどの量であり、あまりの量に彼女は顔をしかめてしまうほどであった。しかしそれでも吐き出すことなく、すべて口の中に入れようとする。
「んっ……んぷ……」
吐き出した精液は、すぐに柚香の頬が膨らむほどにまで溜まってゆく。そしてやっと射精が終わると、柚香はゆっくりと立ち上がり、口を開け、ドロリとした精液を彼氏に見せつける。
口の中に溜まった白濁した液体と、唾液のミックスジュース。それにぷかぷかと浮かんでいるのは、巨人カップルに掴まった哀れな小人たち。
啓介は、カメラを柚香の口の中にフォーカスして撮影を行う。
柚香はそんな彼を見つめながら、見せつけるようにクチュクチュと口の中の精液をかき混ぜる。そしてそのままごくんと飲み込んでしまった。
「んっ……いっぱい出たね♡」
そう言うと彼女は、カメラに向かってべーっと舌を出した。彼女の舌の上には、先ほどまでいた啓介の精液と小人はもうどこにもない。それを見た彼はゴクリと喉を鳴らす。巨人の精液に溺れて、飲み込まれるのはどんな気分なのだろう。
「ねぇ、まだ出し足りないんでしょ?」
柚香はそう言うと啓介の股間に手を伸ばす。そして彼のモノをギュッと握った。
「ふふっ……すごいね?まだまだ元気じゃん♡」
それは彼女の言う通りで、彼のモノは全く萎えていない。むしろ先ほどよりも硬度を増しているようであった。
啓介たちカップルの素人動画が人気な理由の一つでもある、彼の絶倫さ。
スタイルの良い柚香と何度も行える啓介のコンビは、動画投稿サイトでも登録者数では人気上位にいつも食い込む。
だから、一度小人の街に降り立つと、ひたすら巨大エッチ動画を撮影していても、一向に終わりが見えてこない。
それは、彼らカップルにしてみれば、ずっと気持ちよくなれるし、さらに広告収益も上がる、まさに一石二鳥というわけだ。
無論、それに巻き込まれる小人にしてみれば、たまったものではないのだが。
「まだ、満足できないよね?もっと気持ちいいこと……しよ♡」
そして柚香は再び、カメラ目線で自身の大きな胸を揉み始めた。
⑥小人を使っての愛撫からの巨大騎乗位プレイ
それから第3ラウンドに入る前に、柚香は着ている水着を脱ぎ始める。カメラに全身が映るよう位置取りを行ってから、今度は動画を撮る啓介の方を向いて、ゆっくりと水着を脱ぎ始める。
「ほら、小人たちが柚香のおっぱいを見上げているよ……」
「もう……」
啓介がカメラに柚香を映しながら、そうカメラに語りかける。すると動画の視聴者は食い入るように彼女の大きな胸を凝視することだろう。
そしてついに水着を脱ぎ捨てると、ムチムチとした彼女の身体が露わになる。カメラには彼女のたわわな胸が映し出され、それを視聴者たちに見せつけるように、彼女は自身の胸を下から持ち上げてゆさゆさと揺らして見せる。相変わらずの迫力のある身体だ。さらにそれを覆う、水着のサイズも必然で気にでかくなる。
遊園地の瓦礫の上に投げ捨てられた柚香のビキニトップはそれだけで、大型のテントを遥かにしのぐ大きさで張っており、異様な存在感を放っている。
もしかしたらあの水着の下に小人が避難してるのかもな、なんて啓介が思った瞬間、カメラに向かって柚香はニヤッと笑みを浮かべて見せた。
「ふふっ……こら、どこ見てるの?ちゃんとこっちを見なさい」
そして再びカメラを自身の方へと向けて、啓介に自身の肢体を見せつける。
「ふふっ……私のおっぱい、大きいでしょ?」
そう言いながら柚香は、たわわな胸を下から持ち上げるようにしてカメラに向かって見せつけた。
小人たちからしたらそれは巨大な山であり、彼女が腕を上げるだけで風圧が生まれそうなほどである。
その圧倒的な質量と迫力に思わず息を吞んでしまうほどだ。足元から舐め回す様にカメラを回してゆき、柚香の顔まで上がったところで、彼女の投げキッスで脱衣シーンは終了した。
「ほら、小人が柚香のおっぱいに釘付けだよ?」
啓介はカメラを三脚に固定して、次のシーンの準備を始めている。いつのまにか彼もTシャツとズボンを脱ぎ棄てて、全裸になっている。
その股間には、先ほどと変わらぬ大きさのモノがいきり立っていた。
そして、柚香はカメラに向かって語り始める。
「ふふっ……小人のみんな見てる?今から私のおっぱいで気持ちよくしてあげるね?」
そう言うと彼女はゆっくりとしゃがみ込んで、大きな胸を近づけていく。
カメラのファインダーには、巨大な胸の谷間が映し出され、そこに映らないほどの超質量な胸が迫っている様子が見て取れる。
「ああ、柚香のおっぱいで潰されるなんて、贅沢な小人だな」
啓介がそうつぶやく。殺され方に贅沢もクソもあるか、と突っ込みを入れたくなるが、そんなことはお構いなしに啓介はカメラを構え続けた。
「あはっ、まだこんな所にも小人が隠れてた♪」
柚香がしゃがんだ先には、小人の生き残りがいた。まだ生き残っていた小人を手のひらで弄ぶと、その小さな命をつまみ上げては掌に載せてゆく。
啓介もカメラを固定したことで、両手が開いたので、生き残りの小人を見つけるべく、まだ破壊されていないエリアに足を運んだ。
それから数分もしないうちに、二人が捕まえた小人は200人を超えた。柚香は、その小人を啓介に見せつける。
「あは、私の方がいっぱい捕まえた~」
「ああ、やっぱり柚香は凄いな」
啓介は苦笑いを浮かべながら、そんな感想を漏らす。そんな彼を見ながら彼女は微笑んでいる。
そして二人は再びカメラの前に戻ってきた。
「さて、そろそろかな?」
啓介はそう言うと、カメラを固定して準備を始める。柚香は再び瓦礫に腰を下ろして、小人が満載されている両手を胸にあてがう寸前まで運んだ。
「じゃあ小人さん?私のおっぱいで気持ちよくなってね♡」
そして、両手に勢いよく胸を下ろせば、両掌にずしッと大きなおっぱいがのしかかる。
片方だけでも2,500t以上はある巨人の胸。それがのしかかってきたのだから、掌の上にいた小人たちなどひとたまりもない。
あれだけ大勢いた小人は一人残らず、赤いシミとなって柚香の下乳に張り付く残骸と化してしまった。
「あ~あ、もう潰しちゃったの?」
あまりにも呆気なく終わったおっぱい蹂躙に、啓介もため息交じりで話しかける。
「イイじゃん、まだいっぱい残ってるんだしさ」
柚香は悪びれる様子もなく答えると、掌についた残骸を地面に擦り付けて汚れを落としている。
まだ、下乳には先ほどまで数百人いた小人の死体がべっとりと張り付き、そのシミから柚香の豊満な胸の形を彩っている。
「でも、これからでしょ?」
「もちろん!」
啓介はそう言うと自分が捕まえてきた小人を丁寧に一匹づつ摘まみ上げると、それを柚香の胸の先端部へ持ってゆく。
「あっ……」
ピンク色の先端に乗せられた小人に反応して、柚香は可愛らしい声を漏らす。
柚香の乳首は胸の大きさの割には、小さく可愛らしい。だが、小人の数十倍の大きさの乳首は、彼らにとっては十分すぎるほどの大きさになる。
「んっ……小人さんたちが私の乳首に集まってる……」
そして啓介は、摘まんでいた小人を次々と柚香の乳首へ近づけていく。
「ほら、小人たち、柚香の乳首とご対面だ」
カメラに向かって語りかけるように言いながらも、彼は手を止めない。ゆっくりと確実に、彼らを柚香の乳首へと近づけて行く。そしてついに、彼らの数十倍も大きい乳首が小人たちに軽く触れると、柚香がビクビクっと身震いした。
「何でもないだろ?ただの乳首からな」
啓介が小人を冷やかす様に語りかける。
小人たちの目の前には、巨人の乳首がある。それも彼らの100倍も大きい巨人の乳首だ。その圧倒的な存在に圧倒された彼らは、ただ呆然と眺めることしかできないでいた。
そんな彼らのことなど気にも留めず、啓介は右胸の乳首にゆっくりと近づけてゆく。
「あはっ、小人さん可愛い」
柚香は指先でツンツンとつつくと、指先にくっついた小人に微笑みかける。しかしそれも束の間で、すぐに啓介は柚香の乳首の先端に、小人を強めに押し付けた。
「んっ……♡」
啓介のねっとりした指使いで乳首を刺激されると、思わず色っぽい声を出してしまう柚香。それに乳首と彼の指の間で暴れる小人の感触が、こそばゆくて気持ちがいいのだ。すぐにムクムクと彼女の乳首は隆起して硬度を高めてゆく。
「こら、そんなに乳首硬くしたら、小人がつぶれるだろ?」
「んっ、だってぇ~♡」
柚香は頬を赤らめながら、啓介の愛撫を感じている。それをカメラに収めつつ、今度は左胸の乳首にも小人を近づけていく。そして同じようにして両方の乳首を責め立ててやった。
「ああんっ……んんっ……♡」
顔を蕩けさせながら快感に耐える柚香を見て、啓介はゾクゾクする感覚を覚える。小人たちでは、どうすることも、抗うこともできない絶望感。さらに巨人の彼女の淫靡な姿にも相まって興奮も覚えてしまう。
啓介は、指先でコロコロと乳首を転がしながら、小人を落とさない様に器用に弄ぶ。
そして反対の乳首の方も同様に指で摘まんでは、擦り付けるように動かす。その刺激に反応してか、彼女の乳首は更に硬く隆起した。
「ふふっ……柚香って本当にエッチだよな」
啓介がそう語りかけるも、彼女はただ喘ぎ声を上げるだけだった。そんな姿もまた可愛らしい。そんな喘ぎ続けている彼女をよそに、啓介は乳首いじりをさらに続ける。
次第に、彼女の可愛らしい桃色の突起はぷっくりと膨れ上がり、真っ赤に充血していった。硬度を増したその突起は、小人にしてみればコンクリートのように固い。
巨人の圧倒的な力で乳首に押さえつけられては、潰れてしまうのは時間の問題だった。
その時だった、柚香は胸の先端でぷちゅりと柔らかいものがはじけるのを感じた。
限界を迎えていた小人がつぶれたのである。じわっと熱いものが染み出すのを感じ取れたが、すぐに消えてなくなった。
柚香の汗の一粒にも満たない小人の体液は、乳首をこねくり回している啓介の指によって、引き延ばされすぐに蒸発してしまうのだ。
「ふふっ……こんなに大きくしちゃって……」
啓介は、柚香の乳首に張り付いた小人の轢死体を指でピンっと軽く弾くと、彼女は身体をビクッと震わせた。
そしてそのまま、彼はカメラアングルを柚香の下半身へと向ける。
「んっ……♡もう我慢できないの?」
彼女は嬉しそうに笑うと、カメラに向かって問いかける。啓介は何も言わずに、彼女の股間へ足を運ぶとしゃがみ込んだ。目の前には熱く濡れて、トロトロになった彼女の陰部が映し出される。
大きく左右に開いた太腿が、その割れ目を隠してしまっているが、啓介は無理やり足をこじ開けてそれを開く。
「いや……、そんなとこ映さないで……」
恥ずかしがる彼女の声を無視して、啓介はカメラを持ち出し、股間の割れ目へと近づける。するとそこには、真っ赤な割れ目とヒクヒクと蠢き愛液を流す女性器が映し出された。
「ふふっ……柚香のおマンコも準備万端だな」
啓介がそういうと、柚香は顔を真っ赤にして反論した。
「そ、そんなこと……」
しかし否定しながらも彼女の割れ目からは、たらりと蜜が流れ落ちている。それをカメラで捉えながら、捕まえてきた小人を拾って、パラパラと濡れぼそったクレバスに振りかけてゆく。
「ああっ!そんなことっ!しちゃ、だめっ!!」
小人たちが、柚香のクレバスに落ちるたびに、大きな腰がビクンッと浮き上がる。そんな彼女の反応を見て啓介はニヤリと笑みを浮かべる。
「ほら、小人たちも喜んでるみたいだよ?」
そう言いながら、今度はカメラをゆっくりと近づけてゆき、彼女のクリトリスにピントを合わせた。そして指先でその突起物を摘まみ上げると、ゆっくりと扱きあげるように擦り上げてゆく。
「あんっ……♡だめっ♡ああっ……んんんっ!!」
啓介が秘部を弄るにつれ、熱い愛液がトロトロと溢れ出してゆく。それに伴い、愛液に飲み込まれる小人の数も次第に増えていった。
粘性のある愛液は水よりも重く、身体にまとわりつくのか、愛液に浮かぶ小人はうまく泳げないで、溢れ出す愛液の流れに逆らうことが出来ない。
柚香は、敏感な部分を弄られながらも、なんとか耐えようと必死に歯を食いしばっている。しかし、それも限界が近いようで、口からは甘い吐息が漏れ始めていた。
「んっ……はぁっ……ああっ!!」
そしてついに我慢の限界を迎えたのか、彼女の割れ目からはぷしゃぁーっと勢いよく潮が吹き出す。透明な液体がカメラに降り注ぎ画面が白濁に染まった。
「ふふっ……イッちゃったね?」
啓介はそう言いながら、今度は両手で彼女の割れ目を押し開く。するとヒクついている膣口が露わになる。その穴は先ほど潮を吹いた影響でひくひくと痙攣しているように見えた。啓介は、そこに小人を落としてゆく。
「んんっ!!ああんっ♡」
小人が割れ目に落ちるたびに、柚香の口から艶めかしい声が漏れ、そしてゆっくりと膣内へ侵入してゆく。
「んっ……あっ!入ってくるぅ」
彼女の言葉通り、新たに入れられた新鮮な小人は、力の限り巨人の女性器から逃げ出そうと暴れている。
すっかり出来上がった柚香はそれだけでも十分すぎるほどの快感に襲われるが、さらに追い立てようと、啓介は2本の指を使って、小人を柚香の膣壁に押し付け、中で蠢かさせる。
「んんっ!!あぁんっ!そこぉ……だめっ!」
柚香は涙目になりながらも、懸命に快楽に耐えようと歯を食いしばる。しかし彼女のクリトリスは悦びを表すようにプックリと膨れ上がっていた。
そして啓介は更に3本、4本と指を増やしてゆき、膣の中で暴れまわっている小人を強引に、潰す様に出し入れを繰り返す。
「んあああんっ♡♡♡」
指を引き抜いた瞬間、腰を浮かせて一際大きな声で柚香が喘いだ。それと同時に秘部からドバっと愛液が大量に流れ出たかと思うと、中からは小人の破片が幾つか出てきた。
「ふふっ……気持ちよくて、出てきちゃったんだね?」
啓介がそう言って、挑発する様にカメラを近づけると、顔を真っ赤にした柚香は、恥ずかしそうにしながらもこくりと頷いた。
彼女の愛液は、廃墟と化した遊園地の瓦礫の上に降り注ぎ、大雨が降ったかのように瓦礫を濡らして、ツンとした刺激臭が辺りに充満していた。
「柚香のエッチなお汁で、遊園地がびしょ濡れだね?」
啓介がニヤリと笑いながら言う。その言葉を聞いた柚香は恥ずかしそうに顔を真っ赤に染めながら、啓介を睨んだ。
「ふふっ……その割には全然満足してなさそうだね?」
彼の指摘通り、彼女の股間は愛液に濡れたままである。すでにぐっしょりと濡れている割れ目からは、新たにトロリと蜜が流れ落ちようとしていた。
「えへへ、じゃあ今度は私の番」
柚香は体を起こし、啓介の肩を押しながら仰向けに寝かせる。そしてカメラを再び三脚に固定した後、彼の上に跨る様にして、腰を落としていった。
「ああんっ♡」
柚香の甘い声とともに、啓介のモノが飲み込まれてゆく。彼女の巨大な膣は、巨人のモノをすっぽりと飲み込み、みっちりと締め付ける。そしてゆっくりと腰を前後に動かし始めた。
「んんっ……はぁっ……♡」
騎乗位という体位で柚香は、上下に動いて肉棒をしごいてゆく。そのたびに彼女の豊満な胸はプルンプルンと揺れて、下から見上げている啓介を視覚的に楽しませた。
「んっ……どう?気持ちいい?」
柚香は、腰を動かしながら問いかける。啓介はその問いに、頷きながら答えた。
「ああ……最高だ」
啓介の言葉を聞いて嬉しそうに微笑むと、柚香はさらに激しく動き始める。
パンッ!パァンッ!!っと激しい音が響き渡り、そのたびに彼女の巨乳が激しく揺れ動く。カメラにはその大きな胸が暴れている姿が収められていた。
揺れているのは柚香の胸だけではない、巨人同士の腰がぶつかるごとに、大質量の巨体が織りなす衝撃と振動が、廃墟の遊園地全体を揺らしにかかる。
ズシィン、ズシィン、という重音が地鳴りと共に、園内の地面を揺さぶり、パァンッ!!パァンッ!!と、柔らかい肉同士のぶつかる音が上空に響き渡る。
巨大柚香の腰が落とされるたび、小人や瓦礫が跳ね上がり、地面には亀裂が入り始める。
「ああっ♡もっと……気持ちよくなってぇ……」
柚香はそう言うと腰をさらに激しく動かしてゆく。彼女の胸が上下左右に揺さぶられ、ぶるんぶるんと上下に弾む様は迫力満点である。
さらに彼女の腰つきは上下だけでなく、前後にも動かし、円を描くような艶かしい動きへと変わってゆく。
そんな動きに合わせ、グラグラと揺れる遊園地の建物たち。巨人のセックスで激しく揺さぶられ、天井からはひっきりなしに、埃や砂のような破片が落ちてきている。
堪らず、建物に潜んでいた小人たちが外に出てみると、目に飛び込んでくるのは、ビルよりもはるかに巨大な男女の大迫力の騎乗位セックス。
まるで山のような巨体が、大勢にみられているという事実など、全く気にもせずに激しく求め合っている。
自分たちのようなちっぽけな人間など気にも留めない性行為を見せつけられ、彼らは無力感に打ちひしがれてしまう。
園内に残された小人たちは、巨人の性行為による振動で、今にも倒れそうな貧弱な建物の物陰に隠れてやり過ごすしか、手段は残されていなかった。
「んっ……ふふっ……啓介のがおっきくなってるの、中でわかるよ……」
柚香はそう言いながら、さらに腰の動きを速めた。
その激しい動きによって、彼女の大きな胸が上下左右に大きく弾みながら暴れまわり、遠くで見ていた小人にも衝撃が伝わる。そしてそのまま、彼女は絶頂を迎える。
「んんっ……イクぅ♡」
その瞬間、彼女の膣壁がぎゅっと締まり、それに耐えられなかった啓介のペニスからは大量の精液が流れ出した。その熱を感じ取り、柚香は身体を仰け反らせて悶えた。
「んあああっ♡イクっ!!イックぅ♡♡♡」
それと同時に絶頂を迎えた巨人の膣からは大量の潮が吹き上がる。まるで滝のような勢いで流れ落ちるそれは、ビチャビチャと豪快な水音を立てて、啓介の下半身を濡らした。
「ふふっ……啓介ったら、私に中出ししちゃったね♡」
柚香は妖艶な笑みを浮かべながら、彼のモノを自分の割れ目から引き抜くと、ごぽっと音を立てて中から白濁色の液体が流れ出てきた。彼女はそれを手で掬い取りペロリと舐める。
「うんっ♡美味しい」
その姿を見た啓介は苦笑いを浮かべつつ、さらに興奮している自分の性欲の強さにも驚いている。
「どうする?まだここでする?」
セックスの余韻もそこそこに、啓介はあれほど華やかだった遊園地を使って、まだセックスするのか柚香に聞いてみる。
「うん、そうだね。今度は止まったホテルのあたりでもしてみたいかな?あそこならもっと激しいセックスが出来そう♪」
そう言うと、柚香は啓介を立ち上がらせてホテルの方へと歩いてゆく。もちろん全裸のままだ。一歩進むたびに大きな胸がプルンっと揺れる様はとても迫力満点で、その揺れ幅も尋常ではない。
歩くだけで周囲の建物が揺れるような光景だ。そんな巨人の後を、カメラを持った啓介が付いて行く。
⑦リゾートホテルをベット代わりに巨大セックス
しばらく歩くと、彼らが宿泊していたホテルに着いた。小人だった時は、あれほど首を傾けないと全容を見ることのできなかった高い建物だったのに、今ではひざ下のローテーブルくらいにしか感じなくなっている。
ホテルの前まで来たところで、柚香は突然立ち止まった。どうしたのだろうと思っていると、彼女は後ろを振り向き、カメラに向かってウインクしてきた。
そしてそのまましゃがみ込み、ホテルに覆いかぶさるように四つん這いになると、股を大きく広げて、割れ目をくぱぁっと開いてみせる。
啓介はその光景を見て驚いたが、同時に興奮を覚えた。
さっきのセックスによって、たっぷりと濡れぼそった陰部がさらけ出され、そこからは愛液が流れ出てホテルの屋上につうっと垂れていた。
「ねぇ、早くきて……」
柚香は甘えた声で啓介にお願いをしてきた。彼はその誘惑に抗うことができず、彼女の割れ目へと自分のモノを近づける。
早く柚香と一つになりたい。この煌びやかなリゾートホテル群を2人だけのベットにして、たっぷりと愛し合いたい。そんな欲望が啓介の中で膨れ上がっていた。
彼のモノはいつの間にか再び勃起していた。柚香の割れ目から垂れている蜜と、彼の亀頭の先端から出ている先走り汁が混じり合い、ぐちゅぐちゅと音を立てて泡立っている。
「いくよ」
そう言って啓介は、自分のモノを彼女の割れ目に近づける。すると柚香の陰部がヒクっと動き、まるで彼を受け入れるかのように開いてゆく。
啓介はその光景に感動を覚えながらも、ゆっくりと彼女の中に挿入していった。
柚香は啓介のモノが入ってくる感覚を感じながら、自分の膣壁を押し広げて侵入してくる彼のモノを感じる。そして、最奥まで到達すると、子宮口へとぶつかるのを感じた。
「ああっ……んんっ♡」
彼女はそれだけでも絶頂を迎えてしまったようだ。膣内が激しく痙攣し、肉棒を締め付けてくる。しかし啓介は構わずにピストン運動を開始した。
ズドオオン、ズドオオン、ズドオオン……。
2人の巨体がぶつかる度、ホテルがミシミシと揺れ、周囲の建物はその振動に耐えられず倒壊していった。
「はぁ……はぁ……」
柚香は顔を紅潮させ、息を荒げながら啓介のピストンを受け続ける。その様子を見て彼はさらに興奮を高めていった。
「啓介の……おっきくて……んんっ♡」
柚香は嬉しそうな表情を浮かべて、膣壁を締め上げる。あまりの締め付けの強さに、思わずイキそうになるがなんとか堪えてピストンを続ける。
それに合わせて次第に柚香の両手にも力が入らなくなってきているのか、四つん這いの体勢が崩れかけている。
「はぁ……んっ♡ダメぇ……力が入らないよぉ♡」
彼女はとうとうホテルの上に倒れ込んでしまう。ミシミシミシ……ッ!!ッと、ホテルは不気味な音を立てたが、立派な作りだけあって、巨人と言えども柚香の体重を何とか支えているようだ。
しかし、啓介はそのまま覆い被さるように、さらに彼女を犯し続ける。自分の体重で柚香ごと小人のホテルに体重を乗せるように、腰を激しく打ち付ける。
「んあっ……んんっ♡」
柚香は必死に耐えようと歯を食いしばっているが、啓介の激しい攻めの前に徐々に屈服してゆき、ついには完全に脱力してしまった。
彼女はまるでホテルを抱き枕のようにして体を預けている。それゆえに、啓介が腰を打ち付ける度、ホテルは信じられないほどに激しく揺さぶられ、窓ガラスはすべて砕け散り、ガラスのない窓からは、揺さぶられて部屋の中で暴れている寝具や家具がひっきりなしに飛び出している。
そしてついにはホテルの最上階が壊れ、ゆっくりと傾き始めた。
「んんっ……ああっ!!」
柚香は崩壊するホテルから身を離そうとするが、上に被さっている啓介がそれを許さない。
崩壊寸前であるにもかかわらず、さらに啓介は柚香に体を預ける様に体重を乗せてゆき、ラストスパートをかけるように激しく腰を打ち付けた。
「んんっ♡イっちゃう!イっちゃうから♡♡♡!!」
柚香は必死になって建物を手放そうと試みるが、啓介の体重を上に乗せられてそれも叶わない。
彼女の膣からは大量の潮と啓介の精液が飛び散り、辺り一面水浸しになっている。そしてついに限界を迎えたのか、彼女は絶頂を迎えた。
「イクゥウウッ♡♡♡」
啓介は、絶頂する柚香の一番奥底で本日4回目の射精をした。何度も出しているのに、精液は薄まることもせず、その量は尋常ではなかった。巨人となって彼女とセックスするときはいつもこうだ。神にでもなったかのような全能感が、彼の性欲を滾らせてくれるのだろうか。もう、普通のセックスじゃいけない体になってしまったのかもしれない。
啓介が巨大な金玉から精液をたっぷり柚香に流し込んだその瞬間、ホテルはガラガラと音を立てて崩壊していき、巨人二人も地面に倒れこむ。
ズドオオオオオンンン!!!辺り一面に土煙が舞い上がる。
天と地がひっくり返るような地震と轟音がリゾートを襲い、倒れかかっていた建物は崩れ去り、逃げ遅れた小人が下敷きになる。
そして、ゆっくりと二人の巨体が起き上がると、そこにはもうホテルなどなく、瓦礫の山と、巨人たちの愛液溜まりが出来上がっていた。
「ふふっ……楽しかったね?」
そう言って微笑む柚香の姿は、あまりにも妖艶で美しい。啓介はその姿を見て、改めて彼女の虜になっている自分に気付かされた。
***
そうしてその後も様々な場所で2人は愛し合った。
生き残っているホテルがあれば、腰を下ろして椅子のようにして使い、小人たちが逃げて隠れようとする建物があれば、巨人のお尻で押しつぶしたのち、そのままセックスを始める。
気付けば、この近辺のリゾート地帯はすっかり灰色の荒野に変わっており、時折見受けられる小人の轢死体と巨人たちの体液が巻き散らされた地獄絵図と化している。
しかし、そんなことを気にすることもなく2人は求めあい、そして果て続けた。
そうして数時間が経った頃だろうか、二人の身体から水蒸気のようなものが上がり始めた。2人の汗が水蒸気となって空中を漂っているのだ。
何回絶頂を迎えただろうか、もう分からないくらいに二人は激しく絡み合い、絶頂を迎え続けていた。
そして遂に2人の若い体力が尽きたころ、ようやく落ち着きを見せ、二人して瓦礫の平野に大の字で横たわった。
「すごいね、私たち……」
「ああ、本当にな……」
2人は顔を見合わせると笑いあった。こんな広大な場所でセックスをするなんて、まるで夢でも見ているかのようである。
そんなことを考えていると、今回の目的である撮影用のカメラが二人の目に入った。
「これだけエッチすれば、結構取れ高あったんじゃない?」
「編集がたいへんそうだけどな……あっ」
はは、と軽く笑う啓介がカメラの三脚の前に立つと、何かに気付いたようで声を上げる。
「どうしたの?」
柚香は、そんな啓介に不思議そうに問いかける。すると啓介はカメラをいじりながら答えた。
「いや……なんかバッテリーが切れてるみたい……」
「え?」
そして、二人の嫌な予感は的中した。三脚にセットされていたカメラは、すでにバッテリーが切れて電源が落ちていたのだ。
「嘘でしょ……?」
柚香は、呆然として呟いた。
「と、とりあえず、撮影できた所だけでも使おうか」
啓介が苦笑いをしながら言う。だが、その程度で流される柚香ではない。
「もう、まだ予備のバッテリーあるんでしょ?それ使いましょ」
「ええ?まだするの?」
「当然よ、満足できる映像が取れるまでするの。まだ向こうの街は無事なところが多いみたいだし、そっちにも行ってみましょう」
「まいったな……ほんとに続けるのか……」
「さあ、決まったら、さっさと行動する!」
元気有り余る柚香の後を追う、彼女とは対照的にヘトヘトの啓介。未だ性欲溢れる二人は、近くの街へと向かい、新たな街で巨人セックスを繰り広げるのだった。
***
そしてその後、2人の努力(?)の甲斐もあって廃墟と化したリゾート地で撮影された映像は、想像以上の高値で取引され、結果的に二人の資金は潤った。それと同時に、2人の知名度がさらに上昇したことは言うまでもないだろう。