1.今の生活に足りない物
夫と一人娘を持つ佐藤涼子は、かつて巨大化系魔法少女として活躍しており、当時からモデル級だったスタイルを今でも維持している。黒く長い髪は長く美しく、切れ長の目は涼やかで、その凄絶な美貌は今でも男を魅了する。
現在は魔法少女を引退しており、今は家庭と仕事を両立させるために毎日が忙しさ匂われる日々を過ごしている。
今日も涼子はパート先のスーパーでレジ打ちをこなして、休憩時間が来ると裏の事務所でお茶を飲んでいる。
この日は事務所に一人しかおらず喋り相手もいないので、事務所に置かれたテレビから流れるニュースに見入ってしまった。
『昨夜未明、市内に出現した巨大怪獣ですが、現地に出動した軍隊を返り討ちにして、現在も暴れまわっています』
「このあたりにも、怪獣が出るようになったわねえ」
『また、先ほど入った情報によりますと、巨大少女の出現も確認されており、現場より中継が繋がっています』
テレビに映し出されたのは、ビルを軽々と踏み潰す巨大怪獣と、その前で対峙している巨大少女。
淡いピンク色の魔法少女服に身を包み、手には杖のようなものを持った少女が、ビルをなぎ倒し、アスファルトをめくり上げながら怪獣に立ち向かっていた。
「まあ、奏も十分様になってきたじゃないの」
テレビに映っているピンク色の巨大少女は涼子の一人娘の奏だった。
巨大生物と娘たちの戦闘で、街が無残に破壊されていく様子をのんびりと観ている涼子とは裏腹に緊迫した様子で状況を伝えてくるレポーターの実況がテレビから流れてくる。
『なお、巨大少女と怪獣の戦闘による交通インフラの寸断により、交通機関の乱れが各所で発生しており、市民生活にも大きな影響が・・・・』
「あらあら……、また電車が遅れるのかしら?」
涼子はそうぼやくと自分の頬に手を当てつぶやいていると、時計の針が勤務に戻る時間を指し示していた。
「もうこんな時間、奏に帰るのが遅れるって連絡しておかないと」
テレビを消そうとリモコンのボタンに指を伸ばした涼子。
そのすぐ側では、激しい戦闘が続く画面の中で魔法少女に怪獣の尻尾が迫っていた……。
***
「ふう、今日はちょっと遅くなっちゃった……」
スーパーでの勤務を終えてパート先から帰宅する途中。涼子はスマホを取り出すと娘へメッセージを送る。
「今から帰るよ・・・と」
帰るといっても交通機関は全く動かないので、徒歩である。
このパート先から徒歩での帰宅は正直言ってしんどいが、これも娘が頑張った結果だと思うと何も文句はなかった。
「それにしても、私が現役だった頃もあんな風にみられていたのかしら……」
歩きながら涼子は自分が若かりし頃を思い出していた。
かつて、涼子も20年ほど前、今の奏と同じくらいの年くらいの時には、魔法少女として活動していた。
今の涼子からは想像できないが、当時は派手に怪獣を爆散させるような戦いを繰り広げていた。
無論、街への被害は二の次、人命に至っては、どうなろうが知った事ではない。人類滅亡の危機が訪れるのを防いだのだから感謝してもらいたい、というのが当時の涼子の常識である。
だが次第に、摩天楼のようなビルでさえウェハースのように軽い力で破壊でき、どんな軍隊をもってしても自分を倒せない事が分かってくると、手にした圧倒的な力を試したくなってしまうのは、時間の問題だった。
いつしか涼子は怪獣の掃討よりも、巨大化した自分がどれだけの力を使えるのかを調べることに楽しさを見出していた。
怪獣が現れてもすぐには倒さず、容赦なく倉庫やビルを真っ先に破壊する巨大な自分。
怪獣の骨すら粉砕する膝蹴りを腰ほどにもないビルに入れると、一撃でビルに太ももまでめり込み、大量の粉塵が舞い、さらに足に力を籠めるとビルは膝を中心に一気に崩れ落ちる。
まるで子供が積み木を壊すかのように建築物を破壊してスッキリとして爽快な気分になる。
巨大化した自分の力がどんなものなのかを理解すると、より大きな建造物を相手に暴れまわったり、周囲を破壊してみたりと遊びはエスカレートしていく。
そして、自分が満足いくまで街を蹂躙した後、ようやく怪獣退治に入る。
そんな事ばかりをしてきたからだろう、いつしか怪獣退治の軍隊の目標は自分へと向けられていた。
「あら~?私を倒すつもりでいるの?でも、巨大化した私に勝てるかしら?」
軍隊の砲撃を全く気にする様子もなく、砲弾をその巨体で受け止めながらゆっくりと歩いたのち、軍隊の前で仁王立ちをして下々の軍勢を見下ろす涼子。
軍隊は大砲を上に向けて撃ったり、戦車から砲撃やミサイルを射出したりと様々な攻撃手段を講じるが、巨大化した涼子にとっては気に留める威力もない。
単に誰も自分を倒せないことへの優越感に、思わず笑みがこぼれてしまう涼子。
軍隊も涼子にダメージを与えられない事はすでに理解できたのだが、目の前で自分たちの街を好き放題暴れまわる涼子を放っておくことができないようで必死に攻撃を続けていた。
そんな光景を見ながら悦に浸る涼子。
「はっはっはっは~っ!!これは楽しいわね!」
ご機嫌で高笑いをすると巨大なお尻を見せつけながら、その場で軽く足を踏み鳴らしてみる。ただ、それだけで大地が大きく揺れ動き、足を中心に粉塵が舞うと、その場にいた兵士たちは吹き飛ばされ、大砲も戦車も沈黙してしまう。
そして、怪獣の攻撃や砲弾の雨でも物ともしない涼子は、遊び相手の軍隊が動けなくなったとしても、戦車や建物を容赦なく踏み潰していく。
「あらあら?足が汚れちゃったじゃない?」
ドスン!と重々しい地響きと共にクレーターができる。その衝撃は怪獣さえ動けなくなるほどのもので、周囲にある建物は倒壊し、遠方のビルも無事ではなかった。
そんな圧倒的な破壊力を見せつけた後、涼子は生き残りの軍隊を見下ろして言い放つ。
「あなた達には私を倒す事は無理よ、お家に帰って大好きなママのおっぱいでも飲んでなさい」
そんな侮辱的な言葉を言われても、兵士たちに成す術はない。よろよろと傷ついた体と兵器の撤収を始める。
「あらあら、そんなにのんびりしてていいの?それとも、ママのおっぱいじゃなくて、こっちのおっぱいの方がよかった?」
涼子は笑いながら、豊満な胸を寄せてあげながら兵士たちに見せつける。
片方だけで数万トン以上はある巨大な肉の塊は、大型のスタジアムを持ってしても片方すら収まらないほど巨大なもので、実際あの乳房で何十ものビルや自動車が粉砕されてきたのを兵士たちは目にしていた。
そんな、空を覆うほどの巨大な影を生み出している乳房を目の前にして、戦意を失わない者などいるはずも無く、一目散に巨大な涼子から逃げ去っていくのだった。
「あっはっはっは!そうやって惨めに逃げ回ってるのが、お似合いよ!」
***
「あの頃は、楽しかったわね……。」
そんなことを考えながら涼子は自宅へと向かっていた。でも結局遊びすぎて、あの世界の街は、ほとんど破壊しつくしてしまったのだ。
荒廃した世界で平穏に暮らすことはできない。そのためすでに結婚していた旦那と共に、地球に移住して奏が生まれた。
そして、今では巨大化魔法少女だった過去を世間には秘密にして暮らしている。
実際、平和な日常は手に入れられたし、娘も元気に育ってくれている。
ただ、心残りがあるとすれば家事とスーパーでレジ打ちをする日常だけでは物足りないという事か……。
その物足りなさは、娘の奏が巨大化して戦う姿を見た日を境により強くなってしまった。
「また、彼女に相談する日が来たかしらね……。」
そんな物思いにふけりながら、家路を急ぐ涼子であった。
***
深夜、涼子は夫の英雄と共に寝室のベッドの上にいた。
「今日もお疲れさま」
「ええ、お疲れ様」
いつものようにキスをしてお互いの疲れを癒す二人。
夫は激務で疲れている中、こうして妻の涼子との時間を大切にしてくれる優しい男性である。
キスが終わった後、ベッドの近くにあるスタンドの明かりだけが灯る寝室で二人は向き合う。
「ねえ、あなた……」
「うん?」
何か言いたげな表情を見せる涼子に英雄は静かにうなずく。
あの日……楓と同じくらいの巨大魔法少女が、二人で街の中で繰り広げた、巨大レズビアンショーを目にしてから、涼子の奥底でくすぶり続けていた何かが再び燃え上がる。
「明日、お休みでしょ?」
「うん」
「それじゃ、久しぶりに・・・」
涼子はベッドの上に、豊かなお尻をどすんと乗せて座りなおす。重量感のある肉塊が腰からぶわっと広がり、ベッドを押す姿はなんとも迫力があるものだ。
夫はそんな妻の様子の変化に微笑みながら言葉を返す。
「したいのかい?」
「……うん、それもそうなんだけど、でもね少し違うの……」
ちょっと恥ずかしげな様子を見せて顔を赤らめながら、顔を俯く涼子。
子供もいて家庭も安定しているのだから今の生活に不満などない、はず……。
でも、あの日から涼子は心の奥底でくすぶっていた何かが再び燃え上がるのを感じ始めていた。
夫に隠し事はしたくないので、正直に打ち明けた。
「実はね、昔みたいに怪獣になって……街で暴れたい……けど……もうしないって決めたのに……」
少し顔を赤らめて言う妻の表情と物言いたげな瞳で何かを察した夫は、そっと涼子の頬に手を差し伸べると優しくキスを交わす。
「そっか……涼子の気持ちも分かるよ……。だから、せめてその気持ちが少しでも軽くなるように、沢山愛してあげるよ……」
英雄は涼子のうなじにキスをしながら、ゆっくりと服を脱がせ始める。
「あなたはやっぱり優しいわね……そんなところが好きよ」
そう言うと、夫婦は久々の逢瀬を楽しむかのように激しくお互いの唇を重ね合い、寝室には艶めかしい音が響くのであった……。
「ん……ああん!はぁ……」
深夜、静寂に包まれている涼子の家の一室では甘い嬌声が響き渡っていた。
ベッドの上に仰向けになった涼子は、覆いかぶさる英雄を受け止める。
夫もギシギシとスプリングを軋ませながら、涼子の胸に顔を埋めながら両手を伸ばして妻に抱きつき、たわわな乳房にしゃぶりつく。
涼子の身体に、夫の体重が程よくかかり、安心感に包まれる。
「ねえ、あなた……」
仰向けで夫の身体を抱きしめる涼子は、豊満な胸越しに夫の顔を見ながら声をかける。
「うん?」
英雄は妻の乳房を愛撫しながら返事をすると、すぐにまた顔を埋める。
「巨大魔法少女になって怪獣と戦ってた時の事、覚えてる?」
急に質問された夫は少しだけ戸惑いながらも妻に言葉を返す。
「ん?まあね……もう忘れたいけど」
そんな彼の弱気を涼子は笑い飛ばしてしまう。
「そういえば、私が尻もちをついてお尻でビルを潰した時、あなたは直ぐ近くのビルにいたのよね。その時のあなたの慌てようは面白かったわ……」
「しょうがないじゃないか、いきなりサッカーコートなんかよりもずっと大きいお尻が降ってきたんだぞ?そりゃ、誰だって驚くよ」
「でも、私のお尻が好きだって言ってくれたじゃない」
「それは、このくらいのちょうどいいサイズの時だけだよ」
英雄はそういうと、妻の尻を下から上に撫で上げた。その手のひらのくすぐったさに涼子は身を捩らせる。
「んっ……ちょっと、くすぐったいじゃない……」
「このくらいのサイズじゃないと、君にキスができないからなあ」
そんな文句を言いながらも夫は涼子に優しくキスを繰り返す。
涼子の口の中では、英雄の舌が生き物のように動き回り、お互いの舌を絡め合わせる。そんな夫の行動にこたえるように、自分の舌を積極的に絡めると唾液を飲み込む涼子。
彼が妻の豊満な胸を下から持ち上げるようにして揉みしだくと乳首が勃起し始める。そして両方の乳首を交互に吸い付くと涼子の口から甘い吐息が漏れる。
「んっ……ああぁ……」
快感に身を震わせながらも乳房から伝わる快楽に耐えて、声を出さないようにしている妻の姿が可愛らしく思えて、今度は乳輪から乳首までを指でなぞって愛撫してみる。
「ああん、だめ……」
言葉とは裏腹に体をよじらせる涼子は感度が良いのか、さっきから乳首を勃起させながら喘いでいる。
そんな妻の可愛い姿を見て満足した英雄はゆっくりと顔を離すと、乳首と唇に唾液の橋が繋いだ。
「ほんと……あなたって私の胸が好きなのね」
夫に愛されて嬉しさを感じる反面、まるで子供のようだと感じる涼子。
「こうして、抱きしめられる大きさの涼子の時だけは、僕がリード出来るからね、好きなだけ触らせてもらうよ」
「ふふ……そんなイタズラ好きな悪い子は昔見たいに、おっきなおっぱいで挟んで上げようかしら?」
彼の切なげな瞳に涼子は、かつて巨大化した時に夫を拾い上げて胸の谷間に仕舞ったことを思い出した。
あの頃は、指の爪よりも小さくなった彼を弄ぶのが、無性に楽しかった。
そんな当時の事を思い出して笑ってしまう涼子に夫は顔を真っ赤にして抗議する。
「あれは勘弁してよ……山のような胸が迫ってきて押し潰されそうだったんだから……もうあんな経験は二度としたくないね!」
そう言いながらも英雄は妻への愛撫の手を止めない。乳房を揉みしだきながらも、濡れぼそった割れ目の先端部を指で軽くこすってあげると、妻は喘ぎ声をあげ始める。
「はぁぁん・・・ダメよぉ・・・」
夫から与えられる刺激に快感を感じながらも、妻の頭は別の事を思い出してしまう。
それは怪獣との戦いの事……。まるで遊びをするように、街の中を暴れまわり蹂躙して楽しんだ時の事。
圧倒的な力の差になすすべも無く倒れたり逃げ惑う小さな人間たちを見下ろした時は、涼子の奥底にある支配欲を刺激するには十分だった。
そんな昔の記憶に思いを馳せながら涼子は熱い吐息と共に言葉を漏らす。
「私が……どうしても我慢できなくなって、また大きくなって暴れたいって言ったらどうする?怪獣みたいに街を壊したり、人々を踏み潰したりしたいって言ったら?」
夫の愛撫に興奮しながらも涼子の心の中では、巨大な何かを求める気持ちが湧き上がる。それは怪獣と戦う時の高揚感に似ていたかもしれない。
でも、そんな自分の変化を夫はどう思うだろうか?昔なら笑い飛ばして、止めてくれと言ってくれたと思うのだけれど……。
夫の顔を見つめると、彼は少しだけ思いつめた顔をして答える。
「そうだね、もし君がまた巨大化したいっていうなら……僕も協力するよ」
「え……?」
意外な回答に涼子は少しだけ戸惑いを隠せなかった。
冗談のつもりで言った言葉に真面目に答えてくれた夫。
「何より、涼子がその気になったら、止めようがないしね。僕に出来ることは君の側にいる事くらいだよ」
夫は妻の顔を撫でながら、優しい笑みを見せる。
「そう……ありがとうね……」
夫が自分と同じように、巨大化した涼子を愛してくれている事に嬉しさを感じた涼子は彼をぎゅっと抱きしめた。
「あなただけが、私をあの頃のように愛してくれるのね……」
そんな妻の頭を優しくなでると英雄は微笑んで口を開く。
「たださ……一つだけお願いがあるんだけどさ?」
何か言いたい事があるらしく、言葉を区切る夫に涼子は不思議そうな顔を向けると、彼は気まずそうに口を開いた。
「あのさ、出来れば地球以外の世界で発散してくれると助かるかな……。また、住んでる世界がボロボロになるのだけは、勘弁して欲しいからね……」
英雄は妻に言いにくいのか、申し訳ない顔をしてお願いしてみせた。
そんな夫の様子に涼子は噴き出すように笑うと彼の頬に手を添える。
「もうっ……あなたったら」
頬に添えた手に優しくキスをすると妻は続ける。
「安心して、奏もいるこの世界は大切にするから……」
妻の返事に安心したのか、安堵の表情を浮かべる夫。
「ありがとう、嬉しいよ」
涼子はその言葉を聞くとにっこり微笑んで、再び唇を重ねた。今度は舌を絡めない優しいキスを何度も繰り返してお互いの体温を確かめ合うと、お互いに愛しさが増す。
「んっ……はぁ……」
涼子は熱い吐息を漏らしながら唇を離し、英雄の手を取ると自分の豊かな乳房へと導く。そして自らの手で夫の手のひらを胸に押し付けると優しく揉み始めた。
「ねぇ、そろそろいいでしょ?」
夫に優しく乳房を揉みしだかれている涼子は、吐息混じりの声でおねだりをする。その目は先ほどよりも熱を帯びて潤んでいた。
そんな妻の様子を見て英雄は小さく息を吐き、妻からの愛撫に興奮し始めたモノを手にした時、涼子の手がそっと添えられた。
「私がしてあげるわ……」
涼子は両の手で夫のすっかり大きくなってる男性器を優しく包む。そしてゆっくりと上下に動かし始めると英雄は気持ちよさそうに喘ぎ声を漏らす。そんな彼の反応を見て妻はさらに刺激を与えるかのように激しくしごき続けた。
「あっ……ああ」
男性の象徴から伝わる快感に耐え切れず声を上げる夫に気を良くした涼子は妖艶な笑みを見せ、腰を少し持ち上げて自らの女性の象徴を男性器にあてがうとゆっくりと自分の中へと誘導してゆく。
「はぁ……気持ちいい……」
妻の柔らかい感触に包まれた英雄は熱い吐息を漏らす。その姿を見ながら涼子は夫の男根を自分の中に受け入れ、お腹の中に入っていくのを感じる。
夫のものが自分の中へと入ってくる感覚に酔いしれていると、少しずつ入ってきたそれが止まるのを感じる。
どうやら根元まで入ったようだ。こうして繋がっている時が一番幸せかもしれないと思いながら涼子はゆっくりと腰を振り始めた。その動きに合わせて夫も腰を動かし、ベッドも揺れ始めギシギシという音が鳴り始める。
「あんっ……はぁ……」
夫のものが自分の中をかき回す感覚に涼子は自然と声が出てしまう。その声を聞いた彼はさらに興奮して腰を振るスピードを上げた。
激しいピストン運動にベッドのスプリングも悲鳴をあげ、その音すら二人の気持ちを昂ぶらせていく。
「あんっ、あっ……あなたぁ」
「ふぅっ……うぅ……」
二人の吐息が混じり合い、次第に絶頂へと近づいていく。そしてついにその時が来た。夫の男性器が一際大きく膨れ上がったかと思うと熱い液体を涼子の中に放出したのだった。その瞬間、涼子も体をビクビクと震わせて絶頂を迎える。
「ああぁん!イクッ!」
ビクンッと身体を跳ねさせ絶頂を迎えた妻に覆いかぶさるように夫の体が崩れると涼子は優しく抱き留めるのであった。
「ありがとう……最高だったよ」
「私も、すっごく良かった……」
そんな会話の後、涼子と秀雄はキスを交わす。そしてお互いに微笑み合うのだった。
***
数日後、涼子はある人物に会うため、喫茶店を訪れていた。
窓際の席で待ち合わせ相手を待ちながら、ストローでアイスコーヒーを一口飲む。窓の外からは子供の元気な声が聞こえてきたり、商店街を行き交う人々の賑わいが聞こえてきたりする。
そんな日常の景色を眺めながら涼子は微笑みを見せていたところ、入り口のドアが開く音がしたので視線を向けた。
「あ!涼子!」
そこには一人の女性が微笑みながら立っていた。セミロングの栗色の髪の毛に優しそうな目元をした彼女は可愛らしい印象を与える顔立ちをしている。その仕草からも明るく快活なイメージがある女性だった。
「久しぶりね、栞」
彼女に向かって親しげに呼びかける涼子。この栞と呼ばれた彼女もまた、巨大化系魔法少女だった過去を持ち、現役の頃は涼子と同じく巨大魔法少女になっては、怪獣と戦うだけでなく、その巨体を余すことなく暴れまわるなど、傍若無人ぶりは涼子にも負けず劣らずといったところだ。
そんな彼女とは昔から息が合うので、お互い引退した後もこうして顔を合わせては世間話に花を咲かせていたりするだけでなく、相談相手にもなってくれたりもした。
実際、この間の奏と引き合わせた巨大少女の日向も、栞の紹介からであった。
「うん!元気にしてた?」
笑顔で近づいてくると彼女の明るい笑顔が涼子をホッとさせる。
そして彼女はメニューを手に取ると店員を呼び止め注文する。ドリンクが届くまでの間、昔の話や最近の状況などをお互いに語り合う二人。
テーブルに注文したカフェモカがくると、栞は姿勢を正して口を開いた。
「それで……今日はどうしたの?突然会いたいだなんて……」
少し心配そうな様子の彼女に涼子は少しイタズラっぽい表情を見せた後に、恥ずかしそうに口を開いた。
「あのね、実は———」
そして涼子は回りに聞こえないよう小さな声で、栞に自身の巨大化してまた暴れたいという願望を伝えると、彼女は驚いた表情を浮かべた。
「別におっきくなって暴れたいなら、いつでもすればいいじゃない?」
キョトンとした顔で聞いてくる栞に、涼子は少しモジモジしながら答える。
「えっと……ほら、今の生活も悪くないし、今は、怪獣がでたとしても私がわざわざ巨大化する必要がないし……それに、旦那はこの世界では静かにしてほしいって言われてたり……」
しどろもどろな涼子の言葉に何かをピンときた様子の彼女は大きく頷いた後、満面の笑みを見せた。
「ふーん♪そういうことか♪」
ニヤニヤと笑う栞をみながら涼子はさらに顔を赤くしてしまった。
そんな涼子の反応を見た栞は嬉しそうに口を開く。
「おっきくなって暴れたいけど、ここではおしとやかな妻として生活してるから、できないんでしょ?」
「う……うん……そうなの……」
図星を突かれた涼子は顔を真っ赤にしながら俯く。そんな彼女を見て栞はさらに楽しげに笑った。
「わかった!つまり、好きなだけ街を破壊したいから、都合のいい世界を見つけてこい。そう言うことね!」
「ちょっと栞、声が大きいわよ!」
大きな声で言う彼女に涼子は慌てて止める。幸い周りには気づかれずに済んだようで、ホッとする涼子を見て栞も口を押さえる仕草をする。
「あはは……ごめんごめん、でもそれだけじゃないんでしょ?他には何かあるんでしょう?」
謝りながらも追求してくる栞に涼子はますます顔を赤らめてしまう。
そんな彼女の反応を楽しむように笑みを浮かべたまま栞はさらに追及を続けた。
「暴れてスッキリした後で旦那さんとイチャイチャしたいとか?」
図星だった。巨大化して街を破壊した後、夫とエッチをするのが涼子にとって一番の楽しみだったのだ。
「もう……栞ったら!」
そんな羞恥心を隠すかのように、むくれる素振りをみせる涼子の姿に笑い声を上げると彼女は口を開いた。
「まあいいわ、私がいい場所を探しておいてあげるから、涼子はそこで思う存分暴れればいいわよ」
その言葉に涼子の目が輝いた。これでやっと欲求不満を解消する事ができると思うとテンションも上がってくるというものだ。
「ありがとう!恩にきるわ!!」
嬉しそうな涼子に対して、笑顔で頷き返すと彼女もまた楽しそうに口を開く。
「その件は、任せておいて。でも、娘の件を片付けたと思ったら、今度は母親なのね。まったく大変ね」
栞はあきれた顔で肩をすくめるが、その顔は嬉しそうでもあった。
そんな彼女の姿を見て涼子もクスリと笑いながら口を開いた。
「あら?栞だってやることは、やってる癖に」
そう言った後、二人は顔を見合わせるとお互いに笑い出すのであった。
***
数日後の夜、ついに涼子の願いが叶う時が来た。
家の自室で姿見鏡の前に立つ涼子と、一緒にいるのは栞。
今の涼子の格好は普段の私服みたいに、ゆったりと動きやすいようカーキ色のベルトつきの白いシャツワンピに黒のロングブーツ姿だ。
大きく盛り上がった胸のふくらみと腰の括れも強調されているその姿は実にセクシーさを醸し出している。
今からこの格好で彼女は知らない街で、身長約300mの大きさに巨大化するつもりだ。
「どう?何か問題ある?」
長い黒髪を揺らしながら、少し恥ずかしそうに聞いてくる涼子に栞はにっこり笑いながら答える。
「問題ないわ」
短く答えた彼女は涼子の様子をニヤニヤしながら見ており、その笑みに涼子は顔を赤くした。
「本当?下から見られて変だったりしないかしら……?」
そんな言葉を返しながらも照れたように髪をいじりながら上目遣いをする彼女を見ながら栞はますます口元を歪めてしまう。
「なんなら、現役の頃の服でも良かったんじゃない?」
「なに言ってるのよ!引退して何年経ってると思ってるのよ。そんな恥ずかしい服着れるわけないじゃない」
とんでもないという顔をする涼子に栞はさらに追い打ちをかける。
「あら?引退してても、体型は変わってないから大丈夫でしょ?」
「栞!!」
涼子が叫ぶと彼女はさらに笑い始めた。
そんなやり取りをしている間も時間だけが過ぎていき、そろそろ時間だ。
「もう……さっさと行くわよ」
少し拗ねた様子で言うと、栞が大きく頷き次元転移装置を起動させた。
「さあ、楽しい時間の始まりよ……」
妖艶な笑みを浮かべながら呟くと栞は大きく手を広げた。その瞬間、涼子の身体がまばゆい光に包まれる。その光がどんどん強くなるにつれて彼女の姿も見えなくなり……そして辺り一面が光に包まれたと思った次の瞬間には、その姿は消えていた。
「いってらっしゃい涼子、久しぶりの巨大化楽しんでね」
栞は光が消えた空間を見つめながらポツリと呟くのだった。
2.久しぶりの巨大化蹂躙
(もう、着いたのかしら……?)
ふと目をあけると、そこは清々しい青空のもと、目の前にはいくつもの高層ビルが聳え、人間と車の往来が途切れることのない大通りが眼の前に広がっていた。
(ホントに来ちゃったのね……)
まだ、一般人と同等の大きさのままで近くの通りを歩き回り、涼子は感慨深い気持ちでビルを見上げていた。空を四角く切り抜くような建物の大きさは、それがどれだけ巨大であるかを実感させてくれる。
(ざっと100mくらいかしら?これからあのビルよりもずっと大きくなるのよね……)
涼子は自分が巨大化した時の様子を想像してみる。
あのビルよりも巨大な自分を見たこの世界の住人はどんな反応を見せてくれるだろうか?驚くだろうか?恐れるだろうか?それとも……。
(まぁいいわ……とにかく今は思いっきり暴れたい!)
心の中でそう思うと涼子は両手を大きく広げて意識を集中させた。
(さぁ、始めましょう……)
その瞬間、彼女の身体は光に包まれ始め、一気に巨大化し始める。まずは雑居ビルを次々と追い抜いていき、街を見下ろしながらさらに巨大化する自分の身体を誇示するかのように 堂々と立つ。その度に足元では逃げ惑う人間たちの姿があり、恐怖で悲鳴が上がっていた。
しかし、そんな声も今の涼子にとっては心地よい音楽にしか聞こえない。
(あぁ……この感覚……久しぶりで気持ちいいわぁ)
思わずニヤけてしまう彼女だったが、人々の悲鳴と叫び声が一段と大きくなるのを聞きながら更に巨大化を進め、ついに身長が高層ビルよりも高い300mを越えたあたりで巨大化を止めた。
(ふふ、街が玩具みたい)
自分の足元に広がる街並みを見てみるが、全てがミニチュアサイズだ。ビルも道路も車も何もかもが小さく見える。
涼子の黒いブーツの回りでは、巨大化に巻き込まれた建物や車などから出た煙があちこちから上がり、大勢の人々の悲鳴が聞こえてくる。
その光景を見ると背筋がゾクゾクしてくるのを感じると共に股間が疼いてくるのを感じた彼女は、思わず舌なめずりをする。
「うふふっ……いいわ、逃げ惑いなさい♪」
笑いながらゆっくりと足を上げて、巨大なブーツで足元の街を踏み潰し始める。
ズゥウウンンン!!
足を下ろしたとたん、建物はウェハースのように軽い感触で粉砕され、車は乾燥した落ち葉のようにザクザクと心地よい振動を足裏に感じさせながら潰れて、地上にいる人間達など踏んだ感触さえないままに、巨大なブーツ裏の赤いシミにしてしまう。
そんな人間たちを虫ケラのように次々と踏み潰していくと、彼女の興奮はますます高まっていく。
地面を揺らす振動から住民は恐怖の悲鳴をあげていたが、それでも彼女は構うことなく、彼らの生活の場を容赦なく破壊してゆく。
「あははははっ!!あー気持ちいい!!」
楽しそうに笑いながら次の一歩を踏み出すと更なる悲鳴が聞こえてきた。
ただ歩くだけで地面がグラグラと揺れ、逃げる人々の大半が足を取られその場に転んでしまう。足首ほどの高さしかない10階ビル程度などは、ブーツの先端が触れただけで、中にいた人間やビルの周囲を巻き込みながら瓦礫になってゆく。そんな脆すぎる建造物と、人間たちの必死な様子がさらに涼子を昂ぶらせ、彼女は足に力を込めると勢いよく振り上げた。
激しい地響きと共に数棟の建物が吹き飛ばされ、瓦礫と土煙を空高く巻き上げながら巨大なブーツが空を覆ったかと思えば、すぐに地上へと落ちていく。
ズゥウウンンン!!!
黒く輝くブーツが着地すると同時に、アスファルトが大きく陥没し周囲の建物や車を巻き込みながら衝撃波が放射状に広がる。
大量の粉塵が巻き上がり辺りを覆い尽くす中、逃げ遅れた人々を押し潰しながら、そこに存在していたビルは消えてなくなり、代わりに地上を見下ろす巨大なブーツの塔が、威容を放って逃げ惑う人間たちの目に焼き付けた。
「あははっ!!」
興奮した様子の涼子はそこからさらに激しい動きを見せると、再び大通りを蹂躙しはじめる。
彼女の足が揺れる度に街は破壊されていき、悲鳴と共に大勢の人間が巻き込まれて死んでいく。そんな光景を見て涼子は弑虐心が刺激され、ますます昂ぶっていくのだった。
(あはっ♪気持ちいいわ……もっと暴れたい)
もう限界などとうに超えていた。巨大化するだけでも異常なのに、さらに巨躯を使って自分の思い通りに街を壊滅させ、なす術もなく巻き込まれる人間たちを見下ろす優越感が彼女の興奮を高めていく。
「もっと楽しませて!」
興奮した彼女は突然、近くにあった雑居ビルを指先で掴むと無造作に地上から引っこ抜いてしまった。地上300m以上の高さまで持ち上げられたビルは、涼子に比べてなんと矮小な存在だろう。
「かわいい……あなたたちはどんな声で鳴いてくれるのかしら?」
巨大な涼子にとって指先のビルはただの土塊同然であり、軽く力を入れただけで粉砕出来てしまうだろう。
そんなことを考えていると、左手で掴んでいた雑居ビルの中から悲鳴が聞こえてきた。どうやらまだ生きている人間たちがいるらしい。
「うふふ……まだそんなところにいたの?のろまな小人ね」
そう言いながら涼子は口角を上げると手に力を込める。するとベキバキとコンクリートがひび割れ、涼子の指がビルにめり込んで行く。それに合わせて、中の悲鳴がより大きくなり、彼女にさらなる興奮を与えていく。
「あらあら……まだ死にたくないの?ならそうね、私を楽しませてくれたら、殺さないでおいてあげる」
彼女はビルにそう囁くと、ビルの外壁を剥がす勢いで強く握りしめ軽く降って中の人間たちを揺さぶって遊んでみる。
「ほら、私を愉しませて♪」
恐怖で声も出ないビル内の人々に対して、冷酷な笑みを浮かべて手に力を込める涼子。
すると、次の瞬間、ビルを包んでいた構造材が悲鳴を上げ始め崩壊していった。ビルのあちらこちらから亀裂が広がり、あっという間にボロボロと崩れ始める。その様子を見ながら彼女は指の力を緩めるとそのまま地上へと落下させたのだ。
ドシャアアア!!地響きと共に着地したビルは数秒もしないうちに無残にも崩れ去ってゆき、一瞬のうちに瓦礫の山と化した。
「うふふ……やっぱり脆いわね」
涼子は笑いながらそう呟くと、今度は乗り捨てられた車の列を縫うように逃げ走る人間たちに目を向ける。
片側3車線の道路は彼女に潰されないように必死に逃げる人の群れで大混乱になっており、その中を巨大な涼子が悠々と歩いていく姿は圧巻だ。
彼女が歩く度に車はひしゃげて、粉々になったアスファルトと共に45mは越えていそうな巨大な足跡の窪みの底深くに沈んでゆく。
「ほら、踏み潰されたくなければ、もっと早く逃げなさい!」
そんな悲惨な光景を楽しみながら彼女は一歩ずつ丁寧にゆっくりと踏み潰しながら歩みを進めていく。
(あははっ♪みーんな頑張って逃げてるわね)
彼女は楽しそうに笑いながら逃げる集団を追い立てるように、群衆の最後尾目掛けて足を踏みおろす。
ズシイィィンン……。足を上げれば悲鳴が大きくなり、下ろせば消える。そんな地上からの悲鳴や雑音もあるが、巨大化した涼子の足を動かした時の音量の方が圧倒的に大きい。
彼女からしてみれば平均台ほどの幅の道路を必死の形相で走る人の群れに、一歩一歩踏み下ろすように足を踏み降ろせば、たちまちけたたましい悲鳴と共に大小様々な車両がその巨大な足の下で踏み潰される。
その度に地響きがおき、道路や歩道に大きな陥没痕を残しながら涼子は胸を張り、悠々と人々に見せつけるように足を踏み降ろす。
彼女が一歩踏み下ろす度に人々の上げる悲鳴が心地良いBGMのように鳴り響き、愉悦に浸る涼子の表情は恍惚に染まりつつあった。
(あぁ……なんて気持ちいいのかしら♡)
そんなことを考えていると、いつの間にか街の中心地にたどり着いたようで、道路沿いのビル建物が高層化していることに気が付いた。
(ここにはそれなりの高さのビルが並んでるのね……)
オフィス街と思われる街並み。どのビルも地上30階近くはありそうな高層建築物が数え切れないほど並んでいる。
しかし、そんな高層ビルも今の涼子の股下に届く高さのものはそれほど多くはない。
彼女からすれば、この街の高層ビルなど太股にすら及ばないのだ。
「こんなに背の低いビルしかないんじゃ、私が歩きにくいわね」
そんな文句のようなことを呟きながら彼女はモデル歩きしているかのような足取りで道路に沿ってゆっくりと歩いて行く。
一歩踏みしめる度に太ももやお尻が道沿いのビルに接触してしまい、彼女の丸みを帯びた巨大なお尻で窮屈そうに高層ビルを押し退けては倒壊させてゆく。
「でも、私も悪いわよね」
周囲のビルをお尻や太ももで倒しながら、彼女は少し申し訳なさそうに呟いた。
「だって、こんなに大きなおばさんのお尻が通るなんて、思っても見なかったでしょう♪」
そう言いながら、意地悪そうな笑みを浮かべて彼女はお尻をきゅっと付き出して、後ろにあったビルを押し倒した。
ずんっ!
巨大なお尻が容赦なくビルを押し潰してゆき、甲高い音を立てて屋根やガラスが次々と割れて瓦礫と化してゆく。
そんな様子を楽しみながらゆっくり見下ろす涼子。
その視線は次の獲物を探しているようだ。
「あっ、あそこのビルなら座れそうかも♪」
そんな嬉しそうな声と共に彼女は道路沿いの少し先に建っているひときわ高い超高層ビルに目をつけたようで、そこを目指して再び歩き始める。
道路には逃げる人々が犇めき合っている。彼らがふと視線を上に向ければ彼女の大きな太ももが交互に動き出して、彼女の脚の下敷きになるまいと必死になって逃げ惑っている。
だがしかし、そんな小さな人間たちなど目にも止めずに、巨大な彼女はビル目掛けて歩んで行く。
「うふふ…まるでイスみたいね」
涼子は楽しそうに言いながら高層ビルのすぐ目の前までやって来ると、おもむろにお尻に手を当て、ビルの屋上面積に自分のお尻が収まるか想像してみる。
(私がビルをお尻で押し潰してあげたらどんな反応するのかしら?)
巨大な彼女がビルの屋上に腰を下ろしたら、この超高層ビルは耐えてくれるだろうか。それとも呆気なく押し潰されてしまうだろうか。そんな様子を想像すると自然と笑みが溢れてくる。
(それじゃ……思いっきりやってみようかしら♪)
期待に満ちた表情を浮かべながら彼女は高層ビルまで来るとゆっくりとしゃがみ込んだ。そして、ふっくらと盛り上がったスカートに包まれた肉厚な巨尻が屋上の機械室や室外機を潰しながら体重をかけると、地震のような振動と共にビル全体が軋み始めた。
ズズンッ!!
(うふふっ……♪)
高層ビルの上層部には巨大な亀裂が入り、ゆっくりと涼子の臀部が横に広がりながら屋上に覆いかぶさっていく。そして、屋上からはみ出した彼女の巨尻によって、フロア全体が圧縮されて歪んでいるのが遠目からでもわかる。
「うふふ……いい子ね♪もっと体重をかけても平気かしら?」
お尻の下で悲鳴をあげながら歪んで圧縮される高層ビルを見下ろしながら涼子は感嘆の声をあげる。そして更にビルに深く座るため、ゆっくりと体重をかける。
ベキベキ……。
ゆっくりと体重をかけると、高層ビルの軋みがさらに大きくなり、大きな尻の下から同時に悲鳴を上げる人々。
彼女のお尻に押された部分からは壁面が大きく歪み、亀裂も徐々に広がっていった。そしてついに耐えきれなくなった高層ビルはミシミシと音を立てながら屋上が落ち抜けて、涼子の股間がビル内部のフロアにめり込んでしまう。
「ほら、頑張って♪まだ全然体重をかけてないんだから♪」
笑いながら彼女は、ゆっくりお尻を持ち上げビルが潰されない程度に位置するとそのままゆさゆさと腰を揺すりながら楽しみ始める。
(うふふっ……♪すごい気持ちいいわ!)
瓦礫と粉塵を巻き上げながらビルの最上階を破壊して彼女の巨尻が叩きつけられる度に建物全体がひしゃげていく。その快感で涼子は艶っぽい声を上げてしまっていた。
(あんっ♡いいわ、これっ!)
興奮が高まりつつある時、そんな彼女の腰の打ち付けに答えるかのようにビルの内部では人々の悲鳴が木霊していた。
だがそんなことは気にせず涼子は満足するまで腰を振って楽しんでいた。
(ほらほら、どうしたの?たかが女性の私に腰を振られただけでそんなに慌てて情けないと思わないのかしら?)
巨尻で引き伸ばされたショーツが、フロア内の壁を凹ませ、はぎ取り、崩してゆく。その度に中にいる人々は、振動で床に倒れこみ、迫り来る巨大なショーツの壁によってなす術もなく瓦礫の波に飲み込まれ、擦り潰してしまう。
彼女の腰が動く度に建物は軋むような悲鳴を上げて揺れ動き、地震のような振動が地上にいる人間にまで伝わってくるほどだ。
そんなビルの中に取り残された人々は混乱の極致だった。
突如現れた巨大な女性に一瞬で超高層ビルは倒壊させられ、逃げる間もなく次々に上の階層から彼女に破壊されていく。
(あっはははっ♪すごく楽しい!これよ!これがいいのよ!)
自分の巨尻の下で逃げ惑う人々を感じながら、涼子の興奮は最高潮を迎えようとしていた。
(あははっ……すごい!)
彼女の中で何かが弾け飛びそうになったその時だった。突然ビルの中層部分が崩壊し、ビルの上階がダルマ落としのように落ちてしまったのだ。そのせいでバランスを崩した涼子はそのまま尻を勢いよく、残ったビルに叩きつけてしまう。
ずどおおおおんんん!!!
「きゃっ!」突然のことで思わず小さな悲鳴をあげてしまう涼子だが、彼女のお尻の下はそんなものより凄惨な状況だった。
彼女が尻もちを着いた場所には、数棟の中層ビルと道路に溢れん張りの避難している人間達がいた。
道にいた人々は、巨尻の質量の直撃を受け、皮膚を裂き筋肉を押しつぶし極限まで圧迫され、クレーターに残された衣類だけが、そこに存在していた事を辛うじて伝えてくる。
ビルの中にいた者は恐らくその何倍もの人が犠牲になったであろう。
空から落ちてきた大観覧車よりもずっと大きな涼子の巨尻をただのビルが支えられるはずもなく、まるで牛乳パックにのし掛かったように、一瞬にしてビルは爆散し崩れさり、コンクリート片ですら、もとの砂利と石灰粉までに擦り潰されてしまったのだから、中にいた人たちはどうなったか言うまでもない。
涼子が座っていた高層ビルは、涼子の巨体に打ち付けられた為、その痕跡はどこにも見当たらず、跡地には巨大な経産婦のお尻だけが居座っていた。
「もう!脆いんだから!」
理不尽な事を言いながら彼女は座ったまま右足を付きだし、斜めになっているビルに蹴りを入れた。
巨大なブーツがビルの壁をぶち抜き、一瞬にして内部構造を粉砕した。
ガラガラと音を立て崩れ去るビル。崩れ去ったビルが、あった場所には、瓦礫の山が積み重なり、その一部からは未だに煙が立ち上っている場所がある。
山積みになった瓦礫に埋もれたブーツを引き抜いた。
「さてと、次は何で遊ぼうかしら?」
そう言いながら立ち上がり、お尻に着いた泥や土をパンパンと払い落とす。
その時、尻もちを着いた場所から少しは離れたビル街に向かってゆっくりと歩き出した。足元で人々が悲鳴を上げながら逃げ回っているが、そんな光景すら気にもせず歩き続ける。
涼子が少し歩くと駅を見つけた。彼女は到着するやいなや、ホームをおおう天蓋を引き剥がして、中を確認してみる。
(やった!電車がたくさんあるじゃない♪)
駅のホームには電車がたくさん停車していた。どれも涼子の蹂躙から逃れるために、超満員で発車の時を待っていた車両ばかりであった。
(なんだか、ビュッフェみたい♪)
電車の中は逃げ出す人でいっぱいになっている。ぎゅうぎゅう詰めで、どれを使っても十分楽しめそうだ。
(いいわね、食べ放題じゃない♪)
思わずそんなことを考えてしまう涼子。彼女の目には、悲痛な叫びを上げる乗客と、動くことの無い列車は「食べ物」にしか見えなかった。
(それじゃ、どれにしようか?)
ホームを見て回ると一番端の車両が一番長そうだったので、それに決めることにした。早速線路を塞ぐように腰を下ろして座り込むと、足元にある電車を鷲掴みにして引きずり出してしまう。
いきなりの出来事に、車内は大パニックだ。すし詰め状態の人々が一斉に逃げ出そうとするが間に合わない。
そして涼子はそんな獲物たちを見下ろしながら、鷲掴みにした電車を、自分の顔の前に持って行く。
「やだっ!そんなの無理!」
一人の女性が叫ぶと他の乗客も次々に泣き叫びながら叫び声を上げる。
それはそうだろう、300メートル以上の大きさの怪物が電車ごと自分たちを持ち上げ、車内の様子を覗き込んでいるのだから。
(あらあら、そんなに騒いじゃって♪)
そんな光景を見ながら涼子は言いようのない陶酔感に浸っていた。誰もが自分の存在に怯えているのを見ると気持ちまで大きくなってくるものだ。
(さて、どうやって遊ぼうかしら?)
手にした電車と中の乗客を品定めしていると無意識に舌なめずりをしてしまう。それを目の当たりにしたのか、電車から悲鳴が一段と強く鳴り響いた。
「ふふ……わかったわ。まずは食べさせて貰うわね?」
涼子は舌なめずりをしながら、電車の窓や車体に舌を這わせると、スティックキャンディーを味わうかのように執拗に舌を這わしてみる。
……んちゅ♡はむぅ……あむっ……はぁ……♡ 舌が這わされた場所には唾液がべっとりと付着し、その熱気でガラスも曇り出す。電車の中も急激に湿度が上がり、巨人の体温を直に浴びた乗客たちは恐怖のあまり泣き叫ぶ声や悲鳴が車中に響き渡っていた。
(いいわよ、もっと叫んでみせて♪)
彼女の舌は止まらない。ゆっくりとした動きで味わうように、窓や車体を舐めまわしながら、電車のドアを突き破って中に滑り込み車両の中へと侵入してゆく。
(それじゃ、頂いちゃおうかしら?)
車内に侵入してきた巨大な舌は、まるで蛇が獲物を捕らえるように中の小人を見つけては、そのピンク色の巨体にまとわりつく粘液で捉えて離さない。
(んふっ♡捕まえた♪)
巨大な舌に捕らえられた小人達は、恐怖のあまりに泣き叫んでいる。しかし、彼女の唾液は、彼らがどんなに暴れても逃してはくれない。
そんなことを気にすることもなく、涼子は捕まえた小人たちを口の中に入れると、舌の上で転がし、口の中で暴れる感触を楽しんでいる。
「んっ、はぁ……美味しい♪」
ポツリと呟いた言葉と共に涼子は唾液で濡れた口元を拭う。今や電車の中の小人達の運命は、彼女の小さな仕草一つで決まるのだ。
そして、こくん、と喉を鳴らせば、小人の悲鳴で騒がしかった口の中は静かになってしまう。
(これがたまらないのよね……)
手に握っている電車の中はもう空っぽだった。涼子は用済みになった電車を放り捨てると、駅のホームに残った電車を見下ろす。
まだたくさんの乗客たちが、不安そうにこちらを見上げている。
「そろそろ本番にしようかしら♪」
そう言うと彼女は、新しい電車を掴むとその場に大きなお尻をおろしてリラックスした体勢を取る。
そして、手にした電車を軽く舐めはじめ、十分に濡れたことを確認すると、ワンピースのスカートをたくしあげ、中のショーツをずらし彼女の大事な部分を露出させた。
そのまま、彼女はゆっくりと電車を股間に運び、ショーツをずらしたままで股間を押し付けてゆく。
(みんな……しっかり受け止めてね♪)
快感に浸っている彼女の秘裂の中には、既に多くの体液を含んでいる。そんな中へ容赦なく電車が突き入れられ、金属製の車体を本物の男性器を挿入したときのように受け入れてゆく。
(ああ……いい、中に入ってく……)
グチャッ!グリッ……メリメリィ……
金属が歪む音を立てながら彼女は電車をゆっくりと挿入してゆく。
「はぁあ……ああぁあん」
快感に酔いしれる彼女は、思わず腰を揺らしながら電車を奥へ奥へと押し込んでゆく。
「んんっ……まだ入りそう……」
捕まえた車両をあっさりと飲み込んだにもかかわらず、物足りない涼子は更にもう1両車輌を拾うと秘部を押し広げながら、もう1両も自分の中に収めてしまった。
(私のおま〇こでみんな潰れちゃう♡)
スカートをたくし上げ股間を確かめると、彼女の体液に濡れた電車が大事な部分の中に挟まっているのが見える。
「動かしちゃうね……」
涼子は挿入された電車を掴むと、ディルドを使う様に電車を前後に動かし始めた。
「んっ!はぁ……んっ!!」
股間に挟み込んだ電車は彼女の強大な膣圧でギシギシと軋みを上げながら
車体は歪み、窓ガラスにピッチリと張り付いたピンク色のヒダがまるで生き物のように動いている。
「あんっ、気持ちいいぃぃぃ♡」
猛烈なピストン運動に加え、膣圧に耐えきれなくなった窓ガラスがはぜ飛ぶと、一斉に膨大な量の愛液が車内に流れ込む。
「くぁっ……はぁあぁあ」
そんな強烈な快感に悶えながら彼女はさらに激しく電車を動かし、欲望の口は電車を容易く飲み込んでゆく。
「あははっ、すごい!すごすぎる!」
膣圧に揉まれ変形する車両の中からは阿鼻叫喚が聞こえてきたり、車体の外に投げ出された小人達が膣壁と列車の間ですりつぶされる感触により涼子はさらに興奮してしまうのだった。
(んっ♡こんな街のど真ん中なのにぃ、やめられない!!)
グチャ……ギシ……ミチィッ……ベキッ! 車両のきしむ音や股間からは愛液が吹き出す音が混ざり合い卑猥なハーモニーを奏でていた。
「はぁ♡あんっ」
彼女の巨大なクリトリスは快感のせいでどんどんと勃起しており、気付けば地上の人間よりもはるかに大きくなっていた。
それを愛おしそうに、もう片方の手の指で擦ってみれば、彼女は大きな喘ぎ声を上げながら全身の筋肉を痙攣させるように震えだし、それと同時に股間から勢いよく潮を吹きだす。
「ああぁん♡イイッ!」
グチュッ……クチャクチャ……メリメリィッ!!
巨人の膣圧はすさまじかった。一瞬で電車がひしゃげ、粉々になってしまう。そして股間から一気に電車の残骸を引き抜いてしまうと、溜まっていた緊張感を絞り上げる様にして、熱い液体を盛大に吹き上げた。
「あぁ♡いっぱい出ちゃうぅ♡」
その勢いは、自動車くらいなら簡単に吹き飛ばしてしまうには十分すぎるほどの威力で、大きく弧を描きながら大量の放水を開始するのだった。
(あはっ♪たまらないわこの快感!!)
空高く放水された水流は建物や街路樹に降り注ぎ、頭から潮をかぶってしまった人間は放水車で押し飛ばされたみたいに濡れた地面を転がって飛ばされる。
そんな光景を見ながら彼女は満足そうな笑みを浮かべて、使用してぐしゃぐしゃに変形した車両を放り投げてしまう。
それからしばらくしてようやく放水の勢いも弱まり始めた頃、涼子は満身創痍になりながらもぐったりとした様子で街の中心に座り込んだ。
「はぁ……はぁ……」
(あぁ、気持ち良かった……)
先程までの激しい快感から解放されて放心状態の彼女だったが、ホームを見下ろせば巨大な水溜まりができて、彼女を中心に半径50メートルほどの範囲がドロドロになってしまっている。その中には奇跡的に生き残った人間もいるようだが、彼らはずぶ濡れになりながら水たまりから這い出している。
(やだ///そんなに出しちゃったの?)
その惨状を見て涼子はふと我に返ると、恥ずかしさのあまり顔を真っ赤にしてしまった。
だが同時に、自分の巨大な身体でここまで破壊したという事実に優越感と興奮を感じ、股間から愛液が一滴垂れてきた。
「ふぅ……さて……」
(そろそろ帰ろうかしら……)
そう思いながら立ち上がると、目の前の巨人が突然立ち上がったことで恐怖を感じた足元の生き残った人間たちの声が鳴り響いている。
(ふふっ♪みんな怯えてるわね♪可愛い♡)
そんな彼らを見下ろしながら、スカートを直して少し体制を整えると、目を閉じ元の世界に戻るよう意識を集中させた。
その瞬間、彼女の身体がまばゆい光に包まれる。
そして来た時同様、元居た世界へと転移して消えていったのだった。
***
(んっ……あれ?)
涼子が目を開けた時、そこは見慣れた我が家のリビングの天井だった。
「戻ってこれたようね」
声がする方を見ると、栞がソファーで雑誌を広げながらくつろいでいた。
「どうだった?久しぶりの巨大化は?」
「すごかったわ、私ってこんなに性欲がたまってたんだなぁって実感したわ」
「ふふっ、それはよかった」
涼子は、そう栞に言いながらもまだ余韻が残っているようで股間がヒクついているのがわかる。彼女の様子から、それに気づいた栞は笑いながら言う。
「でも、まだ満足していないようね?」
そんな親友の言葉に涼子は自分の心が見透かされているような気がして恥ずかしくなってしまう。
「ふふっ、涼子の趣味なんてとっくに知ってるわよ♪」
そんな彼女の行動を笑いながら栞は続けた。
「どうする?これ持っておく?」
栞が取り出したのはペンダント型の次元転移装置。
「うん、お願い」
涼子は即答すると装置を受け取り首にかけた。これでまたすぐに異世界へ行くことができるのだ。
「あはっ、それをどうするかはお任せするわ。それじゃ、楽しんで使って頂戴♪」
「うん、ありがとう」
お礼を言うと涼子は帰る栞を玄関まで見送った。
その際も、貰ったペンダントはひと時も離さずに握りしめていた。
もうすでに、これを使って何をするかは心の中で決めていたのだった……。
3.夜の街で巨大化した妻を見上げて……
夜、夕食を終えた涼子の夫である英雄は風呂上がりで下着姿のまま、ベットに横たわりスマホをいじりながらくつろいでいた。
「ふぅ……疲れたなぁ」
彼がそう呟いたその時、部屋のドアがゆっくりと開く音が聞こえる。
「……ん?」
彼は気になってドアの方を見てみると、そこにはネグリジェ姿の涼子が立っていた。
「涼子、その恰好……?」
英雄がそう聞くと彼女は笑顔で答えた。
「隣いいかしら……」
そう言うと彼女は隣に腰掛ける。
(今日は随分と派手だな……)
そんな事を考えつつも、平静を保ちながら身を寄せてきた妻に声をかける。
「ど、どうしたんだ急に?」
英雄は緊張しながら尋ねる。すると涼子は身体を寄せて耳元まで顔を近づけるとそっと囁いた。
「前に行った、私のお願い聞いてくれる……?」
この間ベッドで話した涼子の巨大化願望のことだろうか。確かに英雄は協力するとは言ったが、どうやって怪獣みたいな妻の欲望を発散することができるのだろうか。
地球では暴れてほしくないとお願いしたが、もしここで巨大化したりしたら、自分に止められるだろうか。
涼子は一度火が付いてしまうと、街の1つや2つが直ぐに廃墟になってしまう……。
そんなことを考えていると、彼女はそのまま顔を近づけくると優しくキスをした。唇同士が触れ合った瞬間、涼子は夫を抱きしめると同時に、舌を差し込んで絡ませて、お互いに唾液を交換しながら何度も口づけを繰り返すうちに体の芯から、熱いものがこみあげてくる。
「涼子……」
「ふふっ、友達にいいもの貰ったの。今日はこれを使って気持ちよくなりましょう」
そう言うと涼子は夫の目の前でペンダントを取り出した。まだ何を言っているのか理解できていない英雄をよそに、涼子はペンダントに口づけをすると、突如二人の姿が光に包まれ消えていった。
***
(ここは……?)
涼子によって光に包まれて、気がつくと英雄は見慣れない建物の中にいた。目の前には大きなガラス窓があり、そこからは夜の街を見下ろすことが出来た。
突然の事に、彼はベッドの上に唖然としながら座るばかりであった。
(まったく……涼子の力にはいつも驚かされるな……)
そう心の中で呟きながら周囲を見渡すと、そこがホテルの一室であることに気付く。
つくづく涼子は得体の知れない力を持っているんだと感心しながら、彼は転送されたホテルの部屋の中を歩き回ってみた。
必要最低限に存在する家具やシンプルなソファ、そして冷蔵庫とテレビ等一通りのものが揃っていて、ベッドもキングサイズまで行かなくとも、かなり大きいサイズのダブルベッドで照明も暖色系の間接照明だった。
「なんだかムードがあるなぁ」
そんな独り言を呟きながら部屋を見回り、窓の側までやってきた時、彼は窓の外の存在に気付く。
「あ!」
色とりどりに輝く夜景の中に一際目立つ存在が聳え立っている。
最初は街のシンボル的なタワーかと思っていたが、直ぐにそれは巨大化した涼子なのだと理解した。
「あれが……涼子?」
彼がそう呟いた時、頭の中で声が聞こえた。
『気が付いたみたいね♪』
(うわっ!?)
突然の声に驚いた彼が視線を上げると、上空で巨大な美女が笑顔で見下ろしている。
移転する前のネグリジェ姿で、夜景のライトアップで光沢を美しく纏った涼子は、夫の驚いた様子に微笑んでいるようだ。
「びっくりした……」
『どう?久しぶりにおっきくなった私……』
英雄は窓に張り付くようにして見上げたが、巨大な美しい妻の胸に遮られてその評定を伺うことは出来ない。
視界に映るどの高層ビルよりも遥かに高い位置にある大きな胸がゆっくりと揺れ動き、たゆんたゆんと揺れているのがわかる。彼は無意識のうちにそんな光景をじっと見てしまっていた。
そんな中、再び頭の中で彼女の声が聞こえた。
『ふふっ♪エッチな顔してるわね……私の姿に見とれちゃったのかしら?』
まるでこちらを見透かしたような発言に彼は少し恥ずかしくなってしまう。
「うん……すごい綺麗だよ……今どのくらいの大きさなのかな?」
『そうね、300倍に巨大化したから450m以上はあるかしら?』
「そ、そんなに……」
高層ビルよりも遥かに巨大化した妻を彼は見上げながら驚きを隠せない。
『今そっちにいくから、もっと近くで見たら?』
「えっ?」
なんと彼女は犇めき合うビルの中を躊躇うこと無く歩き始めたのだ。
「ちょっ……ちょっと待って!!」
夫が慌てている間にも、涼子は巨大な胸をブルンブルンと揺らしながらズシン、ズシンと歩き始めてしまった。
彼女の巨大すぎる脚は、鉄筋コンクリートで出来たビルなどものともせず、まるで草原でも歩くかのように悠然とした歩みだ。
『よいしょっと』
ドゴォンッ!! そんな轟音と共に、彼女の足が踏み下ろされたビルは一瞬にして崩壊する。彼女が歩いた場所は、人もクルマもビルですらそこに存在していたことを消し去り完全に更地となってしまった。
涼子が歩く度、街全体が地震のように揺れているのがわかる。歩くだけでこのような光景を引き起こす惨状は、これが夢の中ではないと教えてくれる。
そして、夜景の明かりに照らされる巨大な女性の身体はまるで神話の世界に出てくる女神のようだった。
闇のように暗い空の下、彼女の身体を明るく照らす地上の光とのコントラストが、彼女の漆黒の髪と巨大な真珠のような光沢を放つ胸を強調させ、見る者を魅了する美しさに演出してくれる。
そんな彼女が地響きを轟かせながら今自分の近くに迫ってきて来ると考えるだけでドキドキが止まらない。
ズズウゥゥンン!!
そして、涼子の身体が彼のいるホテルを跨ぐようにすぐ側まで来たときには思わず興奮のあまり、心の声が漏れ出してしまった。
「でっかいなぁ……」
目の前に来た彼女の全体像を見ると本当に大きいと感じることができる。
高層ビルすら見下ろす460mの身長に、150m以上も胸板から張り出したバストを持ち合わせ、地上の人間たちにその美貌をさらけ出す様にして、圧倒的なスケールを感じさせているのだ。
『お待たせ』
涼子はそう言うと、ゆっくりとしゃがみこみ夫に話しかける。
「っ!!」
(うわっ……すごい!!)
夫の目線からは、しゃがみこんだ彼女のガスタンクのような胸がまるで壁のように立ちふさがり視界を塞いでしまっている。
涼子は彼がいるフロアに話しかけてくる。
『ね?すごいでしょ?』
妖艶な笑みを浮かべながら話す彼女の言葉に興奮を隠しきれなくなる彼。
「あぁ……すごいよ……」
そんな彼の様子を見て、彼女は笑みを浮かべたまま問いかける。
『ねぇ、おっぱい好きなんでしょ?これみて感想教えて?』
そう言うと両手で胸を寄せて上げて見せたり揺らしたりしている。その度にガスタンクのような胸は淫らに形を変えていき、その光景に夫は目を離せなくなっていた。
(うぅっ……やばい)
そんな彼を見て涼子はさらに追い打ちをかけるように話す。
『ねぇどうしてほしいの?』
「あっ……えっと……」
『ふふっ、その特等席で私の事、見てて頂戴……』
そう言って彼女は立ち上がり、再びミニチュアにしか見えない夜の街に聳え立つ。
『じゃあ、まずはこの辺からね……』
彼女はゆっくりと身体をかがめると、高層ビルに手を重ねた。
彼女と見比べると50階建てのビルなど、幼い子供くらいの大きさほどしか見えず、その圧倒的な大きさを認識させるには十分すぎるほどだった。
(これは……すごいな)
彼女が指をビルに押し当てるとギシギシと音を立てながら軋んでいくのがわかる。その様子を見ているだけで心臓の鼓動が高まり下半身の一部が熱くなっていくのを感じたのだった。
『ふふっ♪興奮してるみたいね……』
そう言いながら、今度はお尻をビルに向ける姿勢に変えると、突然しゃがみ込んだ。
『これぐらいは平気かしら?』
夫のいるホテルから彼女の履いている薄いレース柄のパンツが見えそうな程に膝を曲げた瞬間だった。
ズッシイィィンン!!その瞬間、街全体が揺れるほどの衝撃が走ったかと思うと、次の瞬間には涼子のお尻によって高層ビルが粉砕されてしまっていた。
そして、巨人によるビルの爆破解体により夜の街は波打つように揺さぶられ、夫のいるホテルも大地震のように揺れ動いた。
「うおっ!?」
彼はその勢いに耐えきれずベッドに倒れてしまった。
『んふっ、ちょっとお尻が当たっただけで倒れるなんて、大げさねぇ』
そう言うと彼女はわざとらしくお尻を揺らして見せる。その様子はまるで子供がイタズラをしているかのようだったが、その破壊力は凄まじくヒップドロップを食らった高層ビルは土台部分を残し、上層部は無残に粉砕されてしまっていた。
(うわっ……すごいな)
そして、涼子が立ち上がり、両足を広げて尊大なポーズで立ち上がる。
『ふふっ、次はどこにいこうかしら?』
そう言って彼女が都市を見下ろす姿は、まるで人類を見下ろし楽しんでいるかのようだった。
涼子はゆっくりと街を蹂躙しながら歩き始める。
「うわ……っ!」
山のように巨大化した涼子は歩きだしただけでも相当な迫力がある。
そんな彼女はまだ逃げ遅れた人や車で一杯の道路の上をなんの躊躇もなく歩く。
涼子が道路に脚を踏み下ろすと彼女の何も履いていない素足の下で一度に数十人の逃げ惑う人々が踏み潰されてしまう。
巨人が脚を踏み下ろす度に クラクションや悲鳴が一斉に上がったが、その声は巨大な素足の着地音にかき消されて涼子の耳に届くことはなかった。
また、足の裏に張り付いた瓦礫も、彼女からすればほんの数センチだが、人やクルマにとっては岩石にも匹敵する大きさになるのだ。それらが足裏から剥がれて地面に降りかかり、必死に逃げる人々に降り注いでいる。
「うぅ……すごいなぁ」
英雄は視界いっぱいに広がる巨大な妻の美脚に見とれていた。
彼女の脚が踏み下ろした先からは凄まじい悲鳴が聞こえてきていたが、きっとあの下では大惨事になっているのだろう。
そう思うと妻の圧倒的な力を見せつけられ興奮してしまっている自分と、巨人のお遊びに巻き込まれる罪もない人々への罪悪感が入り混じる不思議な感覚になってくるのだった。
『ふふっ♪足の踏み場もないくらい沢山人がいるのね……よいっしょっと』
涼子はそう言うと今度は片足をゆっくりと前に出して街へと向けた。
ズシンッ!!巨大な足裏が街の高層ビルやタワーマンションに着弾し、地面に張り巡らされた道路の上を大地震のように揺らす。そして彼女が体重をかけるように足に力を込めるとその建物たちは音を立てて崩壊していくのだった。
「すごいな、まるで怪獣映画を見せられてる気分だよ……」
『もう、誰が怪獣よ?』
彼女はそう言いながらも、足元にある雑居ビル群を踏みつける。ズシンッ!!メキッバキイッ!!と音を響かせて、ビルが足の下に消えて、街の姿がかわっていくのがわかる。そして踏みつけられる度に人々からは悲痛な叫び声が聞こえて、建物の崩落と共に消えてゆくのだ。
(すごいな……こんなの一生見る機会なんて無いだろうな)
そんな夫の思いなど知る由もなく涼子は無慈悲に都市を蹂躙し続けていくのだった。
『ふふっ♪次はここに座っちゃおうかしら?』
涼子が座ろうとしているのは、奇跡的に無傷だった商店街のど真ん中。
『今からここに座るので、潰されたくない人は逃げてください♪』
わざとらしくそう言いながら、彼女は両手を膝に当てながらゆっくりと膝を折り、腰を落としてゆく。
すると、肉厚なお尻で引き伸ばされたパンツがギチギチと音を立て、彼女の巨大なお尻がどんどん下へと降りていく。その勢いは止まることなくついには完全に地に腰を下ろしたのだった。
ズドオオオォォォンン!!地鳴りと共に地面が揺れ動き、轟音が鳴り響き、街全体を揺らしてしまう。
そして不幸にも涼子の座っているアーケードの下をにげていた人たちは、抵抗することも出来ないまま、紙細工のようにグシャグシャに潰されたアーケードの屋根と一緒に押し潰されてしまっただろう。
『ん~、さすがにちょっと座り心地悪いかな?』
涼子はそう言いながらお尻を動かしてみて、感触を確かめている。その揺れ動く巨大なお尻に巻き込まれるようにして跡形もなく消えてしまう街の人たちを見てしまうと夫は興奮と同時に罪悪感にも襲われていた。
(ああっ……涼子のお尻の下敷きになった人が……)
そして、涼子はその場に座ったまま、今度は脚を閉じていく。
グシャッ!!メリメリィッ!!ズシャアッ!! 街の建物や人々が彼女の太股によって簡単に押しつぶされて行き、肌色の壁は人の営みを飲み込み、舗装された道路は肉感的な肌色の柔肌が通りすぎると、赤茶けた地面に置き換わり、それがアスファルトか自動車なのか判別つかないまでに圧縮されてしまう。
さらに、脚の奥の暗い空間では逃げ遅れた人々の悲鳴が響き渡っているが、それは彼女に届くはずもなく無残に消え去ってしまうのだった。
(ああっ……なんてことだ)
その光景を見て夫は興奮していた。なぜならその巨大すぎる太ももはいつもその艶かしい脚を間近で見て、そして太ももの柔らかな感触も知っていたからだ。
その柔らかいはずの太ももが、夫に安らぎを与えてくれるはずの感触が、人の命を踏み潰してしまっている。
そう考えただけで夫の興奮は高まり下半身が疼いてしまいそうになっていた。
(くそっ……)
そんなことを考えているといつの間にか涼子は脚を閉じ終えていたらしく、巨大なお尻で街を圧し潰して座り込んでいる。
『あらあら、結構、潰しちゃったかしら?ごめんなさいね、おばさんのお尻が大きくて♪』
彼女の言葉によって、街の人々は自分が巨大なお尻に潰されたことを改めて認識させられてしまったのだった。
(くそっ……あんなのを見せつけてくるなんて)
英雄は妻の圧倒的な存在感と大きさに圧倒されながらも興奮していた。
自分は妻には絶対に逆らえないということを嫌でもわからさせられてしまう。
いつもこうだ、結婚する前から涼子は巨大化する姿を見せつけては、その強大な身体からくる力強さを彼の記憶の奥深くに刻み込み、巨大な姿を見せつけただけでも興奮してしまうように調教するのが好きだった。
今回もそれに例外ではなく、夫の記憶の奥に巨大すぎる妻の姿を鮮明に焼き付け、彼女が巨大化するだけで興奮させる新たな刷り込みを行っているのだ。
そんな夫を涼子は見透かしていたのか、彼の頭の中に話しかける。
『ふふっ♪そんなに巨大化した私が好き?』
「えっ……いや」
彼は図星を突かれて慌ててしまうが、そんなことは御構い無しに彼女は話を続けた。
『なら、今ここでもっとエッチなところ、見せて上げる……』
「えっ……ま、待って」
彼は慌てて止めるが既に手遅れだった。涼子はそんなことお構いなしに脚をM字に広げて、ネグリジェとショーツに包まれた身体を夫のいるホテルに見せつけた。
彼女の巨体が動いたその瞬間、街全体から悲鳴が上がり始める。
『ふふっ♪怖がっているみたいね』
スタジアムを丸ごと包み込むほどの大きなお尻、それがゆっくりと動き出したら、悲鳴を上げるのも無理はないだろう。英雄もあの巨尻の凄まじさを知っている。
『んっ♡はぁ、あんっ♡』
涼子は艶かしい吐息をこぼしながら、両手で豊満に実った乳房を揉みしだき始めた。その姿はまるで自らの手で快楽を貪っているようだった。
(ああ……すごいな)
その様子を英雄はホテルの中からしっかりと見て感じていた。高層ビルをもしのぐ巨大なものが動くだけでも迫力があるというのにそれが人の街のど真ん中で、あんなに淫靡な声色を上げて快楽を貪っているのだ。
それは彼にとって刺激が強すぎる光景だった。まるで神のように人々を虐げ支配しているようにすら思えてしまう。そしてそんな妻の姿を見て興奮してしまっている自分に嫌悪感を覚えながらも、最愛の人の痴態に心を奪われてしまっていたのだった。
(あぁ……涼子……)
そんな彼の思いなどつゆ知らず彼女は自らの性欲を満たすためだけに淫らな行為を続けていく。
『ふぁっ、あぅん♡』
グニッグニッと乳房を揉みしだくだけでなく、時折自らの胸にしゃぶりつき口の中で舌を動かす。
この夜の街を彩っていたネオンやビル明かり街灯などは、今や巨大な女神の自慰行為を彩るためだけの照明となっていた。
「ああっ……なんて、いやらしんだ……」
そんな光景を見せられては彼も我慢などできるはずもなく自らのモノをズボンから取り出して握りしめてしまう。そして彼女の乳房が柔らかに潰れていく様や快感に浸る彼女の顔を見ながら必死に肉棒をしごき上げていた。
(なんでこんなに興奮しちまうんだ!)
『ああっ♡はぁっ……んんッ♡』
いつの間にか涼子の周りに警察車両が集まり出していた。無数のパトランプが光り、サーチライトが彼女を照らしている。
『んっ♡はぁっ……あっ……んふぅっ……』
そんな彼らのことなど目もくれず彼女は自らの胸への愛撫に夢中になっているようだった。
しかし、巨大な女神に無視されたからと言って、集まった警官たちが何かできるわけではない。
彼らには、こうして目の前の巨人の破壊活動や痴態をただ見守ることしか出来ず、この世界の国家権力も巨人の前では何も出来ない無力感に打ちひしがれるしかないのだ。
『あぁんっ♡き、気持ち、いいっ♡』
(あぁっ……涼子が気持ちよくなってる……)
そんなことを思っていると涼子の指が股間へと伸びるのが見えた。そしてショーツの中へと潜り込ませるとクチュリと淫靡な音を響かせたのだった。
『ぁんッ♡』
彼女の10階建てビルよりも巨大な股間を弄る指が激しく動かされる。グチュッ、ヌチャッと音を立てさせながら腰を跳ねさせ、顔を仰け反らせて悦んでいるようだった。
(あ……涼子があそこを……!)
その姿を見て思わず自らのモノを握る手に力が入ってしまった。そして手の動きを止めることができなくなる。もう興奮を抑えることなどできるはずもなく、巨大な妻の淫らな姿を見ながらただひたすらにしごきあげるだけだ。
(ああっ……気持ちいいっ!)
もう既に限界は近いと悟った夫は妻の名前を叫んだ。
「涼子っ!!」
彼の声が届いたのか、それとも偶然だったのかはわからないが彼女はこちらをチラッと見て笑ったように見えた。
『……あなた、来て……♡』
頭の中に涼子の声が聞こえた瞬間、英雄の身体から光が放出されだし、激しい閃光に目が眩み、意識が遠のいていった……。
4.巨大夫婦は小人の街で……
彼の意識が戻ると、目の前には涼子が座っていた。一瞬だけ涼子が元のサイズに戻ったように見えたが、すぐに自分の回りの世界が小さくなっていることに気付いた。
「こ、これは!?」
「あなたも巨大化させてみたの。どう?私と同じく巨大化した気分は?♡」
涼子は夫を見上げながら、微笑んで言った。
英雄は今、目の前で起こっていることが信じられなかった。だが目の前にはミニチュアサイズの夜の街が広がっているのだ。それはまぎれもない事実だった。
「巨大化……?」
「そう……私のようにあなたを大きくしてみたの♪」
妻が悪戯っぽく笑う姿に思わずドキッとしてしまう夫であった。
「でもね、普通の人は私のように大きくなれないから……あなたは特別ね♡」
「そ、そうなんだ……」
妻の言葉に英雄は戸惑いながらもなんとか返事をすることができた。確かに身体は巨大化していたが特に何か変わったということはなかった。ただ先ほどまでの興奮が覚めやらないだけ。そんな様子に涼子はクスクスと笑うと彼に囁いた。
「ねえ、いい気分でしょ?高いところから小さい街を見おろすのは」
「ああ、なんだか不思議な気分だよ。夢を見てるみたいだ……」
「ふふっ♪そうでしょう?でもこれは夢なんかじゃないわ……現実よ♡」
「現実……」
「そう、ビルも車も人間も、みんな本物なの。そして、私たちにはこの世界を好きにする権利があるのよ?」
「自由に……世界を……?」
「そう……例えば、街のど真ん中でこんな事をしても……」
そう言って彼女は、夫のトランスの上から膨らんでいる股間を、爪で優しく引っ掻いた。
「あぅっ!」
突然、訪れた快感のせいで思わず声が上がってしまう。慌てて口を塞ぐがその声はもちろん彼女の耳に届いてしまっているだろう。そんな様子に彼女はクスッと笑いながら続けた。
「私を見てこんなにしてくれたのね、嬉しい……」
そう言うと彼女は夫のトランクスを下ろし、完全に勃起した巨大なモノを取り出すとゆっくりと上下にしごき始めた。
「うぁっ……涼子っ……」
優しく包み込むように握られているだけなのに夫には凄まじい快感が押し寄せてくる。
しかもそれが涼子と同じく巨大化してミニチュアの街に君臨しながら、手淫をしてもらう感覚というのもまた新鮮で興奮してしまう要因となっていた。
そしてだんだんと彼女の手のスピードは上がっていき、ついには先走り汁が溢れてグチュリグチッという音が周囲に鳴り響くほど激しくなっていく。
(ああっ!ダメだ……!もう出そう……)
「あぁむ♡チュッ、ジュルルルッ!」
その瞬間、涼子は夫の巨大な亀頭にしゃぶりつき思いっきり吸い上げた。
それと同時に強烈なバキュームをしてくれて、陰嚢から肛門にかけてゾクゾクした強烈な刺激に、彼は思わず腰を引いてしまう。
「あぁっ!涼子……イッちゃう!」
陰棒に纏わりつく彼女の温かな口内と、肉厚な舌が絡みついてくるような感覚に腰が砕けそうになる。
しかしそれでも彼女は逃してくれずさらに追い討ちをかけるように唾液を口の中に溜めると巨大な音を立てて吸い上げながら激しく頭を前後に動かし始めたのだ!
その力は凄まじく、夫のモノを離さないと言わんばかりに強烈に吸い付き、思いっきり下品な音を立てながら吸い付いてくる。
「ジュプッ、ジュポォオオオッ!!」
「あぁっ!涼子っ!」
その激しい刺激に我慢の顔を浮かべる夫。だが彼女はそんなことはお構いなしに巨大な肉棒への奉仕を止めることはしない。
いや、見せつけているのかもしれない。この矮小な程に小さな世界の住人たちに。
今、涼子は両手を使わず必死に巨大な口と舌を使って夫に奉仕をしている。
まるで巨人男に隷属している娼婦にも見受けられた。
その様子をあえて小さな人間たちに見せつけているのだ。
小人の世界では、誰も抗えない圧倒的な力を誇る女神のような涼子でも、自分と同じ巨人の夫の前では、丁寧な奉仕をしてしまうような痴態をさらけ出してしまう一人の女であることを小人たちに見せつけて、彼らの自尊心をへし折る。
そしてさらに涼子の夫にも矮小な存在である人間たちに、その力の差を思い知らせることで優越感を覚えさせている。
巨大な女神は小人の絶望感さえも興奮材料に置き換えてしまう。
「あら、もうイキそうなの?ふふっ♡」
涼子は根元まで咥え込み喉の奥に亀頭の先端が当たっている状態で熱い吐息を漏らした。その感覚にもビクッと反応してしまうほど敏感になっている夫の姿を見て彼女は嬉しそうに微笑むとさらにスピードを上げて責め立てる。
「ま、待って!本当にイクから……あぁっ!」
彼女が本気であることを感じ取り必死に訴えるが彼女の口は止まることはない。むしろ早く出せと言わんばかりに舌を巻き付けて擦ってくるのだ。
「あぁっ!イクゥッ!!」
我慢の限界に達した夫は妻の口内に思い切り精を放った。しかし勢い余って逆流した精液は涼子の口から溢れ落ち、彼女の豊満な胸を白く染め上げていく。
その様子を見ていた人間たちにとっては悪夢のような光景だっただろう。人々は神話に出てくるような巨大な神々が射精しているかのようなイメージを目撃してしまった捉えてのだから。
その余りのインパクトの強さと生々しさは、人々を恐怖に陥れ放心状態にさせた。中には失禁してしまう者さえいたという。
「んんっ……♡んっ……」
そしてそれを一滴残らず吸い上げ飲み干すと、涼子は大きく口を開けた。その中には夫から搾り取った大量の精液が溜まっており、その淫靡な姿に再び興奮してしまった夫は、肉棒をビクッと震わせると再び硬くさせてしまっていた。
その光景を見て彼女は妖艶に微笑みながらこう言った。
「あなた……もう大きくしちゃったの?本当にいけないおちんちんね……」
「涼子……っ!」
「ああんっ」
押さえきれなくなった夫は投げ飛ばすようにして涼子を繁華街の中に押し倒してしまう。
涼子は可愛らしい悲鳴を上げながら、 繁華街の中にその巨体で倒れ込んだ。その姿はミニチュアの世界に君臨する女神の様な彼女とはまるで別人のベッドに押し倒される普通の女性のしぐさに見えてしまう。
だが倒れた先はベッドではなく、まぎれもなく本物の街である。まだ逃げ遅れた人々が大勢いる繁華街の中に、なんの躊躇いもなく倒れ込む涼子。
彼女の後ろに建っていた数棟のビルをモデル並のプロポーションの巨大な身体で一気に圧し潰す。
中にはまだ大勢の人々が取り残されていた。
崩れ落ちるビルは取り残された人々を奈落の底に叩き落とし、崩れた瓦礫は下の狭い道路を逃げ惑う人々の上に容赦なく降り注ぎ、その直後に涼子の背中が倒れて、全て巨大な女神の身体の下敷きなってしまった。
だがそんなことに気づく様子もなく、夫は涼子を上から見下ろしながらつぶやいた。
「はぁ……はぁっ……ごめん涼子……我慢できない」
「もう……乱暴なんだから」
そう言いつつ満更でもない表情で笑う彼女に覆いかぶさるように彼は跨った。
仰向けになった涼子の身体に沿うようにして折り重なり、ショーツを脱がして太ももを抱き抱えると、しっとりと濡れている彼女のあそこにいきり立った肉棒を挿入した。
「んはああっ!!!」
挿入と同時に周りの建物のガラスが全部割れてしまうほどの大きな嬌声を上げてしまう涼子。
ミニチュアのような街を壊し、ビルも人も圧し潰したままでのセックス。
涼子は愛する夫の力強い包容に身を預けたまま、挿入される行為に興奮が止まらない様子だった。
「あんッ!ふ、太いのがぁ……入って来てる……♡」
亀頭の先端で膣を広げられる快感に彼女は腰を浮かせて悶えた。涼子は気持ちよさのあまり自然と彼の背中に腕を回し抱きしめていた。
昼間の電車とは比べ物にもならない夫の力強い肉棒は、いくら強く締め付けても決して潰れることはせず、それどころか子宮口まで一杯にさせてくれる心地よい圧迫感を与えてくる。
(あぁ……♡彼の大きいのが入ってくるぅ♡)
「ああっ凄いっ……!」
英雄はあまりの気持ち良さに腰を動かしてしまっていた。いつもとは違ったシチュエーションのせいなのか、興奮度合いはいつもよりも高かったようだ。そして彼の動きに合わせて彼女も腰を動かし始めたのだった。
パン、パンと腰を打ちつける艶かしい大音量が半壊した繁華街に響き渡り、その度に二人の汗や性器の分泌液が飛沫となって瓦礫の下敷き担った人々の上に飛び散っていく。
「あんっ……すごいっ!♡すごぉいいっ!!♡」
夫からの激しいピストン運動に彼女は歓喜の声を上げて悶えることしかできないようだった。
長い髪が乱れるくらいによがり狂っている。
その様子に満足し更に激しく責め立てていく夫。
そしてついにその時がやってきた。
「あぁんっ、もうイクッ!!」
涼子は身体を弓なりに反らせて絶頂を迎えたようだったが、それでもなお彼の動きは止まらなかった。むしろ激しさを増して彼女は新たな快感に溺れていった。
「いあああ!!イったばかりなのにぃ♡またイクっ!イッちゃいます!!」
彼女が絶頂を迎えるたびに膣内が激しく痙攣して肉棒を締め付けてくるため思わず果てそうになってしまう程だった。
「うっ……」と呻く夫にも射精したい欲望を堪えながら、このままでは直ぐに果ててしまいそうに思えたため一度肉棒を引き抜くと、今度は彼女を起こして自分の上に座らせるような体勢にさせた。
「あぁんっ♡あなたぁ……これ恥ずかしいです……」
彼女は顔を赤らめながら恥ずかしがる素振りを見せたが、それでもしっかりと腰を落としていき、ついには夫のモノを根元まで飲み込んでしまった。そしてゆっくりと腰を上下させ始めたのだ。
「あぁんっ!凄いっ!」
彼女の大きなお尻が動くたびにぶるんと揺れる光景を眺めながら彼は感嘆の声を上げた。
「涼子、君の最高プレゼントに、全力で応えるから受け取ってくれ!!」
英雄は自分の上で涼子が腰を上下する度、大地が激しく揺さぶられているのを全身で感じる。
まるでマットレスの上で跳ねているみたいだ。
しかし、ここはマットレスの上ではない。
2人が激しく動く度に、揺さぶられ軋むビルと跳ね飛ぶ自動車、そして圧し潰される人々の悲痛な声や呪詛混じりの怒声が聞こえてくる。
だが、そんな悲鳴も涼子の激しい杭打ちピストンを数回も繰り返せば、やがて静かになり、 辺りは巨人たちの嬌声と肉体同士がぶつかリ合う音、そして愛液が男根によって混ざり合う音だけが響き渡るようになった。
「いいわ!受け止めるわ!!だから、もっと!もっと!!んああああ!!!」
涼子の喘ぎ声が夜の空に向けて響き渡り、それと同時に彼女の身体が大きく痙攣した。絶頂を迎えたようだがそれでもなお彼女は腰の動きを止めなかった。それどころかより激しく動かしていくではないか!
「ああんっ♡もっとぉ♡もっとしてぇ……!」
絶頂の余韻に浸りながらも更なる快感を求めて、夫の身体に被さり抱きつく。
「んっ♡はんっ、んちゅ♡」
そしてそのまま唇を重ね合わせ、舌を絡ませる濃厚な接吻を始めた。お互いの唾液を交換しあうかのように何度も角度を変えながら貪り合うような激しいキスだ。
(あぁ……涼子♡)
夫は妻の舌使いに興奮を覚えながらも自らも積極的に彼女の口内へ侵入させていった。そして互いに相手の口の中を蹂躙し合った後、ようやく口を離した時には銀色の橋がかかっていたのだった。
「はぁ……♡はぁ……」
息を整えつつ見つめ合う二人だったが、すぐにまた唇を重ね合わせたまま、半壊した街の上を転がり始めた。お互いの身体の下で圧し潰された車が爆発したが、 2人とも背中で弾けるような鈍い感触の後、 そこが温かく感じられた程度で爆発になど構うことなくセックスを続ける。
「あぁん♡あなたぁ……もっとぉ……」
「ああ、涼子……もっと気持ちよくなろう……」
二人は互いに求め合うようにして身体を重ね続ける。
「ああんっ♡凄いっ♡」
涼子は彼のモノを根元までしっかりと受け入れて、その快感に身を震わせていた。
(ああっ……あなたのが奥まで届いてる……♡)
子宮口に亀頭の先端がめり込みそうな勢いで突かれている感覚に彼女は興奮していた。そしてそれは夫も同じだったようで、さらに腰の動きを加速させていく。
パァンッ!パァンッ!!という激しい肉と肉がぶつかり合う音が響き渡る中、彼女は髪を振り乱しながら快楽に悶えていた。
「ああんっ!いいっ!気持ち良すぎておかしくなるぅ!!」
そう叫びながらも彼女はより深く迎え入れるように腰を落とし、締め付けを強くしてきた。
英雄の限界はもう間近に迫っていることを感じた涼子は、膣にビルをも軽く捻り潰すほどの圧を入れて肉棒をさらに強く絞り上げる。
その状態で激しくピストン運動を繰り返す夫とそれを受け止める妻という構図が繰り返されていった。やがて夫が絶頂を迎える寸前になった時、今度は彼女が腰を落としていき自身の子宮口に亀頭の先端でキスをしたまま、射精を促した!
「ああっ……出るっ!」
ドピュッ!!ドクドクッ!!!ビュルルルーッ!! 熱い精液を子宮に直接流し込まれ、彼女の身体が大きく仰け反る。それと同時に絶頂を迎えた涼子は膣壁を強く締め付けて夫のものを離そうとしない。まるで最後の一滴まで絞り出そうとしているかのような動きだ。
(ああっ凄い……いっぱい出てる……♡)
絶頂後の余韻に浸っていた彼女だったがやがて満足するとゆっくりと腰を上げていく。
妻の中から出る白濁液は、巨人とはいえ涼子の超巨大な陰唇からこぼれ落ちてしまうほどの量であった。
「あなたぁ……♡」
妻の甘い声を聞きながら夫はゆっくりと身体を引き抜くと、肉棒を引き抜いた後でもぽっかり開いたままになっている膣口から精液がドロッと流れ落ちてきて地面に大きな水溜りを作っていた。
「あぁ……すごくよかったよ……」
「ふふ……♡」
夫の言葉に嬉しそうに微笑む涼子。そして彼女はセックスで疲労した身体を労わるように夫の胸に手を沿わせそっと撫でてあげていた。
「んん……っ」
それだけで夫の身体はピクッと反応してしまうが、それも仕方のないことだろう。涼子の優しい手つきに夫は全身で喜びを感じていたのだから。
そしてしばらくすると満足したのか、ゆっくりと身体を起こして瓦礫の山と化した街を見つめていた。
その視線の先には二人のセックスで荒廃した街があった。それはまるで地獄絵図のような光景だったが巨大夫婦はもう悪びれる様子などしていなかった。むしろ興奮した面持ちで、自分達がしでかした惨状を見つめる。
「ふふ……やりすぎちゃったかしら……?」
そう言いつつ彼女は自分の身体についた瓦礫やビルの破片を手で払うようにして落とす。彼女の身体に纏わりついていた細かい破片などが地面にこぼれ落ちていく様子は、まるで白い雪を散らしているようにも見える。
「ああ……あなた♡」
彼女は妖艶な笑みを浮かべながら振り返ると、愛する夫と優しく抱き寄せキスをした。そのまま舌を絡め合わせるようにして濃厚な口づけを交わす二人だったがやがて満足したのか唇を離した。唾液の橋が架かる中、涼子はもう一度微笑むのだった。
「またいっぱいしましょうね♡」
「ああ、もちろんだよ……」
2人は微笑み合い、今度は別の場所で愛し合うためにその場を立ち去ったのだった……。