DESCRIPTION
みなとは、世話をしに来たのがいつもの看守達ではなく、ボロ布を身にまとった少女であることに戸惑いを感じていたものの、更に優しく接して貰うことで大きな驚きを隠せなかった。
セレナは痛々しく痙攣するかかとの下に転がっていた煉瓦を置き、みなとをつま先立ちの苦しみを和らげようとした。さらに、粗末な布ではあるが丁寧にみなとの汚れた体を拭いてくれる。布の水が鞭傷に染みて時折痛みを感じる事もあったが、みなとはセレナに配慮してなるべくそれを顔に出さないようにしていた。
セレナは世話をしながらみなとに身の上話をし、自分は魔女の実在を信じていないこと、それゆえみなとの苦しみを少しでも和らげたいという気持ちを語っていた。
みなとは強いマゾゆえに、一般的な女囚に比べれば苦しみを和らげて貰える事に歓びを感じていなかったものの、同じ年頃の女の子に優しくしてもらい、世話を受けるのは純粋に嬉しい心境だった。
■原作:カルシファー
■イラスト構成・構図:このさきれむ様
■キャラクター:MIRUA様