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「はぁ……」
スライムとの戦いの翌朝、俺は学校の机の上で突っ伏していた。魔物と戦ったせいか、その後の茉優との行為のせいなのか、一晩寝ても何となく疲れが残っていた。
「大丈夫?」
「清水……」
俺に声をかけてくれたのは清水というクラスメイトだった。彼女とは今年初めてクラスが一緒になったが、その時俺が嵌まっていた“モンスター・ハンティング”を彼女もプレイしていた縁で話すようになった。
「いや、ちょっと色々あって疲れててさ」
あんな恥ずかしい秘密を知られる訳にはいかないので俺は適当にごまかす。
「そうなんだ。じゃあ今日の放課後、息抜きもかねてマックで一緒にモンハンでもしようよ」
茉優と違って幼馴染のような深い仲ではないが、知られる訳にはいかない秘密がある今はその距離感がありがたかった。
それにゲームであんな目に遭った以上、別のゲームで上書きするに限る。
「ああ、やろうやろう!」
「あれ、何か急に元気になったね」
「まあな」
「良かった、私もちょうど受験勉強で行き詰ってたところなんだよね」
そうだ、“センシティブ・ウィッチーズ”の件で忘れてたが、魔法少女にさせられても俺には普通に受験があるんだった……。そう思うと余計に疲れてしまう。
「ちょっと、どうしたの!? さっきから急に明るくなったり暗くなったり変だよ!?」
「ご、ごめん何でもない! とにかく今日はいっぱいモンハンやろうな」
「う、うん」
清水は多少困惑しながら頷くのだった。
放課後。
俺は清水と一緒に高校近くのマックに向かう。当然そこは俺たち以外にもうちの制服を着た生徒たちで埋め尽くされていた。
「私席とっとくから、ポテトとシェイクお願い!」
「分かった」
俺は清水と別れて列に並ぶ。
そして他の生徒たちに混ざって注文をし、食事を受け取って席に向かおうとした時だった。
「きゃぁぁぁぁぁぁっ!?」
「清水!?」
突然、席の方から清水の悲鳴が聞こえてくる。
驚きつつも俺は彼女のことが心配になり、そちらに向かう。
そして目の前に広がる光景に、俺は目を疑った。
そこにいたのは学校帰りの生徒でいっぱいのマックの店内には明らかに異質な存在。全身を真っ黒のキャットスーツで身を包んだ人影が数人いて、清水を取り囲んでいる。そしてそのうちの一人が清水の悲鳴を塞ぐように口に布のようなものを押し当てた。
「おい、何なんだお前たちは!?」
が、そこで俺は更なる異変に気付く。
そんな誘拐のような行為が繰り広げられているというのに、店員も客も誰も反応しない。誰もが清水の悲鳴を無視、いや清水の悲鳴が耳にすら入っていないようだった。同様に、明らかに怪しい人影たちの姿も視界にすら入っていないようである。
「や、やめてぇ…………」
悲鳴を上げていた清水も次第に声が細くなっていき、やがてかくんと身体から力が抜けた。
「おい、やめろ……うわっ!?」
俺はどうにか彼女を助けようとするがそのうちの一人に身体を押さえつけられる。
魔法少女ではない、ただの男子高校生に過ぎない俺の身体はあっさりキャットスーツの人影に押さえつけられてしまう。そのうちに残った人影は清水の身体を抱え上げるとすっとどこかに行ってしまった。
「そんな、一体何が起こってるんだ……」
呆然としているとやがて清水の姿は見えなくなり、俺を押さえつけていた人影も消えてしまう。
慌てて店の外を探しても、すでに清水もキャットスーツたちも見当たらなくなってしまっていた。
「嘘だろ……?」
急いで警察に通報しないと……と思ったところで、俺はふとあることを思い出す。
あの人影たちはみな腹部にピンク色の線で変な紋様が描かれていたが、俺はそれを見たことがあるような気がする。
そう思った俺は“センシティブ・ウィッチーズ”の攻略wikiを検索した。
「いた!」
キャットスーツの人影はいくつめかのステージに出てくる、悪の組織の怪人そっくりだった。それにwikiによると、そのステージは怪人に攫われた女子を助けに行くというストーリーだという。
俺以外誰も奴らに気づいていない不可解さと合わせて考えると、あのアプリが関係しているとしか思えない。
「くそっ、こんなことになるなんて……!」
何が起こっているかは分からないが、解決法は一つしかない。
俺は仕方なく茉優に電話する。
『もしもし、どうしたの?』
「頼む……俺をイノセント・ホワイトに変身させてくれ」
『えぇぇっ!? 真白の方からそんなことを言うなんて! 昨日はあんなに嫌がっていたのに!?』
茉優も大分驚いているが、仕方ない。
「清水が怪人に攫われたんだ」
『えぇっ、怪人ってあの!?』
「あぁ、お腹の紋様がそっくりだった」
『そう……なんだ。でもあの怪人、今の真白のレベルだと厳しいかも』
そう言われてはっとする。俺は魔法少女としてはまだステージを二つクリアしただけ。ソシャゲで言えば始めたての状態だが、怪人は始めて少しプレイしてから出てくるステージの敵だ。
とはいえ、目の前でクラスメイトが攫われたというのに放っておくことは出来ない。それに彼女が狙われたのも、俺が魔法少女になったせいではないか、という気がしてならない。別になりたくて魔法少女になった訳ではないが、どこか俺のせいで清水が攫われたような気がしてしまう。
「だけど怪人に攫われた時、周りの人は誰も気づいてなかった。多分警察とかに言ってもどうにもならない」
『……分かった。大丈夫、真白のレベルが低くても私が持ってるアイテムは全部使えるみたいだからどうにかなると思う。私に任せて!』
「ああ、頼む」
まさかエロソシャゲに嵌まってる茉優をこんなに頼もしく思う日が来てしまうなんて。
その後俺は茉優からの連絡で街の郊外にある廃工場に向かった。どうやら茉優のアプリを使えば敵がどこに出るかが分かるらしい。
俺が着くと、ほぼ同時に茉優も走ってくる。
「はぁ、はぁっ、じゃあ早速変身するよっ!」
「ああ、頼む」
「魔法少女、召喚!」
そう言って茉優がスマホをタップした瞬間、俺の身体を魔法の白い光が包む。
どこにでもありそうな普通の制服はセーラー服風の魔法少女衣装に。
平凡な男子高校生の身体は白髪のかわいらしい少女に変わっていく。
はぁ、あんなに嫌だったのに自分から変身することになるなんて。
「あぁ、相変わらずホワイトちゃんかわいい……♡」
俺を見て茉優はうっとりとした様子でつぶやく。その目にはただの憧れだけでなく、どこか性的な欲望が見え隠れしている。
また戦った後に変なことをされるかもしれないが、今日はそれよりも清水を助けることに集中しないと。
「早く行こう」
俺の口からはイノセント・ホワイトらしいクールな声が出てくる。
そして工場へ向かって歩いていくと。
「キィィィィッ!」「キェェェェッ!」
そんな人間ではなさそうな声とともに数人の怪人が現れる。お腹の下辺りにはしっかりと悪の組織の紋様が浮かび上がっていた。
こいつらが清水を攫った怪人たちだ。さっさと倒さないと。
「“イノセント・エクスプロージョン”!!」
俺は先手必勝とばかりに一番強い魔法を唱える。
白い光が目の前に集まったかと思うと、ドオオオン、と大きな音を立てて爆発し、怪人たちは爆発に包まれる。
しかし。
「キィィィィッ!」「キェェェェッ!」
爆発に包まれたはずの怪人たちは多少ひるんだものの、すぐにこちらに襲い掛かってくる。
「どうして……」
「大丈夫、HPは減ってるから攻撃は効いてる」
スマホの画面を見ながら茉優が叫んだ。
黒いスーツに包まれてるから分からないけど、ダメージは受けてるのか。今回は相手が適正レベルより高いらしいし、そのせいでダメージが足りないのかもしれない。
「ダメージが足りないならこれを使うしかないよね……”淫紋”発動!」
「んっ……♡」
俺のお腹にある淫紋が光り出し、魔力と同時にあそこが疼くような変な気分がこみあげてくる。
うっ、これを使うのは嫌だけど今回ばかりは仕方ない。
「“イノセント・エクスプロージョン”!!」
「キェェェェェッ!?」
再び魔法を唱えると、先ほどよりも強い魔力が溢れ出し、爆発に包まれた怪人たちはばたばたと倒れていく。
本当だ、ダメージはちゃんと通っているようだ。
「はぁ、はぁっ♡」
魔法を使った瞬間体の奥が熱くなり、股間の辺りが疼いてしまう。
相変わらず変な副作用はあるけどっ♡ 今は戦いに集中しないとっ♡
「“マジカル・アロー”!!」
俺は倒れた怪人たちに向かってとどめとばかりに魔法の矢を放っていき、魔法の矢を受けた怪人たちはついにスーツに亀裂が入っていく。
そして俺の使う白い魔法の光とは違う黒い魔法の光が溢れたかと思うとスーツは消滅し、中からは普通の人間が現れた。
「はぁ、はぁっ♡ 何これ……?」
「“センシティブ・ウィッチーズ”の世界では下っ端の怪人は組織に洗脳された市民なんだよ」
「そんな……」
最初にゴブリンが出た時に襲われていた酔っ払い。
怪人たちに攫われた清水。
それだけでなく、こんな形で普通の人にまで被害が出ていたなんて。
「こんなのっ、許せないっ……♡」
「それよりホワイトちゃん、今ので大分魔力を使っちゃったよね?」
茉優がスマホの画面を確認しながら言う。
「う、うん……」
淫紋による発情と同時に、魔力の消費による疲労がのしかかってくる。
「ごめん、手こずってしまって」
「ううん、仕方ないよ。さっきも言ったけどこれは適正レベルより強い相手なんだから。でも奥に入る前に魔力は回復しないとだよね?」
そっか、逆に言えば適正レベルより強い相手でも回復アイテムを使いながら強い魔法を連打すれば倒せるのか。さすが茉優、ゲームをやりこんでいるだけある。
「お、お願いっ……♡」
「すごいっ、魔力消費の疲労と発情で喘ぎながらお願いするホワイトちゃん、何かエッチっ♡」
「そういうのはいいから、早くしてっ……♡」
だめっ、息があがってるせいでどうしてもエッチな言い方になっちゃう……。
そんな俺の方を見て茉優はにやりと笑った。
「はいはいっ。じゃあ『魔力供給』開始」
「ひゃうっ!?♡」
そう言うと、突然茉優は俺の身体を抱き寄せる。
疲労と発情のせいで咄嗟に抵抗できず、茉優に抱きしめられてしまう。
そして茉優は有無を言わさず唇を奪った。
「~~~っ!?♡♡」
茉優の柔らかいけど力強い唇で俺の唇を塞がれるっ♡
淫紋で発情させられてるせいか、キスをすっごく甘く感じるっ♡
な、何で俺はいきなり茉優にキスされてるんだ?
「だめっ、今はこんなことしてる場合じゃっ♡ 清水さんを助けないといけないのにっ……んんっ!?♡♡」
「これも彼女を助けるために必要なの。だから抵抗しちゃだめ……ちゅっ♡」
また唇を塞がれるっ♡
そう言えば茉優とキスするのは初めてだ。
今までおまんこ犯されたり、乳首イかされたりしたけど、まさかキスまでするなんて。
だが、それだけではなかった。
ちゅっ、じゅるじゅるっ♡♡
「んん~”~”~”っ“!?♡♡」
唇を合わせただけでなく、茉優の下が口の中に入ってくるっ♡
うそっ、こんなディープキスをされるなんてっ♡
茉優の舌で口の中舐め回されてっ♡
舌を絡めとられるっ♡
淫紋で発情してるせいかっ♡ 茉優のねっとりした舌で口の中舐め回されるの気持ちいいっ♡
ちゅぱっ、じゅる~~~~っ♡♡
そして茉優の甘い唾液をいっぱい注ぎ込まれるっ♡
「っ!?♡♡」
あれ? 茉優の唾液と一緒に魔力が注ぎ込まれてるっ!?
そう言えばこのキス、「魔力供給」だっけ。
そっか、エッチなゲームだから魔力の回復もこういうことしないといけないんだ……。
じゅるじゅるっ、ごくっ♡♡
茉優の唾が喉を通り抜けていくと、魔力が満ちて身体が熱くなってくるような気がするっ♡
初めてのキスがこんな形なんてっ♡ でも魔力を注ぎ込まれるこの感覚、悪くないかもっ♡
きゅんっ♡
しかも一緒に淫紋まで疼いてるっ♡
あれ、よく見たら茉優が左手でスマホいじってるっ♡ もしかして今淫紋が疼いたのってっ♡ キスしながら茉優が淫紋の効果を使ったから?
ちゅぱっ♡♡ じゅるるるるるるっ♡♡
「~“~”~“っ”!?♡♡」
あっ、また茉優の舌が力強く舌に絡みついてくるっ♡
だめっ♡ 口の中こんなに激しく犯されてっ♡
淫紋まで一緒に疼かされたらっ♡
我慢出来ないっ♡
もうだめっ♡ キスだけでイくっ♡ イっちゃうっ♡♡
「~“~”~“~“~”~“っ”♡♡♡」
あぁっ、イっちゃったっ♡
身体の奥がじんじんして頭ふわふわしてすっごく気持ちいいっ♡
幼馴染とのキスでイかされて淫紋きゅんきゅんしておまんこ濡れちゃったぁ♡
「ぷはぁっ♡ どう? ちゃんと魔力回復した?」
言われてみればさっき使った魔力が身体に戻ってくるのを感じるっ♡
むしろ最初に変身した時よりももっと増えてるような……?
「はぁ、はぁっ♡ したけどっ♡ ここまでする必要あった……?♡」
「そんなことより、早く友達を助けにいかないと」
うっ、露骨に話を逸らされたけど確かに急がないと。
俺は乱れた呼吸と衣装を整えると、工場へと向かう。
中に入ると数人の怪人たちに囲まれて、清水がベッドに寝かされている。そしてその脇には黒スーツの上から白衣を羽織った怪しげな怪人が立っていた。要するに悪の組織らしく清水で何かの実験をしようとしているのだろう。
「キィィィィッ!!」
「一般市民を洗脳して怪人にし、しかも彼女を実験台にするなんて許せない!」
エッチな魔力供給から頭を切り替えて魔法少女らしく啖呵を切る。
すると怪人たちもキィキィと耳障りな声を上げながらこちらに向かってきた。
「大丈夫……今から私が元に戻してあげるから!」
するとベッドの横にいた白衣の怪人がにやりと笑って口を開く。
「馬鹿め。我らが待ち構えているところにわざわざ飛び込んでくるとは」
え、こいつしゃべれるのか!?
他の下っ端と違ってこいつはランクが高い怪人だからだろうか?
とりあえず、あいつから倒さないと。
「“マジカル・アロー”!」
すると白衣の怪人はスイッチのようなものを取り出し、押す。
びりびりっ
「ひゃうんっ!?♡」
突然身体に静電気のようなものが走った。
何これっ、放とうとしていた“マジカル・アロー”が急に霧散していくっ!?
「これはアンチマジック・ジャマーだ。これで魔法少女もただのか弱い少女だな」
「くっ……”マジカル・アロー”……あれ?」
だめだっ、もう一回魔法を使おうとしても形にならない。
茉優も焦った声で叫ぶ。
「まずい、この工場全体に魔力の制御を乱すジャマーがかけられているみたい!」
「そんな!?」
「ふははっ、これで魔法少女も終わりだ。やってしまえっ!」
「キィィィッ!!」
そこへ怪人たちが迫ってくる。
どうしよう、と思った時だった。再び茉優がスマホをいじる。
「こうなったら……“リミット・オーバー”!!」
「ひゃうっ、あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”っ”!?♡♡♡」
何これっ♡ 突然淫紋が焼けるように熱くなってっ♡
身体中の魔力が一気に暴走するような感じがするっ♡
しかもさっき“魔力供給”で自分のキャパ以上の魔力をもらったからっ♡ これ全部が暴走するのすっごくやばいっ……♡
「あっ♡ だめっ、身体が熱くて熱くてっ♡ 私っ、おかしくなるっ♡♡」
そう叫んだ瞬間、手から魔力の塊が溢れ出す。
そして俺に近づいてくる怪人の身体をかすめた。
「あれ、魔法使える……?」
「今ホワイトちゃんの魔力は暴走状態になってる! だからジャマーなんかじゃ止められないの!」
そ、そんなことが出来るなんてっ♡
でも怪人たちがこっちに向かってきてるし、どうにか倒さないとっ♡
「くらえっ、“イノセント・エクスプロージョン”♡♡」
細かい魔力の制御なんて出来ないので、体内で暴走している魔力を叩きつけるようにして爆発させる。もはやいつもの”イノセント・エクスプロージョン”なのかどうかは分からないけど……
ドォォォォォォォン!!
凄まじい魔力の爆発とともに怪人たちが吹き飛ばされていく。
「あっ、これっ、すごいっ……♡ でも代わりにっ……んっ♡ はぁ、はぁっ♡ 一気に身体から魔力がなくなっていくっ♡ しかも淫紋のせいであそこがすっごく熱いっ♡」
魔力が一気に減った疲労と淫紋の副作用が同時に襲い掛かってくるっ♡
はぁ、はぁっ、頭くらくらしてっ♡ これまずいっ♡
でも雑魚怪人たちは吹き飛ばされたけどっ♡
まだ白衣怪人は残ってる……。
「くっ、魔法少女め、そんな手があったとはっ! だがもう魔力はあるまい、行けっ!」
そう言って白衣の怪人がスイッチを押すと、ガコン、と音がして工場の奥から大きなボールに手足がついたような形状のロボットが現れる。大きさは三メートルほどもあるだろうか、ガチャンガチャンと音を立てながらこちらに迫ってきた。
まだあんなものを隠し持ってたなんて……。ただでさえレベル差があるのに、こんなジャマーをかけられた状態であんなのに勝てるだろうか?
これ以上魔力を使うのはやばいけど、出し惜しみしてる場合じゃない!
さっきは広範囲に攻撃したけど、今度はあいつ一体を倒す魔法。
俺は自分の身体に残った魔力をロボットにぶつけるイメージをしながら魔法を唱える。
「喰らえっ、“イノセント・バースト”!!」
次の瞬間、俺の身体に残っていたほぼ全ての魔力が溢れ出す。全身の生気を一気に搾られたような疲労が襲い掛かると同時に、凄まじい魔力がロボットに向かっていく。
ドカァァァァァァァン!!
渾身の一撃はロボットに直撃して轟音を立てて爆発する。
白い光が晴れたころにはロボットはすっかり残骸になってしまっていた。
「そんな、我が研究の成果が……うあぁぁぁぁぁっ!?」
白衣の怪人本人には戦闘能力はなかったのだろう、それを見て慌ててどこかへ逃げていく。
「待っ……てっ……うっ!?♡♡」
がくんっ
追いかけようと足を踏み出そうとした瞬間、全身から力が抜ける。
そうかっ、魔力を全部使ったからか……。
ばたりと床に倒れると、次の瞬間全身を堪えがたい魔力の欠乏感と、淫紋の疼きが襲ってくる。
「大丈夫、ホワイトちゃん!?」
そこへ心配した様子の茉優が駆け寄ってくる。
だめっ、今の俺に近づいてきたら……。
魔力が欲しくて欲しくて仕方ないっ♡
また濃厚な「魔力供給」で茉優の魔力いっぱい注ぎ込んで欲しいっ♡
「はぁ、はぁっ♡ ますたぁ♡ 魔力っ、魔力ほしい……♡♡」
気が付くと俺は地面に倒れたまま、荒い息に上目遣いで茉優におねだりしていた。
それを見て茉優の表情もすぐに紅潮していく。
「これが“リミット・オーバー”の反動……。あぁ、発情しながら必死にあたしを求めてくるホワイトちゃん、すっごくエッチでかわいいっ♡」
「そんなこと言ってないで早くぅ♡」
俺はよろよろと身体を起こすと、自分から茉優に抱き着きにいく。
が、唇は茉優の方から奪われてしまった。
ちゅっ♡
「~~~~~っ♡♡♡」
はぁ、はぁっ♡
茉優のキス、しゅきぃ♡ ぎゅって抱きしめられて、茉優の温かさが伝わってくるっ♡
じゅるじゅるっ、れろっ♡
「っ!?♡♡」
あっ、またベロいれられちゃったぁ♡
でもベロを通して茉優の魔力が流れてきてっ♡ 満たされてく感じがするっ♡
魔力が枯渇した身体に茉優の魔力がしみわたって気持ちいいよぉ♡
ちゅぱっ、じゅるるるるっ♡♡
れろれろっ、ごくっ♡ ごくごくっ♡
茉優の唾液と一緒に、魔力が身体に染み渡ってくるっ♡
でも魔力欠乏から回復すると今度は淫紋の副作用を強く感じてしまうっ♡
”リミット・オーバー”のせいかっ♡ いつもよりも発情も激しいっ♡
つんつんっ♡
「~~~っ!?♡♡」
だめっ、今淫紋触るなんてっ♡
副作用のせいで発情止まらない状態なのにっ♡♡
こんなのもうイくっ、イっちゃうっ♡♡
「~~~~っ♡♡」
「んっ、えっ……?」
が、そこで俺はふと気づく。今まで魔力切れで周囲に気を配る余裕もなかったが、ベッドに寝かされていた清水さんがこちらをじっと見ていたのだ。
「私を助けてくれた魔法少女さんが、こんなエッチな……」
「っ!?♡♡」
こちらを見て困惑している清水さんを見て俺も我に帰る。
「うそっ!? み、見られてる!?♡♡」
「そうだね」
が、茉優は清水さんがこちらを見ているというのに平然としている。
これ以上清水さんにこんなところ見られたくない。
でもっ……♡
濃厚ベロチューで魔力注がれた後に淫紋でイかされたせいでっ♡
おまんこが疼いて仕方ないっ♡ 今すぐ茉優に思いっきりイかせて欲しいっ♡
淫紋の副作用だって分かっててもっ♡ 身体が熱くなって我慢出来ないっ♡
すると茉優が俺の耳元に口を寄せてささやく。
「大丈夫、今のホワイトちゃんは変身してるからいくらエッチなことしても真白だとは分からないよ」
「っ!?♡♡」
そ、それはそうだけどっ♡
俺だってばれなくてもこんなエッチなことしてるのを見られるの恥ずかしい訳で……♡
「むしろ変身してないあたしの方が恥ずかしいし……そんなに嫌ならもう終わろうか」
え、茉優が自分からそう言ってくれるなんて、とほっとした時だった。
きゅんっ♡
清水さんから見えないように、茉優の指が淫紋を撫でる。
「ひゃうんっ♡」
そんなことするなんてずるいっ♡
だめっ、もう終わりにしたいのにっ♡ 茉優の指がすりすりってなでるたびに、淫紋がきゅんきゅんしてっ♡ おまんこ疼いて我慢出来ないっ♡
そんな俺を見て茉優はにやりと笑う。
「ほら、衣装直して早くあの娘を助けないと」
「ま、待って……♡」
気が付くと俺は立ち上がろうとする茉優の手を掴んでいた。
「ん~、どうしたの?」
「お願い、さっきから疼いて疼いてたまらないっ♡ イノセント・ホワイトのエッチなおまんこ思いっきりイかせて欲しいのっ♡♡」
あぁっ、言っちゃったっ♡
それを聞いた清水さんの顔が引きつるのが見える……♡
これじゃあ清水さんには俺からおねだりしたようにしか見えない。まあ実際そうなんだけど……。
「仕方ないなぁ。戦闘してるだけで発情しちゃうなんて、エッチなホワイトちゃんっ♡」
「ち、ちがっ……ひゃあんっ♡♡」
くちゅっ♡
否定の言葉を発する前に茉優の指がおまんこに入ってくるっ♡
だめっ、これじゃあ本当に清水さんにエッチな魔法少女だって思われちゃうのにっ♡
でもっ♡
くちゅくちゅっ♡
「ひゃっ、あっ、んんんんっ♡♡」
中に茉優の指入ってくるっ♡ 淫紋のせいで敏感になったおまんこの中っ♡ 気持ち良すぎてっ♡ 腰がびくびくして何も言えないっ♡
「大丈夫だよ、エッチな魔法少女を気持ちよくしてあげるのもマスターの仕事だからね」
「やっ、ちがっ♡♡ ちがうのにぃ……あああああんっ♡♡」
くちゅくちゅっ♡ びくんっ♡
違うのにっ♡ 茉優のせいでこんな風になってるのにっ♡
でもおまんこの中で指が動くたびに気持ちいいの溢れてきちゃうっ♡
きゅんきゅんっ♡
「ひゃぅっ♡」
淫紋もいっぱい疼いてっ♡ 気持ちいいの我慢出来ないっ♡
「だめっ、おまんこ気持ち良すぎてっ♡ もう我慢できないっ♡」
すると茉優が再びスマホを取り出す。
だめっ♡ また変なことする気だ……♡
「ふふっ、じゃあ……“リミット・オーバー”!!」
「ひゃうっ!? うそっ、だめっ、それだめぇ♡♡」
突然淫紋が光り輝いてっ♡
さっき補給したばかりの魔力が暴走しておまんこ燃えるように熱くなるっ♡
暴力的なまでの快感でっ♡
こんなの逆らえる訳ないっ♡
「マスター、ひどいっ♡ んんっ♡ 淫紋きゅんきゅんしてっ♡ おまんこリミット・オーバーしちゃうっ♡♡」
「ふふっ、必死に我慢しようとしてるホワイトちゃんも良かったけどっ♡ 圧倒的な快感に悶えてるホワイトちゃんが一番かわいいっ♡」
「そんなぁ、いやっ♡ 見られてるのにっ♡♡ でも我慢出来なくてイくっ♡ イっちゃうっ♡♡ 助けた女の子に見られてるのにっ♡♡ おまんこ無理矢理気持ちよくされてっ♡ イっくぅぅぅぅぅぅっ♡♡♡」
ぷしゃぁぁぁぁぁぁぁっ♡♡♡
だめっ、清水さん見てるのにっ♡ リミット・オーバーのせいかすっごく気持ち良くてイくの止まらないっ♡ 潮吹きも止まらなくてっ♡ エッチなお汁溢れてくるところ清水さんにしっかり見られちゃってるっ♡♡
「はぁ、はぁ♡ ひどいよますたぁ……♡」
「ごめんね? でもホワイトちゃんがエッチすぎるのがいけないんだよ?」
うっ、そんな、ひどい……♡
そんなことを思いながら、俺は意識が遠のいていくのを感じるのだった。
翌朝
「おはよう」
「お、おはよう」
清水に挨拶されて俺はびくりとしてしまう。さすがにイノセント・ホワイトは俺と似ても似つかないからバレてはないだろうが、昨日あんな痴態を見せてしまっただけでどきどきしてしまう。
が、彼女は俺に駆け寄るなり手を合わせた。
「昨日はごめん!」
「へ?」
「約束してたのに急に体調崩して倒れちゃって……」
そうか! 俺は清水の言葉を聞いてほっとする。
どうやら怪人が出てきた後の記憶は全て忘れられ、その間にあったことは全部倒れてたことになったらしい。
「あ、いや、気にすんなって」
「本当にごめん!」
「いいって。それより大丈夫なら今日こそ一緒にゲームしようぜ?」
「うん、ありがとう」
こうして、俺の日常はどうにか無事に続いていくのだった。